
2006年は円が主要通貨に対して下落して終わりました。

source UedaharlowFX
10年間(ユーロは8年間)の推移を見ていますと、ドル以外で円は5年以上円安が継続していることになります。ことにユーロは導入以来の高値を更新して引けました。ただ、ユーロ円は年間で17.82円、ポンド円は30.49円とここ数年では最大の上げ幅となりました。一方、ドル円は1.18円の上昇に留まり、年間の変動幅(高値-安値)も10.93円と過去最低となっています。
2005、2006年と年初には"今年は円高の年"と言われ続けていましたが、果たして2007年はどんな年になるのでしょうか。
昨日発表された米中古住宅販売件数は628万件と前月の624万件から上昇、9月が621万件をボトムとして回復傾向を示しているように見えます。
中古住宅の先行指標となる新築住宅販売も104.7万件と本年7月の97.9万件から回復傾向を示しています。
このため、米国内では住宅に関する楽観的な見方が広がり、米経済もソフトランディングへ向かっていると見ているようです。確かに住宅だけを見ると2005年の6-7月にピークをつけ、急減少後、やや回復と見えます。しかし、マーケットの予想通り、米金利が引き下げに向かうとすれば、当然買い控えも出てくることでしょうから、利下げの議論が浮上しだしたら、住宅販売件数が再び減少するかもしれません。
昨日の中古住宅販売やシカゴPMが良かったものの、ドルの上値が限定的となりました。マーケットの焦点は来月の製造業ISMや米雇用統計に既に向かっているのかもしれませんね。
本日16:00に英大手住宅金融組合のネーションワイドが発表する住宅価格指数が発表されました。
結果は前月比+1.2%、前年比+10.5%です。
前年比のグラフを見ると、2005年の6月をボトムに上昇してきているのが分かります。
英の全国平均住宅価格で、インフレ指標としての意味合いも強いことから、注目されている指標です。
しかし、本日は指標の発表直前にポンドドルは1.9559ドル、ポンド円は232.18円まで下落しました。