山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


    ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。

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    ポジション形成時のレバレッジは外貨アクティブで最大25倍、外貨リザーブは最大約3.3倍、法人200で最大200倍、法人100で最大100倍です。

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2007年5月31日 (木)

ドル円はテクニカルから下か

おはようございます
昨日は中国株の下落から一部、円キャリートレード解消の動きも出たようですが、米国経済が堅調との見方で米国株式市場はダウ平均で100ドルを超える大幅上昇となりました。ドル円も121円台を割れることも無く、底堅い動きとなっています。しかし、テクニカル分析で見ると、諸所の面から
ドルが調整局面を迎える可能性が高いと思います。

Blog20070531_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ロウソク足のチャートですが、ここ数日の高値が121.66(24日)-121.86(25日)-121.79(28日)-121.79(29日)-121.75(30日)と上値が一定レベルで止められており、なべ底の逆パターンとなりつつあります。また、90日の移動平均線(グリーンの線)からの乖離が約2%に達している点です。
昨日の移動平均119.47に1.02を掛けると2%の乖離の数値が求められます。
119.47x1.02=121.85
また、2.27の中国株ショックで下落したときは
90日の移動平均線118.78で安値が115.13で、約3%の乖離になっています。
118.78x0.97=115.21
このときのマーケットのパニック的な状況を考えると通常であれば2%乖離が転換の一つの目処と見てよさそうです。

更にストキャスティックススローも5/24にデッドクロス、5/29にゴールデンクロス、昨日(30日)再度デッドクロスとなっています。

Blog20070531_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

一目均衡表の値幅観測論のV計算値を116.38(3/24)-120.44(5/4)-119.44(/5/11)から計算すると121.44となり、目標値を一応達成していると思われること、雲のねじれ(変化日)を明日に控えていることから転換線(121.27)を下回ってくると要注意でしょう。


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2007年5月30日 (水)

ADPは素通り

こんばんは
朝方のBlogでADP雇用統計が焦点と思っていましたが、結果は9.7万人増となり、マーケットコンセンサスの11.3万人を下回りました。しかし、発表直後のレートの動きも鈍く、マーケットはあまり反応しませんでした。むしろ、ユーロの弱含みから、ドルへの上昇圧力がかかっていたこともあり、マーケットに黙殺されたような状態でした。ADP雇用統計の詳細については下記表を参照してください。製造業は全ての企業規模で減少、サービス業は全ての企業規模で増加しています。
6/1の雇用統計のセンチメントは強含みのままと思われます。

項目(単位:千人) 5月 増減
製造業計 22,324 -23
小企業(1-49) 8,105 -3
中企業(50-499) 9,849 -16
大企業(500-) 4,370 -4
サービス業計 93,051 +120
小企業(1-49) 42,494 +61
中企業(50-499) 35,523 +47
大企業(500-) 15,034 12
合計 115,375 +97
source:ADP

Blog20070530_04
source:ADP

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本日はADPに注目か

こんちは
もう直ぐお昼です。本日は天気が下り坂とのことですが、いまのところ何とか天気は持っているようです。
さて、本邦経済産業省から発表された4月鉱工業生産指数(速報値)は輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)、電子部品・デバイス工業等がマイナスに寄与し、前月比-0.1%となりました。鉱工業生産の伸びが鈍化していることで、本邦の早期利上げ観測は後退した感があります。

本日はこれ以外に欧州でユーロ圏マネーサプライM3の発表、米国では民間調査会社ADPによる雇用統計が発表され、6/1に労働省から発表される雇用統計の前哨戦となりそうです。

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source:経済産業省

8:50に発表された4月鉱工業生産指数は107.5と前月と比べ0.1%低下、前年と比べ2.3%の低下と2か月連続の低下となりました。品目別にみると、小型乗用車、フラットパネル・ディスプレイ製造装置、モス型半導体集積回路が鉱工業生産を押し下げていることになります。一方で、製造工業生産予測調査では5月が1.8%、6月が1.4%の上昇となっていて、4月の1.5%の実現率では0.0%の横ばいとなりました。

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source:Bureau of Labor Statistics,ADP

本日21:15に発表される民間調査会社ADPの雇用統計はマーケットコンセンサスが11.3万人と前回6.4万人から強めの数字が期待されています。予想より弱い数値が出ると、6/1の非農業部門雇用者数も弱気見通しとなり、ドルが下落する可能性が高まります。予想通りまたは、予想より少し強い場合にはあまり影響は無いものと見ています。

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2007年5月29日 (火)

本邦失業者数は17か月連続低下

おはようございます
本日は少し肌寒い朝でしたね。
朝8:30に発表された本邦の雇用状態は改善方向を示しています。大学生の求人は4.5倍と超売り手市場となっていたり、中小企業の求人が苦労しているというニュースを裏付けるような内容となっています。一方、家計調査報告で消費支出は316,163円と前年同月比1.1%、前月比0.6%の増加となっています。しかし、勤労者世帯の実質収入は0.0%で、消費のみが増加しているようです。雇用の増加から所得の増加、景気の回復などが連想されますが、
単月の指標のみではまだ本邦の利上げ観測につなげるには無理がありそうです。

Blog20070529_01
source:総務省

本日総務省から発表された4月の失業率は3.8%と1998年3月以来の3%台となりました。また、就業者数は6444万人と前年同月に比べ76万人の増加、完全失業者数は268万人と前年同月に比べ16万人の減少、17か月連続の減少となっています。

Blog20070529_02
source:厚生労働省

本日厚生労働省が発表した有効求人倍率は1.05と前月に比べ0.02ポイント改善しましたが、2006年7月の1.09をピークに伸び悩んでいます。

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2007年5月28日 (月)

ほとんど動意なし

こんばんは
今週は仕事のシフトで昼から夜間の勤務時間となっています。本日は日差しが強かったのですが、風は心地よく、出勤には快適でした。逆に土日はかなり暑く、真夏を感じさせるような日でしたね。

本日は英国がバンクホリデー、米国がメモリアルデーで主要なマーケットの参加者がかなり少なく、加えて3連休となっていることから、先週末の地合(円売り)を引き継ぎ、小幅な動きに留まっています。本日はこのままの状態が続くと思います。

しかし、本日の一番のニュースは、松岡農林水産大臣が議員宿舎で自殺を図り、死亡されたということでした。大物の自殺に故 中川 一郎 氏(1983年1月9日)を思い出しました。ご冥福をお祈りします。

2007年5月27日 (日)

IMMではドルショートの大幅減少

こんにちは
22日のシカゴ通貨先物のポジション残ではドルショートが大幅減少、円ショートが増加し15万コントラクトを再び越えています。ユーロロングが減少し、ユーロの対ドルでの調整が進んでいるようです。カナダのロングの増加も一服しています。

今週はなんと言っても6/1の米国雇用統計が最大のリスクイベントとなります。また同日に米供給管理協会から発表されるISM製造業指数も注目されます。事前の予想では米雇用統計には増加の期待が高まっています。このため、発表まではドルが強含みで推移する可能性が高いと思っています。本邦の指標では、先週発表された物価指数で伸び悩みを示していますが、経済の回復が30日の鉱工業生産の発表で示されるかどうかです。欧州は31日独の失業率、その他では南アの1QGDPや消費者物価指数の発表があります。

Blog20070527_01
source:CFTC

ドルは114,189コントラクトのショート減少の84,322コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

Blog20070527_02
source:CFTC

円は23,850コントラクトのショート増加の151,746コントラクトとのショートとなりました。

Blog20070527_03
source:CFTC

ユーロは24,251コントラクトのロング減少の95,287コントラクトとのロングとなりました。

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source:CFTC

カナダは4,130コントラクトのロング減少の38,967コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070527_05
source:CFTC

NZドルは3,432コントラクトのロング減少の15,807コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(28日更新)

5月28日の週の注目指標
28日(月)
・英休場(バンクホリデー)
・米休場(メモリアルデー)
29日(火)
・本邦4月失業率
・本邦4月有効求人倍率
カナダ中銀金融政策
・米5月消費者信頼感指数
30日(水)
・本邦4月鉱工業生産
・豪4月小売売上高
・米FOMC議事録公表
31日(木)
・独5月失業率
・米1Q個人消費
・米1QGDP改定値
・米5月シカゴPMI
・米4月建設支出
1日(金)
・ユーロ圏1QGDP改定値
・米個人支出・所得
米5月雇用統計
米5月製造業ISM
・米5月ミシガン大消費者信頼感

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2007年5月26日 (土)

ユーロ、スイスでドル安が示唆

こんにちは
昨日は期待されていた
米中古住宅販売件数が2003年6月の5.94万件以来の5.99万件と低水準へ落ち込んだことから、ドル売りとなったものの、英米が3連休となることから、マーケットの参加者が少なく、影響は小幅に留まりました。また、円は北朝鮮によるミサイル発射(実験と位置づけ)から、極東の地政学的リスクが高まったとして、売られました。次週は米国5月の雇用統計やISM指数などが注目され、米の利下げの次期を探る展開となりそうです。

中古住宅販売

項目 件数 価格 前月比
全体 5,990,000 220,900 -2.6%
北東部 1,040,000 283,600 -8.8%
中西部 1,380,000 166,600 -0.7%
南部 2,380,000 181,100 -1.2%
西部 1,190,000 338,200 -1.7%
source:National Association of REALTORS

Blog20070526_01
source:source:National Association of REALTORS

昨日23:00に全米リアルター協会から発表された4月の中古住宅販売件数は5.99万件(前回6.15万件←6.12万件)と市場予想の6.12万件を大きく下回りました。下落が著しかったのは米北東部で前月比で-8.8%(前年比-8.8%)となっています。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルは引値が1.3439と一目均衡表の雲(1.3441)の中へ入りました。一方、ストキャスティックススローではゴールデンクロスが出ています。調整基調を強めているユーロドルですが、フィボナッチ係数を用いて計算すると1.307(3/5安値)-1.368(4/27高値)の38.2%が1.3447でレベル的にはひとまず止まってもよいところと思います。

Blog20070526_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円は株式市場の下落から、円キャリートレード巻き戻しの思惑が出て、121円を割り込みしたが、下値では買い意欲で支えられた上に、北朝鮮によるシルクワーム型と見られるミサイル数発が日本海に向けて発射されたとの報道で、北朝鮮の地政学的リスクの高まりで戻しています。結果的に一目均衡表の転換線(120.98)でサポートされました。その下にも21日移動平均線(120.54)でもサポートされています。ただ、下のドルスイスのチャートを見るとドルは強くないと思います。

Blog20070526_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドルスイスは一目均衡表の雲の上限(1.2276)でサポートされています。更に遅行線が雲の下限で支えられています。しかしながら、ストキャスティックススローではデッドクロスが出ており、遅行線が雲の下(1.2277)に抜け出ると下落の可能性が高まります。ユーロドルでのゴールデンクロス、ドルスイスのデッドクロスはいずれもドル安を暗示しています。

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2007年5月25日 (金)

中古住宅は回復するか

こんにちは
本日は全国的にまとまった雨が降っていますね。四国地方では水不足が深刻とか。雨も降らなければ困りますね。
昨日は新築住宅販売が回復傾向を見せたものの、新規失業保険申請件数は増加しており、指標的にはMIXとなりました。ドル円は終わってみれば121円台ミドルというところで、121円を割り込んでも買い意欲が旺盛のようです。本日も株式の下落から121円を割り込んだものの、ソブリン系などの買いから下落前の水準まで戻しています。北朝鮮も日本海にミサイルを発射したようです。これまではミサイル発射=約1円の円安の目安でしたが、今回は約50銭のレベルです。

Blog20070525_03
source:U.S. Census of Labor Statistics

昨日発表された5/19までの週の米新規失業保険申請件数(5月の雇用統計には含まれない)は、31.1万件となり、前回は29.3万件から29.6万件に修正、5/12までの週の失業保険継続受給者数は252.9万件となり、前回は247.3万件から247.1万件に修正されています。

Blog20070525_01
source:U.S. Census Bureau,NAR

新築住宅販売件数は98.1万件となり、前回85.8万件から84.4万件に修正されています。本日23:00にNARから中古住宅販売件数が発表されますが、新築住宅のV字に近い回復から、事前予想では612万件となっていますが、期待値としてはそれよりも高目を予想していると思われます。

本日発表された本邦の消費者物価指数からは利上げに対する強いサインは見られなかったことで、2.27の株式市場発の円キャリー解消の動きを警戒しつつも円売りが継続の流れは変化がないように思います。

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2007年5月24日 (木)

IFOは弱めの数字だったが

こんにちは
本日は細々としたことが重なり、ばたばたとして、Blogの更新がこんな時間になってしまいました。
独GDPやIFOなどの発表も過ぎ、本字の注目は米の耐久財受注へと移っていきます。本日朝方に米CTAファンドなどによるユーロ円やポンド円での円買いが持ち込まれたことで、円高方向になっています。ユーロ円は163円、ポンド円は241円を割り込んでいます。(18:20現在)

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

17:00に独IFO研究所から発表された景気動向指数は108.6(前回108.6)、現況評価は112.5(前回113.1)、予想値104.8(前回104.3)となり、いずれもマーケットコンセンサスよりは悪い内容となりました。

Blog20070524_01
source:U.S. Census Bureau

本日21:30に発表される米4月耐久財受注は市場予想が1.0%(前回4.3%)、除輸送機器が0.6%(前回1.4%)と悪目となっています。この発表値と明日の米中古住宅販売を受けてドルがどのように動くかが注目されます。

Blog20070524_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円の一目均衡表では、転換線をサポートとして上昇していて、強い上昇トレンドのように見えます。しかし、雲のねじれ(変化日)が6/1にあり、この日がちょうど米国の雇用統計発表と重なることから、不気味なところです。現在、米国の雇用統計につきましては、強めの数字がマーケットで予想されていますので、変化日から上昇するという可能性もあります。一目均衡表の変化日はトレンドの転換だけではなく、流れに勢いがつくという意味もありますので、どちらにも対応できるよう作戦を練っておきたいところです。

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2007年5月23日 (水)

米金利差からドル買われる

こんにちは
昨日は独及びユーロ圏のZEWが発表されましたが、予想より良い内容にも関わらず、ユーロは逆に下落してしまいました。これは
直前の期待値がマーケットコンセンサスより更に高くなっていて、実際の発表値がそんなに伸びなかったことのようです。その後、目立った材料が無い中で、米国債が売られたことなどで、金利差拡大からドルが買われました。

本日も欧米の主要な経済指標発表が無いことから、ドル円の上値(122.00)を試しに行くように思いますが、週末の米中古住宅販売などがカギになりそうです。

Blog20070523_01
source:Zew

ZEWの景況感調査は独の景況感が24.0、同ユーロ圏が22.3、独の景況感(現況)は88.0、同ユーロ圏は81.8でした。市場予想より良かったものの直前の期待値の高まりに、結果はついていかなかったようです。

Blog20070523_02
source:IFO

明日24日17:00に発表される独IFOは事前予想ではZEW同様に高めの数値が予想されています。

Blog20070523_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロ円はスローストキャスティックスでデッドクロスが出ています。しかし、21日の移動平均ではサポートされており、前回のデッドクロスで21日移動平均線を割り込んだところは絶好の買場となりました(グランビルの法則)。上昇トレンドが継続していますので、調整しても、21日移動平均線が反転下落に向わないと目先のトレンド転換とはならないと思います。

Blog20070523_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルは一目均衡表の雲の上限(1.3393)がサポートとなっていますが、転換線(1.3521)が逆にレジスタンスとなっています。このまま下落し、雲の中に突入していきますと、雲の下に抜け出る可能性が高まりますが、遅行線が雲を下抜けするまでは、ユーロのトレンドに変化が無いと見ます。

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2007年5月22日 (火)

ドルの買い戻し続く

こんにちは
昨日はモデル系ファンドやリアルマネー系からのドルショートのポジションクローズやユーロドルのストップロスなどから、ユーロ、ポンドなど主要な通貨が下落しました。その中で、カナダドルがM&A期待などから上昇、カナダドル円は1992年4月以来の112円台まで上昇しています。

このところ、米ドルに対して主要な通貨が弱含んでいますが、一方で、インドネシアルピア、インドルピー、フィリピンペソ、ブラジルリアルなどのエマージング通貨が買われています。また、米国と国境を接しているカナダドル、メキシコペソもドルに対して上昇しています。

ドルはこれまでの弱気な見通しがやや修正され、主要通貨に対しては強含みとなっています。ただ、季節要因的なガソリン価格の上昇や原油価格の高止まりなどは米国にとってはマイナス材料となります。今週末の米国の中古住宅販売などの経済指標が待たれるところですが、建設業の雇用減なども懸念材料となっているようですので、ドルのユーロなどに対するドル高がいつまでも継続することは考えにくいところです。

Blog20070522_02
source:FRB

FRBの発表しているメジャー通貨のドルインデックス(73=100)は79.28と、先週末よりは上昇していますが、急激にドルが買い戻されているといった感じではありません。

Blog20070522_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

カナダドル円の一目均衡表を見ますと、転換線がサポートとなって上昇していますので、強い上昇を示しています。100.01(2006/12/7)と104.79(2/23)、97.49(3/6)から値幅観測論のV計算値では112.09となり、ほぼ目標値達成ですが、強いトレンドで上昇しているだけに、まだ天井感はありません。ストキャスティックススローは90以上であることから、警戒が必要でしょう。(スローストキャスティックスはこれまで3回ダマシが入っているので当てにならないかもしれません)

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2007年5月21日 (月)

明日の独Zew待ちか

こんにちは
典型的な月曜日相場となり、静かな動きとなっています。朝方こそ、ユーロ円が163.90円をつけ、ユーロ導入以来の最高値を更新していますが、それ以外は先週末からほとんど動意のない状態です。マーケットでは、特に
目新しい材料が出ない限り、明日18:00発表の独5月Zew景況感調査の結果待ちとなりそうです。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

独5月のZewは景況感が23.0(予想)と前回の16.5より、よい予想となっています。また、現況も79.0(予想)と前回76.9とこちらもよい予想となり、マーケットはどちらかというとよい方向にバイアスがかかっている(良い結果を織り込みつつある)ことから、余程強い内容でなければ、ユーロの急激な上昇とはならないと思います。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルのチャートでは、一目均衡表の転換線と基準線がデッドクロスしていますので、下落の可能性が高いと思っていますが、遅行線が日々線の下に抜けてくるか(ほぼ抜ける可能性は高いが)見極めたいところです。また、21日移動平均線が下向きとなってきたことも調整を暗示させています。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロ円はスローストキャスティックスの%Dが87.07、SDが85.7と比較的高い数字(買われすぎの状態)を示しています。まだデッドクロスはしていないものの、動きによっては近い将来デッドクロスする可能性が高く、小幅になるかもしれませんが、調整となる可能性が高まっています。

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軽井沢散策

こんにちは
先週金・土のブログでも簡単に触れましたが、土曜日に軽井沢のホテル鹿島ノ森で「資産運用セミナー」と開催しました。
この地を訪れるのは約3年ぶりでしたので、帰るまでの間に旧軽井沢近辺を少し散策しました。

Blog20070521_01
photo by yamauchi

写真は軽井沢の3大名所のうちの1つ「雲場池」です。ホテル鹿島ノ森の敷地内に湧く御膳水をせき止めて作った池で、1週約15分の散策コースがあります。木漏れ日の中で、新鮮な空気とマイナスイオンを浴びリフレッシュできました。ちなみに池は観賞池のため、釣りが禁止されていて、巨大な鯉が優雅に泳いでいました。

2007年5月20日 (日)

ユーロのロングは過去最高(IMM)

こんにちは
15日のシカゴ通貨先物のポジション残ではユーロロングが過去最高を更新、カナダのロング、円ショートが増加しています。先週から、各通貨のドルのポジション残を合計して、ドルのポジションを作成しましたが、ドルショートが増加しています。

5/21の週は22日の独Zew、24日の独1QGDP、IFO景気動向指数、25日の米4月住宅着工件数、米4月中古住宅販売件数の発表が予定されています。調整入りしているユーロですが、独の主要な経済指標が発表されることから、発表結果煮によってはユーロの調整が深まる可能性もあります。18日にポーツマツ開催されたG8財務相会合(ポールソン米財務長官欠席の予定)では、「為替問題は議論されず、ヘッジファンドは間接監視で合意」されたことから、週明けの為替マーケットにはインパクトが無いものと思います。

Blog20070520_01
source:CFTC

ドルは32,828コントラクトのショート増加の198,511コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

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source:CFTC

円は15,637コントラクトのショート増加の127,896コントラクトとのショートとなりました。

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source:CFTC

ユーロは14,268コントラクトのロング増加の119,538コントラクトとのロングとなりました。

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source:CFTC

カナダは25,278コントラクトのロング増加し43,097コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070520_05
source:CFTC

NZドルは3,984コントラクトのロング減少の19,239コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(14日更新)

5月21日の週の注目指標
21日(月)
・英4月マネーサプライ
22日(火)
・カナダ市場休場(ビクトリアデー)
独5月ZEW景況感調査
23日(水)
・ノルウェー1QGDP
24日(木)
独1QGDP
独5月IFO景気動向指数
・米新規失業保険申請件数
・米4月耐久財受注
・米4月新築住宅販売件数
25日(金)
・本邦4月全国消費者物価指数
・本邦5月東京都区部消費者物価指数
英1QGDP
米4月中古住宅販売件数
・メキシコ中銀政策金利

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2007年5月19日 (土)

ドル円は121円を回復して引ける

おはようございます
本日はセミナーでこれから軽井沢へ出発です。

昨日は独ポツダムで開催されるG8に関心が集まっていましたが、中国人民銀行による1年物の貸出基準金利を0.18%引き上げ6.57%に、1年物の預金基準金利を0.27%引き上げ3.06%にしたことなどで円が買われ、ドル円は一時120.67円まで円高が進みましたが、米株式市場が上昇したことや、引値でも最高値を更新したことで、121円台前半まで戻しています。

G8では、中国に対して中国人民元のより柔軟な対応を求めると見られますが、今回の利上げで矛先をかわそうとする中国との駆け引きになりそうです。
これまでのところは、本邦尾身財務相と米国のキミット財務副長官、ドイツのシュタインブリュック財務相と会談を行いましたが、為替の話は一般的な経済の中の議論に留まり、具体的なレベルの言及はありませんでした。財務省幹部によると「民元の変動幅が0.3%から0.5%に拡大したことそのものへの言及というよりは、全体の議論の中で中国に話題が及んだ際に、米国がもともと言っている人民元の柔軟化は必要だという一般的な話があった」ということです。

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source:Dow Jones

昨日の米ダウ工業株30種平均株価は反発して始まり、79.81ドル高の13,556.53ドル取引を終え、過去最高値を更新しました。

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source:UofM,Reuters

発表された米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は88.7(前回87.1)と予想の86.2を上回る数値となりました。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円はG8警戒ながら、材料難が予想されていたところに中国人民元の変動幅0.3%→0.5%、金利引き上げ上げ、金利も引き上げたことで円買いに反応しましたが、米株式市場が反発したことなどで終わってみれば121円台を回復して引けています。チャート上では21日移動平均線でサポート、スローストキャスティックスでも85以上ながら、あまり過熱感がないように見えます。一目均衡表では転換線がサポートとして上昇しており、特に下落の要因は見せません。しかし、G8などの政治的な思惑の可能性もあり、週明けの中国人民元の変動、中国株の推移などによっては円高の可能性もあり、21日の引値次第ではスローストキャスtリックスのデッドクロスなどの可能性もできてきます。

2007年5月18日 (金)

ユーロはテクニカルで下落を暗示

こんにちは
明日は軽井沢でセミナーです。といっても私が講師をするのではなく、小口幸伸氏(通貨・国際投資アナリスト)のセミナーです。軽井沢でゆったりした時間をすごしながら資産運用を考えましょうという主旨でのセミナーです。今後とも皆様にセミナー会場などでお目にかかることを楽しみにしています。ちなみに私のセミナーは次週23日(水)に上田ハーローセミナールームで開催予定です。

さて、昨日は主要な経済指標の発表の無い中で、5月の米雇用統計に反映される米週間新規失業保険申請件数が発表されました。件数は29.3万件となり、30万件を下回ったことで、雇用の回復などの期待感が高まりドルが買われたようです。本日これまでも、特に主要な経済指標の発表が無いことから、ドルが底堅い動きをしており、ドル円は121円台前半で推移しています。

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source:Bureau of Labor Statistics

米週間新規失業保険申請件数は29.3万件(前回29.7万→29.8万)、失業保険継続受給者数は247.3万件(前回255.5万→255.1万)となり、雇用の改善傾向が見られます。ただ、これだけをもって、非農業部門雇用者数が増加するとはいえませんが。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルは昨日のドルの上昇からユーロが下落したことで、テクニカル上で2つの売りサインが出ました。一つはスローストキャスティックス(9,3,3)で%Dが42.63、SDが49.39とデッドクロスを起こしたこと、一目均衡表で転換線(1.3543)が基準線(1.3554)を下抜けして、こちらもデッドクロスとなったことです。しかも、遅行線が日々線(1.3479)に近づいており、本日の引け値が1.3525未満だと逆転します。サポートとしては雲の上限(1.3319)がありますが、ここまでの調整は視野に入っているようです。

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2007年5月17日 (木)

本邦GDP受け円売り継続?

こんにちは
関東地方は朝方からの雨も止み、日が照ってきました。といってももう夕方ですが。雨も降らないと困りますが、荷物の多い日の雨はちょっと嫌ですね。
昨日は米国の住宅着工件数がマーケットの予想より増加していることを好感してドルが幅広く買われましたが、本邦の甘利経済産業相の「円キャリートレードは円金利の上昇とともにいずれ縮小するだろう」といった意の発言があると、クロス円は弱含みに転じました。本日これまでは、
本邦1QのGDPの発表が、市場予想より悪かったことを受け、円が売られたものの、影響は限定的となっています。本邦GDPのポイントは総務省の統計資料のポイント>を参照してください。

週末のG8につきましては、ポールソン米財務長官が欠席するものの、ヘッジファンドの帰省については議論に影響が無いとの発言が聞かれています。また、いつもの通り、カナダから「為替政策について言及される見通し」との発言が出ているものの、内容としては中国人民元に関することが主で、円安については言及されない見通しです。本日発表されたGDPでも、本邦経済の回復が鮮明となっているわけではないので、円に対する圧力がかかるとはちょっと思えません。

また、最近のマーケットのお金の動きを見ていますと、ブラジルレアルなど新興市場へ資金が流れているようで、ユーロ円も昨日導入以来の高値を更新しましたが、それ以上上昇していかないのもG7通貨などに入ってきている資金が細ってきているのではないでしょうか。

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source:U.S. Census Bureau

昨日発表された米4月の住宅着工件数は152.8万戸(前回151.8万→149.1万)、建設許可件数は142.9万戸(前回154.4万→156.9万)となり、市場予想より着工件数が多かったものの、前月が下方修正、建設許可件数の今月が市場予想を下回っていることを考えると、住宅市場が回復傾向にあるとはいえないでしょう。

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source:FRB

昨日FRBから発表された鉱工業生産指数は113.03と前月比0.7%となりました。

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source:FRB

同設備稼働率は81.6%(前回81.4%→81.2%)となっています。

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2007年5月16日 (水)

G8は波乱なし予想

こんにちは
昨日は、英米の消費者物価指数が発表され、どちらも物価指数が僅かながら低下しましたが、既にマーケットに織り込まれていたことから、指標発表を受けた大きな動きとなりませんでした。ただ、ユーロドルが
独1QのGDPを受け(前月比0.3%予想のところ0.5%)、EUが3QのGDP予想を上方修正したことなどからユーロドルでユーロが買われ、欧州通貨全般に上昇、ポンドもCPIを受けて売られた分を取り戻して上昇に転じました。

G8草案
・世界のインフレ上昇圧力は緩和しつつある
・G8は均衡のとれた成長や不均衡の秩序だった調整に向けた政策実施へ
・高水準で不安定なエネルギー価格は依然警戒を要する懸念材料
・ドーハラウンドの進展をあらためて求める

昨日G8の草案が出たことで、今回のG8では、為替(特に円が)主要な議題になる可能性は低くなったと思われます。また、G8開催前に要人のG8に関する発言も聞かれないことから、これにより、G8では特に波乱がないと思っています。

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source:U.S. Census Bureau

本日21:30に発表される米4月住宅着工件数は148万戸の予想(前回は151.8万戸)となっています。また、建設許可件数は152万戸予想(前回は154.4万戸→156.4万戸)となり、許可件数が上昇修正されていることで、着工件数も若干の上昇の可能性があります。しかし、昨日発表されたNAHB住宅市場指数が30と予想を下回ったことで、住宅環境は改善していないと思われます。

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source:FRB

本日22:15に発表される米4月の鉱工業生産指数は112.8(推定)と前月比0.3%(前回は-0.2%)の予想です。また、設備稼働率は予想が81.5%(前回81.4%)です。

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source:Bureau of Labor Statistics

昨日発表された米3月の消費者物価指数は前年比2.6%、前月比0.4%でした。また、食品とエネルギーを除いたコアの消費者物価指数は前年比2.3%、前月比0.2%とマーケットコンセンサスより僅かに低い数値となりました。この結果、米国のスタグネーション(景気後退とインフレ)の懸念が後退するとの思惑から、米株式が上昇しました。

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2007年5月15日 (火)

米国の材料待ち

こんにちは
昨日は欧州時間から、円キャリートレードの復活の話で、ドル円は底堅く推移しました。マーケットでは、目新しい材料が見られず、明日16日の債券利払いを控えていて、やや円が買われているようです(17:00現在)。本日発表される米国3月のCPI(消費者物価指数)やTIC(対米証券投資)が材料となるかですが、先週末に発表された
生産者物価指数が前月比0.7%、前回が1.0%に修正、コアの部分が0.0%、前回も0.0%)であることから、食品とエネルギーを除いたコアのCPIが突出して上昇するとは思えません

マーケットでは、ドル円の方向を決める新たなストーリーが描きにくくなっており、短期、長期ともに、動きにくい状態となっているようです。ドルが下がったところを買いたいという意欲が高いようにも見えますが、実際は不透明で、方向感を見極めたい人たちが多いのではないでしょうか。

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source:Bureau of Labor Statistics

本日21:30に発表される米3月のCPIは前月比0.5%(予想)、前年比2.6%(予想)です。また、食品&エネルギーを除いたコアCPIが前月比0.2%(予想)、前年比2.4%です。

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source:Census Bureau,U.S. Treasury

本日22:00に発表される米3月対米証券投資は732億ドルと貿易赤字639億ドルを上回る見通しです。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円は、一目均衡表で、遅行線が雲の上に抜けた(実質は雲が切り下がった)ことから、上に対する重石は取れたようですが、なかなか上昇には繋がっていきません。引値では基準線(119.98)で、サポートされていることから、底堅い動きを予想しますが、上昇力が今のところ強くないので、基準線も119.05をサポートとして、押し目を待ちたいところです。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルは1.3677でピークをつけ、ひとまず調整と見てよさそうです。しかし、一目均衡表の基準線(1.3506)割れも2日間のみだったことで、下値も限定的となりそうです。スローストキャスティックスも昨日ゴールデンクロスしています。ただ、一目均衡表の基準線が下がってきていることが気がかりですが、レジスタンスとして機能している転換線(1.3543)を抜けてきたら、上昇へ繋がるものと思います。

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2007年5月14日 (月)

ドルインデックスでは底堅い

こんばんは
月曜日はメールマガジンの発行などもあり、朝からばたばたしてしまいます。幸いというか、あいにくいというか、マーケットは小動きですね。どうも、GDP(国民総生産)やCPI(消費者物価指数)といった材料待ちのようです。FRBの出している主要通貨のドルインデックスは先週わずかながら上昇しています。本日これまでのところもドルが底堅い動きのように見えます。

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source:FRB

下のグラフは明日、8:50に内閣府から発表される機械受注統計(除く船舶・電力)です。本邦の機械受注は先月、前のつきに比べ大きくマイナスとなりましたが、今月は改善傾向が予想されています。もし、機械受注が大きな伸びとなれば、日銀の早期利上げ観測にも繋がることから、円高の材料となりそうです。現在のところ、ドル円、クロス円を見ても円高に繋がるような材料が見えませんが、豪ドルも100円に乗せてきていることから、高値に対する警戒が付きまといます。

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source:内閣府

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2007年5月13日 (日)

IMMはカナダロングが増加

こんにちは
8日のシカゴ通貨先物のポジション残ではカナダのロングが増加する一方で、NZ、ユーロのロングが減少しています。今週から、各通貨のドルのポジション残を合計して、ドルのポジションの状況を作成しました。主要通貨に対するドルの動きの目安にしてください。

5/14の週は17日の本邦Q1GDP、15日の米4月消費者物価、16日の米4月住宅着工件数、米4月鉱工業生産の発表が予定されています。本邦のGDPの結果によっては、日銀の利上げが早まるとの期待感があり、注目度が高いようです。また、米消費者物価指数は、低調の場合に、米の早期利下げ観測が再び浮上すると思います。同日に英の消費者物価指数、小売物価指数の発表があり、こちらは次回の利上げ観測に繋がるものと思います。また、カナダの消費者物価指数発表(17日)にも注目です。これとは別に18日にポーツマツ開催されるG8財務相会合(ポールソン米財務長官欠席の予定)があります。現在、財務省側からは為替は議題にならないとのコメントがでていますが、前回に続き主要な人物の欠席で気勢がそがれたような感じです。

Blog20070513_01
source:CFTC

ドルは28,168コントラクトのショート増加の165,683コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

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source:CFTC

円は6,523コントラクトのショート減少の112,259コントラクトとのショートとなりました。

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source:CFTC

ユーロは1,418コントラクトのロング減少の105,270コントラクトとのロングとなりました。

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source:CFTC

カナダは8,968コントラクトのロング増加し17,819コントラクトとのロングとなりました。

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source:CFTC

NZドルは2,268コントラクトのロング減少の15,255コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(14日更新)

5月14日の週の注目指標
14日(月)
・NZ3月小売売上高指数
・英4月生産者物価指数
・ユーロ圏3月鉱工業生産
15日(水)
・本邦3月機械受注高
・独第1四半期GDP季調済
・仏第1四半期GDP季調済
・英4月小売物価指数
・英4月消費者物価指数
・米4月消費者物価指数
・米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
・米3月対米証券投資
16日(水)
・本邦3月鉱工業生産
・独4月消費者物価指数
・米4月住宅着工件数
・米4月建設許可件数
・米4月鉱工業生産
17日(木)
・本邦第1四半期GDP
・カナダ4月消費者物価指数
・日銀金融政策決定会合
・米5月フィラデルフィア連銀景況指数
18日(金)
・独4月生産者物価指数
・英4月小売売上高指数
・カナダ3月小売売上高
・米5月ミシガン大消費者信頼感指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2007年5月12日 (土)

米株に支えられ、ドル底堅い

こんにちは
昨日の強風もおさまり、本日は暑い1日となりました。先週植えたヒマワリの種も発芽し、大輪の花を咲かせてくれることと、たくさんの種(ハムスターのエサを供給してくれること)を期待しています。
昨日は米国の小売売上高が弱めの予想より更に悪かったことや生産者物価指数(コア)が0.0%に留まったことで、米景気後退色が強いとの見方から、ドルが売られましたが、米の利下げが早まるのではとの期待感から米株式市場が上昇、ダウ平均が100ドル以上上昇したことなどから、ドルの下値は限定的となり、ドル円は120円を回復して週の取引を終えています。

昨日のブログでは、チェーンストア売上がマイナスとなっていたことを取り上げ、小売を予想していましたが、今回の小売の減少は、もう少し前にシグナルが出ていたようです。米4月の雇用統計で、小売業の雇用者数が大きく減少していました。(5月5日のブログ米雇用は小売がブレーキを参照してください

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source:U.S. Census Bureau

米4月の小売売上高は3,720億ドルと前月比-0.2%(前回1.0%←0.7%)、除自動車が2,954億ドルと前月比0.0%(前回1.1%←0.8%)となっています。不振だったのは建設資材、服飾、デパートなどです。

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source:U.S. Bureau of Labor Statistics

米4月の生産者物価指数が前月比0.7%(前回1.0%)、食品とエネルギーを除いたコアは前月比0.0%(前回0.0%)と物価の上昇が2か月連続で見られていません。季節調整前は165.8で、前月比1.0%でした。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルは一目均衡表の基準線(1.3509)を回復する1.3522でクローズしました。しかし、転換線が下がってきていることから、転換線のレジスタンスを抜けていけなければ、下向きとなり、雲の上限(1.3301)がサポートとなりそうです。また、もう一つのポイントは21日の移動平均線(1.3579)がレジスタンスとなっていて、これを上に抜けていくようだとグランビルの法則からも上昇が期待できそうです。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドルスイスは一目均衡表の転換線(1.2136)が基準線(1.2138)を上抜けて逆転する可能性が高そうです。4/12に一度逆転しましたが、このときは直ぐに基準線の下に戻ってしまいました。今回は雲の中に入ってきたこともあり、期待が持てそうですが、遅行線が日々線を上抜け、本格上昇になるにはまだ一週間から10日くらい時間がかかりそうです。ただ、雲の上限を抜けられないようであれば、再び下落してくる可能性もあります。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円は一目均衡表の転換線(119.78)でサポートされているものの、120円台前半での上値の重さが気になります。ただ、これまでレジスタンスとなっていた雲を遅行線が抜けたことで、上値に対する重さは一目均衡表上からはなくなっています。もっとも、雲の幅が狭いところを通過中であることから、保合いが継続する感じです。

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2007年5月11日 (金)

本日の米小売売上高に注目

こんにちは
昨日は久しぶりにクロス円が大きく動きましたね。ミニ2・27(世界同時株安)のような感じと個人的には捉えていますが。
マーケットの予想通り、BOEは0.25%のレポレート引き上げ、ECBは据置となりました。(私のBOE見送り説は残念ながらあたりませんでした)
しかし、ユーロもポンドもこれまでの材料が出尽くし、上昇に繋がる材料が無いとの失望感で利喰い先行となったのではないでしょうか。加えて米ダウ平均が約150ドル下落したことで、円キャリートレードの巻き戻しなども多少あったと思われます。
ある一定レベルに近づいて上がっていかないと、上値に対する恐怖感から、円の買戻しが一気に出やすいのでは?と思ってしまいます。
また、ICSCのチェーンストア売上が前年比-2.4%と前回の5.9%から大幅に減少していることが、米小売の減速を予想させています。
米4月小売売上高は本日21:30に発表されます。マーケットコンセンサス(事前予想)では、前月比0.4%(前回0.7%)です。もし、小売が予想以上に弱い場合には、ドルの下落の可能性が高まると思います。同時刻には生産者物価指数の発表もありますので、マークしてみてください。

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source:各国中央銀行

5月に入り、これまで米(据置)、英(0.25%引き上げ)、欧州(据置)と金融政策が発表されています。今後は、日本(16・17日)、メキシコ(25日)、カナダ(29日)、ノルウェー(30日)の予定があります。カナダには利上げ期待があります。

Blog20070511_02
source:U.S. Census Bureau

米2月の貿易統計は、輸出が1,262億ドル、輸入が1,901億ドルで639億ドルの赤字(前回は579億ドルの赤字←584億ドルの赤字)となりました。

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source:Department of the Treasury

米3月の月次財政収支は1,777億ドルの黒字(前回は1,188億ドルの黒字)となりました。この他の経済指標は週間新規失業保険申請件数が29.7万件(前回30.6万件←30.5万件)、失業保険継続受給者数は255.5万件(前回249万件←249.5万件)となっています。、

昨日のクロス円の下落でクロス円のチャートのほとんどは陰線引けとなっています。中でもポンド円は大陰線、ユーロ円は上ひげ陰線、豪ドル円も上ひげの長い陰線となり、チャート形が悪くなりました。チャート上からはもう一押しありそうな気配がうかがえますが、クロス円(特に欧州通貨)は押し目買い方針で良いのではないでしょうか。

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2007年5月10日 (木)

BOEの利上げしないリスクも

こんにちは
昨日のFOMCは全員一致で5.25%の現政策金利の据え置きが決定されました。また、その後の声明では、経済が減速していることが示されましたが、依然として緩やかな拡大傾向にあるとソフトランディングを示唆するような内容となっています。また、高水準の資源稼動が、物価の高止まりを持続させる可能性があると、インフレを警戒する内容でした。ほぼ予想の範囲とはいえ、ドルはポジション調整で下落した分を取り戻し底堅く推移しました。

本日はBOE(英)とECB(欧州)の金融政策があります。BOEは昨月発表された消費者物価指数(下のグラフ参照)がBOEのターゲットである2.0%を大きく上回っていることから、マーケットでは、利上げがほぼ確実視されています。しかし、消費者物価指数の発表を15日、BOEによるインフレレポートの発表を16日に控えていることから、利上げを見送る可能性もあります。マーケットは利上げをほぼ100%織り込んでいることから、利上げを行わないリスクを考えておいたほうが良いでしょう。

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source:National Statistics

一方、ECBは今回の金融政策での利上げは無いとの見方が大勢です。先月のトリシェECB総裁の「6 月についての(市場の)予想を変えることを今日は何も言うつもりはない」との発言から、6月に0.25%の利上げがほぼ確実視され、マーケットもこれをを織り込んでいます。いずれにしろ、本日のトリシェECB総裁の発言がキーとなることには変わりありません。ユーロ圏の消費者物価指数の推移は下記グラフを参照してください。

Blog20070510_03
source:Eurostat

今回、BOEが利上げをすると、英米の金利差が逆転します。また、ECBが6月の利上げを示唆した場合には、ある程度織り込み済みとはいえ、中・長期的には資金の流れが欧州に流れる可能性が高まりそうです。

Blog20070510_01
source:FRB,ECB,BOE

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2007年5月 9日 (水)

FOMCは変更なしか

こんにちは
昨日はユーロが欧州勢の売りなどで下落、ユーロドルで一時1.35割れまで迫り、ユーロ円も162円を割り込みました。独IGメタルの賃金交渉が先週終わり、仏大統領選でサルコジ氏が勝利したことで、ユーロ上昇の目先の材料が出尽くしたとの見方などから、ユーロを売る動きが見られたようです。また、独シュタインブリュック財務相の発言(下記参照)も、ユーロ売りの材料とみなされたようです。

シュタインブリュック財務相発言内容
・過度な為替レートの変動は、経済成長にとって好ましくない
・円の為替レートは、日本経済の回復を反映していない
・米国経済(ドル)は、為替市場でより大きな影響力を持つべきである

本日は米のFOMCの声明に関心が集まっていますが、声明自体はニュートラルで文言の急激な変更は無いと思われますが、これとは別に米下院の金融サービス委員会で為替操作国に関する公聴会があります。中国人民元と日本円が対象となると思われますが、閣僚の証言予定も無く、あまり材料視はされないと思います。

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source:FRB

上のグラフはFRBが公表しているメジャー通貨(1973年3月=100)のドルインデックスです。これを見るとドルが売られすぎているのが分かると思います。本日のFOMC発表前にドルを買い戻しておこうというのが昨日のユーロ安の本音ではないかと思います。

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source:Federal Statistical Office Germany

昨日発表された独3月の鉱工業生産は、114.4と前月の114.5(115.1から下方修正)から0.1ポイント下落、前月比では-0.1%となりました。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロドルはいきなり一目均衡表の基準線(1.3498)が迫ってきました。昨日は1.3252(3/26安値)と1.3677(4/30高値)のフィボナッチ38.2%押しが1.3515と昨日の安値1.3514がサポートされた形となりました。基準線を下抜けすると、フィボナッチの50.0%押しが1.3465、61.8%押しが1.3414までの調整の可能性も出てきたといったところでしょうか。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロ円は昨日、高値163.37から安値161.88まで1.49ポイント動きました。引値で転換線(162.61)を割り込み、目先の弱さが見えますが、基準線が(160.45)とまだまだ下であり、遅行線も日々線の上であることから、目先は調整、その後上昇というこれまで通りの流れとなりそうです。155.33(3/29安値)と163.57(5/4高値)のフィボナッチ38.2%押しが160.42と基準線とほぼ同じ数値であることから、サポートとしては強く意識されそうです。押し目買い方針ですね。

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2007年5月 8日 (火)

明日のFOMC待ち?

こんにちは
本日は夏日(最高気温30度以上になるところもあるとか。気温だけ見ると一気に夏ですね。でも為替マーケットは狭いレンジの動きで、真冬のようです。

昨日は英国がバンクホリデーで休みだったことや、主要な経済指標が無かったことから全般的に手がかり難となった中で、カナダが住宅建設許可件数の大幅増加(前月比27.4%)や米アルミ大手のアルコアがカナダのアルミ大手アルキャンに対して270億ドルの敵対的買収案を提示する方針を示したことが材料視され、カナダドルが上昇、カナダドル円で一時109.02円まで上昇しました。また、本日朝方に豪3月の小売売上高が前月比1.1%となったことから、豪ドルが上昇しています。

マーケットの目先の最大の関心事は、9日に行われる米FOMC(FFレートは5.25%据置予想)後の声明です。そこで、事前に前回の声明を検証しておきましょう。

前回(3/21)の声明(青は新たに加わった部分、緑は前回の文言)

「最近の指標は
強弱まだらであり経済成長が幾分堅調となってきたことを示唆しており住宅部門の調整は継続中である住宅市場では暫定的な安定化の兆候が出てきているそれでもなお全体的に、経済は今後数四半期は緩やかなペースで拡大し続ける拡大する公算が大きいとみられる。

最近のコア・インフレの数字は幾分高まってきている。最近数ヵ月で穏やかに改善しており、インフレ圧力は時間とともに緩和する可能性が高いとみられるものの。しかしながら、高水準の資源稼動はそうしたインフレ圧力を持続させる可能性がある。

こうした環境下、委員会はインフレが予想どおり鈍化しないリスクを引き続き主要な政策面の懸念としている多少のインフレ・リスクが残ると判断している将来の政策調整こうしたリスクに対処するために必要となるかもしれない追加的な引き締め策の規模とタイミングは、今後の情報に基づくインフレと経済成長の双方の見通しの展開に左右されるだろう。

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source:FXchart,Uedaharlowfx

ユーロドルは昨日の狭いレンジ取引の中で一目均衡表の転換線がレジスタンスとなっています。また、ここ数日間では1.36ドルが重くなっているようです。ただ、スローストキャスティックスでは、ゴールデンクロスが出ており、一目均衡表の基準線、遅行線、雲では上昇トレンド継続中です。

Blog20070508_02
source:FXchart,Uedaharlowfx

ドル円は昨日、スローストキャスティックスでデッドクロスが出たものの、引けは120円を回復、方向感が出にくい状態です。一目均衡表では、遅行線が雲の上限(120.54)を抜けられなかったことで、上値の重たさが感じられています。チャート上では、ドルの弱含みと見て取れるのですが。

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2007年5月 7日 (月)

複数通貨ペアでデッドクロス

こんにちは
通勤電車の混雑も正常に戻り(むしろ混んでいました)、本邦勢も本格参入してきた為替マーケットですが、本日はバンクホリデーでロンドン(英国)が休みとなっていることで、仲値を過ぎると、ドル円は120円を割り込み、狭いレンジでの取引に終始しています。先週末の米国雇用統計も非農業部門雇用者数は減少したものの、内容には悲観さが見られないとのことで、ドル売りも限定的となっています。これまでのブログでも書いてきましたが、やはり焦点は
9日の米FOMCです。それまでは、方向感が出にくいと予想しています。

そんな中で、クロス円を中心にドル円、豪ドル円、NZドル円、ドルスイス、カナダドル円、香港ドル円が
スローストキャスティックスでデッドクロスしました。下記チャートを参照してください。

下記チャートでは、ロウソク足の下に折れ線グラフがありますが、
青い線が%Kピンクの線が%Dでこの2本の線がファストです。%D緑の線がSDでこの2本の線がスローとなります。

ストキャスティックスは過去n日間(私が見ているのは9日間)で、相対的に買われすぎているのか、売られすぎているのかを見るオシレータ形のテクニカル分析です。80以上が買われすぎ、20以下が売られすぎと見ます。ファストストキャスティックスは%Kに9日間、%Dに3日間を用いています。スローストキャスティックスは%Dを更に3日間の移動平均にしたものです。スローはファストに比べかなり見やすくなっています。

ドル円
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

豪ドル円
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

NZドル円
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドルスイス
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

カナダドル円
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

香港ドル円
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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

スローストキャスティックスでデッドクロスが出ても必ず下がるとは限りません。豪ドル円やNZドル円、カナダ円などは上昇過程でスローストキャスティックスがデッドクロスとなったにも関わらず、その後上昇しています。スローストキャスティックスだけに頼らず、移動平均線との乖離やその他のテクニカル分析などと総合的に判断してください。

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2007年5月 6日 (日)

IMMでは円ショート大幅増加

こんにちは
1日のシカゴ通貨先物のポジション残では円ショートが大幅増加
、ユーロは減少カナダドルが昨年10月以来のロングに転じました

5/7の週は9日(10日早朝)に米FOMC、10日に英BOE金融政策委員会、ECB理事会と金融政策が予定されています。米FOMCとECBは据置予想ですが、英BOEには利上げ期待が出ています。欧米の政策金利には変化がないと思いますが、政策決定会合の後に発表される声明やトリシェECB総裁の会見内容が注目されています。米国の利下げの時期が明確になるようであれば、ドルの下落は避けられず、ECBが6月利上げを見送るような発言内容となれば、ユーロも下落の可能性があります。これとは別に本日決選投票が行われるフランス大統領選挙は、サルコジ氏が有利のようですので、このまま同氏が当選すれば、サプライズは無く、ユーロ高にプラスとなるものの、あまり変動はないものと思います。

Blog20070506_01
source:CFTC

円は37,010コントラクトのショート増加の118,782コントラクトとのショートとなりました。

Blog20070506_02
source:CFTC

ユーロは4,594コントラクトのロング減少の106,688コントラクトとのロングと過去最高からは減少しました。

Blog20070506_03
source:CFTC

カナダは10,482コントラクトのショート減少(ロング増加)し8,851コントラクトとのロングとなり、2006年10月第2週以来のロングへ転換しました。

Blog20070506_04
source:CFTC

NZドルは3,580コントラクトのロング減少の17,523コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(7日更新)

5月7日の週の注目指標
7日(月)
・独3月製造業受注
8日(水)
・豪3月小売売上高
・独3月鉱工業生産
9日(水)
・FOMC政策金利発表
10日(木)
・NZ第1四半期失業率
・豪4月新規雇用者数
・豪4月失業率
・ノルウェー4月消費者物価指数
・英3月貿易収支
・英BOE政策金利発表
・ECB政策金利発表
・米3月貿易収支
11日(金)
・米4月小売売上高
・米4月生産者物価指数
・カナダ4月失業率
・カナダ4月雇用ネット変化

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2007年5月 5日 (土)

米雇用は小売がブレーキ

こんにちは
ゴールデンウィークも終盤に差しかかり交通機関の混雑が予想されています。どうぞお気をつけてお帰りください。
さて、昨日は米国の雇用統計というイベントをこなし、結果を受け一時弱含んだものの、120.16円と120円台前半を保ったまま週の取引を終えました。次週に米国の公開市場委員会(FOMC)が予定されていますので、米金融政策を見るうえでも
声明文に注目が集まります。

Blog20070505_01
source:U.S. Department of Labor

項目(単位:千人) 2月 3月 4月 前月比
非農業部門雇用者数 137,419 137,596 137,684 +88
建設業 7,641 7,691 7,680 -11
製造業 14,113 14,095 14,076 -19
小売業 15,365 15,397 15,371 -26
専門・技術 17,840 17,846 17,870 +24
教育・健康 18,138 18,187 18,240 +53
レジャー・医療 13,425 13,445 13,467 +22
政府 22,174 22,194 22,219 +25
source:U.S. Department of Labor

21:30に発表された米4月の雇用統計は失業率が4.5%、非農業部門雇用者数が+8.8万人(前回+17.7万人←+18.0万人、前々回+11.0万人←+11.3万人)となり、これまで堅調だった雇用が伸び悩んだことで、早期利下げ観測を連想させたものの、悲観的な内容ではなかったことや、次週にFOMCを控えていることもあり、ドルの下値は堅くなりました。今回の雇用統計では、低調な住宅を反映して建設が連続のマイナスとなったほか、小売が-2.6万人と大きく減少しました。

Blog20070505_02
source:FXchart,Uedaharlowfx

ドル円の日足では、スローストキャスティックス(9,3,3)で、%Dが93.07、SDが94.78とデッドクロスとなりました。また、これまで指摘しているように遅行線が雲の上限(120.54)で止められており、上値の重さが出ています。次週、遅行線に対する雲の上限が下がってくることから、雲の上に抜け出てくると思いますが、上値が重い場合には、雲の上限がサポートとして機能しそうです。

Blog20070505_03
source:FXchart,Uedaharlowfx

ドル円の週足では、遅行線から底堅さが確認されます。転換線が基準線を下回っていますが、基準線を回復するのは時間の問題です。週足ベースで押し目を狙うのであれば、基準線(118.31)が一つの目処となります。

2007年5月 4日 (金)

これまでの米雇用に関するデータ

こんばんわ
本日は恒例の米国雇用統計です。注目度が高い雇用統計ですので、発表前にこれまでのデータを検証しておきましょう。
下の4つのグラフは上から順番に下記のようになっています。
①失業率、非農業部門雇用者数増減
②ADP、非農業部門雇用者数増減
③製造業ISM、非製造業ISMの雇用指数
④新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数


また、メディアが集計している予想値(マーケットのコンセンサス)は
失業率4.6%、非農業部門雇用者数増減+10万人です。ともに前回より失業率は0.1%、非農業部門雇用者数は8万人が悪化しているとの予想です。過去3か月の雇用統計の発表を見てみますと、過去2か月が上方修正されています。1月速報+11.7万人(12月が16.7万→20.6万)、2月速報+9.7万人(1月が11.7万→14.6万、12月が20.6万→22.6万)、3月速報値+18万人(2月が9.7万→11.3万、1月が14.6万→16.2万)となっています。今月も過去2か月が修正されるのでしょうか。速報値だけでなく、修正値にも注目です。修正値は米国労働省の真ん中の黄色い線で囲われた Payroll Employment: をクリック、 Employment Situation Summary をクリックしてください。(英語でスミマセン)

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source:Bureau of Labor Statistics

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source:Bureau of Labor Statistics,ADP

民間会社ADPが集計、発表している雇用統計では、4月が+6.4万件、3月が9.8万件(10.6万件から下方修正)となっています。グラフを見ると分かると思いますが、労働省が発表する雇用統計とは数字がかけ離れていますが、前月から増加、減少といった傾向はある程度出ていると思います。

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source:Institute for Supply Management

米供給管理協会が発表している景況感指数で、製造業の雇用指数は53.1と前月より4.4ポイント改善、非製造業雇用指数も51.9と1.1ポイント改善しています。

Blog20070504_01_2
source:Bureau of Labor Statistics

昨日発表された4/28までの週の米新規失業保険申請件数は、30.5万件、失業保険継続受給者数は249.5万件とどちらも改善傾向を示しています。ただ、2月に失業保険継続受給者数が増加260万人を超えている月の非農業部門雇用者数は速報値で+9.7万人と1月11.7万人、3月の18万人と比べて伸びが減少しています。今回も258.8万人まで増加したことから、先月の18万人よりは減少することはほぼ間違いないところです。

総合すると、失業保険継続受給者数が2月の水準近くまで上昇していることで、非農業部門雇用者数の増加は市場予想の10万人が妥当なところと見れます。ISMを見ると景況感から雇用指数は増加していますが、米国の雇用を占めている非製造業で+1.1ポイント改善では雇用の伸びがそんなに大きくないと思いますし、ADP調査で10万人の予想が+6.4万人となったことや、前月が下方修正されたことなどを考えると、今回はマーケットのコンセンサスを上回ってサプライズを起こすような強い数字が出るとは考えにくいところです。

※筆者独自の考えですので、ディスクレーマーにも書いてあるとおり、結果については責任は持てません。投資判断は各自で行ってください。大きな指標発表前は、ポジションのクローズを強くお薦めします。

ドル円に買われすぎ感

こんにちは
ゴールデンウィークもいよいよ終盤に差し掛かりました。関東地方は晴天に恵まれ、オフィスで働くより、外出したい気分です。
さて、昨日は米新規失業保険申請件数や非製造業ISMの結果がよかったことから、ドルが強含みで推移、120円台前半をキープして取引を終えています。本日は、10:30にRBA(豪中銀)から発表された豪第1四半期金融政策報告書で、インフレ見通しが2.75%から2.50%に引き下げられたことなどから、豪ドルが下落、ドルが上昇しましたが、本日発表される米4月雇用統計を前に上値が重くなっています。

Blog20070504_01
source:Bureau of Labor Statistics

昨日21:30に発表された4/28までの週の新規失業保険申請件数は30.5万件(前回32.6万←32.1万)、4/21までの週の失業保険継続受給者数は249.5万件(前回258.8万←259.4万)となったことが好感されました。

項目 4月 前月比
ISM 56.0 +3.6
新規受注 55.5 +1.7
雇用指数 51.9 +1.1
在庫指数 52.0 0.0
価格指数 63.5 +0.2
source:Institute for Supply Management

Blog20070504_02
source:nstitute for Supply Management

また、23:00に発表された米4月の非製造業ISMは56.0と市場予想の43.0より良かったこともドルの上昇要因となったようです。

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source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円は7営業日連続の陽線引けとなっています。この結果、オシレータ系のスローストキャスティックスでは、買われすぎ(%Dが97.27、SDが94.84)となっています。このため、目先で上値の重さ(ドルに良い材料がでても上昇しない)が出てきた場合には、スローストキャスティックスがデッドクロスを起こし、調整が起こる可能性が出てきています。また、一目均衡表の遅行線が雲の上限(120.54)を抜け出れていないことから、方向感を見極めるために、様子見気分が強いようです。調整入りした場合には、転換線(119.33)、90日移動平均線(119.28)、21日移動平均線(119.20)がサポートとなります。

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2007年5月 3日 (木)

ユーロ円の目標値は165.20か

こんにちは
早朝のニュースで高速道路の渋滞を報道していました。レジャーや帰省などで郊外に向う方人が多いのでしょうね。くれぐれも運転には注意してください。
さて、昨日は米国の経済指標が強弱MIXとなったことで、ドルの方向感がでにくいながら、120円台前半での底堅い動きとなりました。ユーロは弱含みでの推移となったものの、1.35ドル台後半では底堅く推移しました。

項目(単位:千人) 4月 増減
製造業計 22,348 -42
小企業(1-49) 8,110 -10
中企業(50-499) 9,865 -18
大企業(500-) 4,373 -14
サービス業計 92,933 +106
小企業(1-49) 42,435 +55
中企業(50-499) 35,478 +47
大企業(500-) 15,020 +4
合計 115,281 +64
source:Automatic Data Processing

Blog20070503_02
source:Automatic Data Processing

昨日発表された米民間会社による雇用統計では、6.4万人増が示されたものの、前月が10.6万件から9.8万件へ下方修正されました。引き続き製造業の減少をサービス業が補う形となっています。

Blog20070503_01
source:U.S.Census Bureau

昨日発表された米3月製造業受注は4,002億ドルと前月の3,883億ドルを大きく上回り、前月比+3.1%(前回1.0%→1.4%)となりました。マーケットコンセンサス(市場予想)2.2%だったことから、1日に発表された製造業ISMとともにドルにとってはプラス材料として作用しました。

Blog20070503_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円が120円を抜けたことで、ユーロドルが弱含みに推移しています。ユーロドルのローソク足では、4/27日から高値が1.3680→1.3677(4/30)→1.3671(5/1)→1.3610(5/2)と下がってきていることから、上値の重さが感じられます。これまでサポートとなっていた一目均衡表の転換線(1.3610)を下抜けてきていることからも、目先の下落を感じさせます。調整の目処は、同基準線(1.3483)と1.2868(1/12安値)と1.3680(4/27高値)のフィボナッチ38.2%押しの1.3370ところと思います。

Blog20070503_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ユーロ円は昨日と本日これまでで、1999年1月のユーロ導入以来の高値を更新し、163.57(14:00まで)をつけています。一目均衡表では、ユーロが反転下落する要因を見つけることができません。ただ、オシレータ系のスローストキャスティックス(9,3,3)では、デッドクロス(%Dが95.24、SDが95.52)しており、上値警戒レベルです。参考までに一目均衡表で上値の目処を計算しますと150.73(3/6安値)-158.00(3/27高値)-155.33(3/29安値)のE計算値が165.27、150.73(前出)-162.40(4/16高値)-159.59(4/19安値)のV計算値で165.21となっています。

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2007年5月 2日 (水)

ISM良く雇用に期待

こんにちは
昨日はスイス蔵相が「スイスは、キャリー・トレードの発展を、注視している」と発言したことから、キャリートレードへの警戒で、スイスフランや円が買い戻されましたが、23:00に発表されたISM製造業指数が、54.7と予想より良い内容となったことで、ドルが買われました。本日は東京カットのオプション後にドル売りが軽くなることで、ドルの上値が試されるとの見方が出ていましたが、正午過ぎにロスカットをつけ、ドル円は一時120.12円まで上昇しました。しかし、120円達成後は、利益確定の売りなどから再び119円台後半へと下落しています。

ISM
source:FXchart,Uedaharlowfx

昨日23:00に米供給管理協会から発表された米4月の製造業ISMは54.7となり、景気の分岐点50.0を上回る結果となりました。また、同雇用指数は53.1と前月から4.4ポイント改善しています。

項目 4月 前月比(%)
ISM 54.7 +3.8
新規受注指数 58.5 +6.9
生産指数 57.3 +4.3
雇用指数 53.1 +4.4
在庫指数 46.3 -1.2
価格指数 73.0 +7.5
source:Institute for Supply Management

ドル円はチャート上で、21日移動平均線(119.07)と一目均衡表で、転換線(118.72)と雲の上限(118.65)でサポートされた結果、上昇となっています。ただ、遅行線が雲の上限(120.54)の中にあることから、本格上昇までにはまだ至っていませんが、直近の高値119.84(4/16)は本日上抜けていることから、この傾向はしばらく続きそうです。ただし、雲の幅も狭いことから、小動きが続くと思われます。

USDJPY Ichimoku
source:FXchart,Uedaharlowfx

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2007年5月 1日 (火)

カナダ円フィボナッチでは

こんにちは
昨日のいい天気とうって変わって、関東地方はどんよりした空模様です。連休に天気が良いと消費が伸びGDPを押し上げる効果がありそうです。
さて、このところカナダドル円の元気が良いようです。昨日も月次のGDPが事前予想の0.2%を上回る0.4%だったことや、原油価格が高止まりしていることから、カナダドル円は1992年5月以来の108.14円まで一時上昇しました。

Blog20070501_02
source:Statistics Canada

項目 100万ドル 前月比 前年比
全産業 1,108,217 0.4% 2.1%
336,766 1.0% -0.1%
サービス 773,128 0.2% 3.2%
source:Statistics Canada

月次のGDPは前月比で0.4%でしたが、前年比では2.1%の伸びとなっています。

Blog20070501_03
source:NYMEX

指標となるNYMEXのWTI原油価格は1バレル=65.71(4/30引値)と60ドル以上で高止まりの傾向を示しています。

Blog20070501_01
source:FXchart,Uedaharlowfx

カナダドルは先日お伝えした通り、シカゴ通貨先物取引所のカナダのショート(売り持ち)のポジションが減少、本日の残(5/4発表)がプラスに転じる可能性があります。チャート上でも強い上昇トレンドを示していますが、そろそろフィボナッチでは警戒域に入ってきています。97.49(3/6安値)と106.00(4/16高値)のフィボナッチ123.6%が108.01円、138.2%が109.25円です。また、スローストキャスティックス(9,3,3)の%Dが91.15、SDが90.4と接近してきていることから、買われすぎ感もでてきているようです。雲のねじれ(5/8)も近いことから、次週に向けては要注意の週となりそうです。

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