山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


    ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。

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    ポジション形成時のレバレッジは外貨アクティブで最大25倍、外貨リザーブは最大約3.3倍、法人200で最大200倍、法人100で最大100倍です。

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    金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第249号
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2007年6月29日 (金)

根強い円売り

こんにちは。
本日出勤途中に電車内で痴漢騒ぎがありました。若い女性がおじさんを捕まえていました。ことの真偽は不明ですが、疑いを抱かれぬようにしないといけませんね。
さて、昨日は米国のFOMCが波乱なく終わり、
声明も前回を踏襲する内容で、インフレに対する警戒も残っています。このため、米国の利下げ観測が後退する結果となり、ドル円は底堅く推移する一方で、クロス円も円売りに反応、再び金利差相場に回帰しているように思います。2か月ごとにミニクラッシュみたいな下げが起こっても、直ぐに円売りが再開するところを見ると、まだこの傾向が続くと思わざるを得ません。高値買いに対しての警戒もありますが、下落したところは丁寧に拾っていくしかないと思います。

昨日のFOMCの声明の原文はこちらを参照してください。

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2007年6月28日 (木)

FOMC声明はタカ派的か?

こんにちは。
昨日は円キャリートレードの調整が出始めて、もう少し調整を強めるかと思っていましたが、NYダウなどの回復で、ドル円は終わってみれば
21日移動平均線でサポートされてしまいました。また、主要なクロス円も一目均衡表の転換線は一時的に割れたものの、こちらも転換線でサポートされたようです。
本日は今週の最大の山場となる
FOMC(米公開市場委員会)が予定されています。発表は明日29日の午前3:15ですが、FF金利誘導目標は5.25%のままの据置き予想で、今回も声明に注目が集まっています。

【耐久財受注】
Blog20070628_01
source:U.S. Census Bureau

昨日発表された米5月耐久財受注は-2.8%となり、予想より悪化していますが、前月が0.6%から1.0%へ上方修正、変動の大きい輸送機器を除いたものは-1.0%とプラス予想がマイナス結果となりました。しかし、前月は1.5%から2.5%と大幅上方修正されています。

【政策金利】
Blog20070628_02
source:FRB

本日発表されるFOMCでは、声明内容がタカ派的と見られています。
3/20-21の声明内容
・最近の指標は強弱まだらであり、住宅部門の調整は継続中である。それでもなお、経済は今後数四半期は緩やかなペースで拡大し続ける公算が大きいとみられる。
・最近のコア・インフレの数字は幾分高まってきている。インフレ圧力は時間とともに緩和する可能性が高いとみられるものの、高水準の資源稼動はそうした圧力を持続させる可能性がある。
・こうした環境下、委員会はインフレが予想どおり鈍化しないリスクを引き続き主要な政策面の懸念としている。将来の政策調整は、今後の情報に基づくインフレと経済成長の双方の見通しの展開に左右されるだろう
5/9の声明内容
・今年初めの経済成長は減速し、住宅セクターの調整は進行している。それでもなお経済は今後数四半期、緩やかなペースで拡大を続ける可能性が高いようだ。
・コアインフレは引き続きやや高水準だ。インフレ圧力はいずれ鈍化する可能性が高いようだが、高水準の資源(リソース)利用度は、これらの圧力を持続させる可能性がある。これらの状況を踏まえ、インフレが予想通り鈍化しないリスクが、当委員会にとって。引き続き主要な政策懸念となる。
・将来の政策調整は、今後の情報によって示唆される、インフレおよび経済成長の双方の見通しの進展に依存することになる。

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2007年6月27日 (水)

キャリー巻き戻し再燃

こんばんは。
いよいよ6月も残すところ本日を入れてあと3日となりました。これから夏に向かって欧州などはロングバケーションに入っていきますね。羨ましいです。
さて、本日これまでは、主要通貨に対して円買いが起こり、ドル円、クロス円とも全般的に下落しています。
要因として考えられるのは、
①週末からのNYダウの下落によるリスクリダクション(リスクの縮小)
②BISの年次報告での円安に偏りすぎているとの警告
③週末にスイスが行った誘導目標の目一杯に迫る高めの短期金利の誘導
④本邦通貨当局の円安に対する警告(尾身財務相の「為替を注意深く見守っている」などの発言

NYダウについては下のチャートを参照していただくとわかりやすいと思いますが、チャート的には目先ダブル天井をつけ、1つ目の天井が13,756.69(6/1)、2つ目の天井が13,735.08(6/20)と2つ目が1つ目の高値を超えられていないことから、調整が強まるものと見られます。一部ではサブプライム問題も取りざたされているようですが、チャートから見ても上値が重いのがわかります。

【NY Dow】
Blog20070627_01
source:Dow Jones

25,26日と発表された住宅関連は、ほぼ市場予想の範囲となり、為替マーケットにはほとんど影響を与えませんでした。しかし、昨日発表された新築住宅は91.5万戸、前月は93.0万戸(98.1万戸から修正)、その前は82.7万戸(84.4万戸から修正)、その前が84.0万戸(83.6万戸から修正)と過去3か月にわたり修正されました。結果的には、修正された3か月間で6.4万戸減少していることになります。

【住宅販売】
Blog20070627_02
source:U.S. Census Bureau,NAR

本日の円キャリートレードの巻き戻しでドル円はテクニカル上の重要なポイントである、21日移動平均線(122.44)と一目均衡表の基準線(122.43)に迫っています。また、120.75(6/1安値)から124.11(6/22高値)の半値戻し(フィボナッチ50%)が122.44となっていて、本日引値でここをブレイクするのか注目です。下抜けた場合には、短期的にはもう少し円安の調整がありそうです。

【USDJPY】
Blog20070627_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【一目均衡表】
Blog20070627_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月26日 (火)

新築住宅にも注目

こんにちは
本日の関東地方は梅雨空で少々天候が悪いのですが、雨も降ってくれないと困るので。
もうすぐ外出しないといけません。はなはだ簡単で恐縮ですが、昨日の米5月の中古住宅販売件数は市場の予想の範囲内となったことで、為替への影響は限定的となっていますが、週末のBIS年次報告が意識され、円売りが少しおさまっているようです。本日の新築住宅販売もありますが、やはり焦点は27・28日のFOMCになりそうです。

【中古住宅販売】

項目 件数 価格 前月比
全体 5,990,000 223,700 -0.3%
北東部 1,100,000 282,700 5.8%
中西部 1,410,000 168,800 0.7%
南部 2,300,000 184,000 -3.4%
西部 1,180,000 341,900 -0.8%
source:National Association of REALTORS

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2007年6月25日 (月)

米中古住宅販売は低調?

こんばんは。
本日も経済指標の発表の少ない日となっています。本日これまでは、やや円高気味となっているようです。本日の米国の株式市場が当面のマーケットの
カギを握ると個人的には思っています。
さて、本日23:00に米5月の中古住宅販売件数の発表があります。事前予想では597万件と前月の599万件よりは販売件数の減少が予想されていて、グラフを見ても、中古住宅販売件数が減少傾向にあるのが見て取れます。

これより先に発表されている米4月中古住宅販売保留は前月比-3.4と3月よりは回復しているものの、依然として低調であることは変わりなく、このまま中古住宅販売が減少を続けるようであれば、住宅販売からの米景気の悪化懸念が浮上してくるかもしれません。住宅販売件数は前月まで。

【中古住宅販売保留】
Blog20070625_01_2
source:NAR

【中古住宅販売、新築住宅販売】
Blog20070625_02
source:NAR, U.S. Census Bureau

【中古住宅販売、新築住宅販売(前月比)】
Blog20070625_03
source:NAR, U.S. Census Bureau

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2007年6月24日 (日)

6/25の週の焦点

こんにちは
先週は
RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が18日早朝に11日に続き市場介入を行いしましたが、介入効果が今のところは見えていません。また、材料の少ない中で、独ZEWが市場予想より悪かったことから、これまでの欧州への景気の楽観的な見方にややかげりが見られたことで、戻り基調にあったユーロが再び弱含みとなりましたが、週末に米株式市場が大幅下落となったことで、ドルが下落しています。また、スイス中銀が9月の金融政策で政策金利を0.25%引き上げる公算が大きくなったことで、スイスフランが主要通貨に対して上昇しました。

今週25日の週は米国の住宅関連の指標が発表されます。米国では現在、サププライムローンの問題が再燃(ローン返済が不能となる)してきていることから、不動産セクタなどで株の下落が出てきていることから、米株式市場の調整が起こる可能性があります。また、米国の政策金利を決めるFOMC(米公開市場委員会)が27・28日(発表は日本時間29日AM3:15) に予定されています。政策金利は現行の5.25%のままで据え置かれる可能性が高いと思いますが、FRBの米国景気の判断をどのようにしているかが注目されます。本邦の消費者物価指数が29日に発表が予定されていて、日銀の金融政策の一応の方向を見ることができます。

米国株式が続落した場合には、ドルの下落(欧州通貨買い)の流れが再燃すると思われます。また、株式市場が連鎖的に下落した場合には、円キャリートレードの解消の動きが再び(2.27の中国株ショック)出る可能性もあります。株の下落などが限定的な範囲に留まった場合には、円売りの継続となると思いますが、ドルが買われるには、原油の下落や住宅関連指標の回復が待たれるところです。

【USD】
Blog20070624_01
source:CFTC

ドルは11,177コントラクトのショート減少の90,240コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20070624_02
source:CFTC

円は33,799コントラクトのショート増加の161,361コントラクトとのショートとなりました。

【EUR】
Blog20070624_03
source:CFTC

ユーロは4,297コントラクトのロング減少の46,341コントラクトとのロングとなりました。

【CAD】
Blog20070624_04
source:CFTC

カナダは3,209コントラクトのロング減少の58,796コントラクトとのロングとなりました。

【NZD】
Blog20070624_05
source:CFTC

NZドルは2,080コントラクトのロング減少の24,316コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(25日更新)

6月25日の週の注目指標
25日(月)
米5月中古住宅販売件数
26日(火)
米5月住宅着工件数
27日(水)
・NZ5月貿易収支
ノルウェー中銀金融政策
・米5月耐久財受注
28日(木)
・本邦5月鉱工業生産
・米Q1実質GDP確定値
・米FOMC(公開市場委員会)
29日(金)
本邦5月消費者物価指数
・本邦6月東京都消費者物価指数
・米Q1GDPデフレーター

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。


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2007年6月23日 (土)

あじさい

こんばんは。
関東でアジサイの名所といえば、鎌倉や箱根登山鉄道、埼玉の越生などですが、桜の名所で有名な幸手市の権現堂も65種7000株のアジサイの名所です。満開に近くちょうど見ごろでした。マーケットも土日はありませんので、変わり種のアジサイをご覧いただき、気分転換してください。

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photo by yamauchi

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photo by yamauchi

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photo by yamauchi

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photo by yamauchi

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photo by yamauchi

利上げ観測からスイスフランが上昇

こんにちは。
本日は昨日とうって変わってよい天気となりました。
昨日は目だった材料のないかなで、IFO研究所の景気動向指数の発表があり、事前の予想より悪い内容となりましたが、結果的にはユーロには影響がありませんでした。むしろ、米国のダウがサブプライムローン返済不能の可能性から、100ドル以上の下落となったことで、ドルが売られています。また、目立ったところでは、
スイスフランで週間のレポレートが引き上げれたことや今後の金融政策(9月)で利上げが濃厚となったことから、キャリートレードへの妙味の低下などで買い戻され、主要通貨に対して上昇しました。

昨日発表された独IFO研究所の景気動向指数は107.0(前回108.6)、現況は111.4(前回112.5)、予想は102.8(前回104.8)となっています。

【IFO】
Blog20070623_01
source:IFO

米ダウ工業株価平均は13,360.26と前日に比べ-185.58と1.37%下落しました。

【DJ】
Blog20070623_02
source:Dow Jones

前出の理由からスイスフランがドル、ユーロ、ポンドなどに対して上昇しています。ただ、利上げが濃厚なスイスに対して、本邦日銀は8月利上げの可能性が取り沙汰されていますが、金利上昇ペースは他と比べても不透明であり、まだキャリートレードに対しての警戒は出にくいところです。

【USDCHF】
Blog20070623_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【EURCHF】
Blog20070623_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【GBPCHF】
Blog20070623_05
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月22日 (金)

サブプライムローンに再び関心か

こんにちは。本日は久しぶりの雨ですが、1年の中で一番日が長い夏至です。昼が長いというのは実感できませんが、夏至が過ぎると本格的な夏の到来という感じになります。
さて、昨日はドルが対円では底堅い動きとなり、じりじりと123円台後半まで上昇、本日は124円を伺う動きの中で、16:00過ぎに124円を抜けてきました。円売りもどこまで進むのでしょうね。

米国では、長期金利の上昇から再びサブプライムローンに関心が集まりつつある(株式市場で不動産関連が先行して下げている)ことから、米ダウが続落となると、ドルに対しての楽観的な見通しが後退し、ドルの下落に繋がってくる可能性もあります。ただ、円だけは依然として売られやすくなっているようですが。

昨日発表された米新規失業保険申請件数は32.4万人、失業保険継続受給者数が252.3万人と若干失業者数が増加傾向にあることが見て取れます。

【新規失業保険申請件数】
Blog20070622_01
source:Bureau of Labor Statistics

フィラデルフィア連銀指数は18.0と前月の4.2からは大幅に改善を見せていますが、6か月先の見通しでは30.8から16.7へと悪化しています。このため、この指数は発表されてもあまりドル買いには反応しませんでした。

【フィラデルフィア連銀指数】
Blog20070622_02
source:FRB of Philadelphia

本日これから30分後に独IFO景気動向指数が発表されます。選考して発表されている独ZEW景気期待指数が予想外に悪かったことで、IFOの少々の悪化には反応しないと思っています。

【IFO ~2007/05】
Blog20070622_03
source:IFO

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2007年6月21日 (木)

SEK上昇でNOKも恩恵?

当社では扱っていないですが、昨日はスウェーデン中銀が政策金利を0.25%引き上げ、3.50%にし、更にマネタリーポリシーで年末金利ターゲットを4.00%にしたことで、スウェーデンクローナが急上昇しました。また英の金融政策委員会でも5対4で利上げが否定されたものの、キング中銀総裁が利上げに賛成票を投じたことで、ポンドも買われました。今週は特にマーケットを動かす大きな材料がないことから、材料が出た通貨は動きますが、それ以外ではあまり動意が見られず、ドル円は結局狭いレンジの動きとなっています。本日これまでも状況はあまり変わらず、小動きとなっています。

【スウェーデン金利推移】
Blog20070621_01
source:Sveriges Riksbank

【NOKJPY】
Blog20070621_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ノルウェーとスウェーデンは隣同士の国ですが、主産業がぜんぜん違います。ノルウェーの石油、天然ガスに対し、スウェーデンの機械産業、IT、林業です。今回のスウェーデンの利上げで、ノルウェーも少しはレートを押し上げられたと思います。チャート的には、上昇角度か急であることから、調整も視野に入れておいたほうがよいとは思います。

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2007年6月20日 (水)

ドルは調整のターゲットは122.60

こんにちは。
昨日21:00からのNHKのニュースで為替に関して報道していましたね。詳しくは見ていないので、内容については不確かですが、一方方向に動く円安に対するリスクも伝えるところはさすがにNIHKといった感じでした。ただ、構造的な変化はないことで、円安がまだ続く可能性があるというようなことをMTU銀行の方がおっしゃっていましたね。

さて、昨日は
欧州経済研究センター(ZEW)が発表した景気期待指数が20.3と市場予想より悪く、過去の平均値33.0から乖離したことで、サプライズ的な材料として欧州通貨が売られました。しかし、事前にある程度利益確定の売りなどが入っていたことで、影響は限定的となりました。その後、発表された米住宅着工件数は予想とほぼ変わらずとなり、建設許可件数が増加と内容はMIXとなったことで、こちらも材料視はされませんでした。ただ、米10年債の利回りが低下したことで、ドルの調整が出ました。

【独6月ZEW】
Blog20070620_02
source:ZEW

独6月のZEW景気期待指数は20.3と前回の24.0よりは悪化しました。また、現況指数は88.7と前回の88.0より0.7ポイント改善しました。

【米5月住宅着工、建設許可】
Blog20070620_01
source:U.S. Census Bureau

米5月住宅着工件数は1,474,000件と前回の1,506,000件(1,528,000件から下方修正)から減少しました。また、同建設許可件数は1,501,000件と前回の1,457,000件(1,429,000件から上方修正)から増加しました。

昨日は欧州の指標が悪く、米の指標がMIXとなったのにもかかわらず、ドルは少し調整されました。米長期金利の下落(10年債の利回り下落)が主な要因といえますが、これの前にドルスイスが先行して下落(調整)しています。また、ドル円はストキャスティックス(スロー)でデッドクロスがでていることから、調整の可能性が高いと思います。 調整レベルとしては、120.76(6/7安値)-123.73(6/18高値)のフィボナッチ38.2%押しの122.60、50.0%押しの122.25、61.8%押しの121.90と見ています。

【USDCHF】
Blog20070620_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USDJPY】
Blog20070620_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月19日 (火)

NAHBからは住宅着工弱含み

こんにちは。
本日21:30に住宅指標の先陣を切って住宅着工件数、建設許可件数が発表となります。この指標の前にNAHB( National Association of Home Builder :住宅建設業者協会)が発表する住宅市場の強さを見る指標が昨日(本日未明)発表されました。
結果は28と予想(30)、前回(30)よりも悪い数字となっていて、本日の住宅着工もあまり期待の持てない状況です。また、この指数が2006年5月以降50を割って低迷いることで、住宅市場がまだ回復傾向にないことが読み取れると思います。

Blog20070619_07
source:NAHB

住宅着工件数は市場予想147.2万件(前回145.7万件)、建設許可件数は予想147.3万件(前回142.9万件)となっています。

Blog20070619_08
source:NAR,U.S. Census Bureau

本日は独のZEW、カナダのCPI以外には主要な指標がないことから、結果によっては思わぬ動きが出るかもしれません。

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フィボナッチから見た高値予想(つづき)

こんにちは。
明日は私が講師で
はじめてのFXをする人のトレードプランを行います。現在準備でてんてこ舞い中です。
さて、本日は昨日に続き
週足のフィボナッチから見た高値を予想してみたいと思います。今のところは北朝鮮の核放棄に向けての話題などがありますが、円が買われる要因が特に見えないですね。

Blog20070619_01
source:FXChart,Uedaharlowfx

豪ドル円は82.11(2006/3/17の週の安値)を0%、96.45(2007/1/22の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%、150.0%は既に達成、161.8%が105.34、176.4%が107.45となります。

Blog20070619_02
source:FXChart,Uedaharlowfx

NZドル円は67.82(2006/5/15の週の安値)を0%、85.78(2007/2/26の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%は既に達成、150.0%が94.73、161.8%が96.85となります。

Blog20070619_03
source:FXChart,Uedaharlowfx

カナダドル円は97.16(2006/1/9の週の安値)を0%、106.41(2006/8/28の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%、150.0%、176.4%、200%は既に達成、223.6%が117.97、238.2%が119.33となります。

Blog20070619_04
source:FXChart,Uedaharlowfx

南アフリカランド円は14.80(2006/10/2の週の安値)を0%、17.33(2007/1/1の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、123.6%が17.93、138.2%が18.30となります。

Blog20070619_05
source:FXChart,Uedaharlowfx

メキシコペソ円は9.81(2006/5/15の週の安値)を0%、11.08(2007/2/26の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%が11.58、150.0%が11.73となります。

Blog20070619_06
source:FXChart,Uedaharlowfx

ノルウェークローネ円は17.52(2006/10/16の週の安値)を0%、19.77(2007/2/26の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%が20.65、150.0%が20.92となります。

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2007年6月18日 (月)

フィボナッチから見た高値予想

こんにちは。
関東地方は梅雨入りしたとは思えない天候で、本気で水不足が心配になってきました。今年はラニーニャ現象{太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近)から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて低くなり、その状態が1 年程度続く現象(気象庁より)}のようですので、統計上は気温が平年より高くなりそうです。
さて、先週の福井日銀総裁の発言(金利引き上げに対するトーン低下)により、円安に対しての安心感が出て、円が主要通貨に対して弱含みの動きとなっています。ユーロ円も導入以来の高値を更新、ポンド円も1992年8月以来となる244円台へと上昇しています。
週足のフィボナッチから見た高値を予想してみたいと思います。

Blog20070618_03
source:FXChart,Uedaharlowfx

ドル円は109.00(2006/5/15の週の安値)を0%、119.88(2006/10/19の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%が124.02、150.0%が125.30となります。

Blog20070618_02
source:FXChart,Uedaharlowfx

ユーロ円は137.21(2006/2/27の週の安値)を0%、159.61(2007/2/19の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、138.2%が168.17、150.0%が170.82となります。

Blog20070618_01
source:FXChart,Uedaharlowfx

ポンド円は217.39(2006/9/4の週の安値)を0%、241.51(2007/1/22の週の高値)を100%と見て、フィボナッチを計算すると、123.6%が247.37、138.2%が250.93となります。

その他の対円通貨に関しましては、明日をご期待ください。

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2007年6月17日 (日)

IMMポジション、主要経済指標予定など

こんにちは
先週は
RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が11日に22年ぶりの高値まで上昇したNZドルを沈静化するために市場介入(HPでも公式に認めている)を行いしました。市場介入とアナウンス効果により、1USドル=0.76ドル以上での介入警戒から、NZドルの上値が重たくなっていますが、酪農農家などによる消費が堅調であることで、NZドルにはまだまだ上昇圧力があります。また、週前半に米国の長期金利(10年債など)が上昇し、5.25%近辺へと上昇すると、金利上昇を嫌気して米株式が下落しましたが、株式市場が持ち直し、その後堅調に推移したことで、リスクを積極的にとる動きへとつながり、キャリートレード対象通貨の円とスイスフランが主要通貨で下落しました。更に円は週末の日銀金融政策決定会合で金利据置(予想の範囲)となったことに加え、福井日銀総裁の利上げへの強い発言が聞かれなかったこと(ハト派的な内容)を受け、円の全面的な売りで、主要なクロス円は年初来高値を軒並み更新する動きとなりました。

今週18日の週は経済指標の発表が少ないものの、今後発表される米国の住宅関連指標の先陣となる米5月住宅着工件数、建設許可件数(15日)があります。また、欧州では2つの大きな指標の発表があります。ZEW景況感調査(19日)とIFO研究所景気動向指数(21日)ですが、欧州の楽観的な見通しが継続しているかも注目です。そのほかでは、利上げを見送った英中銀のMPC議事録(20日)、メキシコ中銀の金融政策(21日)などがあります。

エコノミストの間では本邦日銀の金融政策(利上げ)を8月に見込んでおり、これが7月に前倒しとなると分析していたことで、福井総裁の発言に一気に失望が広がったようです。個人的な見解では、7月22日(29日にずれ込む可能性もある)に参議院選挙が予定されていて、年金問題から現安倍政権が苦戦を強いられていることから、選挙前の政策金利引き上げはありえないと思います。また、他国がエネルギー価格の上昇から、物価指数を引き上げている現状に反し、本邦の消費者物価指数が低空飛行を続けていることで、利上げが国民の理解を得られにくいと思われることで、年内1回の0.25%利上げを予想します。時期的にも10月か11月。そのため、円が売られやすい環境がもうしばらく続くと思います。ただ、短期的に円が急激に売られたことから、円安の調整的な動きも出やすいと思います。

Blog20070617_01
source:CFTC

ドルは95,238コントラクトのショート減少の101,417コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

Blog20070617_02
source:CFTC

円は3,556コントラクトのショート増加の127,562コントラクトとのショートとなりました。

Blog20070617_03
source:CFTC

ユーロは34,327コントラクトのロング減少の50,638コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070617_04
source:CFTC

カナダは18,147コントラクトのロング増加の52,005コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070617_05
source:CFTC

NZドルは6,478コントラクトのロング増加の26,396コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(18日更新)

6月18日の週の注目指標
18日(月)
19日(火)
独6月ZEW景況感調査
・カナダ5月消費者物価指数
米5月住宅着工件数
20日(水)
・独5月生産者物価指数
英中銀MPC議事録
21日(木)
・独5月消費者物価指数
・米6月フィラデルフィア連銀景況指数
22日(金)
独6月IFO景気動向指数
・メキシコ中銀政策金利発表

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。


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2007年6月16日 (土)

米指標は一服気味、ユーロ円高値更新

こんにちは。
6月の第3週の日曜日は父の日です。子供の通う小学校で、父親参観があり、午前中行ってきました。
子供もまだ低学年で、授業を見ていても、なかなか集中して勉強しているようではありませんでした。
さて、昨日は米国の指標が多数発表され、若干弱めの指標が多く、消費者物価指数のコアの、鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数が低調となったほか、四半期経常収支も赤字額が増加したことで、このところの
米景気に対する楽観論に少し警戒を要する局面かもしれません。

【消費者物価指数】
20070616_01
source:Bureau of Labor Statistics

項目 指数 前月比 前年比
消費者物価指数 207.949 0.6 2.7
消費者物価指数(コア) 210.316 0.0 2.2
食品・飲料 202.225 0.5 3.9
住宅 208.902 0.2 3.3
被服 121.452 -1.2 -0.8
輸送 189.961 1.3 2.6
医療 349.087 0.2 4.0
教育/通信 118.787 0.4 2.7
商品 169.767 1.2 1.7
サービス 245.793 0.2 3.4
source:Bureau of Labor Statistics

発表された米5月の消費者物価指数は前月比0.6%、前年比2.7%となり、食品とエネルギーを除いたコアの部分では、前月比0.0%、前年比2.2%と物価の上昇が抑えられています。物価指数を見る限り、今月下旬に控えているFOMCでは金利据置の公算が高くなっています。

【鉱工業生産】
20070616_02
source:FRB

鉱工業生産指数 前月比
2月 112.5 0.8
3月 112.2 -0.3
4月 112.7 0.4
5月 112.7 0.0
source:FRB

【設備稼働率】
20070616_03
source:FRB

米5月の設備稼働率は81.3%でした。

【NY連銀製造業業況指数】
20070616_04
source:FRB of NY

6月のNY連銀製造業業況指数は18ポイント上昇の25.8でした。

【ミシガン大消費者信頼感指数】
20070616_05
source:University of Michigan Surveys of Consumers

米6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は83.7となり、前月の88.8より低下しました。

【EURJPY】
20070616_06
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

米国の指標を受け、ドルは円以外の主要通貨に対して弱含みとなりましたが、円売りが継続していることもあり、クロス円が上昇、ユーロ円は導入以来の高値を更新し、165.24円まで上昇しました。

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2007年6月15日 (金)

米経済指標で124円乗せ?

こんにちは。
昨日123円台前半まで上昇したドル円は、東京時間では上値が重く123円を破産での小動きとなっていましたが、15:30からの福井日銀総裁の「
(金融)政策を変更するには確認すべき事項がひじょうにに多い」などの会見内容を受け、一部に出ていた日銀による7月金利引き上げ前倒し観測が後退したことで、円が売られ123円台ミドルをうかがう展開となっています。今のところ円売りが優勢ですが、本日の米国市場では、5月の消費者物価指数、4月の対米証券投資など重要な指標発表が予定されていることから、これらをこなし更なる円安へとなるのかに注目が集まりそうです。

Blog20070615_01
source:Bureau of Labor Statistics

昨日発表された5月生産者物価指数は前月比+0.4%、前年比+4.1%と前月より上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアの部分も前月比+0.9%、前年比+1.6%と高止まりとなっています。物価指数を押し上げているのはエネルギーで、本日発表の消費者物価指数も、これが影響しそうです。注目はエネルギーと食品を除いたコアの部分です。

Blog20070615_02
source:FRB, U.S. Census Bureau

本日発表される米4月の対米証券投資は事前予想が720億ドルの流入となっています。先に発表された4月の貿易赤字が585億ドルであったことを考えると、市場予想より少々悪くても、貿易赤字がファイナンスされていることになるので、今回はよほど悪くなければ注目されないでしょう。

Blog20070615_03
source:source:Bureau of Labor Statistics

昨日発表された新規失業保険申請件数は31.1万件と相変わらず低い数字となっています。また、失業保険継続受給者数は248.7万人とこちらも減少しています。雇用の堅調さが伺えます。

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2007年6月14日 (木)

米小売好調でリスク選考へ

こんにちは。
今週は連日遅い日が続いたので、たまには早く帰りたいものです。雨の予定でもありますし。
さて、昨日122円台に乗せたドル円ですが、米株式市場が上昇したことなどで楽観的な見方が広がっているようで、リスクを取りに行く(キャリートレード)再開の様相が色濃くなっています。
急激なキャリートレード解消の動きは見られないとの思惑もマーケットに広がっているようです。

Blog20070614_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

項目 金額 前月比 前年比
小売売上高(全体) 377,885 1.4 5.0
除く輸送機器 295,340 1.3 4.6
自動車・パーツ 78,594 1.8 6.6
家庭用品 10,390 0.3 3.1
エレクトロニクス 9,380 1.3 4.7
建設資材 29,614 2.1 -1.7
飲料・食料 47,547 0.3 6.1
健康・ヘルスケア 19,819 0.8 6.9
衣料 19,061 2.7 7.8
娯楽 7,461 1.8 2.5
source:U.S. Census Bureau

昨日発表された米5月の小売売上高は、3,779億ドルと前月比1.4%、前年比5.0%と4月と比べると大幅な伸びとなりました。自動車を除く部分も2,992億ドルと前月比1.3%、前年比4.6%の伸びとなっています。表をご覧いただくとわかりますが、小売に寄与しているのは、衣料品、ヘルスケア、飲料・食料、自動車・パーツなどです。小売も楽観的な指標が出たことで、個人消費がGDPの7割を占める米国は楽観論が出るのもわかる気がします。

ドルが堅調な一方で、調整を続けているユーロにはテクニカル上のポイントが近づいています。ユーロドルは一目均衡表の雲(1.3375)を下抜けしています。ただ、遅行線が雲の上限(1.3285)でサポートされていることから、これを割り込み雲の下(1.3144)に抜け出てくると大きな下落へとつながる可能性が高いと思っています。また、ユーロ円も一目均衡表の雲の上限(161.53)がポイントとなっていて、雲の中へ入ってくるようだと、遅行線が日々線の下へと出てくるので、こちらも要注意となります。これまでのところは163円台ですので大丈夫ですが。

Blog20070614_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

Blog20070614_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月13日 (水)

スイスは円の先行指標か

こんばんは。
本日は当社の吉松を講師としたスイスフランのセミナーが開催されました。
スイスフランはメジャー通貨の一角ですが、ひょっとしたらメジャー通貨ということをご存じないひともいらっしゃるかもしれませんね。
それはさておき、本日昼ごろにドル円は122円を超えて上昇しています。本邦勢の投信設定に絡む円売りがマーケットの薄い時間(昼食時)にでて、122円から上においてあったストップをつけたとの話しや、米系のファンドが米10年債の金利上昇にもかかわらず日経平均が下げ幅を縮小(思ったほど下落しない)ことから、安心感で円キャリートレードを再開しているとの噂などがありました。

キャリートレードを語るとき円とスイスフランは相関関係が強い(どちらも低金利)とされていて、ややスイスフランのほうが先行性があるのではないかと思います。下のチャートはドルスイスとドル円ですが、
スイスフランが先週末に大きく売られましたが、円は小動きに留まっています。本日、円は122円台に乗せ(売られ)ましたが、スイスフランはそれほど売られていません。直近だけでは比較にはなりませんが、円金利がどこまで上昇したらキャリートレードが終わるのかという疑問にはスイスの金利水準を見ておくと大体のことがわかりそうです。
くしくも
明日、SNB(スイス中銀)による金融政策発表予定があり、0.25%の利上げが予想されています。これにより2.5%(3か月Liborターゲットレート)に引き上げられることになりそうです。この金利水準でもスイスフランのキャリートレードが続くようであれば、本邦金利が2.5%になってもキャリートレードが継続するかもしれません。(単純に比較することはできませんが)

Blog20070613_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

Blog20070613_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月12日 (火)

NZドル再び

こんにちは。
本日はいろんなことが重なったのと、外出したことで、Blogを書くのが大幅に遅れてしまいました。
その間に英国のCPI(消費者物価指数)の発表もあり、ポンドが動いた後となってしまい、ちょっとショックを受けているところです。

さて、昨日のRBNZ(NZ中銀)による介入により、NZドルのチャートの形が悪くなりました。マーケットの噂ではNZDUSDで0.76ドル以上が警戒水準、通信社Rによると0.7520以上でNZドル売りの噂もありましたが、本日の高値は0.7540ドルまで上昇しています。
遅ればせながら、昨日のRBNZ発表はコチラです。

Blog20070612_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

Blog20070612_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

Blog20070612_03

昨日のNZDJPY,NZDUSDのロウソク足を見るとはらみ線(上図の丸く囲んだところ)がでています。上昇段階で、この線が出現するとわりと天井の確立は高いのですが、これまでにNZDやカナダには散々裏切られてきているので、なかなか信用できなところです。RBNZの介入効果やアナウンス効果がどこまで続くのかもありますが、介入での流れを変えることはそう簡単ではないので、再びNZDUSDが0.755-0.76に上昇したときにRBNZがどのような行動に出るかに注目したいです。

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2007年6月11日 (月)

KIWIにレートチェック!?

こんにちは。
関東地方は朝から雨模様で、傘を持っての出勤となりました。そろそろ入梅でアジサイの花も見ごろを迎えそうです。
静かなオープンと思われた東京マーケットも、午前11ごろにNZドル(KIWI)でレートチェックの噂が出て、NZドルは大きく下げました。NZドル円は92.60円台から91.50円近辺、NZドル米ドルは0.7620ドル台から0.6520ドル台へと下落しました。

レートチェックとは文字通り、中央銀行が銀行に対して「レートをきく(尋ねる)」ことですが、これだけ電子ブローキングが発達(皆さんもインターネットで為替レートを見ている)時代に、中央銀行が銀行に対して電話でレートをきくことなどありえないと思います。むしろ注文状況などをリサーチしているのではないかと思っています。

本日はRBNZが介入を正式に認めているようです。これは裏を返せば、認めることによるアナウンス効果も狙っているとも取れ、NZドルを買わないようにとのRBNZのメッセージを発信していると取れます。しかし、中銀単独の力技の介入は協調介入と違いなかなか効果が現れにくいのですが…

Blog20070611_01
source:FXChart,Uedaharlowfx

Blog20070611_02
source:FXChart,Uedaharlowfx

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2007年6月10日 (日)

IMMは円ショートが減少

こんにちは
先週は予想通りのECB(欧州中銀)による0.25%の政策金利の引き上げと、予想外のRBNZ(ニュージーランド準備銀行)による0.25%の引き上げがありました。また、南アフリカ中銀も0.50%の政策金利の引き上げを行いました。
NZ中銀は国内景気を悪化させてもNZドルの下落を望んでいるとの方針転換が読み取れると思います。また、ECBは、トリシェECB総裁がタカ派的なコメントを発言、同スタンスを維持したものの、マーケットでは米国景気の楽観的な見方のほうが支配していて、ユーロの調整傾向には歯止めがかかっていません。シカゴの通貨先物取引のポジションでは、円ショートが減少、ユーロロング、カナダドルロングが下落したものの、ドルショートは増加しています。

今週11日の週は最大の注目は15日の米5月消費者物価指数、バーナンキFRB議長の講演(アトランタ連銀主催の会議)です。このところの米景気に対しての楽観的な経済指標が続いていることで、年内利下げの見方が後退しているだけに、今週発表される物価関連の指標になどには注目です。その他の指標としては、スイス中銀(14日)、本邦日銀による政策金利の発表(15日)、対米証券投資、NY連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数、米5月鉱工業生産(以上15日)があります。本邦4月鉱工業生産指数(12日)などもありますが、週末に指標が集中しています。

これまでマーケットでは米国が年内に利下げに転じる(早ければ6月との見方もあり)と予想していましたが、これまでの米国発の経済指標では、米経済に楽観的な指標となっています。このため、ドルに対して欧州通貨が修正安となりました。それと比較し、豪やカナダなど資源国の通貨が上昇、円も引き続き売られています。しかしながら、中国による印紙税の引き上げから再び株式市場が不安定となっていて、米ダウの100ドル以上の下落や上昇など、動きが荒くなっています。バブルの様相にも見えますので、株式市場の動きには引き続き警戒が必要ではないでしょうか。

Blog20070610_01
source:CFTC

ドルは67,971コントラクトのショート増加の196,655コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

Blog20070610_02
source:CFTC

円は22,237コントラクトのショート減少の124,006コントラクトとのショートとなりました。

Blog20070610_03
source:CFTC

ユーロは9,354コントラクトのロング減少の84,965コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070610_04
source:CFTC

カナダは8,162コントラクトのロング減少の43,858コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070610_05
source:CFTC

NZドルは5,007コントラクトのロング増加の19,918コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(4日更新)

6月11日の週の注目指標
11日(月)
・本邦1QGDP改定値
・ノルウェー5月消費者物価指数
・英5月生産者物価指数
12日(火)
・本邦5月企業物価指数
・英5月消費者物価指数
13日(水)
・本邦4月鉱工業生産
米5月小売売上高
14日(木)
・独5月消費者物価指数
スイスSNB(中銀)政策金利発表
・英5月小売売上高指数
15日(金)
・本邦日銀金融政策決定会合
米5月消費者物価指数
・米6月NY連銀製造業景気指数
米4月対米証券投資
・米5月鉱工業生産

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。


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2007年6月 9日 (土)

米貿易赤字減少から景気楽観論

こんばんは。
雨が降りそうな不安定な天気ながら、夕方まで雨は降りませんでした。このような天気の日は静かに本を読むのも一興です。というわけで、図書館へと行ってきました。
昨日は4月の米国の貿易収支が発表され、輸出が1,295億ドル、輸入が1,880億ドルで赤字額が585億ドルと減少、前月(3月)も赤字額が624億ドルに修正(減少)しています。これを受け、
米経済に対する楽観的な見方が更に広がったことや、5%を超えている米国債への人気が高まったこと、米ダウが150ドル超の上昇をし、回復を見せたことなどが好感され、ドルは上昇しています。また、米国の利下げは年内にはないとの見方が広がりつつあります。

Blog20070609_01
source:U.S. Census Bureau,U.S. Department of the Treasury

Blog20070609_02
source:U.S. Census Bureau

国・地域別商品貿易収支(季節調整前)

項目 4月 3月 増減
カナダ -5,808 -5,404 -400
メキシコ -5,215 -6,711 1,496
EU -8,722 -8,196 -526
ノルウェー -378 -327 -51
オーストラリア 728 976 -248
中国 -19,374 -17,246 -2,128
日本 -7,366 -7,051 -315
OPEC -9,826 -8,653 -1,173
南アフリカ -336 -257 -79
英国 -318 479 -797
source:U.S. Census Bureau

国・地域別の状況を見てみますと、中国、OPECが大幅増加(赤字拡大)、英国は黒字から赤字へ転換しています。その一方で、メキシコが大幅減少(赤字縮小)となっています。このまま中国の貿易赤字が続くと2008年の大統領選挙選などで、争点の一つとなる可能性が高いと思います。日本の赤字額も増加していますが、赤字額はの増加はカナダより少ないことから、余程のことがない限りは問題となりにくいと見ています。

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2007年6月 8日 (金)

南アも利上げで上昇せず

こんにちは。
例年であれば梅雨入りしているころですが、今年は遅れているようです。雨も降らないと水不足も心配ですし、真夏のような日が続くと熱中症も心配になります。
昨日は、6日の往夫週株式市場の下落から
リスクリダクション(リスクの縮小)が起こったことや米国の10年債の金利が5.11%(債券価格が下落)したことで、高金利を嫌気した米国株式市場の下落(米ダウで198.94ドルの下落)などから、ドルのレパトリ(欧州からの資金還流)の噂などもあり、欧州通貨は下落、米ドルが上昇しました。株価下落からの円キャリートレード解消の動きはあまり見られていないと思われ、ドル円は120円台後半から121円台前半での狭いレンジの動きとなっています。

欧州通貨は6日のトリシェECB総裁のタカ派的な発言にもかかわらず、継続的な利上げもそろそろ終盤との見方が出ていることから、EURには上値の重さが見えます。しかし、
この一連の流れが終わると、欧米の景況感から再びEURが上昇してくる(USDが下落する)可能性が高いと思います。

昨日南アフリカ準備銀行は政策金利を0.50%引き上げ9.50%にしました。世界的なインフレ懸念の高まりや南アの消費者物価指数が準備銀行のターゲット上限に近いことなどから、予防的な措置で0.50%の引き上げに踏み切ったと思います。しかしながら、南アランドは下落しています。

Blog20070608_01
source:South Africa Reserve Bank

Blog20070608_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

南アランドのチャートを見ますと、90日の移動平均線(16.67)を割り込んでいます。このまま本日も移動平均線を割り込んで引けると同平均線がレジスタンスとなり、上値が重くなります。一目均衡表でも雲の中(上限16.64)に入っています。昨日の動きを見ていると転換線(16.90)がレジスタンスとなっています。また、遅行線を見ますと日々線と交差(下抜け)しており、弱さが見えます。サポートは雲の下限(16.23)となりますが、遅行線と雲(16.11)がひとつのポイントとなりそうです。

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2007年6月 7日 (木)

RBNZ利上げもNZドル高には警鐘

おはようございます。
本日は早朝からRBNZ(ニュージーランド準備銀行)が政策金利を0.25%引き上げ、8.00%と過去最高の金利水準を更新しました。
利上げによる経済の沈静化(住宅価格の上昇や強い消費を抑えるなど)を期待していると思われます。その後の、ボラードRBNZ総裁の発言からもその内容が見て取れます。NZドル高の要因の一部を円キャリートレード(うりだし債)とも指摘しています。

今回のRBNZの利上げはマーケットでは予想していない(サプライズ)だったことから、発表直後はNZドルが買われ、NZドル/円は一時91.58円、NZドル/米ドル0.7565ドルまで上昇しましたが、ボラード総裁の意図がマーケットに伝わると、NZドルが売られています。NZドルはこの利上げによる影響を見極めながら動くことが予想されます。

Blog20070607_01
source:RBNZ,FRB,ECB,BOJ

NZドル/米ドル

Blog20070607_02
source:FXChart,Uedaharlowfx

NZドル/円

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source:FXChart,Uedaharlowfx

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2007年6月 6日 (水)

ECB利上げするもEUR下落

こんばんは
ECB理事会では、予想通り
政策金利を0.25%引き上げ4.00%にしましたが、既にマーケットに織り込まれていたこともあり、発表後もユーロは下落しています。ユーロドルは1.3495ドル、ユーロ円は163.38円(22:00現在)と調整色を強めています。

21:30からトリシェECB総裁の会見が行われていますが、まだ詳細が入ってきていないことから、景気認識や次の金融政策に対する見方はまだ判明しませんが、マーケットでは、2月のG7で示された為替をはじめとする金融市場、一方向の見方に傾くことのリスク認識すべき(G7筋)の警鐘を少し織り込だような感じが見受けられるように思います。

Blog20070606_01
source:ECB,FRB,BOJ

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豪、NZで売りサイン出たが・・・

こんにちは
昨日はバーナンキFRB議長による「(住宅建設については)、予想より長い期間、景気の足を引っ張るようだ」、 「(米経済について)、今後数四半期は 長期トレンド近辺、ないしやや下回る成長が続く」との発言(パネルディスカッション)から、それまでじりじりと下げていたドルがストップロスをつけて、一時120.10円まで下落しました。また、トリシェECB総裁も「ヘッジファンドの拡大は、金融市場の効率的な機能という点に対して明らかに前向きな影響を与えていることは認識しているが、それはまた金融システムの安定性に脅威を与える可能性もある」との発言も一部円買い(キャリートレードを解消する動き)に繋がったものと思われます。しかし、ドル円は21日移動平均線でサポートされ、米5月の非製造業ISMが59.7となると、121台での底堅い動きとなりました。

本日は豪の金融政策の発表があり、6.25%のまま据置、この後は20:45にECBによる金融政策の発表、トリシェ同総裁の会見が予定されています。繰り返しになりますが、ECBによる0.25%の利上げは既にマーケットに織り込まれています。

Blog20070606_01
source:ISM

昨日米供給管理協会(ISM)から発表された非製造業指数は59.7となり、ここ1年では最高値となっています。雇用指数や新規受注なども軒並みプラスとなっています。先に発表された製造業指数とともに、改善傾向を示していることで、米経済の回復には楽観的な見方が伴います。

項目 5月 前月比
ISM 59.7 +3.7
新規受注 57.4 +1.9
雇用指数 54.9 +3.0
在庫指数 61.0 +9.0
価格指数 66.4 +2.9
source:ISM

本日発表された豪1QGDPは前期比で+1.6%、前年比で+3.8%となり、市場予想よりも強かったことで、豪ドルが買われています。

Blog20070606_04
source:Australian Bureau of Statistics

昨日引値のテクニカル指標では、豪ドル、NZドル、カナダドルでスローストキャスティックスが80以上でのデッドクロスとなり、下落の暗示(これで何度目でしょうね)となりましたが、これまでのところはことごとく裏切られているので、残念ながら今回はあまり期待していないというのが本音です。ただ、昨日の動きを見ていると、米ドル、ユーロ、ポンドに対してスイスフランが上昇していることから、少しキャリートレードの解消の動きが出てくるかもしれません。もうしばらくは株式市場の動向も目が離せないところです。

Blog20070606_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

Blog20070606_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年6月 5日 (火)

円が売られやすい環境

こんにちは
昨日、本日と上海総合株価指数が下落し、2日間で約14%の下落となっていますが、外為市場はあまり材料視しておらず、
ユーロ円は導入以来の高値となる164.49円をつけ、豪ドル円やNZドル円、ポンド円などクロス円は上昇しています。特に、今週に政策金利の発表が予定されているユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルは政策金利引き上げの期待値が高まっている(本日住宅許可件数などで豪も期待が高まりつつある)ことから、買い安心感が広がっているようです。ユーロは年内であと0.5%(6月の0.25%含む)とされていることで、ドルに対しても昨日は強含みとなっています。

今のところ、中国株(上海総合株価指数)の下落は、それほど影響が出ていませんが、中国経済が悪化すると中国との貿易関係の高い日本はもちろん、オーストラリアなども影響が出てくると思っています。短期的な下落であればそれほど影響が無いかもしれませんが、株価の低迷が長引くと、豪ドルやNZドルなどが下落に向う可能性が高まると思っています。

Blog20070605_02
source:U.S. Censusu Bureau

昨日発表された米4月の製造業新規受注指数は前月比0.3%と低調ながら、前月が4.1%(3.5%から上方修正)となったことで、米国経済への楽観しには変化が無いところです。

Blog20070605_01
source:ISM

また、本日予定されている米5月非製造業ISM(本日のメイン)は予想が55.8と前回の56.0よりは若干悪目を予想しているものの、製造業の55.0よりはよいものが予想されています。これも予想にほぼ近い内容もしくは、予想より良いものであれば、更に楽観的な見方が広がると思われます。

Blog20070605_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

ドル円は緩やかな上昇トレンドが継続していて、21日移動平均線でサポートされています。3月22日に21日移動平均線を上抜けて以来、このサポートが継続していて、移動平均線を短期的に割り込んでも直ぐに上昇していくという強い上昇となっています(グランビルの法則)。移動平均との乖離を見ても、2%乖離までしていないことで、まだ過熱感も無い状態ですので、目先の大きな調整へと繋がる可能性は低いのではないかと思います。

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2007年6月 4日 (月)

政策金利ウィーク

こんばんは
これまでのところ、ドル円は122円を挟んでの小動き、ユーロやポンドなど欧州通貨が買われています。今週は、ECB(欧州)、BOE(英国)、RBA(豪)、NZ(ニュージーランド)と相次いで政策金利の決定及び発表があります。サミットでは、為替は主要な議題とならないとの見方が大勢を占めていますので、各国中銀の金利引き上げの期待値から為替が変動する可能性が強いと思います。

下のグラフはメジャーな通貨の政策金利の推移です。先月はBOE(英国)が0.25%の利上げを行い5.50%となり、米国との金利が逆転しました。今回は英国に対してはあまり期待が高まっていないことから、もし政策金利を引き上げるようなことがあれば1月と同様にサプライズとなり、ポンドが変われることになります。
一方で、ECB(欧州)は、今回
0.25%を引き上げることがほぼ確実視されていることから、金融政策より、その後のトリシェECB総裁の発言に注目が集まります。その他では豪、NZは据置予想ですが、NZはタカ派的なコメントが出る可能性が高いです。

Blog20070604_02
source:各国中銀

下のグラフはカナダとエマージング通貨の政策金利です。ノルウェー中銀が0.25%の利上げをして、4.25%にしていますが、ノルウェーに対しては、更に引き上げ期待が高まっています。南アなども今後のCPIなどでは政策金利の引き上げの可能性が高いでしょう。

Blog20070604_03
source:各国中銀

見難くて恐縮ですが、今後の金融政策発表の日程です。青は政策金利を引き上げた会合を示しています。(ご参考までに)

Blog20070604_04
source:各国中銀


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2007年6月 3日 (日)

IMMでは円ショートが小幅減少

こんにちは
米雇用統計などのイベントをこなし、ドルは円に対し底堅い動きを示しています。
29日のシカゴ通貨先物のポジション残ではドルショートが増加、円ショート、ユーロロングが減少しする一方で、カナダロング、メキシコペソが増加、ドルから他通貨への人気が移っていることが伺えます。

今週6日から開催される独ハイリゲンダム・サミットでは、為替が協議されるものの焦点とはならないだろうとのカナダからの見解が出ています。このため、サミットは注目度が低くなるものと思われ、ECB、英、豪、NZ中銀の金融政策(ECBの利上げは濃厚)が焦点となる一方で、国際通貨会議のパネルディスカッション(5日)に出席するバーナンキ米FRB議長の発言内容に注目です。経済指標は本邦の4月機械受注(8日)、米4月貿易収支(8日)、その他では豪やカナダの雇用統計の発表があります。

政策金利ではECBが0.25%の利上げ(織り込み済み)の公算が大きく、英、豪、NZは据え置きの可能性が高くなっています。尚、NZは金利は据え置くものの、タカ派のスタンスを示すことで、NZ経済の沈静化を図ろうとするものと思われます。一方、経済指標では、米国のここ最近の経済指標が楽観的な内容を示すものとなっており、ドルに対してはフォローとなっています。マーケットのテーマが変わらなければ、ドルが底堅い動きをすると思われ、ユーロなどの調整がもう少しあるかもしれません。ただ、円に関しては、これまでと状況が変わっていないことで、主要通貨に対しての円安が継続するものと思われます。

Blog20070603_05
source:CFTC

ドルは44,362コントラクトのショート増加の128,684コントラクトとのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

Blog20070603_01
source:CFTC

円は5,503コントラクトのショート減少の146,243コントラクトとのショートとなりました。

Blog20070603_02
source:CFTC

ユーロは968コントラクトのロング減少の94,319コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070603_03_2
source:CFTC

カナダは13,053コントラクトのロング減少の52,020コントラクトとのロングとなりました。

Blog20070603_04
source:CFTC

NZドルは896コントラクトのロング減少の14,911コントラクトとのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(4日更新)

6月4日の週の注目指標
4日(月)
・NZ休場(女王誕生日)
・米4月製造業受注指数
5日(火)
・米5月ISM非製造業景況指数
6日(水)
豪RBAキャッシュターゲット
ECB理事会
7日(木)
RBNZ(NZ中銀)オフィシャル・キャッシュレート
・豪5月新規雇用者数
BOE(英中銀)政策金利発表
8日(金)
・本邦4月機械受注
・米個人支出・所得
・カナダ5月雇用ネット変化
米4月貿易収支

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。


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2007年6月 2日 (土)

米指標強含みで122円台

おはようございます
注目の米雇用統計、製造業ISM、ミシガン大消費者信頼感指数というイベントをこなし、内容が米景気改善の示すものとなったことで、年内の利下げ観測が遠のき、主要通貨に対してドルが買われました。ドル円は122円台へ上昇、ユーロドルも一時1.34ドルを下回りました。このところの米経済指標を見ていると、中古住宅販売件数が弱含みとなった以外は、楽観的な数字が示されているようです。

Blog20070602_01
source:Bureau of Labor Statistics

項目(単位:千人) 3月 4月 5月 前月比
非農業部門雇用者数 137,594 137,674 137,831 +157
建設業 7,692 7,671 7,671 0
製造業 14,090 14,070 14,051 -19
小売業 15,403 15,379 15,374 -5
専門・企業サービス 17,834 17,855 17,887 +32
教育・医療 18,188 18,246 18,300 +54
娯楽・宿泊など 13,449 13,461 13,507 +46
政府 22,197 22,218 22,240 +22
source:U.S. Department of Labor

21:30に発表された米5月の雇用統計は失業率が4.5%、非農業部門雇用者数が+15.7万人(前回+8.0万人←+8.8万人、前々回+17.5万人←+18.0万人)となり、前回、前々回が下方修正されたものの、均して見ると雇用は堅調でした。個別に見ると、建設業が増加(マイナスから0へ)、小売業の減少が鈍化、サービス業が引き続き上昇しています。

23:00に発表された米供給管理教会(ISM)の指数は55.0と前月に比べ0.3ポイント上昇しています。

項目 5月 前月比(%)
ISM 55.0 +0.3
新規受注指数 59.6 +1.1
生産指数 58.3 +1.0
雇用指数 51.9 -1.2
在庫指数 46.1 -0.2
価格指数 71.0 -2.0
source:Institute for Supply Management

23:00にミシガン大消費者信頼感指数は88.3と前回87.1より改善しています。

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source:U of Michigan,Reuters


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2007年6月 1日 (金)

雇用統計前のデータおさらい

こんにちは
本日はいよいよ米国の雇用統計ですね。雇用統計を前に、これまで雇用に関して発表されたデータをもとに検証したいと思います。

本日、21:30に米国労働省から発表される5月の雇用統計は、事前に予想の元となる指標の発表が限られることから、予想は困難ながら、メディアの事前調査によると、失業率が4.5%と前月と変わらず、非農業部門雇用者数変化は13.5 万人と、前月の8.8万人増から強めの予想となっています。

Blog20070601_02
source:Bureau of Labor Statistics

上図は2003年2月からの失業率、非農業部門雇用者数変化の推移です。グラフを見ると、失業率は右下がり(改善)、非農業部門雇用者数も2003年9月にプラスに転じて以来、増加にばらつきはあるものの、毎月増加していることが分かります。雇用が弱含むと、小売の減少などが連想され、米国の利下げ時期前倒しの観測が浮上する可能性があります。

これまでに発表されている、米週間新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数の推移を見ると、メディアが予想している強気の見方が見て取れると思います。

Blog20070601_03
source:Bureau of Labor Statistics

注目すべきは新規失業保険申請件数の推移よりも、失業保険継続受給者数の推移です。4月の雇用統計の時には、4/14の週の継続受給者数が258.8万件と増加していましたが、それ以降は、前月の平均253万人に対して251万人と減少傾向を示しています。また、市都合保険申請件数も対象となる週は2週に亘り30万人を下回っています。

これらのことから、雇用者数に対する期待値が高まるのも仕方が無いことと思います。

次に雇用統計の前に発表される民間調査会社の雇用統計ADPですが、統計方法の変更で精度が上がったといわれていて、前回も減少の傾向については当たっています。過去の流れを見ても増加、現象の傾向はだいたい合致しているように思います。

Blog20070601_04
source:Bureau of Labor Statistics,ADP

ただし、ADPは企業規模を元に雇用者数の統計を取っていますが、労働省発表の雇用統計では、業種別の統計となります。このため、どの業種で増減があったのかをADPからは導けないという弱点があります。発表値は+9.7万人で前月(+6.7万人)からは増加、市場予想(+11.3万人)からは弱含みとなっています。

雇用統計を予想する上で、もう一つ指標となるのが米供給管理協会から発表される製造業、非製造業雇用指数です。しかし、残念ながら、6月の製造業指数は雇用統計と同じ1日、非製造業指数は5日の発表予定となっていますので、今回の雇用統計の傾向を探ることはできません。

Blog20070601_05
source:ISM

以上のデータをまとめますと、新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数からは非農業部門雇用者数の増加が見込まれます。ただ、ADP調査からは、市場が予想しているような強い数字にはなりにくいのではないかと推測されます。

17:05現在の市場予想(メデア集計値)では+13.2万件(前回+8.8万件)ですので、ADPがそのまま当てはまれば、予想値としては+11.6万件という数値になります。


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