山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


    ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。

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  • 当レポートの著作権は、上田ハーロー株式会社に帰属します。許可無く記載内容の複製、転載等を行うことは出来ません。
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    ポジション形成時のレバレッジは外貨アクティブで最大25倍、外貨リザーブは最大約3.3倍、法人200で最大200倍、法人100で最大100倍です。

    上田ハーロー株式会社
    金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第249号
    〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-1 神田須田町スクエアビル5階
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2007年10月31日 (水)

いよいよFOMC、0.25%の利下げ濃厚

こんにちは。昨日、発注していたノートパソコンが到着しました。ようやくVISTAデビューとなります。happy01
今度の土日でセットアップの予定です。

昨日は、ポンド主導でドル安が演出されました。これまで、米国の次に利下げを行うのは英国との見方が強かっただけに、利下げ観測が遠のいたことで、ポンド買いの意欲が強まり、7/24の高値2.0651ドルを上抜き、26年ぶりに2.0702ドルまで一時上昇しました。このため、ユーロもドルに対して強含みとなっています。今後も、米国と欧州の金利差縮小、米国と英国との金利差拡大観測から、欧州通貨強含みの推移となりそうです。
ただ、昨日も書きましたが、前回のFOMCと、今回のFOMCでは、米国の金融機関の決算が出たものの、大きな流れは変わっていないものと見られることから、声明の大きな変更はないものと思われます。

【米英欧政策金利】
Blog20071030_01
source:FRB,ECB,BOE

本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利(FFレート)が0.25%引き下げられた場合、米と欧州は0.50%(4.50%と4.00%)と金利差縮小、米と英は1.25%(4.50%と5.75%)と金利差拡大となります。

【EURUSD】
Blog20071030_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【GBPUSD】
Blog20071030_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月30日 (火)

明日のFOMCは波乱なしか

こんばんわ。このところ、東京メトロの千代田線が小田急線からの乗り入れで、いつも5分ぐらい遅延しています。通勤時間帯なので仕方がないのですが、タイミング悪く、乗り換えの接続がうまくいかなくて、帰るのも相対的に遅れてしまいます。

明日に米国の重要な指標が目白押しとなります。米公開市場委員会(FOMC)では、政策金利が0.25%引き下げられることを既に織り込まれていて、声明でも前回を踏襲するのではと見られています。このため、特にサプライズはなく、焦点はその2日後の米国10月の雇用統計に移ると思われます。前回の雇用統計では、非農業部門雇用者数がその前の月の修正も含めて、約20万人の増加となりましたが、今回は失業保険継続受給者数などから見ると、減少に転じる可能性が高そうです。前哨戦となるADP雇用統計が参考になると思われますが、ドルのショートポジションも積みあがっていることから、ドルが短期的に上昇する可能性があります。

【9月ADP雇用統計】
Blog20071029_03
source:ADP

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2007年10月29日 (月)

商品価格(CRB)指数の上昇とドル

こんにちは。本日は長男のbirthday誕生日です。presentはDSソフトがよいらしく、昨日一緒に買いに行きました。外で遊ぶようなものを買って欲しいですね。

週末のNY市場で原油の先物価格が1バレル=約92ドルで引けています。トルコとイラクの地政学リスクの高まりや質(物)への逃避(投資資金が実態のある物へ向かっている)ことなどがあげられます。過去2か月、対米証券投資(特に米企業の社債への投資)が減少していることから、今後も米経済が減速傾向を強めると、ますます米国離れを起こす可能性があります。下のグラフはジェフリーズとロイターが集計している商品先物価格(CRB)指数と、主要通貨で構成するドルインデックスです。これを見ると、CRB指数とドルインデックスのほぼ、逆相関がご覧いただけると思います。また、商品価格の上昇は、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨にとってはプラスとなっています。原油価格が1バレル=100ドルを超えていくようであれば、原油高によるエネルギー価格の上昇などで米国の経済にはマイナス要因となりそうです。

【商品価格(CRB)指数】
Blog20071029_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【ドルインデックス】
Blog20071029_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月28日 (日)

10/29の週のポイント

こんにちは。
台風一過でsunの良い天気です。TVのニュースでは、雪をかぶったfujiが綺麗に見えている映像が出ていました。

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シカゴIMMポジションでは、引き続き円ショートが減少、ドルショートが増加しています。ドルショートは7/24の264,006コントラクトを超え、過去最高となっています。一方、ユーロロングは減少、スイスフランがショートからロングへ転換、メキシコペソが増加しています。カナダドルは2週連続の減少となっています。

今週は米国の重要指標が発表されます。特に31日に第3四半期GDP、個人消費、連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されていて、FOMCでは0.25%の政策金利引下げが予想されています。また、週末2日には、雇用統計の発表も予定されていて、先月大幅に上昇(前月の改定も含む)した雇用者数の変化も気になるところです。その他は、スイスの今後の金利の動向を見るうえで、KOF先行指数や消費者物価指数には注目です。

【USD】
Blog20071028_01
source:CFTC

ドルは14,656コントラクトのショート増加の275,279コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20071028_02
source:CFTC

円は17,259コントラクトのショート減少の21,354コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20071028_03
source:CFTC

ユーロは17,588コントラクトのロング減少の69,016 コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20071028_04
source:CFTC

カナダは5,626コントラクトのロング減少の71,323コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20071028_05
source:CFTC

NZドルは2,934コントラクトのロング減少の19,451コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(29日更新)

10月29日の週の注目指標
29(月)
・本邦9月小売業販売額指数
30(火)
・本邦9月失業率
・独10月失業者数
・米国 10月消費者信頼感指数
31(水)
・日銀金融政策決定会合
・豪9月住宅建設許可件数
・ユーロ圏10月消費者物価指数速報
・スイス10月KOF先行指数
・米10月ADP雇用統計
・米第3四半期実質GDP
・米第3四半期個人消費
・米10月シカゴ購買部協会景気指数
・ノルウェー中銀政策金利発表
・米9月建設支出
・米FOMC政策金利発表
1(木)
・豪9月小売売上高
・米9月PCEコア・デフレータ
・米10月ISM製造業景況指数
2(金)
・スイス10月消費者物価指数
・カナダ10月雇用ネット変化
・米10月非農業部門雇用者
・米9月製造業受注指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2007年10月27日 (土)

ユーロ高は継続する可能性高い

こんばんわ。
今日は朝からrainで、typhoonも近づいていましたが、ふれあいまつり(小学校)に行ってきました。事前にチケットが販売されていたこともあり、雨の中でも沢山の人が来ていました。

昨日は、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる債務担保証券(CDO)の引き下げにより、サブプライムローン問題での悲観的な見方が広がったこともあり、ドルが下落、ユーロドルは1999年1月の導入以来の高値を1.4392ドルまで更新しました。また、同時に貿易加重平均で見た実効相場でも109.85と最高値を更新しています。更に上昇していくようであれば、欧州要人からの警戒発言も出やすくなると思いますが、米国の継続的な政策金利の利下げの可能性が高まっていることで、しばらくはユーロ高が続く可能性が高く、1ユーロ=1.44ドルをupwardrightいくようであれば、1.45から1.46ドルを目指して上昇していくと思います。

【EURUSD】
Blog20071027_02_2
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【EUR Index】
Blog20071027_01
source:ECB

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2007年10月26日 (金)

ドル円は方向感がつかみにくい

こんばんわ。久しぶりにrainです。このrainは明日も残るようで、子供の小学校で文化祭みたいな行事があるのですが、全て体育館の中での開催になりそうです。

昨日は、米大手保険会社グループのサブプライムがらみの巨額損失の噂などがでたことから、まだまだ米サブプライム問題の解決は時間がかかりそうです。また、ウォーレン・バフェット氏(米の著名な投資家)も、サブプライム問題が解決するまで今後2年くらいかかると発言していることからも、問題が深刻化しそうな感じです。とはいうものの、G7以降、ドル円は、113.24円の安値で下値がサポートされていることから、急激なドル安材料(次週発表の雇用統計が大幅悪化となるなど)が出ない限り、底堅く推移する可能性があります。ただ、上値も、ここ数日レジスタンスとなった一目均衡表の雲の下限が114.59(本日)-114.96-115.01と日数の経過とともに切りあがっていく(チャートを参照してください)ので、115円近辺までの戻りは期待できそうです。

【新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数】
Blog20071025_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

昨日発表された米新規失業保険申請件数は33.1万件と前週に比べ減少、失業保険継続受給者数は253万件となり、2週連続の増加となっています。

【中古住宅販売、新築住宅販売】
Blog20071025_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

昨日発表された新築住宅販売件数は、77万件となり、前月の73.5万件(79.5万件から下方修正)からは上昇しました。グラフ上では、反発しているように見えますが、過去3か月にわたって下方修正されていることから、まだまだ、回復の兆しが出てきたとはいえないと思います。

【USDJPY】
Blog20071025_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月25日 (木)

住宅は回復の兆し見えず

こんにちは。先日、ループタイをしているおじいさんを見かけました。ループタイ自体も珍しいのですが、そのループタイの紐を止める飾りのところが、なんと点滅flairしていました。初めて見る光景でした。

昨日は米メリルリンチの決算発表があり、サブプライムの評価損が79億ドル(約9000億円)となったことなどから、米株式市場が200ドルを超えて下落すると、ドル円も113.80円まで下落しました。しかし、米連邦十尾精度理事会(FRB)による緊急利下げの噂が出たことや、10/31の米公開市場委員会(FOMC)での利下げの可能性も高まったことから反発し、結局0.98安で引けたことから、ドル円も戻して引けています。ただ、中古住宅販売件数は、減少が継続、前年比では、19.1%の下落になっています。また、在庫は前年比16.3%の増加、価格は4.2%下落しています。本日23:00、新築住宅販売が発表されますが、こちらも悪いようであれば、米の実体経済に対する悲観的な見方や、継続的な利下げの見方が浮上し、ドル安の要因となる可能性があります。

【中古住宅販売、在庫】
Blog20071024_01
source:NAR

ヨーロッパでは、本日17:00に独IFO研究所の景気動向指数が発表されます。先に発表された欧州経済センター(ZEW)は、横ばいとなったことから、IFOの景気動向指数が下げ止まるようであれば、欧州の景況感がネガティブからニュートラルもしくは、上向きになる兆候と見ることができますので、ユーロドルでの一段の上昇の可能性も出てくると思います。

【ZEW,IFO】
Blog20071024_02
source:ZEW,IFO

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2007年10月24日 (水)

複数の通貨ペアで買いサインが出たが

こんにちは。この時期、あちこちから、保険の控除証明書が届きます。加入している保険がある意味すべてわかるので、この機会に保険の見直しを行おうと思っています。

昨日は、AT&Tやアップルなどの好決算が相次いだことで、株価が2日連続で反発したことから、ドル円、クロス円が上昇しましたが、ドルは弱含みの動きとなり、ユーロ、ポンドも対ドルでは上昇しました。投資家心理を表すといわれるS&Pのボラティリティインデックス(VIX指数)は、G7前の22.96から20.41に低下しましたが、2007年前半の頃のような楽観的な状況へ戻るのは、まだ時間がかかるものと思います。本日は米欧手証券会社メリルリンチや、飲料大手のコカコーラの決算が予定されています。これらを受けての米株式市場はまだ予断を許さない状況と思います。また、本日は米中古住宅販売の発表も予定されていることから、在庫の状況によっては、一段のドル安の可能性もあります。

【投資家恐怖心理指数】
Blog20071023_02
source:CBOE

こうした中で、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NZドル円、カナダドル円、香港ドル円、シンガポールドル円、南アフリカランド円のストキャスティックススロー(期間9,3,3)で、ゴールデンクロスが出現しました。通常であれば、買いシグナルとなりますが、現在、ドル円及びクロス円は株式市場と連動性が高いことから、オシレータでの指標のみでは、単純に買い進めないところです。ドル円ならば、雲の中へ入ったところ、その他であれば、21日移動平均線を上抜いたところなどがポイントとなるでしょう。

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2007年10月23日 (火)

ドル円は一目均衡表雲が鍵

こんばんわ。最近、朝晩がめっきり寒くなりました。我が家ではコタツを出そうかどうか考えています。最近は、コタツを出す家が少なくなったとか聞きます。コタツとノートPCで寒さを乗り切ります。

昨日は、米の主要な経済指標がない中で、独コメルツ銀行でサブプライムに関する多大な損失が出ているなどの邦銀筋のニュースで、ユーロが導入以来の最高値から、1.4347ドルから1,4125ドルまで約200ポイントの下落となりました。コメルツ銀行の損失のニュースは、21日のハンデルスブラット(独経済紙)の記事の再配信ではないかとの見方があります。結局、ストップロスを巻き込んで、下落したユーロですが、NYダウの6日ぶりの反発から、下げ止まり、本日は1.42ドル台を回復してきています。今後も、株式市場を睨んだ取引が続くと思われます。

【NYダウ】
Blog20071022_01
source:Dow Jones

ドル円は、約60銭の窓を開けてスタートし、その後も、113.24円まで下値を試しましたが、本邦輸入企業などのドル買いで反発しました。しかし、一目均衡表の雲の下限114.84円がレジスタンスとなり、昨日の戻りも114.61までとなっています。本日は、雲の下限が114.76に切り下がっています。ストキャスティックス(スロー)でゴールデンクロスが出る可能性が高いことから、引値で、ゴールデンクロスが出た場合に、早晩、雲の中に入っていかないと、ドルの上値が重くなり、9/27の安値112.58円を試しに行く可能性が高まります。

【USDJPY】
Blog20071022_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月22日 (月)

G7よりむしろ株価の動向に注意

こんにちは。
本日も関東地方はsunで、さわやかな秋晴れのようです。そろそろ紅葉も見ごろとなってきましたが、きっと子供たちは興味がないだろうなって思っています。

本日はG7の声明の流れを受けた、円の買戻しやドル売りが先行し、ドル円は一時113.24円まで下落したものの、本邦輸出企業などのドル買いでドルが下げ止まると、ドル円は114円を回復しました。ただ、方向性はまだ不透明な部分も多く、本日の米株式市場の動きなどに左右されそうです。中国はG7に入っていないことから、G7声明による実質の効果はほぼ無いと思われますので、やはり主体は米株式市場の動向と思います。

【ドルインデックス】
Blog20071021_01
source:FRB

【ユーロ貿易加重平均】
Blog20071021_02
source:ECB

上図2図は、ドルインデックスと、ユーロ貿易加重平均です。これを見ると、ドルの下落(74割れ)と、ユーロの上昇(109後半)は、G7前とほぼ変わっていません。ただ、このままユーロが上昇、ドルが下落するようであれば、欧州からは再び不満が噴出する可能性があり、今週発表される独IFOなどの景況感には要注意です。

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2007年10月21日 (日)

東京湾の夕日

本日行った若洲海浜公園の防波堤からの夕日です。
このあと、15cmくらいのメジナfishが1尾つれました。

Blog20071020_06
photo:yamauchi

10/22の週のポイント

こんばんは。
本日はsunの良い天気で、絶好の行楽日和とあって、高速道路が渋滞していました。先週に引き続き、若洲海浜公園(江東区)の海釣り公園に遊びに行きました。

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シカゴIMMポジションでは、円ショートが減少しました。ドルショートは増加、ユーロロングが僅かながら減少しました。カナダドルは過去最高となった先週からは僅かな減少となっています。今週は米国の中古住宅販売(24日)、新築住宅販売(25日)の住宅関連指標の発表があります。更に住宅在庫が増加するようであれば、ドルの弱含みの材料となりそうです。また、独IFO景気動向指数'25日)に発表が予定されていて、ZEWに引き続き、独の景況感の回復が見られれば、ユーロ高の要因となると思います。日本時間20日総長に発表されたG7の声明は、米だ部プライムにより景気減速が示されたものの、ファンダメンタルズは強いという内容でもあったことから、リスクリダクション(リスク資産への投資縮小)の動きから、円ロングポジションが巻き戻される動きが出やすいと思われますが、これらが一巡すると、再びリスクをとる動きに繋がる可能性があると思っています。

【USD】
Blog20071020_01
source:CFTC

ドルは41,632コントラクトのショート増加の260,623コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20071020_02
source:CFTC

円は19,816コントラクトのショート減少の38,613コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20071020_03
source:CFTC

ユーロは562コントラクトのロング減少の86,604 コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20071020_04
source:CFTC

カナダは6,052コントラクトのロング減少の76,949コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20071020_05
source:CFTC

NZドルは1,300コントラクトのロング増加の22,385コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(22日更新)

10月22日の週の注目指標
22(月)
・レイバーデー(ニュージーランド休場)
・豪第3四半期生産者物価指数
23(火)
・カナダ8月小売売上高
・米10月リッチモンド連銀製造業指数
24(水)
・本邦9月通関ベース貿易収支
・ユーロ圏 8月経常収支
・米9月中古住宅販売件数
25(木)
・RBNZオフィシャル・キャッシュレート
・独10月IFO景気動向指数
・米9月耐久財受注
・米9月新築住宅販売件数
26(金)
・本邦10月東京都区部消費者物価指数
・本邦9月全国消費者物価指数(前期比)
・本邦9月鉱工業生産
・ユーロ圏9月マネーサプライM3
・米10月ミシガン大学消費者信頼感指数
・メキシコ中銀政策金利発表

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2007年10月20日 (土)

G7声明からリスク回避の動きへ

こんにちは。
このBlogで絵文字が使えるようになりました。happy01
携帯電話でのメールも苦手な私に使いこなせるとは思えませんが、文字だけでは伝えにくいニュアンスが伝えられたら良いと思います。

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既にニュースでも報道されていますが、G7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で、米サブプライムローンの影響から、世界経済が減速しているが、ファンダメンタルズは引き続き協力。為替は経済ファンダメンタルズを反映すべきとの認識を再確認。などの共同声明を発表して終了しました。発言の要旨は財務省「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明のポイントを参照してください。

為替では、特定の通貨(ユーロ高)などには言及せず、中国に対しては、変動相場制の移行をより早いペースにするように促す内容となっています。G7の声明を受け、NYダウが366.94ドル安となり、ドル円も114.48円まで下落し、週の取引を終えています。ここまでのところは、G7声明を受けた株式市場の下落から、リスクを回避する動きで、円キャリートレードの巻き戻しにより、ドル円及びクロス円が下落したと思われますが、月曜早朝では、一段の円高が進む可能性があります。
ドル円のテクニカルでは、昨日にサポートと見られていた一目均衡表(日足)の雲の下限をdownし、8/17安値の111.58と10/15の高値117.95を100%のフィボナッチ38.2%、50.0%もdownしていることから、61.8%押しの114.01が目先のサポートになりますが、ここも破られると、9/10の安値112.58までの下落となりそうです。

【USDJPY】
Blog20071019_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月19日 (金)

再び米の雇用に注目

こんばんわ。
いよいよG7(先進7カ国、財務相・中央銀行総裁会議)ですね。
G7の共同声明次第では、月曜日のオープン時に窓が開く(金曜日の引値と月曜日の始値に大きく乖離が出る)ことが考えられます。
G7を前に、ユーロが買われていますが、相次ぐ欧州の要人発言を受け、ユーロが下落すると見ていたリアルマネー系の出遅れた買が出ているようです。ユーロドルは1.4317ドルと1999年1月の導入以来の高値を更新しました。

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昨日発表された米週間新規失業保険申請件数は、33.7万人と4/14以来の高い水準まで上昇、失業保険継続受給者数も253.4万人と小幅ながら前週より増加しています。このまま失業者が増加するようであれば、10月以降の雇用統計に影響が出てくることから、しばらく、この指標を追ってみる必要があると思います。

【新規失業保険申請件数】
Blog20071018_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月18日 (木)

米住宅は下落傾向継続

こんにちは。
昨日のインド株式市場の下落、取引の一時停止には、驚きましたが、まだまだ市場が成熟していないことや、国の方針により、このようなリスクが伴うことが示されました。ベトナムやドバイ、中国なども同様なリスクを孕んでいるように思います。

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昨日は、冒頭のインド株式市場の急落から、アジア株式市場が下落し、リスク資産への投資を回避する動きにつながり、ドル円、クロス円などが下落、円キャリートレードの解消の動きに繋がりました。また、原油価格も、イラクへのトルコの越境攻撃の懸念から上昇を続けています。そんな中で、発表された米消費者物価指数は、前年比で2.8%と上昇しました。ただ、指数を押し上げたのは、エネルギーと食料品(消費者物価指数のところで解説します)で、コアは前年比で2.1%の上昇に留まりました。ただ、引き続き住宅関連指標は悪化を続けていて、米経済の先行きにそんなに楽観ができない状況だと思います。

【住宅着工件数】
Blog20071017_01
source:U.S. Censusu Bureau

昨日発表された米9月の住宅着工件数は、119.1万件と前月の132.7万件(133.1万件から上昇修正)から前月比で10.2%減少しました。また、建設許可件数は、122.6万件と前月の133.2万件(130.7万件から上昇修正)から前月比で7.3%減少しています。

【NAHB住宅市場指数】
Blog20071017_02
source:NAHB

米国の16日に全米住宅建設業者協会(NAHB)から発表された住宅市場指数は、18と前月の20から低下しています。

【消費者物価指数】
Blog20071017_03
source:Bureau of Labor Statistics

昨日発表された、米9月の消費者物価指数(1982-84=100)は、208.49となり、前年比2.8%の上昇となりました。その中でも、上昇の要因となったのが、エネルギー(前年比+5.3%)、食品(前年比+4.5%)、医療(前年比+4.6%)となっています。食品とエネルギーを除いたコアは前年比+2.1%でした。

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2007年10月17日 (水)

米国からの資金流失は危険信号

こんにちは。昨日の兵庫県加古川での少女の殺人事件は、同年代の子供を持つ親としては、やるせない思いとともに、早期の犯人逮捕を望んでいます。

さて、昨日は財務省の高官から、週末のG7で為替が議題にあがるかもしれないとの発言があったことから、欧州通貨の売りと、円のショートポジションの巻き戻し(決済の買い)などで、ドル円は一時116.44円まで下落、クロス円も軒並み下落しました。また、カナダの財務相高官からも「G7はグローバルな経常収支不均衡のアンワインド(巻き戻し)を議論する。通貨は、そうした部分の一つである」 と発言、為替がG7の議題になる可能性が出てきています。こうしたニュースに隠れて、昨日発表された対米証券投資が、-693億ドルと1988年8月以来のマイナスとなりました。また、先月も195億ドルと低調だったことで、貿易赤字がファイナンスされていないことになります。

【対米証券投資】
Blog20071016_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

一方、欧州経済センターから発表された独景況感指数は-18.1で、先月と変化はありませんでした。ただ、先行きについては、70.2と74.4から低下していることで、やや不安の残る内容となっています。

【ZEW景況感調査】
Blog20071016_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

目先の焦点は19日のワシントンG7となりますが、これに向けて、欧州通貨高の修正や円安の修正の可能性があります。できるだけ、週末に向けては、ポジションをクローズするなど身軽になっておいてください。

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2007年10月16日 (火)

本日の米株式市場に注目

こんばんわ。
Boxingの亀田父子3人に厳罰が下りましたね。先週のタイトルマッチは、残念ながら仕事で見れませんでしたが、話題性が高く、注目もされていたことから、結果にも反応が大きかったと思われます。せめてリングの上だけでも、亀田父子には、紳士でいて欲しかったと思います。

昨日は、米大手金融機関が資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場支援に向けた基金を設立するとのニュースなど、ドルの支援材料がいくつか出たものの、米株式市場がエネルギーセクタを除いて全面安となったことから、リスク資産への投資を巻き戻す動きが出て、ドル円は高値の117.93円から117.10円まで下落、引値は117.34円と、昨日ポイントと書いた水準を超えられませんでした。本日これまでも、本邦やアジアの株式市場が下落したことや欧州市場も株式が下落して始まったことなどから、ドル円は117円割れ、クロス円も全体的に下落しています。また、ユーロドルやポンドドルも下落し、全体の流れではドル買い、円買いとなっています。ただ、本日は今後、欧州経済センター(ZEW)の景況感調査や、ユーロ圏の消費者物価指数、米国の対米証券投資、鉱工業生産、全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指、カナダ中銀(BOC)金融政策の発表が予定されていることから、内容によっては、欧州通貨の調整や、米株式市場の下落から、リスク資産への投資の巻き戻しが出る可能性があります。

【NY連銀製造業景気指数】
Blog20071015_01
source:FRB of NY

昨日発表されたNY連銀製造業景気指数は総合で28.75となり、2006年6月以来の高い伸びとなりました。内容を見ると、新規受注(24.97)、雇用(20.51)が堅調となっています。また、6か月先の景気指数も総合が50.55と前月(48.80)から改善、新規受注(47.59)、雇用(37.65)と、こちらも先月からの改善を示しています。

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2007年10月15日 (月)

ドル円はテクニカル上、重要な局面

こんばんわ。
最近は日の入りが早くなり、このくらい17:00位の挨拶に迷います。周りは薄暗いので「こんばんわ」にします。

このところ、ドル円が底堅い流れが続いています。昨日のBlogでもシカゴ通貨先物取引の円のポジション残が5万コントラクト(1コントラクト=1250万円)を超えてきて、円キャリートレードが復活してきていることを思わせる動きとなってきました。ドル円相場も117円台ミドルを回復し、118円台を伺う展開ですが、ここに立ちはだかっているのが、6/22の高値の124.11円と8/17の安値111.58円の半値117.85円です。下の2つのチャートを見てみますと、一目均衡表(日足)では、ロウソク足が雲の上に出かかっています。引値で雲の上に出てくると、目先は上方向と思いますが、遅行線がこれについていけるかどうか(遅行線に対応する雲の下限は119.47円)です。また、前出の高値と安値のフィボナッチ・リトレース(下の段のチャート)では、フィボナッチ50%(=半値)が117.85円で、61.8%戻しが119.33円になっています。50%を超えても、61.8%に届かなければ、再びドルが下落していく可能性が高いと思っています。

【USDJPY一目均衡表】
Blog20071014_01
source:FXChart,Uedaharlowfx

【USDJPYフィボナッチ・リトレース】
Blog20071014_02_2
source:FXChart,Uedaharlowfx

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2007年10月14日 (日)

10/15の週の注目点

こんばんは。
本日は若洲海浜公園(江東区)へ遊びに行きました。海釣り公園を兼ね備えた施設で、通常のキャンプやディキャンプもできるところで、家族連れにはちょうどよいところでした。

シカゴIMMポジションでは、円ショートが更に増加し、5万コントラクトを超えてきました。NY株式市場の上昇などから、リスク投資の回復(円キャリートレード)の再開が見られます。また、ドルショートは僅かながら減少、グラフはありませんが、メキシコペソはショートからロングへ転換しています。カナダドルは過去最高を更新しました。17日には米国の住宅着工件数、建設許可件数、消費者物価指数の発表があります。ユーロ圏では独ZEWの発表が15日に予定されていて、欧州の景況感の悪化が継続していることが示されると、ユーロやポンドなどの欧州通貨が弱含む可能性があります。また、週末のG7に向けてポジション調整が出やすくなることから、こちらも欧州通貨の弱含みを暗示しています。

【USD】
Blog20071013_01   
source:CFTC

ドルは11,018コントラクトのショート減少の218,991コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20071013_02
source:CFTC

円は17,688コントラクトのショート増加の45,757コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20071013_03
source:CFTC

ユーロは7,274コントラクトのロング減少の87,166 コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20071013_04
source:CFTC

カナダは13,822コントラクトのロング増加の83,001コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20071013_05
source:CFTC

NZドルは2,591コントラクトのロング増加の21,085コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(15日更新)

10月15日の週の注目指標
15(月)
・日本 8月鉱工業生産
・米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
16(火)
・英9月消費者物価指数
・英9月小売物価指数
・ユーロ圏9月消費者物価指数
・独10月ZEW景況感調査
・米8月対米証券投資
・カナダ中銀政策金利発表
・米9月設備稼働率
・米9月鉱工業生産
17(水)
・本邦8月景気先行指数
・英9月失業保険申請件数
・英中央銀行(BOE)議事録
・米9月建設許可件数
・米9月住宅着工件数
・米9月消費者物価指数
18(木)
・英9月小売売上高指数
・ユーロ圏8月貿易収支(季調済)
10/19(金)
・独9月生産者物価指数
・英第3四半期GDP(前期比)
・カナダ9月消費者物価指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2007年10月13日 (土)

ドルインデックスは依然として低水準

こんばんわ。
天気予報どおり、すっかり秋らしい日となりました。読書の秋ということで図書館も混んでいました。

昨日は21:30に発表された生産者物価指数と、小売売上高でドルが一時上昇しましたが、その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数速報値が82.0と市場予想の84.0を下回ったことや、本邦輸出企業のドル売りに上値を抑えられたものの、株式市場に支えられた円キャリートレードの動きに、高値圏で取引を終えています。ただ、ドルインデックスでは、昨日こそ反発しましたが、ドルは主要通貨に対して安値を更新しています。

【生産者物価指数】
Blog20071012_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

発表された米9月の生産者物価指数は167.2と前月比+1.1%、食品とエネルギーを除くコアの生産者物価指数は162.3と前月比+0.1%となりました。

【ドルインデックス】
Blog20071012_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

昨日のドルインデックスは74.2335と前日の74.1538に比べて上昇しましたが、ドルインデックスは依然として低水準を推移しています。一方、下のグラフはユーロインデックス(貿易加重平均)ですが、109.47となり、10/1の109.59の最高値より低下していますが、こちらは依然として高値圏を推移しています。

【ユーロインデックス】
Blog20071012_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2007年10月12日 (金)

米小売を受けドルは一時上昇したが

こんばんわ。
21:30に発表された米9月の小売売上高は、3,802.3億ドルとなり、前月と比べ+0.6%の強い数字となりました。また、自動車を除いた売り上げも、3,015.77ドルと、前月と比べ+0.4%となり、前月のマイナスから、プラスに転じました。

【小売売上高】
Blog20071011_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

この結果を受け、市場ではドル買いで反応、ドル円は発表直後、117.50円近辺から117.68円まで上昇、ユーロドルは1.4180ドル近辺から1.4157ドルまで下落しましたが、直ぐに東欧系のネームがユーロを買い、ユーロドルは1.4212ドルまで上昇しました。結局、ドル円ではドル買い、その他の通貨ではドル売りの流れが継続していることになります。クロス円での円売りの継続はまだ続きそうです。

【EURUSD】
Blog20071011_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USDJPY】
Blog20071011_05
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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小売売上高に注目

こんばんわ。子供の通っている英会話教室で、ハロウィンの写真立てを作ってきました。このごろは、ハロウィングッズもたくさん売っていて、クリスマスなどとともに定着してきたなと思います。

昨日は、発表された貿易赤字が減少、月次の財政収支の赤字も減少と、米国が抱える双子の赤字が揃って減少したことになります。加えて、発表された新規失業保険申請件数も減少と、米国にとってはいいことずくめでしたが、NYダウが下落し、結局ドルは半値を超えることができませんでした。

下の2つのグラフは、先月(8月)の小売売上高です。変動の大きい自動車を除いた部分は、前月は-0.4%でした。雇用統計も上方修正されたことから、21:30に発表される9月の小売売上高では、個人消費に対しての期待があると思われ、事前予想では自動車を除く部分では0.3%の上昇を見込んでいます。逆に全体では前月の0.3%から減速の0.2%を見込んでいますが、予想より悪ければ、ドル売りになりそうです。

【小売売上高】
Blog20071011_01
source:U.S. Census Bureau

【小売売上高(前月比)】
Blog20071011_02
source:U.S. Census Bureau

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2007年10月11日 (木)

指数からも投資家が回復か

こんにちは。
本日は久しぶりに良い天気となり、過ごしやすい日となっていますが、天気予報によると週末は寒波が来て、冬並の寒さになるようです。日曜日に外出を予定していたので、行くべきかどうか迷っています。

このところ、リスク資産への投資が再開されつつあるというコメントをよく見ます。そこで、投資家の心理を表すといわれている投資家恐怖心理指数(Volatility Index)を見てみますと、3月初旬の上海株式からの世界同時株安のときと、8月中ごろの米サブプライム問題での世界同時株安のときに、同指数が上昇していることがわかります。現在、同指数は16.67と7/23の16.8のレベルまで回復してきています。それに波長を合わせるように、クロス円の円売りも再開されていることから、この指数が低下していくようであれば、円売りも継続されることになりそうです。

【投資家恐怖心理指数】
Blog20071010_01
source:CBOE

下のグラフは毎週通貨のポジション残で紹介するものと同じ形でCFTCに報告されている投機筋のVIX指数のポジション残高です。この8月のVIX指数と、ポジション残高の逆相関の動きがうまく説明できませんが、今後も動向を見続けて行きたいと思っています。

【VIX指数ポジション残】
Blog20071010_02
source:CFTC

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2007年10月10日 (水)

NZドルの貿易加重平均は高止まり

こんばんわ。本日は為替と関係ない、他のセミナーの参加のため恵比寿へ行きました。恵比寿は通勤コースとは、まったく逆方向なので、行くのは4年ぶりくらいです。

さて、昨日は豪ドルのことを書きましたので、お隣の国のニュージーランドにも触れておこうと思います。NZドルは、8月の急落前まで、貿易加重平均で見ても、75.4(2007年7月)とかなり高いところまで上昇していましたが、9月時点では68.3と2007年3月くらいのところまで修正されてきています。ただ、依然として、貿易加重平均では高止まりしていることが見て取れますので、カレン財務相などがNZドル高警戒発言などを行ってくる可能性もあります。

【NZドル貿易加重平均】
Blog20071009_01
source:Reserve bank of New Zealand

一方、株式市場のほうは、8月の下落からもほぼ回復し、下落前の高値4,342.70(5/24)は回復できていませんが、4,279.79までは回復してきています。

【NZX50インデックス】
Blog20071009_02
source:NZX

今後、10月25日にRBNZによる金融政策の発表などがありますが、現在のリスク投資再開の動きが継続するならば、NZドルも更なる上昇へと繋がっていくでしょう。

2007年10月 9日 (火)

豪ドル

こんばんわ。
2日連続ですっきりしない天気ですが、今年はどうも紅葉が遅いようで、平年より2週間ぐらい後ろにずれ込むそうです。TV中継で尾瀬の国立公園の映像を写していましたが、水辺の木々は少し色づいていて、山のほうは、気温が高く、まだ青々しています。

このところの豪ドルの上昇で、昨日、コステロ豪財務相が「豪ドルは史上最高水準にある」「豪ドル高は輸入価格を低下させる」などと発言、貿易加重平均から見ますと、1985年3月の水準まで上昇しています。好調な中国経済に支えられているとはいえ、高い水準とはいえると思います。ただ、逆に豪の株式市場も右上がりに上昇してきていることから、このまま、株式の堅調が持続すると、多少の調整はあるかもしれませんが、豪ドルの上昇も持続することになりそうです。

【豪ドルインデックス】
Blog20071008_01
source:Reserve Bank of Australia

【豪株式指数(ASX)】
Blog20071008_02
source:Australia Securities Exchange

豪ドルのリスク要因としましては、直近では、ハワード首相率いる自由党の連邦総選挙になります。選挙は11月の中旬から下旬に行われる可能性が高く、日程的には11月24日(土)が有力視されています。現はワード政権からの政権交代の可能性は低いと思いますが、アフガニスタンで初の軍人の死者が出たことや、国内世論として、アフガニスタンやイラクへの派兵反対が高いことから、支持率の低下など、政権不安定に繋がると、豪ドル安に繋がる可能性も僅かながらあります。

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2007年10月 8日 (月)

ドルインデックスは最低値更新

こんにちは。
本日は本邦(体育の日)、米国(コロンブスデー)で休場です。本日これまでのところ、米国の雇用統計を受け、やや円の弱含みで推移しています。ただ、英国の経済指標の発表が予定されていますが、大きな経済指標の発表の予定も無いことから、小動きが予想されます。

【ドルインデックス】
Blog20071007_01
source:FRB

先週末5日のドルインデックスは、74.3437と10/1につけた最低値74.3708を下回り、雇用統計の改善を受けたドルが下げ止まっていないことが、インデックスからは確認されました。一方では、NYダウ(下図参照)は、最高値を更新、株価の上昇からのリスク投資への安心感が再び出始めていることから、円売りが再開され、クロス円が総じて上昇しています。3月、8月の円キャリートレードの修正からの回復を見せ始めています。ただ、ワシントンG7という政治イベントが近づいていることもあり、もう一波乱の可能性があります。

【NYダウ】
Blog20071007_02
source:Dow Jones

NYダウは5日の高値が14169.49となり、これまでの10/2の高値を更新しました。ただ、引値ベースの21日移動平均線乖離率は2.7%となっていて、テクニカル的には、調整がありそうです。

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2007年10月 7日 (日)

10/8の週の注目点

こんばんは。
本日の地区の運動会の綱引きの結果は、予選敗退でした。

シカゴIMMポジションでは、円ショートが増加しています。大手金融機関の損失発表から、リスク投資意欲の回復が見られます。また、ドルショートは引き続き増加、ユーロ、NZドルなどのロングポジションが増加しています。先週金曜日に発表された米国9月の雇用統計は、米国の雇用が深刻な減速に至っていなことが示されました。しかしながら、米国の利下げ時期が多少先送りされる可能性がありますが、今後の米国の利下げの観測は残っていることから、米国の小売売上高などの指標が悪ければ、引き続きドルが弱含みとなると思われます。

【USD】
Blog20071006_01  
source:CFTC

ドルは20,156コントラクトのショート増加の230,009コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20071006_02
source:CFTC

円は25,620コントラクトのショート増加の28,069コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20071006_03
source:CFTC

ユーロは10,992コントラクトのロング増加の94,440 コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20071006_04
source:CFTC

カナダは10,017コントラクトのロング増加の69,179コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20071006_05
source:CFTC

NZドルは5,772コントラクトのロング増加の18,494コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(1日更新)

10月8日の週の注目指標
8日(月)
・英8月鉱工業生産
・英9月生産者物価指数
・独8月製造業受注
9日(火)
・本邦9月景気ウォッチャー調査
・独8月貿易収支
・独8月経常収支
・英8月貿易収支
・カナダ9月住宅着工件数
・米公開市場委員会(FOMC)議事録
10日(水)
・米8月卸売在庫
・英8月景気先行指数
11日(木)
・本邦日銀金融政策決定会合
・南アフリカ金融政策
・本邦8月貿易収支
・本邦8月機械受注
・豪9月新規雇用者数
・ユーロ圏第2四半期GDP確定値
・米8月貿易収支
12日(金)
・NZ8月小売売上高指数
・ユーロ圏8月鉱工業生産
米9月生産者物価指数
米9月小売売上高指数
米10月ミシガン大消費者信頼感指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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米雇用統計の前月は大幅修正

おはようございます。
本日は、住んでいる地区主催の体育大会です。綱引きのメンバーを要請されていますが、非力ですのでどうなることやら…。もう直ぐでかけます。

5日に発表された9月の非農業部門雇用者数が11万人と市場予想の10万人を上回りました。また、同時に8月が-4千人から+8.9万人に修正、7月が+6.8万人から+9.3万人に修正されました。雇用の増加に寄与したのが、サービス業の伸びで、政府も増加しています。もともと雇用統計の数字はぶれやすいというのが出た格好ですが、ひとまず、雇用減少への不安はなくなったようです。ただ、同時に発表された失業率が4.7%へ0.1%上昇していますので、こちらは気になるところです。

【米国雇用統計】
Blog20071005_01
source:U.S. Department of Labor

【非農業部門雇用者数】

項目(単位:千人) 7月 8月 9月 前月比
非農業部門雇用者数 138,066 138,155 138,265 +10
建設業 7,649 7,627 7,613 -14
製造業 14,046 14,001 13,983 -18
小売業 15,390 15,399 15,393 -5
専門・企業サービス 17,911 17,929 17,950 +21
教育・医療 18,422 18,487 18,531 +44
レジャー・宿泊 13,566 13,577 13,612 +35
政府 22,210 22,267 22,304 +37
source:U.S. Department of Labor

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2007年10月 5日 (金)

雇用統計予想

こんばんわ。
いよいよ雇用統計が迫ってきました。毎月恒例の、直前予想をしてみたいと思います。これまで出ているデータを元にしますと、米労働省から新規失業保険申請件数とともに発表される
失業保険継続受給者数は直近の4週合計で10,229,000件、その前の4週合計が10,286,000件となり、合計ベースでは57,000件の減少となっています。

【新規失業保険申請件数】
Blog20071004_02
source:Bureau of Labor Statistics

3日に発表されたADPによる雇用統計は、5.8万人の増加となっています。

【ADP雇用統計】
Blog20071004_04
source:ISM

米供給管理公社(ISM)の購買担当者による、雇用に対する景況感は製造業が51.7(前月より0.4アップ)、非製造業が52.7(前月より4.8アップ)しています。

【米供給管理公社(ISM)雇用指数】
Blog20071004_03
source:ISM

最後に前月の雇用統計は、失業率が4.6%、非農業部門雇用者数が-4,000人でした。

【雇用統計】
Blog20071004_05
source:Bureau of Labor Statistics

これまで発表されている指標を見ても、失業保険申請件数、継続受給者数の減少、雇用が改善されているデータの方が多くなっています。ただ、9/28に発表されているシカゴPMIでの雇用指数は季節調整済みで52.0と前月より1.7ポイント悪化しています。以上のデータを踏まえて、個人的には+7万人を予想しています。ご参考までに。

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欧州中銀は中立スタンスへなったのか

こんにちは。
昨日は、車両故障のため、いつもの通勤コースと違うコースで帰宅まで大幅に時間がかかって、ぐったりしてしまいました。

昨日、英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)の金融政策の発表があり、どちらも現状の政策金利が据え置かれました。ただ、その後のトリシェECB総裁の会見では、「緩和的(accommodative)」、「警戒(vigilance)」との発言が聞かれなかったことで、これまでの引き締めスタンスから中立に変更されたとの見方から、ユーロドルは1.41ドルを割り込みましたが、今回、この文言が聞かれなかったとしても、トリシェ総裁の「たとえ緩和的ではないとしても、われわれは金利を引き上げるかもしれない」 「物価の安定に対して、上振れリスクが存在している」とインフレに対して警戒を残している発言を同時に行っていることで、この2つの文言が削除されたからといって安易に中立スタンスへなったとはいえないと思います。

【政策金利】
Interest rate
source:各国中銀

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2007年10月 4日 (木)

雇用はあまり焦点とならないか

こんにちは。
すっかり日が暮れるのが早くなりました。本日は20:00から山中康司氏のWebセミナーです。実践的な取引手法の話しをお願いしていますので、もしご興味がありましたらご覧ください。どなた様でもご覧いただけます。セミナーはコチラです。
※同時アクセス数は余裕を持っていますが、アクセスできないときは、明日以降にオンデマンド(録画)をご覧いただけますようお願いします。

さて、昨日は雇用統計の前哨戦となる、ADP雇用統計が発表されました。結果は、市場の予想通りの+5.8万人でした。ただ、前月が3.8万人から2.7万人へ下方修正されました。内訳は表をご覧いただくとわかるとおり、製造業が全ての会社規模で減少、サービス業は大企業が減少、その分を中小企業がカバーしているという図式です。ここ数日来の欧州からのユーロ高警戒発言があることから、今回の雇用統計は多少内容が悪くてもドル安要因にはならない可能性が高いと思っています。もちろん、良ければドル高要因です。

【ADP雇用統計】

項目(単位:千人) 9月 増減
製造業計 22,167 -39
小企業(1-49) 8,085 -3
中企業(50-499) 9,785 -22
大企業(500-) 4,297 -14
サービス業計 93,478 +97
小企業(1-49) 42,728 +56
中企業(50-499) 35,724 +53
大企業(500-) 15,026 -12
合計 115,645 +58
source:National Association of Realtors

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2007年10月 3日 (水)

雇用統計前哨戦のADPに注目

こんにちは。
このところ小学生の長男の勉強を見ているのですが、漢字の書き順があきらかに間違っていることを指摘すると、以前間違って教えたことを覚えていて、辞書を持ってきて、私の間違いが指摘されるようになりました。勉強嫌いの長男は、いつも宿題をしているときに体が痒くなるらしく、勉強嫌いアレルギーのようです。

昨日は、全米不動産協会から、中古住宅販売保留(Pending Home Sales Index)が発表されました。中古住宅販売保留とは、中古住宅の売買契約が成立して、所有権の移転が終わっていないものということになります。中古住宅販売が所有権の移転が終わったものですので、ちょうど、新築住宅販売件数(契約が成立したもの)と同じ位置づけになります。これを見ますと、8月の中古住宅販売保留は、85.5と過去最低のレベルへと下落しています。前月比は-6.5%。下落が著しいのは、北東部の77.3(前月比-8.3%)、南部の97.8(前月比-9.5%)となっています。住宅関連の指標が悪いわりには、ドルへの影響が少なかったようです。欧州筋からのユーロ高警戒発言や、5日の雇用統計が焦点となっているようです。本日の民間レベルのADP雇用統計も注目度が高いと思われます。

【中古住宅販売保留】
Blog20071002_01
source:NAR

【ADP雇用統計】
Blog20071002_02
source:Bureau of Labor Statistics,ADP

ADP雇用統計は、+3.8万人でしたが、非農業部門雇用者数は-4千人と、ブレが大きくなっています。これまでの指標を見てみますと、雇用もそんなに悲観することはなさそうですので、今回は支援材料となるような気がします。非農業部門雇用者数に向けての予想は、データの揃う明日か明後日に行いたいと思っています。

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2007年10月 2日 (火)

製造業ISMの雇用指数は増加継続

こんにちは。小学生の長女は本日社会科見学で、ヤクルトの工場と、首都圏外郭放水路を見に行くそうです。ヤクルトの工場では、ヤクルトがもらえるかに興味があるみたいでした。

昨日は、9月末の相場展開と違い、円安方向に動きました。信用不安も一段落(まだ終わっていないとは思っていますが)して、株式市場が堅調に推移したことなどから、円売り再開の流れとなったようです。米金融大手のシティグループが第3四半期見通しを前年同期比で60%減益となることを明らかにしましたが、マーケットの混乱は見られず、むしろ、悪材料出尽くしと捉えられたようです。

【製造業ISM】
Blog20071001_01
source:Institute for supply management

【製造業ISM】

項目 結果 前月比
PMI 52.0 -0.9
新規受注 53.4 -1.9
生産 54.6 -1.5
雇用 51.7 +0.4
在庫 41.6 -3.8
価格 59.0 -4.0
受注残 51.0 +0.5
輸出 54.5 +0.5
輸入 53.0 +0.5
source:Institute for supply management

昨日、米供給管理協会(ISM)から発表された製造業景気指数は、52.0と景気の分岐点となる50は超えましたが、前月の52.9より、マインドは悪化しています。ただ、その中でも雇用指数は51.7と前月(51.3)より、回復傾向を見せています。経済指標とは別にアルムニア欧州委員会委員長から「ユーロ高については懸念している」などとの発言から、20・21日のワシントンG7に向けての欧州の思惑が見えてきたように思います。今後、欧米日の駆け引きが出てくきて、円安に対する是正の発言などが出る可能性も捨て切れませんので、G7に向けては注意が必要です。

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2007年10月 1日 (月)

日銀短観は大企業との経済格差が広がる

こんにちは。
昨日は、雨の中、埼玉スタジアム2002の近くのショッピングセンターに行きました。たまたま、浦和レッズの試合があるらしく、ユニフォームを着た人がたくさんいて、中には小さい子供を連れた方もいて、雨の中応援も大変だと思いました。

本日は朝8:50に日銀による全国企業短期経済観測調査が発表されました。大企業製造業の業況判断は23と前回調査時と変わらなかったようです。ただ、中小企業は、12('06/12)、8('07/3)、6('07/6)、1(今回)と業況判断が悪化してきていることで、大企業と中小企業の格差が広がりつつあることが見て取れます。

【日銀短観-業況判断】
Blog20070928_01
source:日本銀行

また、先行きは、大企業が19と前回調査の22より悪化、中小企業も10と前回の14から悪化、先行きに対しては楽観できないとの見方が大勢を占めているようです。

【日銀短観-先行き判断】
Blog20070928_02
source:日本銀行

先週週末に発表された、消費者物価指数に加え、本日発表された短観も大企業こそ良いものの、全体を見ると、楽観できない状況のように思います。このため、日銀の金利正常化プロセス(政策金利の引き上げ)は、当初予定より、大幅にずれ込み、年内に0.25%の利上げがあるかどうか、に後退しています。先週末に、ポジション調整や米国の利下げ観測から、ドルが下落したことから、ドル円に対しては、これまでどおりの緩やかな円高局面となる可能性が高そうです。ただ、19日からのワシントンG7のイベントで、為替問題が話し合われるとの見方があり、内容によっては円高が一気に進む可能性も否定できません。

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