S&Pの格付け手続きを見直しについて
こんばんは。
本日は頭痛の日となってしまいました。朝起きたときからなんとなく予感はあったのですが、寝不足が続くと頭痛薬を飲んでも治らない頭痛に悩まされます。こういうときは早く帰って寝るのが一番です。
当社の情報サイトFXmuseumの早朝のFXニュースをS&Pが格付け手続きを見直しをご覧いただいたお客様から、これに関する意見をBlogに掲載して欲しいとのリクエストをいただきました。ありがとうございます。下記に簡単ですが、意見を述べさせていただきます。
まず、スタンダード&プアーズの公式サイトに格付け手順の強化と世界の市場へのサービス向上するための新施策を発表というタイトルで詳細が掲載されています。
ガバナンス(管理体制)の強化に至った背景には、米国のサブプライムローンを証券化し、S&Pやムーディーズなどの格付け会社の格付けを取って販売していた経緯もあり、サブプライム問題から、格付け会社への非難が集中していると思われることから、今回の発表になったことは想像に難くないと思います。
・シニア(全額償還)
・シニアメザニン(一部償還)
・ジュニアメザニン(全額毀損)
・エクイティ(全額毀損)
今回のS&Pの決定では、ガバナンス(管理体制)、分析面での強化、情報の透明性の向上、教育の4つの柱が強化されることになり、より格付けの精度が上昇すると思われます。
これにより、短期的には、格付けの厳格化がなされ、見直し(格下げ)等で市場が振り回されるかもしれませんが、長い目で見れば、信用力が上がるということになるでしょう。
為替市場への影響ですが、サブプライムに関連したCDO(債務担保証券)やRMBS(モーゲージ担保証券)のみならず最近では、モノライン(債券保証会社)の格付けも引き下げとなっています。現在、最終的なリスクを誰が取っているかわかっていない状態ですが、おそらくヘッジファンドなどがレバレッジをかけたものを保有しているのではないかといわれています。このため、サブプライムローン問題は第4フェーズに入っていると思われることで、S&Pやムーディーズなどがサププライム関連の格付けを引き下げた場合には、一時的にドル売りなどの影響が出ると思われますが、だんだん出口に向かって進んでいくと思われ、影響は軽微に止まるものと思っています。




