山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


    ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。

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    ポジション形成時のレバレッジは外貨アクティブで最大25倍、外貨リザーブは最大約3.3倍、法人200で最大200倍、法人100で最大100倍です。

    上田ハーロー株式会社
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2008年4月30日 (水)

FOMCよりもGDPか

こんばんは。本日はイベント(経済指標)がたくさん予定されています。目が離せませんね。

注目の米公開市場委員会(FOMC)を本日(日本時間1日午前3:15)に控えています。現状は0.25%の政策金利引き下げ、声明では、金融政策をニュートラル(景気配慮型)から戻すとの予想となっています。それに先立ち、民間の給与計算会社ADPによる雇用統計(21:15)、第1四半期GDP(21:30)、シカゴ購買担当者景気指数(22:45)の派表が予定されています。個人的な見解ですが、FOMCでは0.25%の利下げと、声明では景気配慮の部分を残すと予想しています。ようやく市場に楽観的な見方が浸透しつつある時期に、FRB自らが水を挿すようなことをしないと思っています。米景気については、GM(ゼネラル・モーターズ)が北米の工場の閉鎖を予定しているなど、雇用や消費に対してネガティブな材料が水面下では多数存在しています。米企業決算での楽観的な見方のメッキがはがれる可能性もあり、特にGDPが悪い場合には、FOMCで楽観的な見通しを出したとしても効果が薄いと思われます。

【GDP】
Blog20080429_01
source:U.S Bureau of Economics Analisys

【個人消費】
Blog20080429_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月29日 (火)

FOMCまでは小動きが続くか

こんにちは。
今日は昭和の日です。気候も良いので昼から出かけようと思っています。

昨日は、米国の経済指標の発表のない中で、米の著名な投資家ウォーレン・バフェット氏がチューインガムのウィリアム・リグレーに関するTVのインタビューに答え「経済は今、リセッションにある」「リセッションは大半の予想より長期で深刻なもの」などと発言したことから、米景気の先行きに対しての懸念が連想され、29・30に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利が引き下げられるとの見方がでて、ドル円は上値が重い展開となりましたが、安値も104.07円までと底堅い動きとなりました。本日もFOMCを睨みながらの動きとなると予想されますが、22:00にS&P/ケースシラー住宅価格指数の発表が予定されていることから、住宅価格の下落がドルを押し下げる可能性があります。既に全米リアルター協会から発表されている中古住宅の在庫は9.9か月分まで増加しており、住宅価格の底打ち感はまだ出ていないようです。ただ、サンフランシスコやラスベガスなど住宅価格の上昇が著しかった地域の価格が総合20(下のグラフの赤線)の数値に近づいていることもあり、下げ止まり感が出てくる可能性もあります。住宅価格指数だけで大きく動く可能性は低いことから、ドル円も104円を挟んでの動きとなると思われます。

【S&P/ケースシラー住宅価格指数】
Blog20080428_01
source:Standard & Poor's

【中古住宅販売、住宅在庫】
Blog20080428_02
source:NATIONAL ASSOCIATION of REALTORS

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2008年4月28日 (月)

楽観的な見方が支配

こんにちは。
昨日から毎週日曜日は夕食を作ることになりました。ちなみに昨日は、豚バラ肉のピリ辛炒めをメインに、えのきベーコンのポン酢風味とサラダでした。

ドル円は本日、104円台後半で推移しています。約6週間前のパニック的なドル売りから一転して、市場には楽観的なムードが漂っています。

楽観的なムードの要因としては、
1.米シティグループなどの第1四半期の決算発表が終わり、市場が予想したよりも損失額が少なく、サブプライムによる金融機関の損失が峠を越えたと見られること(個人的にはそう思っていませんが)
2.ワシントンG7で2000年9月のプラハG7以来となる主要通貨に対する声明の文言を変更したこと(2004年のボカラトンG7は主要国通貨に対しての声明ではない)
3.米株式市場が底堅くなり、現在は堅調に推移していること(下図1番目を参照)
4.先週発表された米新規失業保険申請件数が減少し、雇用に失速感が出ていないこと
などがあげられます。

また、市場に楽観的な見方が出ているのは、投資家恐怖心理指数(VIX Index)が昨年12月26日以来となる20を割り込んでいることからもうかがうことができます(下図2番目を参照)。VIX指数の低下とともに、ドル円でも円安傾向となるなど、現在のところVIX指数と円キャリートレードとは非常に相関性が高いと思っています。このため、米国の株式市場が下落すると、円の買戻しが出やすい環境になっていると言えそうです。
本日は欧米での主要な経済指標の発表がないことから、引き続き楽観的な見方が継続すると思われます。

【ダウ工業平均株価】
Blog20080427_01
source:Dow Jones

【投資家恐怖心理指数】
Blog20080427_02
source:CBOE,Uedaharlowfx

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2008年4月27日 (日)

4/28の週のポイント

おはようございます。
そろそろ家の前の田んぼでも田植えの季節となってきました。農家の人の準備にも余念がないようです。

シカゴIMMポジションでは、円ロングが約1万3千コントラクトの減少で残が4万コントラクトを割り込みました。ユーロは減少が継続、カナダドルは原油高の影響からかロングが増加、ドルは約3万5千コントラクトショートが増加しています。

このところのユーロの下落などからドルが上昇しています。ユーロの景況感が悪化したことや、ユーロ建て債券の償還や利払いなどから、ユーロが売られやすい環境にあったことや米国の新規失業保険申請件数が大幅に低下したことからの、雇用への期待感などがドルを押し上げているようです。今週は29・30日と米国の金融政策(FOMC)が予定されていて、市場では0.25%の政策金利の引き下げが予想されています。その他には、米国のケースシラー住宅価格指数(29日)、第1四半期GDP(30日)、ISM製造業業況指数(1日)、雇用統計(2日)と重要指標の発表が予定されていますが、楽観的な市場予想を裏付けるものとなるのか、更に景気後退を裏付けるものになるのかによって、ドル円が105円を超えていくのか、100円割れに向かうのかの方向が決まってくると思われます。そういう意味では、本邦のゴールデンウィークを前にして、重要な週となりそうです。

【USD】
Blog20080426_01
source:CFTC

ドルは37,486コントラクトのショート増加の266,285コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20080426_02
source:CFTC

円は12,885コントラクトのロング減少の35,087 コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20080426_03
source:CFTC

ユーロは1,186コントラクトのロング減少の18,907コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20080426_04
source:CFTC

カナダは11,867コントラクトのロング増加の17,370 コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20080426_05
source:CFTC

NZドルは1,300コントラクトのロング増加の7,894コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(28日更新)

4月28日の週の注目指標
28日(月)
・南アフリカ 休場(自由の日)
・ドイツ 5月GFK消費者信頼感調査
29日(火)
・日本 休場(昭和の日)
・ニュージーランド 3月貿易収支
・米国 2月S&P/ケ-スシラ-住宅価格(総合)
・米国 4月消費者信頼感指数
30日(水)
・日本 日銀金融政策決定会合
・ニュージーランド 3月住宅建設許可
・日本 3月失業率
・日本 3月鉱工業生産・速報
・ドイツ 4月失業者数
・ノルウェー 3月小売売上高
・ユーロ圏 4月業況判断指数
・ユーロ圏 4月鉱工業信頼感
・ユーロ圏 4月消費者信頼感
・スイス 4月KOF先行指数
・米国 4月ADP雇用統計
・米国 第1四半期実質GDP・速報値
・カナダ 2月GDP
・米国 4月シカゴ購買部協会景気指数
・米国 FOMC政策金利発表
1日(木)
・オーストラリア 3月住宅建設許可件数
・米国 3月PCEコア・デフレータ
・米国 3月個人支出
・米国 3月個人所得
・米国 3月建設支出
・米国 4月ISM製造業景況指数
2日(金)
・南アフリカ 休場(振替休日)
・オーストラリア 3月小売売上高
・スイス 4月SVME購買部協会景気指数
・米国 4月失業率
・米国 4月非農業部門雇用者数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2008年4月26日 (土)

ドルは105円を手前に足踏み

こんにちは。
ここ数日間は急用でBlogの更新ができませんでした。ご容赦お願いします。

ユーロが引き続き下落、ドルは105円を試す動きになりましたが、オプションの防戦売りなどに阻まれ、104円ミドル近辺で週の取引を終えています。ユーロに対してもドルが上昇し、主要通貨のドルインデックス(貿易加重平均)は、71.0523と、3/24の71.0215を上回ってきています。その一方では、発表されたミシガン大学消費者信頼感指数の確定値が62.6と速報の63.2から低下しています。ユーロはユーロ債の償還や利払いを受けた円買いなどから、ユーロドルやユーロ円で、ユーロが下落しています。次週の米FOMC(連邦公開市場委員会)を前に、ドル買いが優勢となっているようです。

【ミシガン大消費者信頼感指数】
Blog20080425_02
source:Reuters/U of Michigan

【ドルインデックス】
Blog20080425_01
source:FRB

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2008年4月21日 (月)

豪消費者物価も上昇か?

こんにちは。
久しぶりに月曜日が晴れました。本日からはこれまで着ていたスプリングコートも止めました。

本日はオーストラリアの生産者物価指数が発表され前期比が+1.9%となり、四半期ベースの伸び率では1998年の9月に統計が開始された以来の最大の伸び率となりました。価格が大きく上昇したのは、石油関連及び電気、ガス、水道と建設でした。23日には消費者物価指数の発表も予定されていることから、こちらの伸びも大きいようだと、利上げの観測が浮上し、豪ドルの上昇に繋がる可能性があります。一方、豪ドル/円のチャートでは、一目均衡表(日足)でロウソク足が雲の上に出ていることや、基準線が上向になったことなどから、しばらく上昇する可能性が高くなっています。ただ、21日移動平均線からの乖離率は18日の高値で4.3%となっていて、3%を上回り、警戒水準まで上昇しています。豪ドル/米国ドルは、一目均衡表(日足)の転換線と雲がサポートになっていることから、底堅く推移しそうです。ただ、こちらもオシレータ系のストキャスティックス(スロー)が80以上の買われ過ぎ水準となっていることから、警戒が必要なことには変わりありません。また、これまで市場に出ている楽観的な見方が急激に変化したときは、急激な下げとなる可能性がありますので、株価などに注意してください。

【生産者物価指数、消費者物価指数】
Blog20080420_01
source:Australian Bureau of Statistics

【AUD/JPY】
Blog20080420_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【AUD/USD】
Blog20080420_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月20日 (日)

4/21の週のポイント

こんにちは。
休日ということもあり、中途半端に昼寝をしてしまい、起きたあとはかえって疲れが残ってしまいました。

シカゴIMMポジションでは、ドルショートが3日連続で減少、円ロングが増加、ユーロ、NZドル、カナダドルはロングが減少しています。

週末は米シティグループの決算が市場予想より悪くなかったことなどから、米株式市場が200ドル以上上昇したことで、リスク投資の再開で、円売りが継続、ドル円は一時104円台を回復しました。これまでの100-103円のレンジを上に抜け、2/14の高値の108.60円と3/17の安値の95.68円のフィボナッチ61.8%戻りの103.70円も上に抜けています。21日移動平均線の乖離も3%が104.28円で、高値では更新していることから、21日のバンク・オブ・アメリカ、25日のカントリーワイド、MBIAの決算が予定されており、無難にこなせば108.60円の100%戻しまでの可能性が出てきました。また、クロス円全般も円売りが継続していることから、米国株価が堅調に動くようであれば、円売りが継続することになりそうです。

【USD】
Blog20080419_01
source:CFTC

ドルは14,088コントラクトのショート減少の228,799コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20080419_02
source:CFTC

円は4,905コントラクトのロング増加の43,067 コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20080419_03
source:CFTC

ユーロは9,342コントラクトのロング減少の20,093コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20080419_04
source:CFTC

カナダは1,061コントラクトのロング減少の5,503 コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20080419_05
source:CFTC

NZドルは1,778コントラクトのロング減少の6,594コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(21日更新)

4月21日の週の注目指標
21日(月)
・英国 4月ライトムーブ住宅価格
・オーストラリア 第1四半期生産者物価指数
22日(火)
カナダ BOC政策金利発表
・米国 2月住宅価格指数
・米国 4月リッチモンド連銀製造業指数
米国 3月中古住宅販売件数
23日(水)
・オーストラリア 第1四半期消費者物価指数
・英国 BOE金融政策委員会議事録
・南アフリカ 3月消費者物価指数コア
・ノルウェー中銀政策金利発表
・カナダ 2月小売売上高
24日(木)
・ニュージーランド RBNZ政策金利発表
・ユーロ圏 2月経常収支
ドイツ 4月IFO景気動向指数
・英国 3月生産者物価指数
・英国 3月小売売上高指数
・米国 3月耐久財受注
・米国 3月新築住宅販売件数
25日(金)
・オーストラリア、NZ休場(アンザック・デー)
・日本 3月全国消費者物価指数コア
・日本 4月東京都区部消費者物価指数コア
・ユーロ圏 3月マネーサプライM3
・英国 第1四半期GDP・速報値
・米国 4月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2008年4月19日 (土)

リスク投資からの円売り続く

こんばんは。

週末は、米シティグループの決算が市場の予想より悪くないことを好感したドル買いに、ドル円は一時104.63円まで上昇、2月29日以来の104円台を一時回復しました。これまで発表された米企業決算を下の表にまとめてみました。減益となったものの、資本増強した金融機関や人員削減を計画しているところもあり、今後の収益回復への期待感からも米国株式市場が228.87ドルの上昇となり、リスク投資再開の円売りが継続したものと思われます。投資家心理を表すといわれるVIX指数は20.13へ低下し、同指数の低下と円の下落の相関(下のグラフ)が表れています。

【米金融機関の決算】

日付 企業名 決算 備考
4/18 シティグループ -51.1億ドル 9,000人削減
4/17 メリルリンチ -19.6億ドル 3,000人削減
4/16 JPモルガン・チェース +23.7億ドル 人員削減予定
4/16 ウエルズ・ファーゴ +20億ドル
4/15 ベアー・スターンズ +1.1億ドル JPモルガン・チェース
が救済合併
4/15 ワシントン・ミューチュアル -11.4億ドル 増資(70億ドル)
4/14 ワコビア -3.93億ドル 増資(計69億ドル)
source:CNN Money

【投資家恐怖心理指数】
Blog20080418_01
source:CBOE, Uedaharlowfx

2008年4月18日 (金)

ドル円のチャートを比べてみると

こんにちは。
昨日、英タイムスのオンライン版を見ていたら、米大手証券Gでサブプライムの下落時に儲けたトレーダーが退社したとの記事がでていました。そのトレーダーは自分でファンドを立ち上げるようです。

市場の安心感からドル円、クロス円が上昇してきています。本日は米国で経済指標の発表がないことから、シティグループの決算などを見ながら、ドル円も103円を試しに行くと思われます。ユンケル・ユーログループ議長やウェーバー独連銀総裁が「G7声明で当局の意向は自明」「為替相場には過剰な変動が見られる」などと、ユーロ高が牽制する発言を行ったこともドル高の要因となりました。当面はこれらの外的要因やテクニカル要因では円売りが優勢と思われます。ただ、市場が悲観的から楽観的になったとき(昨年8月や12月)を見ると、いずれもまた悲観的な材料が出て下落しています。下図3つのチャートは、現在と昨年8月、12月のものです。並べてみると形が似ているのがご覧いただけると思います。必ずこの通りに動くとは限りませんが、全体が楽観的になりつつあるときにも、気を引き締めておくことに越したことはありません。

【USD/JPY 現在】
Blog20080417_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USD/JPY 8月】
Blog20080417_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USD/JPY 12月】
Blog20080417_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月17日 (木)

投資家心理は楽観的に

こんにちは。
昨日は帰りに「ジー」っとクマゼミが鳴くような音が聞こえたので、もうセミが?と思ってよく聞いてみたらバッタのようでした(キリギリス科のバッタはジーっと鳴くそうです)。

昨日は住宅着工、建設許可が予想より下振れし、米地区連銀報告(ベージュブック)も、米景気減速を肯定する内容だったものの、JPモルガン・チェースの決算内容が減益ながら予想を上回ったことや、ハイテク関連の決算が良かったことで、ドルは底堅く推移し、現在は102円を回復(15:10現在)しています。ただ、ユーロドルではユーロが1991年1月の導入以来の最高値を更新していることや、円以外の通貨ではドルが売られていることを考えると、市場に広がってきている安心感(楽観的な見方)から、ドル売り、円売りが再開されているようにも思えます。投資家恐怖心理指数(VIX指数)では、2007/12/28以来の水準へ低下(恐怖心の減少)となってきています。金融機関の決算もこれまでのところは波乱なくこなしていることや、最近発表された経済指標もNY連銀景気指数をはじめ、楽観的な内容となったことで、安心感が先行しているようです。このままで行けば、ドル円は103円を試しに行くと思われますが、住宅関連ではまだ底が見えてこないことから、先行きは油断禁物です。本日は新規失業保険申請件数の発表が予定されていて、4月の雇用統計の対象となる週でもありますので、雇用の分岐点の40万件を下回っているかどうかにも注目です。

【投資家恐怖心理指数】
Blog20080416_01
source:CBOE

【新規失業保険申請件数】
Blog20080416_02
source:U.S. Department of Labor

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2008年4月16日 (水)

ドル円はチャートから上を目指す可能性あり

こんばんは。
南の海上では既に台風1号が発生しているようです。時期が早まっているのと巨大化の傾向がありますので、これも地球温暖化の影響?なんでしょうね。

最近のドル円は完全にBox相場となっているようです。100円台で下は底堅いものの、なかなか102円、103円を超えることはできないようです。チャートでは21日移動平均線が上を向き(3番目のチャート)、一目均衡表(日足)の雲の下限、遅行線が日々線に近づいて(4番目のチャート)きました。まだはっきりした上昇トレンドは出ていませんが、21日移動平均線でサポートされ、雲の上に抜けていくようであれば、まずは103.60円暗いまでの上昇がありそうです。

本日は米国の住宅指標である新築住宅着工件数、建設許可件数の発表差予定されています。昨日
NAHBから住宅市場指数が発表され、3か月連続で横ばいとなり、やや下げ止まり感が出ているだけに、本日の内容に注目が集まりそうです。また、企業決算ではJPモルガン・チェース、ウエルスファーゴの金融関連と、コカコーラ、ebayなどの発表が予定されています。これらの内容が良い場合には102円台を回復してくる可能性が高まります。

【住宅市場指数】
Blog20080415_02
source:NAHB

【住宅着工、建設許可】
Blog20080415_01
source:U.S Censusu bureau

【USDJPY移動平均線】
Blog20080415_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USDJPY一目均衡表】
Blog20080415_04
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月15日 (火)

独や米での経済指標多数の日

こんにちは。
本日は15時からポンドのセミナーで講師をやります。これからの投資判断のお役に立てばよいのですが。

昨日は米銀第4位のワコビアの決算の発表があり、3億ドルの損失(前年同期は23億ドルの黒字)となったことからドルが売られましたが、減配と70億ドルの資本増強の計画を受けたこと、米3月の小売売上高が+0.2%と予想(0.0)より上振れ、前月も上方修正(-0.6%→-0.4%)となったことなどで、ドルは101.08円まで戻してクローズしました。結局のところ、100-103円の保合い(レンジ)内から抜けきれず、しばらくはレンジを形成する可能性が高そうです。本日もベアー・スターンズなどの金融機関の決算発表とともにインテル(IT)の決算発表も予定されています。ベアー・スターンズはJPモルガンチェースに買収されたこともあり、あまり影響は無いと思いますが、先に発表されたゼネラル・エレクトリック(GE)が為替に影響を与えたこともあり、インテルの決算には注目です。

昨日発表された小売売上高は、ガソリンなどの燃料と、食料品が売上げに寄与しています。ただ、この2つが物価を押し上げていることもあり、小売の伸びを簡単には楽観できない状態と思います。また、本日は対米証券投資の発表が予定されていて、米国への資金流入にも関心が集まっています。ドル安や低金利を嫌気した資金の流失(または流入減)が見られた場合には、米国の赤字がファイナンス(補充)されないということになり、ドル売りの要因となると思います。景況感では独のZEW景況感調査やNY連銀製造業景気指数の発表も予定されていることから、特に独ZEWが悪化しているようであれば、年後半のECB利下げ観測が高まることと思います。

【小売売上】
Blog20080414_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【対米証券投資】
Blog20080414_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月14日 (月)

米小売売上げが焦点

こんにちは。
G7(7か国財務相・中央銀行総裁会議)が終わり、ドル安けん制の声明を受け、ドルが底堅い動きを見せるかと思われましたが、ドル円は再び100円台ミドルの水準(16:00現在)まで下落してきています。G7の実行力に注目といったところでしょうか。

週末に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、63.2と1982年3月以来の低調な数字となり、米国消費者のマインドが冷え込んでいることが浮き彫りとなりました。先に発表された米雇用統計での非農業部門雇用者数の3か月連続の減少やベアー・スターンズなど大手金融機関のレイオフが今後大量に出ることが予想されることから、消費者の心理も暗くならざるを得ないというところでしょうか。景気の先行きが不安なときは、消費を手控える傾向にあり、本日発表される3月の米小売売上高に注目が集まります。2月はバレンタインデー商戦が不振だったことなどから、小売も前月比-0.6%と悪化を示していましたが、3月も中中に発生したベアー・スターンズの事実上破綻の影響などもあると思われることから、不振が予想されます。小売が悪いようであれば、米国のGDPの約70%を占める個人消費が停滞していることとなり、ドルが売られやすい状況となると思います。

【ミシガン大学消費者信頼感指数速報】
Blog20080413_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【小売売上高(2月まで)】
Blog20080413_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月13日 (日)

4/14の週のポイント

こんにちは。
家のすぐ前が田んぼです。まだ田植えは先ですが、外ではカエルの合唱が聞こえてきています。

シカゴIMMポジションでは、ドルショート、円ロングが減少でG7を前にポジション調整が出たようです。ユーロ、NZのロングが微増、カナダドルはロングが増加しています。

G7後の国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)でもドル安に対する懸念を共有したとストロスカーン専務理事が発言しています。これらによりドル安がけん制されていますが、週明けのドルがこれにより上昇するかは予断を許さないところです。ベアー・スターンズやシティグループなどの決算を控えていることや、15日には対米証券投資、16日には米住宅着工や消費者物価指数の発表も控えていることから、実体経済の悪化や更なる金融機関の損失はドル安の要因となりそうです。また、G7での決定に対しての実効があるかどうかも試される可能性があります。G7では急激な変動に対して警戒していることから、緩やかなドル安については容認とも受け取れ、ドルの戻りは引き続き鈍そうと思われます。

【USD】
Blog20080412_01
source:CFTC

ドルは10,652コントラクトのショート減少の242,887コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20080412_02
source:CFTC

円は9,231コントラクトのロング減少の43,067 コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20080412_03
source:CFTC

ユーロは363コントラクトのロング増加の29,435コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20080412_04
source:CFTC

カナダは5,841コントラクトのロング増加の6,564 コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20080412_05
source:CFTC

NZドルは918コントラクトのロング増加の8,372コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(14日更新)

4月14日の週の注目指標
14日(月)
・ニュージーランド 2月小売売上高指数
・英国 3月生産者物価指数
・ユーロ圏 2月鉱工業生産
・米国 3月小売売上高
15日(火)
・ニュージーランド 第1四半期消費者物価
・英国 3月RICS住宅価格
英国 3月消費者物価指数
ドイツ 4月ZEW景況感調査
・米国 3月生産者物価指数
・米国 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
米国 2月対米証券投資
・米国 4月NAHB住宅市場指数
16日(水)
・南アフリカ 2月実質小売売上
・英国 3月失業保険申請件数
米国 3月建設許可件数
米国 3月住宅着工件数
米国 3月消費者物価指数
・カナダ 3月製造業出荷
・米国 3月鉱工業生産
・米国 米地区連銀経済報告
17日(木)
・スイス 2月実質小売売上高
・ユーロ圏 2月貿易収支
カナダ 3月消費者物価指数
・米国 3月景気先行指数
・米国 4月フィラデルフィア連銀景況指数
18日(金)
・オーストラリア 第1四半期輸入物価指数
・ユーロ圏 2月建設支出
・カナダ 3月景気先行指標指数
メキシコ メキシコ中銀政策金利発表

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2008年4月12日 (土)

G7の為替に新たな文言が加わったが...

こんにちは。
昨日の東名高速道路の牧之原の事故は帰省でいつも通るところだけに驚きました。また、同時に安全にバスを止めた運転手には、仕事に対する責任感を見たように思います。ご冥福を祈ります。

さて、ワシントンで開催されていたG7(7か国財務相・中央銀行総裁会議)が終了しました。為替に関しての声明は、Since our last meeting, there have been at times sharp fluctuations in major currencies, and we are concerned about their possible implications for economic and financial stability.(前回の会合以降、主要通貨において時として急激な変動があり、われわれはこれらが経済および金融の安定へ与え得る影響について懸念している)が新たに加わり、欧州側の意向を反映した形になっています。ただ、これをもって協調介入を行うというような可能性はかなり低いと思われ、ドル安やユーロ高に一定の歯止めはかかるとは思うものの、米景気の減速を背景としたドル安というのは継続する可能性があります。

いずれにしましても、次週は米金融機関の決算も予定されていることから、金融機関の資本増強も含め、引き続き変動が大きくなりそうです。週明けの月曜日は、G7諸国の発言内容を試すようなドル安から始まる動きがあるかもしれません。

【7か国財務相・中央銀行総裁会議】

photo:Department of the Treasuary

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2008年4月11日 (金)

G7での波乱はなさそう

こんばんは。
今週から当社の手数料無料がスタートしました。ご利用いただけたでしょうか。今後もサービス向上に向けてがんばって行きます。

昨日は、ドル円、クロス円ともに「往って来い」となりましたが、ドル円は高値と安値で約2円、ポンド円が約3.2円、ユーロ円が約2.4円と大きく動きました。また、金融政策は、同じユーロ圏でありながら、ポンドは0.25%の引き下げ、ユーロは据え置きと分かれています。メジャー通貨やクロス円の陰に隠れて、上昇を続けているのがユーロポンドです。チャートでは21日移動平均線がサポートとなり、右上がりの上昇を続けています。ユーロポンドは1ユーロの価値をポンドで表している通貨ペアになりますが、将来は1ユーロ=1ポンドに近づいてくる可能性もあり、新高値を更新中であることから、注目してみるのも面白いと思います。

本日はG7(7か国財務相・中央銀行総裁会議)です。ユーロ高やドル安に歯止めがかかるのかは注目ですが、世界経済の枠組みが拡大し、新興国も台頭してきていることから、G7だけで決めてもインパクトはあると思いますが、効果の持続性は疑問符が付きます。こうした中で、為替の声明の中に、特定の通貨のレベル(高安)に言及することは無いと思われ、文言はほとんど変更が無いものと思われます。

【EUR/GBP】
Blog20080411_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月10日 (木)

本日の米新規失業保険申請件数は要注意

こんにちは。

昨日はIMFが米国の2008年の成長見通しを0.5%に下方修正したことなどや、原油価格が最高値を更新したことなどから、それまでしっかりしていた動きとなっていたドル円が下落しました。本日これまでも、101.40-103.00円の保合い(レンジ)を下抜けしたことから、101.00円を割り込んでいます。13:30現在、100.96円。本日は英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)が予定されていて、英の0.25%の利下げの可能性が高まっています。また、遅れること45分後に、欧州中銀(ECB)の発表も予定されています。こちらは据置き予想、米国の貿易統計や新規失業保険申請件数が、好・不況の分岐点の40万件を2週連続で上回ってくるか注目です。現在市場はややドル売りが優勢のように見えます。

【英・欧州・米政策金利】
Blog20080409_01
source:FRB

【新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数】
Blog20080403_01
source:Bureau of Labor Statistics

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2008年4月 9日 (水)

市場はやや安心感が先行

こんばんは。
どうにもこうにも、先週ひいた風邪が治りません。頭も重く困ったものです。

昨日は、3/18のFOMC議事録の内容が総じて悲観的だったにもかかわらず、ドル円は102円を維持してこれまで推移しています。背景には、金融不安の後退やG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)での、ドル安やユーロ高けん制に対する警戒感もあると思われます。短期的にはマクロ系などのファンドが安値を拾っているということもあり、目先はドルが下がりにくい状態が続いています。ユーロも警戒感からか上昇しにくくなっています。下のグラフは投資家恐怖心理指数(ボラティリティ・インデックス)と呼ばれるもので、投資家の心理を表すといわれています。S&P 500 指数 (アメリカ市場の代表的な株価指数)のオプション価格が高くなるとVIX指数も高くなり、オプション価格が低くなるとVIX指数は低下するというものです。相場が下落しているときは、VIX指数は上昇しやすいことから、投資家の心理を表す指数として用いられることが多いようです。

昨日のVIX指数は、22.36と、急激な円高が進んだ3/17の32.24から約10ポイント下落しており、それだけ市場が落ち着いているということです。このため、市場全体ではリスク投資が戻りつつあり、底堅さの一つの要因となっているとも見られます。 昨日も書きましたとおり、しばらくは保合い(レンジ)での動きが予想されます。

【投資家恐怖心理指数】
Blog20080408_01
source:CBOE

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2008年4月 8日 (火)

ドル円はレンジを抜けられるか

こんにちは。
子供通うの小学校では本日、入学式です。毎年天気が悪いという記憶があるのですが、これほど悪いとは…。

昨日は主要な材料の無い中で、クロス円の底堅さから、ドル円もしっかりした動きとなりましたが、先週末の米雇用統計を受け、米経済のリセッション懸念から、ドルは伸び悩みとなりました。本日これまでも、朝方のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)の「現在の信用危機は少なくとも50年で最悪」のネガティブな発言から、ドル売り、ユーロ買いとなりました。本日は政策金利を0.75%引き下げた3/18開催のFOMC(公開市場委員会)の議事録や中古住宅販売保留(引渡しがまだの成約件数)の発表が予定されています。103円乗せを3度失敗したドル円が4度目のトライで達成できるかどうかに注目ですが、現在は、101.40円~103.00円の保合い(レンジ)を形成しつつあるようです。こういうときは上下のレンジ抜けに注意です。

【中古住宅販売保留】
Blog20080407_01_2
source:NAR

【USD/JPY 60分足】
Blog20080407_02_2
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月 7日 (月)

4/7の週のポイント

こんにちは。
最近よく電車の中で数独(1から9までの数字を埋めていくパズル)をやっている人を見かけます。ほとんどの人は、ボールペンか何かで数字を埋めていくのですが、今日の人は、鉛筆と消しゴム(別々)を持っていたつわものがいました。

シカゴIMMポジションでは、ドルショート、円ロングが減少。ユーロのロングも減少しています。カナダドルは2007年4月以来のショートへ迫ってきました。

米国の雇用統計は、非農業部門雇用者数が-8万人と予想を下回り、更に前月、前々月が下方修正と、雇用が悪化してきていることが示されました。しかしながら、ドル円の下値も101.45円までと限定的となっています。背景としては、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長による、第2、第3のベアー・スターンズはないという発言に含まれている、金融不安(信用不安)は収束に向かっているという期待感ではないかと思われます。チャート上でも、ドル円は21日移動平均線を大きく上に抜けてい以来、同線がサポートとなっています。今週は、週末11日にワシントンでG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会合)が予定されていることから、ユーロ高のけん制もしくは、ドル安の歯止めへの期待感も出てきています。そのため、市場は動きにくく、様子見が多いと思います。ただ、同会合を前に舌戦(口先)での要人発言に振らされる可能性がありますので、欧州関連の発言には特に注意が必要となると思います。また、欧州中銀(ECB)、英中銀(BOE)による金融政策も10日に予定されていることから、特に利下げの可能性のある英国には注意が必要です。

【USD】
Blog20080405_01
source:CFTC

ドルは36,761コントラクトのショート減少の253,539コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20080405_02
source:CFTC

円は13,622コントラクトのロング減少の52,298 コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20080405_03
source:CFTC

ユーロは13,699コントラクトのロング減少の29,072コントラクトのロングとなりました。

【CAD】
Blog20080405_04
source:CFTC

カナダは1,455コントラクトのロング減少の723 コントラクトのロングとなりました。

【NZD】
Blog20080405_05
source:CFTC

NZドルは1,997コントラクトのロング減少の7,454コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(7日更新)

4月7日の週の注目指標
7日(月)
・オーストラリア 2月貿易収支
・日本 2月景気先行指数・速報
・スイス 3月失業率
・ドイツ 2月鉱工業生産
・カナダ 2月住宅建設許可
8日(火)
・カナダ 3月住宅着工件数
・米国 2月中古住宅販売保留
米国 FOMC議事録(3月18日分)
9日(水)
・日本 日銀金融政策決定会合
・英国 2月鉱工業生産
・ユーロ圏 第4四半期GDP・改定値
10日(木)
・日本 2月機械受注
・オーストラリア 3月失業率
オーストラリア 3月新規雇用者数
・英国 2月商品貿易収支
英国 英中銀(BOE)政策金利発表
ユーロ圏 欧州中銀(ECB)政策金利発表
・米国 2月貿易収支
南アフリカ SARB政策金利発表
・米国 3月月次財政収支
11日(金)
・カナダ 2月新築住宅価格指数
・米国 4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2008年4月 5日 (土)

米雇用ではリセッション入り

こんにちは。
本日は絶好の行楽日和のようですね。

昨日発表された米国の雇用統計の非農業部門雇用者数増減は-8万人となり、2001年3月以来の3ヶ月連続の減少となりました。この年は米国のITバブルがはじけ、米景気が減速していた時期にあたります。このように非農業部門雇用者数が3ヶ月以上連続で減少すると米国のリセッション(景気後退)がほぼ確実となります。これにより、米国の個人消費の減少などがさらに顕著になれば、中長期のドル安要因となります。ただ、最近の米国の金融機関に対する信用不安は一時よりかなり後退しているようで、投資家恐怖心理指数(VIX)は低下傾向を示しています(下の図)。VIXの低下と円安がある程度相関を示していましたが、直近では、VIXが低下しても、円安になりにくい状況となっているようです。

【非農業部門雇用者数】

項目(単位:千人) 1月 2月 3月 前月比
非農業部門雇用者数 138,002 137,926 137,846 -80
建設業 7,426 7,389 7,338 -51
製造業 13,373 13,691 13,643 -48
小売業 15,472 15,425 15,413 -12
専門・企業サービス 18,101 18,071 18,036 -35
教育・医療 18,617 18,657 18,699 +42
レジャー・宿泊 13,644 13,664 13,682 +18
政府 22,336 22,369 22,387 +18
source:U.S. Department of Labor

【投資家恐怖心理指数】
VIX index
source:CBOE

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2008年4月 4日 (金)

いよいよ米国雇用統計

こんにちは。
この4月から最寄り駅の看板の一部が変更となり、ハングル語が登場しました。それだけ、ハングル語圏の人が増えたということなのでしょうか。

本日はいよいよ米国3月の雇用統計です。昨日までの雇用関連のデータを見ますと、新規失業保険申請件数は、雇用の分岐点の40万件を超えました。また、失業保険継続受給者数も大幅増加となっています(ただし、昨日のデータは今回の雇用統計には繁栄されません)。米供給管理協会(ISM)の雇用指数は、製造業が増加傾向、非製造業は変わらずとなっています。シカゴ購買管理者指数(PMI)では、2月よりは回復していますが、2002年以来の低水準となっています。チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスの人員削減でも削減数は増加しています。民間の給与計算会社ADPが+0.8万人と良い内容となっていますが、全体的に見ると、先々の雇用の悪化は避けられない状況と思われます。短期的には、市場予想が現在-5.0万人であることから、これよりもよければドルが買われやすく、悪ければドルが売られやすいと思いますが、ADPの結果を受け、やや市場が楽観的に見ている可能性もあるので、予想通りだった場合にはドルは下落するでしょう。個人的には、-6.5万人程度を予想しています。

【新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数】
Blog20080403_01
source:Bureau of Labor Statistics

【ADP、非農業部門雇用者数】
Blog20080403_02
source:ADP、Bureau of Labor Statistics

【ISM製造業雇用指数、非製造業雇用指数】
Blog20080403_03
source:Institute for Supply Management

【チャレンジャー人員削減】
Blog20080403_04
source:Challenger, Gray & Christmas, Inc

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2008年4月 3日 (木)

新規失業保険新生件数、非製造業ISMに注目

こんにちは。
昨日も書きましたが風邪です。咳きはひどくないのですが、強烈な睡魔に襲われています。気を抜くとすっと寝てしまいそうです。

さて、昨日は注目のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言は、個人的にややポジティブと捉えていますが、「金融・財政刺激策の結果などにより、08年下半期の経済活動は強まる見通しで、 09年には持続可能なペースか、それを若干上回る成長となる見込みだ」というところには疑問符がつきます。金融・財政刺激策がこれでよいのか、まだまだあり得るのかで結果は変わってくると思います。

市場の焦点は、明日の米国3月の雇用統計に向かっていると思います。(雇用統計予想は、明日のBlogに掲載を予定しています)そのため、実質的に明日の統計とは関係ありませんが、本日の新規失業保険申請件数も注目されることとなりそうです。

ただ、現在はドル買い方向にトレンドが出ていますので、少々の増加であれば、市場は無視する可能性もあり、その点では明日の雇用統計も同様に材料視されない可能性があります。本日は米供給管理協会(ISM)の非製造業景気指数も発表されることから、こちらも50を割り込むようであれば、ドルの弱材料となると思います。

【新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数】
Blog20080402_01
source:Bureau of Labor Statistics

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2008年4月 2日 (水)

ADP、バーナンキ議会証言に注目

こんにちは。
この2、3日の寒さですっかり風邪をひいてしまい、喉が痛くて、話すのもつらい状態です。喉といえば、子供の頃、浅田飴の「水あめ」という薬のCMをよくTVでやっていて、子供心に「おいしそう」「一度でいいから、なめてみたい」と思っていました。いざ大人になってなめてみると…

昨日は、米供給管理協会(ISM)製造業景気指数が予想よりは良かったこと、米リーマン・ブラザーズの優先株による増資(当初30億ドルのところ、申し込みが殺到し40億ドルへ引き上げ)、などがプラス材料となり、短期の投資家のドルショートポジション(日曜日のBlog参照)が積みあがっていたことから、これの解消もあり、21日移動平均線を突破して、本日の朝方の102.15円まで上昇しました。増資のニュース及び、申し込みが予定額を上回ったことから、米湖金融機関への投資意欲が旺盛との見方から、米国ダウ平均株価も約400ドルの上昇となっています。

ただ、米国サブプライムやモノラインなどの住宅関連の問題は解決したわけではないので、あまり楽観的にならないほうが良いと思います。実際、昨年の3月、8月、11月などを見ても、市場が楽観的になった後に、悲観的な材料が出て、下値を切り下げられています。このため、今回の材料を持って米国の深刻な問題が解決したわけではないとの認識を持って望んだほうが良いと思います。

個人的にはドル円の基調は、まだダウントレンドと見ていますので、戻りを待って売りという戦法が有効と思われます。戻り目処は、下の2番目のチャートにもありますが、2/14の高値の108.60円と3/17の安値の95.68円のフィボナッチ61.8%戻しの103.69円、4/1の21日移動平均線の+3%乖離の103.72円(=100.70×1.03)近辺と見ています。これを上に抜けると、前出フィボナッチの76.4%戻しの105.59円近辺を予想しています。ちなみに、本日の高値の102.15円は前出フィボナッチの50%戻しにあたります。

また、本日は民間給与計算会社のADPの雇用統計、バーナンキFRB議長の上院・下院合同議会証言(景気見通しについての発言)が予定されていますが、ドル買い圧力の方が高いと思われ、内容が予想通りの場合は、この流れが変わるまでには至らないと思われます。

【ADP、非農業部門雇用者数】
Blog20080401_02
source:ADP,Bureau of Labor Statistics

【USD/JPY】
Blog20080401_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2008年4月 1日 (火)

米ISMは2か月連続の50割れなるか

こんにちは。

本日は日銀の短観の発表がありましたが、為替市場にはあまり影響がなく、99円台後半での推移となっています。また、オーストラリア準備銀行(RBA)は政策金利を7.25%のまま据置き、その後のコメントでも、インフレは時間の経過とともに抑制されるはずと、物価上昇に対しては楽観的なトーンとなっています。資源価格も下落していることから、豪ドルには売り圧力がかかりやすいと思われます。

一方、米国では供給管理協会(ISM)製造業指数の発表が予定されています。インパクトとしては、景気の好不況の判断となる50を回復するのか、予想値の47.5よりも悪いのかという2点になると思われます。また、チャートでは、21日移動平均線が下がってきており、ドル円が底堅い動きをした場合には、21日移動平均線を上に抜き、短期的には上昇トレンドになる可能性があります。ただ、平均線の抜け方にもよりますが、どんどん上昇していくような強さはドルには感じられません。

【米供給管理協会(ISM)指数】
Blog20080331_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【USD/JPY】
Blog20080331_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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