山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2009年1月31日 (土)

ポンドが上昇、オセアニア通貨下落の週

こんばんは。今日は天気も悪く、ウォーキングも休みました。ニュースを見ていますと、オバマ新大統領が米国の金融機関のトップの高額報酬に不快感を表したとのこと。確かに一般の感覚とはズレがありますね。

昨日は米国の第4四半期(10-12月期)のGDPが発表され、年率換算で-3.8%と大幅なマイナスとなりました。2008年の暦年では1.3%とマイナス成長にこそ陥らなかったものの、7年ぶりの低水準(下のグラフ参照)となっています。かねてから申していますが、米国のGDPは9年から10年周期のサイクル(谷→谷)があり、2001年の谷から9年のサイクルでも2010年、10年とすると2011年が次の谷となりそうです。少なくとも2009年は第1、第2四半期のGDPはマイナス成長が予想されることと、深刻な金融不安からはやや回復しているものの、引き続き金融不安は残っていて、企業活動が抑制されること、GDPの約7割を占める個人消費が雇用の悪化などで期待できないことから、年後半の回復シナリオは厳しいと見ています。

今週は、これまで売り込まれていたポンドが反発、市場予想(1.0%の利下げ)より大幅な1.5%の利下げに踏み切ったNZドル、利下げが連想される豪ドルが下落しています。ドルは小動きとなりました。次週は英、ECB、豪で金融政策の発表が予定されていますので、利下げの可能性が高い英と豪は下落圧力がかかるものと思います。

【GDP(年)】
Blog20090130_03
source:Bureau of Economic Analysis

【週間騰落率(JPY)】
Blog20090130_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20090130_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年1月30日 (金)

1/30 本日の見通し

■昨日の動き

ポンド高、円高(ポンド以外)、ドル高(ポンド以外)

昨日は英ブランチフラワー政策委員の「ポンドは過小評価されている」との発言から、ポンドが主要通貨に対して上昇、欧米の株価が下落したことから、リスク回避の円買いとドル買いのお決まりの動きとなりました。昨日発表された米耐久財受注は前月比が-2.6%と市場予想より弱く、週刊新規失業保険申請件数は58.8万人とこちらも予想より若干弱い内容となりました。このため、ドルは円に対して小幅に下落したものの、既に織り込んでいたようですぐに戻しています。また、新築住宅販売は33.1万戸と市場予想より悪く、中古住宅が伸びたのとは逆に減少となって、住宅市場の回復がまだ遠いことを示しています。しかし、昨日の安値も1ドル=89.47円と底固い動きとなりました。ユーロはポンドが上昇したことから、ユーロ/ポンドでユーロが下落、リスク回避のドル買いとあいまって、1ユーロ=1.2933ドルまで下落、対円では1ユーロ=115.69円を一時付け、弱含みでの推移となりました。

■本日の見通し
本日は、米国の第4四半期GDPの発表が22:30に予定されています。事前の予想では前期比-5.5%の大幅悪化となっていますが、昨日発表された耐久財受注の落ち込み、クリスマス商戦の不振(米ディスカウント大手のウォルマートでさえ苦戦)などから、さらにGDPが押し下げられている可能性があります。このため、弱い内容であればドル売りが進むと思われますが、米国では、発表される経済指標の下振れに慣れっこになっていますし、87円台の水準では本邦通貨当局の介入警戒感で底固くなっていることを考えると、一気にドル安(円高)が進むとは考えにくいです。ただ、GDPの悪化は中長期的にみると、急激に膨らんだ財政赤字をファイナンスすることができなくなる恐れが高まりますので、ドルの持続的な下落の可能性が高くなると思います。一方、ポンドは英ブランチフラワー委員の発言から買われましたが、同時に「ゼロ金利まで引き下げられるケースを検討」とも発言していることから、戻りの中で、「どこまで」を探る展開となりそうです。ユーロはトリシェECB総裁の発言から2%を下回る水準の利下げを排除しないという


テクニカルでは、ドル/円が21日移動平均線をなかなか抜けられないようですが、トレンドとしては横ばいが継続、ただし下値は堅くなっています。一目均衡表(日足)の雲も下がってきたことから、これを上に抜けると1月初旬の高値の96.45円近辺まではあるかもしれません。ただ、このレジスタンスで止められると再度21日移動平均線から下放れると思います。また、クロス円も21日移動平均線が引き続きレジスタンス(上値抵抗)となっているようです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,251.24    +144.95    +1.79%
FTSE 100    4,190.11    -105.09    -2.45%
DAX            4,428.11    -90.61    -2.01%
DOW JONES    8,149.01    -226.44    -2.70%
S&P 500        845.14        -28.95    -3.31%
NASDAQ        1,507.84    -50.5    -3.24%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.86    0.19
日本10年国債     1.24    0
英国10年国債     3.68    0.04
独10年国債     3.27    0.04

■コモディティ価格
NY金(期近)      905.1    16.9
NY原油(期近)     41.44    -0.72

■主な発言(FXミュージアムより)
トリシェECB総裁
「ECBは、2%未満の金利の可能性を排除してはいない」
「ECBは、今までにないリスクをとっている」
「ECBは、さらに非標準的な決定する可能性ある」
スイス国立銀行ロート総裁
「今年のスイス経済はリセッションに」
「スイス・フラン上昇は輸出企業に『苦痛与える』」
「スイス・フランは『オーバーシュート』してない」
英ダーリング財務相
「イングランド銀行に資産買い取りプログラム設定要請」
「中銀による最大500億ポンドの資産購入を承認」
キング英中銀(BOE)総裁
「英中銀は『高品質』の資産のみを購入」
「MPCは資産購入がインフレ目標達成に必要か判断へ」
ブランチフラワー英金融政策委員
「英中銀、金利をゼロに引き下げることは確かではない」
「金利がゼロに近づけば中銀は国債などの買い入れで景気刺激可能」
「英中銀はデフレリスクを考慮すべき」
イングリッシュNZ財務相
「2009年はNZ経済にとって厳しい年に」
「NZ経済は雇用減少で後退へ」
「極端な低金利には不都合が伴う」
「消費者への景気後退の影響は減税と金利低下で緩和」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/30(金)         
14:00    日本    12月新設住宅着工戸数
15:00    南アフリカ     12月マネーサプライM3(前年比)
18:00    ノルウェー     12月小売売上高(前月比)
18:30    英国     12月マネーサプライM4・確報(前年比)
18:30    英国     12月消費者信用残高
19:00    日本    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
19:00    ユーロ圏     12月失業率
19:00    ユーロ圏     1月消費者物価指数速報(前年比)
21:00    南アフリカ     12月貿易収支
22:30    米国     第4四半期GDP速報値(前期比)
22:30    米国     第4四半期個人消費速報値(前期比)
22:30    米国     第4四半期GDP価格指数速報値(前期比)
22:30    米国     第4四半期コアPCE速報値(前期比)
22:30    カナダ     11月GDP(前月比)
23:45    米国     1月シカゴ購買部協会景気指数
24:00    米国     1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値

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2009年1月29日 (木)

1/29 本日の見通し

■昨日の動き

円安、スイスフラン安、ドル安(NZドル以外)、欧州通貨高

昨日は米FOMC(公開市場委員会)を前にして、株価がしっかりした動きとなったことから、円とドルが売られる動きとなり、ドル/円は底固く、1ドル=89円台前半で推移しました。ユーロはトリシェECB総裁が「次の重要な会合は3月」「デフレリスクは見当たらない」と発言したことから、1ユーロ=1.32ドル台前半でサポートされました。しかし、FOMCでFF金利が据え置き(市場の予想通り)、長期国債の買い入れについては用意があるとし、買い入れについては明言を避けたことで、一部、買い取りを期待していた債権トレーダーの売りを誘い、金利が上昇(債券価格は下落)し、金利の上昇を市場が好意的に受け取ったことから、ドルが上昇しました。ドル/円は1ドル=90.79円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3102ドルまで一時ドルが買われました。

■本日の見通し
本日は、ユーロ圏では業況感指数、独の失業率、米では耐久財受注、新規失業保険申請件数、新築住宅販売の発表が予定されています。現在、ユーロには下落バイアスがかかりっていることもあり、ユーロ圏の指数の弱含みは、ユーロの下落につながりやすいと思われます。米の耐久財受注はGDPの6~9%程度を占めることから、耐久財の大幅な悪化となると、明日のGDPの弱さが連想されドル売りにつながると思われます。昨日IMF(国際通貨基金)から発表された世界経済の見通しは0.5%と2.2%から大幅な下方修正となり、米が-1.6%、ユーロ圏が-2.0%、日本が-2.6%と軒並み悪化する見通しとなっているものの、米国の議会では、下院本会議でオバマ新大統領が掲げる8190億ドルの景気対策法案が可決されたこともあり、明日の米国のGDP発表までは楽観的な見方が継続すると思います。また、昨日の債券の下落(金利の上昇)は、本来であればドル売り材料と思われますが、セオリー通りに動いていないということは、市場が金利の上昇をポジティブ(ドル買い材料)と捉えていると思います。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線を一時超えたものの、クローズではレジスタンスとして機能しています。1/21の安値が目先の底となった可能性が高まりましたが、一目均衡表(日足)では、いくつかの抵抗線があることから、上値の継続の可能性は低いと思います。クロス円も同様に21日移動平均線か一目均衡表(日足)の基準線あたりまでの戻りはありそうです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,106.29    +45.22    +0.56%
FTSE 100    4,295.20    +100.79    +2.40%
DAX            4,518.72    +195.3    +4.52%
DOW JONES    8,375.45    +200.72    +2.46%
S&P 500        874.09        +28.38    +3.36%
NASDAQ        1,558.34    +53.44    +3.55%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.66    0.13
日本10年国債     1.25    0.04
英国10年国債     3.64    -0.02
独10年国債     3.24    -0.02

■コモディティ価格
NY金(期近)      888.2    -11.3
NY原油(期近)     42.16    0.58

■主な発言(FXミュージアムより)
スワン豪財務相
「インフレは低下を続ける」
「インフレ圧力は幅広く緩和」
タナー予算・規制緩和相
「必要ならば同国政府は景気刺激策を講じる方針であり、そのなかには追加減税や投資を増やす対策が含まれる可能性がある」
ゴンサレスパラモECB理事
「ユーロ圏の物価圧力、大きく低下」
ストロスカーンIMF専務理事
「経済政策面で一段の協調なければ、ユーロ圏の安定は危うい」
「場合によっては、銀行を一時的に国有化すべき」
「『バッドバンク』、不良資産処理において適切な措置」
IMF
「09年の世界成長率見通しは0.5%、11月予想の2.2%から下方修正」
「世界成長は2010年に3%に回復する見通し」
「米成長率見通しは09年が‐1.6%、10年が+1.6%」
「ユーロ圏成長見通しは09年‐2.0%、10年は+0.2%」
ユーロ圏財務相会合議長
「金融機関向けの追加救済策について現時点ではその必要性は見出せない」
トリシェECB総裁
「ECB政策金利、次の重要な会合は3月」
「極端な低金利には不都合が伴う」
「デフレのリスクはみあたらない」
ウェーバー独連銀総裁
「市場の調整過程に終わりはみえていない」
「ドイツの銀行の収益見通しは『明るくない』」
「ドイツ版『バッド・バンク』構想には懐疑的」
「多くの銀行の第4四半期決算は大幅な赤字に」
ガイトナー米財務長官
「目標は民間銀行システムの維持」
「銀行救済で選択肢を幅広く検討している」
「銀行救済計画は比較的早期に実行へ」
FOMC声明
「FRB、クレジット市場の状況改善につながれば長期国債買い入れする用意」
「公開市場操作やその他を通じて金融市場を支援することが政策の焦点」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/29(木)         
8:50    日本     12月大型小売店販売額(前年比)
8:50    日本     12月小売業販売額(前年比)
8:50    日本     12月小売業販売額指数(前月比)
11:00    NZ    11月マネーサプライ M3(前年比)
17:55    ドイツ     1月失業率
17:55    ドイツ     1月失業者数
18:00    ユーロ圏     12月マネーサプライM3(前年比)
18:00    ノルウェー     1月失業率
18:30    南アフリカ     12月生産者物価指数(前月比)
19:00    ユーロ圏     1月業況判断指数
19:00    ユーロ圏     1月経済信頼感
19:00    ユーロ圏     1月鉱工業信頼感
19:00    ユーロ圏     1月消費者信頼感
22:30    米国     12月耐久財受注
22:30    米国     新規失業保険申請件数
24:00    米国     12月新築住宅販売件数

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2009年1月28日 (水)

1/28 本日の見通し

■昨日の動き

ポンド高、スイスフラン安、ユーロ安、他まちまち

昨日はスペック(投機筋)が中心のマーケットで値動きも荒くなりました。欧州時間帯では、ダウ先物や欧州株価が堅調だったことから、ドル/円も一時1ドル=90.08円と5日ぶりに90円を回復したものの、欧州の株価の上昇も続かず、著名なレポートで「ECBは最終的政策金利を1%まで引き下げる」との内容からユーロが売られ、対ドルでは一時1ユーロ=1.3118ドルまで下落、対円でも1ユーロ=116.12円まで下落したことで、ドル/円も1ドル=88.42円までドルが売られました。その後は、米国の株式市場が2日連続の上昇となったことから、ドル売りと円売りの流れとなり、ドルは89円台を回復、ユーロも1.32ドルを回復したものの各々1ドル=88.99円、1ユーロ=1.3161ドルでクローズしています。

■本日の見通し
本日は、注目は日本時間4:15に発表される米公開市場委員会(FOMC)の結果です。昨日の日経CNBCでも述べましたが、FF金利の誘導目標0%~0.25%はこの情勢下で変更のしようがないと思っています。むしろ、これまでFRBが政策として行ってきた物価の安定と景気の刺激という政策が修正(変更)されるのかということにあると思います。日本も同じですが、金利を引き下げたり、流動性を供給したり、量的緩和を行っても、必要としている企業へ資金が回っていかないのが現状で、間接金融としての銀行が機能していないため、いくら中央銀行がいろいろな金融政策をおこなっても、目に見えた改善にはつながってきていません。このため、新たな分野、たとえば株の買い取りなどを発表、実施などの政策を行っていくなどのことが出てこないと、市場では材料視されないと思っています。個人的な見方では、今回はそこまで踏み込んでこないと思っています。

米国の株式市場が小幅ながらでも上昇したことから、円が売られやすい傾向が続くと思いますが、ドルやクロスの上値の重さが継続していることから、市場の興味は引き続き戻り売りにあると思います。とはいうものの、1/21の安値を下抜けを狙う新たな材料にも乏しいことから、週末の米第4四半期GDPの発表前まではレンジでの動きとなると予想しています。

テクニカルでは、ドル/円は一時上昇しましたが21日移動平均線まで届かず、ユーロ/円、ポンド/円もトレンド系は下落継続を示しています。ただ、一方では1/21の安値が目先のサポートとして機能していることから、何度かの下値トライでここが破られなければ21日移動平均線を目指して上昇してくる可能性が高まります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,061.07    +378.93    +4.93%
FTSE 100    4,194.41    -14.6    -0.35%
DAX            4,323.42    -3.45    -0.08%
DOW JONES    8,174.73    +58.7    +0.72%
S&P 500        845.71        +9.14    +1.09%
NASDAQ        1,504.90    +15.44    +1.04%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.52    -0.12
日本10年国債     1.21    -0.01
英国10年国債     3.66    -0.03
独10年国債     3.25    -0.07

■コモディティ価格
NY金(期近)      899.5    -9.3
NY原油(期近)     41.58    -4.15

■主な発言(FXミュージアムより)
ギラード豪副首相
「世界の危機悪化すれば豪政府は行動する用意ある」
アルムニア欧州委員
「景気見通しは、大幅に悪化した」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「ECBは今年も来年もデフレ予想しない」
G20関係筋
「IMFが09年日本の成長率予想を‐2.6%に引き下げ、10年は+0.6%」
「IMFが09年ユーロ圏の成長率予想を‐2%に引き下げ、10年は+0.2%」
「IMFが09年米国の成長率予想を‐1.6%に引き下げ、10年は+1.6%」
「IMFが09年世界成長率予想を+0.5%に引き下げ、10年は+3%」

トリシェECB総裁
「インフレ率が2009年のうち数カ月は非常に低くなることがあるとしても、現時点ではデフレのリスクはない」
「物価安定に対するリスクは著しく低下した」
オバマ米大統領
「政府支援受けた金融機関幹部のボーナス調査」
「減税は雇用の創出に照準を合わせる」
ガイトナー次期米財務長官
「デリバティブ商品の現在の規制システムと複雑な金融仕組み商品は、新たなリスクに対応できなかった」
「規制政策・監視体制・危機管理方法において抜本的な変更を必要としている」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/28(水)         
9:30    豪     第4四半期消費者物価指数(前期比)
16:10    ドイツ     2月GFK消費者信頼感調査
16:45    仏     1月消費者信頼感指数
18:00    ノルウェー     11月失業率
18:30    南ア     12月消費者物価指数コア(前年比)
28:15    米国     FOMC政策金利発表
1/29(木)         
5:00    NZ     中銀(RBNZ)政策金利発表
6:45    NZ     12月貿易収支

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2009年1月27日 (火)

米中古住宅市場は回復の兆し?

こんにちは。なるべくエコを心がけるようにしていまして、今年は湯たんぽを取り入れています。朝まで足もとも暖かく、使った後はトイレのタンクに入れるなどしています。

昨日発表された米12月中古住宅販売件数は474万戸と前月の445万戸(下方修正)からは回復、同時に発表された住宅在庫も367.6万戸と前月の11.2か月分から9.3か月分へと大幅に減少しました。中古住宅販売だけをみると、やや住宅市場の回復に見えます。中古住宅販売が伸びた背景には、米国が12月のFOMCから実施しているゼロ金利政策や中古住宅はディスカウントがしやすいということがあげられると思います。先週発表された住宅着工や建設許可などを見ていると、米国の住宅市場の回復にはまだ楽観的にはなれないと思います。本日発表されるS&P/ケースシラー住宅価格指数で、住宅価格が下げ止まらないようであれば、回復の判断はまだ先になると思っています。また、新築住宅販売が伸びていくことも回復の確認の一つとなると思います。もう数か月いろいろな指標で確認することが必要なようです。

【中古住宅販売、住宅在庫】
Blog20090126_01
source:NAR

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1/27 本日の見通し

■昨日の動き

円安、豪ドル高、スイスフラン高、欧州通貨高(スイスフラン以外)

香港、シンガポールなどの旧正月の休暇にくわえ、豪も休場となったことから東京時間帯は市場参加者が少なかったものの、早朝にドルやクロス円が売り込まれたショートカバーで上昇し89円を回復、89円を挟んでの動きとなりましたが、米キャタピラー社の減益や2万人の削減、2009年の収益見通しも減益予想となったことからやや弱含みとなったものの、発表された中古住宅販売件数が474万戸と市場予想を上回ったことと、景気先行指数が0.3%とプラスとなったことで89.70円まで上昇しましたが、上値も重く、89.10円でクローズ。ユーロドルは投機筋の買いから1.30ドルを回復、1.3209ドルを一時付け、1.3190ドルでクローズしました。

■本日の見通し
本日は、引き続き香港、シンガポールが旧正月で休場となっていることから、アジア時間に見られた短期スペック(投機)が出にくいと思われます。ただ、昨日の英バークレイズが公的資金受け入れの必要がないと発表したことを好感した株式市場の上昇から、ドル/円、クロス円は底固い動きが予想されます。ただし、引き続き市場の興味はドル/円でのドルの戻り売り、クロス円でも戻り売りと見られることから、上値の重い展開が予想されます。また、本日発表される独IFO景気動向指数は前回より悪化が予想されますが、悪化はすでに織り込まれていると思われますので、影響は限定的と思われ、米国のFOMC(発表は日本時間明後日)も更に踏み込んだ量的緩和ができにくいと思われることから、本日の総兄は影響は出にくいと思います。

テクニカルでは、目立ったシグナルの出た通貨ペアはありませんが、トレンド系のテクニカル指標からみると、ドル/円やクロス円は下落トレンドが継続していると思われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    7,682.14    -63.11    -0.81%
FTSE 100    4,209.01    +156.54    +3.86%
DAX            4,326.87    +147.93    +3.54%
DOW JONES    8,116.03    +38.47    +0.48%
S&P 500        836.57        +4.62    +0.56%
NASDAQ        1,489.46    +12.17    +0.82%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.64    0.03
日本10年国債     1.22    0.01
英国10年国債     3.69    0.01
独10年国債     3.32    0.09

■コモディティ価格
NY金(期近)      908.8    13
NY原油(期近)     45.73    -0.74

■主な発言(FXミュージアムより)
サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長
「米経済が今後数カ月『極めて厳しい』状況に直面する」
ブラウン英首相
「政府はインフレ率を政策の目標に設定しており、為替レートではない」
ブラウン英首相
「世界は、金融市場を再建する必要」
G20関係筋
「IMFが09年日本の成長率予想を‐2.6%に引き下げ、10年は+0.6%」
「IMFが09年ユーロ圏の成長率予想を‐2%に引き下げ、10年は+0.2%」
「IMFが09年米国の成長率予想を‐1.6%に引き下げ、10年は+1.6%」
「IMFが09年世界成長率予想を+0.5%に引き下げ、10年は+3%」

トリシェECB総裁
「インフレ率が2009年のうち数カ月は非常に低くなることがあるとしても、現時点ではデフレのリスクはない」
「物価安定に対するリスクは著しく低下した」
オバマ米大統領
「政府支援受けた金融機関幹部のボーナス調査」
「減税は雇用の創出に照準を合わせる」
ガイトナー次期米財務長官
「デリバティブ商品の現在の規制システムと複雑な金融仕組み商品は、新たなリスクに対応できなかった」
「規制政策・監視体制・危機管理方法において抜本的な変更を必要としている」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/27(火)         
5:30    メキシコ     11月小売売上高
8:50    日本     12月企業向けサービス価格指数(前年比)
8:50    日本     日銀金融政策決定会合議事要旨
9:30    オーストラリア     第4四半期生産者物価指数(前期比)
16:45    フランス     12月住宅着工許可(前年比)
16:45    フランス     12月住宅着工戸数(前年比)
18:00    ユーロ圏     11月経常収支(季調済)
18:00    ドイツ     IFO景気動向指数
19:00    エワルド・ノボトニーオーストリア中銀総裁講演
23:00    米国     11月S&P/ケース・シラー総合-20(前年比)
24:00    米国     1月リッチモンド連銀製造業指数
24:00    米国     1月消費者信頼感指数
24:30    リーカネン・フィンランド中銀総裁講演

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2009年1月26日 (月)

1/26 本日の見通し

■昨日の動き

ポンド安、NZドル高(円以外)、他まちまち

週末の為替相場は独の再保険会社の破綻の噂などでユーロを中心に下落、ドル/円も一時1ドル=87.97円と88円を割り込みましたが、日銀のレートチェックの噂に、円を売る動きとなったことやファンド勢のショートカバーなどから、1ドル=89.63円まで戻りとなったものの、ここが戻り高値となり、88.78円でクローズしています。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.2850ドルを割れると中銀系の買いなどの噂に下げ渋りとなり、一時1.3035ドルまで戻したものの、1.2975ドルでクローズしました。

■本日の見通し
本日は、香港、シンガポールが旧正月で休場となっていることから、アジア時間に見られた短期スペック(投機)が出にくいと思われ、10時の仲値以降は静かな動きが予想されます。ただ、週末に日銀のレートチェックのうわさに円が売られる場面も見られましたが、引き続き円高への圧力が継続すると思われ、1ドル=87円台前半への下落を数度試すものと思います。欧州通貨は、明るい兆しが見えにくいこともあり、上値の重い展開を余儀なくされるものと思いますし、ドイツは明日のIFO景気動向指数の発表待ちと思われますが、同指数の内容が悪いようであれば、更なる下落をする可能性があります。ポンドも目先の弱材料はほぼ出尽くしと思われますが、引き続き金融機関の不安が継続する可能性もあり、一段安となる可能性があります。

テクニカルでは、特に目立ったシグナルの出た通貨ペアはありませんが、移動平均線等からみると、ドル/円やクロス円は下落トレンドが継続していると思われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    7,745.25    -306.49    -3.81%
FTSE 100    4,052.47    +0.24    +0.01%
DAX            4,178.94    -40.48    -0.96%
DOW JONES    8,077.56    -45.24    -0.56%
S&P 500        831.95        +4.45    +0.54%
NASDAQ        1,477.29    +11.8    +0.81%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.61    +0.02
日本10年国債     1.22    +0.01
英国10年国債     3.67    +0.17
独10年国債         3.24    +0.13

■コモディティ価格
NY金(期近)      895.8    +37
NY原油(期近)     46.47    +2.8

■主な発言(FXミュージアムより)
ビーニ・スマギECB専務理事
「政策金利をゼロ近くにするのは、デフレリスクが大きい場合にのみ妥当」
「ECBは、ユーロ圏に大きなデフレリスクはないと認識、デフレリスクは米国よりはるかに小さい」
「ECBは流動性のわなに踏み入る意図はない」
中川財務・金融相
「株・為替市場を、注意深く見ている」
「必要あれば、迅速な対応を広い意味でとっていく」
ブラウン英首相
「世界は、金融市場を再建する必要」
「英国は、景気刺激のための大規模な包括策を発表する」
「新たな焦点は、市場と銀行の立て直し」
オバマ米大統領
「米景気刺激策の2月半ばまでの承認目指す」
トリシェECB総裁
「インフレ率が2009年のうち数カ月は非常に低くなることがあるとしても、現時点ではデフレのリスクはない」
「物価安定に対するリスクは著しく低下した」
オバマ米大統領
「政府支援受けた金融機関幹部のボーナス調査」
「減税は雇用の創出に照準を合わせる」
ガイトナー次期米財務長官
「デリバティブ商品の現在の規制システムと複雑な金融仕組み商品は、新たなリスクに対応できなかった」
「規制政策・監視体制・危機管理方法において抜本的な変更を必要としている」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/26(月)      
オーストラリア      市場休場(建国記念日)
ニュージーランド     市場休場(オークランド記念日)
香港     市場休場(旧暦正月元旦)
シンガポール     市場休場(旧正月)
24:00 米国     12月中古住宅販売件数 
24:00 米国     12月景気先行指数

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2009年1月25日 (日)

1/26の週のポイント

こんばんは。あさって27日に日経CNBCの為替電話コーナーに出演を予定しています。9:18頃 On Air ですのでよければご覧ください。

23日に発表された20日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買)、円ロングが増加、ユーロのショート(売)も増加、NZドルはショートが増加しています。

欧州、英国の金融機関への不安感から消極的に日本の円が再び買われる傾向となっています。ただ、週末は本邦通貨当局による介入警戒感から円の買い進みにも警戒感が出て、主要通貨に対して円高が一旦押さえられた格好となっています。

個人的な意見ですが、介入に対しては以下のように見ています。
・米国の政権が交代(ブッシュ政権→オバマ政権)したことにより、10月のG7の共同声明の実効は不透明になった?
・本邦通貨当局(財務省、日銀)は、介入に対して慎重な姿勢を持っていて、ドル安や他の通貨安に起因する円高には効果が薄いと見ている?

などが考えられますが、いずれにしましても、介入レベル(いくらのときに介入したか)が市場に分かってしまうと、介入効果も長続きしない可能性が高くなると思われ、円高が進む段階ではなかなか介入には踏み切れず、口先介入を続けると思います。そういう意味では、本邦通貨当局の介入には過度な期待を持たないほうが良いと思います。

【USD】
Blog20090124_01
source:CFTC

ドルは11,521コントラクトのロング増加の37,391コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090124_02
source:CFTC

円は2,195コントラクトのロング増加の47,090コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20090124_03
source:CFTC

ユーロは1,768コントラクトのショート減少の7,580コントラクトのショートになりました。

【CAD】
Blog20090124_04
source:CFTC

カナダは2,381コントラクトのショート増加の14,585コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090124_05
source:CFTC

NZドルは1,744コントラクトのショート増加の1,937コントラクトのショートになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(26日更新)

1月26日の週の注目指標
■26日(月)
・豪  休場(建国記念日)
・NZ 休場(オークランド記念日)
・米国  12月中古住宅販売件数
・米国  12月景気先行指数
■27日(火)
・豪  第4四半期生産者物価指数
・ドイツ  IFO景気動向指数
・米国  11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・米国  1月リッチモンド連銀製造業指数
・米国  1月消費者信頼感指数
■28日(水)
・豪  第4四半期消費者物価指数
・南アフリカ  12月消費者物価指数コア
・スイス  1月KOF先行指数
・米国  FOMC政策金利発表
■29日(木)
・NZ  中銀(RBNZ)政策金利
・NZ  12月貿易収支
・ドイツ  1月失業率
・ドイツ  1月失業者数
・ユーロ圏  12月マネーサプライM3
・ユーロ圏  1月業況判断指数
・ユーロ圏  1月経済信頼感
・ユーロ圏  1月鉱工業信頼感
・ユーロ圏  1月消費者信頼感
・米国  12月耐久財受注
・米国  12月新築住宅販売件数
■30日(金)
・NZ  12月住宅建設許可
・日本  12月失業率
・日本  12月有効求人倍率
・日本  12月全国消費者物価指数
・ユーロ圏  12月失業率
・米国  第4四半期GDP速報値
・米国  第4四半期個人消費速報値
・米国  1月シカゴ購買部協会景気指数
・米国  1月ミシガン大消費者信頼感指数確報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年1月24日 (土)

ユーロの実効相場は半値押しの水準

この度、当社のシステム障害でお客様に大変ご迷惑、ご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。障害復旧を最優先とさせていただいていたため、Blogの更新もできず、楽しみにされていた方にもご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びいたします。励ましのお声をかけていただいた皆様にもお礼申し上げます。

今週の為替市場は、欧州、英国の金融不安から欧州通貨が大幅に下落、同時に米国も弱含みとなったことで、消極的に円が買われる動きとなりました。週末も独の再保険会社の破綻の噂などでユーロを中心に下落、ドル/円も一時1ドル=87.97円と88円を割り込みましたが、日銀のレートチェックの噂に、円を売る動きとなったことやファンド勢のショートカバーなどから、1ドル=89.63円まで戻りとなったものの、ここが戻り高値となり、88.78円でクローズしています。日銀レートチェック(噂)は、このインターネット時代に日銀も為替レートくらいは当然分かっていると思います。日銀がオーダーの状況などをモニタリングしているのではないでしょうか。10月の安値を下に抜けてしまうと、1ドル=85円近辺までの円高がありえます。下のグラフはユーロの名目実効相場です。為替レートに貿易量の比重をかけて、ユーロの価値を表しています。これを見ると昨年10月のユーロ安時点よりはまだユーロ高の状況で、10月から12月までの上昇のほぼ半分の水準、いわゆる半値押しとなっています。

【ユーロ実効相場】
Blog20090123_01
source:ECB

【週間騰落率(JPY)】
Blog20090123_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20090123_03
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年1月18日 (日)

1/19の週のポイント

こんにちは。本日はこれから某試験を受けに都内に行きます。あまり勉強はしていないので自信がないので、合格したら何の試験か公表します。

16日に発表された13日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買)が増加、ユーロのショート(売)が増加、円ロング(買い)は小幅減少、NZドルはロングから再びショートに転換しています。

6日連続で下落していた米株式(NYダウ)が米金融機関の損失などの悪材料が出尽くし、木・金と反発に転じたことから円売りの流れが再開となりました。一方のユーロは、欧州中銀(ECB)理事会で市場の予想通りの0.5%の利下げがなされ、その後のトリシェECB総裁の発言からは2月の会合では利下げが行われないことが表明されると、週末はユーロの買い戻しが先行しました。今週は19日が米国市場休場、20日がオバマ新大統領就任式と、興味が為替市場に向かいにくくなると思われ、また、経済指標の発表も週の後半に予定されていることから、週前半が小動きとなる可能性が高く、緩やかな円安の流れが継続するのではないかと思われます。週後半には米国の住宅関連の指標、英国の小売やGDP速報値の発表が予定されていることから、内容次第ではポンド安や株価の下落による円高の再開の可能性がありそうです。テクニカルでは、ドル/円が21日移動平均線を再び上に抜けた(21日移動平均線は上向)となっていることや、先週木にオシレーター系のスロー・ストキャスティックス(9,3,3)でゴールデンクロスが出ていることを考えると、上向のバイアスがかかっていると思われます。ユーロも対ドルで1.30ドルが底堅かったこと、ドル/円同様にスロー・ストキャスティックスでゴールデンクロスが出現したことから、こちらも底堅い動きになるのではと思われます。

【USD】
Blog20090118_01
source:CFTC

ドルは15,895コントラクトのロング増加の25,870コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090118_02
source:CFTC

円は1,499コントラクトのロング減少の44,895コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20090118_03
source:CFTC

ユーロは6,973コントラクトのショート増加の9,348コントラクトのショートになりました。

【CAD】
Blog20090118_04
source:CFTC

カナダは1,668コントラクトのショート減少の12,204コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090118_05
source:CFTC

NZドルは441コントラクトのショート増加の193コントラクトのショートになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(19日更新)

1月19日の週の注目指標
■19日(月)
・米国  休場(キング牧師誕生日)
・英国  1月ライトムーブ住宅価格
■20日(火)
NZ  第4四半期消費者物価
・英国  12月消費者物価指数
ドイツ  1月ZEW景況感調査
カナダ  カナダ中銀政策金利発表
■21日(水)
NZ  11月小売売上高指数
・ドイツ  12月生産者物価指数
英国  12月失業保険申請件数
英国  BOE議事録
・米国  1月NAHB住宅市場指数
■22日(木)
・日本  12月通関ベース貿易収支
米国  12月建設許可件数
米国  12月住宅着工件数
・カナダ  11月小売売上高
・米国  11月住宅価格指数
■23日(金)
・豪  第4四半期輸入物価指数
英国  12月小売売上高指数
英国  第4四半期GDP・速報値
・カナダ  12月消費者物価指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年1月17日 (土)

週前半は円とドルが上昇

こんばんは。これまでの寒い日からすこし暖かくなって助かりました。巷ではタミフルの効かないインフルエンザが流行しているようですね。何にも増して予防が一番です。

昨日は米シティ・グループの10-12月期の赤字が82億9400万ドル、バンク・オブ・アメリカが同17億9000万ドルの赤字となったものの、シティ・グループはシティコープ(銀行部門)とシティ・ホールディングス(証券仲介業など)の分割を発表、米政府はバンク・オブ・アメリカに対し200億ドルの資本注入と1180億ドルの不良資産から生じる損失の大半を肩代わりすることを発表したことで、NYダウが68ドル高となったことなどから円が売られました。ユーロ/円などのクロス円も軒並み上昇しました。

週末こそ円が売られましたが、週の前半のリスク回避の円買いの動きが大きく、米格付け会社S&Pによってソブリン債が格下げされたNZドルが円とドルに対して大きく下落しました。また、週末に2円以上戻したユーロも週間では円とドルに対して小幅ながら下落しています(下の2つのグラフを参照してください)。

下の3番目のグラフはバルチック海運指数です。この指数は、イギリスのバルチック海運取引所(The Baltic Exchange)が乾化物(鉄鉱石や穀物など)の運賃価格を取りまとめて算出している外航不定期船の指標です。取引所で取引されているものではなく、取引所が各ブローカー、船社から市況をヒアリングし、毎営業日のロンドン時間13時に発表しているもので「1985年平均=1000」が基準になっているものです。この海運指数は2008年6月のピークから見ると1%以下に低下していて、やや横ばいから上向きになっているものの、
資源需要などが低調なことを示しています。このことから、まだ世界の景気回復には時間がかかりそうだということです。

【週間騰落率(JPY)】
Blog20090117_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20090117_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【バルチック海運指数】
Blog20090117_03
source:Bloomberg.com

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2009年1月16日 (金)

1/16 本日の見通し

■昨日の動き

円安、NZドル安、ユーロ安(円、スイスフラン以外)

昨日は注目されていた欧州中銀(ECB)の政策金利が発表され2.5%から2.0%へ0.5%引き下げられました。利下げ幅は市場のコンセンサスどおりで、発表後にユーロは対ドルで1ユーロ=1.3070ドルまで、対円で1ユーロ=116.71円まで下落、ドル/円は発表前に1ドル=88.48円まで下落していましたが、じりじりと上昇し、1ドル=89円台を回復しました。その後のトリシェECB総裁の発言では、景気見通しの悪化がインフレ圧力の低下に繋がるなどのトーンが強まったものの、2月には政策決定(利下げ)を行わないなど、3月以降も利下げを継続するかの判断は微妙と思われます。結局ユーロ/ドルは1ユーロ1.3025ドルの安値をつけて1.3110ドルまで戻ってクローズ、ドル/円は89円台を回復してからは、米国サイドでの弱い経済指標(NY連銀指数-22.2、新規失業保険申請件数52.4万件、フィラデルフィア連銀指数-24.3)やJPモルガンチェース米国サイドではJPモルガンチェースの純利益が76%減やバンカメへの資本注入の可能性など弱含みのニュースが出たものの、これまで6日連続で下落していたNYダウが小幅ながら上昇したことから、89円台後半へと上昇し、1ドル=89.84円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は、メインのイベントが終わったことと、次週19日が米国市場休場(マーチン・ルーサー・キングデー)、20日がオバマ新大統領就任式となることなどから、対米証券投資、鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表が予定されていますが、ポジション調整が主導となる動きになると思います。トリシェECB総裁の発言からは、利下げに対してはニュートラルと思われ、米国のように量的緩和まで踏み切らないと思われることから、ユーロ売りの材料が一巡してきているのではないかと思われます。また、ドルも弱い材料が出ているにもかかわらず、4日連続で88円台まで下落しても更なる下落に繋がっていないことから、短期的には戻る公算が高いと見ています。注意点としては、バンカメが20日の決算発表を前倒しでしてくることから、TARPを活用した公的資金注入が週末に行われることも考えられ、市場の反応次第によっては月曜日は上下にブレる可能性があるということです。

テクニカルでは、ユーロ/ドル、ドル/円などでストキャスティックス(スロー)のゴールデンクロスが出現しています。下落基調ながら下げ渋っているところを見ると、このオシレータ系での買いシグナルが短期的な戻りの可能性を示しています。ユーロ/ドルは90日移動平均線の1.3415ドル近辺、ドル/円は21日移動平均線の90.49円近辺まで戻る可能性があります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 8,023.31 -415.14 -4.92%
FTSE 100 4,121.11 -59.53 -1.42%
DAX   4,336.73 -85.62 -1.94%
DOW JONES 8,212.49 +12.35 +0.15%
S&P 500  843.74  +1.12 +0.13%
NASDAQ  1,511.84 +22.2 +1.49%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債 2.18 -0.02
日本10年国債 1.19 -0.03
英国10年国債 3.13 0.02
独10年国債 2.89 -0.04

■コモディティ価格
NY金(期近)   807.3 -1.5
NY原油(期近)  35.4 -1.88

■主な発言(FXミュージアムより)
トリシェECB総裁
「本日の決定は景気の悪化を反映した」
「日の決定はインフレリスクの減少を反映」
「ECBは流動性のわなに踏み入る意図はない」
「次の重要会合は3月、2月は政策決定に適さず」
スターン・ミネアポリス連銀総裁
「『健全な』経済成長、2010年中に復活へ」
米地区連銀経済報告
「米経済活動、引き続きほぼ全地区で全般的に弱い」
「住宅市場動向、引き続きほぼ全地区で軟調」
「大半の地区で貸し出しは減少もしくは低調、クレジット状況は引き続き厳しい」
「大半の地区で労働状況は全般的に弱まっている」
「大半の地区で小売は年末商戦で大幅値下げ、多くの地区でエネルギー価格低下」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/16(金)   
19:00 ユーロ圏  11月貿易収支(季調済)
21:00 米BOA(バンク・オブ・アメリカ)決算発表
22:30 米国  12月消費者物価指数(前月比)
23:00 米国  11月対米証券投資
23:15 米国  12月設備稼働率
23:15 米国  12月鉱工業生産
24:00 米国  1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
26:15 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演

■注意点
ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロスした通貨ペア
ユーロ/米国ドル
米国ドル/円
南アフリカランド/円
メキシコペソ/円
ノルウェークローネ/円

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2009年1月15日 (木)

1/15 本日の見通し

■昨日の動き

円高、ポンド高、他まちまち

昨日は注目されていた米国の小売売上高の発表の前にナダの通信会社ノーテルが破産法申請とのニュースで株先が売られ、ドルが下落しました。小売売上高は前月比で2.7%の減少となり、市場予想の1.2%の減少よりも大幅に悪化した、前月も2.1%減(1.8%減から)に下方修正され、米国の株価はダウが248ドル安となり、リスク回避の円買いとなり、ユーロ、ポンド以外ではドルも買われました。ドル/円は1ドル=88.60円まで下落しますが、このレベルから下にはなかなか行かず、クローズにかけては3日連続で1ドル=89円台に戻しました。ユーロは米格付け会社S&Pがギリシャのソブリン格付けを「-A」に引き下げたことから、ユーロ売りが先行し、一時1ユーロ=1.31ドルを割り込みましたが、米国株式の下落から終わってみれば1ユーロ=1.31ドル台後半で、前日より上昇しています。ポンドは、1ポンド=1.45ドル割れでサポートされ、ECBの利下げ観測、米国株の下落などから唯一強含みのままクローズしました。

■本日の見通し
本日は、このあと9:30に豪の失業率、新規雇用者数の発表が予定されていて悪化は豪ドル安の要因となりそうです。米国サイドでは、22:30の新規失業保険申請件数、NY連銀製造業景気指数が注目(悪化はドル安要因)となると思いますが、メインは欧州中銀(ECB)理事会になると思います。市場のコンセンサスは0.5%の引き下げとなっていますが、予想は据置から1.0%の利下げまでばらばらとなっていて、既に市場は利下げを織り込んでユーロ売りが先行していることから、0.5%以下の利下げに留まると、材料出尽くし感からユーロの買戻しとなると思われます。その後のトリシェECB総裁の記者会見では、次回のECB理事会での利下げについてはコミットしないと思いますが、利下げを示唆する可能性はあると思います。ユーロ圏の消費者物価指数(前年比)はインフレターゲットの2.0%を下回る1.8%で、インフレを警戒する水準ではなくなっています。

テクニカルでは、エマージング通貨(南アランド、メキシコペソ、ノルウェークローネ)などで、一目均衡表(日足)の転換線と基準線が同値となりました。2本の線がデッドクロスする可能性が高く、トレンドは下方向が継続しそうです。ドル/円は安値を3日連続で切り下げてきていることから、引き続き下方向を見ています。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 8,438.45 +24.54 0.29%
FTSE 100 4,180.64 -218.51 -4.97%
DAX   4,422.35 -214.59 -4.63%
DOW JONES 8,200.14 -248.42 -2.94%
S&P 500  842.62  -29.17 -3.35%
NASDAQ  1,489.64 -56.82 -3.67%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債   2.2 -0.09
日本10年国債  1.25 0.02
英国10年国債  3.11 0
独10年国債  2.93 -0.05

■コモディティ価格
NY金(期近)   808.8 -11.9
NY原油(期近)  37.28 -0.5

■主な発言(FXミュージアムより)
カウエン・アイルランド首相
「経済状況が悪化した場合にはIMF支援が必要かもしれない」
アイルランド大使館
「先に報道されたIMF支援に関するカウエン・アイルランド首相の発言を否定」
S&P
「ギリシャのソブリン格付けを『A-』に引き下げ」
プロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁
「08年第4四半期と09年上期の米GDP、大幅なマイナスと予想」
「米住宅市場、09年に底打つと予想」
スターン・ミネアポリス連銀総裁
「『健全な』経済成長、2010年中に復活へ」
米地区連銀経済報告
「米経済活動、引き続きほぼ全地区で全般的に弱い」
「住宅市場動向、引き続きほぼ全地区で軟調」
「大半の地区で貸し出しは減少もしくは低調、クレジット状況は引き続き厳しい」
「大半の地区で労働状況は全般的に弱まっている」
「大半の地区で小売は年末商戦で大幅値下げ、多くの地区でエネルギー価格低下」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/15(木)   
8:50 日本  12月国内企業物価指数(前月比)
8:50 日本  11月機械受注(前月比)
9:30 オーストラリア  12月失業率
9:30 オーストラリア  12月新規雇用者数
16:00 ドイツ  12月消費者物価指数・確報(前月比)
19:00 ユーロ圏  12月消費者物価指数(前月比)
21:45 ユーロ圏  ECB政策金利発表
22:30 トリシェECB総裁定例記者会見
22:30 米国  12月生産者物価指数(前月比)
22:30 米国  1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30 米国  新規失業保険申請件数
24:00 米国  1月フィラデルフィア連銀景況指数
24:30 シュタルクECB理事講演
27:40 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
27:55 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
29:45 イエレン米サンフランシスコ連銀総裁講演

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2009年1月14日 (水)

1/14 本日の見通し

■昨日の動き

ドル高、欧州通貨安、オセアニア通貨安、円まちまち

昨日は米格付け会社S&PがNZドルの格付けを引き下げたことで、NZドルが売られ、豪ドルも弱くなりました。オーバーナイトでは、バーナンキ米FRB議長がロンドンで講演、「FRB、金利がゼロ付近でも危機・低迷に対処する強力な手段を有する」などと発言したものの目立った動きはありませんでした。22:30に発表された米12月の貿易赤字額が約400億ドルと市場予想の510億ドルから大幅減となったことで、ドル/円は一時1ドル=89.50円を超え、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.32ドルを割り込みました。その後は米12月の月次財政収支が発表され、836億ドルの赤字となったものの、市場予想の範囲内であり、ユーロ/円が1ドル=117円を割り込んだことや、NYダウが小幅ながら下落となると1ドル=88.93円まで下落しましたが、続かず89.37円近辺でのクローズ。ユーロ/ドルは弱含みのまま1.3180ドルでクローズとなっています。ポンドが対円でこれまでの安値を更新し、一時128.80円まで下落しています。

■本日の見通し
本日は、22:30に米国の12月の小売売上高が発表されます。クリスマス商戦を含む月だけに市場予想の前月比1.2%減から大幅に悪化するようであれば、ドル安の要因となりそうです。一方のユーロはユーロ圏内の国々で米格付け会社S&Pによる格下げや見直しなどが連日報道されていることから、材料が出尽くすまでしばらく時間がかかりそうです。また、明日のECB理事会でも0.5%の政策金利の引き下げが予想されるなど、当面はユーロ売り材料に事欠かない状況です。

テクニカルでは、ユーロ/ドルが55日移動平均線を下抜けし、一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜けたことから、下落が継続する可能性があります。ユーロ/円も一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下に抜けていることから、同様に下落する可能性が高そうです。豪ドル、NZドルが一目均衡表(日足)の基準線を下に抜けたことから、こちらも弱そうです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 8,413.91 -422.89 -4.79%
FTSE 100 4,399.15 -27.04 -0.61%
DAX   4,636.94 -82.68 -1.75%
DOW JONES 8,448.56 -25.41 -0.30%
S&P 500  871.79  +1.53 +0.18%
NASDAQ  1,546.46 +7.67 +0.50%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債   2.29 -0.02
日本10年国債  1.23 -0.05
英国10年国債  3.2 0.07
独10年国債  2.99 0

■コモディティ価格
NY金(期近)   820.7 -0.3
NY原油(期近)  37.78 0.19

■主な発言(FXミュージアムより)
中川財務金融相
「為替相場の急速な乱高下は良くない」
バーナンキFRB議長
「金融システム安定化へ『強力な措置実施を』」
「財政出動だけでは永続的回復は喚起できず」
「インフレは『さらに緩和』する可能性高い」
「米雇用喪失は加速した、第1四半期まで弱さ続くと予想」
S&P
「ポルトガルのソブリン格付けを格下げ方向で見直し」
米財務次官補
「不良資産救済プログラム(TARP)を利用し、これまで257行に総額1890億ドルを資本注入した」
「らに数千行の金融機関が政府からの資金を要請している」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/14(水)   
9:30 オーストラリア  11月住宅ローン
16:45 フランス  11月経常収支
16:45 フランス  12月消費者物価指数(前月比)
19:00 ユーロ圏  11月鉱工業生産(前月比/季調済)
22:30 米国  12月輸入物価指数(前月比)
22:30 米国  12月小売売上高(前月比)
22:30 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演
24:00 米国  11月企業在庫(前月比)
27:00 スターン米ミネアポリス連銀総裁講演
28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

■注意点
一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け(デッドクロス)した通貨ペア
ユーロ/米国ドル
ユーロ/円

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2009年1月13日 (火)

貿易赤字縮小は米の購買力低下を示す

こんにちは。本日は朝、自宅から駅に行く途中で、犬らしきものが歩いていたので、見たら「たぬき」でした。目が合ったとたん「たぬき」は脱兎(たぬきなので脱狸でしょうか)のごとく逃げていきました。

本日は22:30に米国の貿易収支の発表が予定されています。貿易収支といえば赤字額に注目が集まりがちですが、輸入と輸出の各々の数字も見ておきたいものです。下の図は上が貿易収支、下が輸出と輸入額です。貿易赤字は50億ドル以上であまり変化がないのですが、輸出入額はどちらも減少に転じています。輸出額が増えて、輸入額が減少し、貿易赤字が減少するのであれば米国にとっては良いのですが、輸出も輸入も伸びずに赤字額が減少するのは米国の購買力(ものを買うお金)が低下していることにつながり、2か月遅れの指標であるものの、先行きの米国の消費などにも不安な影を投げかけます。そういう視点で11月の貿易収支を見てみてもよいかもしれません。

【貿易収支】
Blog20090112_01
source:U.S Census Bureau

【輸出入】
Blog20090112_02
source:U.S Census Bureau

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1/13 本日の見通し

■昨日の動き

円高、ドル高(円以外)、欧州通貨安、オセアニア通貨安

オーバーナイトでは、特に目立った材料、動きはなかったものの、主要国の株価が軟調な推移となったことから、以前に見られていたリスク回避の円買いとドル買いの動きが再来しているようです。特にユーロ関連はS&Pが週末にアイルランド、ギリシャ、昨日にスペインの見通しなどを下方修正する動きから、主要通貨(ポンド以外)に対して弱含みとなりました。ドルが強含み(円以外)となったことから、原油や金といったコモディティ価格も軒並み下落しています。ドル/円は一時ストップロスをつけて1ドル=88.89円まで下落、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3289ドル、ユーロ/円は1ユーロ=118.66円と120円を割り込みました。

■本日の見通し
米国のモーターショーが開催されたニュースを複数のメディアで見ましたが、米国の自動車の販売不振は長引きそうであり、オバマ次期大統領就任後の米自動車業界救済がどのように行われるかを見極める必要があります。本日は22:00のバーナンキFRB議長の講演と、22:30に発表される米国の貿易統計雇用統計に注目が集まると思います。米国の貿易赤字は購買力の低下などから減少傾向にあります。赤字の減少が好感されればドルが買われることと思います。ただ、市場全体では、明日の米国の小売売上高発表待ちと思われます。朝方は3連休明けということもあり、仲値のドル買いが先行すると思いますが、それ以降の買いが続く可能性は低いと思います。

テクニカルでは、円の上昇が進み、クロス円の通貨で21日移動平均線を下に抜ける通貨が複数でました。加えて、オセアニア通貨もドルに対して21日移動平均線や、一目均衡表(日足)の基準線を下抜けして、これまでの長期の下落トレンドに戻りつつあるように思います。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,836.80    -39.62    -0.45%(1/9)
FTSE 100    4,426.19    -22.35    -0.50%
DAX            4,719.62    -64.27    -1.34%
DOW JONES    8,473.97    -125.21    -1.46%
S&P 500        870.26        -20.09    -2.26%
NASDAQ        1,538.79    -32.8    -2.09%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.31    -0.08
日本10年国債     1.28    0(1/9)
英国10年国債     3.13    0
独10年国債         2.98    -0.04

■コモディティ価格
NY金(期近)      821    -34
NY原油(期近)     37.59    -3.24

■主な発言(FXミュージアムより)
ストラスカーンIMF専務理事
「IMFは危機対応でさらに1500億ドル必要な可能性」
「09年の世界経済の成長予想を2.2%から下方修正へ」
「ECBは今後数カ月以内に追加利下げの見通し」
トリシェECB総裁
「2010年は世界経済の回復の年になる公算」
ブッシュ米大統領
「オバマ氏の要請あればTARP資金使用申請も辞さない」
「オバマ氏とTARP資金3500億ドルについて協議」
オバマ次期米大統領
「ブッシュ大統領にTARP使用の意向を表明した」
ポールソン米財務長官
「米財務省はTARPについて議会と取り組んでいる」
「銀行は資金を抱え込まずに融資を」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/13(火)         
8:50    日本      11月貿易収支 
8:50    日本     11月経常収支(季調済)
14:00    日本     12月景気ウォッチャー調査 先行き判断DI
14:00    日本     12月景気ウォッチャー調査 現状判断DI
16:45    フランス     11月財政収支
18:30    英国     11月商品貿易収支
18:30    南アフリカ     12月SACOB景況感指数
22:00    バーナンキ米連邦準備理事会議長講演
22:30    米国     11月貿易収支
22:30    カナダ     11月国際商品貿易
28:00    米国     12月月次財政収支

■注意点
21日移動平均線を下抜けした通貨ペア
ポンド/米国ドル
オーストラリアドル/円
ポンド/円
ニュージーランドドル/円
カナダドル/円
オーストラリアドル/米国ドル
ニュージーランドドル/米国ドル

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2009年1月12日 (月)

1/12 本日の見通し

■昨日の動き

円高、ドル高(スイス以外)、スイス安

オーバーナイトでは、米雇用統計の発表を前にドル売りが進み1ドル=90.55円まで一時下落しましたが、発表された米雇用統計では、失業率が7.2%、非農業部門雇用者数が52.4万件の減少となったものの、水曜日に発表されたADP雇用統計の69.3万件の減少に比べると、減少幅が少なかったことから、発表前に売り込まれていた反動で11ドル=91.66円まで戻しました。しかし、米格付け会社S&Pがアイルランドとギリシャの見通しをそれぞれ「ネガティブ」「ウォッチネガティブ」へ引き下げたことでユーロが下落し、ユーロ/円で1ユーロ=122円を割り込んだことから、主要通貨に対して円が強含みとなり、1ドル=90.14円まで下落、90.28円、ユーロ/ドルは1.3455ドル、ユーロ/円は121.47円でクローズしました。

■本日の見通し
本日は東京市場は成人の日で休場となることから、アジア時間帯は小動きが予想されます。また、米国でも経済指標の発表が予定されていないことから、市場は手がかり難が予想されます。ただ、先週末の米国株式市場も下落していることから、引き続き株安が円高の要因となる可能性があります。

テクニカルでは、ドル/円が21日移動平均線を再び下に抜けてきました。また、複数の通貨ペアで一目均衡表(日足)の基準線(過去26日間の半値)を下抜けしたことで、まだ上昇には力が弱いと思われます。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の雲の下に抜け出たことから、雲の中に戻れないようであれば下落が続くと思われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,836.80    -39.62    -0.45%
FTSE 100    4,448.54    -56.83    -1.26%
DAX            4,783.89    -96.02    -1.97%
DOW JONES    8,599.18    -143.28    -1.64%
S&P 500        890.35        -19.38    -2.13%
NASDAQ        1,571.59    -45.42    -2.81%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.36    -0.07
日本10年国債     1.27    -0.02
英国10年国債     3.13    -0.08
独10年国債     3.01    -0.11

■コモディティ価格
NY金(期近)      855    0.5
NY原油(期近)     40.83    -0.87

■主な発言(FXミュージアムより)
トリシェECB総裁
「金融リスクは過小評価されている」
「今後も金融、経済への衝撃起こり得る」
ポールソン米財務長官
「TARPの主眼は金融機関への資本注入」
米リッチモンド連銀総裁
「今年中の景気回復予想は妥当」
「救済計画でモラルハザードが生じた」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/12(月)         
22:30    カナダ     11月新築住宅価格指数
26:40    ロックハート米アトランタ連銀総裁講演

■注意点
21日移動平均線を下抜けした通貨ペア
米国ドル/円
香港ドル/円
南アフリカランド/円
ノルウェークローネ/円

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2009年1月11日 (日)

1/12の週のポイント

こんばんは。今日は14日(水)に行うセミナーの準備をしているところですが、遅々として進んでいません。

9日に発表された6日現在のシカゴIMMポジションでは、NZドルがわずかながらロング(買)に転換円ロング(買い)は小幅減少、ユーロショート(売)は1万コントラクトの減少、カナダドル、NZドルもショートが減少しています。

ユーロが弱含みとなる中で円買いが進みました。1ドル=90.14円、1ユーロ=121.14円まで円が上昇しています。年初は米国の株価が上昇し、ダウ工業平均も9,000ドルを回復したことから円売りの流れとなり、1ドル=94.65円まで上昇しましたが、対円でのドル買いは続きませんでした。ただ、ユーロが大幅に下落したことなどから、ドルも9日の金曜日に発表された雇用統計が弱くても、欧州やオセアニア通貨に対しては上昇となりました。今週は14日(水)に米国の小売売上高の発表が予定されていることから、米国のクリスマス商戦の結果での失望が出る可能性があります。先に見通しが発表されたウォルマートも減益予想であることから、大幅なディスカウントセールにもかかわらず米国の個人消費が伸びなかったことが予想され、小売不振が新たなドル安の要因となる可能性があります。先週はオバマ新大統領が就任を前にして異例の経済対策の演説を行いましたが、米国のマインドを改善するには至らず、消費不振から抜け出る糸口が見えなくなっています。年末に救済された米自動車大手のGEやクライスラーもゼロ金利ローンでの販売促進を行っていますが、このような方策で3月以降に本格的な救済がなされるかは大いに疑問となり、NY連銀による住宅ローンの買取などのニュースも出ていますが、米国のマインドが回復に向かうにはまだ時間がかかりそうです。

【USD】
Blog20090110_01
source:CFTC

ドルは1,499コントラクトのロング減少の11,474コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090110_02
source:CFTC

円は2,518コントラクトのロング増加の46,394コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
Blog20090110_03
source:CFTC

ユーロは829コントラクトのショート減少の2,375コントラクトのショートになりました。

【CAD】
Blog20090110_04
source:CFTC

カナダは3,517コントラクトのショート増加の13,872コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090110_05
source:CFTC

NZドルは1,257コントラクトのショート増加の248コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(13日更新)

1月12日の週の注目指標
■12日(月)
・日本  市場休場(成人の日)
・カナダ  11月新築住宅価格指数
■13日(火)
・日本  11月貿易収支
・英国  11月商品貿易収支
・南アフリカ  12月SACOB景況感指数
米国  11月貿易収支
・米国  12月月次財政収支
■14日(水)
・NZ  11月住宅建設許可
・豪  11月住宅ローン
・ユーロ圏  11月鉱工業生産
米国  12月小売売上高
■15日(木)
・日本  11月機械受注
・豪  12月失業率
・豪  12月新規雇用者数
ユーロ圏  ECB政策金利発表
・米国  12月生産者物価指数
米国  1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
■16日(金)
・米国  12月消費者物価指数
・米国  11月対米証券投資
・米国  12月鉱工業生産
米国  1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年1月10日 (土)

ポンドが上昇した週

こんばんは。あまりの寒さに今日のウォーキングは中止しました。

週末の外国為替市場は、米国の雇用統計で、非農業部門雇用者数の増減が52.4万件と先に発表されたADP雇用統計の69.3万人減よりは悪化していないとして、発表前に売りが先行してことから、売りが巻き戻され一時1ドル=91.66円まで戻しました。しかしながら、やはり失業率が7.2%と1993年1月以来の水準へ上昇したことや、前月が53.3万人減から58.4万人減へと下方修正されたことなどからドルが売られ、1ドル=90.15円まで下落し、90円台前半でのクローズとなりました。一方のユーロは発表された小売売上高が+0.6%と市場予想を上回り一時1ユーロ=1.4733ドルまで上昇したものの、S&Pがアイルランドの見通しを「ネガティブ」に、ギリシャを「ウォッチネガティブ」に引き下げたことから、ユーロ売りに拍車がかかり、1ユーロ=1.3415ドルと高値から約300ポイントの下落となり、ユーロ円も1ユーロ=121.16円まで実に約400ポイント(約4円)の下落となりました。

年初からユーロ安が継続、0.5%利下げを行ったポンドが変われています。今週はポンドが対円、対ドルで上昇、ユーロは主要通貨に対して弱含み。円はポンドを除く主要通貨で上昇しています。(下記グラフ参照)

米国の雇用統計では、教育、医療のセクタでは雇用が増加しましたが、その他の産業では雇用が減少しています。短期的にユーロもドルも弱いようであれば、必然的に円高のリスクが伴います。

【非農業部門雇用者数】

項目(単位:千人) 10月 11月 12月 前月比
非農業部門雇用者数 136,597 136,013 135,489 -524
建設業 7,019 6,934 6,833 -101
製造業 13,234 13,130 12,981 -149
小売業 15,132.1 15,032.1 14,965.5 -66.6
専門・企業サービス 17,708 17,563 17,450 -113
教育・医療 19,012 19,059 19,014 +45
娯楽・宿泊 13,557 13,490 13,468 -22
政府 22,510 22,507 22,514 +7
source:U.S. Department of Labor

【週間騰落率(円)】
Blog20090109_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(ドル)】
Blog20090109_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年1月 9日 (金)

非農業雇用者数よりも失業率に注目か

こんばんは。天気予報では雪が降るとのことでしたが、結局みれませんでした。ただ、寒いです。

本日は月に1度の米国の雇用統計です。民間のADP雇用統計が2日前に発表されるようになったためか、事前にガス抜きがされ、労働省から発表される雇用統計本番ではあまりサプライズが起こりにくくなりました。ただ、今回は非農業部門雇用者数の変化で50万人以上の減となると11月、12月の2か月間で100万人の雇用が失われたことになります。直近で気になる点としては、失業保険継続受給者数が12/20と12/27の週で約50万人増加しているということです。これは失業率の上昇に繋がると思われることから、失業率が6.7%から急激に上昇するとドル売りに繋がるものと思います。個人的な予想では、失業率は7.2%(市場予想7.0%)、非農業部門雇用者数変化は55万人減(市場予想は52.5万人減)を予想しています。ただ、朝方も書きましたが、雇用統計で為替のトレンドが出ることは少ないことから、前回の修正も見ながらの判断となると思います。

Blog20090108_01

Blog20090108_02

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1/9 本日の見通し

■昨日の動き

円高、オセアニア通貨安、ドル安(対欧州通貨)、他まちまち

オーバーナイトでは、欧州時間にマクロ系ファンドのドル売りなどから、ドル/円は1ドル=92円を割り込み下落、英中銀(BOE)は市場の予想通り0.5%の利下げを行いました。英の利下げを好感したポンド買いで1ポンド=1.52ドルを超え、ポンド高からユーロも連れ高となり、1ユーロ=1.3801ドルまで一時上昇しました。注目されたオバマ新大統領(就任前)の景気対策の演説は中所得世帯向けの1,000ドルの減税を含む。失業保険、失業者向け医療給付の拡大を計画などと目新しいことがなかった失望売りとなりました。また、これ以外では、失業保険継続受給者数が461.1万件と前週の451.0万件から大幅に悪化したこともドル売りの材料とされました。ドル/円は1ドル91.18円、ユーロ/ドルは1.3701ドルでクローズしています。

■本日の見通し
本日は、22:30に発表される米国の雇用統計が注目となります。非農業部門雇用者数の減少が焦点となると思いますが、先に発表されたADP雇用統計では、2か月で100万件の雇用が失われたことが示されていて、労働省発表の雇用統計でも悪化が示されるかどうかとなります。また、失業保険継続受給者数の増加から失業率が悪化している可能性がありますので、急激な失業率の悪化となれば、ドル売りの材料となる可能性があります。また、昨日は米小売大手のウォルマートの決算見通しが発表され、ディスカウント店として比較的好調と見られていた同社が減益になる見通しということもあり、14日に発表が予定されている米小売売上高が目先の焦点となりそうです。いずれにしましても、昨日のドルの下落で、ドルの上値の重さが確認され、戻り売りのレベルも92円台まで下がってきていると思われ、ドルの下落基調が継続すると思われます。

テクニカルでは、ドル/円は昨日の安値の1ドル=90.84円が21日移動平均線と同じで、同線がサポートとなりました。本日、この線を下抜けするようであれば、下落トレンドへ戻る可能性が高いといえます。また、先行するドル/スイスフランは、これまでの上昇が一目均衡表(日足)の基準線で止められたことと、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスしていることから、下落に無可能可能性が高そうです。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の遅行線が雲の上に出てきたことから、目先は1.3550ドル近辺でサポートされたのではないかと思われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,876.42    -362.82    -4.09%
FTSE 100    4,505.37    -2.14    -0.05%
DAX            4,879.91    -57.56    -1.17%
DOW JONES    8,742.46    -27.24    -0.31%
S&P 500        909.73        +3.08    +0.34%
NASDAQ        1,617.01    +17.95    +1.12%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.43    -0.08
日本10年国債     1.29    0.05
英国10年国債     3.21    -0.06
独10年国債     3.12    -0.07

■コモディティ価格
NY金(期近)      854.5    +12.8
NY原油(期近)     41.7    -0.93

■主な発言(FXミュージアムより)
英中銀
「企業向け融資拡大で追加措置が必要」
「インフレ率はさらに低下する見込み」
アルムニア欧州委員
「欧州の経済環境は悪化している」
「2009年の景気見通しは『かなり暗い』」
オバマ次期大統領
「中間層家庭の95%対象に1000ドルの減税を確約」
「経済立て直しへ行動することが急務」
「景気回復への計画には多大なコストが伴う」
「金融期間の破綻を回避する必要がある」
トリシェECB総裁
「ECBの優先課題はインフレ期待の抑制」
「当局や民間セクターの主体がそれぞれの責任を果たすことが求められる」
「財政支出増がユーロに及ぼすマイナスの影響については問題ない」
ウエーバー独連銀総裁
「独経済は2010年に徐々に回復する可能性ある」
「欧州の短期金融市場に緊張緩和の兆し」
「短期金融市場の正常化への道のりは長い」
「独経済に関する一部の見通しは悲観的過ぎる」
「08年10-12月の独GDPは予想以上に悪化した恐れ」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/9(金)         
14:00    日本     11月景気先行CI指数
14:00    日本     11月景気一致CI指数
16:00    ドイツ     11月小売売上高指数(前月比)
16:45    フランス     11月製造業生産(前月比)
16:45    フランス     11月貿易収支
16:45    フランス     11月鉱工業生産(前月比)
18:00    ノルウェー     12月生産者物価指数(前月比)
18:00    ノルウェー     12月消費者物価指数(前月比)
18:30    英国     11月製造業生産高(前月比)
18:30    英国     11月鉱工業生産(前月比)
18:30    英国     12月生産者仕入価格(前月比)
18:30    英国     12月生産者出荷価格(前月比)
18:30    英国     12月生産者出荷価格コア(前月比)
19:00    ユーロ圏     11月小売売上高(前月比)
20:00    ドイツ     11月鉱工業生産(前月比)
21:00    カナダ     12月雇用ネット変化
21:00    カナダ     12月失業率
22:15    カナダ     12月住宅着工件数
22:30    米国     12月非農業部門雇用者数
22:30    米国     12月失業率
22:30    カナダ     11月住宅建設許可(前月比)
24:00    米国     11月卸売在庫
26:30    ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演

2009年1月 8日 (木)

オバマ氏の景気対策の演説に注目

こんばんは。本日の朝は、久々に息が白くなりました。

夕方に独の貿易黒字額が縮小したことに加え、ダウの先物が下落したことなどから、円が買われる展開となり、1ドル=91.55円、1ユーロ=124.08円まで円が上昇(ドルとユーロが下落)しました。その後、やや持ち直していますが、再びドルが弱含みとなってきています。今後、21時に欧州中銀の金融政策(0.5%の引き下げ予想)、明日、1時オバマ新大統領(就任前)による景気対策の演説、4時にウエーバー独連銀総裁、トリシェECB総裁の発言が予定されています。欧州サイドでは、次週のECB理事会での利下げの可能性、将来の利下げの可能性を探ることになりそうです。

下のグラフは2日と6日に米供給管理協会(ISM)から発表された景況指数です。製造業が低下、非製造業が上昇と対照的になっています。12月は米ビッグスリーの破綻の可能性などが取り沙汰されていたこともあり、製造業が悲観的にならざるを得なかったことが上げられますが、非製造業では悲観的なマインドが多少変化したと見ることができます。金融機関等に公的資金が注入されたことなどの安心感も出ているものと思われます。オバマ氏の演説により楽観的ムードが更に広がるようであれば、短期的にはドルの上昇要因となりそうです。

【製造業、非製造業ISM】
Blog20090107_01
source:ISM

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1/8 本日の見通し

■昨日の動き

円高、オセアニア通貨安、他まちまち

オーバーナイトでは、民間給与計算会社ADPよる雇用統計が発表され、69.3万人減、前月が47.2万人減(22.2万人失業者が増)に修正されたことからドルが主要通貨に対して売られ、1ドル=92.60円まで急落しました。一方のユーロはドルに対して同発表を受け、1ユーロ=1.3747ドルまで上昇したものの、ロンドン・フィキシングでのユーロ/ポンドでのユーロ売りから下落し、一時1.36ドルを割り込みました。ドル/円は1ドル=92.63円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3643ドルでクローズしています。

■本日の見通し
本日は、ユーロ圏で業況判断指数、消費者信頼感指数などが発表されることから、次週行われるECB(欧州中銀)理事会での利下げの可能性を探る動きになると思います。昨日のゴンザレスパラモECB理事が「利下げ効果は経済に十分達していない」などと、利下げを期待するような発言を行っていることから、ユーロの上値は重くなることが予想されます。ドルは昨日のADP雇用と受けを受け、明日の米国の雇用統計を前に、本日発表が予定されている新規失業保険申請件数に注目が集まると思いますが、今週の同件数は雇用統計には含まれないことから、先週大幅に減少した同件数が増加となったとしても、非農業部門雇用者数の悪化には繋がらないと思います。米国の財政赤字が1兆ドルを越えるとの予想を米議会予算局が発表していますが、景気対策を優先している米国政府としては、財政赤字の増加も「やむなし」との見方をしていると思いますが、市場が注目しない(昨日は大きな動きはなかった)限りは、ドル安には繋がりにくいと思います。米株式市場の下落などもあり、ドルの上値も重いと思われますが、下げ渋るようであれば再び55日移動平均線や直近の高値(94.65円)を試しに行くと思われます。

テクニカルでは、いつくかの通貨ペアでストキャスティック(スロー)がデッドクロスしています(下記■注意事項を参照願います)。ドル/円は買われすぎからの調整、ユーロ/ドルはストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス、一目均衡表(日足)の雲を再び上に抜け出ました。再び雲の中に入らなければ、雲がサポートとなると思います。これらのことから、短期的にドルの調整が起こりやすいと思われますが、ドル//円で1/6の高値の94.65円が目先の天井と決め付けるのは早計です。


■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    9,239.24    +158.4    +1.74%
FTSE 100    4,507.51    -131.41    -2.83%
DAX INDEX    4,937.47    -88.84    -1.77%
DOW JONES    8,769.70    -245.4    -2.72%
S&P 500        906.65        -28.05    -3.00%
NASDAQ        1,599.06    -53.32    -3.23%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.51    +0.03
日本10年国債     1.24    0
英国10年国債     3.27    +0.02
独10年国債         3.19    +0.05

■コモディティ価格
NY金(期近)      841.7    -24.3
NY原油(期近)     42.63    -5.95

■主な発言(FXミュージアムより)
オバマ次期米大統領
「州政府によるパート労働者への失業保険拡大望む」
「景気対策に州への奨励で70億ドル盛り込む可能性」
ゴンサレスパラモECB理事
「利下げ効果は経済に十分達していない」
「物価期待抑制は危機対応の助け」
米議会予算局
「今年度財政赤字を1兆ドル超と予想」
ホーニング・カンザスシティー連銀総裁
「インフレは2010年の大半にかけ緩和へ」
「労働市場の悪化は加速した」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/8(木)         
9:30    オーストラリア      11月貿易収支 
9:30    オーストラリア     11月住宅建設許可件数 (前月比)
15:45    スイス     12月失業率(季調済)
15:45    スイス     12月消費者物価指数(前月比)
16:00    ドイツ     11月貿易収支
16:00    ドイツ     11月経常収支
18:00    ノルウェー     11月鉱工業生産(季調済/前月比)
19:00    ユーロ圏     11月失業率
19:00    ユーロ圏     12月業況判断指数
19:00    ユーロ圏     12月経済信頼感
19:00    ユーロ圏     12月鉱工業信頼感
19:00    ユーロ圏     12月消費者信頼感
19:00    ユーロ圏     第3四半期GDP・確報(前期比)
20:00    ドイツ     11月製造業受注(前月比)
21:00    英国     BOE政策金利発表
22:30    米国     新規失業保険申請件数
24:00    カナダ     12月Ivey購買部協会指数
25:00    オバマ次期米大統領演説(景気対策について)
28:00    ウェーバー独連銀総裁講演
28:00    トリシェECB総裁講演
30:00    ホーニッグ・米カンザスシティー連銀総裁講演

■注意点
ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスした通貨ペア
オーストラリアドル/円
ニュージーランドドル/円
カナダドル/円
南アフリカランド/円
ノルウェークローネ/円
オーストラリアドル/米国ドル

2009年1月 7日 (水)

1/7 本日の見通し

■昨日の動き

ユーロ安、円安、オセアニア通貨高、ポンド高

オーバーナイトでは、ユーロ売りが継続し、1ユーロ=1.34ドルを割り込み一時1.3312ドルまで下落したことから、ドル/円も上昇、非製造業ISMが市場予想より良い40.6となったこともドル買いを後押しして、1ドル=94.65円まで上昇しました。しかし、その後公表された12/15・16日に開催されたFOMCの議事録で、非伝統的な手法を用いても見通しは当面弱い、下振れリスクは大きいなどの内容にドルがやや弱含みとなり、1ドル=93.67円まで下落、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3535ドルまで戻しました。

■本日の見通し
本日は、日経平均株価が上昇したことや仲値にかけてドル買いが先行しましたが、ドルの買いも続かず、94円台では上値の重い展開が続いています。ユーロが2日連続の大幅な下落となりましたが、市場には新たな材料が見当たらないことから、3日連続での下落は難しいと思います。週末の米雇用統計が大きなイベントとなりますが、特に雇用統計の結果で市場の流れが大きく変わったという記憶はないことから、現状のドル高の流れがしばらくは継続すると思われます。ただ、市場ではドルの戻り売り待ちの状態となっていることから、目先のテクニカルポイントなる55日移動平均線の94.15円近辺や一目均衡表(日足)の雲の下限の105.75円近辺では売りが出やすいものと思われます。

テクニカルでは、ドル/円は昨日の高値が1ドル=94.65円と21日移動平均線からの乖離率が4.13%と下落トレンド中のおおよその目安となる2.5%を上回っていることから、短期的には買われすぎと思われます。また、オシレータ系のストキャスティックス(スロー)もデッドクロスし、売りシグナルが出ていることから、追随買いには警戒が必要です。


■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    9,080.84    +37.72    +0.41%
FTSE 100    4,638.92    +59.28    +1.29%
DAX INDEX    5,026.31    +42.32    +0.85%
DOW JONES    9,015.10    +62.21    +0.69%
S&P 500        934.7        +7.25    +0.78%
NASDAQ        1,652.38    +24.35    +1.50%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.48    0.03
日本10年国債     1.24    0.06
英国10年国債     3.25    0.11
独10年国債     3.14    0.14


■コモディティ価格
NY金(期近)      866.00    +8.2
NY原油(期近)     48.58    -0.23

■主な発言(FXミュージアムより)
FOMC議事録(12/15・16開催分)
「FRBのバランスシートは高水準で推移へ」
「インフレ率は    『厄介なほど低水準』になるリスク」
「メンバー『経済収縮の長期化』を懸念」
「月末までに景気浮揚策の大部分を完了させたい」
「経済見通しは『しばらく弱い状態』が続く」
「FF金利が『非常に低い水準』で取引されると期待」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/7(水)         
6:45    ニュージーランド     11月貿易収支
9:30    オーストラリア     11月小売売上高(前月比)
17:55    ドイツ     12月失業率(季調済)
17:55    ドイツ     12月失業者数
18:00    ノルウェー     10月失業率
19:00    ユーロ圏     11月生産者物価指数(前月比)
22:15    米国     12月ADP雇用統計
26:00    ポールソン米財務長官講演
27:00    ホーニッグ・米カンザスシティー連銀総裁講演

2009年1月 6日 (火)

1/6 本日の見通し

■昨日の動き

ポンド高、ユーロ安、スイスフラン安、円安

5日は、ロンドン時間にイタリアの債券に絡むスキャンダルのニュースが引き金となりユーロが売られたことから、ドルが上昇しました。1ユーロ=1.3943ドルから1,3660ドルへと約300ポイントの急落、ドル/円は1ドル=92円近辺から93.03円まで上昇しました。その後は米次期オバマ政権への期待などからドル買いが継続されたことで、1ユーロ=1.3546ドルまで下落後、1.3636ドルでクローズ。1ドル=93.59円まで上昇後、93.49円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は、既に12時を回ってしまいましたが、東京時間ではドル/円でドルの上値が重くなっていますが、ユーロ/ドルでは引き続きユーロが弱含みで推移しています。本日も引き続きこのニュースが取り上げられるようであれば、ユーロの弱含みが継続する可能性がありますが、目新しい材料が出てこないようであれば、次の方向感を探るための小動きとなると思われます。また、米オバマ新大統領への期待でのドル上昇はどちらかといえば、後付材料(後で理由をこじつけたもの)と思われ、市場がドル買いへ短絡的に傾いたとは思えないところですので、ドルの上値が重い状況が続くと思われます。

テクニカルでは、ドル/円が2008/11/25の高値の97.40円と2008/12/17の安値の87.11円を100%としたフィボナッチ61.8%戻りが93.45円となることから、昨日の高値の93.59円は戻りいっぱいに近い可能性があり、本日に下落して引けると、更に上値が重くなる可能性があります。一方のユーロは、一目均衡表(日足)の雲の上限の1.3597ドルがサポートとなっています。ただ、21日移動平均線を下に抜けたことから、更に雲の中に入るようであれば、次のサポートとなる90日移動平均線の1.3496ドルが目先のターゲットになりそうです。


■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    9,043.12    +138.56    +2.07%
FTSE 100    4,579.64    +17.85    +0.39%
DAX INDEX    4,983.99    +10.92    +0.22%
DOW JONES    8,952.89    -81.8    -0.91%
S&P 500        927.45        -4.35    -0.47%
NASDAQ        1,628.03    -4.18    -0.26%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.45    +0.08
日本10年国債     1.189    +0.029
英国10年国債     3.14    +0.1
独10年国債         3.00    +0.05

■コモディティ価格
NY金(期近)      857.8    -21.7
NY原油(期近)     48.81    +2.47

■主な発言(FXミュージアムより)
イェレン・米サンフランシスコ連銀総裁
「大規模な景気刺激策を支持」
「現在の景気下降は通常より長く、深刻化する恐れ」
「米経済は長期間不振が続く可能性」
オバマ次期米大統領
「月末までに景気浮揚策の大部分を完了させたい」
「米経済は非常に困難な局面、一段の悪化も」
「景気関連法案で議会指導部と協議へ」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/6(火)         
8:50    日本     12月マネタリーベース(前年比)
16:00    英国     ネーションワイド住宅価格(前月比)
16:45    フランス     12月消費者信頼感指数
19:00    ユーロ圏     12月消費者物価指数速報(前年比)
22:30    カナダ     11月原料価格指数(前月比)
22:30    カナダ     11月鉱工業製品価格(前月比)
24:00    米国     11月中古住宅販売保留(前月比)
24:00    米国     11月製造業受注指数
24:00    米国     12月ISM非製造業景況指数
28:00    米国     FOMC議事録

2009年1月 5日 (月)

ISMからは雇用も期待できないか

こんばんは。今年こそはシステム手帳を使いこなそうと思い、かばんに入れて持ち歩くようにしています。簡単な日記代わりにと思っていますが、どこまで続くのやら。

週末2日に米供給管理協会(ISM)から発表された製造業景気指数は、32.4と1980年以来の悪化となっていますが、新規受注や雇用指数なども軒並み悪化しています。為替市場はこれらの悪材料に一時的に反応したものの、ここでドルを売り込まされた人たちのロスカットからドルが上昇し、ドル/円も一時92.41円まで上昇しました。本日は5・10日だったものの、仲値にかけての買いはほとんどなかったようです。欧州に入り、現在は92.50円以上にあったストップロスをつけて92円台後半まで上昇しています。今週は米国の雇用統計などが発表される週でもありますが、短期的にはドルが買われやすくなっているようです。21日移動平均線を上に抜けていることからも、本日の引値でこの線(90.80円)の上にいるようでしたら、もう少し戻りが続く可能性があります。ただ、製造業ISMの雇用指数を見る限りでは、9日に発表される雇用統計の悪化と、先行きに対しても楽観できない状況と思われます。

【製造業ISM】

項目 結果 前月比
PMI 32.4 -3.8
新規受注 22.7 -5.2
生産 25.5 -6.0
雇用 22.9 -4.3
在庫 38.8 -0.3
価格 18.0 -7.5
受注残 23.0 -4.0
輸出 35.5 -5.5
輸入 39.0 +1.5
source:Institute for supply management

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1/5 本日の見通し

■昨日の動き

オセアニア通貨高、ドル高、円安、他まちまち

2日は、本邦がバンクホリデーで休みとなったことから、1ドル=90円台後半での小動きとなっていましたが、欧州勢の参加後に1ドル=91円台ミドルへ上昇、米製造業ISMが1980年以来の低水準へ落ち込むと、1ドル=90.76円まで下落しましたが、米株式市場が、オバマ新政権に対する期待値などから上昇すると、ドルは1ドル=91円台ミドルより上にあったロスカットを巻き込んで1ドル=92.41円まで上昇、91.75円でクローズしました。ユーロはスロバキアのユーロ導入(通貨の流通)がスタート、ただ、ポンド売りが先行する中で、ユーロもドルに対して下落、1ユーロ=1.3840ドルまで一時下落する場面が見られ、1.3920ドルでクローズしています。

■本日の見通し
本日は、ようやく欧米のクリスマス休暇から、本邦の年末年始の休暇を経て、市場参加者が戻ってくる日です。先週末に米国などの株が上昇したことで、円売りに繋がった流れが継続する可能性が高くなっています。心理的なドル安感は付きまといますが、ドル売り材料に出尽くし感(弱い材料には反応しにくい)が出ていることなどで、当面はドルの戻り基調が続くのではないかと思われます。欧州も中東情勢の緊迫やそれを受けての原油高などから一時買われたものの、買いが続かず1ユーロ=1.4ドル以上ではユーロ売り圧力が強いことが伺われていることから、ユーロの上昇も難しいと思います。こうした中ではオセアニア(豪ドル、NZドル)が選好されているようですので、高値警戒感が伴うものの、トレンド追随も視野に入れてよいと思います。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線の90.80円を上に抜け、1%以上上に離れました。また、一目均衡表(日足)の基準線も上に抜けたことから、短期的に上昇が継続する可能性があります。レジスタンスは21日移動平均線からの2.5%乖離(離れたところ)の93.07円が一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(本日は95.10円)とぶつかる93円付近が有力視されます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,859.56    +112.39    +1.28%(12/30)
FTSE 100    4,561.79    +127.62    +2.88%
DAX INDEX    4,973.07    +162.87    +3.39%
DOW JONES    9,034.69    +258.3    +2.94%
S&P 500        931.8        +28.55    +3.16%
NASDAQ        1,632.21    +55.18    +3.50%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.37    +0.16
日本10年国債     1.16    0(12/30)
英国10年国債     3.04    +0.02
独10年国債         2.95    0

■コモディティ価格
NY金(期近)      879.5    -4.8
NY原油(期近)     46.34    1.74

■主な発言(FXミュージアムより)
特になし

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/5(月)         
07:30    イエレン米サンフランシスコ連銀総裁講演
16:00    ドイツ    11月小売売上高指数(前月比) 
17:30    スイス     12月SVME購買部協会景気指数
24:00    米国     11月建設支出(前月比)

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2009年1月 4日 (日)

1/5の週のポイント

こんばんは。近くの神社へ初詣に行ってきました。

シカゴのIMM通貨先物ポジションは、5日(月)に発表が予定されています。

週末は米株価が上昇、ドル/円も1ドル=92.41円まで一時買われ、12/11に92円を割り込んで以来の一時92円台までの戻りを見せました。明日からは本邦実需(輸出入企業)が戻ってくることから、まずは5日ということで仲値のドル買いが先行し、92円台後半まで上昇する可能性があります。1/20に就任するオバマ新大統領は定例のラジオ演説で景気刺激策を強調しています。重点は下記の5項目です。

(1)再生可能なエネルギーの生産を倍増
(2)道路や橋などの公共事業の強化
(3)医療制度のコンピューター化の加速
(4)教室、研究所、図書館の近代化
(5)労働者の減税

これにより2年間で300万人の雇用を創出する計画ですが、具体的な財政出動の金額には触れていません。ただ、オバマ氏のバイザーは6750億ドル(約62兆円)~7750億ドル(71兆円)になるとの見通しを示しています。この政策に対する期待値が継続するようであれば5日の週の米国の株価やドルが上昇する可能性があります。

下のグラフは日銀が公表している円の実質実効相場(貿易加重平均)です。公表データが11月までですが、円が急激に上昇しているのが見て取れると思います。実効相場からは円が2005年の2月の水準まで上昇していることが示されています。

【円実質実効相場】
Blog20090103_01
source:Bank of Japan

1月5日の週の注目指標
■5日(月)
・ドイツ  11月小売売上高指数
・スイス  12月SVME購買部協会景気指数
■6日(火)
・英国  ネーションワイド住宅価格
・ユーロ圏  12月消費者物価指数速報
・米国  11月中古住宅販売保留
・米国  11月製造業受注指数
米国  12月ISM非製造業景況指数
・米国  FOMC議事録
■7日(水)
・NZ  11月貿易収支
豪  11月小売売上高
・ドイツ  12月失業率
・ドイツ  12月失業者数
・米国  12月ADP雇用統計
■8日(木)
・豪  11月貿易収支
・豪  11月住宅建設許可件数
・ドイツ  11月貿易収支
・ドイツ  11月経常収支
・ユーロ圏  11月失業率
ユーロ圏  12月業況判断指数
・カナダ  12月Ivey購買部協会指数
■9日(金)
・英国  11月製造業生産高
・英国  11月鉱工業生産
・英国  12月生産者仕入価格
・英国  12月生産者出荷価格
・カナダ  12月失業率
・カナダ  12月雇用ネット変化
米国  12月非農業部門雇用者数
米国  12月失業率

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年1月 3日 (土)

今週はオセアニア通貨が強含み

こんばんは。Uターンラッシュも始まり、正月も終わりですね。

昨日はポンド売りが先行し、ドル/円も92台を回復するなど、全体的にドルが強くなりました。ISM製造業景況感指数が32.4と1980年以来の悪化となったものの、米株式市場が上昇し、NYダウが9,000ドルを回復したことなどから、1ドル=92.41円まで上昇しています。2009年の年初はドル高からスタートとなりました。しかし、クリスマス前後から発表されてきた経済指標はいくら丑年とはいえ、ドルに「ブル(=強気)」になれるほど楽観的なものはありませんでした。一方、昨年FRBの特例によって銀行持ち株会社となった米GMACへ政府支援として50億ドルが資本注入されることが決定していることから、米GMは「金利ゼロ」ローンで、販売促進を始めたようです(常識ではでは信じられませんが)。

今週の騰落率を見ると、円は主要な通貨に対して下落、南アランド、オセアニア通貨が上昇率が高かったようです。また、ドルは欧州通貨に対しては上昇したものの、オセアニア通貨に対しては下落しています。オセアニア通貨が強含みとなったのは、市場の落ち着きにより、米国との金利差の影響があるのではないかと思われます。

【週間騰落(JPY)】
Blog20090102_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落(USD)】
Blog20090102_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年1月 2日 (金)

米の製造業ISMに注意

こんにちは。12/31の帰りに地下鉄に乗るときに座席に携帯電話が落ちているのを発見、ちょうど降りた人が忘れたと思って、ドアが閉まりかけのところを呼び止めて渡すことができました。意外と忘れる人も多いのですね。

本日は、ユーロの弱含みなどからドルが底堅く推移していて、壁となっていた1ドル=91円をようやく突破しています。16時現在もドルがじりじり上昇していることから、本日このままクローズを迎えると、21日移動平均線を上に抜けることになります。5日は本邦勢が戻ってくることと仲値に向けてのドル買いも出ると思われることから、本日のクローズの水準にもよりますが、91円台後半まで上昇する可能性があります。また、本日は24:00になりますが、本年に入って始めての経済指標が米供給管理協会(ISM)から発表されます。ISM景況感指数は、購買担当者によるセンチメント(心理的)な指数です。景気についてアンケートをとり、「良い」、「変わらない」、「悪い」の中から「変わらない」をのぞいて集計するDI(ディフュージョン・インデックス)形式で発表されます。全体の指数に先行するのが「新規受注」の指数です。下のグラフはこの2つをグラフにしたものです。濃い緑の線が「新規受注」、緑の線が「景況感指数」です。濃い緑が上昇、下落から数か月遅れて緑の線が上昇、下落しているのが見て取れると思います。それから行くと、今回発表される12月の指数も悪化が予想されます。今回の市場予想は35.4と小幅の低下に留まっていますが、新規受注から見るともう少し悪化しそうな気配です。

【製造業ISM】
Blog20090101_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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1/2 本日の見通し

■昨日の動き

ポンド高、豪ドル高、他まちまち

31日は米国の週間新規失業保険申請件数が市場予想の57.5万件を大幅に下回る49.2万件となったことから、ドルが買われたことに加え、ユーロ・フィキシングでのユーロ売りなどから、1ドル=90.81円までドルが上昇、1ユーロ=1.3851ドルまでユーロが下落しました。ただ、この日に目立ったのはポンドのポジション調整が主体となる動きで、ポンド/ドルで1.4350ドル~1.4700ドルと約350ポイント上下しました。ドル/円はその後、ロンドン・フィキシングにかけて上昇したものの、1ドル=90.94までで、90.70円でクローズ、1ユーロ=1.3972ドルまでユーロは戻してクローズしています。

■本日の見通し
本邦は週末にあたることから、市場の参加者も限られると思われ、引き続きポジション調整主体の動きになると思われます。ドル/円は1ドル=91.00円を超えられるかどうかで5日以降の動きが上に行くのか、下に行くのかが決まってきそうですが、本日は米供給管理協会(ISM)製造業景気指数の発表が24:00に予定されていることから、市場予想の35.4より悪ければドル売りの要因となると思われます。ただ、これまでのところ、米国サイドの悪い経済指標にはあまり反応していないことで、短期的には上を目指す可能性もあります。また、中東情勢の懸念から原油価格が1バレル=44.60ドルまで上昇していることから、ドルの弱含みに繋がる可能性があります。

テクニカルでは、ドル/円の21日移動平均線が90.87円まで下がってきていることから、これを上に抜けられるかどうかと思います。ただ、上に抜けても同線から1%程度上に離れていかないと短期的なトレンドの転換とはならない可能性があります。また、ドル/円のストキャスティックス(スロー)がデッドクロスしていることから、上値の重さも伺われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,859.56    +112.39    +1.28%(12/30)
FTSE 100    4,434.17    +41.49    +0.94%(12/31)
DAX INDEX    4,810.20    +105.34    +2.24%(12/30)
DOW JONES    8,776.39    +108.00    1.25%(12/31)
S&P 500    903.25    +12.61    +1.42%(12/31)
NASDAQ    1,577.03    +26.33    +1.70%(12/31)

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.21    +0.16(12/31)
日本10年国債     1.189    -0.001(12/30)
英国10年国債     3.01    -0.07(12/31)
独10年国債     2.94    0(12/31)

■コモディティ価格
NY金(期近)      884.3    +14.3(12/31)
NY原油(期近)     44.6    +5.57(12/31)

■主な発言(FXミュージアムより)
米財務省
「自動車生産について金融で重要な企業を支援する可能性がある」
「自動車会社への支援でガイドラインを示す」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/2(金)         
18:30    英国     11月マネーサプライM4・確報(前年比)
18:30    英国     11月消費者信用残高
24:00    米国     12月ISM製造業景況指数

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2009年1月 1日 (木)

本年もよろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます。2009年もよろしくお願いします。写真をクリックすると、世界の新年の動画の記事(BBCWorld)にジャンプします。


クリックしてください。

2009年は未曾有の危機から大統領に就任するオバマ氏が経済などをどのように立て直していくのか、景気後退に陥った主要国はどのように危機を乗り越えていくのかなど問題は山積されています。外為市場も先行きが読みにくくなっていますが、本年も役立つ情報が提供できるようがんばりますので、よろしくお願いいたします。

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