山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2009年4月30日 (木)

4/30 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>NZドル>ユーロ>ポンド>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は本邦市場が休場(昭和の日)だったことなどから、アジア時間帯は小幅な動きとなっていましたが、米クライスラーが債権団と合意に達するなどの明るい話題も出て、株式市場が上昇したことなどから、ドルと円が売られる展開となりました。また、注目されていた米1-3月期のGDPは市場予想より悪化の前期比年率でマイナス6.1%の成長となりましたが、内容を見ると個人消費が伸びていること、マイナスに寄与したのが在庫と生産だったことから、在庫調整が進んでいるとの見方で、ドル売りも限定的となりました。その後、米FOMCでは政策金利が現行の0.0%-0.25%の誘導目標で据え置かれ、国債の買い取りも目標を維持するとされたことから、米長期金利が上昇し、ドル/円では一時1ドル=98.00円まで上昇しました。しかし、米オバマ大統領がクライスラーの破綻を30日に発表する見通しと報じられると、ドルが売られ97円台前半まで下落し、97.65円でクローズしました。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.31ドル後半からテクニカルレベルを上抜いたことから上昇が継続し、米GDPの弱含みなどから一時1ユーロ=1.3342ドルまで上昇しましたが、シュタルクECB理事による「ECBの新手段、金利が下限に達して初めて導入へ」との発言を嫌気して、1.32ドル前半まで下落、1.3270ドルでクローズしています。

■本日の見通し
本日は、本邦の金融政策委員会が開催されますが、政策金利及び量的緩和に関しては変更がないと思われます。また、米の個人所得、個人支出の発表がありますが、こちらの為替相場における影響は限定的と思われます。注目は朝方報道されている米自動車大手のクライスラーが破産法の申請を行うかどうかだと思います。債権団、全米自動車労組とはほぼ同意に至っていることから、破綻の可能性が後退(安心感が出ている)ところに破たんのニュースとなると株価の下落から円が買われやすくなると思われます。メキシコで発生し、米国でも死者が出た豚インフルエンザについては、貿易などの経済活動に与える影響は未知数であり、早期の封じ込めに成功すればそれほど経済や為替市場への影響はないと思われます。ただ、不安が先行していることもあり、風評的な被害が感染者が出ている国に及ぶ可能性は排除できません。基本的な流れは円高圧力が続いていると見てよいと思います。

テクニカルでは、ドル/円は反発し、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロスしていることから、短期的な戻りの可能性があります。一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)の下に出ていることなどから緩やかな下落トレンドが継続していると思われ、一目均衡表(日足)の基準線となる98.52円近辺までの戻りがあるかもしれません。ユーロ/ドルは21日移動平均線を上に抜け、一目均衡表(日足)の雲の上に抜け出て、更に基準線も上に抜けました。このため、上昇の勢いが強いと思われ、目先のレジスタンスとなる4/13の高値の1.3390ドルを上に抜けると、4/6の高値の1.3580ドル近辺まで上昇する可能性があります。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の比較的厚い雲がサポートとなり、大幅な戻りとなりました。ただ、遅行線は日々線(ロウソク足)の下を推移していることから、上値の重さが感じられます。戻ったとして21日移動平均線となる130.06円近辺までと思われます。

■予想レンジ
ドル/円            97.10 ~ 98.50
ユーロ/ドル        1.3190 ~ 1.3390
ユーロ/円        127.60 ~ 130.60

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,493.77    -232.57    -2.67%(4/28)
FTSE 100    4,189.59    +93.19    +2.27%
DAX            4,704.56    +97.14    +2.11%
DOW JONES    8,185.73    +168.78    +2.11%
S&P 500        873.64        +18.48    +2.16%
NASDAQ        1,711.94    +38.13    +2.28%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      3.09    0.08
日本10年国債     1.4        0(4/28)
英国10年国債     3.45    0
独10年国債         3.12    -0.02

■コモディティ価格
NY金(期近)      900.5    +6.9
NY原油(期近)     50.97    +1.05

■主な発言
ウェーバー独連銀総裁
「ドイツGDP、第1四半期は前期より大幅縮小に」
「銀行の業績回復、不良資産の除去が前提」
「具体的なデータでさらに悪材料増える見通し」
「景気の下降ペースは鈍化する見通し」
「良好な景況指数を過大評価してはならない」
「景気回復、始まるのは早くても来年以降に」
米ホワイトハウス報道官
「クライスラーとフィアットの提携が合意に至るのか、いつ合意をみるのかはわからない」
「この数日で、ある程度の力強く前向きな展開があったと信じている。ただ、依然として障害は残されている」
シュタルクECB理事
「ECBの新手段、金利が下限に達して初めて導入へ」
「他国のゼロ金利政策、ECBの模範にならず」
「現時点でデフレのリスクはきわめて低い」
「ECBには依然、金利変更の小幅な余地がある」
「財政出動による景気刺激は逆効果となる可能性も」
「世界的な景気下降のペースは減速しつつある」
「2010年は年末にかけて景気は徐々に回復に向かう」
ボルカー元FRB議長
「経済は底入れしつつある、追加刺激策は不要」
FOMC声明
「米経済は引き続き収縮した、収縮ペースはやや鈍化したもよう」
「金利はしばらく低水準を維持」
「3月以降経済見通しは小幅改善した、当面引き続き弱い公算大」
「家計支出は安定化の兆し示した、雇用喪失や信用収縮で引き続き圧迫」
「見通しの変化を踏まえ証券買い入れの時期や規模を引き続き評価」
「見通しの改善、金融市場状況の一部緩和などを反映」
「インフレは引き続き抑制されると予想、好ましい水準をしばらく下回るリスク」
「動向踏まえバランスシートの規模・構成を注意深く監視」
「政策行動が持続可能な成長の緩やかな回復に寄与すると引き続き予想」
「政策は全会一致で決定」

■本日の指標発表
4/30(木)         
8:50    日本     3月鉱工業生産速報
未定    日本      日銀金融政策決定会合 
16:30    ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
16:55    ドイツ     4月失業率
16:55    ドイツ     4月失業者数
15:30    白川方明日銀総裁定例記者会見
18:00    ユーロ圏     3月失業率
18:00    ユーロ圏     4月消費者物価指数速報
18:00    ウェーバー独連銀総裁講演
19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00    南アフリカ     3月貿易収支
21:30    米国     3月PCEデフレータ
21:30    米国     3月個人支出
21:30    米国     3月PCEコア・デフレータ
21:30    米国     3月個人所得
21:30    米国     新規失業保険申請件数
21:30    カナダ     2月GDP
21:30    カナダ     3月原料価格指数
21:30    カナダ     3月鉱工業製品価格
未定    南ア     準備銀行(SARB)政策金利発表
22:45    米国     4月シカゴ購買部協会景気指数

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2009年4月29日 (水)

4/29 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■週末の動き

ユーロ>円>ドル>ポンド>豪ドル>NZドル

昨日は、米銀の追加資金の調達に対する懸念からアジアの株式市場が軟調に推移し、円買いが先行しました。ドル/円は一時1ドル=95.63円まで円高が進み、ユーロ/円も124.37円までユーロが下落しました。その後は、発表された米S&P/ケースシラー住宅価格総合20は-18.63%と市場予想よりは若干良く、その後のCB消費者信頼感調査が39.2と市場予想の29.7から大幅に改善したことなどを受け、1ドル=96円台を回復し、96円台後半まで上昇しました。ユーロ/ドルは一時1ユーロ=1.30ドルを割り込みましたが、1.31ドルを回復しミドル近辺まで上昇してクローズしました。

■本日の見通し
本日は米1-3月期(第1四半期)のGDPの速報値の発表予定があります。また、米FOMCが予定されていて、政策金利(FF金利)は0-0.25%の誘導目標に変化はないと思いますが、その後の声明には注意が必要で、米国の景気回復の見通しなどである程度楽観的なものが示されればドルが買われる可能性があります。一方のユーロ圏では消費者信頼感指数などの発表が予定されていて、こちらの弱含みがユーロの重石になる可能性があります。米クライスラーが債券団と合意に達した模様であることから、30日の再建計画が承認される可能性が高まりましたので、破産方針性に対する危機はひとまず後退したと思いますが、米ストレステストの結果が発表される5月4日までは大きな動きには出にくいと思います。

テクニカルでは、ドル/円は一目均衡表(日足)の雲の中に入ったものの、引値では雲の上に出て、ロウソク足の形も下に長いヒゲをつけています。短期的には戻る可能性もありますが、トレンドが下を向いていますので、戻り売りの可能性が高いと思います。ユーロ/ドルは21日移動平均線がレジスタンスとして機能しています。上昇して一目均衡表(日足)の雲の中に入ったものの、これから雲の厚みが出てくることから、雲の上限がレジスタンスとなりそうです。ユーロ/円は90日移動平均線で下値がサポートされ、下に長いヒゲをつけた陽線となりました。一目均衡表(日足)の雲の中に入っていることから、戻りも限定的になりそうです。

■予想レンジ
ドル/円            95.60 ~ 97.30
ユーロ/ドル        1.3000 ~ 1.3210
ユーロ/円        126.50 ~ 128.20

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,626.97    -9.36    -0.11%
FTSE 100    3,898.85    -26.35    -0.67%
DAX            4,203.55    -55.82    -1.31%
DOW JONES    7,776.18    -148.38    -1.87%
S&P 500        815.94        -16.92    -2.03%
NASDAQ        1,545.20    -41.8    -2.63%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      3    +0.1
日本10年国債     1.4    -0.04
英国10年国債     3.45    -0.03
独10年国債         3.13    -0.03

■コモディティ価格
NY金(期近)      893.6    -14.6
NY原油(期近)     49.92    -0.22

■主な発言
ウェリンク・オランダ中銀総裁
「金融危機は世界的」
「監督当局はヘッジファンドをもっと知る必要」
「金融セクターの安定化が主要な責務」
「政策当局は大胆な措置を避けるべきではない」
米政府関係者
「米政府がクライスラーの債権銀行団と合意」
クライスラー関係者
「破産申請の可能性は消えていない」
銀行団情報筋
「クライスラーの主力4行と合意に達した。現金20億ドルと引き換えに69億ドルの債務を削減する」
「今回の合意は破産の可能性がなくなったことを必ずしも意味するものではない」
シェルビー米上院議員
「ストレステスト(健全性審査)に関して、FRBからいかなる直接的な情報も得ていない」
「多くの銀行が十分な資本を有していないと断言できる。そもそもそれがストレステストを実施した理由だ」
「大手銀行が基準を満たさない場合、統合されるか閉鎖されるべきだ。その方が長期的にはコストが抑えられ好ましい」
スマギECB専務理事
「ゼロに近すぎる金利、短期金融市場を損なう恐れ」
「量的緩和は金利がゼロに近くて初めて機能する」
「ECBによる国債買い取りには問題発生する見通し」
「ECBによる民間債務の買い取りも難しい」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
4/29(水)         
17:00    ユーロ圏     3月マネーサプライM3
18:00    ユーロ圏     4月サービス業信頼感
18:00    ユーロ圏     4月業況判断指数
18:00    ユーロ圏     4月経済信頼感
18:00    ユーロ圏     4月鉱工業信頼感
18:00    ユーロ圏     4月消費者信頼感
18:30    スイス     4月KOF先行指数
18:30    南アフリカ     3月消費者物価指数
21:30    米国     第1四半期GDP速報値
21:30    米国     第1四半期個人消費速報値
21:30    米国     第1四半期GDP価格指数速報値
21:30    米国     第1四半期コアPCE速報値
00:30    シュタルクECB理事講演
03:15    米連邦公開市場委員会(FOMC)

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2009年4月28日 (火)

4/28 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ドル>ポンド>NZドル>ユーロ>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は世界的に注目されているメキシコでの豚インフルエンザでWHO(世界保健機構)が警戒レベルを引き上げるとの方針が発表されたことや米GMの破綻の可能性が高まったことが嫌気され、リスク回避となる円買いの圧力が継続、一時1ドル=96.43円までドルが下落しましたが、一方では、オーストリア中銀総裁による「量的緩和採用の用意がある」などとの発言やトリシェECB総裁による「5/7のECB理事会で新たな手法について発表する」との発言から、ECBによる非伝統的手法の発表方針に変更はないとの見方で、ユーロが主要通貨に対して下落しています。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.2995ドル、ユーロ/円は1ユーロ=125.65円まで一時下落しました。ドル/円は96.76円、ユーロ/ドルは1.3036ドル、ユーロ/円は126.13円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は、引き続き豚インフルエンザ関連のニュースが主要なテーマになりそうです。WHO(世界保健機構)が警戒レベルを「4」に引き上げたことから、貿易(物流)などへの影響を見極める必要がありそうです。今のところ死者が出ているのはメキシコのみということもあり、北米が地政学的には弱含みとなりそうです。一方では、米クライスラーが全米自動車労組と労働協約で合意したという良いニュースが流れたものの、米GMは債権保有者との合意に至らなかったことから破たんの可能性が高まっていて、予断を許さない状況となっています。また、トリシェECB総裁など欧州筋からはECBが5/7の理事会で何らかの非伝統的手段(社債の買い入れと思われるが)を発表することを変えていないため、ユーロについても弱含みの推移が予想され、消極的に日本の円が買われる流れとなりそうです。

テクニカルでは、ドル/円は一目均衡表(日足)の転換線が基準線を割り込みました。これにより弱気が継続と思われ、昨日NR7も出現していることから、雲の上限となる95.89円近辺までの下落の可能性があります。21日移動平均線を1日で下抜けしました。また、薄い雲の下まで一期に抜け出ています。一目均衡表(日足)の遅行線が雲の中を推移していることから、大きな方向感は出にくいと思いますが、トレンドは下向きが継続しているとようです。ユーロ/円は127円を挟んでの揉み合いとなっています。一目均衡表(日足)の雲がサポートは割り込んでしまいました。揉み合い下抜けの場合は90日移動平均線の124.44円近辺までの下落の可能性があります。

■予想レンジ
ドル/円            95.90 ~ 98.10
ユーロ/ドル        1.2950 ~ 1.3100
ユーロ/円        124.70 ~ 126.70

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,726.34    +18.35    +0.21%
FTSE 100    4,167.01    +11.02    +0.27%
DAX            4,694.07    +19.75    +0.42%
DOW JONES    8,025.00    -51.29    -0.64%
S&P 500        857.51        -8.72    -1.01%
NASDAQ        1,679.41    -14.88    -0.88%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.91    -0.08
日本10年国債     1.443    0.009
英国10年国債     3.48    0
独10年国債     3.16    -0.03

■コモディティ価格
NY金(期近)      908.2    -5.9
NY原油(期近)     50.14    -1.41

■主な発言
内閣府
「09年度実質経済成長率は‐3.3%に大幅下方修正、過去最悪に」
「09年度CPIは‐1.3%に下方修正、マイナス幅は過去最大」
「(CPI下方修正で)デフレ懸念に注意が必要」
「08年度実質GDP実績見込みも‐3.1%に下方修正」
「1─3月期GDPは年率換算‐14%程度を想定、『成長率のゲタ』は‐4%強に」
「世界経済動向などに不透明感強く、経済への下押し圧力には留意」
米クライスラー
「UAW(全米自動車労組)と労働協約で合意」
「労働協約は米財務省、フィアットの要請満たす」
与謝野財務相
「日本経済不振の背景、外需が予想以上に落ち込み輸出中心に打撃受けたことに尽きる」
「G7各国、来年はプラス成長になるとの考えが多かった」
「中期プログラム、現在の経済・歳入状況に耐えられるか骨太に向けて考える」
「09年度CPI見通し下方修正、デフレの兆候と考えるのは少し違う」
「経済の下振れリスク、欧米金融機関の不良債権処理など海外要因にある」
「米大手企業の問題がどのように処理されるか、世界的に影響与える」
「補正予算を通して経済の底割れ防ぐ、政策実現が最大の課題」
「経済の下振れリスク、欧米金融機関の不良債権処理など海外要因にある」
ウェーバー・独連銀総裁
「ドイツの経済成長率、2010年下期前にプラスに転じることはない見通し」
「ECBの政策金利は1%が理にかなった下限」
ストロスカーンIMF専務理事
「世界経済は50年で最大の落ち込みとなる見込み」
トリシェECB総裁
「短期金融市場の機能に改善の兆候がある」
「ECBは5月7日の会合で新たな手法について決定」
「当局はこれまでに決定した政策の実行を」
「景気回復は来年に表面化する」

■本日の指標発表
4/28(火)         
8:50    日本      3月大型小売店販売額
8:50    日本     3月小売業販売額
8:50    日本     3月小売業販売額指数
22:00    米国     2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
23:00    米国     4月リッチモンド連銀製造業指数
23:00    米国     4月消費者信頼感指数

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2009年4月27日 (月)

4/27 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>NZドル>円>ユーロ>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

週末は英第1四半期GDP速報値が予想を下回る成長率を示したことでポンドが下落しました。また、格付け会社ムーディーズによる「AAA」格付けの引き下げの可能性が示されたことで、ポンドが主要通貨に対して下落しました。ドルは第1四半期決算で米フォード・モーターが市場予想を上回ったほか、耐久財受注も市場予想よりは悪化していなかったことから、1ドル=97円を回復、同レベルを挟んで97.18円でクローズしました。ユーロ/ドルは独IFO景気動向調査の結果が良かったことなどを好感し1ユーロ=1.3302ドルまで上昇、上値では米系の売りに押され1.3239ドルでクローズしました。

■本日の見通し
本日は、主要な経済指標の発表が予定されていないことから、メキシコで発生している豚インフルエンザの影響での北米通貨の弱含みの可能性があります。ただ、全般的にG7などのイベントをこなしたことから、ストレステストの結果公表に向けての発表待ちから様子見ムードになると思われます。こうした中で、ドルに対して上昇しているユーロでもリスク要因があることから、円高圧力が継続する可能性があります。

テクニカルでは、ドル/円は引値が一目均衡表(日足)の基準線を割り込みました。一目均衡表(日足)の遅行線ではまだサポートされているものの、日々線が今後切りあがってくることから、ストキャスティックス(スロー)が20以下に低下しているものの下落圧力が強いと思われます。ユーロ/ドルは90日移動平均線、21日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の基準線の手前まで上昇しています。遅行線も雲の中に入っていますが、雲の厚みがあることから、更なる上昇にはつながりにくいと思われます。ユーロ/円は90日移動平均線と一目均衡表(日足)の雲がサポートとなっています。ただ、21日移動平均線が下方向を向いていることから短期的には下落圧力が強いと思います。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,707.99    -139.02    -1.57%
FTSE 100    4,155.99    +137.76    +3.43%
DAX            4,674.32    +136.11    +3.00%
DOW JONES    8,076.29    +119.23    +1.50%
S&P 500        866.23        +14.31    +1.68%
NASDAQ        1,694.29    +42.08    +2.55%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.98    0.06
日本10年国債     1.434    -0.001
英国10年国債     3.48    -0.03
独10年国債     3.19    -0.03

■コモディティ価格
NY金(期近)      914.1    7.5
NY原油(期近)     51.55    1.92

■主な発言
白川日銀総裁
「一国の経済だけで世界経済が持ち上がるわけではない」
「足元、若干明るい兆しがないでもない-世界経済」
「金融システムと実体経済の負の相乗作用が強く反映」
「日本の景気落ち込み大きいのは基幹産業に影響大きいため」
ウェーバー独連銀総裁
「中央銀行は常にインフレと闘っている」
「2010年の景気回復を予想」
「短期金融市場で緊張緩和の兆候が見える」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「景気底打ちの兆候がみられる」
ウェーバー独連銀総裁
「ドイツ経済は、1-3月期は前期比3%マイナス成長も」
「デフレリスクが顕在化すればECBは行動へ」
「独インフレ、5月にマイナス圏低下も」
与謝野財務相
「ガイトナー米財務長官は日本の景気対策を歓迎」
「ガイトナー長官はストレステストに言及せず」
「ガイトナー長官は日本の対策『迅速かつ内容がある』と評価」
ダーリング英財務相
「景気回復に自信を持つだけの根拠はある」
ガイトナー米財務長官
「経済の悪化ペースが穏やかになってきた兆候が見られる」
「昨秋に陥った暗闇からの脱出が近いわけではない」
「米住宅市場は安定し始めた兆候がある」
「各国の支出データに安定化の兆しが表れてきた」
G7声明
「経済活動、今年後半に回復するが見通しは弱く下方リスクが継続」
「世界経済の悪化ペースが鈍化、一部に安定化の兆し」
「潜在成長率への回復を加速させるために必要な措置をとる」
「財政の長期的持続性を維持することが望ましい」
「振れの大きい無秩序な為替の動き、経済や金融の安定に悪影響」
「一段と柔軟な為替レートに対する中国の動きを歓迎、人民元の上昇につながる可能性」
「システム上重要な金融機関の健全性確保に向けたコミットメントを再確認」
「銀行の不良資産問題に対応、融資回復と流動性供給に向け引き続き行動」
「経済成長回復に向けた財政出動継続へのコミットメントを再確認」
「ケースバイケースで各国支援にIMFの財源を活用する計画を支持」
「世界経済、景気低迷と金融ひっ迫から脱却の兆候示す」

■本日の指標発表
4/27(月)         
15:10    ドイツ      5月GFK消費者信頼感調査 
19:00    コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁講演       
19:45    トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁講演       

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2009年4月26日 (日)

4/27の週のポイント

こんばんは。メキシコでは豚インフルエンザが広がっているようで脅威となっています。個人的には風邪が早く治って欲しいです。

24日に発表された21日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買い)が約1万コントラクトへと減少、円はショートが増加しています。ユーロは1千コントラクトのロング(買い)とほぼスクェアの状態になりました。

先週は全般的にドルが弱含みとなり、カナダ中銀の金融レポートから、非伝統的に手法に関してのECBの対応へのネガティブな見方に変化が出て、週半ばからユーロが上昇する展開となりました。一方で、円高の動きが継続し、週の騰落を見ると主要通貨に対して一番上昇したのは円となりました。また、週末に英テレグラフ紙で英国のAAAのレーティングが引き下げられる可能性が報じられたポンドは主要通貨の中で一番弱くなりました。

米政府が実施していたストレステストの結果が各銀行に通知され、5月4日の発表を待つ段階となりました。ストレステストについてはネガティブな結果の憶測が出てドルが下落した経緯がありましたが、ひとまずは落ち着きを取り戻しているようです。焦点は米クライスラーの再建計画ですが、こちらについてはぎりぎりまで駆け引きが続いているようです。今週は米第1四半期のGDP速報値の発表(29日)が予定されていることや週末の1日には米ISM製造業景気指数の発表も予定されていることや本邦のゴールデン・ウィークを前にした実需のドル売りが出る可能性もあることから、ドルの上値が重い動きが続く可能性があります。また、メキシコで発生した豚インフルエンザの影響で物流の滞りなどがあれば心理的な面でのNAFTA(北米自由貿易協定)のカナダ、米、メキシコの通貨が売られる可能性があります。ユーロは昨日も書きましたが景況感の回復傾向が見られることから上昇が継続と思われますが、米株式市場の下落からの連れ安となるかもしれませんので、警戒が必要となります。

【USD】
Blog20090425_01
source:CFTC

ドルは4,274コントラクトのロング減少の10,188コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090425_02
source:CFTC

円は7,600コントラクトのショート増加の13,695コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20090425_03
source:CFTC

ユーロは3,978コントラクトのロング減少の1,597コントラクトのロングになりました。

【CAD】
Blog20090425_04
source:CFTC

カナダは7,517コントラクトのショート減少の12,707コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090425_05
source:CFTC

NZドルは855コントラクトのロング減少の3,505コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(27日更新)

4月27日の週の注目指標
■27日(月)
・ドイツ  5月GFK消費者信頼感調査
■28日(火)
・米国  2月S&P/ケース・シラー住宅価格
・米国  4月リッチモンド連銀製造業指数
・米国  4月消費者信頼感指数
■29日(水)
・日本  休場(昭和の日)
・NZ  3月貿易収支
・ユーロ圏  4月サービス業信頼感
・ユーロ圏  4月業況判断指数
・ユーロ圏  4月経済信頼感
・ユーロ圏  4月消費者信頼感
・スイス  4月KOF先行指数
・南ア  3月消費者物価指数
・米国  第1四半期GDP速報値
・米国  FOMC政策金利発表
■30日(木)
・NZ  準備銀行(RBNZ)政策金利発表
・NZ  3月住宅建設許可
・英国  4月GFK消費者信頼感調査
・日本  3月鉱工業生産速報
・ドイツ  4月失業率
・ドイツ  4月失業者数
・ユーロ圏  3月失業率
・ユーロ圏  4月消費者物価指数速報
・南ア  3月生産者物価指数
・南ア  3月貿易収支
・米国  3月個人支出
・米国  3月個人所得
・カナダ  2月GDP
・米国  4月シカゴ購買部協会景気指数
■1日(金)
・日本  3月失業率
・日本  3月有効求人倍率
・日本  3月全国消費者物価指数
・日本  4月東京都区部消費者物価指数
・米国  4月ISM製造業景況指数
・米国  4月米ミシガン大消費者信頼感指数確報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年4月25日 (土)

ユーロの景況感は回復傾向

こんばんは。今週火曜日からの風邪がひどくて、頭もまわりません。

今週は2つのドイツの景況感調査が発表され、どちらも回復傾向を示しました。ZEWは金融機関の調査、市場関係者約350名へのアンケート調査でIFOに対して約1か月の先行性を持つといわれています。IFOは独企業約7000社に対して景況感のアンケート調査を行います。ZEWは鉱工業生産に対しても6か月程度の先行性を持つといわれていますので、年後半に独経済の回復傾向が見えてくる可能性があります。ただ、こうした景況感の回復がここ数時間のユーロ高に繋がったかというと、現在の状況下では、為替が株価主導の動きとなっていて、3番目のグラフから読み取れる通り、米株価(S&P500)とユーロ/ドルの相関性が非常に高いことから、米ストレステストなどの発表をにらんだ株価の動向によるものと思われます。その後は、ECBの非伝統的金融政策、中東欧の残存するリスクなどにテーマが向かうとユーロの弱材料がクローズアップされてくるかもしれません。


【独ZEW景況感調査】
Blog20090424_02
source:ZEW

【独IFO景気動向指数】
Blog20090424_01
source:IFO

Blog20090424_03
source:S&P,FXmuseum,Uedaharlowfx

【】
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2009年4月24日 (金)

4/24 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は特段の目立った材料がなかったことから、方向感がなく株価に作用される動きとなりました。ドル/円はロンドン時間に1ドル=98.45円まで上昇しましたが、NY序盤の株価の下落から97.69円まで下落、その後は株価の上昇から97.96円でクローズ、ユーロ/ドルはカナダ中銀が非伝統的な政策(量的緩和)に踏み切らないとの中銀レポートで上昇したことを受け、ECBもそれほどのことはないとの見方からユーロ買いとなり、1ユーロ=1.3162ドルまで上昇1.3143ドルでクローズしました。

■本日の見通し
昨日はG7を前にしているものの、月初にG20が開催されていることから波乱なく、為替市場はあまりマークしていないと思います。むしろ18:00発表の独IFO(経済研究所)景気動向調査や米国の耐久財受注、新築住宅販売が注目されると思います(悪い方が売られる)。昨日は、米新規失業保険申請件数、中古住宅販売件数が悪かったことから、ドルが弱含みとなりましたが、株式市場が上昇したこともあり、ドルと円が売られる展開となり、クロス円は上昇となっています。株価の上下に連動した流れが継続していることから、本日も株価次第となりそうですが、GMやクライスラーの連邦破産法11条申請の懸念がくするぶる中で、フォードの決算が発表されることから、株価の下落の可能性が高いと思われ、円高とドル高へのリスクが継続しています。

テクニカルでは、ドル/円は昨日の安値が97.62円と一目均衡表(日足)の基準線の97.48円のサポートを試しに行き失敗しています。下値試しの失敗が続くと下げ止まり感からの戻りが出てくる可能性があります。しかし、ここを抜けてくると一目均衡表(日足)の雲の上限となる95.54円近辺までの下落はありそうです。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の雲の上に抜け出ました。ただ、雲は変化日を過ぎたばかりで厚みがないことや、昨日の高値が転換線近辺で止まっていることから、90日移動平均線の1.3182ドルか21日移動平均線の1.3230ドル近辺までが限度と思われます。ユーロ/円は5日移動平均線を回復しています。距離がありますが、90日移動平均線と一目均衡表(日足)の雲がサポートとなっています。昨日同様、一目均衡表(日足)の転換線の130.19円近辺までの戻りの可能性はあります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,847.01    +119.71    +1.37%
FTSE 100    4,018.23    -12.43    -0.31%
DAX            4,538.21    -56.21    -1.22%
DOW JONES    7,957.06    +70.49    +0.89%
S&P 500        851.92        +8.37    +0.99%
NASDAQ        1,652.21    +6.09    +0.37%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.92    0.03
日本10年国債     1.44    -0.002
英国10年国債     3.51    0.21
独10年国債     3.22    0.08

■コモディティ価格
NY金(期近)      905.3    12.8
NY原油(期近)     46.51    0

■主な発言
西村日銀副総裁
「長期金利は最近、若干上昇している」
「景気底入れ期待と世界的な連動関係-長期金利上昇」
「財政は非常に厳しい状況にある」
ストロスカーンIMF専務理事発言
「経済危機は終息に程遠い
「経済混乱の長期化を予想
「2010年の景気回復は政策次第」
日銀白川総裁
「米経済は痛みを伴う調整機関を免れられない」
「この2年の米経済、日本の失われた10年に酷似」
「公的資金の注入は不十分かつ出遅れていると判断されがち」
「日本の銀行は総じて安定、システミックな問題みられず」
「中国の景気刺激だけでは世界経済の成長を促進できない」
「日本の国債利回り、低水準が続く見通し」
「回復が進行中かどうか判断は時期尚早」

■本日の指標発表
4/24(金)         
8:50    日本     2月全産業活動指数
8:50    日本     3月企業向けサービス価格指数
17:00    ドイツ     4月IFO景気動向指数
17:30    英国     3月小売売上高指数
17:30    英国     第1四半期GDP・速報値
20:00    フォード・モーター第1四半期決算
21:30    米国     3月耐久財受注
23:00    米国     3月新築住宅販売件数
05:30~7カ国財務相・中央銀行総裁会議開催
05:45    ガイトナー米財務長官会見

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2009年4月23日 (木)

4/23 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ユーロ>ドル>豪ドル>ポンド>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、英の失業率などが発表され、内容が市場予想より良かったものの、ポンド高にはつながらず、2009年の予算が発表されると財政赤字を懸念した売りに、ポンドは主要通貨に対して下落しました。米株式市場はモンガンスタンレーの決算が赤字だったため、NYダウがマイナス圏からのスタートとなり、ドル/円はストップロスを巻き込んで一時97.57円まで下落しました。その後は、発表された米住宅価格指数が市場予想を上回ったことから、98円台前半まで回復しましたが戻りも鈍く98.00円でクローズしています。ユーロ/ドルはポンドが財政赤字を嫌気して売られるとユーロ/ポンドでユーロが上昇したことを背景にそれほど参加者が多くない中で、1ユーロ=1.2920ドル台から1.3033ドルまで上昇、その後は1.30ドルを挟んでの動きとなり1.3005ドルでクローズ、ユーロ/円はユーロ/ドルに連れる形で126.22円から128.12円まで上昇後はやや値動きの荒い展開となり、127円から128円を往ったり来たりで127.45円でクローズしています。

■本日の見通し
昨日も米株価の下落から円が主要通貨の中では上昇しています。米国の大手金融機関の1-3月期の決算発表はほぼ終わりを迎え、今後はヨーロッパの金融機関の決算発表が控えています。本日はクレディスイスですが、ヨーロッパの金融機関は中東欧の悪化からの不良資産化の懸念もあることから、今後はユーロやポンドの弱含みの可能性があります。本日は米新規失業保険申請件数や米中古住宅販売の指標が発表されます。中古住宅販売と同時に発表される住宅在庫は減少傾向にあり、昨日発表された住宅価格の上昇も米経済にとってはプラス要因となります。また、週末に控えているワシントンG7では、為替は主要な議題とならず、今月初旬にG20も開催されていることから、荒なたコミットメントはないものと思われますが、これに向けての要人発言には注意が必要です。引き続き市場は円高方向にバイアスがかかっていることから、全体的にはドル/円、クロス円の戻り売り基調が強くなっています。

テクニカルでは、ドル/円は昨日の安値が97.57円と一目均衡表(日足)の基準線の97.48円のサポートが機能しています。ここを抜けてくると一目均衡表(日足)の雲の上限となる96.04円近辺までの下落はありそうです。ユーロ/ドルはストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロスしました。短期的には買いシグナルが点灯したと見れます。ただ、一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)の下を推移していることから、あくまでも短期的な戻りになると思われます。ユーロ/円もストキャスティックス(スロー)でゴールデンクロスが出現し、短期的には買いとなりました。まだ底打ちは確認できていませんが、一目均衡表(日足)の転換線の130.19円近辺までの戻りの可能性はあります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,727.30    +15.97    +0.18%
FTSE 100    4,030.66    +43.2    +1.08%
DAX            4,594.42    +92.79    +2.06%
DOW JONES    7,886.57    -82.99    -1.04%
S&P 500        843.55        -6.53    -0.77%
NASDAQ        1,646.12    +2.27    +0.14%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.94    +0.04
日本10年国債     1.442    -0.021
英国10年国債     3.44    +0.14
独10年国債         3.21    +0.07

■コモディティ価格
NY金(期近)      890        +7.3
NY原油(期近)     46.51    0

■主な発言
スワン財務相
「インフレ圧力は一段と緩和される見通し」
「インフレ圧力は緩和されている」
「基調インフレは時間とともに低下する見通し」
「財政収支が黒字に戻るかどうかは世界経済次第」
「財政赤字は増大するが、一時的だろう」
ラッド豪首相
「豪州はリセッション-改めて指摘」
「豪州は世界の景気下降の影響を免れない」
「第2次世界大戦以降最大の税収減に直面」
「予算に関して厳しい決断を行う必要」
「民間部門の回復まで、経済を支える必要」
「赤字解消まで支出の伸びの上限を2%とする意向」
ウェーバー独連銀総裁
「国債の買い取りは望ましい選択肢ではない」
「非伝統的措置では何も排除できない」
「デフレの兆しはない」
「政策金利は1%が合理的な下限と認識」
「ECBの金利操作の余地はわずか」
シュタルクECB理事
「2010年に景気は徐々に回復へ」
「ECBは危機に対しタイムリーに適切に行動してきた」
「短期市場金利は大きく低下した」
「ECBはさらに非伝統的な措置を検討している」
日本の財務省幹部
「為替は主要議題ではない」
「基軸通貨論に言及する人がいるか疑問」
「世界経済は悪化のペースが若干弱まっているデータも」
「楽観的な絵をかける状況でない、リスクは下方」
アスムセン・独財務次官
「ワシントンでのG7、為替についてサプライズはない見通し」
「為替はいつもどおり、G7で議題になる」
ダーリング英財務相
「英経済の2009年は、マイナス3.5%成長の見込み」
「2010年の英成長率は、プラス1.25%を見込む」
「英インフレ、年末までに1%となる見通し」
「失業対策として17億ポンドを追加」
ガイトナー米財務長官
「IMFは2009年世界経済の1.3%縮小を予想」
「政策当局者は戦略を「適応させる」の必要も」
「世界の成長悪化に『沈静化の兆候』」
「世界経済の回復には時間を要する」
「回復への見通し高めるよう引き続き努力を」
「性急過ぎる「緩和」に陥らないよう十分な警戒が必要」
「経済の回復には「耐久力のある」基盤が必要」
「強い銀行による公的資金返済は歓迎する」
「TARP資金の返済には監督当局の認可必要」

■本日の指標発表
4/23(木)
13:45    クレディ・スイス第1四半期決算
17:00    ユーロ圏     2月経常収支
18:00    ユーロ圏     2月鉱工業新規受注
21:30    米国     新規失業保険申請件数
21:30    カナダ     2月小売売上高
23:00    米国     3月中古住宅販売件数
00:45    スターン米ミネアポリス連銀総裁、講演
未定    アメリカン・エキスプレス第1四半期決算
06:30    マイクロソフト第3四半期決算

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2009年4月22日 (水)

4/22 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>NZドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日も株式市場が為替市場を先導する動きとなり、東京時間帯は円が買われる展開となったものの、短期筋を中心に行き過ぎとの見方もあり1ドル=97円台公判では下値も限定的となりました。米大手建設キャタピラーの予想外の赤字かがら米株式市場がマイナスでスタートしたものの、ガイトナー米財務長官による「大多数の銀行は必要以上の資本を保有」との発言などからNYダウがプラス圏を回復すると、円とドルが売られる展開となり、NYダウが127ドル高(前日比)となったことで、ドル/円は98.92円まで一時上昇し、98.73円でクローズしています。ユーロ/ドルはパパデモスECB副総裁による「インフレは年央にマイナス領域も」などの発言があったものの、独ZEWが+13と市場予想よりかなりよく、毒の景況感の回復が好感されたこともあり、一時1.29ドル台前半まで下落したものの、1.29ドル台ミドルから後半での取引となり、1.2948ドルでクローズ。ユーロ/円はNYダウの上昇から円が売られたこともあり、1ユーロ=128.13円まで上昇し、127.82円でクローズしました。

■本日の見通し
昨日は短期筋を中心に売られ過ぎからの買い戻しによる下げ渋りとなり、2日連続のNYダウの下落とならなかったことで、円とドルが売られています。本日は、米ウエルズ・ファーゴ、モンガンスタンレーの決算発表予定があります。ただ、それ以外では大きな材料がなく、NYダウの上昇を好感した日経平均株価の上昇が期待できることから、東京・ロンドン時間帯ではドル/円、クロス円で底堅い動きが予想されます。米企業決算については金融機関の決算内容はこれまで発表されたゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティ・グループがいずれもアナリスト予想を上回るよい内容だっただけに、本日発表される両行についても予想よりよい内容になると思われ、市場の反応も鈍くなることが予想されます。引き続き株価主導の展開が予想され、本日のアップルの決算(明日の早朝)にも注意を払う必要がありそうです。為替市場では全体のセンチメントは円高方向に傾いているのではと思われます。

テクニカルでは、ドル/円が21日移動平均線に届かず、同線がレジスタンスとなっています。一目均衡表(日足)の基準線のサポートが続くかどうかですが、一目均衡表(日足)の遅行線は日々線(ロウソク足)で支えられていることから、このサポートが切れるまでは底堅い動きになるのではないかと思います。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の雲の下限で支えられましたが、トレンドとしては下落が継続しています。ストキャスティックス(スロー)で%Dが7.41まで低下してきていることから、SD(%Dスロー)との間でゴールデンクロスを確認した後に買い出動となります。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)でサポートが継続しています。また、ストキャスティックス(スロー)の%DとSD(%Dスロー)が20以下で推移していることから、売られ過ぎの水準とみられ、90日移動平均線の124.34円か一目均衡表(日足)の雲の上限となる123.61円がサポートとして機能すると思われます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,711.33    -213.42    -2.39%
FTSE 100    3,987.46    -3.4    -0.09%
DAX            4,501.63    +15.33    +0.34%
DOW JONES    7,969.56    +127.83    +1.63%
S&P 500        850.08        +17.69    +2.13%
NASDAQ        1,643.85    +35.64    +2.22%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.9    0.06
日本10年国債     1.46    -0.018
英国10年国債     3.3    0.1
独10年国債     3.14    -0.01

■コモディティ価格
NY金(期近)      885.2    -2.3
NY原油(期近)     46.51    0.63

■主な発言
スティーブンス豪中銀総裁
「豪経済はリセッション」
「豪経済はリセッションからの回復でより良い状況に」
「豪企業の投資は急速に減少しつつある」
「豪州の長期的な経済見通しは良好」
フィッシャー・英中銀(BOE)委員
「外為市場への介入の可能性を排除できない」
ガイトナー米財務長官
「大多数の銀行は必要以上の資本を保有している」
「銀行の健全性をめぐる不透明感が融資を抑制してきた」
「先行き不透明感が景気回復への障害になっている」
「信用ひっ迫は『一部で緩みつつある』」
「信用コストは依然として『非常に高い』」
「銀行貸し出しは『相当落ち込んでいる』」
「住宅ローンの借り換えは相当増えている。」
IMF国際金融報告
「国際金融システムへの信頼感はなお失墜している」
「世界の危機関連損失は10年末に4.1兆ドルか」
「信頼感失墜でシステミックリスクはなお高い」
「危機関連損失の61%は銀行由来」
「米金融機関の損失額は2.7兆ドルか、1月予想は2.2兆ドル」
「政府支援なければ、銀行融資は縮小へ」
「借り入れ依存構造の解消には長い時間と痛みが伴う」
「一時的な銀行国有化も、早急な民間復帰が目的」
ホーニグ・米カンザスシティー地区連銀総裁
「米大手金融機関を破たんから守ることは危機を長引かせるリスク」
「支払い不能企業、規模などに関わらず破たんさせなければならない」
パパデモスECB副総裁
「インフレ率は年央にマイナス領域も」
「インフレ率の低下が起きても一時的」
「デフレ現象は予想されず」

■本日の指標発表
4/22(水)
8:50    日本      3月通関ベース貿易収支(季調済) 
10:30    豪    第1四半期消費者物価指数
17:30    英国     3月マネーサプライM4速報
17:30    英国     3月失業保険申請件数
17:30    英国     3月失業率(社会保障受給)
17:30    英国     英中銀金融政策委員会議事要旨(4/8-9分)
21:00    ウェルズ・ファーゴ第1四半期決算
21:30    カナダ     3月景気先行指数
未定    モルガン・スタンレー第1四半期決算
23:00    米国     2月住宅価格指数

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2009年4月21日 (火)

中国が独生子女(ひとりっこ)政策見直しに踏み切るか

中国の独生子女政策に見直しの機運が出ている。人口は2007年12月末現在で13億2129万人。1年間では681万人増加した。独生子女政策は人口増加が食糧や燃料不足を引き起こすと危惧した中国政府が70年代から勧めていた晩婚と少子を、79年に正式に政策にしたものである。第2子を産むと罰金、公務員なら減給されるという政策だけに浸透が早く合計特殊出生率(女性が一生に産む子供の数を示す)も2を割り込む水準まで低下している。

この政策によって人口増加の抑止効果は3億人とも4億人とも言われているが、65歳以上の人口が1990年に5.57%、2000年に6.96%、2007年に9.36%となり、国連による将来人口推計では2010年に11.9%、2020年に16.2%と急激に少子高齢化が進むリスクを抱えている。更に独生子女政策下では、男子を好む傾向が高いため、20歳未満では男女比が1.2対1と男が多くいびつな構成となっている。

こうした中で3月の全国人民代表大会での人民大学学長の紀宝成代表による、第2子までの承認を盛り込んだ「生育政策の早期調整に関する提案」が注目を集めている。背景には前出の少子高齢化問題と昨年の四川大震災で子供を失った親の悲劇がある。中国の世論も75%以上が賛成していて、世論に後押しされて政策を転換する可能性もある。

政策の転換は中国の内需拡大や労働人口の増加など成長率に寄与する反面、食料やエネルギー価格を押し上げ、過剰流動性(マネーサプライなど)が増大している環境下では、高インフレを招きかねない。このため、中国の人口政策の転換は、慎重に行わないとかなりのリスクを背負うことになりそうだ。また、こうした人口政策をとっていない第2位のインドが中国の人口を抜くとの推計もあり、人口増加が経済に与える影響が軽視できない時期が来るであろう。

4/21 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、円が主要通貨に対して強含みで推移する中、発表された米バンク・オブ・アメリカの1-3月期の利益が前年同期比で約3.5倍とアナリスト予想を大幅に上回っていたものの、貸倒引当金を大幅に積み増していたことが嫌気されて、NYダウが約290ドルの大幅な下落となると、リスク回避からの円買いとドル買いになり、ドル/円は1ドル=97.66円まで下落、ユーロ/ドルも1ユーロ=1.2888ドル、ユーロ/円も1ユーロ=126.17円とクロス円の下落が目立ちました。また、財務省からは否定されているものの、米ストレステストの対象とうなった銀行の内、数行はすでに破たんしているとの噂も株の下落の要因となった模様です。

■本日の見通し
昨日は米バンク・オブ・アメリカの高健さんを受けたものの、ローン損失拡大などが嫌気され米株式市場が大幅下落となる中、円とドルが買われる展開となりました。以前から指摘していた通り、株価の下落において「円」が1番強い通貨、「ドル」が2番目に強い通貨と順序が逆転しています。このため、株価下落のリスクに伴うクロス円の下振れ懸念があります。また、欧州においては5/7のECB理事会を前に利下げ幅、非伝統的手段に対する憶測などが先行しているこうともあり、しばらくは上値が重い展開となると思われ、本日発表されるZEWと24日に発表されるIFOの経済指標には注目となります。今後も続く米国の企業決算からの株価の動向も注意が必要で、どちらかというと下振れのリスクに注意です。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線を大きく下回りました。次のサポートとなる一目均衡表(日足)の基準線では支えられています。ストキャスティックス(スロー)ではゴールデンクロスが1日にしてデッドクロスとなっています。引値が基準線の下に抜けてしまうと短期的にトレンド転換となりそうです。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の雲の下限でサポートされていますが、トレンドは下向きとなっています。短期的な売られすぎの可能性もありますが、2/2の安値となる1.2705ドルが次のターゲットとなります。ユーロ/円は3日連続で下落し、下落が継続する可能性が高そうです。ただ、ストキャスティックス(スロー)では%Dが10を割り込んできていることから売られすぎとみられます。3/30の安値の126.40円がサポートならなければ2/6の高値の126.04円がサポートとして機能できるかどうかです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,924.75    +17.17    +0.19%
FTSE 100    3,990.86    -101.94    -2.49%
DAX            4,486.30    -190.54    -4.07%
DOW JONES    7,841.73    -289.6    -3.56%
S&P 500        832.39        -37.21    -4.28%
NASDAQ        1,608.21    -64.86    -3.88%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.83    -0.11
日本10年国債     1.48    0.026
英国10年国債     3.21    -0.14
独10年国債         3.15    -0.12

■コモディティ価格
NY金(期近)      885.7    17.8
NY原油(期近)     45.84    -4.49

■主な発言
ビニ・スマギECB理事」
「デフレのリスクはない」
「インフレ期待は低下でなく、上昇している」
「2010年に非常にゆっくりとした回復を予想」
「コアインフレは1-2%にとどまる」
「過度のデフレ懸念は危機招く恐れ」
「危機終息後の潜在成長率は抑制される」
「金利1%が下限との見解は信頼できる」
白川日銀総裁
「輸出が大幅に減少している」
「内需も弱まっている」
「金融環境は全体として厳しい状況が続いている」
「景気は大幅に悪化している」
「コアCPIは今後マイナスになっていく」
「今年度後半以降、景気持ち直しを想定している」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「ECBの主要政策金利は、1%を下回るべきではない」
「ECBは金利政策の下限に近い」
「ECBの政策金利と中銀預金金利の差が焦点」
「中銀預金金利はプラス圏維持する必要」

■本日の指標発表
4/21(火)         
12:30    スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁講演
15:00    ドイツ      3月生産者物価指数
16:30    オルドネス・スペイン国立銀行総裁講演
17:30    英国     3月消費者物価指数
17:30    英国     3月小売物価指数
18:00    ドイツ     4月ZEW景況感調査
19:30    バンク・オブ・ニューヨーク・メロン第1四半期決算
21:30    カナダ     2月卸売売上高
22:00    カナダ     カナダ中銀政策金利発表
未定    USバンコープ第1四半期決算
23:00    ガイトナー米財務長官議会証言
02:30    パパデモスECB理事講演

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2009年4月20日 (月)

4/20 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>円>ドル>ポンド>ユーロ>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

週末は、米シティ・グループやGEの好決算を受け、欧州株価が上昇したものの、ドルの上値が重く99円台前半の動きとなりましたが、NY市場で米株価がマイナス圏に落ち込んだことから、ドル/円は1ドル=98.71円まで下落、ミシガン大消費者信頼感指数が前回より上昇したことは材料視されず、株価の戻りとともに99円台を回復し、99.13円でクローズしました。ユーロはトリシェECB総裁による「5月7日に非標準的措置について決定する」などとの発言から弱含みに推移し、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3017ドルまで下落し、ユーロ/円も一時128.84円まで下落しました。

■本日の見通し
米GMが第2四半期になお46億ドルの政府支援が必要となる恐れが出ていること、米の金融機関の決算は好調なことが事前に予想されていることから、大きなインパクトはなく、逆に投資家恐怖心理指数(VIX)が昨年9月以来の低水準へ落ち着いてきたことで、リスク回避のドル買いの動きがやや後退しているようです。先週末も米10年債利回りが2.95%台と約1か月振りの水準まで上昇(米国債の下落)となっていることで、こちらも金融不安を背景四とした質への逃避(米国債買い)が落ち着いていることを示していると思われます。こうした中で、週末は米国株式の上げ下げに米国ドルが連動する形となり、これまでの株価への逆相関の流れが解消されつつあります。そのため、景気への楽観的見方が悲観的見方で大幅に売られた円に回帰してくる可能性があり、円高方向に振れやすくなっているように思います。ユーロは引き続き5月のECB理事会までは弱含みでの推移となりそうです。

テクニカルでは、ドル/円はかろじて21日移動平均線、200日移動平均線でサポートされています。一目均衡表(日足)の遅行線が日々線の上を推移していること、ストキャスティックス(スロー)でゴールデンクロスが出現したこともチャート上では底堅さを示しています。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下に抜けてデッドクロスしたことから、下落の継続の可能性が出てきています。雲のねじれも近いことから、下落が加速する可能性もあり、遅行線が日々線を下に抜けるとそのリスクが高まります。ユーロ/円はサポートとみられていた一目均衡表(日足)の基準線を下に抜けました。下値の目安が3/30の安値の126.40円近辺と思われますが、一目均衡表(日足)の遅行線が日々線でサポートされれば反発の可能性もあります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,907.58    +152.32    +1.74%
FTSE 100    4,092.80    +39.82    +0.98%
DAX            4,676.84    +67.38    +1.46%
DOW JONES    8,131.33    +5.9    +0.07%
S&P 500        869.6        +4.3    +0.50%
NASDAQ        1,673.07    +2.63    +0.16%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.94    0.11
日本10年国債     1.455    -0.005
英国10年国債     3.35    0.12
独10年国債         3.27    0.09

■コモディティ価格
NY金(期近)      867.9    -11.9
NY原油(期近)     50.33    0.35

■主な発言
トリシェECB総裁
「ECB、ユーロ圏のファイナンス構造を全面的に考慮する」
「5月7日に非標準的措置について決定する」
「非標準的措置に関する期待の創出や助長を避けることが重要」
「非標準的措置、銀行の積極的な参加を伴って実施する必要」
「目先のニーズと長期的持続可能性の適切なバランスを維持する必要」
「ユーロ圏の長期的インフレ期待、物価安定に沿った水準を維持している」
「金融監督の範囲や権限を拡大する必要」
「ユーロは弱いとの主張は現在の状況を反映していない」
「強いドルは国益にかなうとの米国の認識を評価する」
「G7の共同声明、外為市場を適切に認識している」
バーナンキFRB議長
「FRBは住宅ローン情報開示へ大改革を目指す」
「金融危機による打撃は長期間にわたり継続へ」
「監督当局は技術革新に伴うリスクを管理すべきだ」
「金融規制は技術革新を阻害すべきではない」

■本日の指標発表
4/20(月)         
8:01    英国      4月ライトムーブ住宅価格
10:30    豪     第1四半期生産者物価指数
14:00    日本     2月景気先行CI指数改訂値
14:00    日本     2月景気一致CI指数改訂値
15:00    白川方明日銀総裁、講演
未定    バンク・オブ・アメリカ第1四半期決算
21:30    カナダ     2月国際証券取扱高
22:00    エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
23:00    米国     3月景気先行指数

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2009年4月19日 (日)

4/20の週のポイント

こんばんは。本日もウォーキング日よりでした。ソメイヨシノは散りましたが、他の枝垂桜や藤の花がきれいに咲いています。

17日に発表された14日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買い)が1.4万コントラクトへと大幅減少、円はほとんど変わらずの6千コントラクトのショート(売り)になりました。ユーロは5千コントラクトのロング(買い)になりました。

先週は株価の動きとドル及び円の動きの逆相関関係が崩れかけている週となっています。中国の第1四半期GDPが市場の予想通りとなり、期待感が先行していた市場の失望を誘ったようです。ユーロはウェーバー独連銀総裁などによる5月のECB理事会での非伝統的手法の発表との発言からユーロは弱含みに推移し、週末はユーロ/ドルが1.3029ドルまで下落、ユーロ/円は一時128.84円まで下落しています。ドル/円は一時98円台となるも、週末は99.13円でクローズしていました。

今週も金融機関の決算発表が続きます。20日にバンク・オブ・アメリカ、21日にモルガンスタンレー、バンク・オブ・NY・メロン、ノーザン・トラスト、22日にウエルズ・ファーゴの発表が予定されています。先週から米金融機関の好決算が続いていることで投資家恐怖心理指数(VIX)も2008年9月以来の水準へと危機感が大幅に後退していることから、リスクの高まりとともにドルを嗜好していたマネーの動きがドルから離れる可能清華でいると思われ、ドルが売られやすい動きとなると思われます。また、一方では5月のECB理事会で非伝統的な政策からの転換が示される可能性の高いユーロも弱含みの動きとなりそうです。こうした中で、米国では中古住宅販売件数、新築住宅販売件数の発表が予定されています。新築住宅着工件数が大幅減少となったことで、回復傾向が見えている中古住宅販売などの結果が悪ければ、ドルの下落とともに消極的な選択肢から円が買われやすくなることが予想され、ドル/円、クロス円とも円高のリスクが伴います。

【USD】
Blog20090418_01
source:CFTC

ドルは23,322コントラクトのロング減少の14,462コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090418_02
source:CFTC

円は903コントラクトのショート減少の6,095コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20090418_03
source:CFTC

ユーロは1,703コントラクトのロング増加の5,575コントラクトのロングになりました。

【CAD】
Blog20090418_04
source:CFTC

カナダは3,087コントラクトのショート増加の20,224コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090418_05
source:CFTC

NZドルは3,907コントラクトのショート減少の2,968コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(20日更新)

4月13日の週の注目指標
■20日(月)
・英国  4月ライトムーブ住宅価格
・豪  第1四半期生産者物価指数
・米国  3月景気先行指数
■21日(火)
・英国  3月消費者物価指数
・英国  3月小売物価指数
ドイツ  4月ZEW景況感調査
・カナダ  中銀(BOC)政策金利発表
■22日(水)
・日本  3月通関ベース貿易収支
・豪  第1四半期消費者物価指数
・英国  3月失業率
・英国  3月失業保険申請件数
英国  中銀(BOE)議事録
・米国  2月住宅価格指数
■23日(木)
・ユーロ圏  2月経常収支
・ユーロ圏  2月鉱工業新規受注
・カナダ  2月小売売上高
米国  3月中古住宅販売件数
■24日(金)
ドイツ  4月IFO景気動向指数
英国  3月小売売上高指数
英国  第1四半期GDP速報値
米国  3月耐久財受注
米国  3月新築住宅販売件数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年4月18日 (土)

株価との関連が薄れた週

こんばんは。5月も近づいてきてあちこちで鯉のぼりがあがっています。鯉のぼりといえば、日本一の生産量の埼玉県の加須市です。

今週は、GS(ゴールドマン・サックス)、JPモルガン・チェース、シティ・グループの1-3月期の決算の発表があり、いずれもアナリスト予想を上回る好決算となりましたが、為替市場は既にこれを織り込んでいたことから、ドル買いへと繋がらず、むしろ1%以下への利下げ観測が再浮上し、非伝統的な手法を5月に発表するとしているユーロや市場のほぼ予想通りとなった中国の第1四半期GDPの影響から失望が出た豪ドル、NZドル以外ではドルは下落しました。更にGMの破産方針性の可能性が高まっていることや回復が期待されていた新築住宅着工件数が減少していることなどを米国自体のリスクもあることから、円が主要通貨に対して上昇した週でもありました。週の円の騰落率を見ると、南アランド以外では、円が上昇していることが見て取れます。また、株価の動きとこれまで逆相関となっていたドルの関係が崩れつつあるようです。一方で投資家の恐怖心理を表すといわれるVIX指数は33台と昨年9月26日以来の水準まで低下してきています。

【週間騰落率(JPY)】
Blog20090417_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20090417_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年4月17日 (金)

4/17 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日も発表された中国第1四半期GDPが6.1%と市場予想とほぼ同じ結果となり、景気回復の期待が先行していたことから上昇していた株価が下落に転じた(上げ幅を縮小した)ことから、株価下落局面での円買いが先行し、ドル/円は1ドル=98.51円、ユーロ/円は1ユーロ=129.36円まで下落しました。その後予定されていたJPモルガンチェースの決算発表では、1株利益40セントとアナリスト予想の32セントを上回ったことや米新規失業保険申請件数が61万人と市場予想の66万人を下回ったことから、前年比で大幅な減少となった住宅着工件数と建設許可件数の悪化は材料視されず、米株価の上昇とあいまってドル/円は1ドル=99.41円まで上昇、この日の高値圏での推移でクローズとなりました。ユーロ/ドルはゴンサレスパラモECB理事による「ECBは来月、新たな措置を発表へ」「新たな措置は与信を高めるのが狙い」などの発言から弱含みで推移し、一時1.3126ドルまで下落、1.32ドルまで戻せず1.3195ドルでのクローズとなりました。

■本日の見通し
前日比で見て、米株価が上昇局面でドルと円が買われるというこれまでの流れと異なる動きになりました。回復傾向とみられていた住宅着工件数は悪化しているものの、一昨日のNY連銀指数、昨日のフィラデルフィア連銀指数でセンチメントが改善しているというプラス要因と、失業保険申請件数が5万件減少したという要因、ストレステストの結果を5/4に発表するという要因が好感されたのではないかと思います。ただ、全般的に米金融機関の好決算という材料は市場では飽きがきていると思われることから、次のテーマが出てくるまでには、比較的狭いレンジでの動きが予想されます。その中ではリスクヘイブン(株価の下落などのリスクでの逃避先)としての円買いが見直されつつあるように思います。また、ユーロは5月理事会での非伝統的手段の内容の発表までは弱含みが続くと思われます。一方、昨日OECDから利下げを指摘されたNZドルは弱気見通しとなりそうです。朝方に消費者物価指数が発表され前年比で+3.0%となっていますが、前回発表の+3.4%からは低下してきていることで、4/30の金融政策発表までは売られやすい展開が続くと思います。

テクニカルでは、ドル/円はかろじて21日移動平均線でサポートされています。ただ、一目均衡表(日足)の遅行線が日々線の上を推移していることから、基準線の97.48円近辺までの下落の可能性がありますが、更に大きく下落する可能性は低いとみています。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の基準線の1.3234ドルを下に抜けました。一目均衡表(日足)の遅行線が雲の下限に沿って下落しており、ストキャスティックス(スロー)もデッドクロスしたことから、引き続き上が押さえられる展開となりそうです。ユーロ/円はチャートのパターンでヘッド・アンド・ショルダーが完成下と思われます。一目均衡表(日足)の基準線の129.76円を引値で下に抜けると、3/30の安値の126.40円近辺までの下落の可能性が出てきました。。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,755.26    +12.3    +0.14%
FTSE 100    4,052.98    +84.58    +2.13%
DAX            4,609.46    +59.67    +1.31%
DOW JONES    8,125.43    +95.81    +1.19%
S&P 500        865.3        +13.24    +1.55%
NASDAQ        1,670.44    +43.64    +2.68%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.82    0.06
日本10年国債     1.44    -0.028
英国10年国債     3.23    -0.02
独10年国債     3.18    0.04

■コモディティ価格
NY金(期近)      893.5    1.5
NY原油(期近)     49.98    -0.16

■主な発言
中国国家統計局
「中国経済は減速圧力に直面」
「中国は「健全で高い」経済成長を達成する」
「第1四半期の経済成長率は予想を上回った」
「中国、所得の伸びにより安定した急速な消費拡大が見込める」
「固定資産投資の伸びは依然として高い」
OECD(経済開発協力機構)
「NZは、今年いっぱいリセッション」
「NZ中銀は、一段の利下げ余地」
「NZは、一段の財政刺激策は回避すべきだ」
「NZは、政策金利を2%に引き下げるべきだ」
温家宝中国首相
「中国の景気回復の土台は堅固ではない」
「中国への金融危機の影響はまだ深まりつつある」
「中国は依然として雇用について大きな圧力に直面している」
「政府はリスクと困難を過小評価するべきではない」
「政府は危機の期間を過小評価するべきではない」
ゴンサレスパラモECB理事
「ECB金利はまだゼロでない」
「金利はまだ景気に影響与えられる」
「インフレ率は今後数カ月マイナスに」
「デフレリスク、現時点では高くない」
「ECBは来月、新たな措置を発表へ」
「新たな措置は与信を高めるのが狙い」
スワン豪財務相
「世界的なリセッションとわが国の主要貿易相手の景気低迷から、予算で示される成長と歳入見通しがかなり悪化することは明らか」
「過去数年にわたり豪経済を牽引してきた鉱業部門が、世界的リセッションの影響を受けていることが示される」
ウィリアムズ米財務省報道官
「不良資産という負の遺産の市場創出に参加しようという投資家や金融機関の意欲は心強いものであり、一刻も早く官民投資プログラム(PPIP)を開始できるように取り組んでいる」
「公的資金の返済に関しては、返済を希望する金融機関と監督当局の間で結論を出す」

■本日の指標発表
4/17(金)         
8:50    日本     2月第3次産業活動指数
09:00    イエレン米サンフランシスコ連銀総裁講演
10:30    豪     第1四半期輸入物価指数
12:00    トリシェECB総裁東京で講演
14:00    日本     3月消費者態度指数
18:00    ユーロ圏     2月貿易収支
18:00    ユーロ圏     2月建設支出
20:00    カナダ     3月消費者物価指数
21:30    ホーニッグ・米カンザスシティー連銀総裁講演
23:00    米国     4月ミシガン大消費者信頼感指数速報値
01:30    バーナンキFRB議長講演

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2009年4月16日 (木)

4/16 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

ポンド>豪ドル>ドル>ユーロ>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日も株価主導の流れから日経平均を含むアジアの株価が下落し、株価下落局面での円買いとドル買いから、ドル/円は一時1ドル=98.15円まで下落しました。また、ユーロ/円も1ユーロ=129.91円まで下落しています。ロンドン、NY時間はウェーバー独連銀総裁による「ECBは非伝統的手法を5月に発表」と発言したことから、いよいよ社債の買い取りに乗り出すのではないかという思惑から1ユーロ=1.3146ドルまで下落しましたが、NY株価が上昇すると、円売りとドル売りにつながり、ドル/円は99.68円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3238ドルまで戻し、ユーロ/円は130.50円から131.50円近辺を行ったり来たりとなり、各々99.37円、1.3227ドル、131.43円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は19:30のJPモルガンチェースの決算、21:30の米新築住宅着工件数、住宅建設許可件数に注目です。本日未明に発表されたNAHBの住宅市場指数が14と回復傾向示していることや前回増加した住宅着工、建設許可が連続増加となるようであれば、一昨日のバーナンキFRB議長の発言にもあるとおり、米景気先行きに対して楽観的な見方がわずかですが増えてくると思われます。グーグルの決算発表も予定されていることから、住宅指標だけで動きにくいと思いますが、米株価が上昇するようであれば円が売られやすくなると思われ、ドル/円やクロス円が上昇すると思います。また、午前11:00に中国の第1四半期GDPなどが発表されますので、このところ回復傾向を見せている中国の経済指標でよいものが出てくると、豪ドル、NZドルなどが買われやすくなるのではないかと思います。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線を一時割り込みましたが、引値ではサポートされています。本日は98.56円に位置していますので、引き続きサポートとなるかどうかです。ここを下に抜けると一目均衡表(日足)の基準線の97.48円近辺までの下落の可能性があります。ユーロ/ドルは90日移動平均線がかろうじてサポートとなっていますが、一目均衡表(日足)の雲の上限がレジスタンスとなって上値を抑えています。昨日一時下抜けした一目均衡表(日足)の基準線の1.3176ドルを下に抜けると、1.29ドル近辺までの下落がありそうです。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の基準線の129.76円の下落まで一時下落しましたが引値ではサポートされています。21日移動平均線を回復できなかったものの、まだ届く範囲にあることから、回復できれば上昇トレンドが継続していると見ることができそうです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,742.96    -99.72    -1.13%
FTSE 100    3,968.40    -20.59    -0.52%
DAX            4,549.79    -7.22    -0.16%
DOW JONES    8,029.62    +109.44    +1.38%
S&P 500        852.06        +10.56    +1.25%
NASDAQ        1,626.80    +1.08    +0.07%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.77    -0.02
日本10年国債     1.44    -0.028
英国10年国債     3.25    0.04
独10年国債     3.15    -0.05

■コモディティ価格
NY金(期近)      893.5    1.5
NY原油(期近)     49.25    -0.16

■主な発言
ウェーバー独連銀総裁
「政策金利1%未満への引き下げには批判的」
「政策金利1%未満は短期金融市場まひさせる恐れ」
「中銀預金金利は下限に達した」
「政策金利には幾分の引き下げ余地ある」
「物価動向からみてECBは利下げ余地を使うべきだ」
「ECBは新手の政策手段について来月早々に決定する」
「ECBは非伝統的手段を協議かつ実践している」
オルドネス・スペイン中銀総裁
「追加利下げは妥当」
「非伝統的手段を使う可能性がある」
米国地区連銀経済報告(ベージュブック)
「一部の地区で一部分野での経済活動が低水準で安定化の兆し」
「12地区中5地区で減速ペースの鈍化確認」
「経済活動は全般的に一段と収縮もしくは引き続き軟調」
「全般的に物価への下方圧力を報告」
「全地区で労働市場が軟化するなか賃金圧力が緩和、雇用見通し『暗い』」
「住宅価格・建設は依然落ち込み、一部地区で販売増も」
「住宅は依然低迷、潜在的買い手の増加で安定化の可能性」
「非居住用不動産の状況は一段と悪化」
「クレジット状況は収縮・債務不履行は増加、一部融資の質の悪化を確認」
「大半の地区で設備投資計画は引き続き保留」
「米地区連銀経済報告、ダラス地区連銀が収集した4月6日までの情報を基に作成」
「米経済状況は3─4月初旬も軟調、回復近い兆候見られる」

■本日の指標発表
4/16(木)
15:00    リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
18:00    ユーロ圏     2月鉱工業生産
18:00    ユーロ圏     3月消費者物価指数
19:30    JPモルガン・チェース第1四半期決算
21:30    米国     3月建設許可件数
21:30    米国     3月住宅着工件数
21:30    米国     新規失業保険申請件数
21:30    カナダ     2月製造業出荷
23:00    米国     4月フィラデルフィア連銀景況指数
02:00    ロックハート米アトランタ連銀総裁講演

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2009年4月15日 (水)

4/15 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ポンド>ドル>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は東京時間から日経平均株価の上値が重くドル/円も1ドル=100円を割り込みました。欧州時間に入り、株価が小幅ながら上昇したことから、円高の流れも収まりかけましたが、発表された米3月の小売売上高が市場予想より大幅に悪い前月比-1.1%となったことから、米消費に対する懸念が浮上し、株価が大幅な下落なったことからドルが売られ、一時98.74円まで下落し、そのままの水準でクローズを迎えました。ユーロ/ドルはECBのコンスタンシオ氏の「欧州の景気後退は米国より深刻」との発言もあり、ドルに対して弱含みとなりました。米株価の下落=ドル買いの相関は継続しているとみられます。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3226ドルまで下落したものの、このレベルでは底堅く、1.3256ドルでクローズしています。ユーロ/円はユーロの下落と円高にさらされたことで、一時1ユーロ=131.02円まで下落、昨日早朝の高値の134.22円から約3円の下落となりました。

■本日の見通し
本日は21:30の米消費者物価指数、NY連銀製造業景気指数、22:00の対米証券投資、22:15の鉱工業生産の米国の経済指標に注目です。消費者物価指数はエネルギー、食品を除いたコアの部分での上昇がみられるようであれば、デフレ警戒からの量的緩和への警戒へとつながる可能性があります。対米証券投資は遅行指標ながら、大幅な財政出動をしている米国の赤字のファイナンスがどの程度なされているかの見極めになると思います。ポイントは、先に発表された貿易赤字が約260億ドルと減少していることから、同程度の流入が見られるようであれば特に相場に与える影響は少ないと思います。経済指標以外では米GMの破産法申請の回避が難しいとの見方やGSによる資本増強が他の金融機関へ与える影響を懸念したドル売りへと市場が傾きかけているように見えることで、これまで米国の株価の下落にる上昇がドル、円の順番だったものが円、ドルの順番に変わる可能性があります。このため、クロス円が全般的に弱含む可能性が出ています。ただ、明日以降も金融機関の決算発表が続くことから、大きくポジションを傾ける可能性は低いとみられ、方向は円高と思われますが、大幅な円高へと向かうリスクは大きくないと思います。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線の98.52円の手前まで下落していますが、同線で支えられています。ここを下に抜けると一目均衡表(日足)の基準線の97.48円近辺までの下落の可能性がありますが、このレベルまでは調整の範囲となります。ユーロ/ドルは21日移動平均線を1日で下に抜け一目均衡表(日足)の雲の中から抜け出せませんでした。90日移動平均線がサポートとなっていますが、これを切れてくると一目均衡表(日足)の基準線の1.3157ドル近辺までの下落がありそうです。ユーロ/円は21日移動平均線のサポートを切りました。ただ、これまでも切った翌日には回復し上昇トレンドを継続しているだけに、本日の引値に注目です。ただ、本日回復しなければ一目均衡表(日足)の基準線の129.76円近辺まで下落する可能性があります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,842.68    -81.75    -0.92%
FTSE 100    3,988.99    +5.28    +0.13%
DAX            4,557.01    +65.89    +1.47%
DOW JONES    7,920.18    -137.63    -1.71%
S&P 500        841.5        -17.23    -2.01%
NASDAQ        1,625.72    -27.59    -1.67%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.79    -0.07
日本10年国債     1.465    0.004
英国10年国債     3.2    -0.08
独10年国債     3.19    -0.06

■コモディティ価格
NY金(期近)      892    -3.8
NY原油(期近)     49.41    -0.64

■主な発言
白川日銀総裁
「今後も社債買い入れ額そのものは大きくならない可能性がある」
「CP買い入れや企業金融支援特別オペなどの措置、全体として企業金融の安定化に相応の効果」
「現在、社債買い入れ条件を見直すこと考えていない」
フィッシャー・ダラス米地区連銀総裁
「米国の経済指標は、相当深刻」
「米国の失業率、年末までに10%超もあり得る」
「米小売売上高が底を打ったか判断するのは時期尚早」
「小売り急減速のリスクは後退しつつある」
「中国が米国債買いをやめるとは考えていない」
「中国は内需と輸入拡大を」
ECBのオルファニデス氏
「デフレリスクでECBが5月以降にも行動の可能性」
「デフレリスクは最近、幾分高まった」
「ECBは融資期間延長と資産購入を協議している」
「ECBは政策措置について選択肢と柔軟性維持必要」
「新たな措置で短期市場金利さらに下げることが可能」
「市場金利が金融緩和度の指標として有効」
「政策金利の一段の引き下げを示唆」
バーナンキFRB議長
「米経済に関して基本的には楽観」
「経済は困難な状況にある」
「経済の『急激な下降ペース』に鈍化の兆し」
「金融安定化に向け進展が見られる」
「米経済の基盤は強固」
「信用市場の回復なければ、経済の安定もない」
オバマ米大統領
「経済成長への兆候は難局が去ったことを意味せず」
「景気回復へ向けかすかな希望の光が見える」
「短期的な利益追求への集中は経済に打撃を与える」
「金融界に対する新たな規則は革新に報いる」
「銀行の健全性審査で必要な追加支援の規模を測る」
「財政支出拡大は長期的な繁栄にとって欠かせない」
「今年末までに新たな金融規制の導入を見込む」
バーナンキ米FRB議長
「住宅価格上昇、低水準のFF金利より与信拡大によるところ大きい」
「米FRB、低過ぎる金利をあまりにも長期間維持すべきでない」
「米FRB、住宅ローン市場の状況緩和で住宅価格の急落回避に努めている」
「自動車メーカーは存続させることが望ましい、FRBは意思決定過程に関与していない」
「米FRB、時価会計規則の変更を支持」
「ドルは基軸通貨にとどまる、見通しに変化ない」
「強い経済が強い通貨を支える」
「中期的な財政不均衡への対処と赤字削減が重要」
「クレジット市場への公的支援停止時期、困難な判断となる」
サマーズNEC委員長
「最新の経済統計は2月に比較してやや上向き」
「経済の下降が急角度ではなくなってきた」
「銀行の健全性審査は数週間に終了へ」
「政府は資本不足の穴埋めに必要な措置を取る」
「銀行健全性審査の焦点は資本水準」
「銀行は資本調達への準備態勢を整えるべきだ」
「第一に望ましいのは民間からの資金調達だ」
「在庫循環は今年後半の経済上向きを示唆」
「米経済は以前に比べ均衡を取り戻してきた」
「第1四半期に銀行はある程度の改善を示した」
「目標は民間部門の金融システムを取り戻すこと」
「TARPにはなお相当の資源がある」
「バーナンキFRB議長の行動は合理的だ」
「GM、クライスラーとの前進に満足している」
「目標は政府支援なき自動車業界の繁栄にある」

■本日の指標発表
4/15(水)         
8:01    英国     3月RICS住宅価格
10:30    ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
15:00    ドイツ     3月卸売物価指数
17:30    南アフリカ     2月実質小売売上
18:15    ウェーバー独連銀総裁講演
21:30    米国     3月消費者物価指数
21:30    米国     4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:00    米国     2月対米証券投資
22:15    米国     3月設備稼働率
22:15    米国     3月鉱工業生産
2:00    米国     4月NAHB住宅市場指数
3:00    米国     地区連銀経済報告

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2009年4月14日 (火)

4/14 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>NZドル>ユーロ>ポンド>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は東京時間から出ていた「米財務省が米GMに対し6/1までに連邦破産法申請向けた準備を進めるよう指示(NYタイムズ)」にはやや反応薄、株価指数先物などが下落したものの、日経平均株価が小幅な推移にとどまったことで、ドル/円は1ドル=100円台後半まで上昇しました。欧州時間は小動きが予想されていたものの、スペック勢によるユーロ買いなどからドルが下落、ユーロ/ドルはストップロスを巻き込んで1ドル=1.3395ドルまで上昇、ユーロ/円も1ユーロ=134.02円までつれ高となりました。一方のドル/円は1ドル=99.86円まで下落、引けでは100.10円とかろうじて100円台を回復しています。NYダウが下落したのにドル安となっていますが、S&P500とナスダックは上昇していますので、株安=ドル高の関係が崩れたとは言えません。また、本日発表予定のGSの決算が前倒しで発表され、1株利益が3.39ドルと予想の約2倍となりましたが、市場の反応はありません。

■本日の見通し
本日は既にGSの決算が発表されたことから、21:30に発表される米3月の小売売上高に注目が集まると思います。前月は自動車を除く部分では+0.7%、全体では-0.1%と自動車販売が不振だったことが伺われます。原油価格が下げ止まっている上、失業率が8.5%へと上昇していることなどを考えると、消費が低調であろうことは想像できるが、1月、2月が意外と底堅かったことを見ると、値引き販売などの販売側の努力によって消費の下支えがされたようにも思われます。米小売はGDPに直結するだけに、市場予想より悪化しているようであればドル売り要因となると思います。また、米GMやクライスラーの連邦破産法申請のリスクが高まってきているようです。いろいろなアナウンスでかなりガス抜きがされていますが、全く影響がないわけではないので、今後も同ニュースには注意する必要があります。

テクニカルでは、ドル/円は21日移動平均線と一目均衡表(日足)の遅行線がサポートとみられ、保合いながら、トレンドは上向きが継続しています。引き続き4/6の高値の101.43円が目先の抵抗です。ユーロ/ドルは21日移動平均線を上に抜けストキャスティックス(スロー)もゴールデンクロスしています。大陽線が出現していることから上昇の可能性もありますが、一目均衡表(日足)の雲の中から抜け出せないと、これらの買いシグナルはダマシになる可能性があります。ユーロ/円は21日移動平均線がサポートとなり上昇トレンド継続中です。昨日のコメントで下抜けていた一目均衡表(日足)の転換線は回復しましたが、チャートのパターンでヘッド・アンド・ショルダーを形成する可能性があり、注意したほうがよいと思います。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,924.43    -39.68    -0.44%
FTSE 100    3,983.71    (4/9)
DAX            4,491.12    (4/9)
DOW JONES    8,057.81    -25.57    -0.32%
S&P 500        858.73        +2.17    +0.25%
NASDAQ        1,653.31    +0.77    +0.05%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.86    -0.07
日本10年国債     1.46   
英国10年国債     3.27    (4/9)
独10年国債         3.23    (4/9)

■コモディティ価格
NY金(期近)      895.8    +12.5
NY原油(期近)     50.05    -2.19

■主な発言(FXミュージアムより)
米財務省(NYタイムズ)
「GMに6月1日までに破産法を準備するよう指示」
ダーリング英財務相(デイリー・テレグラフ)
「英経済のマイナス成長は今年10-12月期に終わると予想する」
米財務省
「24日にワシントンでG7を開催する」

■本日の指標発表
4/14(火)         
14:15    フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
21:30    米国     3月生産者物価指数(前月比)
21:30    米国     3月小売売上高
23:00    米国     2月企業在庫
02:30    バーナンキFRB議長講演
05:45    スターン米ミネアポリス連銀総裁講演

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2009年4月13日 (月)

日本の街角景気は持ち直している

為替や株などの投資をしていると、毎日いろいろな経済指標が発表されていて、少なからず相場が動くことに気づいてくる。経済も生き物であり、景気の良し悪しは消費者の心理によるところが大きい。そのため、購買担当者の景況感調査や消費者信頼感調査などが行われているが、その中で景気ウォッチャー調査という、消費者の感覚により近い調査がある。この統計は、一般商店の店主やタクシー運転手、競馬場の職員やスナックの経営者に至る街角のあらゆる職業の中から選ばれた2,050人の調査結果を集計し、内閣府が公表している。

アンケートの内容は下記のページ(PDF)で見ることができる。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/watcher/chousahyo.pdf

Blog20090412_01 この統計で現状判断DIは本年1月から3か月連続で持ち直しを見せている。昨年10-12月に景気悪化のペースが急拡大したが、街角では定額給付金や高速道路の料金引き下げなどの効果が出ているのか、一部で明るい兆しもでてきているようだ。ただ、景気判断理由集(下記URL参照)を見ると家計部門での個人消費の慎重さはまだ残っているように思われる。

政府・与党は2009年度補正予算案の財政支出(真水)を約15兆円、事業規模を56兆円超とする方向で、27日に補正予算案と関連法案を国会に提出する予定である。この追加対策の内容では、街角景気への効果は限定的と個人的には思っているが、引き続き街角判断の改善が続くようであれば、10-12月期で大幅な在庫調整が進んだ日本に対しての見方が変わってくるかもしれない。市場の目が「日本の景気回復」に向くと円高につながってくる可能性がある。

景気判断理由集
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2009/0408watcher/watcher2.pdf

4/13 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ユーロ>NZドル>豪ドル>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

週末は、欧米の株式、債券市場が休場で米国の為替市場のみがオープンしていたこともあり、最近の株価連動の動きからでは手掛かり材料がなく、ドル/円は100.22~100.52円までの小幅なレンジでの動きとなりました。ただ、取引終盤にかけ、米3月の月次財政収支が発表され、市場予想を上回る1922.7億ドル(予想は1500億ドル)の赤字となったことが嫌気されたようで、ユーロ/ドルは1.3127ドル近辺から1.3190ドル近辺へと上昇、ユーロ/円も131.71円近辺から1.3228円近辺へと上昇しました。

■本日の見通し
本日は先週金曜同様に欧州、英国の株式市場などが休場となることから、小動きになることが予想されます。米国では明日のGS(ゴールドマン・サックス)の決算発表を皮切りに、JPモルガン・チェース(16日)、シティ・グループ(17日)の決算発表が予定されていて、これらをにらんだ動きとなると思われますが、米クライスラーの自立再建困難の可能性や週末に発表された月次財政収支の大幅な悪化などがドルの上値を重くする可能性があり、また、シカゴの非商業ポジションでも円のシート(売り持ち)が小幅減少となっていることから、ドルに対する円売りも限定的になる可能性があります。

テクニカルでは、ボラティリティが低下し、20通貨ペア全てでNR7が出現しています。本日もイースター明けの月曜日で欧州などの主要な市場が休場となる特殊要因の中では、通常発生する可能性が高い大きな変動も翌日への持ち越しとなると思います。ドル/円は上昇トレンドが継続中、4/6の高値の101.43円が目先の抵抗です。ユーロ/ドルは一目均衡表(日足)の基準線を割り込んでいますが、引値ではサポートされています。ただ、3/30の安値の1.3112ドルを下に抜けたことでサポートが切れた可能性があり、基準線の下に抜けると下落が加速する可能性があります。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の転換線を下に抜けていることで、下落継続の可能性があります。目先のサポートが21日移動平均線の131.21円となります。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,964.11    +48.05    +0.54%
FTSE 100    3,983.71    (4/9)
DAX            4,491.12    (4/9)
DOW JONES    8,083.38    (4/9)
S&P 500        856.56        (4/9)
NASDAQ        1,652.54    (4/9)

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.92    (4/9)
日本10年国債     1.44    -0.024
英国10年国債     3.27    (4/9)
独10年国債         3.23    (4/9)

■コモディティ価格
NY金(期近)      883.3    (4/9)
NY原油(期近)     52.24    (4/9

■主な発言(FXミュージアムより)
内閣府
「追加経済対策の経済効果、09年度の実質GDP2%程度押し上げ」
「追加経済対策による需要拡大で、向こう1年間で40─50万人程度の雇用創出を期待」
「景気は年度後半から上向きの力が強まっていく」
与謝野・財務相
「(国債管理政策について)日銀に要望することはひとつもない」
「日銀は市場の安定の観点から政策を展開、日銀を全面的に信頼」
「景気は本年末から来年にかけて少しずつ明るさがみえてくる」
「追加経済対策の財源、建設国債と赤字国債で10兆円を超える国債発行になる」

■本日の指標発表
4/10(金)         
     その他      復活祭月曜日(欧州、英国、スイス、豪、NZ、カナダ、その他) 
08:50      日本      3月企業物価指数

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2009年4月12日 (日)

4/13の週のポイント

こんばんは。新聞を見ていたら中国の一人っ子政策が転換する可能性が報じられていました。人口増加は内需の拡大を招く可能性もありますが、人口の増加が物価を押し上げる要因にもなりそうです。

10日に発表された3月31日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買い)が約2万コントラクとの大幅減少、円のショート(売り)も減少、NZドルがショート(売り)からロング(買い)に転換しています。

先週は、ユーロが主要通貨に対して下落した週となりました。また、円が米ドル以外の主要通貨に対して上昇しました。為替相場は引き続き株価の動きに左右されているようです。株価の上昇 = ドルの下落 の図式はまだ崩れていないようですが、米大手銀行ウェルズ・ファーゴの決算発表以降は、やや影響へ変化が出ているようです。

今初は欧州のイースター休暇が継続することから小動きが予想され、実質の週明けは14日になると思いますが、欧米の金融機関の決算発表が本価格化する14日以降は株価の動向で一喜一憂する可能性があります。米国はこれまで試算として評価ができなかったものが資産に加えられることから、バランスシートは好転すると思います。また、1-2月の業績が好調との発言が旧投資銀行サイドなどからも発言されていたこともあり、概ね好調な決算が予想され、安心感からのドル買いが目先は出やすいと思います。経済指標は14日の米小売売上高や15日の対米証券投資、鉱工業生産、16日の米住宅着工件数、建設許可などが焦点となると思われ、特に住宅の改善が見られるかどうかです。NZが小売売上高や消費者物価指数の発表が予定されていることから、内容によってはNZドルの利下げが連想される可能性があることから注意が必要です。

【USD】
Blog20090411_01
source:CFTC

ドルは20,925コントラクトのロング減少の37,784コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090411_02
source:CFTC

円は2,465コントラクトのショート減少の6,998コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20090411_03
source:CFTC

ユーロは1,607コントラクトのショート減少の3,872コントラクトのロングになりました。

【CAD】
Blog20090411_04
source:CFTC

カナダは35コントラクトのショート増加の23,311コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090411_05
source:CFTC

NZドルは3,907コントラクトのショート減少の2,968コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(13日更新)

4月13日の週の注目指標
■13日(月)
・欧州、英国、スイス、豪、NZなど市場休場(聖月曜日)
■14日(火)
・NZ  2月小売売上高指数
・米国  3月生産者物価指数
・米国  3月小売売上高
・米国  2月企業在庫
■15日(水)
・英国  3月RICS住宅価格
・南アフリカ  2月実質小売売上
・米国  3月消費者物価指数
・4月ニューヨーク連銀製造業景気指数
・米国  2月対米証券投資
・米国  3月鉱工業生産
・米国  4月NAHB住宅市場指数
・米国  地区連銀経済報告
■16日(木)
・ユーロ圏  2月鉱工業生産
・ユーロ圏  3月消費者物価指数
・米国  3月建設許可件数
・米国  3月住宅着工件数
・米国  4月フィラデルフィア連銀景況指数
■17日(金)
・NZ  第1四半期消費者物価指数
・豪  第1四半期輸入物価指数
・ユーロ圏  2月貿易収支
・ユーロ圏  2月建設支出
・米国  4月ミシガン大消費者信頼感指数速報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年4月11日 (土)

豪ドルが強かった週

こんばんは。ここもが相次いで水疱瘡にかかってしまいました。かゆいようですが私も小さいときに終わっているので記憶にはありません。

今週は、週末のグッド・フライデー(イースター休暇)を前にしてCTA(商品投資顧問)系などのポジションのまき戻しが出たことやユーロ圏の第4四半期GDPの確報値が下方修正されたことなどからユーロが主要通貨に対して一番下落、これにつれポンドも弱含みとなりました。ドルは全ての米金融機関がストレステストをパスできる見込みであることが報道されたことや大手銀行のウエルスファーゴの決算が発表され、アナリスト予想よりも良かったことなどから米株式市場も大幅高となり、ドルは豪ドル以外で上昇、円ではスクエア(変化なし)となりました。さすがに週末は欧米の株式市場が休場だったことから、株が主導している株価は手がかりがなくほとんどの通貨ペアで過去7日間の中で一番変動率が小さいNR7が出現しています。

また、今週政府から示された補正予算での景気対策(真水)の15.4兆円はGDPを1.5%~2.0%押し上げると見られます。

【週間騰落率(円)】
Blog20090410_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(ドル)】
Blog20090410_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年4月10日 (金)

4/10 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

豪ドル>NZドル>ドル>ポンド>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、米銀19行はストレステストをパスするというニュースに加え、米大手銀行ウェルスファーゴの決算見通しの好調が予想されると米株価が上昇、発表された米2月の貿易赤字が260億ドルと市場予想の360億ドルから大幅に減少、新規失業保険申請件数も予想より小幅減少の65.4万件となったことから、ドルが主要通貨に対して大幅(対円では小幅)に上昇、ドル/円は一時1ドル=100.58円の高値を付けました。また、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3338ドルから1.3126ドルまで下落、ユーロ/円も1ユーロ=133.52円から131.90円まで下落しました。クローズはドル/円が100.43円、ユーロ/ドルが1.3170ドル、ユーロ/円が132.26円でした。

■本日の見通し
本日は日本や米国などを除きイースター休暇となります。米国も株式と債券市場が休場となることから、これまで為替を主導してきた株式市場が開かれないことで、手掛かり難が予想され、本邦の取引が終わる17時頃からは小幅な動きが予想されます。本邦では5・10日にあたることから仲値にかけてのドル買いが出やすいと思いますが、それ以降では徐々にドルが売られる展開を予想しています。クロス円はこれにより円が圧力が出やすいと思われ、上値が重くなると思います。米国の金融機関がストレステストをパス(失業率などの前提条件が一部変わっているものの)するというニュースは米国にとってはプラスとなり、欧州の金融機関への懸念からユーロが売られやすくなる可能性があります。

テクニカルでは、ドル/円は一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)の上を推移していることで上昇トレンドが継続中です。ユーロ/ドルは90日移動平均線を下に抜けたことから下落する可能性があります。サポートは一目均衡表(日足)の基準線の1.3108ドルとなりますが、これを下に抜けると下げ足を速める可能性があります。ユーロ/円は一目均衡表(日足)の転換線がサポートになっていますが、4日連続の陰線引けとロウソク足の形状は悪くなっています。このサポートを下に抜けると21日移動平均線の130.92円近辺までの下落が予想されます。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,916.06    +321.05    +3.74%
FTSE 100    3,983.71    +58.19    +1.48%
DAX            4,491.12    +133.2    +3.06%
DOW JONES    8,083.38    +246.27    +3.14%
S&P 500        856.56        +31.4    +3.81%
NASDAQ        1,652.54    +61.88    +3.89%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.92    0.06
日本10年国債     1.44    0.03
英国10年国債     3.27    -0.08
独10年国債         3.23    0.02

■コモディティ価格
NY金(期近)      883.3    -2.6
NY原油(期近)     52.24    2.86

■主な発言(FXミュージアムより)
ホワイトハウス報道官
「オバマ米大統領、10日に経済チームと会合」
「オバマ大統領は10日に銀行の健全性検査に関する報告書を受け取る」
白川日銀総裁
「輸出、生産の減少テンポは緩やかになっていく」
「国内民間需要はさらに弱まっていく」
「現状は政策金利0.1%が最適」
「各国中央銀行はゼロ金利の副作用を明確に意識」
「さらに金利を引き下げると必ずしも望ましくない効果」
トリシェECB総裁
「市場の調整は続いている」
「G20での決定措置は迅速に導入する必要ある」
「国による銀行の管理は回避し難い可能性」
「強いドルは米国の国益との米大統領発言を歓迎」
「為替相場に関しては全当事者の責任ある言動が重要」
「ECBはIMFの資金源拡大が必要という点に同意」
「ECBは長期的なインフレリスクへの警戒続ける」
「四半期GDPデータ、10年までプラス圏にならない恐れ」
「景気回復は2010年に認識できるようになろう」
「非伝統的な政策の検討をさらに進める」
「金融政策につき具体的な説明を来月初めの会合で説明」
「国際的な景気回復へのコンセンサスを確信する」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「政策金利1%未満は議論の対象」
「ECBが社債を購入することは理にかなった政策」
「ECBが債券購入するとしても準備に時間かかる」
「ECBは可能なすべての手段使って低迷と闘う必要ある」
スターン・ミネアポリス連銀総裁
「景気回復はそれ程遠い先ではないだろう」
「回復ペースは一定の期間緩やかなものにとどまろう」
「健全な景気回復は2010年半ばまで見込めない」
「FRBは資金吸収に向け十分な時間的余裕がある」
「通貨供給が物価を押し上げるまで5年以上要する」
「経済成長とともにデフレリスクは薄れることになろう」
「景気対策は経済の回復を支援する」
サマーズNEC委員長
「米経済にはなお相当の下押し圧力」
「経済の急激な落下は数カ月以内に終息」
「景気回復ペースは不透明」
「失業率が現在の水準で安定することはない」
「インフレとデフレ両方のリスクがある」
「デフレリスクが完全になくなったわけではない」

■本日の指標発表
4/10(金)         
     その他      聖金曜日(欧州、英国、スイス、豪、NZ、カナダ、その他) 
8:50    日本     3月マネーストックM3
8:50    日本     日銀金融政策決定会合議事要旨
3:00    米国     3月 月次財政収支

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2009年4月 9日 (木)

4/9 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>NZドル>ユーロ>ドル>ポンド>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、東京時間帯には日経平均株価の下落などからリスク回避の円買いが継続し、ドル/円は1ドル=100円を割り込みました。また、これまで同様にリスク回避からのドル買いも継続し、ドルは円以外で上昇したことから、ユーロ/円などのクロス通貨が下落となり、ユーロ/円は一時1ユーロ=130.95円まで下落しました。ロンドン時間帯には欧州株価が上昇に転じたこともあり、ドル/円も1ドル=100円を回復しましたが、米FOMCの議事録が発表され、米景気の弱気見通しが示されると、ドルが売られ、99円台ミドルにあるといわれていたストップロスをつけ99.31円まで下落したものの、NYダウが小幅上昇となると99.78円でクローズしました。ユーロ/ドルはフィッチによるエストニア、ラトビア、リトアニアのソブリン債の格付けを1ノッチずつ引き下げたことやアイルランドのソブリン債を引き下げたことがユーロの重しとなり、ロンドン早朝に付けた安値の1.3147ドルから1.3309ドルまで上昇しましたが、終わってみれば前日とほぼ変わらない水準でのクローズとなっています。

■本日の見通し
本日は豪の雇用統計、米2月の貿易収支、カナダの雇用統計などの発表があります。豪経済に対しては住宅関連など明るい兆しが見えているだけに、新規雇用者数が市場予想に反して増加するようであれば、豪ドル買いにつながると思われます。また、豪が標準時間に戻っている(サマータイム終了)ことから、発表時間が10:30になっていることに注意してください。米国の貿易収支は360億ドルの赤字が予想されています。これまで繰り返し述べいますように、赤字額の減少は米国の購買力の低下によるものですが、資金需要でみればドルの流出が減少していることで、ドル売りの圧力が低下していることを示しています。さらに赤字が減少するようであればドル買い要因と思います。これとは別に新規失業保険申請件数にも注意で、申請件数の増加はドル売り要因となります。本日は米国の債券相場は半日取引、株は終日ですが、イースター前の休暇モードであるため、ポジション調整が主体な動きとなりそうです。このため、引き続き円の買い戻し(円高)への圧力が続くとみています。

テクニカルでは、4/6の高値の101.43円で目先の天井を形成、本日も下落するようであれば、21日移動平均線の98.11円近辺か一目均衡表(日足)の基準線の97.48円近辺まで押しがありそうです。ユーロ/ドルは一時的に90日移動平均線を割り込んだんものの、引値ではサポートされました。ただ、21日移動平均線が上値のレジスタンスとなっているので、これを上に抜けたとしても一目均衡表(日足)の雲の上限となる1.3408ドル近辺までの上昇か。ユーロ/円はロウソク足の陰線が3本並び三羽烏(為替は窓があきませんので)の形状となっていて下落を暗示しているようです。昨日は一目均衡表(日足)の転換線を一時割り込みましたが、引値でサポートされています。ここのサポートと21日移動平均線のサポートの130.57円を割り込むとさらなる下落へつながる可能性を秘めています。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,595.01    -237.84    -2.69%
FTSE 100    3,925.52    -5        -0.13%
DAX            4,357.92    +35.42    +0.82%
DOW JONES    7,837.11    +47.55    +0.61%
S&P 500        825.16        +9.61    +1.18%
NASDAQ        1,590.66    +29.05    +1.86%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.85    -0.05
日本10年国債     1.41    -0.03
英国10年国債     3.43    0
独10年国債     3.21    0

■コモディティ価格
NY金(期近)      885.9    +2.6
NY原油(期近)     49.38    +0.23

■主な発言(FXミュージアムより)
ノワイエ仏中銀総裁
「ECBにはなお金利を調整する余地あるが、すでに非常に積極的に利下げしてきた」
「インフレ期待はよく抑制されている、インフレは非常に緩やか」
「ECBの漸進的なペースに満足している」
「ECBには極めて積極的な政策がある」
「ユーロ加盟国を急いで増やすのは危険」
「ユーロとドル、円は『重要』な通貨」
「IMF資金がインフレを加速するリスクは限定的」
「各中銀はIMFのSDR活用を注視する必要」
米財務省報道官
「米GMとクライスラーが納入業者向け支援プログラムを迅速に開始したことを歓迎する」
FOMC議事録
「米経済は悪化しているとFRBは認識、海外の活動は軟化している」
「インフレは引き続き抑制、望ましい水準を依然割り込む可能性」
「下向きリスク高い、失業率上昇し生産が金融部門の損失要因に」
「金融市場は1月からほぼ変わらず、依然極めてひっ迫」
「1-2月の消費支出が安定している一部兆候みられる、株価や住宅価格下落が圧迫」
「期間長めの資産の大量買い入れが適切との見方で一致」

■本日の指標発表
4/9(木)         
8:50    日本     2月機械受注
10:30    豪     3月失業率
10:30    豪     3月新規雇用者数
17:30    英国     2月商品貿易収支
17:30    英国     3月生産者物価指数
17:30    英国     3月生産者仕入価格
17:30    英国     3月生産者出荷価格
19:00    ドイツ     2月鉱工業生産
20:00    英国     中銀(BOE)政策金利発表
20:00    カナダ     3月雇用ネット変化
20:00    カナダ     3月失業率
21:30    米国     3月輸入物価指数
21:30    米国     2月貿易収支
21:30    米国     新規失業保険申請件数
21:30    カナダ     2月新築住宅価格指数

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2009年4月 8日 (水)

4/8 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

円>ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、早々と週末のイースター前でのロングポジションを閉じる動きから、ドル/円やクロス円が下落しました。ただ、米国の株価が下落したことから、円を除く主要な通貨でドルは上昇しています。ユーロは、プロボポラス・ギリシャ中銀総裁による「政策金利を1%未満とすることは可能」との発言やクルス欧州委員による「大き過ぎてつぶせない銀行など存在しない」などから全般的に弱含みに推移し、1.33ドル後半から1.3227ドルまで一時下落しました。ユーロ/円もユーロ売りが主導し、134円台ミドル近辺から一時132.23円まで下落、ドル/円は一時100円を割り込み99.85円まで下落したもののロンドのクローズに向け円が売られる動きとなり100.88円まで上昇するも、100.42円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は本邦2月の貿易収支、独2月の貿易収支と経常収支の発表が予定されています。貿易統計は遅行性(2か月前の数字)ですが、日本は直近では貿易赤字になっていて、ここからも円買いにつながりにくい要因が見えています。ドイツはユーロ圏では最大の経済国であり、同国の輸出の減少は、ユーロ圏全体の景況感を悪化させることから注意が必要です。全体的には引き続き株価の動きに左右された為替の相場展開となっています。株価の安定もしくは上昇はドル売りと円売りの要因、下落はドル買いと円買いの要因となっています。早々とイースター前のポジション調整が出ているようで、市場の流動性も低下してきているようですので、ちょっとしことで市場はブレ易くなっていると思います。次週から米国の金融機関の第1四半期決算の発表が予定されていることから、金融セクタを中心に株価も上値が重くなっているようです。この流れが続くと、緩やかながらドル買いと円買いの動きにつながると思われ、クロス円は調整の週となりそうです。

テクニカルでは、多数の通貨たでストキャスティックス(スロー)のデッドクロスが出現(下記その他参照)、80以上でのデッドクロスだけに下落の可能性は高いと思いますが、トレンド自体は上昇中であり、だましとなる可能性も否定できません。直近の高値をロスカットポイントと定めて売り仕掛けもよいと思います。ユーロ/ドルは21日移動平均線を下に抜けています。保合いながら下落圧力が強くなっていると思います。ユーロ/円は昨日の下落が大きくロウソク足で大陰線となっていることから4/6の高値の137.40円が目先の天井となる可能性が高いと思います。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,832.85    -25.08    -0.28%
FTSE 100    3,930.52    -63.02    -1.58%
DAX            4,322.50    -27.31    -0.63%
DOW JONES    7,789.56    -186.29    -2.34%
S&P 500        815.55        -19.93    -2.39%
NASDAQ        1,561.61    -45.1    -2.81%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.89    -0.03
日本10年国債     1.44    +0.07
英国10年国債     3.43    0
独10年国債         3.21    0

■コモディティ価格
NY金(期近)      883.3    10.5
NY原油(期近)     49.15    -1.9

■主な発言(FXミュージアムより)
スティーブンス豪中銀総裁
「世界経済は今年縮小が継続」
「政策金利が国内需要支えるだろう」
「豪経済は縮小している」
「雇用の需要が弱くなっている」
「中期的にインフレ率は低下する見通し」
「大半の国々でかなりの刺激策」
「中国を含めて初期の安定化の兆し」
「豪経済の縮小は貿易相手国よりも少ない」
スワン豪財務相
「利下げを歓迎-経済への衝撃緩和に役立つ」
「経済のリスクはインフレから成長に変化」
「銀行に政策金利引き下げを転嫁するよう促す」
白川日銀総裁
「景気は1月中間評価と比べ下振れて推移」
「今後も厳しい経済環境続く可能性高い」
「先行き不確実性高く、企業の不安感強い」
「日銀の諸政策は相応の効果発揮している」
「社債買入れの期間延長や格付け引き下げは財政政策の側面」
「財政ファイナンス目的の国債購入は長期金利に悪影響」
「銀行券ルールは財政悪化している日本では非常に大事」
与謝野・財務・金融・経済財政担当相
「明日中には追加経済対策の全貌を示すことができる」
「経済対策実施には、建設国債・赤字国債発行せざるを得ない」
「長期金利上昇は経済にマイナス、国債発行に十分配慮するのは当然」
「日本の長期金利は国際的に見て十分低い、1.45%も低い水準」
プロボポラス・ギリシャ中銀総裁
「政策金利を1%未満とすることは可能」
「ECBは景気が悪化すれば1%未満に利下げ可能」
「最新のデータは09年初めの景気の弱さ示す」
「新たな措置については決定していない」
「新たな措置は主として銀行を焦点に」
「ECBは理論上、銀行に1年物の資金供給可能」
「ECBは理論上、社債購入が可能」
カナダ産業相
「米自動車メーカー大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーによる破産法申請に備える必要がある」
クルス欧州委員
「大き過ぎてつぶせない銀行など存在しない」
「公的資金を受けた銀行は業務内容を整理し、中核事業に集中する必要がある」

■本日の指標発表
4/8(水)         
8:50    日本     2月貿易収支
8:50    日本     2月経常収支
10:30    豪     2月住宅ローン
14:00    日本     3月景気ウォッチャー調査 先行き判断DI
14:00    日本     3月景気ウォッチャー調査 現状判断DI
15:00    ドイツ     2月貿易収支
15:00    ドイツ     2月経常収支
18:30    南アフリカ     3月SACOB景況感指数
19:00    ドイツ     2月製造業受注
21:15    カナダ     3月住宅着工件数
23:00    米国     2月卸売在庫
01:35    米国    フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
03:00    米国    米FOMC議事要旨(3/17-18開催分)

■その他
・ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスした通貨ペア
ユーロ/米国ドル
米国ドル/円
ポンド/米国ドル
ユーロ/円
オーストラリアドル/円
ポンド/円
ニュージーランドドル/円
カナダドル/円
ユーロ/ポンド
香港ドル/円
シンガポールドル/円
南アフリカランド/円
オーストラリアドル/米国ドル

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2009年4月 7日 (火)

4/7 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

NZドル>ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

昨日は、特に大きな材料も見当たらなかったことから、ロンドン時間まではそれまでの円売りの流れが継続し、ドル/円は重いと思われていた1ドル=101円を突破し、101.45円まで上値を伸ばしました。しかし、FT100など英欧の株式市場が下落すると、ユーロ/円で1ユーロ=137円台前半から134円台半ばまで下落すると、ドル/円も100.50円まで下落しました。その後はFRBによる外貨の通貨スワップ(交換)協定が発表されましたが、特に為替市場にはインパクトがなく、影響も限定的となりました。ドル/円は1ドル=100.99円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3417ドル、ユーロ/円は1ユーロ=135.50円でクローズしています。

■本日の見通し
本日は日銀の金融政策決定会合、豪準備銀行(RBA)の政策金利の発表が予定されています。前回の豪準備銀行の政策金利発表では、利下げを見送ったことからサプライズ要因となっています。ただ、ラッド豪首相からの発言にもあるとおり、住宅着工などが回復を見せていることや主要な輸出先である中国の景気底入れ感が出てきていることなどによる交易条件の改善などから今回も利下げを見送り、据え置く公算が高いと思います。本邦の金融政策では実質上のゼロ金利(O/N翌日物の0.1%と当座預金への利子0.1%で相殺)下にあり、更なる利下げ余地に乏しいことから、白川日銀総裁の記者会見で追加の量的緩和が示されるかどうかと思われます。ただ、このところ日本円が主要通貨に対して一番弱い通貨として売られやすくなっていることから、特にサプライズ要因はないと思われ、金融政策は相場の変動要因となりにくいと思います。明日の早朝に米アルミ大手のアルコアの第1四半期の決算発表が予定されていて、企業業績の予想以上の悪化が示されるとドルが主要通貨に対して売られ、素直にドル安になると思われ、クロス円は上昇圧力がかかるのと思われます。

テクニカルでは、ドル/円が21日移動平均線からの乖離率が3.0%、90日線からは8.2%の乖離となっています。ストキャスティックス(スロー)とあわせてみると、やや買われすぎている感があり、一目均衡表(日足)の転換線の98.70円近辺までの調整があると思われます。ユーロ/ドルは昨日下落し、一目均衡表(日足)の雲の中に入ったことで、方向的には保合い(レンジ)になりそうです。ユーロ/円も移動平均線乖離率から21日が4.3%、90日が10.1%と買われ過ぎの領域に入ってきていることから、上昇トレンドは継続ながら、一目均衡表(日足)の転換線の131.90円近辺までの調整局面があるのではないかと思います。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,857.93    +108.09    +1.24%
FTSE 100    3,993.54    -36.13    -0.90%
DAX            4,349.81    -35.18    -0.80%
DOW JONES    7,975.85    -41.74    -0.52%
S&P 500        835.48        -7.02    -0.83%
NASDAQ        1,606.71    -15.16    -0.93%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.93    +0.04
日本10年国債     1.42    +0.07
英国10年国債     3.44    +0.02
独10年国債         3.22    0

■コモディティ価格
NY金(期近)      872.8    -24.5
NY原油(期近)     51.05    -1.46

■主な発言(FXミュージアムより)
ストロスカーンIMF専務理事
「米経済の回復が2010年上期に始まる可能性」
ビニ・スマギECB理事
「ユーロが欧州を外部の混乱から守っている」
「欧州は共通の対外経済政策が必要」
「ユーロ導入は恐らく欧州の為替での最良の判断」
「為替市場はオーバーシュート/アンダーシュートしがちで、介入は正当化される可能性」
「最近のドル高、一因としてドルの国際的地位への認識に行き着くことが可能」
「極めて不安定な環境にもかかわらず、為替のスポット市場は正常に機能しているもよう」
米財務省当局者
「TARP(金融安定化法)により、TALF(資産担保証券貸出制度)を250億ドル拡大」
「官民合同の不良資産買取制度について申請期限を延期」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「ECBには追加利下げの余地ある、主要政策金利は1%が限界」
「ECB、中銀預金金利をゼロに引き下げるべきでない」
「ECBは非標準的措置について広範な選択肢を協議、技術的な問題は解決可能と確信」
ウォーシュFRB理事
「08-09年の景気後退はパニックとみなせる」
「来年には緩和政策が必要に、その余地は可能」
「急速な経済成長の再開はないだろう」
GM関係者
「米GMが破産法申請の可能性で準備加速」

■本日の指標発表
4/7(火)
未定     日本      日銀金融政策決定会合 
12:30    豪     中銀(RBA)金融政策
15:30    日本    白川方明日銀総裁定例記者会見
17:30    英国     2月製造業生産高
17:30    英国     2月鉱工業生産
18:00    ユーロ圏     第4四半期GDP季調済確報値
23:00    メキシコ     3月消費者物価指数
4:00    米国     2月消費者信用残高
05:00    米国    アルコア(アルミ大手)第1四半期決算発表

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2009年4月 6日 (月)

4/6 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の動き

NZドル>ポンド>ユーロ>ドル>豪ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

週末は、北朝鮮によるミサイル発射を警戒した円売りなどを背景に昨年11月以来となる100円を回復し、米国の雇用統計を迎えました。同統計では失業率sが8.5%へと0.4ポイント上昇したものの、直前に悪化が予想されていた非農業部門雇用者数が市場予想とほぼ同じ66.3万人減にとどまるとドル買いとなり、一時弱含みとなったものの、米株価が上昇となると100.38円まで値を伸ばし、100.29円でクローズしました。ユーロは2日のECB理事会での0.25%の小幅な利下げにとどまったことを背景に底堅く推移、欧州株式は弱含みとなったものの、全体的に楽観的な見通しとなったことから、1.34ドル台を中心に底堅く推移し、1.3484ドルでクローズ。ユーロ/円はドル/円の上昇につれ一時135.28円の高値を付けそのままのレベルでクローズしました。

■本日の見通し
本日は特に重要な経済指標の発表がないことから、先週末の流れを継続する動きになると思います。北朝鮮による飛翔体発射関連のニュースは材料出尽くし感があるものの、極東の地政学的リスクが残っていることから、円買い材料にはつながりにくいと思います。また、世界的に楽観的見通しが継続し、株価が底堅い動きをするようであれば、円が主要通貨に対して一番弱い通貨となる可能性は高そうです。一部FTの記事などでGMの連邦破産法11条適用も排除しないとの報道がなされていますが、同法の適用は影響が大きいことから、米政府としても対策を検討していると思われ、いきなりのサプライズ要因となりにくいと考えています。一方のユーロも利下げ余地や利下げを排除するものではないという要人の発言があるものの、利下げの幅が小幅にとどまっていることや、経済への楽観的な見通しがやや増えていることから、底堅い動きになることが予想されます。

テクニカルでは、ドル/円とクロス円で上昇トレンドが継続しているようです。このため、オシレーター系での過熱感や買われ過ぎ感も見られる通貨ペアがありますが、だましとなる可能性が高そうです。ユーロ/ドルは半値押しを達成し、切り返しとなっています。3/19の高値の1.3736ドルを上に抜けられれば上昇が継続することになりそうです。

■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225    8,749.84    30.06    0.34%
FTSE 100    4,029.67    -95.3    -2.31%
DAX            4,384.99    3.07    0.07%
DOW JONES    8,017.59    39.51    0.50%
S&P 500        842.5        8.12    0.97%
NASDAQ        1,621.87    19.24    1.20%

■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債      2.89    0.13
日本10年国債     1.35    0.02
英国10年国債     3.41    0.05
独10年国債     3.22    0.06

■コモディティ価格
NY金(期近)      897.3    -11.6
NY原油(期近)     52.51    -0.13

■主な発言(FXミュージアムより)
ユンケル・ルクセンブルク首相
「G20の決定の方向は正しい」
「G20の決定は意欲的な内容」
ダーリング英財務相
「(G20金融サミットでは景気回復に向けた)非常に大きな前進」
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「ECBに一段の利下げ余地がある」
トリシェECB総裁
「一段の利下げの可能性を排除せず」
「インフレ率は数カ月後にはマイナスの公算も」
「ECBはインフレを注視、非常に警戒している」
アルムニア欧州委員
「G20は非常に前向きだった」
「G20参加国・地域は『同じ方向』に進んでいる」
「国際金融機関の強化を強調」
「規制改善で明確な支持」
バーナンキFRB議長
「信用プログラムは市場再生とともに終了する」
「クレジットプログラムは金利政策を拘束せず」
「住宅ローン担保証券買い取りは効果を上げつつある」
「TALFとCPFFの信用リスクは非常に低い」
「住宅ローン金利低下は住宅市場を押し上げるだろう」
「AIG、ベアー・スターンズ向け融資の完済を見込む」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
4/6(月)   
14:00    日本      2月景気先行CI指数速報 
14:00    日本     2月景気一致CI指数速報
17:20    ビニスマギECB理事講演
18:00    ユーロ圏     2月生産者物価指数
18:00    ユーロ圏     2月小売売上高
21:30    カナダ     2月住宅建設許可
23:00    カナダ     3月Ivey購買部協会指数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年4月 5日 (日)

4/6の週のポイント

こんばんは。明日の日経CNBCの為替電話インタビューから新しい写真ですが、恥ずかしいです。

3日に発表された3月31日現在のシカゴIMMポジションでは、ドルのロング(買い)が減少、円のショート(売り)が増加、ユーロがショート(売り)からロング(買い)に転換、NZもロングに転換する可能性がでてきています。

先週は3月末の米自動車業界救済の期限を前にGM、クライスラーの連邦破産法11条適用の可能性が言及され、一時円高に触れたものの、ロンドンで2日に開催されたG20金融サミットで、経済の不振に対処するためあらゆる措置を行うとの宣言がなされたことを市場が好感したことから、ドルと円が売られる展開となり、ドル/円は昨年11月4日以来の100円を突破しました。また、0.5%の利下げと量的緩和の可能性が出ていたユーロはECBが0.25%の利下げにとどめたことから、ドルや円に対して上昇しました。

今週は豪の政策金利、失業率、新規雇用者数などの発表が予定されていて、利下げの可能性も取りざたされていることから、豪ドルがやや弱含みで推移する可能性があります。ドル/円は1ドル=100円を超えたものの、弱い雇用統計などの経済指標を見るとドル高が継続する可能性は低いといえそうですが、金融サミットなどで市場が落ち着きを取り戻していることから、円が引き続き弱い通貨となる可能性が高く、主要通貨に対して円が売られる流れが続くと思われます。テクニカルでは、ドル/円及びクロス円は上昇トレンド、ユーロ/ドルは半値押しからの上昇局面となっています。1月下旬からの上昇が約2か月続いていることから、オシレーター系ではやや警戒の水準でもあります。

【USD】
Blog20090403_01
source:CFTC

ドルは4,579コントラクトのロング減少の58,709コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
Blog20090403_02
source:CFTC

円は1,801コントラクトのショート増加の9,463コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
Blog20090403_03
source:CFTC

ユーロは7,723コントラクトのショート減少の2,265コントラクトのロングになりました。

【CAD】
Blog20090403_04
source:CFTC

カナダは2,674コントラクトのショート増加の23,346コントラクトのショートになりました。

【NZD】
Blog20090403_05
source:CFTC

NZドルは1,946コントラクトのショート減少の939コントラクトのショートになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(6日更新)

4月6日の週の注目指標
■6日(月)
・ユーロ圏  2月生産者物価指数
・ユーロ圏  2月小売売上高
■7日(火)
・日本  日銀金融政策決定会合
・豪 RBAキャッシュターゲット
・英国  2月製造業生産高
・英国  2月鉱工業生産
■8日(水)
・日本  2月貿易収支
・豪  2月住宅ローン
・ドイツ  2月貿易収支
・ドイツ  2月製造業受注
■9日(木)
・日本  2月機械受注
・豪  3月失業率
・豪  3月新規雇用者数
・英国  2月商品貿易収支
・英国  3月生産者物価指数
・英国  BOE政策金利発表
・カナダ  3月失業率
・カナダ  3月雇用ネット変化
・米国  2月貿易収支
■10日(金)
・欧州、英国、スイス、豪、NZなど市場休場(聖金曜日)
・米国  3月月次財政収支

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

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