6/1 本日の見通し
おはようございます。本日もよろしくお願いします。
■週末の動き
NZドル>豪ドル>円>ポンド>ユーロ>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
週末は月末も重なったことから、ポジション調整のドルの買い戻しが進かと思われましたが、NY時間に入り、発表された米第1四半期GDP改定値が市場予想(-5.7%)より悪い-5.7%となったことやシカゴ購買部協会景気指数が市場予想(42.0)より大幅悪化の34.9となったことなどからドルが下落、マクロ系ファンドのドル売りなども重なり、ドル/円は一時1ドル=95.01円の安値を付け、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4167ドルまで上昇しました。その後はNYダウが引けに向けて上昇したことからドルがやや買われてドル/円は95.33円、ユーロ/ドルは1.4160ドル、ユーロ/円は134.99円でクローズしました。
■本日の見通し
本日は引き続き米国ドルに下落圧力がかかりやすいと思われます。米GMは既に報道されている通り、連邦破産法11条申請後、米政府の下での再生へ進むと思われます。このため、大きな波乱はなく、破産法申請で一つの大きな不安材料が去るという安心感につながると思われ、むしろ影響が大きい日系の自動車部品工場への懸念から円が売られる可能性があります。一方では、訪中しているガイトナー米財務長官が胡錦濤国家主席、温家宝首相、王岐山副首相らと会談することから、発言内容に関心が集まるものと思われ、ドル安を容認するような内容が含まれた場合には、ドルの下落要因となります。経済指標は23時に発表される米供給管理協会(ISM)の製造業景気指数が引き続き回復傾向を示すかどうかです。全体的には、ドルと円が売られやすい環境が継続、ISMの結果やガイトナー発言によってはドル安のリスクが高いと思っています。
■テクニカル
【ドル/円】
木曜日に21日移動平均線などを上に抜け、一目均衡表(日足)の雲の中に入ったものの、金曜日には下落し、上昇前の水準へと戻ってしまいました。一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)を上に抜けられなかったことになり、更に雲の中に再び入ったことで、弱さが継続すると思われます。レジスタンスとしては、実線の雲の下限となる95.60円近辺がレジスタンスとなると思います。
【ユーロ/ドル】
5/25の高値の1.4032ドルを上に大きく抜けました。21日移動平均線、一目均衡表(日足)の転換線がサポートとなっています。上昇トレンドが継続しているようですが、上昇スピードが速く21日移動平均線からの乖離率が3.5%と一般的な乖離率の3%を上回っていることから、調整の可能性があります。
【ユーロ/円】
5/28に続き上値を更新し135.69円まで上昇しています。チャートが4/6の137.40円の高値を付けたときの形と似てきていることから、本日仮に大きく下げるようであれば、135.69円が目先の天井となる可能性があります。ただ、下値も切りあがってきていることから、一目均衡表(日足)の基準線となる130.03円近辺までの下落があるかもしれません。
■予想レンジ
ドル/円 94.70 ~ 95.60
ユーロ/ドル 1.4030 ~ 1.4160
ユーロ/円 133.90 ~ 135.00
■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 9,522.50 +71.11 +0.75%
FTSE 100 4,417.94 +30.4 +0.69%
DAX 4,940.82 +7.94 +0.16%
DOW JONES 8,500.33 +96.53 +1.15%
S&P 500 919.14 +12.31 +1.36%
NASDAQ 1,774.33 +22.54 +1.29%
■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債 3.47 -0.15
日本10年国債 1.49 +0.012
英国10年国債 3.73 -0.06
独10年国債 3.58 -0.07
■コモディティ価格
NY金(期近) 978.8 +17.3
NY原油(期近) 66.31 +1.23
■主な発言
キーNZ首相
「NZ予算は経済が回復路線に戻るのを支援するだろう」
「政府の政策で財政収支は黒字に戻るだろう」
イングリッシュNZ財務相
「輸出を支援するNZドル相場を望む」
ユンケル・ルクセンブルク首相
「為替相場の変動は大き過ぎる」
「市場には多大な不合理ある」
アルムニア欧州委員
「急落は終わった」
「状況はコントロールしやすくなった」
「金融市場の透明感欠如が信頼感を損ねる」
「一部の銀行は資本増強が必要」
「デフレリスクは見受けられない」
「低インフレは景気を支える」
トリシェECB総裁
「非伝統的な政策手段は『重要な役割』を果たす」
「ECBの目標は引き続き、物価安定の維持」
「インフレ加速のリスクは後退した」
「ECBは物価についての予想の落ち込みを阻止する」
「ECBは600億ユーロ前後のカバードボンド購入する」
「環境は依然として非常に困難、予断許さない」
米GM債券保有者グループ
「米GMは5月31日か6月1日に破産法適用申請を行う可能性」
「GM債券保有者と財務省、新たな債務株式交換の条件で合意」
「M債券保有者への株式割当て、25%から大幅に引き上げの見通し」
「35%のGM債券保有者が合意する見通し」
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
6/1(月)
NZ市場休場(女王誕生日)
21:30 米国 4月PCEデフレータ
21:30 米国 4月個人支出
21:30 米国 4月個人所得
21:30 カナダ 3月鉱工業製品価格
21:30 カナダ 4月GDP
21:30 カナダ 4月原料価格指数
23:00 米国 4月建設支出
23:00 米国 5月ISM製造業景況指数
ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください




