6/19 本日の見通し
おはようございます。本日もよろしくお願いします。
■昨日の通貨の強弱
NZドル>豪ドル>ドル>ユーロ>ポンド>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日は目立った材料がない中で、フィラデルフィア連銀指数が予想外の上昇を見せたことなどによる米株価が回復が円売りの要因となっているようです。本日も主要な経済指標の発表の予定がないことから、手掛かりに欠け、テクニカルや内部要因に左右される動きになると思われます。このところの動きを見ていると、株価の下落局面では「オセアニア通貨が売られ、円が買われる」、株価の上昇局面では「オセアニア通貨が買われ、円が売られる」という動きが主で、ドルと欧州通貨には取り立てて方向性が見えません。このため、ドル/円、ユーロ/ドルについては比較的狭いレンジの動きとなり方向感が出にくいと思われます。それを考えると、レンジブレイク(支持線、抵抗線を抜け)してトレンドが出るというより、レンジの中での動きが継続すると思われ、レンジの内側か外側での逆張りスタイル(価格が上昇したら売り、価格が下落したら買い)の手法が機能しそうに思えます。オセアニア通貨はテクニカル上の支持線で支えられていることから、上昇トレンド継続中であり、現状でも押し目拾いの戦法でよいと思います。
■本日の予想レンジ
ドル/円 96.20 ~ 97.40
ユーロ/ドル 1.3740 ~ 1.3990
ユーロ/円 133.70 ~ 135.10
ポンド/円 156.30 ~ 159.60
豪ドル/円 76.30 ~ 78.20
■テクニカル
【ドル/円】
一目均衡表(日足)の基準線と21日移動平均線を上に抜けてきました。ただ、抜けたといっても僅かの上抜けであり、6/17の安値の95.51円が昨日に下抜けできなかったことから、短期的な戻りとなる可能性はあります。本日は一目均衡表(日足)の雲のねじれが発生しており、変化日となっていることから、これまでの流れから反転となる可能性があります。これまでのところ5/22の安値の93.84円と6/5の高値の98.87円を100%としたフィボナッチの61.8%押しの95.77円でサポートされたようですが、戻りが一目均衡表(日足)の雲の下限の97.48円近辺で押さえられるようであれば、6/1の安値の94.45円近辺が目標となります。
【ユーロ/ドル】
NR7が3日連続で出現しており、大きく変動する可能性があります。上向きとなっている21日移動平均線を下抜いてからは同線が戻りを止めている(抵抗)となっていることから、本日の高値も1.4003ドル近辺で止められる可能性があります。下は一目均衡表(日足)の基準線の1.3880ドルがサポートとのめどとなります。6/15と6/16の安値の1.3750ドル近辺との間でレンジとなる公算が高そうです。
【ユーロ/円】
一目均衡表(日足)の基準線で引値が支えられている状況が続いています。ユーロ/ドル同様に21日移動平均線を下抜けた以降は戻りが同線の135.13円で押さえられていることから、引き続きレジスタンスとして機能しそうです。ただ、ストキャスティックス(スロー)の%DとSDが接近してきていて、ゴールデンクロスする可能性があることから、前出の基準線で支えられた状態でゴールデンクロスしたシグナルを待っての買い出動がよさそうです。
■昨日のサマリー
昨日は東京時間帯からロンドンにかけては手掛かりが少なかったことから、為替市場は全般的に膠着となりました。しかし、スイス中銀(国立銀行)が政策金利を据え置くと同時にロート中銀総裁が「スイス・フランの対ユーロ上昇に断固として対応する」と発言したことから、スイスフラン売りとなり、欧州通貨が上昇しました。その後、17:30に英の小売売上高指数が発表され、市場予想より弱い結果となったことを受けポンドが下落、ユーロも連れ安となりました。米国時間では発表された新規失業保険申請件数は増加したものの、失業保険継続受給者数が減少、その後のフィラデルフィア連銀指数が大幅な回復を示したことから、米価部下が上昇、リスク資産への投資からドル売りと円売りとなり、ドル/円は96.69円、ユーロ/ドルは1.4002ドル、ユーロ/円は134.99円まで上昇しました。クローズはドル/円が96.52円、ユーロ/ドルが1.3902ドル、ユーロ/円が134.18円となっています。
■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 9,703.72 -137.13 -1.39%
FTSE 100 4,280.86 +2.4 +0.06%
DAX 4,837.48 +37.5 +0.78%
DOW JONES 8,555.60 +58.42 +0.69%
S&P 500 918.37 +7.66 +0.84%
NASDAQ 1,807.72 -0.34 -0.02%
■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債 3.82 +0.13
日本10年国債 1.445 +0.01
英国10年国債 3.84 +0.06
独10年国債 3.55 +0.07
■コモディティ価格
NY金(期近) 934.60 -1.40
NY原油(期近) 71.37 0.34
■主な発言
ガイトナー米財務長官
「規制改革の詳細に関する難しい隔たりに取り組む必要」
「個別の金融商品の禁止に基づくシステム構築は不可能」
「金融協議会は緊急事態での最初の対応機関としては不適、FRBがふさわしい」
「米FRBの金融政策運営とシステム上のリスク防衛に矛盾なし」
「FRB、銀行持ち株会社を十分に監督する能力は現時点で『抑制されている』」
「FRBの役割変更案、小幅で既存の責任を強化する」
「米金融規制改革案、議会は速やかに行動すべき」
国際決済銀行(BIS)
「スイスフランの急落にコメントせず」
スイス中銀報道官
「介入に関してのコメントを避ける」
カーニー・カナダ中銀総裁
「カナダドル動向を注視」
「世界各国のドル使用が減少している兆候は見られず」
「米国の大幅な金融改革に勇気付けられた」
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
6/19(金)
8:50 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨
15:00 ドイツ 5月生産者物価指数
16:00 ビニスマギECB理事講演
18:30 ゴンザレス・パラモECB理事講演
21:30 カナダ 4月小売売上高
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