6/3 本日の見通し
おはようございます。本日もよろしくお願いします。
■昨日の動き
豪ドル>NZドル>ユーロ>円>ポンド>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
昨日は東京時間帯では円売りとドル売りが継続し、ドル/円は1ドル=96円台で底堅い動き、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.41ドル台ミドルで小動きとなり、ユーロ/円も一時1ユーロ=136円台前半まで下落したものの、136円台後半での底堅い動きとなりました。欧州時間帯に、ロシア高官が「BRIC Summit this month may discuss IDEA of SUPRA-NATIONAL WORLD CURRENCY」(新たな国際準備通貨の構想を話し合う可能性がある」と発言したことを受けて、ドルが主要通貨に対して売られ、ドル/円は94.33円、ユーロ/ドルは1.4284ドルまでドルが下落しました。その後、NY時間で発表された米4月の中古住宅販売保留(中古住宅の契約件数)が発表され、前月比で+6.7%となると、米株価が上昇したことから円が売られ、ドル/円は96.17円まで一時戻し、ユーロ/円も137.45円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4332ドルと高値を更新しました。クローズはドル/円95.75円、ユーロ/ドル1.4302ドル、ユーロ/円136.94円。
■本日の見通し
ガイトナー米財務長官の訪中が特に波乱なく終わったものの、ロシア大統領報道官の発言をきっかけにドルが売られました。この手の懸念はドルの信認が揺らいでいる中では今後もくすぶり続けることが予想されます。このため、ドルの下振れ懸念が強く、大局通貨としてのユーロが買われやすく、更に原油価格など資源国通貨(豪ドル、カナダドル、、NZドル?、ポンド?)といった通貨が買われやすくなっているようです。資源国通貨の上昇スピードが速く、下落リスクも伴うことから出遅れ感(買い遅れ感)が出ています。トレンド系のテクニカル指標ではトレンド上昇が示唆されていますが、高値に対する警戒も必要で若干の押し目待ちといったところでしょうか。
■テクニカル
【ドル/円】
日替わりでの繰り返しですが、引値の一目均衡表(日足)の基準線の96.78円のレジスタンスは継続、中長期での戻りの抵抗ととなっています200日移動平均線も97.05円で機能していることから上値の重さは継続しているようです。21日移動平均線を挟んだ動きが予想されますが、ストキャスティックス(スロー)はデッドクロスしましたので、下落リスクが伴います。
【ユーロ/ドル】
日足では上昇トレンド継続となっています。週足でも一目均衡表(週足)の雲の上限となる1.4182ドルを抜けてきました。昨年12/15の高値となる1.4718ドルがターゲットとなります。特にレジスタンスとなるポイントが見えてこないものの、ストキャスティックス(スロー)での買われ過ぎのシグナルが継続していることから注意が必要です。
【ユーロ/円】
週足で一目均衡表(週足)の雲の中にしっかり入ってきており、4/6の高値の137.40円を僅かながら更新する137.43円まで上昇しています。ろうそく足の形が寄り引き同時線となっていることから、短期的に下落する可能性がありますが、日足のトレンドでは上昇が継続していることをしており、ストキャスティックス(スロー)が90以上で警戒を示しています。
■予想レンジ
ドル/円 94.70 ~ 95.80
ユーロ/ドル 1.4230 ~ 1.4330
ユーロ/円 135.60 ~ 137.45
■株価(bloomberg.com)
NIKKEI 225 9,704.31 +26.56 +0.27%
FTSE 100 4,477.02 -29.17 -0.65%
DAX 5,144.06 +1.5 +0.03%
DOW JONES 8,740.87 +19.43 +0.22%
S&P 500 944.74 +1.87 +0.20%
NASDAQ 1,836.80 +8.12 +0.44%
■金利(FXミュージアムより)
米国10年国債 3.61 -0.06
日本10年国債 1.47 -0.02
英国10年国債 3.89 0.06
独10年国債 3.66 -0.02
■コモディティ価格
NY金(期近) 984.4 4.4
NY原油(期近) 68.55 -0.03
■主な発言
ガイトナー米財務長官
「米国債市場は最も深く、最も流動性高い」
「FRB議長は極めて見事な仕事を行った」
「米国は危機が終息すれば赤字を減らす」
「中国は米経済の力強さを信頼している」
「FRBは低インフレと成長促進に取り組む」
「米国債には十分な需要があるだろう」
「市場安定ならFRBの支援策は段階的に縮小」
「より柔軟な人民元が中国の利益」
「金融市場はデフレへの懸念低下示す」
「中国は市場ベースの人民元への移行を約束」
「GMの破産法手続きはクライスラーより時間要する」
「GMが比較的早期に破産法手続き終えると楽観視」
スティーブンス豪中銀総裁
「経済が安定しつつある兆候増える」
「一段の金融緩和の余地残る」
「金利は大幅に引き下げられてきた」
「中期的にインフレ率は低下する」
「インフレは今後2年間に緩和される見通し」
「豪経済は縮小している」
「信頼感は改善されているが、なお脆弱」
スワン豪財務相
「金利は低水準」
ガイトナー米財務長官
米中、ドルが長期にわたり主な準備通貨の座を維持すると予想
中国当局者から米国の赤字でなく、景気回復について尋ねられた
流動性供給策が不要になれば、FRBが対策を取り止めることができると確信
リープシャー・オーストリア中銀総裁
「ECBはCPや債券の購入が可能」
「購入でイールドカーブの平坦化が可能に」
「経済成長率は今後数年、低水準が続く見通し」
フィッシャー・ダラス連銀総裁
「FRBは米経済を崖っぷちから救った」
「われわれは深淵から戻った」
「相場回復と共にFRBのバランスシートは縮小へ」
「全米レベルの回復ペースは非常に緩やかと予想」
「長期的な景気悪化の度合いは緩和する」
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
6/3(水)
8:01 英国 5月ネーションワイド消費者信頼感
10:30 豪 第1四半期GDP
18:00 ユーロ圏 4月生産者物価指数
18:00 ユーロ圏 第1四半期政府支出
18:00 ユーロ圏 第1四半期GDP
21:15 米国 5月ADP雇用統計
23:00 米国 4月製造業受注指数
23:00 米国 5月ISM非製造業景況指数
23:00 バーナンキ米FRB議長議会証言
03:30 ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁講演
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