山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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    取引手数料は無料(ただし現受渡しは10ポイント)、必要保証金は、外貨アクティブ:取引の額(想定元本)の4%、外貨リザーブ:取引の額(想定元本)の30%、法人200:取引の額(想定元本)の0.5%、法人100:取引の額(想定元本)の1%。必要保証金額は一定ではなく為替レートにより変動します。
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2009年7月 1日 (水)

7/1 本日の見通し

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■昨日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>円>ユーロ>ポンド>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は8:50に発表された日銀短観の業況判断が市場予想より小幅ながら悪かったことから、小幅ながら円が売られる展開となっています。昨日米株価が下落したことでドルが主要通貨に対して買われたことから、本日も民間指標であるものの米ADP雇用統計(21:15)、米製造業ISM(23:00)などが悪化し、米株価が続落するようであれば、「質への逃避」からの米国債買い(利回りは低下)=ドル高が継続する可能性があります。2日も米国の雇用統計やECB理事会を控えていることから、影響が限定的になる可能性もありますが、米国のGDPに影響を与える消費者センチメントが低下したことで、少し楽観的な見方には警戒が出てきているかもしれません。

■本日の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 95.80 96.90
ユーロ/ドル 1.4030 1.4140
ユーロ/円 134.20 135.70
ポンド/円 157.70 159.70
豪ドル/円 77.20 78.20

■テクニカル
【ドル/円】
一目均衡表(日足)の雲の中に入り方向感がつかみにくい展開となっています。ただ、上には21日移動平均線の96.66円、一目均衡表(日足)の基準線が96.67円となっていて、ここはやや強力なレジスタンスとなると思われます。一方、下方向も雲の下限の96.03円がサポートとなると思われますので、昨日と同様にしばらくは95円~97円くらいのレンジでの取引が継続するのではないかと思います。
【ユーロ/ドル】
昨日の高値の1.4151ドルと依然として6/11の高値の1.4177ドルを上に抜けらません。21日移動平均線が下向きになってきたことから、上値の重さが感じられます。また、一目均衡表の基準線を再び下回ってきたことで、下落の可能性が高くなってきました。遅行線も日々線に接近してきており、明日は下抜けする可能性が高いので、下落圧力がかかってきています。本日のところは21日移動平均線の1.4017ドル近辺でサポートされると思われます。
【ユーロ/円】
ロウソク足の形が十字線となったことや、高値が135.93円を付けたことで、本日の高値が届かないようであれば、戻りの天井となる可能性があります。一目均衡表(日足)では雲のねじれ(先行スパン1と2がクロス)が出現していることで、変化日にあたることから、下落する可能性があります。ただ、レジスタンスとなる21日移動平均線、一目均衡表の基準線を上抜けて引けるようであれば、6/5の高値の139.21と6/23の安値の131.41円を100%としたフィボナッチの61.8%戻しの136.23円近辺となると思われます。

■昨日のサマリー
昨日は、東京時間の仲値にかけてにクロス円が上昇したことから、ドル/円も1ドル=86.33円までドルが買われました。しかし、仲値が終わると次第に円買いの動きとなり、本邦筋の売りなどから1ドル=95.31円、ユーロ/円は1ユーロ=134.35円まで下落しました。ロンドン時間に入ると、発表された英第1四半期GDP改定値などが下方修正されたことから、ポンドが大幅に下落、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4080ドルまで下落しました。NY時間には発表されたS&P/ケースシラー住宅価格指数が前年比-18.1%と下落幅が縮小したことなどから、ドルが買われドル/円は1ドル=96.49円までドルが上昇しましたが、そのあと発表された、米CBの消費者信頼感指数が予想に反して悪化したことから、米株価が下落、債券利回りも低下したことから、「株価の下落=円買い」となったものの、ドルに対して円は小幅下落、1ドル=96.26円を一時付けました。一方、ユーロは「質への逃避」の米国債買いなどで1ユーロ=1.4000ドルまで下落、ユーロ/円は135.75円まで上昇した後に134.88円まで下落となりました。 クローズはドル/円が96.36円、ユーロ/ドルが1.4032ドル、ユーロ/円が135.21円となりました。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9958.44 174.97 0.02
FTSE100(英) 4249.21 -44.82 -0.01
DAX(独) 4808.64 -76.45 -0.02
NYダウ(米) 8447.00 -82.38 -0.01
S&P500(米) 919.32 -7.91 -0.01
NASDAQ(米) 1835.04 -9.02 0.00

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.53 0.06
日本10年債 1.340 -0.040
英10年債 3.68 0.07
独10年債 3.37 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 927.40 -13.30
NY原油(期近) 69.89 -1.60

■主な発言
ノボトニー・オーストリア中銀総裁
「引き締め的な措置を取るべき時ではない」
「欧州は非常に深刻な不況の中にある」
「出口戦略を準備することはできる」
「オーストリア国債のスプレッドは縮小した」
「オーストリア経済に関する市場の見方は改善」
プラード・セントルイス連銀総裁
「金融政策は非常に緩和的、長期間この状態にとどまる」
「出口政策はインフレ期待を抑制するために必要」
「出口戦略、長期金利を押し上げれば「現時点では逆効果の可能性」」
「流動性対策の需要は低下、米FRBは10年に緊急プログラム終了する計画」
「米財政赤字は大規模、FRBがバランスシート管理に向け債券を発行する可能性低い」
「バランスシート管理で資産売却が適切で最も可能性高い選択肢」
ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁
「大手企業は存続が保証されているわけではない」
「破綻企業の清算手続き導入を提唱」
「企業の清算手続きから政治的な影響を遮断すべきだ」
「リスクテークの行き過ぎ促す規則の導入は避ける必要」

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/1(水)
カナダ市場休場(建国記念日)
8:50 日本 日銀短観 大企業製造業先行き
8:50 日本 日銀短観 大企業製造業業況判断
8:50 日本 日銀短観 大企業非製造業先行き
8:50 日本 日銀短観 大企業非製造業業況判断
8:50 日本 日銀短観 大企業全産業 設備投資
10:30 豪 5月住宅建設許可件数
16:55 ドイツ 6月PMI製造業
17:30 英国 6月PMI製造業
21:15 米国 6月ADP雇用統計
23:00 米国 5月建設支出
23:00 米国 5月中古住宅販売保留
23:00 米国 6月ISM製造業景況指数
00:15 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演

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