7/2 本日の見通し
おはようございます。本日もよろしくお願いします。
■昨日の通貨の強弱
ユーロ>豪ドル>ポンド>ドル>円>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日はADP雇用統計が市場予想より下振れしたことでドルが売られましたが、大きなところではイタリアで開催されるサミット(8か国首脳会合)で中国が新たな準備通貨の要請を行うとのニュースでした。ドル/円を見ていると気づきにくいのですが、ドル/スイスフラン、ユーロ/ドルなどを見ていると完全なドル安となっています。この発言もありますが、投資家心理を表すVIX指数が26.22と昨年9月時点の水準まで低下してきたことから、リスク資産投資が継続しやすいことも示されています。このため、ドルの下落圧力が続くものと思われます。ただ、円については昨日発表された日銀短観が市場予想より下振れしたこと、企業の設備投資が低調なままであることから、日本の回復が遅れるとの見方が根強いことなどから、ドルと共に売られやすい通貨となっていると思われます。総合するとクロス円に上昇圧力がかかると思われ、欧州通貨などが底堅い動きとなりそうです。
■本日の予想レンジ
Ccy
Low(下)
High(上) ドル/円
95.20
~
96.90
ユーロ/ドル
1.4080
~
1.4320
ユーロ/円
135.40
~
136.80
ポンド/円
157.70
~
160.30
豪ドル/円
77.40
~
78.40
■テクニカル
【ドル/円】
昨日は一目均衡表(日足)の基準線の96.67円、21日移動平均線の96.66円が引値ではレジスタンスとなりました。引き続きここはレジスタンスとなると思われます。一方、下も昨日同様に一目均衡表(日足)の雲の下限の96.03円がサポートとなると思われますので、95円~97円のレンジブレイクは難しいのではないでしょうか。
【ユーロ/ドル】
昨日は6/11の高値の1.4177ドルを上に抜ける1.4199ドルまで上昇しました。引値でも1.41ドル台に乗せてきたことから、下値を切り上げているようにも思えます。6/3の高値の1.4337ドルを試しにくるかもしれません。一目均衡表(日足)の遅行線も日々線に接近してきており、一時的に下抜けする可能性が高いので下落圧力がありますが、基準線の1.4042ドルでサポートされる可能性が高そうです。
【ユーロ/円】
21日移動平均線をあっさりと抜けたことや6/30の高値の135.93円を上抜いたことで、6/5の高値の139.21円を試しにくる可能性が出てきました。本日は一目均衡表(日足)では雲のねじれ(先行スパン1と2がクロス)が出現していることで、変化日にあたりますが、昨日上昇が加速したこともあり、上昇が一服する可能性もあります。サポートとなる21日移動平均線が機能するようであれば、小幅調整の後6/3の高値を狙いに行くのではないかと思われます。
■昨日のサマリー
昨日は、東京時間の午前中に発表された本邦の日銀短観では思ったほどの日本の景気回復が見られなかったことからや中国の製造業PMI(購買担当者計指数)が53.2と上昇したことから、円が売られやすくなり、主要通貨に対して円は続落となりました。ドル/円は1ドル=97.00円、1ユーロ=135.97円まで円が売られました。その後は、米のADP雇用統計待ちで小動きとなりましたが、ロンドン時間ではユーロがじりじりと上昇、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4088ドル、ユーロ/円は136.45円までユーロが上昇しました。NY市場では発表されたADP雇用統計が473,000人の減少を示すと、改善を見込んでいた市場の予想に反したことでドルが売られ、ドル/円は96.35円まで下落、ユーロ/ドルは1.4172ドルまでユーロが上昇しました。その後、中国がイタリアでのG8サミットで新しい国際準備通貨の要請を行うとのニュースが伝わると、ドルは主要通貨に対して下落、ドル/円は96.27円、ユーロ/ドルは1.4201ドルまでユーロが買われました。
クローズはドル/円が96.66円、ユーロ/ドルが1.4142ドル、ユーロ/円が136.69円となりました。
■株価(bloomberg.com)
Index
引値
前日比
(%) 日経225
9939.93
-18.51
0.00
FTSE100(英)
4340.71
91.50
0.02
DAX(独)
4905.44
96.80
0.02
NYダウ(米)
8504.06
57.06
0.01
S&P500(米)
923.33
4.01
0.00
NASDAQ(米)
1845.72
10.68
0.01
■金利(FXミュージアムより)
Country
利回り
前日比 米10年債
3.54
0.01
日本10年債
1.340
-0.040
英10年債
3.77
0.09
独10年債
3.41
0.03
■コモディティ価格
Commodities
引値
前日比 NY金(期近)
941.30
13.90
NY原油(期近)
69.31
-0.58
■主な発言
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁
「信用状況は当面ひっ迫が続く見通し」
「インフレ率が低過ぎるリスクは数年間続く」
「米経済は今まさに危機を脱却しつつある可能性」
「住宅ローン金利が住宅市場の重しになる恐れ」
「金融市場の状況はかなり改善された」
「賃金と物価への下押し圧力は強まる可能性」
イングリッシュNZ財務相
「NZドル高に関する懸念を輸出業者と共有」
ウェーバー独連銀総裁
「独連銀総裁:緩やかな景気回復を見込む」
「景気は2010年半ばまではプラス成長に戻らないだろう」
樊綱・中国人民銀行金融政策委員
「中国の現在の景気回復は持続可能」
「中国の輸出、年末までに再び増加する見込み」
エバンズ・シカゴ連銀総裁
「2010年の米成長率、2.5-3%と予想」
「出口戦略に特定の期限設定せず」
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/2(木)
8:50 日本 6月マネタリーベース
10:30 豪 5月貿易収支
17:00 ノルウェー 6月失業率
18:00 ユーロ圏 5月生産者物価指数
18:00 ユーロ圏 5月失業率
20:45 ユーロ圏 ECB政策金利発表
21:30 米国 6月非農業部門雇用者数
21:30 米国 6月失業率
21:30 米国 新規失業保険申請件数
23:00 米国 5月製造業受注指数
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