7/29 本日の見通し
こんにちは。朝からミーティングで遅くなってしまいました。本日もよろしくお願いします。
■前日の通貨の強弱
豪ドル>ポンド>NZドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
本日これまでのは、日経平均株価がプラス圏へと上昇したことなどから、円買いの流れが一服しています。昨日のカンファレンスボード(CB)消費者信頼感指数が下振れし、これまでの楽観的な見方に少し水が刺されたような形となりました。ただし、ミシガン大消費者信頼感指数でも消費者センチメントの下振れが示されていたことから、この話題が継続する可能性が低いと思われます。ちょうど株価も連続で上昇していたことから、調整の下げが出てもおかしくない水準であったと思われます。また、S&P/ケースシラー住宅価格指数も改善を示していたものの、株価を押し上げるまでの材料にはならず、材料出尽くしを誘ったようです。一方の、ユーロではラトビアの通貨切り下げの噂も一応否定されたことから、本日発表される米耐久財受注(鉱工業生産などはマイナスが縮小し改善を示している)が市場予想より良い場合には、米株価の上昇につながるものと思われ、市場センチメントから考えても、押し目買いスタンスと思われることから、円買いが継続する可能性は低いと思われます。むしろ昨日下押ししたクロス円の買い場を探す展開ではないでしょうか。
■本日の予想レンジ
Ccy
Low(下)
High(上) ドル/円
93.80
~
95.10
ユーロ/ドル
1.4140
~
1.4280
ユーロ/円
133.10
~
134.80
ポンド/円
153.80
~
156.50
豪ドル/円
77.30
~
78.50
■テクニカル
【ドル/円】
21日移動平均線と一目均衡表(日足)の基準線が引き続きサポートとなっています。5日移動平均線が21日移動平均線を上抜いたものの、ストキャスティックス(スロー)ではデッドクロスしたことや一目均衡表(日足)の遅行線が日々線(ロウソク足)の下を推移し、上に抜ける可能性が低くなったことから、当面上値の重い展開が続くと思われます。21日移動平均線を下に抜けると7/22の安値となる93.08円近辺まで下落する可能性があります。
【ユーロ/ドル】
昨日の高値が1.4303ドルとかろうじて1.43ドルに乗せたものの、上に長いヒゲをつけた陰線となりました。日足の一目均衡表や移動平均線でみると上昇トレンドは継続していると思われますが、1.41ドル~1.43ドル近辺でのレンジの様相となってきました。直近の高値を更新したことから、再度1.43ドル抜けを試しに行くと思われ、抜けた場合には6/3の高値の1.4337ドル近辺を目指していくと思われます。
【ユーロ/円】
一目均衡表(日足)の雲の上から中に入ってきました。また、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスしており、下落の可能性が出ています。ただ、昨日の安値の132.89円が21日移動平均線の132.94円でサポートされたことから、21日移動平均線がサポートとして機能すれば、押し目の完了となり上昇につながっていくと思われます。一目均衡表(日足)の遅行線がかろうじて日々線(ロウソク足)の上に留まっていることから、本日の引値で雲の上出られるかどうかがポイントとなりそうです。
■昨日のサマリー
昨日は東京時間ではドル/円は小動きに推移したものの、ユーロはじりじりと上昇しました。ロンドン時間では、ユーロ/ドルの1ユーロ=1.43ドルのオプションバリヤーを試す展開から、1.4303ドルを付け、ユーロ/円も1ユーロ=135.98円まで上昇したものの、これを付けた後は、ドイツ銀行の決算発表(内容は市場予想より大幅に良かった)で、与信関連費用が急激に増加していたこと、ラトビアの通貨切り下げの噂が流れたことなどから、ユーロ売りとなり、更に米国市場で発表されたカンファレンスボード(CB)消費者信頼感指数が下振れ(もう一つのS&P/ケースシラー住宅価格は前年比で下げ幅が縮小していた)したことから、米株価が下落し、ユーロ/ドルは1.4130ドル、ユーロ/円は132.91円、ドル/円は94.04円へと下落しました。その後の米2年債の入札が波乱なく終わったことで、米株価の下落幅が縮小し、それぞれ安値からは値を戻しました。
クローズはドル/円が94.55円、ユーロ/ドルが1.4167ドル、ユーロ/円は133.94円。
■株価(bloomberg.com)
Index
引値
前日比
(%) 日経225
10087.26
-1.40
-0.01%
FTSE100(英)
4528.84
-57.29
-1.25%
DAX(独)
5174.74
-76.81
-1.46%
NYダウ(米)
9096.72
-11.79
-0.13%
S&P500(米)
979.62
-2.56
-0.26%
NASDAQ(米)
1975.51
7.62
0.39%
■金利(FXミュージアムより)
Country
利回り
前日比 米10年債
3.68
0.02
日本10年債
1.377
0.006
英10年債
3.93
-0.03
独10年債
3.42
-0.05
■コモディティ価格
Commodities
引値
前日比 NY金(期近)
953.50
0.40
NY原油(期近)
68.38
0.33
■主な発言
スティーブンス豪中銀総裁
「豪経済の落ち込みは戦後最も厳しいものではないようだ」
「豪経済は6カ月前の中銀予想を上回る景気回復の公算」
中国人民銀行
「費者物価は第3四半期に底入れし、上昇へ」
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁
「米リセッション終了の「最初の確かな兆候」を認識」
「米経済は今年成長を再開する可能性がある」
「米住宅価格の下落ペースが緩みつつある可能性も」
「『最大の懸念』は商業用不動産向けローン」
「2%未満のコアインフレ率、『数年』続く可能性も」
「米景気回復は『痛々しいほど緩慢なペース』に」
「FRBバランスシートの拡大、インフレ高進を招かず」
パパデモスECB副総裁
「ECBは余裕をもって出口戦略を策定するだろう」
「適切な時期にECBによる流動性回収は比較的容易」
「直ちに景気支援措置を撤回する必要ない」
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/29(水)
17:00 ユーロ圏 6月マネーサプライM3
17:30 英国 6月マネーサプライM4
17:30 英国 6月消費者信用残高
18:30 南アフリカ 6月消費者物価指数
21:30 米国 6月耐久財受注
21:30 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁講演
02:00 米財務省5年債入札(390億ドル)
3:00 米国 米地区連銀経済報告
7/30(木)
6:00 NZ 中銀(RBNZ)金融政策発表
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