山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2009年9月30日 (水)

9/30 本日の見通し

おはようございます。いよいよ半期末(9月末)がやってきました。本当に本邦勢からの円買いが出るのでしょうか。 

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>ドル>豪ドル>ユーロ>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は本邦の中間期末にあたり、午前中はドルの底堅い動きが予想されます。しかし、その後は月末要因や半期末の要因などによる実需のフローでドルが弱含みに推移する可能性があります。また、本日は米国のADP雇用統計の発表が予定されていて、市場予想は20万人の減少を見込んでいますが、最近の新規失業保険申請件数の改善から、ADPも改善していることが示されると、米株式市場の上昇からドル売りに傾きやすいのではないかとみています。ただ、昨日もユンケル・ユーログループ議長の「強い米ドル」発言が出ていることから、トリシェECB総裁、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の発言に続き、ユーロ安を望んでいる発言が相次いでいることから、ユーロ/ドルの上値も重くなってきており、引き続きこちらの下落リスクを見ておく必要ありそうです。また、これまで下落が続いていたポンドですが、昨日、マンデルソン・ビジネス相が労働党大会で、自動車の買い替え補助を延長する方針を示したことから、いったん下げ止まりから反発となっています。

■本日のテクニカルでの注目点
南アランド/円 一目均衡表(日足)の転換線を上抜け。ただし、高値は21日移動平均線がレジスタンス。

■変動率からの予想レンジ 08:49→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.44 ~ 90.46
EURJPY 130.60 ~ 131.95
GBPJPY 142.58 ~ 144.50
AUDJPY 77.83 ~ 78.89
NZDJPY 63.87 ~ 64.81
CADJPY 82.27 ~ 83.51
ZARJPY 11.99 ~ 12.20
NOKJPY 15.27 ~ 15.49
MXNJPY 6.58 ~ 6.69
HKDJPY 11.53 ~ 11.66
SGDJPY 63.12 ~ 63.80
EURUSD 1.4531 ~ 1.4655

■前日のサマリー
昨日は日経平均株価などアジア株が堅調に推移するなかで、藤井財務相による「(円相場が)異常な事態になれば、いろいろあり得る」と事実上の為替介を入行わないという発言を撤回したことから、円売りとなり、ドル/円は1ドル=90.23円、ユーロ/円は1ユーロ=131.79円まで上昇しました。ロンドン時間では、特に目立ったニュースもなかったものの、「円買い」と「ドル買い」が持ち込まれ、ドル/円は89.63円、ユーロ/ドルは1.4557ドル、ユーロ/円は130.72円まで各々下落、19時過ぎにユンケル・ユーログループ議長が「強いドルが米国の国益との発言を再度期待」と発言されたことで、ユーロ/ドルは1.4535ドルまで再度下落しました。その後のNY時間には、米S&P/ケースシラー住宅価格指数が前年比で-13.3%の下落幅にとどまると、ドル買いとなりドル/円は90.35円まで、ユーロ/円も131.39円まで戻しました。しかし、米消費者信頼感調査が53.1と市場予想の57を大きく下回ったことから、ドル売りとなったもののドルの下値が限定的となり、ドル/円は90円台前半、ユーロ/ドルは1.45ドル台ミドル、ユーロ/円は131円台前半での狭いレンジでの動きとなりました。
クローズはドル/円が90.06円、ユーロ/ドルが1.4589ドル、ユーロ/円は131.38円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10100.20 90.68 0.91%
FTSE100(英) 5159.72 -5.98 -0.12%
DAX(独) 5713.52 -22.79 -0.40%
NYダウ(米) 9742.20 -47.16 -0.48%
S&P500(米) 1060.61 -2.37 -0.22%
NASDAQ(米) 2124.04 -6.70 -0.31%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.29 0.01
日本10年債 1.280 0.000
英10年債 3.60 -0.02
独10年債 3.22 -0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 994.40 0.30
NY原油(期近) 66.71 -0.13

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
9/30(水)
8:01 英国  9月GFK消費者信頼感調査
8:50 日本 8月鉱工業生産速報
10:30 豪 8月住宅建設許可件数
10:30 豪 8月小売売上高
16:45 パパデモス欧州中央銀行(ECB)理事講演
16:45 ウェーバー独連銀総裁講演
16:55 ドイツ 9月失業者数
18:00 ユーロ圏 9月消費者物価指数速報
18:30 ノワイエ仏中銀総裁講演
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 南アフリカ 8月貿易収支
21:15 米国 9月ADP雇用統計
21:30 米国 第2四半期GDP確報値
21:30 米国 第2四半期個人消費
21:30 米国 第2四半期GDP価格指数
21:30 米国 第2四半期コアPCE
21:30 カナダ 7月GDP
21:30 カナダ 8月原料価格指数
21:30 カナダ 8月鉱工業製品価格
22:45 米国 9月シカゴ購買部協会景気指数
23:30 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
01:35 コーン米連邦準備理事会(FRB)副議長講演
02:45 トリシェECB総裁講演
03:30 タルーロFRB理事議会証言

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