リスク回避からの円高が進んだ週
こんばんは。図書館で本を探していたところ、どこからともなくすごい「いびき」が聞こえてきました。余ほど疲れていたのでしょうか。
昨日はついに7か月ぶりに1ドル=90円を割り込みました。民主党政権が誕生して、藤井財務相の円高容認ととれる発言(これに対しては否定コメントがなされたが)に続き、為替介入に対しての否定発言から、インターバンク勢や投機筋などが本邦通貨当局の動きを当面気にしなくてもよくなったことに加え、榊原英資元財務官による財務省(MOF)が懸念し行動(介入)するレベルが1ドル=85円割れとの内容の発言も円だが進んだ要因(後付け材料とされているようですが)となったようです。1ドル=90円を割り込んだことで、本年1月21日の87.11円がより意識されることになりそうです。特に週明け28日の早朝は、本邦輸出企業などのパニック的なドル売りが出てしますと、円高が一気に進む可能性があり、続落となるリスクがあります。週間の騰落率を見ても、円が主要通貨対して大幅な上昇となっています(1番目のグラフ)。今週後半はユーロ/円やポンド/円、豪ドル/円などのクロス円が下落しています。これは、NYダウが3日連続で下落し(2番目のグラフ)たことから、ドルキャリーの解消の動きが出ていると思われます。最近は相関性が薄れているものの、投資家恐怖心理指数(=VIX指数)とドル/円のグラフ(3番目のグラフ)を見ていただきますと、VIXが上昇している局面では、円高になりやすいことが見て取れると思います。
【週間騰落率(JPY)】
source:FXmuseum,Uedaharlowfx
【投資家恐怖心理指数】
source:CBOE,FXmuseum,Uedaharlowfx
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