山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2009年12月31日 (木)

12/31本日の戦略-ドル/円は93円が視野に-

おはようございます。2009年はお世話になりました。よいお年をお迎えください。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>NZドル>ドル>豪ドル>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日の東京時間帯にS&P日本が政策措置を通じて巨額の債務を安定させ、いずれ段階的に軽減することができなければ、「AA」の信用格付けを引き下げる可能性があることを示唆しました。また、日本航空の再建問題が「企業再生支援機構」の支援を前に、日本政策投資銀行による融資枠をどこまで拡大するかの調整を続けており、円が弱含む要因となっています。このため、市場では円を買う材料が見当たらないと思われることから、主要通貨に対しての円の弱含みが予想され、ドル/円、クロス円では円が売られやすくなる(ドルやクロス通貨が上昇)と思われます。一方、昨日M&A絡みで大幅な上昇となったポンドは16時に発表される英ネーションワイド住宅価格に注目ですが、これに続く材料がない場合には、上値が重くなることが予想されます。また、米国では22時30分に米新規失業保険申請件数の発表が予定されていることで、雇用の改善がみられるようであれば、ドル買いにつながりやすいと思われます。インターバンクのオーダーでも92.80-90円にストップロスの買いがあると言われていて、これをこなすと93円台が見えてきます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の下から中へ
NZドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の下へ
ノルウェークローネ/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:27→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 92.03 ~ 93.13
EURJPY 131.89 ~ 133.37
GBPJPY 147.74 ~ 149.67
AUDJPY 82.10 ~ 83.27
NZDJPY 66.28 ~ 67.32
CADJPY 87.07 ~ 88.36
ZARJPY 12.37 ~ 12.62
NOKJPY 15.81 ~ 16.05
MXNJPY 6.97 ~ 7.09
HKDJPY 11.84 ~ 11.98
SGDJPY 65.46 ~ 66.24
EURUSD 1.4266 ~ 1.4390

■前日のサマリー
昨日は朝方にドルが売られ、ドル/円は一時1ドル=91.90円まで下落しましたが、本邦の年内最後の仲値に向けたドル買いなどから、ドルが底堅く推移し、12時過ぎにはドル/円は92.26円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4304ドルまで下落しました。その後、米格付け機関S&Pが本邦のソブリン債の格下げの可能性に言及したことやJALの再建問題などが注目され、欧州時間に入ると徐々に円売りとなりました。NY時間帯では、この日の注目材料だったシカゴ購買部協会景気指数が60.0と市場予想の55.1を大幅に上回る強い数字となったことから、米の利上げ期待が高まり、ドル/円は92.76円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4271ドルまで下落しました。ユーロ/円はドル円の高止まりと、ユーロの戻りで2時過ぎに132.77円の高値を付けました。その後、3時に発表された米7年債の入札は応札倍率2.72倍と前回と比べてもそん色のない内容となったことで、米長期金利が低下、ドルの上値が重くなりました。また、昨日大幅に上昇したポンドですが、M&Aに絡むポンド買いが出たようです。このため、ポンドドルは1.5840ドル近辺から1.60ドル近辺、ポンド円は146.25円近辺から149円手前まで上昇しました。
クローズはドル/円が92.43円、ユーロ/ドルが1.4337ドル、ユーロ/円は132.53円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10546.44 -91.62 -0.86%
FTSE100(英) 5397.86 -39.75 -0.73%
DAX(独) 5957.43 -54.12 -0.90%
NYダウ(米) 10548.51 3.10 0.03%
S&P500(米) 1126.42 0.22 0.02%
NASDAQ(米) 2291.28 2.88 0.13%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.79 -0.01
日本10年債 1.290 -0.005
英10年債 4.07 -0.02
独10年債 3.39 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1092.50 -5.60
NY原油(期近) 79.28 0.41

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/31(木)
・ 09:30 豪11月民間部門信用(前年比)
・ 16:00 英国 12月ネーションワイド住宅価格
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月30日 (水)

12/30本日の戦略-92円台の本邦勢の売りオーダーをこなせるか-

おはようございます。いよいよ2009年もあと2日です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ドル>ユーロ>円>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日の欧州序盤は欧州勢は総じてドル売りで参入してきたものの、NY時間ではドルが買い戻される結果となりました。クリスマス休暇明けからみると、豪ドルやNZドルが上昇する一方で、三極通貨(ドル、ユーロ、円)は方向感が出にくくなっています。2010年に向けてテロの懸念が高まった米国、金融機関に不安を抱える欧州、低金利政策が余儀なくされる日本とも買いにくい状況ではないかと思います。ただ、比較的株価がしっかりした動きをしていることから、リスク選好の動きにつながりやすくなり、この面からは「円売り」や「資源国通貨買い」「新興国通貨買い」が起こりやすくなっていると思われ、南アランドなども大幅な上昇となっているようで、この傾向は年初まで続くのではないかと思われます。本日は23時45分に米シカゴ購買部協会景気指数の発表が予定されています。景況感の回復が示されると、楽観的な見方からドルが買われると思われます。また、3時には年内の最後となる米7年債(370億ドル)の入札が控えています。前回は応札倍率が2.76倍であり、昨日までの2年債、5年債の応札倍率が低調だったことで、7年債も低調なことが予想されますが、昨日の反応を見る限りは極端な応札倍率の低下がなければ、市場全体への影響は限定的となると思われます。本邦が年末年始の休暇中でもあり、92円台におかれていると思われる輸出の売りオーダー(注文)がドル/円の上昇の重しとなると思われますが、92円台後半からの上昇には要注意となります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
NZドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中に入る
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
豪ドル/米ドル 90日移動平均線を上抜け
NZドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/NZドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:00→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.56 ~ 92.67
EURJPY 131.36 ~ 132.88
GBPJPY 145.36 ~ 147.27
AUDJPY 81.72 ~ 82.90
NZDJPY 65.54 ~ 66.58
CADJPY 87.67 ~ 88.98
ZARJPY 12.25 ~ 12.51
NOKJPY 15.72 ~ 15.96
MXNJPY 6.98 ~ 7.11
HKDJPY 11.78 ~ 11.92
SGDJPY 65.11 ~ 65.89
EURUSD 1.4282 ~ 1.4406

■前日のサマリー
昨日は実質の週明けとなったものの、東京時間帯は欧州勢の参入を待ちたい向きが多く、小幅なレンジでの動きとなり、ドル/円は1ドル=91.65円から91.80円、ユーロ/円も1ユーロ=131.65円から131.87円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4354ドルから1.4377ドルでの狭いレンジの動きとなりました。欧州勢がオセアニア通貨買い、欧州通貨買い、ドル売りで参入してきたことから、ドル/円は91.52円まで下落、ユーロ/ドルは1.4437ドル、ユーロ/円は132.39円まで上昇しました。NY時間に入ると、発表された米10月のS&P/ケースシラー住宅価格指数が前年比で7.28%の低下、12月カンファレンスボード消費者信頼感指数52.9といずれも予想値と大差がなかったことで、市場の反応が限られましたが、ロンドン16時のフィキシングにかけてまとまったドル買いが対ユーロ、対ポンドで持ち込まれたことから、ユーロ/ドルは1.4332ドル、ユーロ/円は131.90円、ポンド/ドルは1.5867ドルまで下落、ドル/円は92.08円まで上昇しました。その後行われた米5年債の入札は応札倍率が2.59倍と前回の2.81倍に比べて低調だったものの、この時期としては良い方との評価から、米長期金利が低下、ドルの上値がやや重くなったものの、ドルが底堅い動きとなっています。
クローズはドル/円が92.00円、ユーロ/ドルが1.4353ドル、ユーロ/円は132.04円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10638.06 3.83 0.04%
FTSE100(英) 5437.61 35.20 0.65%
DAX(独) 6011.55 8.63 0.14%
NYダウ(米) 10545.41 -1.67 -0.02%
S&P500(米) 1126.20 -1.58 -0.14%
NASDAQ(米) 2288.40 -2.68 -0.12%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.80 -0.04
日本10年債 1.295 -0.005
英10年債 4.08 0.09
独10年債 3.37 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1098.10 -9.80
NY原油(期近) 78.87 0.10

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/30(水)
・ 11:00 NZ11月マネーサプライM3(前年比)
・ 18:00 ユーロ圏 11月マネーサプライM3(前年比)
・ 19:30 スイス 12月KOF先行指数
・ 21:00 南ア11月貿易収支(ランド)
・ 23:45 米国 シカゴ購買部協会景気指数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月29日 (火)

12/29本日の戦略-投機筋のポジションも円売りへ転換-

おはようございます。海外では休暇明けで年末に向けてだんだんと参入モードとなり、本邦は昨日に輸出企業などが仕事納めとなり、実需の売りが少なくなりそうです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、ロシアとウクライナの対立(28日に欧州向けの原油輸送に関する2010年契約の条件で合意に達した)から、原油価格が上昇し、ドルが主要通貨に対して売られることとなりました。また、主要な株式市場が上昇したことから、リスク選好の円売りにつながったようです。シカゴ通貨先物(IMM)の投機ポジションを見ると、円はロング(買い超)からショート(売り超)に転換しています。市場参加者が少ないものの、ドバイ・ショックが表面上落ち着いていることや、米雇用の回復への期待が先行していること、一部通信社のニュースでは、米クリスマス商戦の売上高が前年比で3.6%増加したとの調査結果の公表も、楽観的な見通しを後押ししたものと思われます。このため、年末に向けて、本日23時に発表されるS&P/ケースシラー住宅価格で、前年と比べて下落幅が縮小しているようであれば、ドル買いにつながりやすいものと思われます。また、24時発表のコンファレンスボード(CB)の消費者信頼感指数も上昇の場合には、ドル買いにつながると思われます。一方、5年債の入札を明日午前3時に控えていますが、昨日の結果を見る限りでは、こちらは特に大きな材料とはならないと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中に入る

■変動率からの予想レンジ 09:07→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.12 ~ 92.29
EURJPY 130.93 ~ 132.54
GBPJPY 145.54 ~ 147.60
AUDJPY 80.59 ~ 81.82
NZDJPY 64.31 ~ 65.37
CADJPY 87.27 ~ 88.63
ZARJPY 12.02 ~ 12.29
NOKJPY 15.66 ~ 15.92
MXNJPY 6.93 ~ 7.07
HKDJPY 11.73 ~ 11.88
SGDJPY 64.78 ~ 65.62
EURUSD 1.4301 ~ 1.4429

■前日のサマリー
昨日は豪、NZなどがクリスマス休暇後のボクシングデーで市場が休場だったこともあり、東京の午前中は静かなスタートとなりました。このため、東京午前10時の仲値に向けたドル買い以外では、目立った動きがなく、仲値では1ドル=91.79円までドルが買われ、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4350ドルまで下落しました。欧州時間に入ると、英は休場となったものの、独など欧州の株価が軒並み堅調となったことやイラン情勢を反映して原油価格が上昇するなかで、ドル売りが先行し、ユーロ/ドルは1.4375ドル近辺から1.4410ドル近辺、ユーロ/円は131.55円近辺から131.92円近辺まで上昇しました。NY時間ではロシアがウクライナとの対立で欧州への原油供給停止の可能性が出たことで、原油価格が急騰し、ユーロ/ドルは1.4144ドルの高値を付けました。その後は米2年債(440億ドル)の入札で応札倍率が2.91倍と低調となったものの、最高利回りが1.089%と1%台に乗せたことから、ドル買いとなり、ドル/円は91.68円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4384ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が91.64円、ユーロ/ドルが1.4378ドル、ユーロ/円は131.75円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10634.23 139.52 1.33%
FTSE100(英) 5402.41 30.03 0.56%
DAX(独) 6002.92 45.48 0.76%
NYダウ(米) 10547.08 26.98 0.26%
S&P500(米) 1127.78 1.30 0.12%
NASDAQ(米) 2291.08 5.39 0.24%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.84 0.04
日本10年債 1.300 0.030
英10年債 4.00 -
独10年債 3.35 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1107.90 3.10
NY原油(期近) 78.77 0.72

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/29(火)
・ 23:00 米国 10月S&P/ケース・シラー住宅指数
・ 24:00 米国 12月消費者信頼感指数

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2009年12月28日 (月)

12/28本日の戦略-テロ、イランの政情不安に警戒-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>円>NZドル>ポンド>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
米機テロ未遂事件が週末に発生したことで、2010年年初にかけて、テロの警戒レベルこそ引き上げられていないものの、感情的にはテロのリスクの高まりがあると思われます。また、イランでも改革派の支持者と治安部隊が衝突、すくなくとも4人が死亡するなど政情が不安定になっています。このため、中東の情勢が悪化するようであれば、ドルが売られる可能性がありますが、現在は中東の不安定がユーロ安に動く可能性があり、スイスフランが上昇すると思われます。また、本日は米2年債の入札が予定されており、入札が好調の場合、米長期金利低下につながる可能性があり、金利の低下はドル売りにつながりやすくなります。その他は大きな材料がないことから、小動きが継続すると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ポンド 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 07:30→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.87 ~ 92.08
EURJPY 130.48 ~ 132.19
GBPJPY 144.85 ~ 147.03
AUDJPY 80.09 ~ 81.40
NZDJPY 63.99 ~ 65.13
CADJPY 86.49 ~ 87.91
ZARJPY 11.94 ~ 12.22
NOKJPY 15.56 ~ 15.84
MXNJPY 6.98 ~ 7.12
HKDJPY 11.70 ~ 11.86
SGDJPY 64.48 ~ 65.34
EURUSD 1.4288 ~ 1.4421

■前日のサマリー
週末は欧米、オセアニアなどがクリスマス休暇で市場の参加者が限られる中で、10時の仲値にかけて本邦の実需とみられるドル買いで、ドル/円は1ドル=91.62円、ユーロ/円は1ユーロ=131.73円まで上昇しました。その後は、本邦勢のドル売りにより、ドルは91.40円近辺まで弱含みましたが、全体的には小動きとなりました。ユーロ/ドルは朝方に1ユーロ=1.4384ドルまで上昇したものの、その後は材料がない中で、こちらも小動きとなりました。
クローズはドル/円が91.41円、ユーロ/ドルが1.4370ドル、ユーロ/円は131.40円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10494.71 -42.21 -0.40%
FTSE100(英) 5402.41 - -
DAX(独) 5957.44 - -
NYダウ(米) 10520.10 - -
S&P500(米) 1126.48 - -
NASDAQ(米) 2285.69 - -

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.80 -
日本10年債 1.270 0.010
英10年債 4.00 -
独10年債 3.32 -

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1104.80 -
NY原油(期近) 78.05 -

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/28(月) 
・ 08:50 日本 11月鉱工業生産(前年比)
・ 08:50 日本 11月鉱工業生産(前月比)
・ 08:50 日本 11月小売業販売額指数(前月比)
・ 09:01 英国 12月ホームトラック住宅調査(前年比)
・ 09:01 英国 12月ホームトラック住宅調査(前月比)
・ 10:30 日本 11月毎月勤労統計-現金給与総額(前年比)
・ 00:30 米国 12月ダラス連銀製造業活動

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2009年12月27日 (日)

12/28の週の見通し

こんばんは。いよいよ2009年も大詰めとなってきました。明日で仕事納めの方も多いのではないでしょうか。

シカゴ通貨先物のポジション状況は25日がクリスマスだったため、28日(月)に発表される予定です。2010年も1日が休みとなり、4日(月)に発表される予定となっています。

先週はクリスマス休暇を前にして、市場参加者が限られる中で、ポジション調整の動きが主体となり、発表された米第3四半期GDP3次改定値が前期比年率で2.2%の成長にとどまったものの、中古住宅販売件数が654万戸と市場予想の625万戸から大幅上昇したことや米新規失業保険申請件数が45.2万件へ改善したことなどを背景に米金利の引上げのタイミングの前倒しの期待が継続し、ドルはスイスフランとユーロに対して小幅下落となったものの、他の主要通貨に対しては上昇しました。一方、円は日本の低金利政策の継続と、NYダウが年初来高値を更新したことから、市場の楽観的な見方で、円がファンディング通貨とみなされ、ポンド以外の主要通貨で売られました。

今週は欧米でのクリスマス休暇が明けるものの、年末の週となることから、引き続き市場参加者がすくなく、値動きが荒くなる可能性があります。こうした中で、米国の2年債440億ドル(28日)、5年債420億ドル(29日)、7年債320億ドル(30日)の入札が控えています。また、29日にはS&P/ケースシラー住宅指数、米カンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数の発表が予定されており、これらの内容が良いようであれば、ドルが買われやすい地合いが続くと思います。ただ、中東のイランで27日、イスラム教シーア派の重要宗教行事「アシュラ」で治安部隊と改革派支持者の緊張が高まっていることに加え、核開発問題では米国が対イラン政策の変更を行い、制裁など圧力を強化する考えを示していることで、年末にかけて新たなテロへの緊張が高まると、ドルが売られる可能性があります。

【週間騰落率(USD)】
Weekly Ratio(USD)
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(JPY)】
Weekly Ratio(JPY)
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

■イベント予定
12/28(月) 
・ 08:50 日本 11月鉱工業生産
・ 08:50 日本 11月小売業販売額指数
・ 09:01 英国 12月ホームトラック住宅調査
・ 00:30 米国 12月ダラス連銀製造業活動
12/29(火)
・ 23:00 米国 10月S&P/ケース・シラー住宅指数
・ 00:00 米国 12月消費者信頼感指数
12/30(水)
・ 11:00 NZ 11月マネーサプライM3
・ 18:00 ユーロ圏 11月ユーロ圏圏M3
・ 19:30 スイス 12月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア11月貿易収支(ランド)
・ 23:45 米国 シカゴ購買部協会景気指数
12/31(木)
・ 09:30 豪11月民間部門信用
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年12月25日 (金)

12/25本日の戦略-クリスマス以降はドル買いか-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ユーロ>NZドル>円>ポンド>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日はクリスマスで東京市場のみの取引となります。このため、本邦の実需の取引が主体となり、仲値の終わる10時以降についてはさらに取引が限られるものと思います。

昨日発表された米新規失業保険申請件数から米雇用の状況が改善していることが読み取れそうです。失業保険継続受給者数も507.6万件と12.7万件の減少となっていることから、1月に発表される米12月の雇用統計で失業率が10%を割り込むこと、非農業部門雇用者数がプラスに転じる可能性があることが予想され、これが米長期金利の上昇に繋がっているように思います。このため、クリスマス明けにこのテーマが取り上げられるとドル買いにつながる可能性が高くなります。NYダウも昨日、年初来高値を更新し、市場のリスク許容度も増加していると思われますが、株高、ドル高という流れが起きやすい状況といえそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ユーロ/ポンド 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
シンガポールドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 08:49→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.95 ~ 92.22
EURJPY 130.65 ~ 132.40
GBPJPY 144.91 ~ 147.16
AUDJPY 80.04 ~ 81.38
NZDJPY 63.98 ~ 65.15
CADJPY 86.51 ~ 87.95
ZARJPY 12.01 ~ 12.29
NOKJPY 15.60 ~ 15.88
MXNJPY 6.99 ~ 7.13
HKDJPY 11.71 ~ 11.87
SGDJPY 64.59 ~ 65.48
EURUSD 1.4295 ~ 1.4435

■前日のサマリー
昨日はクリスマス・イブで欧米の市場参加者が減少していたことから、どの通貨にも方向感が出にくい中で、ロンドン時間にかけて本邦輸出企業などのドル売りで、ドル/円は91.76円から91.13円、ユーロ/円は131.48円から130.90円まで下落しました。ユーロ/ドルはギリシャで債務削減を目論む2010年予算が可決されたとのことから、1.4331ドルから1.4419ドルまで上昇しました。その後、発表された米11月の耐久財受注はヘッドラインが前月比+0.2%と市場予想より弱かったものの、輸送機を除く前月比が+2.0%と市場予想の+1.1%より大幅に良かったこと、米新規失業保険申請件数が45.2万件とこちらも市場予想の47万県からは改善を示したことでドルが買われ、ドル/円は91.79円、ユーロ/円は131.91円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4350ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が91.50円、ユーロ/ドルが1.4378ドル、ユーロ/円は131.55円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10536.92 158.89 1.53%
FTSE100(英) 5402.41 30.03 0.56%
DAX(独)12/23 5957.44 - -
NYダウ(米) 10520.10 53.66 0.51%
S&P500(米) 1126.48 5.89 0.53%
NASDAQ(米) 2285.69 16.05 0.71%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.80 0.06
日本10年債 1.260 0.010
英10年債 4.00 0.00
独10年債(12/23) 3.32 -

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1104.80 10.80
NY原油(期近) 78.05 1.38

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/25(金)
・ 08:30 日本 11月有効求人倍率
・ 08:30 日本 11月失業率
・ 08:30 日本 12月東京消費者物価指数(前年比)
・ 08:30 日本 11月全国消費者物価指数(前年比)
・ 14:00 日本 11月住宅着工戸数(年率)

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2009年12月24日 (木)

12/24本日の戦略-米心理改善からドル高継続と思われる-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ユーロ>豪ドル>円>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日はクリスマスイブでトレーダーの参加は少なくなっているようです。通常の半分や3分の1とも言われています。今日、明日では新たなポジションを取る向きは少なく、ポジション調整が主導になるのではないかと思っています。昨日は新築住宅が不振だったことから、ドルに利益確定の売りが入ったのではないかと思われます。中古住宅と新築住宅に差が出ているのは、中古住宅はディスカウントが行いやすい面があり、米国もデフレ下にあると思われることで、新築住宅を購入するまでには回復していないと見ることができるのではないでしょうか。その一方では、ガイトナー米財務長官が昨日「春までには雇用統計はプラス圏へ」と雇用に対して楽観的な見方を示しています。注目はこの発言を受けた米国の雇用統計と個人消費の回復がどれくらいかということで、クリスマス商戦を含んだ12月米小売売上高が発表される1月中旬以降の経済指標ではないかと思います。

本日は米耐久財受注の発表が予定されています。市場の事前予想では前回よりも大幅な改善が見込まれています。ただ、冒頭に書きましたとおり、参加者が少ないことで、大きな動きが出ないと思います。クリスマス休暇明けのことも考えておかなければなりません。昨日、ロシア中銀が外貨準備の多様化の中で豪ドルも外貨準備に加えるとの発言を行っており、これをもってすぐに休暇明けから豪ドルが買われるとは限りませんが、中長期では豪ドルが支えられる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/円 21日移動平均線を上抜け
南アランド/円 90日移動平均線を上抜け
ポンド/スイスフラン 21日移動平均線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:08→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.03 ~ 92.30
EURJPY 130.38 ~ 132.13
GBPJPY 144.88 ~ 147.17
AUDJPY 79.79 ~ 81.16
NZDJPY 63.85 ~ 65.07
CADJPY 86.65 ~ 88.11
ZARJPY 11.86 ~ 12.14
NOKJPY 15.56 ~ 15.85
MXNJPY 6.99 ~ 7.13
HKDJPY 11.72 ~ 11.88
SGDJPY 64.61 ~ 65.49
EURUSD 1.4250 ~ 1.4389

■前日のサマリー
昨日は日本が天皇誕生日で休場となっていたことから、クロス円は全般的に取引が少なく、ドル/円も91.55円近辺から91.85円近辺と小動きととなり、ユーロ/ドルも1.4240ドル近辺から1.4275ドル近辺の推移となりました。18時30分に英中銀(BOE)の金融政策委員会の議事録が発表され、9対0で2000億ポンドの資産買入プログラムと0.5%の政策金利据え置きが決定されたことから、市場ではノー・サプライズで影響はほとんどありませんでした。NY市場に入ると、発表された米個人所得、個人支出がいずれも市場予想を下回った上に、期待されていた米新築住宅販売が35.5万戸に留まり、市場予想の43.8万戸から大幅に下振れしたこと、ミシガン大消費者信頼感指数確報値が72.5に留まったことなどから、米系ファンドなどのドルの利益確定の売りなどに押され、ドル/円は91.31円まで下落、ユーロ/ドルは1.4366ドル、ユーロ/円は131.49円まで上昇しました。
クローズはドル/円が91.63円、ユーロ/ドルが1.4338ドル、ユーロ/円は131.37円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225(12/22) 10378.03 - -
FTSE100(英) 5372.38 43.72 0.82%
DAX(独) 5957.44 11.75 0.20%
NYダウ(米) 10466.44 1.51 0.01%
S&P500(米) 1120.59 2.57 0.23%
NASDAQ(米) 2269.64 16.97 0.75%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.75 -0.01
日本10年債(12/22) 1.250 -
英10年債 3.99 0.08
独10年債 3.32 0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1094.00 7.30
NY原油(期近) 76.67 2.27

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/24(木)
・ 14:15 日本 白川方明日銀総裁講演
・ 22:30 米国 11月耐久財受注
・ 22:30 米国 11月耐久財受注(除輸送用機器)
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数

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2009年12月23日 (水)

2010年の「寅年」に向けて

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

デンマークのコペンハーゲンでは、国連気候変動枠組条約(UNFCC)を受けて設置されたCOP15(締約国会議:Conference of Parties)が開催されているが、先進国と途上国の意見の食い違いが大きく、政治合意に至らない可能性が高くなってきている。地球規模でCO2の削減が合意されるのかは、CO2の約6割を排出する中国と米国の意向にかかっているといっても過言ではないが、2010年の干支が「寅」であり、「寅」が意味する「決断力と才知」「実行力」を見せて、未来への決断をしてほしいものだ。

株式市場の「寅年」ジンクスは「大荒れ」だ。12年前の1998年は日本の四大証券の一角の山一證券や北海道拓殖銀行など金融機関の破たんが相次いだ年だし、その12年前の1986年は1985年のプラザ合意により急激な円高が進んだ年でもあった。1974年は第2次オイルショックの翌年であり、狂乱物価となった年でもある。

2010年の日本はどのような年となるであろうか。12月14日に発表された日銀短観では、9月調査に比べ、大企業製造業、大企業非製造業、中小企業製造業で改善を示した。また、2010年3月の先行き見通しでも改善が予想されている。日銀短観とは資本金2000万円以上の資本金を有する約21万社の中から業種別、規模別に約1万社を抽出した標本調査である。この短観の数値だけを見ると、景況感が改善しているように見えるが、内情はデフレ傾向が深刻化しているようだ。生産設備と雇用に過剰感があり、円高により交易条件も悪化している。加えて中小企業(資本金2000万円以上1億円未満)の製造業は停滞、非製造業では悪化をしている。日銀短観が全てではないが、なかなか明るい兆しが見えてこないようだ。

このまま進むと「寅年」ジンクスの株式市場の「大荒れ」は為替市場でも「大荒れ」を起こしそうだ。

12/23本日の戦略-米心理改善からドル高継続と思われる-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は天皇誕生日で日本市場が休場、海外もクリスマス前で閑散です。市場では米出口政策と金利引き上げ時期の前倒しの思惑から、米長期金利が上昇、主要通貨に対してドルが強含みとなっています。現状では新たな材料が見えてこないこともあり、このテーマが継続すると見られます。昨日発表された米7-9月期GDP3次改定値も前期比年率で2.2%成長へと2次の2.8%成長から下方修正されましたが、市場はほとんどこの材料を見ていないことから、すでに先の米景気回復と利上げ期待が先行しているようです。投資家の心理状態を表すといわれるVIX(投資家恐怖心理指数)も20.28(LOW)まで低下してきており、米国の心理状態がかなり楽観的となっているように思えます。短期的にはドル/円は21日移動平均線から3%を超える上に乖離、ユーロ/ドルは21日移動平均線から3%を超える下に乖離となっており、グランビルの法則からは21日移動平均線に向け調整が起こる可能性がでていますが、参加者が限られていることを考えると、本日、明日で一段のドル高へと動く可能性があります。本日の注目は18時30分の英中銀(BOE)の金融政策委員会議事公表、22時30分の米個人所得、個人支出、24時の米ミシガン大消費者信頼感指数(確報)、米新築住宅販売件数となります。よほど内容が悪くない限りはドル買いの支援材料となると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ユーロ/スイスフラン ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/スイスフラン 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 09:01→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.24 ~ 92.52
EURJPY 129.87 ~ 131.66
GBPJPY 145.34 ~ 147.68
AUDJPY 79.59 ~ 81.00
NZDJPY 63.56 ~ 64.81
CADJPY 86.13 ~ 87.62
ZARJPY 11.73 ~ 12.00
NOKJPY 15.46 ~ 15.75
MXNJPY 7.02 ~ 7.17
HKDJPY 11.74 ~ 11.90
SGDJPY 64.81 ~ 65.70
EURUSD 1.4162 ~ 1.4301

■前日のサマリー
昨日は東京時間の仲値にかけてドルが買われ、ドル/円は1ドル=91.48円、ユーロ/円は130.72円まで上昇したものの、ドル/円の91.50円からの本邦輸出企業などのドル売りが厚く上値が押さえられると、ドル/円、ユーロ/円とも小動きとなりました。ロンドン時間では、格付け会社ムーディーズがギリシャの格付けを「A2」から「A1」へ引き下げたものの、フィッチ、S&Pに続く3番目の引き下げであることは、引き下げ発表直後はユーロが売られたものの、影響は限定的で、材料出尽くしとの見方もあり、ユーロ/ドルは1.4330ドルまで上昇しましたが、NY時間に米長期金利が上昇したことや、米の著名なレポートでECBに関し「2010年いっぱい利上げは行わない」との弱気見通しとなったこと、発表された米7-9月期GDP3次改定値が前期比年率で+2.2%と下方修正されたものの、米中古住宅販売件数が市場予想を上回る654万件(予想625万件)、住宅価格指数が前月比+0.6%(予想+0.2%)と住宅市場の回復を受けたことから、1.4250ドルをストップロスを付け1.4218ドルまで下落、ドル/円は91.86円、ユーロ/円は131.06円まで上昇しました。その後は、方向感がなくなり、ユーロ/ドルは1.4270ドルを回復しましたが上値が重く、ドル/円は91.50円で下値が堅くなっています。
クローズはドル/円が91.83円、ユーロ/ドルが1.4245ドル、ユーロ/円は130.83円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10378.03 194.56 1.91%
FTSE100(英) 5328.66 34.67 0.65%
DAX(独) 5945.69 15.16 0.26%
NYダウ(米) 10464.93 50.79 0.49%
S&P500(米) 1118.02 3.97 0.36%
NASDAQ(米) 2252.67 15.01 0.67%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.75 0.08
日本10年債 1.250 0.035
英10年債 3.91 0.04
独10年債 3.26 0.07

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1086.70 -9.30
NY原油(期近) 74.40 0.68

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/23(水)
・ 18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策議事録(12/9-10分)
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業新規受注(前月比/季調済)
・ 22:30 米国 10月個人支出
・ 22:30 米国 10月個人所得
・ 22:30 米国 11月PCEデフレータ(前年比)
・ 22:30 カナダ 10月GDP(前月比)
・ 24:00 米国 12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
・ 24:00 米国 11月新築住宅販売件数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月22日 (火)

12/22本日の戦略-米GDP待ちだが、ドル高継続か-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ユーロ>ポンド>円>NZドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は本邦白川日銀総裁の「実質ゼロ金利粘り強く続け需給バランスを改善する」との発言や欧米の株価が堅調に推移したこと、米長期金利が上昇したことなどを背景に円が11/4以来の91円台へ上昇しました。ユーロ圏の金融機関への不安要因に加え、足許で米長期金利が上昇していることやテクニカル上のポイントを抜けてきていることなどを考えるとドルの上昇が継続する可能性が高いように思います。ただ、一方ではドルの上昇スピードが速いことからのスピード調整も考えられます。クリスマス休暇を前にして、ドル買いのテーマには事欠きませんが、本日発表される米第3四半期GDPの3次改定値で、市場予想の前期比年率+2.8%から上方修正されるようであれば、ドル買いにつながりやすいと思われます。

通貨の強弱のところで触れていますが、ドルがこのところ主要通貨に対して上昇しています。これに反して、豪ドルが主要通貨に対して弱含みとなっています。これまで順調に利上げをしてきた豪ドルですが、米国の出口戦略や利上げ時期の前倒しの可能性が出てきたことや金価格が調整色を強めていることから、豪ドルより米ドルが選好されているのではと思います。このため、豪ドルの弱含みが継続する可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
米ドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
カナダドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
香港ドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
南アランド/円 21日移動平均線を上抜け
ノルウェークローネ/円 21日移動平均線を上抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の下抜け

■変動率からの予想レンジ 10:56→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.58 ~ 91.83
EURJPY 129.16 ~ 130.94
GBPJPY 144.95 ~ 147.33
AUDJPY 79.49 ~ 80.94
NZDJPY 63.56 ~ 64.84
CADJPY 85.09 ~ 86.54
ZARJPY 11.62 ~ 11.90
NOKJPY 15.32 ~ 15.62
MXNJPY 6.94 ~ 7.09
HKDJPY 11.66 ~ 11.82
SGDJPY 64.37 ~ 65.24
EURUSD 1.4189 ~ 1.4329

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯には、仲値にかけてドルが買われた以降は手掛かりに欠け、全般的に小動きとなりました。ロンドンまででドル/円は90.20円~90.60円、ユーロ/円で129.45円~129.80円の狭いレンジに留まり、ユーロ/ドルも1.4320ドル近辺~1.4360ドル近辺となりました。ロンドン時間帯ではユーロ圏に対する信用不安が再燃し、ユーロ/ドルが1.4280ドルまで売られ、ユーロ/円も129.20円まで連れ安となりました。ドル/円は引き続き狭いレンジでの動きとなり、NY市場では、欧米の株価が堅調に推移したことや白川日銀総裁が民放のTV番組で「実質ゼロ金利を粘り強く続け需給のバランス改善を図る」と発言したことから、円売りとなり、米長期金利が上昇していることを背景にドル/円は91.24円、ユーロ/円は130.38円、ユーロ/ドルも1.4373ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が91.18円、ユーロ/ドルが1.4275ドル、ユーロ/円は130.15円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10183.47 41.42 0.41%
FTSE100(英) 5293.99 97.18 1.87%
DAX(独) 5930.53 99.32 1.70%
NYダウ(米) 10414.14 85.25 0.83%
S&P500(米) 1114.05 11.58 1.05%
NASDAQ(米) 2237.66 25.97 1.17%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.67 0.14
日本10年債 1.220 -0.005
英10年債 3.86 0.09
独10年債 3.19 0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1096.00 -15.50
NY原油(期近) 72.47 -0.89

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/22(火)
・ 18:30 英国 第3四半期GDP確定値(前年比)
・ 18:30 英国 第3四半期GDP確定値(前期比)
・ 18:30 英国 第3四半期経常収支(ポンド)
・ 22:30 米国 第3四半期GDP3次改定値(前期比/年率)
・ 00:00 米国 10月住宅価格指数(前月比)
・ 00:00 米国 12月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 11月中古住宅販売件数
12/23(水)
・ 06:45 NZ第3四半期GDP(前年比)
・ 06:45 NZ第3四半期GDP(前期比)

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2009年12月21日 (月)

12/21の本日の戦略-参加者減少ながらドル買い継続か-

おはようございます。いよいよクリスマス週間に入りました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末はイランがイラク南部のファッカ油田を占拠したとの報道(イランは否定)から、有事の「ドル買い」でドルが上昇、ドル/円は今月4日の高値の90.75円を超える90.90円まで一時上昇したほか、ユーロ/ドルも9月4日以来となる1.4262ドルまで下落しています。イラクは油田の占拠については外交的解決を目指すとしているものの、解決が長引くようであれば、ドルが下支えされる可能性があります。また、これまで1.50~1.51スイスフランで支えられていたユーロ/スイスフランが1.4946スイスフランと1.50スイスフランを下に抜けたことで、ユーロの弱含みが継続する可能性があります。更にドル/円はテクニカル分析でモメンタムが「買い」に転換した可能性があり、本邦輸出企業などの実需の売りがそれほどでなければ、91円台を目指していくものと思います。また、ドルが買われる動きが継続することになると、クロス円は上値が重くなることになりそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/米ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
米ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から上へ
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス、一目均衡表(日足)の転換線が基準線をした抜け
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ポンド/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線をした抜け

■変動率からの予想レンジ 07:00→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.81 ~ 91.05
EURJPY 128.65 ~ 130.46
GBPJPY 144.74 ~ 147.18
AUDJPY 79.62 ~ 81.12
NZDJPY 63.59 ~ 64.94
CADJPY 84.02 ~ 85.46
ZARJPY 11.79 ~ 12.07
NOKJPY 15.28 ~ 15.58
MXNJPY 6.95 ~ 7.09
HKDJPY 11.54 ~ 11.70
SGDJPY 63.97 ~ 64.85
EURUSD 1.4255 ~ 1.4396

■前日のサマリー
週末はパキスタンでのクーデターのうわさから、スイスフランが買われ、ユーロ/スイスフランで1ユーロ=1.50スイスフランを割り込むと、まとまったストップロスの売りに、1.4907スイスフランまで下落すると、ドル/円は88.91円、ユーロ/円は127.60円、ユーロ/ドルも1.4304ドルへと下落し、「スイスフラン」と「ドル買い」「円買い」が強まりました。その後、クーデターのうわさが否定されると、本邦勢の買いにドル/円、クロス円は上昇、本邦日銀の金融政策で現状の金融政策が原因一致で決定され、「物価安定の理解を、CPI 前年比で2%以下のプラス領域にあり、委員の大勢は1%中心に考えている」に変更され「物価安定の理解、委員会として0%以下のマイナス値は許容していない」などと将来の量的緩和の可能性が高まったことで円が売られ、ロンドン時間にはドル/円は90円台前半、ユーロ/円は129円台前半へと上昇、ユーロ/ドルは1.44ドル近辺へと上昇しました。NY時間では、イラン兵がイラク油田へ木曜日に侵攻したとのニュースを受け、ユーロが1.43ドル台前半まで下落、米長期金利の上昇とロンドン・フィキシングにかけてドルが買われ、ドル/円は90.91円、ユーロ/ドルは1.4262ドルまで下落とドルが全面高となりました。しかし、ポジション調整の動きが主導であり、ドル買いが一巡すると、ドル/円は90円台ミドル、ユーロ/ドルは1.43ドル台ミドル近辺でクローズしました。
クローズはドル/円が90.42円、ユーロ/ドルが1.4344ドル、ユーロ/円は129.70円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10142.05 -21.75 -0.21%
FTSE100(英) 5196.81 -20.80 -0.40%
DAX(独) 5831.21 -13.23 -0.23%
NYダウ(米) 10328.89 20.63 0.20%
S&P500(米) 1102.47 6.39 0.58%
NASDAQ(米) 2211.69 31.64 1.45%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.54 0.06
日本10年債 1.235 -0.010
英10年債 3.78 -0.07
独10年債 3.14 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1111.50 4.10
NY原油(期近) 73.36 0.71

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/21(月) 
・ 08:50 日本  11月通関ベース貿易収支
・ 22:30 米国 11月シカゴ連銀全米活動指数
・ 22:30 カナダ 10月小売売上高(前月比)
・ 22:30 カナダ 10月小売売上高(除自動車/前月比)

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2009年12月20日 (日)

12/21の週の見通し

こんにちは。冬と言えば「炬燵とみかん」。食べ終わったみかんの皮を干して入浴剤を作っています。

11日に発表された15日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショートが約8.5万コントラクトの大幅減少、円ロング(買い)は2週連続で約2万コントラクトずつ減少となりました。ユーロはショートがさらに増加、カナダはロングが減少、NZはロングが増加しています。

先週はドルが主要通貨に対してドルが買われました。12月に入りユーロに調整色が高まったことや米FOMCでは政策金利に変更が見られなかったものの、経済の回復や労働市場が改善している傾向にあること、金融市場の不安感が後退したことが声明に盛り込まれていたことで、米の出口政策が前倒しになる可能性があり、米長期金利も上昇したことなどがドル買いの要因となりました。一方、豪ドルは、発表された第3四半期GDPが前期比で0.2%の成長にとどまり、来年2月の金融政策での利上げの可能性が後退したことで、失望から主要通貨に対しては大幅な下落となりました。

いよいよクリスマスの週となりました。米国では第3四半期GDPの3次改定値、中古住宅販売件数(23日)、新築住宅販売件数、耐久財受注(24日)の発表が予定されており、市場参加者が限られるものの、24日までは米経済指標が好調な場合にはドルが買われやすくなる可能性があります。ユーロはユーロ/スイスフランが重要な節目となる1.50スイスフランを下に抜けたものの、スイス国立銀行(SNB)の報道官が「スイスフランの変動についてコメントしない」と発言したと一部通信社が報道しており、ユーロ/ドルも1.45ドルの次の節目とみられている1.43ドルを一時割り込んだことから、ユーロ売りが進む可能性があります。

投機筋のポジションを見ても、ユーロのショート(売り)ポジションが増加していることで、売られすぎと見ることもできますが、これまで積みあがった買いポジションの調整が継続する可能性があります。ドルは先週木曜日にはマクロ系ファンドなど中長期勢のドル買いが見られ、週末には短期スペックのドル買いが追随したこともあり、短期勢はクリスマス前にポジションをクローズする可能性があることから、一方方向に動く可能性は低いのではないかと思います。

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは84,699コントラクトのショート減少の136,563コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は26,810コントラクトのロング減少の8,372コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは15,937コントラクトのロング減少の16,448コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは3,834コントラクトのロング減少の25,625コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは1,657コントラクトのロング増加の9,452コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(21日更新)

■イベント予定
12/21(月) 
・ 08:50 日本  11月通関ベース貿易収支 
・ 22:30 米国 11月シカゴ連銀全米活動指数
・ 22:30 カナダ 10月小売売上高(前月比)
・ 22:30 カナダ 10月小売売上高(除自動車/前月比)
12/22(火)
・ 06:45 NZ第3四半期経常収支
・ 06:45 NZ第3四半期経常収支(対GDP比)
・ 18:30 英国 第3四半期GDP確定値(前年比)
・ 18:30 英国 第3四半期GDP確定値(前期比)
・ 18:30 英国 第3四半期経常収支(ポンド)
・ 22:30 米国 第3四半期GDP3次改定値(前期比/年率)
・ 00:00 米国 10月住宅価格指数(前月比)
・ 00:00 米国 12月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 11月中古住宅販売件数
12/23(水)
・ 06:45 NZ第3四半期GDP(前年比)
・ 06:45 NZ第3四半期GDP(前期比)
・ 18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策議事録(12/9-10分)
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業新規受注(前月比/季調済)
・ 22:30 米国 10月個人支出
・ 22:30 米国 10月個人所得
・ 22:30 米国 11月PCEデフレータ(前年比)
・ 22:30 カナダ 10月GDP(前月比)
・ 00:00 米国 12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
・ 00:00 米国 11月新築住宅販売件数
12/24(木)
・ 22:30 米国 11月耐久財受注
・ 22:30 米国 11月耐久財受注(除輸送用機器)
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
12/25(金)
・ 08:30 日本 11月有効求人倍率
・ 08:30 日本 11月失業率
・ 08:30 日本 12月東京消費者物価指数(前年比)
・ 08:30 日本 11月全国消費者物価指数(前年比)
・ 14:00 日本 11月住宅着工戸数(年率)

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年12月19日 (土)

ドルが買われた週

こんばんは。空気は冷たかったですが、外を歩くのは気持ちよかったです。定例の図書館通いと、自家用車のバッテリーの交換を行いました。

ドバイ・ショック以降、ユーロの調整色が強まり、今週木曜日(17日)の東京時間に1ユーロ=1.45ドルを割り込むと、ストップロスなどを巻き込んで、昨日(18日)は1.43ドルを割り込み、一時1.4262ドルまで下落ました。米FOMCの声明では、「経済活動は引き続き上向きで、労働市場の悪化は和らいだ」「金融市場の状況は経済成長をより下支えするようになった」と労働市場の改善と、金融の正常化しつつあることに振れたが「、FF金利を長期間(for an extended period)異例に低水準とすることが正当化される可能性が高いと引き続き予想する」などの文言に変更はありませんでした。ただ、米国の長期金利が上昇していることもあり、ドルが主要通貨に対して上昇、第3四半期のGDPが市場予想から下振れし、2月の金融政策での利上げの可能性が後退した豪ドルが大幅な下落となりました。円は金曜日の日銀金融政策決定会合で、物価安定にむけ、「前年比で2%以下のプラスの領域にあり、委員の大勢は1%程度を中心と考えている」と消費者物価指数がマイナスになることを許容していないことが示され、本邦の量的緩和が2010年にも実施される公算が高まったことで、短期勢もドル買いで参入したとみられ、本邦実需のドル売りが厚かったものの、ドル/円は18日に90.90円まで上昇しています。

【週間騰落率(JPY)】
Weekly Ratio JPY

【週間騰落率(USD)】
Weekly Ratio JPY

2009年12月18日 (金)

12/18のロンドン・NYの戦略-スイス中銀の動きに警戒-

こんにちは。関東地方では昨日に続き、朝も地震がありました。ちょっと不気味です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>円>ポンド>ユーロ>NZドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は朝方にユーロ/スイスフランが1ユーロ=1.50スイスフランを割り込んで下落、一時1.4907スイスフランまで下落しました。ドル/スイスフランも下落、これに連れ、ドル/円も一時88.91円まで下落しました。しかし、円買いの流れも続かず、ドル/円は89円台後半へと戻しています。また、ドルが弱含みとなっていることから、ドルの上値も重く、クロス円が全般的に戻り基調となっています。さすがにクリスマス休暇前の週末ということもあり、荒っぽい値動きとなっています。ユーロ/ドルは昨日に1.43ドル割れを試して失敗していることもあり、1.44ドル台前半まで戻しましたが、戻りも鈍いようで、ロンドン時間からNY時間にかけて再び1.43ドル割れを試す可能性があります。しかし、その一方では冒頭に書きましたとおり、ユーロ/スイスフランで1.50スイスフランを割れてきていることから、スイス国立銀行(SNB)の介入の可能性もあり、欧州時間が近づくとユーロが買われやすくなる可能性があります。また、本日は独IFO景気動向指数の発表が予定されていることから、景況感の悪化が見られると素直にユーロ売りにつながる可能性があります。海外の市場はクリスマス休暇モードであり、値動きが荒くなる可能性があります。ドル/円だけを見ると、本邦勢の実需(輸出企業など)の売りが厚いと思われることで、90円台が重く感じています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線、雲を下抜け
ユーロ/ポンド ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ノルウェークローネ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線をした抜け
豪ドル/米ドル 90日移動平均線をした抜け
NZドル/米ドル 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲をした抜け

■変動率からの予想レンジ 10:00→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.39 ~ 90.55
EURJPY 127.98 ~ 129.73
GBPJPY 143.98 ~ 146.31
AUDJPY 78.90 ~ 80.31
NZDJPY 63.13 ~ 64.43
CADJPY 83.24 ~ 84.60
ZARJPY 11.75 ~ 12.03
NOKJPY 15.14 ~ 15.43
MXNJPY 6.88 ~ 7.02
HKDJPY 11.50 ~ 11.65
SGDJPY 63.65 ~ 64.47
EURUSD 1.4249 ~ 1.4389

■前日のサマリー
昨日は朝方からユーロに対する懸念があり、1.45にあったユーロ/ドルのオプションの防戦買いが破られると、ストップロスを巻き込み、ユーロ/ドルは1.4369ドルまで下落、これに連れ、ユーロ/円は130.66円から129.59円まで下落しました。一方、ドル/円は89.84円から90.27円まで上昇しました。ロンドン時間に入ると、株価が軟調に推移したことなどでリスク回避の「円買い」などから、ドル/円は89.56円まで下落しましたが、対ユーロでのドル買いが続き、ドル/円はじりじりと上昇、NY時間には発表された米景気先行指数が0.9%、フィラデルフィア連銀指数も20.4といずれも市場予想より良かったことから、ドルが買われ、ドル/円は90.38円まで上昇しました。ユーロ/ドルは1.4302ドルまで下落。ポンドは発表された英11月の小売売上高(前月比)が市場予想を下回る0.3%となったことから、ポンドが売られ、ポンド/円は朝方の146円台後半から144.67円、ポンド/ドルは1.63ドル台前半から1.6078ドルまで大幅な下落となりました。
クローズはドル/円が89.98円、ユーロ/ドルが1.4336ドル、ユーロ/円は138.99円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10163.80 -13.61 -0.13%
FTSE100(英) 5217.61 -102.65 -1.93%
DAX(独) 5844.44 -58.99 -1.00%
NYダウ(米) 10308.26 -132.86 -1.27%
S&P500(米) 1096.08 -13.10 -1.18%
NASDAQ(米) 2180.05 -26.86 -1.22%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.48 -0.12
日本10年債 1.250 -0.005
英10年債 3.85 -0.04
独10年債 3.14 -0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1107.40 -28.80
NY原油(期近) 72.65 -0.01

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/18(金) 
・ 未定 日銀金融政策決定会合
・ 16:00 ドイツ 11月生産者物価指数
・ 18:00 ユーロ圏 10月経常収支
・ 18:00 ドイツ 12月IFO景気動向指数
・ 18:30 英国 11月マネーサプライM4速報
・ 19:00 ユーロ圏 10月貿易収支
・ 22:30 カナダ 10月卸売売上高

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2009年12月17日 (木)

12/17のロンドン・NYの戦略-ユーロ売りの流れが継続しそう-

こんばんは。連日のばたばたで、なんとかひと段落付けたいと思っています。ユーロの1.45ドルが割れたことで、ドルが買われやすくなっていると思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>ドル>ユーロ>NZドル>円>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米FOMCで金融政策の変更はなかったものの、「特別の流動性供給措置の大半が2010年2月1日をもって終了することを想定している」との声明が出され、市場では長期金利が上昇し、ドルが上昇しました。本日はユーロ/ドルで昨日防戦された1.45ドルを割り込むと、ストップロスを巻き込み1.4386ドルまで一時下落しました。これによりドル買いとなり、ドル/円は90.26円まで上昇しましたが、90円台では本邦勢などの売り圧力が強く、上値が重たい状態が続いています。本日この後は、ユーロ売りの流れが強く出ていることで、ドルが買われやすいとみられます。ただ、主要な経済指標の発表が予定されていないこともあり、22時30分の米新規失業保険申請件数に注目が集まるのではないかと予想しています。雇用の改善が示される(分岐点の40万人に近付く)ようであれば、ドルがさらに買われやすくなると思われます。また、米景気先行指数やフィラデルフィア連銀指数がよければドル買いにつながりやすいと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/円 21日移動平均線を下抜け
ノルウェークローネ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ユーロ/スイスフラン 21日移動平均線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:13→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.20 ~ 90.36
EURJPY 129.47 ~ 131.20
GBPJPY 145.31 ~ 147.60
AUDJPY 80.00 ~ 81.42
NZDJPY 63.93 ~ 65.22
CADJPY 83.84 ~ 85.21
ZARJPY 11.89 ~ 12.18
NOKJPY 15.39 ~ 15.68
MXNJPY 6.95 ~ 7.09
HKDJPY 11.48 ~ 11.63
SGDJPY 63.80 ~ 64.62
EURUSD 1.4444 ~ 1.4584

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10177.41 93.93 0.93%
FTSE100(英) 5320.26 34.49 0.65%
DAX(独) 5903.43 92.09 1.58%
NYダウ(米) 10441.12 -10.88 -0.10%
S&P500(米) 1109.18 1.25 0.11%
NASDAQ(米) 2206.91 5.86 0.27%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.60 0.01
日本10年債 1.255 -0.025
英10年債 3.88 -0.01
独10年債 3.20 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1138.80 15.80
NY原油(期近) 72.83 2.14

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/17(木) 
・ 18:30 英国 11月小売売上高指数
・ 18:30 南アフリカ 11月生産者物価指数
・ 19:00 ユーロ圏 10月建設支出
・ 21:00 カナダ 11月消費者物価指数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 10月国際証券取扱高
・ 23:30 米国 米上院銀行委員会(バーナンキFRB議長再任の採決)
・ 24:00 米国 11月景気先行指数
・ 24:00 米国 12月フィラデルフィア連銀景況指数
・ 03:00 米国 フィッシャー・米ダラス連銀総裁講演

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2009年12月16日 (水)

12/16の本日の戦略-米FOMC後は失望?-

おはようございます。いよいよ注目の米FOMCです。足許の経済指標で金融政策の変更があるのでしょうか。注目です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ポンド>ユーロ>NZドル>円>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は本年最後となるビッグ・イベントFOMC(明日4時15分発表)です。英FTには、政策変更が1年ぶりとなるディスカウントレート(公定歩合)の0.5%からの引き上げの可能性があることが書かれています。米リーマン・ショックが起こる前は、ディスカウントレートとフェデラルファンドレートの差が1%ありましたが、現在は0.25%~0.5%の差となっています。米雇用や小売が好調だったことや住宅市場が底入れの可能性を示していることに加え、昨日の生産者物価指数が大幅な上昇を示したことも、市場は何らかの政策変更を織り込みたがっているようです。本日のFOMCを前にして、バーナンキ米FRB議長が「バブルの対応には金利よりも規制が優れている可能性」「長期的なインフレ期待は安定しているようだ」と発言(バニング議員が議長の回答を公表)していることから、最近数か月の経済指標の数値を持って、「長期にわたって(for an extended period)」の文言が変更される可能性が低いと思っています。このため、市場が金利上昇を先取りしすぎているように感じられ、FOMCの声明後は期待値がしぼんでいく可能性があるのではないかと思っています。ただ、ユーロ圏でもギリシアの不安がくすぶっていることで、ドルの下落による大幅なユーロ高の可能性は低いと思われ、円にしわ寄せがくるかもしれません。となると、クロス円の下落が大きくなる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ポンド/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
南アランド/円 90日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 11:21→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.00 ~ 90.18
EURJPY 129.29 ~ 131.04
GBPJPY 144.47 ~ 146.73
AUDJPY 80.36 ~ 81.77
NZDJPY 63.93 ~ 65.22
CADJPY 83.70 ~ 85.08
ZARJPY 11.87 ~ 12.15
NOKJPY 15.21 ~ 15.48
MXNJPY 6.95 ~ 7.09
HKDJPY 11.45 ~ 11.60
SGDJPY 63.75 ~ 64.58
EURUSD 1.4451 ~ 1.4593

■前日のサマリー
昨日は5・10日での仲値不足観測から、ドル買いがやや先行しましたが、ドル/円は1ドル=88.60円~99.80円近辺、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4640ドル~1.4660ドル近辺、ユーロ/円は129.80円~130.10円近辺の狭いレンジの動きに終始しました。欧州時間に入ると、発表された独ZEW景況感調査は50.4と市場予想を上回ったものの、ギリシャに対する不安感が継続し、ユーロ売り、ドル買いの流れとなり、ユーロ/ドルは1.4650ドル近辺から1.4524ドルまで下落、ユーロ/円も130.35円近辺から129.54円へと下落しています。一方のドル/円は89円近辺から89.20円近辺へと上昇。NY時間に入ってもドルを買う動きが継続し、22時30分に米生産者物価指数が発表され、前月比で1.8%と市場予想の0.8%を大きく上回ったことや米鉱工業生産も前月比が0.8%とこちらも強い数字となったことなどで米長期金利が上昇、市場では英フィナンシャル・タイムズにディスカウントレート(公定歩合)を引き上げる可能性が書かれていたことなどを材料にドルを買う動きとなり、ドル/円は
クローズはドル/円が89.61円、ユーロ/ドルが1.4537ドル、ユーロ/円は130.26円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10083.48 -22.20 -0.22%
FTSE100(英) 5285.77 -29.57 -0.56%
DAX(独) 5811.34 9.08 0.16%
NYダウ(米) 10452.00 -49.05 -0.47%
S&P500(米) 1107.93 -6.18 -0.55%
NASDAQ(米) 2201.05 -11.05 -0.50%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.59 0.04
日本10年債 1.290 -0.010
英10年債 3.89 0.06
独10年債 3.24 0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1124.40 0.60
NY原油(期近) 70.82 1.31

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/16(水) 
・ 南アフリカ市場休場(和解の日)
・ 09:30 オーストラリア 第3四半期GDP (四半期比)
・ 17:39 英国 マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員講演
・ 18:30 英国 11月失業保険申請件数
・ 18:30 英国 11月失業率(社会保障受給)
・ 19:00 ユーロ圏 11月消費者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 11月建設許可件数
・ 22:30 米国 11月住宅着工件数
・ 22:30 米国 11月消費者物価指数(前月比)
・ 01:45 カナダ カーニー・カナダ中銀総裁講演

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2009年12月15日 (火)

12/15のロンドン・NY戦略-ZEWよりはNY連銀指数-

こんにちは。外出などでコメントが遅くなりました。さすがに1月中旬くらいの気温ということで外は寒かったです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>豪ドル>NZドル>ポンド>ユーロ>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日これまでは、朝方に5・10日からでの本邦輸出企業のドル買いで上昇し、ロンドン時間にかけて、本邦機関投資家などの円売りがみられ、ドル/円、クロス円が上昇しています。昨日のドバイのナキールのイスラム債償還から、市場のリスク許容度が回復傾向を見せていることや、実需に絡む本邦の円売りなどもドル/円やクロス円を下支えているようです。本日はこの後、独ZEW景況感調査や米NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産などが予定されていることから、これらの指標の中でもNY連銀製造業景気指数の改善がみられるようであれば、素直にドル買いに反応するのではないかと思われます。ただ、米FOMC1日目でもあることから、積極的なポジションをとることが手控えられると思われ、どの通貨も一方方向に大きく動く可能性は低いと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
NZドル/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
南アランド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 16:39→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 87.98 ~ 89.12
EURJPY 128.86 ~ 130.62
GBPJPY 143.26 ~ 145.48
AUDJPY 80.39 ~ 81.80
NZDJPY 63.76 ~ 65.05
CADJPY 82.93 ~ 84.29
ZARJPY 11.79 ~ 12.07
NOKJPY 15.16 ~ 15.43
MXNJPY 6.85 ~ 6.99
HKDJPY 11.32 ~ 11.47
SGDJPY 63.24 ~ 64.05
EURUSD 1.4575 ~ 1.4716

■前日のサマリー
昨日は東京朝方に発表された本邦の日銀短観は市場予想より改善が示されたものの、日経平均株価ガなどが重しとなり、リスク回避の「円買い」と「ドル買い」の動きから、ドル/円は1ドル=89.30円近辺から欧州時間にかけて88.36円へと下落、ユーロ/円も1ユーロ=130.60円近辺から129.19円まで下落しました。ユーロ/ドルは朝g田野1.46ドル近辺から1.4650ドル近辺へ上昇し1.4607ドルへと下落しました。その後、ドバイのナキールが41億ドルの債務を全額返済、アブだ部政府がドバイ・ワールドへ100億ドルの資金を拠出することを発表したことから、リスク回避目的で「ドル」と「円」を買っていた向きがこれらを売ったことから、ドル/円は89.00円、ユーロ/円は130.54円、ユーロ/ドルは1.4684ドルへと上昇しました。ロンドン時間帯には欧州株価が上昇したものの、リスク回避の巻き戻しの動きは続かず、再び「円買い」と「ドル買い」の動きとなりました。このため、ロンドン時間ではドル/円が88.32円、ユーロ/円は129.36円、ユーロ/ドルは1.4617ドルまで下落しました。NY時間では、米シティ・グループがTARP資金返済を合意したことなどを好感し、NYダウが上昇したことなどから、リスク回避を巻き戻す動きとなり、ドル/円は88.76円まで、ユーロ/円は129.98円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4666ドルへと上昇しました。
クローズはドル/円が88.65円、ユーロ/ドルが1.4657ドル、ユーロ/円は129.93円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10105.68 -2.19 -0.02%
FTSE100(英) 5315.34 53.77 1.02%
DAX(独) 5802.26 45.97 0.80%
NYダウ(米) 10501.05 29.55 0.28%
S&P500(米) 1114.11 7.70 0.70%
NASDAQ(米) 2212.10 21.79 0.99%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.55 0.00
日本10年債 1.300 0.020
英10年債 3.83 -0.03
独10年債 3.18 -0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1128.00 8.10
NY原油(期近) 69.55 -0.32

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/15(火) 
・ 09:30 オーストラリア  第3四半期新規住宅 
・ 09:30 オーストラリア 豪準備銀行(RBA)議事録公表(12/1分)
・ 16:45 フランス 11月消費者物価指数(前月比)
・ 17:15 スイス 第3四半期鉱工業生産 (前期比)
・ 18:00 ノルウェー 12月貿易収支
・ 18:30 英国 11月消費者物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 11月小売物価指数(前月比)
・ 18:30 南アフリカ 11月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月ZEW景況感調査
・ 19:00 ドイツ 12月ZEW景況感調査
・ 22:30 米国 11月生産者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
・ 22:30 カナダ 11月景気先行指数(前月比)
・ 23:00 米国 10月対米証券投資
・ 23:15 米国 11月設備稼働率
・ 23:15 米国 11月鉱工業生産

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月14日 (月)

12/14日の戦略-米FOMCを前にドル買い優勢か-

おはようございます。年末を前に珍しくいろいろと家のことをしていると、ウォーキングの時間も無くなってしまいます。この休みはほとんど歩けませんでした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は4日の米雇用統計に続き、米国の小売売上高が強い内容となったことから、15-16日に開催される米FOMCで「長期にわたって(for an extended period)」の文言が変更になる可能性があることで、ドルが主要な通貨に対して買われました。本日はこのあと8時50分に日銀の短観が発表が予定されています。若干の景況感が悪化が予想され、やや円売りが出やすいと思いますが、シカゴの通貨ポジションからは円の買いポジションの解消も進んでいることや本邦輸出企業からのドル売りも出やすいと思われることから、12/4の雇用統計時につけた高値の90.75円が上値がめどとなりそうです。一方、ユーロ/ドルはこれまで長期のサポートとなっていた90日移動平均線を下に抜けていることや一目均衡表(日足)の遅行線が日々線を下に抜けたことなどから、実勢レートが雲の下に抜けると、下げが継続する可能性が出てきています。ドルの上昇が継続するようであれば、豪ドルやポンドなどが対ドルでは売られやすくなるため、豪ドル/円、ポンド/円などの上値が重くなる可能性があります。実質、今週が年内最後の週となることが考えられ、大口の注文などで相場が動きやすくなると思われることから、こうした動きに振り回されないよううに注意したいものです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/米ドル 90日移動平均線をした抜け
米ドル/円 21日移動平均線を上抜け
ポンド/米ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
豪ドル/円 21日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 7:30→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.58 ~ 89.72
EURJPY 129.42 ~ 131.16
GBPJPY 143.79 ~ 146.01
AUDJPY 80.52 ~ 81.91
NZDJPY 63.92 ~ 65.22
CADJPY 83.30 ~ 84.65
ZARJPY 11.67 ~ 11.94
NOKJPY 15.28 ~ 15.55
MXNJPY 6.81 ~ 6.94
HKDJPY 11.40 ~ 11.55
SGDJPY 63.63 ~ 64.44
EURUSD 1.4536 ~ 1.4682

■前日のサマリー
週末の東京時間帯は中国国家統計局から発表された中国の主要経済指標の小売売上高(前年比)が15.8%増、鉱工業生産(前年比)が19.2%増と好調だったことから、リスク選好の動きとなり、ドル/円は1ドル=88.95円、ユーロ/円は1ユーロ=131.05円まで上昇しました。ロンドン時間では、サルコジ・フランス大統領が「ギリシャは経済で重要な難題に直面している」と発言、コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁が「ユーロ圏経済は安定しているが、依然大きな不透明性がある」と発言したものの、ドバイの株式市場が上昇したことやユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相が「ギリシャは財政上必要な政策決定は行う見通し」と発言したことなどを手がかりに、ユーロが買われ、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4730ドルから1.4770ドル近辺まで上昇しました。NY時間では、発表された米11月の小売売上高(前月比)が市場予想を上回る+1.3%、除く自動車も1.2%となったことやミシガン大消費者信頼感指数速報値が73.4と改善を示したことから、ドルが買われドル/円は88.90円近辺から90.55円、ユーロ/円は131円近辺から131.50円まで上昇しましたが、ユーロ/ドルは1.4750ドル近辺からストップロスを巻き込んで1.4584ドルまで大幅に下落しました。その後は、NY株式が上昇したことなどやユーロ/ドルの下値は中銀系が買っているとのうわさもあり、ドルがやや押し戻されてクローズしました。
クローズはドル/円が89.18円、ユーロ/ドルが1.4622ドル、ユーロ/円は130.41円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10107.87 245.05 2.48%
FTSE100(英) 5261.57 17.20 0.33%
DAX(独) 5756.29 47.27 0.83%
NYダウ(米) 10471.50 65.67 0.63%
S&P500(米) 1106.41 4.06 0.37%
NASDAQ(米) 2190.31 -0.55 -0.03%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.55 0.05
日本10年債 1.285 0.045
英10年債 3.86 0.05
独10年債 3.21 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1119.90 -6.30
NY原油(期近) 69.87 -0.67

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/14(月) 
・ 08:50 日本  日銀短観 大企業製造業先行き
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業製造業業況判断
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業非製造業先行き
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業非製造業業況判断
・ 09:01 英国 12月ライトムーブ住宅価格
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業生産
・ 22:30 カナダ 第3四半期設備稼働率

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2009年12月13日 (日)

12/14の週の見通し

おはようございます。昨日は年末の掃除を兼ねて風呂だけそうじしました。

11日に発表された8日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショートが約6万コントラクト減少し、円ロング(買い)は約2万コントラクトの減少となりました。ユーロはロングからショートへ転換、カナダ、NZも小幅ですがロングが減少しています。

先週はドバイの株価が週初から下落したことにより、ドバイに多額のエクスポージャー(リスク資産)を抱える英国やギリシャやスペインが格下げされたユーロが中心に売られ、ドルや円が買われる展開となりました。また、週末には米国の11月小売売上高が前月比で+1.3%と小売りが好調なことが示され、米の景気回復が予想以上に早いことが示されたようです。これらを受けて週末はドルが買われました。週間の通貨の強弱をみると、リスク回避の動きから「円」がいちばん強く、NZ準備銀行(RBNZ)が出口戦略を示唆した「NZドル」が二番目に上昇、「ドル」が三番目となっています。12月も中旬となってきたことで、クリスマスを前にして、経済指標の発表が多いことと、市場の参加者も来週(21の週)は少なくなると思われることで、この週がメインとなると思われますが、まだ方向性については不透明な状態が続いていると思います。

こうした中で注目されるのが、15-16日に開催される米国の公開市場委員会(FOMC)です。12/4に発表された米国の雇用統計で、失業率が10.0%、非農業部門雇用者数が1.1万人の減少と大幅な改善を示していることや、FRBが注目しているとされる米週間新規失業保険申請件数も50万人を下回る週が続いており、4週平均でも473,750人と1年前の530,500人から改善傾向が見られます。また、小売売上高(前月比)も10月が+1.4%、11月が+1.3%と個人消費の底堅さがみられていることから、今回のFOMCの声明で、「長期にわたって(for an extended period)」の文言が変更もしくは削除になるのであれば、米金利の上昇からドルが買われやすくなると思われます。

その他の重要な予定は、欧州では15日の独ZEW景況感調査、18日の独IFO景気動向指数、ユーロ圏貿易収支となり、これらの指標結果が悪ければユーロ売りが継続する可能性があります。また、米国では、15日のNY連銀製造業景気指数、対米証券投資、16日の住宅着工件数、消費者物価指数、FOMC、17日の新規失業保険申請件数、景気先行指数となります。その他の国は15日の豪中銀(RBA)の議事録、英消費者物価指数、16日の英失業率、失業保険申請件数増減、17日の英小売売上高があり、豪は雇用統計などの内容が強かったことで、2月の利上げ期待が高まるようであれば、堅調な推移となる可能性がありますが、米国の利上げが前倒しつながる期待感が高まると対ドルでは下落となると思います。

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは59,593コントラクトのショート減少の221,262コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は21,725コントラクトのロング減少の35,182コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは22,662コントラクトのロング減少の511コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは1,350コントラクトのロング減少の29,459コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは301コントラクトのロング減少の7,795コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(14日更新)

■イベント予定
12/14(月) 
・ 08:50 日本  日銀短観 大企業製造業先行き 
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業製造業業況判断
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業非製造業先行き
・ 08:50 日本 日銀短観 大企業非製造業業況判断
・ 09:01 英国 12月ライトムーブ住宅価格(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業生産(前月比/季調済)
・ 22:30 カナダ 第3四半期設備稼働率
12/15(火)
・ 09:30 豪 第3四半期新規住宅
・ 09:30 豪 豪準備銀行(RBA)議事録公表(12/1分)
・ 18:30 英国 11月消費者物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 11月小売物価指数(前月比)
・ 18:30 南アフリカ 11月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月ZEW景況感調査
・ 19:00 ドイツ 12月ZEW景況感調査
・ 22:30 米国 11月生産者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 12月NY連銀製造業景気指数
・ 22:30 カナダ 11月景気先行指数(前月比)
・ 23:00 米国 10月対米証券投資
・ 23:15 米国 11月設備稼働率
・ 23:15 米国 11月鉱工業生産
・ 03:00 米国 12月NAHB住宅市場指数
12/16(水)
・ 00:00 南アフリカ 和解の日
・ 08:50 日本 10月第三次産業活動指数(前月比)
・ 09:30 豪 第3四半期GDP (四半期比)
・ 18:30 英国 11月失業保険申請件数
・ 18:30 英国 11月失業率(社会保障受給)
・ 19:00 ユーロ圏 11月消費者物価指数(前月比)
・ 22:00 ノルウェー ノルウェー中銀政策金利発表
・ 22:30 米国 11月建設許可件数
・ 22:30 米国 11月住宅着工件数
・ 22:30 米国 11月消費者物価指数(前月比)
・ 04:15 米国 FOMC政策金利発表
12/17(木)
・ 18:30 英国 11月小売売上高指数(前月比)
・ 18:30 南アフリカ 11月生産者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 10月建設支出(前月比)
・ 21:00 カナダ 11月消費者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 10月国際証券取扱高
・ 24:00 米国 11月景気先行指数
・ 24:00 米国 12月フィラデルフィア連銀景況指数
12/18(金)
・ 16:00 ドイツ 11月生産者物価指数(前月比)
・ 18:00 ユーロ圏 10月経常収支(季調済)
・ 18:00 ドイツ 12月IFO景気動向指数
・ 18:30 英国 11月マネーサプライM4・速報(前年比)
・ 19:00 ユーロ圏 10月貿易収支(季調済)
・ 22:30 カナダ 10月卸売売上高(前月比)

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2009年12月11日 (金)

12/11日の戦略-米小売に注目だが-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は今週に入り初めてドバイの株価が上昇に転じています。このため、リスク回避の動きが巻き戻される形となりました。今週に入って円買いが継続していたこともあり、この円買いの一服も出ていると思います。また、NZ準備銀行(RBNZ)の出口政策への声明や豪の雇用統計が良かったことなどからオセアニア通貨全般に買いが入ったようです。本日は22時30分に米11月の小売売上高の発表があります。11月の小売売上高には感謝祭からのクリスマス商戦の一部が反映されます。感謝祭からの寄与度はそれほど大きくないと思いますが、市場の予想の平均値が0.6%となり、前回値の1.4%から低下が予想されていますが除く自動車では0.4%と前回値の0.2%寄りは良い数値が予想されています。変動の大きい自動車を除いた小売が良い場合はドルが上昇する可能性が高まると思っています。ただ、その後の24時にミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表されることから、消費者心理が悪化していると、こちらはドル売りで反応すると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
豪ドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、転換線が基準線を上抜け
NZドル/円 21移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
カナダドル/円 21移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の基準線が基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 10:21→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 87.58 ~ 88.67
EURJPY 128.91 ~ 130.64
GBPJPY 142.27 ~ 144.48
AUDJPY 80.02 ~ 81.39
NZDJPY 63.55 ~ 64.82
CADJPY 83.10 ~ 84.43
ZARJPY 11.53 ~ 11.79
NOKJPY 15.21 ~ 15.48
MXNJPY 6.72 ~ 6.85
HKDJPY 11.28 ~ 11.42
SGDJPY 63.02 ~ 63.80
EURUSD 1.4650 ~ 1.4792

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は5・10日にあたることから、仲値にかけてのドル買いで、ドル/円は1ドル=88.10円近辺から88.39円まで上昇、これに連れる形でユーロ/円は1ユーロ=129.70円近辺から130.36円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4740ドル近辺から1.4760ドルへと上昇しました。しかし、午後から日経平均株価が下落すると、円を買い戻す動きが強まり、ロンドン時間早朝にドル/円は87.73円、ユーロ/円は129.05円、ユーロ/ドルは1.4699ドルまで下落しました。ロンドン時間ではドバイの株式市場が上昇に転じたこともあり、リスク回避の動きの巻き戻しから円売りが優勢となり、88.45円、ユーロ/円で130.34円まで戻りました。NY市場では発表された米新規失業保険申請件数が47.4万件となり、市場予想の47万人から小幅に悪く、英銀系からのドル売りが持ち込まれたことで、ドル/円は一時87.90円、ユーロ/円は129.64円へと下落、ユーロ/ドルは1.4761ドルへと上昇しました。その後、注目されていた米30年債の入札では、応札倍率が2.45倍、最高利回りが4.52%となったことから、入札が不調とみられドルが売られたことから、ドル/円は88.11円まで下落しました。また、発表された米第34半期の経常収支が市場予想より少ない1203億ドルとなると、ドルを買う動きが見られ、ユーロ/ドルは1.4693ドル、ユーロ/円は129.62円へと下落しましたが、NYダウが上げ幅を広げたことなどで小幅戻しています。
クローズはドル/円が88.21円、ユーロ/ドルが1.4730ドル、ユーロ/円は129.93円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9862.82 -141.90 -1.42%
FTSE100(英) 5244.37 40.48 0.78%
DAX(独) 5709.02 61.18 1.08%
NYダウ(米) 10405.83 68.78 0.67%
S&P500(米) 1102.35 6.40 0.58%
NASDAQ(米) 2190.86 7.13 0.33%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.50 0.06
日本10年債 1.245 0.010
英10年債 3.80 0.14
独10年債 3.17 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1126.20 5.30
NY原油(期近) 70.54 -0.13

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/11(金)
・ 18:30 英国 11月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 11月生産者出荷価格(前月比)
・ 22:30 米国 11月輸入物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 11月小売売上高
・ 22:30 カナダ 10月新築住宅価格指数(前月比)
・ 24:00 米国 10月企業在庫
24:00 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月10日 (木)

12/10日の戦略-短期的に戻りがあるか-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>豪ドル>ユーロ>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
このところ欧州(ロンドン)時間帯に中東のドバイに対する不安感からリスク回避の動きが強まる傾向があります。また、格付け会社がギリシャやスペインの格付け見通しを引き下げていることから、ポンドやユーロの弱含みが継続する可能性があります。ただし、ドバイ・ショックも不透明感はあるものの、市場はそろそろリスクを吸収し始めていると思われ、再びリスクを取る動きに戻る可能性もあります。本日は21時に英の金融政策の発表が予定されており、政策金利(0.5%)、資産買い入れプログラム(2000億ポンド)共に据置が予想されています。通常は政策の変更がないときに、BOEからはアナウンスがされないことから、仮にアナウンスがされるようであれば、内容はポンドにとってはポジティブとなると思います。また、朝方にNZ準備銀行(RBNZ)が政策金利を据え置いたものの、「2010年半ばころに刺激策解除を開始する可能性」としたことから、NZドルが買われました。本日9時30分に発表された豪失業率も5.7%、新規雇用者数も31,200人増と予想より強い数字となったことから、好調な新興国経済に支えられたオセアニア諸国が、再び金利差から注目される可能性が出てきたように思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 10:39→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 87.25 ~ 88.33
EURJPY 128.36 ~ 130.07
GBPJPY 141.53 ~ 143.74
AUDJPY 79.02 ~ 80.35
NZDJPY 62.43 ~ 63.66
CADJPY 82.54 ~ 83.86
ZARJPY 11.43 ~ 11.69
NOKJPY 15.10 ~ 15.37
MXNJPY 6.72 ~ 6.85
HKDJPY 11.24 ~ 11.38
SGDJPY 62.66 ~ 63.43
EURUSD 1.4641 ~ 1.4783

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は朝方なっぴょうされた本邦第3四半期GDP2次速報値が前期比年率で+4.8%から+1.3%へと下方修正されました。このため、ドル/円は1ドル=88.40円近辺から88.70へと上昇、ユーロ/円も1ユーロ=130円近辺から130.45円へと上昇しました。しかし、その後は手掛かりに乏しくドル/円は88円台前半、ユーロ/円は130円台前半での推移となりました。ロンドン時間帯に入り、再び中東ドバイの株価が下落し、リスク回避での「ドル買い」と「円買い」「欧州通貨売り」となり、ユーロ/ドルは1.4730ドル近辺から1.4692ドルへ下落、ポンドドルも1.6260ドル近辺から1.6166ドルまで下落しましたが、このレベルで中銀系などの買いからショートスイーズとなり、ユーロ/ドルは1.4783ドル、ポンドドルは1.6354ドルへと急激に戻しました。これに連れドル/円も88.10円、ユーロ/円も130.14円へと上昇しました。その後、ダーリング英財務相が「2010年の英経済聖地率が1~1.5%、財政赤字は1780億ポンドの見込み」「銀行に対し25,000ポンドを超える従業員賞与に対して50%の課税」と発言したことから、ポンドが再び売られ1.6185ドルまで下落、ユーロは米格付け会社S&Pがスペインの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げしたことからユーロが1.47ドル台前半まで下落しました。NY時間では米10年債(210億ドル)の入札が応札倍率2.62倍となり不調とみなされたことから、債券が下落(金利は上昇)となり、ドルが買われ、ドル/円は87.97円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4673ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が87.87円、ユーロ/ドルが1.4726ドル、ユーロ/円は129.39円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10004.72 -135.75 -1.34%
FTSE100(英) 5203.89 -19.24 -0.37%
DAX(独) 5647.84 -40.74 -0.72%
NYダウ(米) 10337.05 51.08 0.50%
S&P500(米) 1095.95 4.01 0.37%
NASDAQ(米) 2183.73 10.74 0.49%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.43 0.05
日本10年債 1.240 -0.020
英10年債 3.66 -0.03
独10年債 3.13 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1120.90 -22.50
NY原油(期近) 70.67 -1.95

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/10(木)
・ 08:50 日本 11月国内企業物価指数
・ 08:50 日本 10月機械受注
・ 09:30 豪11月失業率
・ 09:30 豪11月新規雇用者数
・ 17:30 スイス スイス中銀政策金利発表
・ 18:00 ユーロ圏 ECB月例報告
・ 18:00 南ア第3四半期経常収支
・ 21:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
・ 22:30 米国 10月貿易収支
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 10月国際商品貿易
・ 04:00 米国 11月 月次財政収支

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2009年12月 9日 (水)

12/9日の戦略-リスクが継続する可能-

おはようございます。昨日は北風が強くてとても寒かったです。今日はぽかぽか天気となる予想のようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ドル>ポンド>ユーロ>円>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
フィッチやムーディーズなどの格付け会社がギリシャの格下げを行ったり、英国のトリプル「A」の格付けに懸念を表明しています。これにより市場は再び不安心理が台頭し、リスク回避の「円買い」の動きにつながりました。これまでリスク回避での「ドル買い」という流れもセットになっていましたが、ドルが買われるという状況は同じであるものの、中東ドバイの危機に端を発していることで、「欧州売り」という流れからの「ドル買い」とちょうど1年前の米国に端を発したリスク買いの「ドル買い」の動きとは異なっていると見ています。ドバイ高官の発言として、「ドバイ政府は所有者としてドバイ・ワールドを支援する」としているものの、今後の状況によっては、ドバイにエクスポージャーを抱える欧州(英国含む)の金融機関へのリスク懸念が継続することになり、ドルへ資金が回帰する可能性があります。このため、しばらくはドルが底堅い動きとなると思われ、クロス円は調整色を強めると思われます。ドル/円については、拡大しかけた日米金利差が縮小してきていることや、質への逃避により米国債が買われる(利回りの低下)から、リスクの高まりとともに円が買われやすくなると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ドル/円 21日移動平均線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ポンド/米国ドル 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ユーロ/円 21移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/円 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の基準線、雲を下抜け
ポンド/円 21移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
NZドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:56→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 87.84 ~ 88.89
EURJPY 129.02 ~ 130.75
GBPJPY 142.73 ~ 144.96
AUDJPY 79.12 ~ 80.45
NZDJPY 61.80 ~ 63.01
CADJPY 82.37 ~ 83.71
ZARJPY 11.51 ~ 11.77
NOKJPY 15.10 ~ 15.37
MXNJPY 6.74 ~ 6.87
HKDJPY 11.32 ~ 11.45
SGDJPY 62.98 ~ 63.74
EURUSD 1.4622 ~ 1.4766

■前日のサマリー
■昨日のサマリー
昨日の東京時間帯はその前の日にバーナンキ米FRB議長による「長期の低金利が続く予想」との発言の影響が継続し、ドル/円は1ドル=89.40円近辺から88円台後半、ユーロ/円は1ユーロ=132円台ミドル近辺から131円台後半まで下落、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4820~1.4865ドル近辺の動きに終始しました。ロンドン時間に入ると、ドバイ・ワールドの債務の行方が不透明なことに加え、格付け会社ムーディーズが英国の「AAA」の格付けに対して懸念を示したこと、格付け会社フィッチがギリシャの格付けを「BBB+」に引き下げ、見通しも「ネガティブ」に変更したことなどが嫌気され、リスク回避の「円買い」と「ドル買い」の動きとなり、NY時間にかけてドル/円は88.17円、ユーロ/円は130.07円、ユーロ/ドルは1.4727ドルまで下落しました。NY時間午後もNYダウが軟調な推移となったことでリスク懸念が解消されず、ユーロ/ドルが1.47ドルを割り込むとストップロスを巻き込み1.4680ドル、ユーロ/円は129.66円まで下落しました。
クローズはドル/円が88.45円、ユーロ/ドルが1.4702ドル、ユーロ/円は130.03円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10167.60 145.01 1.45%
FTSE100(英) 5310.66 -11.70 -0.22%
DAX(独) 5784.75 -32.90 -0.57%
NYダウ(米) 10390.11 1.21 0.01%
S&P500(米) 1103.25 -2.73 -0.25%
NASDAQ(米) 2189.61 -4.74 -0.22%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.43 -0.04
日本10年債 1.290 0.000
英10年債 3.69 -0.02
独10年債 3.18 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1164.00 5.50
NY原油(期近) 73.93 1.54

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/9(水)
・ 08:50 日本 第3四半期実質GDP確定値
・ 09:01 英国 11月ネーションワイド消費者信頼感
・ 09:30 豪10月貿易収支
・ 09:30 豪10月住宅ローン
・ 16:00 ドイツ 10月貿易収支
・ 16:00 ドイツ 11月消費者物価指数
・ 18:30 英国 10月商品貿易収支
・ 18:30 南ア10月実質小売売上
・ 00:00 米国 10月卸売在庫
12/10(木)
・ 05:00 NZ準備銀行(RBNZ)政策金利発表

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2009年12月 8日 (火)

12/8日の戦略-バーナンキ米FRB議長発言で上値が重そう-

おはようございます。昨日は北風が強くてとても寒かったです。今日はぽかぽか天気となる予想のようです。外出予定の私としては嬉しい限りです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は英タイムズの記事から再びドバイでのリスクの懸念が浮上しています。これ対してドバイにエクスポージャーを有している英ポンドが売られ、米格付け会社のS&Pが次のリスクとし取り上げられているギリシャの格付けを見直す可能性を示唆したこととポルトガルの信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」へ引き下げたことから、ユーロも弱含みとなっています。昨日の動きを見ていますと、中東に多額のエクスポージャーを有している英国を含む欧州がリスク回避時には売られやすい傾向にあり、ファンディング通貨(キャリートレードの調達通貨)としての「ドル」と「円」へ資金が戻る傾向があります。バーナンキ米FRB議長は、昨日の発言で、単月の雇用統計の数字だけでは、早期の出口政策や金利の引き上げの前倒しを考えていなというやや慎重な態度が見られました。次週の米FOMCでの声明でもこれが踏襲される可能性があり、強い米雇用統計を受け、米国の利上げ前倒しを予想していた向きには失望する内容となっています。このため、ドル/円でのドルの上値やクロス円の上値が重い状態が継続する可能性があり、特に豪ドルやNZドルなどは中東とは直接関係が薄いと思われるものの、リスク回避の動きと共に大きく売られる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/円 21日移動平均線を下抜け
カナダドル/円 90日移動平均線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:53→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.93 ~ 89.98
EURJPY 131.74 ~ 133.44
GBPJPY 145.96 ~ 148.17
AUDJPY 80.95 ~ 82.27
NZDJPY 63.15 ~ 64.35
CADJPY 84.41 ~ 85.76
ZARJPY 11.83 ~ 12.09
NOKJPY 15.50 ~ 15.77
MXNJPY 6.96 ~ 7.09
HKDJPY 11.46 ~ 11.59
SGDJPY 64.00 ~ 64.75
EURUSD 1.4748 ~ 1.4889

■前日のサマリー
■昨日のサマリー
昨日は英タイムズ紙のドバイ企業関連の記事で、英国の銀行のエクスポージャーに対する新たな懸念が出たことから、リスク回避の動きが強まり、「円」と「ドル」が買われる流れとなりました。このため、日経平均株価が堅調に推移したもののドル/円は1ドル=90円台前半から89円台後半、ユーロ/円は1ユーロ=134円台前半から133円台後半へと下落しました。ロンドン時間帯に入ると、ドバイの株価が大幅な下落となったことや独10月の鉱工業生産指数が市場予想を大幅に下回ったことから、ユーロが大幅に売られ、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.49ドル近辺から1.4756ドル、ユーロ/円は134円近辺から132.88円へと下落しました。NY市場ではバーナンキ米FRB議長がワシントンDCのエコノミッククラブでのスピーチで「米経済の持続的回復が確実になり得るまで一滴の道のりある」「FOMCは現時点で依然長期の低金利を予想している」との発言がハト派(利上げに慎重)とみられ、ドルが売られたことで、ドル/円は90.11円から89.05円へと下落、ユーロ/ドルは1.4790ドル近辺から1.4890ドルへと上昇しました。その後は、NYダウが下げ幅を縮小し、プラスで取引を終えると、ドルが戻す場面が見られました。
クローズはドル/円が89.51円、ユーロ/ドルが1.4827ドル、ユーロ/円は132.71円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10167.60 145.01 1.45%
FTSE100(英) 5310.66 -11.70 -0.22%
DAX(独) 5784.75 -32.90 -0.57%
NYダウ(米) 10390.11 1.21 0.01%
S&P500(米) 1103.25 -2.73 -0.25%
NASDAQ(米) 2189.61 -4.74 -0.22%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.43 -0.04
日本10年債 1.290 0.000
英10年債 3.69 -0.02
独10年債 3.18 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1164.00 5.50
NY原油(期近) 73.93 1.54

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/8(火)
・ 06:45 NZ第3四半期製造業売上高
・ 08:50 日本 10月貿易収支
・ 08:50 日本 10月経常収支
・ 08:50 日本 11月マネーストックM3
・ 09:30 豪第3四半期経常収支
・ 14:00 日本 10月景気先行CI指数速報
・ 14:00 日本 10月景気一致CI指数・速報
・ 14:00 日本 11月景気ウォッチャー調査-先行き判断DI
・ 14:00 日本 11月景気ウォッチャー調査-現状判断DI
・ 18:30 英国 10月製造業生産高
・ 18:30 英国 10月鉱工業生産
・ 20:00 ドイツ 10月鉱工業生産
・ 22:15 カナダ 11月住宅着工件数
・ 23:00 カナダ カナダ中銀政策金利発表

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2009年12月 7日 (月)

12/7日の戦略-本邦勢のドル売り一巡後は上昇?-

おはようございます。本日は北風が冷たくこの冬初めてマフラーをだしました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
先週末に米雇用統計を受けたドルの上昇から、ドル/円、クロス円は底堅い動きとなると思われます。しかしながら、本日これまで(9:00)は、利益確定の売りなどが先行していると見られ上値の重い展開となっています。本日は特に大きな経済指標の発表がないものの、バーナンキ米FRB議長の講演が明日の2:00に予定されていることから、米の強い雇用統計を受けてのFRBによる利上げ時期についての発言があるかないかに注目が集まるものと思われます。このため、本邦輸出企業などによるドル売りが一巡するとロンドン時間以降はドルが買われやすくなるのではないかとみています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/米国ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
米国ドル/円 21日移動平均線を上抜け
ポンド/米国ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ユーロ/円 21移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
豪ドル/円 21移動平均線、一目均衡表(日足)の上へ
ポンド/円 21移動平均線、一目均衡表(日足)の上へ
NZドル/円 21移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 08:35→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.91 ~ 90.96
EURJPY 133.43 ~ 135.14
GBPJPY 147.67 ~ 149.90
AUDJPY 82.07 ~ 83.40
NZDJPY 64.08 ~ 65.30
CADJPY 84.79 ~ 86.16
ZARJPY 12.02 ~ 12.28
NOKJPY 15.72 ~ 16.00
MXNJPY 7.07 ~ 7.20
HKDJPY 11.59 ~ 11.72
SGDJPY 64.70 ~ 65.46
EURUSD 1.4774 ~ 1.4914

■前日のサマリー
週末は平野官房長官が「米国債の売却は現時点では政府は考えていない」と発言したことに加え菅副首相が「円安がもう少し進んでくれるとよい」「いろいろな政策展開が株式市場や為替に届いてきた」と発言したことから円が売られました。その後、ロンドン時間に入ると米国の雇用統計を前にして小動きとなりましたが、米雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想から大幅に良い内容の1.1万件減のサプライズとなり、前月も上方修正されたこと、失業率も10.0%と改善が示されたことから、ドルが主要通貨に対して大幅上昇となり、ドル/円は断続的にストップロスをヒットして1ドル=90.78円、ユーロ/ドルは1.4821円まで大幅な下落となりました。ユーロ/円はドル/円につれ134.54円まで上昇し取引を終えています。
クローズはドル/円が90.56円、ユーロ/ドルが1.4857ドル、ユーロ/円は134.54円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10022.59 44.92 0.45%
FTSE100(英) 5322.36 9.36 0.18%
DAX(独) 5817.65 47.30 0.82%
NYダウ(米) 10388.90 22.75 0.22%
S&P500(米) 1105.98 6.06 0.55%
NASDAQ(米) 2194.35 21.21 0.98%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.47 0.09
日本10年債 1.290 0.030
英10年債 3.70 0.08
独10年債 3.23 0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1169.50 -48.80
NY原油(期近) 75.47 -0.99

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/7(月) 
・ 17:15 スイス 10月実質小売売上高
・ 20:00 ドイツ 10月製造業受注
・ 22:30 カナダ 10月住宅建設許可
・ 05:00 米国 10月消費者信用残高

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2009年12月 6日 (日)

12/7の週の見通し

こんばんは。シクラメンの産直販売に行ってきました。青い薄いシクラメンの花があり、珍しいと思ってよく見ると、スプレーで色が付けてあるとのことで、来年は白い花が咲くそうです。

4日に発表された1日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショートが約3万コントラクト増加し、円ロング(買い)は約5千コントラクトの増加となりました。ユーロ、カナダは増加、NZは2週連続の減少となりました。

先週はドバイ・ショックが落ち着きを取り戻し、本邦政府、日銀による円高や株安阻止に向けた動き、週末4日の米国雇用統計が市場予想を大幅に上回る改善を示したことで、米金利の引き上げ時期が早まるとの見方でドルが主要通貨に対して大幅に上昇しました。また、2日にはBOA(バンク・オブ・アメリカ)が昨年秋以降に米政府より資本注入された450億ドルの全額を返済することを表明しており、米景気の早期回復の可能性が徐々に広がってきているように思います。こうした流れを受けて、これまでFRBの声明や議事録で示されている、「引き続き金利を長期間(for an extended period)低水準に維持する」との文言が次週14-15に開催されるFOMCで変更になる可能性が出てきたことから、金利の上昇傾向が続く可能性があるものの、これはドルのサポート要因となると思われ、これまでのリスク回避からの「米株式下落」=「ドル安」の図式から「米株式下落」=「ドル高」の流れとなると思います。

こうした流れが続くと、ドル/円では「ドル高円安」となり、クロス円の支援要因となりますが、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルなどのドルストレート通貨では、米ドルが上昇することにより、ポンドや豪ドルが売られやすくなると思います。

今週はカナダ中銀(8日)、NZ準銀行、スイス国立銀行、英中銀(10日)の金融政策の発表があります。特に政策金利を変更する中央銀行はないと思われますが、NZ準備銀行や英中銀の声明には注目です。また、8日~10日には米国債の入札や10日の米貿易収支、11日の米小売売上高に注目が集まるものと思われます。

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは30,849コントラクトのショート増加の280,855コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は5,197コントラクトのロング増加の56,907コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは3,684コントラクトのロング増加の22,151コントラクトのロングになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは6,156コントラクトのロング増加の30,809コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは3,481コントラクトのロング減少の8,103コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(7日更新)

■イベント予定
12/7(月) 
・ 17:15 スイス  10月実質小売売上高
・ 20:00 ドイツ 10月製造業受注
・ 22:30 カナダ 10月住宅建設許可
・ 05:00 米国 10月消費者信用残高
12/8(火)
・ 06:45 NZ第3四半期製造業売上高
・ 08:50 日本 10月貿易収支
・ 08:50 日本 10月経常収支
・ 08:50 日本 11月マネーストックM3
・ 09:30 豪第3四半期経常収支
・ 14:00 日本 10月景気先行CI指数速報
・ 14:00 日本 10月景気一致CI指数・速報
・ 14:00 日本 11月景気ウォッチャー調査-先行き判断DI
・ 14:00 日本 11月景気ウォッチャー調査-現状判断DI
・ 18:30 英国 10月製造業生産高
18:30 英国 10月鉱工業生産
・ 20:00 ドイツ 10月鉱工業生産
・ 22:15 カナダ 11月住宅着工件数
・ 23:00 カナダ カナダ中銀政策金利発表
12/9(水)
・ 08:50 日本 第3四半期実質GDP確定値
・ 09:01 英国 11月ネーションワイド消費者信頼感
09:30 豪10月貿易収支
・ 09:30 豪10月住宅ローン
・ 15:45 スイス 11月失業率
・ 16:00 ドイツ 10月貿易収支
・ 16:00 ドイツ 11月消費者物価指数
・ 18:30 英国 10月商品貿易収支
・ 18:30 南ア10月実質小売売上
・ 24:00 米国 10月卸売在庫
12/10(木)
05:00 NZ準備銀行(RBNZ)政策金利発表
・ 08:50 日本 11月国内企業物価指数
・ 08:50 日本 10月機械受注
09:30 豪11月失業率
09:30 豪11月新規雇用者数
17:30 スイス スイス中銀政策金利発表
・ 18:00 ユーロ圏 ECB月例報告
・ 18:00 南ア第3四半期経常収支
21:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
22:30 米国 10月貿易収支
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 10月国際商品貿易
・ 04:00 米国 11月 月次財政収支
12/11(金)
・ 18:30 英国 11月生産者物価指数コア
・ 18:30 英国 11月生産者仕入価格
・ 18:30 英国 11月生産者出荷価格
・ 22:30 米国 11月輸入物価指数
22:30 米国 11月小売売上高
・ 22:30 カナダ 10月新築住宅価格指数
・ 24:00 米国 10月企業在庫
24:00 米国 ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2009年12月 5日 (土)

雇用統計結果を受け、米金利上昇からドルが上昇

こんにちは。昼過ぎからまた雨です。最近雨が多いですね。

今週の外国為替市場は、11月下旬のドバイ・ショックを受けリスク回避の動きから、円高圧力の強い中でのスタートとなりました。29日に鳩山首相、菅副首相・国家戦略相、藤井財務相が会談し、補正予算での円高・株高の対策を盛り込むことを発表、政府からの円高を警戒する声明、日銀による緊急の金融政策決定会合で量的緩和を決めるなど、円高の対策が発表されたことに加え、主要閣僚からも円高をけん制する多数の声明がなされたことから、円が売られていきました。このため、円は主要通貨に対して大幅に下落しています(下のグラフ参照)。

一方のドルは、こちらもドバイ・ショックからのリスク回避の動きでドル高となりましたが、12月に入り発表された供給管理協会(ISM)の景気指数が市場予想より下振れするなど、ドルの弱い地合いとなりました。しかし、3日のECB理事会でトリシェECB総裁が1カ月物の資金供給の終了は出口戦略を意味しているものではないとの内容や強いドルを支持するという内容の発言を行ったことで、それまで上昇していたユーロに利益確定の売りが入ったことなどでドルが上昇しました。4日の米国雇用統計では、注目されていた失業率が10.0%に0.2%改善、非農業部門雇用者数も-1.1万人へ急激に改善、前月も上方修正されたことで、米国の金利が上昇したことから、週末にはドルが大幅に上昇しました。ただ、資源国通貨の豪ドル、NZドルに対しては、小幅に下落しています(下の2番目のグラフ参照)。

今週は週前半がドバイ・ショックの先行きに対する懸念が強くなり方向感が定まらない動き、週中盤から後半にかけては米金利の上昇と楽観的な見方が戻り、リスク投資を再開する動きとなりました。

【週間騰落率(JPY)】
Weekly Ratio JPY

source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Weekly Ratio USD
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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2009年12月 4日 (金)

12/4日の戦略-米雇用統計は失業率に注目?-

おはようございます。いよいよ本日は米国の雇用統計ですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ユーロ>ドル>NZドル>豪ドル>ポンド>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はECBの理事会で「1年物のオペを次回で終了する」とし、トリシェECB総裁は「出口政策の実施時期についてはバイアスはない」「米ドルが強くなることは我々にとって重要」なと発言し、ユーロ高を牽制しました。同時にECBのスタッフ予想で「09年のユーロ圏GDP伸び率見通しは-4.1%~-3.9%」「10年のユーロ圏GDP伸び率見通しは+0.1%~+1.5%」「11年のユーロ圏GDP伸び率見通しは+0.2%~+2.2%」と9月の見通しから上方修正(10年の下限は下方修正)しています。これらから、同じユーロ圏内でも英国とユーロ圏の景気回復などの見通しの差が出やすくなると思われ、ユーロ/ポンドではユーロが上昇していくと思われます。円については、昨夜、MNS(マーケットニュースインターナショナル)から「日本政府、米国に1000億ドルの米国債売却計画を通達も」というニュースが流れました。市場は特にこのニュースには反応しませんでしたが、民主党が政権を取る前のネクスト内閣の財務相の中川正春氏が「ドル建ての米国債を購入しない」と発言したことも記憶にあり、こうした話題やルーマーによっての一時的な円高くリスクは残っています。ただ、政府・日銀が一体となって円高を阻止しようというこのタイミングで、ドル売りを促すようなことはないと思われます。また、本日は米国11月の雇用統計です。昨日の新規失業保険申請件数(今回の統計には含まれません)でも雇用は回復傾向にあるようです。ただ、昨日は米ホワイトハウス報道官が「明日発表の失業率は上昇する可能性」と発言、その後に「明日の失業率の数字は全く知らない」としていますが、悪化に対してのガス抜きを図ったのか、真相は不明ですが、悪化の可能性がありそうです。このため、失業率が悪化した場合には、素直にドル安となる可能性が高いと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ユーロ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ポンド/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 09:42→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 87.68 ~ 88.63
EURJPY 131.87 ~ 133.62
GBPJPY 144.70 ~ 146.87
AUDJPY 80.76 ~ 82.09
NZDJPY 62.96 ~ 64.17
CADJPY 82.70 ~ 83.99
ZARJPY 11.75 ~ 12.02
NOKJPY 15.53 ~ 15.81
MXNJPY 6.90 ~ 7.02
HKDJPY 11.30 ~ 11.42
SGDJPY 63.42 ~ 64.13
EURUSD 1.4983 ~ 1.5123

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯に日経平均株価が大幅な上昇となったことなどを背景に円売りが強まり、ドル/円は1ドル=87.40円近辺から88円手前まで上昇、これに連れ、ユーロ/円は1ユーロ=132円近辺から132.70円近辺、ユーロ/ドルも1ユーロ=1.5040ドル近辺から1.51ドル手前まで上昇しました。ロンドン時間に入ると欧州の株価が上昇したこともあり、ユーロ/ドルが1.5130ドル近辺へ上昇しましたが、円売りの流れはいったん収まりました。その後、ガイトナー米財務長官が「米国にとり強いドルは重要、ドルは世界経済で重要な役割担う」と発言したことでドルが買われ、ドル/円は88円を上に抜けて88.30円近辺へ上昇、ユーロ/円も133.50円まで上昇しました。注目されていたECB理事会は市場予想通り政策金利を1.0%で据置いたものの、トリシェECB総裁が定例記者会見で「1年物のオペは次回で終了」と発言したことから、出口政策への期待でユーロ/ドルは1.5142ドルまで上昇、しかし、同時に「米ドルが強くなることが我々にとって重要」「バーナンキFRB議長の強いドルのコメントはとても重要」などとユーロ高を懸念する発言となったことから、利益確定の売りが出て、ユーロ/ドルは1.5050ドル近辺、ユーロ/円は132.80円近辺まで下落、ドル/円は小動きとなりました。
クローズはドル/円が88.26円、ユーロ/ドルが1.5055ドル、ユーロ/円は132.87円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9977.67 368.73 3.84%
FTSE100(英) 5313.00 -14.39 -0.27%
DAX(独) 5770.35 -11.33 -0.20%
NYダウ(米) 10366.15 -86.53 -0.83%
S&P500(米) 1099.92 -9.32 -0.84%
NASDAQ(米) 2173.14 -11.89 -0.54%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.38 0.07
日本10年債 1.270 0.020
英10年債 3.62 0.04
独10年債 3.17 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1218.30 5.30
NY原油(期近) 76.46 -0.14

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/4(金)
・ 21:00 カナダ 11月雇用ネット変化
・ 21:00 カナダ 11月失業率
・ 22:30 米国 11月非農業部門雇用者
・ 22:30 米国 11月失業率
・ 24:00 米国 10月製造業受注指数
・ 24:00 カナダ 11月Ivey購買部協会指数

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2009年12月 3日 (木)

通貨で為替を捉えてみよう

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

11月の下旬に入り円高が加速し、1995年4月19日の円の史上最高値の79円75銭以来となる、1ドル=84円82銭の円の高値を付けた。新聞やテレビなどでも1円円高になったら○○億円の損失というニュースが聞かれるようになった。

FXが広く一般に認知されるようになって、外国為替の取引を身近で感じられる方が多くなったが、いろいろな機会に話しを聞くとドル/円というセットで捉えられている方が多くいるようだ。このため、リスク資産への投資のためにドルのキャリートレードと円のキャリートレードが起こっている時や、リスクを回避するために、ドルと円が買い戻されるという現象を理解するのに苦労されているようだ。

もともと外国為替は2国間の通貨の取引であることから、ドル/円という捉え方で問題はないのだか、先々の動きを予想するときは、個々の通貨がどのような動きになっているかを把握しておいたほうが良い。方法としては、主要ないくつかの通貨をピックアップして強弱を比べてみる。通貨の実効レート(貿易加重平均 = 貿易相手国の比率と為替レートにより、自国通貨の価値を指数化したもの)を参照して見るなどの方法がある。後者は中央銀行のホームページに掲載があるところもあるが、英中銀の(Statistical Interactive Database - interest & exchange rates data)に主要な国の実効相場が数値化されている。

こうした通貨別の動きを見ることにより、その国の通貨安によって円高なのか、円が全体的に買われているのかが見えてくると思う。そして、その通貨が下落している要因が「円高」であれば、円が弱含む要因(GDPの悪化など)や本邦当局者の牽制発言がでると流れが反転する可能性があるだろうし、その通貨だけが下落しているのであれば、その原因を探りやすくなるのではないだろうか。

12/3日の戦略-トリシェECB総裁の発言に注目-

おはようございます。北朝鮮のデノミ(100ウォンを1ウォン)の目的がタンス預金を無くさせるためというのは、タンス預金を持っている人がいるという意味で驚きでした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>豪ドル>NZドル>ドル>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、鳩山首相の「円の独歩高は放置できない」との発言などから円を売る動きが継続しました。当面は円高の仕掛けがしにくい展開となったことから、円の売りが出やすいとは思いますが、ドル/円はチャート上では下落の時のサポートとなった10/7の安値の88.01円が意識されています。これを上に抜けると、ドル/円やクロス円はしばらく上昇が続く可能性があります。本日はECBの理事会が予定されています。政策金利の発表は21時45分となりますが市場予想は1.0%で据置きです。むしろ市場の注目は、22時30分からのトリシェECB総裁の記者会見にあり、出口政策に向けて踏み込んだ発言があればユーロ高に振れる可能性がありますが、1ドル=1.51ドルを超えてきたユーロに対してのユーロ高警戒発言が出た場合には、ユーロの上値が重くなる可能性があります。また、先般次のリスク要因として取れあげられたギリシャに関しての発言も出ると思われますが、こちらはっきの否定コメントとみられることから、サプライズはないと予想しています。ユーロについては、下落リスクよりも上昇の可能性があると思っていますが、チャート上では1.51ドル台が重くなっていることもあり、上に抜けていかないとセオリー通りの下落となる可能性を秘めています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、雲の下から中へ。

■変動率からの予想レンジ 11:03→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 86.80 ~ 87.72
EURJPY 130.42 ~ 132.16
GBPJPY 143.97 ~ 146.16
AUDJPY 79.98 ~ 81.33
NZDJPY 62.35 ~ 63.57
CADJPY 82.35 ~ 83.67
ZARJPY 11.75 ~ 12.02
NOKJPY 15.37 ~ 15.65
MXNJPY 6.79 ~ 6.91
HKDJPY 11.19 ~ 11.31
SGDJPY 62.86 ~ 63.56
EURUSD 1.4967 ~ 1.5111

■前日のサマリー
昨日は日経平均株価やアジアの株価が堅調に推移したことから、リスク年の動きが再開し、ドル/円は1ドル=86.59円から87.17円まで上昇、ユーロ/円は1ユーロ=130.65円から131.55円まで上昇しました。ユーロドルは1.5074ドルから1.5103ドルまでのレンジの動きとなりました。ロンドン時間では、亀井静香金融担当相が「為替協調介入を呼び掛けを」と発言したことなどからドルが買われ、87円台前半、ユーロ/円も131円台後半へと上昇、ユーロ/ドルは1.5065ドルまで下落しました。その後は小動きとなったものの、22時15分に発表された米ADP雇用統計が-16.9万人と市場予想より悪化したことで、リスク回避の動きが強まり、ドル/円は86.98円、ユーロ/円は131.22円、ユーロ/ドルは1.5062ドルまで下落しました。NY市場はプラス圏で推移していたNYダウがマイナスに転じたことや、ロンドン・フィキシングでユーロ売りが出たことから、ユーロ/ドルが1.5032ドルまで下落すると、ユーロ/円は131.09円と連れ安となり、ドル/円は87.50円まで上昇しました。
クローズはドル/円が87.37円、ユーロ/ドルが1.5045ドル、ユーロ/円は131.44円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9608.94 36.74 0.38%
FTSE100(英) 5327.39 15.22 0.29%
DAX(独) 5781.68 5.07 0.09%
NYダウ(米) 10452.68 -18.90 -0.18%
S&P500(米) 1109.24 0.38 0.03%
NASDAQ(米) 2185.03 9.22 0.42%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.31 0.03
日本10年債 1.250 0.020
英10年債 3.58 0.04
独10年債 3.15 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1213.00 12.80
NY原油(期近) 76.60 1.77

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/3(木)
・ 10:30 豪10月小売売上高
・ 17:55 ドイツ 11月PMIサービス業
・ 18:00 ユーロ圏 11月PMIサービス業
・ 18:30 英国 11月PMIサービス業
・ 19:00 ユーロ圏 10月小売売上高
・ 19:00 ユーロ圏 第3四半期GDP季調済
・ 21:45 ユーロ圏 ECB政策金利発表
・ 22:30 トリシェECB総裁定例記者会見
・ 22:30 米国 第3四半期単位労働費用
・ 22:30 米国 第3四半期非農業部門労働生産性
・ 24:00 米国 11月ISM非製造業景況指数

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2009年12月 2日 (水)

12/2日の戦略-不安定ながら円高リスクは後退-

おはようございます。本日は朝、切りの中に沈む月がとても綺麗でした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、本邦政府からの声明、日銀が緊急の政策決定会合と円高と株安の流れを修正する行動を見せたことで、円高の流れは一時後退、欧州やNY株式市場が上昇したことから、リスク回避を巻き戻す動きとなっています。ただ、この流れが継続するかどうかは疑問があり、昨日も書きましたが、各メディアは次のリスクとして「ギリシャ」を取り上げています(ユーロ圏はこれを否定)。市場が懸念を払しょくできないのは1トロイオンス=1200ドルを突破した金(Gold)の上昇から推測ができます。昨日の日銀が行った追加的な量的緩和や主要な国の景気対策での過剰流動性が増加していることで、リスク資産が買われやすい傾向は続くと思いますが、市場が落ち着くまでには、まだ幾度からのリクス要因からのブレが出てくると思われ、ドル/円はクロス円での円高につながる可能性があります。これまでのところは、先週発生しましたドバイ・ショックの沈静化がうまくいっていると捉えることができますので、引き続き円が売られやすくなると思われ、クロス円も上昇するのではないかと思いますが、22時15分発表の米ADP雇用統計や23時30分のガイトナー米財務長官の議会証言には注目です。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/米国ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 11:02→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 86.09 ~ 87.03
EURJPY 129.66 ~ 131.48
GBPJPY 142.57 ~ 144.79
AUDJPY 79.32 ~ 80.76
NZDJPY 62.15 ~ 63.44
CADJPY 82.06 ~ 83.44
ZARJPY 11.70 ~ 12.00
NOKJPY 15.22 ~ 15.52
MXNJPY 6.66 ~ 6.78
HKDJPY 11.10 ~ 11.22
SGDJPY 62.33 ~ 63.06
EURUSD 1.5006 ~ 1.5153

■前日のサマリー
昨日は日本政府の声明や日銀が緊急の金融政策決定会合を開催したことから、市場は追加の量的緩和への期待で、円を売る動きが加速し、ドル/円は1ドル=87.54円、ユーロ/円は1ユーロ=131.28円まで上昇、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4970ドルまで下落しました。しかし、日銀の金融政策が10兆円の資金供給との内容に留まると、失望のドル売りが出て、ドル/円は86.67円、ユーロ/円は130.07円まで下落しました。ロンドン時間では、欧州株価が軒並み堅調となったことから、ユーロが買われル流れとなり、1.50ドルを超えると、ユーロ/円、ドル/円もこれに連れ、ドル/円は87.07円、ユーロ/円は131.20円まで上昇しました。NY時間では、発表された米供給管理協会(ISM)製造業景気指数が53.6と市場予想を下回ったことで、やや失望となったものの、米中古住宅保留販売保留が前月比で+3.7%と好調となったことで、NYダウが上昇し、リスク回避の動きが巻き戻されたことから、ドル/円は86円台後半、ユーロ/円は130円台後半で底堅く推移、ユーロ/ドルは1.5118ドルまで上昇したものの、ユンケル・ルクセンブルグ財務相が「ユーロは過大評価されていると」発言し、ユーロの上値が重くなりました。
クローズはドル/円が86.70円、ユーロ/ドルが1.5081ドル、ユーロ/円は130.75円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9572.20 226.65 2.43%
FTSE100(英) 5312.17 121.49 2.34%
DAX(独) 5776.61 150.66 2.68%
NYダウ(米) 10471.58 126.74 1.23%
S&P500(米) 1108.86 13.23 1.21%
NASDAQ(米) 2175.81 31.21 1.46%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.28 0.08
日本10年債 1.200 0.060
英10年債 3.54 0.02
独10年債 3.15 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1200.20 17.90
NY原油(期近) 78.37 1.09

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/2(水)
・ 08:50 日本 11月マネタリーベース
・ 19:00 ユーロ圏 10月生産者物価指数
・ 22:15 米国 11月ADP雇用統計
・ 04:00 米国 米地区連銀報告

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2009年12月 1日 (火)

12/1日の戦略-クロス円には下落リスク残る-

おはようございます。本日は日の出が一番?遅いそうです。冬至が一番日の出が遅く、日の入りが速いと思っていましたのでびっくりです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ユーロ>円>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は、豪準備銀行(RBA)の政策金利の発表が予定されています。市場の事前予想では3.75%への引き上げとなっていて、市場の織り込み度もかなり高いと思われます。このため、市場では利上げのない再プライズの可能性は低いと思っているようですが、発表後の豪ドルの動きには「上昇」と「材料出尽くしで下落」との2つの見方に分かれています。注目は政策金利の引き上げというより豪では1月に金融政策会合が行われないことから、2月の会合に向けてRBAがどのような見方をしているかということになると思われます。このため、政策金利発表後のRBAアナウンスで強気のコメントが出れば上昇、それほどでもなければ横ばいから下落となると思われます。その他については、ドバイ・ワールドの債務で影響を受ける額が260億ドルとの数字が出ていることで、それほど大きくないとの見方もありますが、一部の経済専門番組では、ドバイの次はギリシャなどとの報道もなされているようであり、不安心理が伝染することによる、リスク回避行動が出やすくなる可能性があり、円高やクロス円の下落には引き続き注意が必要と思われます。ただ、比較的、米国の株価の動きがしっかりしていることで、ドル/円の下値は限定的となるかもしれません。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
カナダドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 09:01→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.76 ~ 86.71
EURJPY 128.48 ~ 130.36
GBPJPY 140.61 ~ 142.85
AUDJPY 78.21 ~ 79.70
NZDJPY 61.01 ~ 62.33
CADJPY 80.93 ~ 82.34
ZARJPY 11.49 ~ 11.79
NOKJPY 15.01 ~ 15.30
MXNJPY 6.59 ~ 6.71
HKDJPY 11.06 ~ 11.18
SGDJPY 61.94 ~ 62.68
EURUSD 1.4926 ~ 1.5074

■前日のサマリー
昨日は朝方からUAE中銀の流動性供給の週末のニュースを好感して、リスク回避の巻き戻しとなる「円売り」と「ドル売り」にドル/円は1ドル=86.86円、ユーロ/円は1ユーロ=130.84円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.5085ドルまで上昇しましたが、藤井財務相が一部通信社に「介入はしない」と発言したことから、ドルが売られる場面が見られましたが、同財務相がこれを否定、菅直人副総理・国家戦略担当相が「円高への歯止め、補正予算の規模は想定より積極的に対応すること、日銀とできるだけ協調していくことの3点の方向性を了承した」との発言を受け、85.86円まで下落していたドル円は86.65円まで、129.14円まで下落したいたユーロ/円は130.35円まで戻しました。その後、ロンドン時間では、ドバイ政府関係者の話として、「ドバイ・ワールド債務を保証しない」との内容が伝わると、市場はリスク回避の動きとなり、「ドル」と「円」が買われ、ドル/円は86.15円、ユーロ/円は129.50円、ユーロ/ドルは1.5022ドルまで下落しました。NY時間では発表されたシカゴ購買部協会景気指数が市場予想より上振れの56.1となったことや、NY株価がしっかりした動きとなったことから円が売られる流れとなり、ドル円は一時86.75円、ユーロ/円は130.24円まで上昇しましたが、月末ということもあり、ロンドン・フィキシングでドルのまとまった売りが持ち込まれたことから、ドル/円は86.03円、ユーロ/円は129.00円まで下落、ユーロ/ドルも1.4973ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が86.41円、ユーロ/ドルが1.5005ドル、ユーロ/円は129.65円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9345.55 264.03 2.91%
FTSE100(英) 5190.68 -55.05 -1.05%
DAX(独) 5625.95 -59.66 -1.05%
NYダウ(米) 10344.84 34.92 0.34%
S&P500(米) 1095.63 4.14 0.38%
NASDAQ(米) 2144.60 6.16 0.29%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.21 -0.06
日本10年債 1.260 0.020
英10年債 3.52 -0.02
独10年債 3.15 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1182.30 6.80
NY原油(期近) 77.28 1.23

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/1(火)
・ 09:30 豪10月住宅建設許可件数
・ 12:30 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
・ 16:00 英国 11月ネーションワイド住宅価格
・ 17:55 ドイツ 11月PMI製造業
・ 17:55 ドイツ 11月失業率
・ 17:55 ドイツ 11月失業者数
・ 18:00 ユーロ圏 11月PMI製造業
・ 18:30 英国 11月PMI製造業
・ 19:00 ユーロ圏 10月失業率
・ 00:00 米国 10月中古住宅販売保留
・ 00:00 米国 10月建設支出
・ 00:00 米国 11月ISM製造業景況指数

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