山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2010年2月28日 (日)

3/1の週の見通し

こんばんは。ハイチに続きチリでも大きな地震が起きました。地震が多いのは気になりますね。

26日に発表された23日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、円のロング(買)は大幅減少、ドルはロングが小幅減少、ユーロはショートが7万コントラクト超え、カナダはロング増加しています。各通貨のポジションは下の表を参照してください。

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 1,717 -12,195 30,432 28,715 59,147
EUR -71,623 -12,201 32,728 104,351 137,079
GBP -62,884 -6,805 13,882 76,766 90,648
CHF -8,819 -4,152 12,119 20,938 33,057
CAD 28,421 4,966 40,224 11,803 52,027
AUD 38,992 11,989 51,882 12,890 64,772
NZD 6,392 -1,043 14,641 8,249 22,890
MXN 57,345 22,881 67,846 10,501 78,347
source:CFTC

先週は2週間にわたり続いた円安が巻き戻される週となり、円が主要通貨に対して上昇しました。米国の新規失業保険申請件数が大幅増となったことから、米雇用に対する懸念が出たこともリスクを回避する要因となされたようです。主要通貨の中ではポンドが財政懸念から大幅に売られる一方で、ユーロは格付け会社による格付け引き下げの可能性が示唆されたことなどから弱含みとなっていましたが、1ユーロ=1.34ドルにあるといわれていたオプションの防戦買いや週末のドイツによるギリシャへ150億ユーロの融資を行うなどと具体的な救済策の噂などが出たことで下落は一服しています。

今週は月初となることもあり、重要な経済指標が多数発表されます。1日の米供給管理協会(ISM)景気指数や英などの購買担当者景気指数(PMI)、2日の豪準備銀行(RBA)の金融政策発表、カナダ中銀(BOC)の金融政策発表、米地区連銀報告(ベージュブック)、3日の豪GDP、米ADP雇用統計、4日の英中銀(BOE)金融政策委員会、欧州銀(ECB)理事会、5日の米雇用統計などがあります。先週に引き続き市場の関心はギリシャの救済問題と米国の雇用になると思われます。ギリシャ問題はギリシャのパパンドレウ首相がドイツを訪問し、メルケル首相と3月5日に会談することを明らかにしていることから、救済に向けての期待感から、しユーロが買い戻される可能性があります。シカゴのIMMの非商業ポジションでもショート(売り)が溜まっていることから、これらの解消の動きが出やすいものと思います。また、上記にも書きましたが、米新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数が増加傾向となっていることなどから、米景気に対する懸念(失業者の増加から個人消費が停滞することへの懸念)が浮上していることで、ドルが弱含みとなる可能性があります。一方、豪ドルは2日の準備銀行(RBA)の金融政策発表で政策金利を0.25%引き上げる期待が高まっているものの、据え置きもしくは利上げ後の中銀の声明がハト派(次回の利上げに慎重)的なものになった場合には、豪ドルの上値も限定的となるかもしれません。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 87.00 91.10
ユーロ/ドル 1.3450 1.3770
ユーロ/円 118.50 124.40
ポンド/円 130.60 138.30
豪ドル/円 77.10 81.20

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは3,440コントラクトのロング減少の10,459コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は12,195コントラクトのロング減少の1,717コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは12,201コントラクトのショート増加の71,623コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは4,966コントラクトのロング増加の28,421コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは1,043コントラクトのロング減少の6,392コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(1日更新)

■イベント予定
3/1(月) 
・ 09:01 英国  2月ホームトラック住宅調査(前月比) 
・ 17:00 ノルウェー 2月ノルウェーPMI
・ 17:30 スイス 2月SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 南アフリカ 2月カギソPMI
・ 18:00 ノルウェー 1月小売売上高(前月比)
・ 18:30 英国 2月PMI製造業
・ 19:00 ユーロ圏 1月失業率
・ 22:30 米国 1月PCEデフレータ(前年比)
・ 22:30 米国 1月個人支出
・ 22:30 米国 1月個人所得
・ 22:30 カナダ 第4四半期GDP(四半期/年換算)
・ 00:00 米国 1月建設支出(前月比)
00:00 米国 2月ISM製造業景況指数
3/2(火)
・ 08:30 日本 1月有効求人倍率
・ 08:30 日本 1月失業率
・ 09:30 オーストラリア 1月住宅建設許可件数 (前月比)
・ 09:30 オーストラリア 1月小売売上高(前月比)
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
・ 15:45 スイス 第4四半期GDP(前期比)
・ 19:00 ユーロ圏 1月生産者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 2月消費者物価指数速報(前年比)
・ 23:00 カナダ カナダ中銀(BOC)政策金利発表
・ 04:00 米国 米地区連銀報告(ベージュブック)
3/3(水)
・ 09:01 英国 2月ネーションワイド消費者信頼感
・ 09:30 オーストラリア 第4四半期GDP(四半期比)
・ 18:30 英国 2月PMIサービス業
・ 19:00 ユーロ圏 1月小売売上高(前月比)
22:15 米国 2月ADP雇用統計
00:00 米国 2月ISM非製造業景況指数(総合)
3/4(木)
・ 09:30 オーストラリア 1月貿易収支
・ 19:00 ユーロ圏 第4四半期 GDP季調済(前期比)
21:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
21:00 英国 英中銀(BOE)資産買い入れプログラム
21:45 ユーロ圏 欧州中銀(ECB)政策金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
22:30 ユーロ圏 トリシェECB総裁定例記者会見
・ 22:30 カナダ 1月住宅建設許可(前月比)
・ 00:00 米国 1月中古住宅販売保留(前月比)
・ 00:00 米国 1月製造業受注指数
・ 00:00 カナダ 2月Ivey購買部協会指数
3/5(金)
・ 18:30 英国 2月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 2月生産者出荷価格(前月比)
・ 20:00 ドイツ 1月製造業受注(前月比)
22:30 米国 2月非農業部門雇用者数変化
22:30 米国 2月失業率
・ 05:00 米国 1月消費者信用残高

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年2月26日 (金)

2/26本日の戦略-先行き不安からの円買いか-

おはようございます。週末月末ですね。もう2月も終わりとなってしまいました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ユーロ>ドル>NZドル>豪ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は円が主要通貨に対して買われたことから、ドル/円、クロス円ともに下落しました。市場に目新しい材料がないものの、ギリシャの債務問題が長引いていることやWSJでは次がスペインとの記事が出たこと、米国の新規失業保険申請件数が大幅に悪化、失業保険継続受給者数も増加していることから、2月の雇用統計に対する不安が出たことなど、先行きに対する不安が先行しているようです。ギリシャの債務問題の次の焦点となる3月16日までにユーロ圏がギリシャ救済に向けて新たな動きを見せるなどのことがないと、この市場センチメントを次週も引きずることになりそうです。

本日は18時30分に英国の10-12月期GDP改定値、22時30分に米国の10-12月期GDP第2次速報値の発表が予定されています。英国の財政赤字も懸念材料となっていることもあり、GDPが下方修正されるようであれば一段安もあり得ます。一方の米国も前期比年率で5.7%という高い成長率を示したことで、こちらが下方修正されるようであれば、ドルが売られやすくなるのではないかと思います。これとは別に22時にはエバンス・シカゴ連銀総裁、0時45分にはダドリーNY連銀総裁の講演が予定されていますので、引き続き米国の政策金利に関する発言(タカ派的なものは出ないと思います)には注意が必要です。

また、ドル/円が89円を割れて推移してくるようであれば、菅直人副首相兼財務大臣の円高けん制発言が出てくる可能性もあります(押し上げ効果はないでしょうが)ので、こちらにも警戒は必要です。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
カナダドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ユーロ/ポンド 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 10:11→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.58 ~ 89.54
EURJPY 119.62 ~ 121.42
GBPJPY 134.74 ~ 136.76
AUDJPY 78.27 ~ 79.80
NZDJPY 60.94 ~ 62.14
CADJPY 83.25 ~ 84.64
ZARJPY 11.34 ~ 11.57
NOKJPY 14.84 ~ 15.09
MXNJPY 6.89 ~ 7.01
HKDJPY 11.38 ~ 11.51
SGDJPY 62.82 ~ 63.57
EURUSD 1.3466 ~ 1.3605

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯には5・10日による仲値でのドル買い期待が先行しドル/円が1ドル=90.20円近辺から僅かに90.29円まで上昇したものの続かず、本邦輸出企業や本邦証券会社などのユーロ売りに押されドル/円は89円台ミドルへ下落、ユーロ/円は朝方の122.29円から120円台前半へと下落、ユーロ/ドルも1.3545ドル近辺から1.3450ドル近辺へと下落しました。ロンドン時間では、ドル/円は89円台ミドルから前半での小動き、ユーロ/円は120円台ミドルを挟んでの動きとなりましたが、ユーロ/ドルは中銀系の買いなどに支えられ1.3518ドルまで戻しました。しかし、NY時間に入り発表された米新規失業保険申請件数が49.6万人と市場予想の46.0万人から下振れ(悪化)したことから、雇用に対する不安化でドル/円が88.93円、ユーロ/円は119.84円まで下落しました。その後、バーナンキ米FRB議長の上院での議会証言では、「経済が望ましいペースで失業改善に十分なスピードで成長するかは非常に不透明」などと発言したことから、ドルが弱含みで推移し、ドル/円は89.80円、ユーロ/円は119.66円まで下落、ユーロ/ドルは1.3572ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が89.08円、ユーロ/ドルが1.3548ドル、ユーロ/円は120.68円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10101.96 -96.87 -0.95%
FTSE100(英) 5278.22 -64.70 -1.21%
DAX(独) 5532.33 -83.18 -1.48%
NYダウ(米) 10321.03 -53.13 -0.51%
S&P500(米) 1102.94 -2.30 -0.21%
NASDAQ(米) 2234.22 -1.68 -0.08%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.63 -0.06
日本10年債 1.300 -0.020
英10年債 4.03 -0.05
独10年債 3.11 -0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1108.50 11.30
NY原油(期近) 78.17 -1.83

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/26(金) 
・ 08:30 日本 1月全国消費者物価指数
・ 08:30 日本 2月東京消費者物価指数
・ 08:50 日本 1月鉱工業生産
・ 09:01 英国 2月GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 1月民間部門信用
・ 14:00 日本 1月住宅着工戸数
・ 16:00 英国 2月ネーションワイド住宅価格
・ 18:30 英国 第4四半期GDP改定値
・ 18:30 英国 第4四半期個人消費改定値
・ 19:00 ユーロ圏 1月消費者物価指数
・ 19:30 スイス 2月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア 1月貿易収支
・ 22:00 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
・ 22:30 米国 第4四半期GDP第2次改定値
・ 22:30 米国 第4四半期個人消費
・ 23:45 米国 2月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:55 米国 2月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値
・ 00:00 米国 1月中古住宅販売件数
・ 00:45 米国 ダドリー米NY連銀総裁講演
・ 03:30 米国 タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事議会証言

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年2月25日 (木)

2/25本日の戦略-利上げ期待後退し、ドルの上値重いか-

おはようございます。ここ数日の温かさはありがたいです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ユーロ>円>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日のバーナンキ米FRB議長の議会証言では、"Fed will need to begin tightening at
some point."と「いずれ引き締めを始める必要があるだろう」との発言にドル買いで反応した向きもありましたが、同時にこれまでの "Key Rate is likely to stay low for extended period."と「主要な金利を長い期間低い金利で据え置くだろう」とこれまでのFEDの方針を繰り返したことで、ドル売りになったものの、市場の予想の範囲内であったことから、ドルの下げも限定的となりました。先週木曜日(日本時間金曜日)にFEDが公定歩合を0.25%引き上げたことの利上げ期待はほぼ鎮静化されたと思われます。このため、ドルの上値が重くなると思われ、「上がらなければ下がる」のセオリー通りテクニカル上のポイントの一目均衡表(日足)の雲の下限の89.30円近辺がキーとなりそうです。

ユーロは昨日S&Pがギリシャの信用格付けの引き下げの可能性に触れており、他の格付け機関も同様の動きをしてくるとみられることから、引き続き下方向に圧力がかかってくると思われます。本日はユーロ圏の消費者信頼感などの景況感調査やシュタルクECB理事の講演が予定されていることから、これらの内容が悪ければユーロ売りとなると思います。ただ、こちらも2/19の安値の1.3443ドルを下に抜けられるかどうかです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 10:39→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.66 ~ 90.62
EURJPY 120.97 ~ 122.78
GBPJPY 137.69 ~ 139.70
AUDJPY 79.71 ~ 81.25
NZDJPY 61.82 ~ 63.04
CADJPY 84.86 ~ 86.24
ZARJPY 11.52 ~ 11.75
NOKJPY 15.03 ~ 15.29
MXNJPY 6.97 ~ 7.09
HKDJPY 11.52 ~ 11.65
SGDJPY 63.52 ~ 64.28
EURUSD 1.3454 ~ 1.3594

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯に日経平均株価が下落したことから、ドル/円は1ドル=90.10円まで、ユーロ/円は1ユーロ=121.75円まで売られたものの、仲値にかけてのドル買などで戻すと、その後は手掛かり難から小幅なレンジでの推移となりました。ロンドン時間に入ると本邦からの投信設定に絡む外貨買いなどから、ドル/円は90.36円、ユーロ/円が122.32円まで上昇したものの、上昇力が弱くドル/円は89.97円、ユーロ/円は121.61円まで反落しました。18時にユーロ圏の鉱工業新規受注が発表され、市場のマイナス予想からプラスの伸びとなったことでユーロが買われ、ユーロ/ドルがそれまでの1.35ドル台前からミドルのレンジから1.3573ドルへと上昇、ユーロ/円も122.27円まで戻しました。NY時間に入るとバーナンキ米FRB議長の議会証言が始まり、「いつかの時点で、FRBは引き締めを始める必要があるだろう」との発言が流れたことでドルが一時買われ、ドル/円は90.29円まで上昇したものの「主要な金利はしばらくの間低金利を続けるだろう」「歴史的低金利は依然として必要である」などとの発言が出たことや発表された1月の米新築住宅販売が市場予想から大幅に下振れしたことから、ドル/円は90.29円から89.76円まで下落、ユーロ/ドルは1.3541ドル~1.3627ドルへと上昇、ユーロ/円は122.55円から121.66円へ下落後、122.62円へ反発しました。しかし、格付け機関S&Pがギリシャの「BBB」の格付けを1か月以内に引き下げの可能性を示唆したことから、ユーロ/ドルが1.3512ドルへと反落したこと受け、ドル/円は90.27円へ上昇、ユーロ/ドルは122円台前半へと下落しました。
クローズはドル/円が90.15円、ユーロ/ドルが1.3540ドル、ユーロ/円は122.06円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10198.83 -153.27 -1.48%
FTSE100(英) 5342.92 27.83 0.52%
DAX(独) 5615.51 11.44 0.20%
NYダウ(米) 10374.16 91.75 0.89%
S&P500(米) 1105.24 10.64 0.97%
NASDAQ(米) 2235.90 22.46 1.01%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.69 0.01
日本10年債 1.320 -0.010
英10年債 4.08 -0.10
独10年債 3.13 -0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1097.20 -6.00
NY原油(期近) 80.00 1.14

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/25(木) 
・ 09:30 豪 第4四半期民間設備投資
・ 17:15 スイス 第4四半期失業水準(前年比)
・ 17:55 ドイツ 2月失業者数(人)
・ 17:55 ドイツ 2月失業率(季調済)
・ 18:00 ユーロ圏 1月マネーサプライM3(前年比)
・ 18:00 ノルウェー 2月失業率
・ 18:30 英国 キング英中銀(BOE)総裁講演
・ 18:30 南アフリカ 1月生産者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 2月サービス業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 2月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 2月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 2月鉱工業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 2月消費者信頼感
・ 19:45 ユーロ圏 シュタルク欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 22:30 米国 1月耐久財(除輸送用機器)
・ 22:30 米国 1月耐久財受注
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:35 米国 ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演
・ 23:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言
・ 00:00 米国 12月住宅価格指数(前月比)
・ 03:00 米国 7年債入札(320億ドル)
・ 03:00 英国 マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員講演
・ 03:15 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
2/26(金)
・ 06:45 NZ 1月貿易収支(NZドル)
・ 06:45 NZ 1月住宅建設許可(前月比)

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年2月24日 (水)

2/24本日の戦略-下落圧力続くユーロは1.34ドルがカギか-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>NZドル>豪ドル>ポンド>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はキング英中銀(BOE)総裁の議会証言で、「景気回復は脆弱」「緩やかな景気回復というMPCの見方に依然として下振れリスクがある」などとの発言も欧州通貨売りの要因となりました。また、格付け機関によるギリシャ4大銀行の格下げや、スペインのハイブリッド債(債券と株式の両方の性質を持つ証券)の格付けを引き下げたこと、ゴンザレスパラモECB専務理事が「このところのユーロの下落は、完全に不当とはいえない。為替相場は変動し、経済のファンダメンタルズを反映すべきものであることから、この動きは完全に不当ではない」と発言、これがユーロ安容認と受け取られたようです。このところ鎮静化していたギリシャ問題ですが、なかなかギリシャ債の入札が実施されないことも不安要因となっているようで、この問題はやはり時間がかかると思われます。ただ、市場の材料としてはどこまでユーロ売りとして引っ張れるかと思います。目先のバイアス(圧力)はユーロ売りが継続と思われますが、2/19の安値の1.3443ドルを割り込んでいかないと、戻りにつながってくる可能性があります。

ドル/円は昨日の2年債入札が好調だったこともあり、10年債の利回りが急低下、日米の金利差縮小からのドル売り(他の通貨に対してはドルは買われています)となりました。本日は、欧州では18時25分にボーゼン英中銀金融政策委員の講演、19時にビニスマギECB理事の講演が予定されています。特に後者はギリシャ救済に向けての何らかのコメントが出る可能性もありますので注意が必要となります。また、24時には米新築住宅販売の発表が予定されていることや時間は未定となりますが、バーナンキ米FRB議長の議会証言、ガイトナー米財務長官の議会証言が予定されています。公定歩合を0.25%引き上げた背景が明らかになると思われますので、バーナンキ米FRB議長の証言には注目となります。ただ、この証言でも目新しい内容になると思われないことか、ややドルが売られやすくなる可能性はあります。3時の5年債(420億ドル)の入札を受けての米金利の低下傾向が続けばドルが対円では売られやすくなると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
NZドル/円 21日移動平均線を下抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ノルウェークローネ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 10:03→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.75 ~ 90.71
EURJPY 120.81 ~ 122.61
GBPJPY 137.96 ~ 139.99
AUDJPY 79.61 ~ 81.14
NZDJPY 61.78 ~ 62.98
CADJPY 84.69 ~ 86.08
ZARJPY 11.42 ~ 11.66
NOKJPY 14.98 ~ 15.24
MXNJPY 6.89 ~ 7.01
HKDJPY 11.54 ~ 11.67
SGDJPY 63.57 ~ 64.34
EURUSD 1.3423 ~ 1.3559

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯に仲値にかけてややドルが買われ、1ドル=91円台前半から91.29円、ユーロ/円は1ユーロ=124円近辺から124.26円まで小幅上昇となりましたが、買いが一巡するとドル/円は90.94円、ユーロ/円は123.73円まで下落しました。ロンドン時間序盤には、スイス国立銀行(SNB)のユーロ/スイスフランでのユーロ買い介入のうわさなどがあり、ユーロが買われ、朝方の1.3590ドル近辺の安値から1.3693ドルまで上昇しました。しかし、独2月のIFO景気動向指数が95.2と市場の予想の96.1から下振れすると、ユーロが下落し、ストップロスを巻き込みながら1.3552ドルまで下落、ユーロ/円も123円台ミドルまで連れ安となりました。ドル/円は90.80円近辺から91円近辺でのレンジの動きとなりました。NY時間に入ると、格付け機関フィッチがギリシャ4大銀行の格付けを「BBB」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」へ変更したことから、ユーロが売られ、1.3590ドル近辺まで戻していたユーロ/ドルが1.3530ドル近辺まで下落、また、発表された米消費者信頼感指数が市場予想の55.0に反し46.0と大幅に悪化、米個人消費に懸念が浮上して、ドル/円は90.80円近辺から90.12円へと下落、ユーロ/円も123円近辺から122.01円へと下落しました。その後は、米2年債の入札が好調だったことから米長期金利が急落したことや米ホワイトハウス報道官が」ボルカー・ルールの軽減はない」と発言したことなどから、リスク回避の動きで、「円」と「ドル」が買われる流れとなり、ドル/円は1時89.92円、ユーロ/円は121.57円、ユーロ/ドルは1.3496ドルまで下落、ドル/円はクローズにかけてやや戻してクローズしました。
クローズはドル/円が90.24円、ユーロ/ドルが1.3507ドル、ユーロ/円は121.88円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10352.10 -48.37 -0.47%
FTSE100(英) 5315.09 -36.98 -0.69%
DAX(独) 5604.07 -84.37 -1.48%
NYダウ(米) 10282.41 -100.97 -0.97%
S&P500(米) 1094.60 -13.41 -1.21%
NASDAQ(米) 2213.44 -28.59 -1.28%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.68 -0.11
日本10年債 1.335 -0.005
英10年債 4.17 -0.06
独10年債 3.17 -0.10

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1103.20 -9.90
NY原油(期近) 78.86 -1.45

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/24(水) 
・ 08:50 日本 1月通関ベース貿易収支(季調済)
・ 12:00 香港 第4四半期GDP(前年比)
・ 16:00 ドイツ 3月GFK消費者信頼感調査
・ 16:00 ドイツ 第4四半期GDP季調済確報値(前期比)
・ 16:00 ドイツ 第4四半期個人消費確報値
・ 18:00 ノルウェー 12月失業率
・ 18:25 英国 ポーゼン英中銀金融政策委員会(MPC)委員講演
・ 18:30 南ア 1月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月鉱工業新規受注(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 00:00 米国 1月新築住宅販売件数
・ 00:00 メキシコ 第4四半期GDP(前年比)
・ 03:00 米国 5年債入札(420億ドル)
・ 未定 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長証言
・ 未定 米国 ガイトナー米財務長官証言

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2010年2月23日 (火)

2/23本日の戦略-リスクテイク(選好)にはなり難い環境か-

おはようございます。暖かくなるとの天気予報が出ると電車の暖房が入っていないように思います。車掌さんの感覚なのか規則があるのかいつも疑問に思っています。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>NZドル>豪ドル>ポンド>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は主要な経済指標のない中で、オバマ米大統領の医療改革案で、医薬品メーカーへの追加手数料100億ドルの提案が、米景気の回復を遅らせるとの見方などが、リスク回避の小幅な円買いにつながったようです。また、イエレン米サンフランシスコ連銀総裁の発言もこれまでのダドリーNY連銀総裁の発言内容などとも沿っていることから、現時点での利上げに対する過度な期待は持たないほうがよさそうです。

本日は17時15分のオルドネス・スペイン中銀総裁の講演や18時の独IFO景気動向指数とギリシャとは直接関係が低いものの、燻っている南欧の債務問題の1つであるスペイン中銀総裁の講演と独の景況感ということで、内容次第にもよりますが、引き続きユーロの上値が重くなるものと思います。また、18時15分にはキング英中銀(BOE)総裁の議会証言が予定されており、休止している資産買い入れプログラムの再開の可能性などが示されるとポンドが売られやすくなるのではないかと思います。議事録では9-0で休止が決定されているものの、あくまでも休止であり、一部の委員が休止に反対との見方もあっただけに、内容が注目されます。また、23時のS&P/ケースシラー住宅価格、翌朝3時の米2年債入札(440億ドル)が予定されていることから、この結果を受けて日米の金利差が縮小(米金利が低下)するようであれば、ドルが売られると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ユーロ/円 21日移動平均線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
カナダドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 10:21→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.71 ~ 91.65
EURJPY 122.92 ~ 124.70
GBPJPY 139.96 ~ 142.00
AUDJPY 81.32 ~ 82.84
NZDJPY 63.31 ~ 64.51
CADJPY 86.72 ~ 88.10
ZARJPY 11.66 ~ 11.89
NOKJPY 15.27 ~ 15.52
MXNJPY 7.03 ~ 7.15
HKDJPY 11.66 ~ 11.79
SGDJPY 64.28 ~ 65.04
EURUSD 1.3515 ~ 1.3648

■前日のサマリー
昨日は朝方から日経平均株価が上昇したことや仲値にかけてのドル回からドル/円は1ドル=91.50円近辺から91.90円、ユーロ/円は1ユーロ=124.80円近辺から125.24円まで上昇、その後もクロス円が確りした動きとなったことで、ユーロ/ドルも1ユーロ=1.36ドル台前半から1.3655ドルまで上昇しました。ロンドン時間に入ると、欧州がギリシャ救済に200-250億ユーロを出資する用意があるとの報道が独財務省広報官やEU委員会報道官から否定されるとユーロ/ドルは1.3587ドル、ユーロ/円は124.10円まで下落、ドル/円も91.17円まで連れ安となりました。NY時間では、材料が少ない中でオバマ米大統領が「医薬品メーカーへの追加手数料100億ドル追加」「不労所得対象に初のメディケア課税を提案」を行ったことから、ドル/円は91.17円まで下落、ユーロ/ドルは1.3633ドルまで上昇しました。その後、イエレン米サンフランシスコ連銀総裁が「米経済は引き続き回復しているが、失業率は許容できないほど高い」「金融刺激策を巻き戻す時ではない」「コアインフレは2010年と11年に低下する見通し」「FRBは公定歩合とFF金利のスプレッドをこれ以上拡大する必要がない可能性がある」などと利上げ期待が冷まされるような発言内容となったことで、ドルは一時91.02円、ユーロ/円は123.65円、ユーロ/ドルは1.3574ドルまで下落しましたが、メルケル独首相が「欧州はギリシャ支援のためにできることはすべてする」などと発言、ビニスマギECB理事も「欧州は財政赤字削減に関するギリシャの努力を支援する」と発言したことから各通貨とも下値からはやや買われました。
クローズはドル/円が91.14円、ユーロ/ドルが1.3596ドル、ユーロ/円は123.91円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10400.47 276.89 2.74%
FTSE100(英) 5352.07 -6.10 -0.11%
DAX(独) 5688.44 -33.61 -0.59%
NYダウ(米) 10383.38 -18.97 -0.18%
S&P500(米) 1108.01 -1.16 -0.10%
NASDAQ(米) 2242.03 -1.84 -0.08%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.80 0.02
日本10年債 1.345 0.015
英10年債 4.23 -0.05
独10年債 3.27 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1113.10 -9.00
NY原油(期近) 80.16 -0.35

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/23(火) 
・ 08:50 日本 日銀金融政策決定会合議事公表
・ 16:00 豪 バッテリーノ豪準備銀行(RBA)副総裁講演
・ 17:15 ユーロ圏 オルドネス・スペイン国立銀行総裁講演
・ 18:00 ドイツ 2月IFO景気動向指数
・ 18:15 英国 キング英中銀(BOE)総裁議会証言
・ 18:30 南アフリカ 第4四半期GDP季調前(前年比)
・ 21:00 英国 タッカーBOE副総裁講演
・ 23:00 米国 12月S&P/ケース・シラー住宅価格総合20(前年比)
・ 00:00 米国 2月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 2月消費者信頼感指数
・ 03:00 米国 2年債入札(440億ドル)

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2010年2月22日 (月)

2/22本日の戦略-本日は材料少なく小動きか-

おはようございます。本日はこれから日経CNBCの為替電話レポート出演です。難しい動きとなりそうですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>円>NZドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は、FRBが「公定歩合引き上げ」 = 「金融引き締め」ではないと、市場へ出ていた期待を鎮静化する動きをしていたことから、ドルは主要な通貨に対して下落しました。また、ギリシャ問題もギリシャ首相が公的に欧州に対する救済の必要性を認めたことで、今後のギリシャ国債の入札などが焦点となると思われ、ひとまず、ギリシャ危機も落ち着きを取り戻しつつあるようです。ギリシャ問題の懸念が残るものの、市場は米国の利上げへの期待の度合いにより、ドルが相場の主導となる可能性があります。ただ、本日は目立った材料がないことから、やや円安気味と思いますが小動きが予想されます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 21日移動平均線を上抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ
ユーロ/ポンド 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、転換線が基準線を上抜け
メキシコペソ/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ
ポンド/スイス 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 08:55→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.10 ~ 92.08
EURJPY 123.61 ~ 125.43
GBPJPY 140.44 ~ 142.56
AUDJPY 81.50 ~ 83.10
NZDJPY 63.34 ~ 64.60
CADJPY 87.34 ~ 88.76
ZARJPY 11.81 ~ 12.05
NOKJPY 15.27 ~ 15.53
MXNJPY 7.07 ~ 7.20
HKDJPY 11.71 ~ 11.85
SGDJPY 64.47 ~ 65.27
EURUSD 1.3528 ~ 1.3663

■前日のサマリー
週末はFRBが公定歩合を0.25%引き上げたことから、FF金利の引き上げ期待につながり、ドル/円は1ドル=92.10円まで上昇しましたが、アジアの株式市場が軟調に推移したこともあり、上値が重く91円台後半へと下落しました。ロンドン時間では欧州株が上昇する中で、クロス円が主導となり、ドル/円は一時92円台を回復しました。NY時間に入ると、発表された米国1月の消費者物価指数が市場予想を下回ったことやタドリーNY連銀総裁が「公定歩合引き上げは金融引き締めを示唆していない」などと発言したことから、ドル/円は91.61円まで下落しましたが、米株式市場が上昇したことやギリシャ首相が欧州からの援助の必要性を認めたことなどからユーロが1.3619ドルまで上昇したことから、ドルは91円台ミドルまで下落して取引を終えています。
クローズはドル/円が91.52円、ユーロ/ドルが1.3610ドル、ユーロ/円は124.55円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10123.58 -212.11 -2.05%
FTSE100(英) 5358.17 33.08 0.62%
DAX(独) 5722.05 41.64 0.73%
NYダウ(米) 10402.35 9.45 0.09%
S&P500(米) 1109.17 2.42 0.22%
NASDAQ(米) 2243.87 2.16 0.10%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.77 -0.03
日本10年債 1.330 0.015
英10年債 4.17 0.07
独10年債 3.28 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1122.10 3.40
NY原油(期近) 79.81 0.75

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/22(月) 
・ 22:30 米国 1月シカゴ連銀全米活動指数
・ 00:30 米国 2月ダラス連銀製造業活動

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2010年2月21日 (日)

2/22の週の見通し

こんばんは。

19日に発表された16日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、円のロング(買)は減少、ドルはロングが減少、ユーロはショートが更に増加、カナダとNZドルはロング増加しています。各通貨のポジションは下の表を参照してください。

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 13,912 -8,484 35,691 21,779 57,470
EUR -59,422 -2,270 34,459 93,881 128,340
GBP -56,079 -3,323 13,922 70,001 83,923
CHF -4,667 2,229 10,763 15,430 26,193
CAD 23,455 14,592 35,026 11,571 46,597
AUD 27,003 -603 43,315 16,312 59,627
NZD 7,435 2,712 14,523 7,088 21,611
MXN 34,464 2,190 43,429 8,965 52,394
source:CFTC

先週は日本時間19日早朝にFRBが公定歩合を0.25%引き上げたことから、市場はサプライズとなり、FF金利引き上げへの期待が高まりドルが主要通貨に対して買われましたが、時期、タイミングについての憶測が続く中で、タドリー米NY連銀総裁が「(公定歩合引き上げは)小さなテクニカル的変更」などと発言し、政策金利を長期間、超低水準に維持するとのFRBの姿勢に変わりはないとの見方を示しています。市場は25,26日のバーナンキ米FRB議長の議会証言(下院金融委員会)の証言で、引き上げ理由が説明されるとみられ、政策金利の引き上げを意図していないことが示されればドル高の流れが一服すると思われます。また、ギリシャは50億ユーロの国債発行を近日中に行う可能性があり、これが成功すれば、ギリシャ危機もひとまず後退するのではないかと見られます。また、本邦の消費者物価指数の発表が予定されていることから、リスク要因が後退するようであれば、先週に引き続き円が売られやすくなるものと思われます。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 89.70 93.50
ユーロ/ドル 1.3400 1.3800
ユーロ/円 122.20 126.90
ポンド/円 138.30 144.50
豪ドル/円 80.10 83.40

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは7,043コントラクトのロング減少の13,899コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は8,484コントラクトのロング減少の13,912コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは2,270コントラクトのショート増加の59,422コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは14,592コントラクトのロング増加の23,455コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは2,712コントラクトのロング増加の7,435コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(22日更新)

■イベント予定
2/22(月) 
・ 22:30 米国 1月シカゴ連銀全米活動指数
・ 00:30 米国 2月ダラス連銀製造業活動
2/23(火)
・ 08:50 日本 日銀金融政策決定会合議事公表
18:00 ドイツ 2月IFO景気動向指数
18:30 南ア 第4四半期GDP季調前(前年比)
・ 23:00 米国 12月S&P/ケース・シラー住宅価格総合20(前年比)
・ 00:00 米国 2月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 2月消費者信頼感指数
・ 03:00 米国 2年債入札(440億ドル)
2/24(水)
・ 08:50 日本 1月通関ベース貿易収支(季調済)
・ 12:00 香港 第4四半期GDP(前年比)
・ 16:00 ドイツ 3月GFK消費者信頼感調査
・ 16:00 ドイツ 第4四半期GDP季調済確報値(前期比)
・ 16:00 ドイツ 第4四半期個人消費確報値
・ 18:00 ノルウェー 12月失業率
・ 18:30 南ア 1月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月鉱工業新規受注(前月比)
00:00 米国 1月新築住宅販売件数
・ 03:00 米国 5年債入札(420億ドル)
2/25(木)
・ 09:30 豪 第4四半期民間設備投資
・ 17:15 スイス 第4四半期失業水準 (前年比)
・ 17:55 ドイツ 2月失業者数(人)
・ 17:55 ドイツ 2月失業率(季調済)
・ 18:00 ユーロ圏 1月マネーサプライM3(前年比)
・ 18:00 ノルウェー 2月失業率
・ 18:30 南ア 1月生産者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 2月サービス業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 2月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 2月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 2月鉱工業信頼感
19:00 ユーロ圏 2月消費者信頼感
・ 22:30 米国 1月耐久財(除輸送用機器)
22:30 米国 1月耐久財受注
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 12月住宅価格指数(前月比)
・ 03:00 米国 7年債入札(320億ドル)
2/26(金)
・ 06:45 NZ 1月貿易収支(NZドル)
・ 06:45 NZ 1月住宅建設許可(前月比)
・ 08:30 日本 1月全国消費者物価指数(前年比)
・ 08:30 日本 2月東京消費者物価指数(前年比)
・ 08:50 日本 1月鉱工業生産(前月比)
・ 09:01 英国 2月GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 1月民間部門信用(前年比)
・ 14:00 日本 1月住宅着工戸数(年率)
18:30 英国 第4四半期GDP改定値(前期比)
・ 18:30 英国 第4四半期個人消費改定値
・ 19:00 ユーロ圏 1月消費者物価指数(前月比)
・ 19:30 スイス 2月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア 1月貿易収支(ランド)
22:30 米国 第4四半期GDP第2次速報値(前期比年率)
・ 22:30 米国 第4四半期個人消費
・ 23:45 米国 2月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:55 米国 2月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値
00:00 米国 1月中古住宅販売件数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年2月19日 (金)

2/19本日の戦略-期待先行がいつまで続くか-

おはようございます。FRBの公定歩合の引き上げの発表時は電車の中(通勤途中)でした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>円>NZドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日早朝の米FRBによる0.25%の公定歩合の引き上げは市場のサプライズとなりましたが、エコノミストやアナリストの大半は今月10日に公表されたバーナンキ米FRB議長の議会証言の中に、公定歩合とFFレート誘導目標のスプレッド(通常は1%)を小幅拡大させることを検討するというような内容があり、今回の公定歩合の引き上げは全くのノーマークではなく、市場が予想していた時間軸が早まっただけです。また、FRBの声明を見ても「貸出ファシリティを正常に戻すことが目的」「家計やビジネスの金融環境がタイト化することはない」「今後の経済や政策金利が変更される可能性を示唆するものではない」となっています。次回FOMCは3月16日に予定されていただけに、タイミングの問題は残りますが、この引き上げによって引き締めに舵を切ったとみるのは時期尚早と思います。ただ、出口戦略に注目していた市場はFF金利誘導目標の引き上げを先取りした格好となり、主要通貨に対してドルが買われたようです。本日はこうした話が市場に浸透するに従い、上昇したドルを売る動きが出てくるのではないかと思いますが、22時30分に米国の消費者物価指数の発表が予定されているだけに、物価の上昇が示されると引き締めの期待が出やすくなるものと思います。また、ユーロは1.35ドルにあるといわれていたオプションをこなしてしまった(1.35ドルを下に抜けた)ことから、一目均衡表(週足)の遅行線の雲の下限となる1.3280ドル近辺を目指していく可能性が出てきました。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)

■変動率からの予想レンジ 10:09→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.34 ~ 92.33
EURJPY 123.11 ~ 124.95
GBPJPY 141.26 ~ 143.39
AUDJPY 81.24 ~ 82.86
NZDJPY 63.31 ~ 64.61
CADJPY 86.90 ~ 88.34
ZARJPY 11.85 ~ 12.09
NOKJPY 15.24 ~ 15.51
MXNJPY 7.04 ~ 7.16
HKDJPY 11.73 ~ 11.87
SGDJPY 64.66 ~ 65.47
EURUSD 1.3441 ~ 1.3576

■前日のサマリー
昨日は東京時間では本邦輸出企業からのドル売り、ユーロ売りが見られ、ドル/円は1ドル=91.20ドル近辺から90.83円、ユーロ/円は1ユーロ=124円近辺から123.40円近辺、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3610ドル近辺から1.3560ドル近辺まで弱含みで推移しました。ロンドン時間には欧州の株価が堅調に推移したものの、リスクテイクの動きにはつながらず、ユーロ/円が一時123.02円まで下落したものの、ドル/円は小幅なレンジでの動きにとどまりました。NY時間に入ると注目されていた米新規失業保険申請件数が47.3万件と市場予想より悪化していたことで、ドル/円は90.56円まで下落、ユーロ/円も122.76円をつけました。しかし、ナイジェリア(ニジェール川デルタ地帯)でのクーデターとの市場の噂で供給不安から原油価格が急騰したことで、ユーロ/ドルは1.3655ドル、ユーロ/円は123.99円まで上昇、その後、米財務省が次週、過去最大規模の入札を行うと発表したことから、米2年債利回りが上昇(債券価格は下落)し、金利上昇からのドル買いで、ドル/円は91.49円まで上昇しました。NY時間帯終盤にFRBが公定歩合を0.25%引き上げたことから、ドル買いとなり、ドル/円は91.22円から91.82円へと上昇、ユーロ/ドルは1.3622ドルから1.3497ドルへと下落しました。ユーロ/円はドル/円の上昇とユーロ/ドルの下落に相殺され、123.87円まで下落後に124.43円をつけました。
クローズはドル/円が91.80円、ユーロ/ドルが1.3525ドル、ユーロ/円は124.15円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10335.69 28.86 0.28%
FTSE100(英) 5325.09 48.45 0.92%
DAX(独) 5680.41 32.07 0.57%
NYダウ(米) 10392.90 83.66 0.81%
S&P500(米) 1106.75 7.24 0.66%
NASDAQ(米) 2241.71 15.42 0.69%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.80 0.07
日本10年債 1.315 -0.005
英10年債 4.10 0.07
独10年債 3.25 0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1118.70 -1.40
NY原油(期近) 79.06 -1.73

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/19(金)
・ 14:00 日本 日銀月報
・ 16:00 ドイツ 1月生産者物価指数
・ 18:00 ユーロ圏 12月経常収支(季調前/ユーロ)
・ 18:30 英国 1月小売売上高指数
・ 22:30 米国 1月消費者物価指数コア
・ 22:30 米国 1月消費者物価指数
・ 22:30 カナダ 12月小売売上高
・ 22:30 カナダ 1月景気先行指標指数

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2010年2月18日 (木)

2/18本日の戦略-15:30の白川日銀総裁発言次第か-

おはようございます。関東地方はまた雪です。雪景色というのは美の観点からは、「シンプル」(覆い隠す)ということのようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>NZドル>ポンド>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は日銀の金融政策決定会合が予定されています。市場では日本の「更なる緩和」に向けての期待感が出たことやユーロ圏ではイタリアがギリシャと同様のスワップディール(通貨スワップ)を行っているのではないかとの疑惑が出たことから、ドルが買われる流れとなっています。先に発表された本邦のGDPデフレーターでは日本が依然としてデフレ環境下にあることが示されており、こうしたことが更なる緩和に対しての期待を生んでいると思われます。このため、15時30分の白川日銀総裁の記者会見が注目され、市場の期待通りであれば、円が売られやすい環境が続くと思われます。ただし、ユーロ圏ではスペイン、ポルトガルに続き、イタリアもクローズアップされてきたことから、売られやすい環境にあると思われ、1.38ドルが重くなっているように思います。ドル/円は90円台の売りオーダーが捌けたものの、戻り売りのセンチメントは継続していると見られます。ただ、昨日高値の91.39円の上の91.50円を超えられるのかがポイントとなってきそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/円 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を下抜け
南アランド/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:37→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.79 ~ 91.77
EURJPY 123.12 ~ 124.93
GBPJPY 141.82 ~ 143.93
AUDJPY 81.24 ~ 82.85
NZDJPY 63.51 ~ 64.80
CADJPY 86.48 ~ 87.88
ZARJPY 11.81 ~ 12.05
NOKJPY 15.36 ~ 15.62
MXNJPY 6.99 ~ 7.11
HKDJPY 11.67 ~ 11.80
SGDJPY 64.45 ~ 65.24
EURUSD 1.3520 ~ 1.3655

■前日のサマリー
昨日は小動きながら、日経平均株価が堅調に推移し上げ幅を広げる中で、リスクを取る動きが継続し、ドル/円は朝方の90.20円近辺から90.38円、ユーロ/円は124.15円近辺から124.50円まで上昇、ユーロ/ドルも1.3760ドル近辺から1.3782ドルへと上昇しました。ロンドン時間に入ると、一時「ドル」と「円」が買われ、ドル/円は90.15円、ユーロ/円が123.90円、ユーロ/ドルが1.3738ドルまで弱含む場面が見られましたが、欧州株が堅調に推移したことや本日行われる日銀の金融政策決定会合での日本の量的緩和への期待が高まったことなどで「円」と「ドル」が売られ、ユーロ/ドルは1.3789ドル、ユーロ/円は124.71円まで反発しました。その後、ユーロがじりじりと下げ始め(ドルが上昇)、NY時間手前ではドル/円がCTA(商品顧問)ファンドの買いなどから90.94円まで上昇、発表された米住宅着工件数が市場予想を上回る59.1万件となったことや格付け機関ムーディーズがギリシャ銀行のハイブリッド債の格付けを引き下げたこと、米中ビジネス評議会会長が「人民元は、今年、上昇(人民元高)の再開を期待している」と発言したことなどから、「ドル」買いと「円買い」となり、ドル/円は91.17円から90.68円、ユーロ/円は124.85円から123.40円へ、ユーロ/ドルは1.3730ドル近辺から1.3597ドルまで下落しました。朝方発表された米FOMC議事録では予想された内容からのサプライズはなかったものの、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が「景気回復の本格化に伴い、FRBは早めにMBSの売却を回復すべきである」「FRBのポートフォリオが、危機以前の水準に戻るまでには時間がかかる。しかし、われわれは早めに行動を開始すべきである」と発言したことなどから米金利が上昇し、ドル/円は91.39円の高値をつけ、ユーロ/ドルは1.3585ドルの安値をつけました。
クローズはドル/円が91.27円、ユーロ/ドルが1.3607ドル、ユーロ/円は124.19円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10034.25 20.95 0.21%
FTSE100(英) 5244.06 76.59 1.48%
DAX(独) 5592.12 81.02 1.47%
NYダウ(米) 10268.81 169.67 1.68%
S&P500(米) 1094.87 19.36 1.80%
NASDAQ(米) 2214.19 30.66 1.40%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.73 0.07
日本10年債 1.325 0.005
英10年債 4.03 -0.01
独10年債 3.19 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1120.10 -0.30
NY原油(期近) 77.33 -0.32

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/18(木)
・ 12:00~ 日本 日銀目標金利(無担保コール翌日物)
・ 19:00 ユーロ圏 2月消費者信頼感
・ 21:00 カナダ 1月消費者物価指数
・ 22:30 米国 1月生産者物価指数
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月国際証券取扱高
・ 00:00 米国 1月景気先行指標総合指数
・ 00:00 米国 2月フィラデルフィア連銀指数

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2010年2月17日 (水)

2/17本日の戦略-ギリシャ問題はひとまず棚上げ?-

おはようございます。というより「こんにちは」になってしまいました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、株が上昇する中で、金や原油といったコモディティも買われ、市場全体がリスクテイク(リスクを取りに行く動き)となったことで、クロス円を中心に上昇し、ドル/円もこれにつられる形となりました。EU財務相会合でギリシャ支援に対する具体策が出ていないものの、「必要であれば行動をする」などの発言がなされていることや当のギリシャが支援を要請していないことから、一旦は溜まっているユーロのショート(売り)ポジションを解消する動きに出たものと思われます。この流れが続くかどうかは今後のギリシャの財政健全化計画の動き次第で、3月16日までに財政赤字削減や増税、またはその両方を検討する圧力が増しているが、これに対してギリシャがどのような計画を出してくるかになろう。このため、ギリシャのCDSスプレッドの急上昇などのイレギュラーがなければ、ギリシャ問題はひとまず沈静化するのではないかと思われます。こうした中で、本日は英失業率、英中銀議事録公開(18時30分)、米住宅着工、建設許可(22時30分)、米鉱工業生産(23時15分)、FOMC議事録公開(4時)が予定されていて、特にFOMCの議事録ではホーニッグ米カンザスシティ連銀総裁が反対票を投じていることから、利上げへの期待が高まればドル買いにつながってくるのではないかと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ドル/円 21日移動平均線を上抜け
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
NZドル/円 21日移動平均線を上抜け
ドル/スイス ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
シンガポールドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
南アランド/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
メキシコペソ/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
NZドル/ドル 21日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 12:10→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY89.67 ~ 90.59
EURJPY123.09 ~ 124.88
GBPJPY141.17 ~ 143.25
AUDJPY80.48 ~ 82.06
NZDJPY63.02 ~ 64.29
CADJPY85.72 ~ 87.08
ZARJPY11.62 ~ 11.85
NOKJPY15.24 ~ 15.50
MXNJPY6.93 ~ 7.05
HKDJPY11.51 ~ 11.64
SGDJPY63.77 ~ 64.54
EURUSD1.3689 ~ 1.3820

■前日のサマリー
昨日も中国、シンガポール、香港など主要なアジア市場が休場となったていたことから、東京時間帯には小動きとなりましたが、ロンドン時間にかけて、ユーロがじりじりと上昇したことでドルが売られ、ドル/円は朝方の1ドル=90.05円近辺から89.71円へ下落、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3590ドル近辺から1.3655ドル、ユーロ/円は122.40円近辺から122.77円へと上昇しました。その後はEU財務相会合でギリシャに対する具体的な支援策が出なかったものの、パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相が「ギリシャは極めて迅速に財政赤字削減と増税を行っている」、レーン欧州委員「欧州連合は一段の支援を行う準備がある」「ギリシャはいかなる金融支援も要請していない」と発言したことなどでギリシャ問題が落ち着きを取り戻しつつあることに加え、発表された独ZEW景況感調査が市場予想より良い45.1となったことで、ユーロ/ドルが1.3684ドル、ユーロ/円が122.99円まで上昇、ドル/円も90.02円まで戻しました。NY時間には、発表されたNY連銀製造業景気指数が市場予想より大幅によい24.91となったことから株価が堅調に推移し、リスクを取る動きとなったことで、ユーロ/ドルが1.3776ドル、ユーロ/円が124.48円まで上昇、ドル/円が連れ高となり90.52円まで上昇しました。しかし、就任したばかりのコチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁が「米経済は2 年で3%近い成長」「失業率は2010 年は9%以下にならない可能性」と米経済に対してややネガティブな発言をしたことから、米長期金利が低下、ドル/円は90.04円まで下落しました。
クローズはドル/円が90.13円、ユーロ/ドルが1.3770ドル、ユーロ/円は124.10円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10034.25 20.95 0.21%
FTSE100(英) 5244.06 76.59 1.48%
DAX(独) 5592.12 81.02 1.47%
NYダウ(米) 10268.81 169.67 1.68%
S&P500(米) 1094.87 19.36 1.80%
NASDAQ(米) 2214.19 30.66 1.40%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.66 -0.03
日本10年債 1.320 0.000
英10年債 4.04 -0.03
独10年債 3.21 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1119.80 29.80
NY原油(期近) 77.01 2.88

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/17(水)
・ 08:50 日本 12月第三次産業活動指数(前月比)
・ 18:30 英国 1月失業保険申請件数推移(人)
・ 18:30 英国 1月失業率(社会保障受給)
・ 18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策委員会議事録
・ 18:30 南アフリカ 12月実質小売売上
・ 19:00 ユーロ圏 12月貿易収支(季調済/ユーロ)
・ 19:00 ユーロ圏 12月建設支出
・ 22:30 米国 1月建設許可件数
・ 22:30 米国 1月住宅着工件数
・ 22:30 カナダ 12月卸売売上高
・ 23:15 米国 1月設備稼働率
・ 23:15 米国 1月鉱工業生産
・ 04:00 米国 FOMC議事録

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2010年2月16日 (火)

2/16本日の戦略-実質の週明け。RBAの議事録に注目-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ドル>円>NZドル>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は市場に材料が少なく、EU財務相会合ではギリシャに対して目新しい救済策が出されなかったことから、ユーロが弱含みで推移しました。本日はEU財務相会合の2日目となりますが、ギリシャの救済に対しての具体的な方策が出される可能性は低いものの、昨日の要人発言からは市場もほぼ織り込んだと思われ、「EUは必要であれば行動をとる用意」と表明し、市場へ一定の警告を発したものと見られますから、ユーロの下値も限定的になるのではないかと思われます。一方では、19時に独ZEW景況感調査の発表が予定されていることから、市場が予想している41.0(前回47.2)より悪化しているようだとユーロ売りの要因となる可能性があります。また、米国ではNY連銀製造業景気指数、対米証券投資、NAHB住宅市場指数の発表が予定されていることから、内容がよいようであれば素直にドルが買われるものと思います。英国では18時30分に消費者物価指数、豪では9時30分に政策金利が据え置かれた準備銀行(RBA)の議事録(2日開催分)の公表が予定されており、据え置かれた経緯がはっきりすることから、大幅に改善した雇用が利上げにつながる可能性が高まれば、豪ドルが上昇すると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ノルウェークローネ/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 08:48→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.51 ~ 90.43
EURJPY 121.30 ~ 123.05
GBPJPY 139.73 ~ 141.80
AUDJPY 79.09 ~ 80.63
NZDJPY 61.96 ~ 63.19
CADJPY 85.01 ~ 86.36
ZARJPY 11.49 ~ 11.71
NOKJPY 15.03 ~ 15.29
MXNJPY 6.87 ~ 6.99
HKDJPY 11.49 ~ 11.62
SGDJPY 63.26 ~ 64.02
EURUSD 1.3511 ~ 1.3639

■前日のサマリー
昨日は中国、シンガポール、香港など主要なアジア市場が旧正月で休場となったことや米国がプレジデンツデーで休場となることで、本邦10-12月期GDPが発表された以外では目立った材料がなく、ドル/円は89.92円から90.25円、ユーロ/円は122.26円から126.90円、ユーロ/ドルは1.3578ドルから1.3634ドルといずれも狭いレンジの取引となりました。ただ、市場が注目していたEU財務相会合1日目では、ギリシャの債務問題に対してオルファニデス・キプロス中銀総裁が「市場は時にファンダメンタルズを必ずしも反映しない過度な反応を示す。ユーロ圏の国がデフォルト陥ることは考えられない」「ギリシャに対して楽観的な見方を持っている」、ユンケル・ユーログループ議長は「ギリシャは3月16日に追加的な措置を公表、ギリシャの計画の実行可能性を全面的に信頼、EUは必要であれば行動をとる用意」と発言したものの、救済に向けての具体策は出されず、市場の参加者が限られるなかでユーロが弱含みに推移しました。
クローズはドル/円が90.01円、ユーロ/ドルが1.3598ドル、ユーロ/円は122.39円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10013.30 -78.89 -0.78%
FTSE100(英) 5167.47 25.02 0.49%
DAX(独) 5511.10 10.71 0.19%
NYダウ(米) 10099.14 - -
S&P500(米) 1075.51 - -
NASDAQ(米) 2183.53 - -

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.69 -
日本10年債 1.320 -0.005
英10年債 4.06 0.02
独10年債 3.20 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1090.00 -
NY原油(期近) 74.13 -

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/16(火)
・ 09:30 豪豪準備銀行(RBA)金融政策議事録
・ 18:30 英国 12月DCLG UK住宅価格(前年比)
・ 18:30 英国 1月小売物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 1月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 2月ZEW景況感調査
・ 19:00 ドイツ 2月ZEW景況感調査
・ 22:30 米国 2月NY連銀製造業景気指数
・ 23:00 米国 12月対米証券投資(ドル)
・ 23:00 米国 12月対米証券投資長期フロー(ドル)
・ 03:00 米国 2月NAHB住宅市場指数

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2010年2月15日 (月)

2/15本日の戦略-米中市場休場で小動き予想だが、ユーロ安圧力継続か-

おはようございます。オリンピックもサッカーも中国、韓国の強さが目立ちますね(日本が弱いだけですか?)。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ポンド>NZドル>豪ドル>円>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は中国、香港、シンガポールなどアジアの主要な市場が旧正月で休場となっていることに加え、米国もプレジデンツデーで休場となることから、経済指標の発表も少なく、全般的に小動きになることが予想されます。ただ、ブリュッセルでEU財務相会合が開かれることから、ギリシャ救済に向けての期待が感が出ると、ユーロの戻りにつながる可能性があります。また、週末金曜日には材料視されませんでしたが、中東ドバイの5年債のCDSスプレッドが昨年11月の600bps超えとなり、1日の上昇も40bpsとなっていることから、こちらに対するリスク懸念での欧州株価の下落などに注意する必要があります。このため、円高の圧力とユーロ安の圧力が続くと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ドル/スイス ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
南アランド/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ
メキシコペソ/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/スイス 21日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 08:25→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.49 ~ 90.44
EURJPY 121.55 ~ 123.36
GBPJPY 140.05 ~ 142.16
AUDJPY 79.06 ~ 80.65
NZDJPY 62.06 ~ 63.31
CADJPY 84.93 ~ 86.30
ZARJPY 11.54 ~ 11.78
NOKJPY 15.06 ~ 15.32
MXNJPY 6.87 ~ 7.00
HKDJPY 11.50 ~ 11.63
SGDJPY 63.32 ~ 64.11
EURUSD 1.3546 ~ 1.3676

■前日のサマリー
週末の東京時間帯は目立った材料がなく、仲値以降は円がじりじりと買われたもののドル/円が1ドル=89.85円近辺から89.60円近辺、ユーロ/円は122.95円近辺から122.40円近辺、ユーロ/ドルは1.3690ドル近辺から1.3655ドル近辺へと狭い範囲での動きとなりました。ロンドン時間に入ると、スイス国立銀行(SNB)の介入のうわさなどでスイスフランが急落、ドル/円は90.46円、ユーロ/円は123.10円、ユーロ/ドルは1.3687ドルへと上昇しました。しかし、19時ころ中国人民銀行が預金準備率を0.50%引き上げると発表したことから、欧州株が上げ幅を縮小、リスク回避の円買いの動きとなり、ドル/円は89.60円、ユーロ/円は121.38円、ユーロ/ドルは1.3532ドルまで下落しました。しかし、NY時間に入ると、米1月の小売売上高が市場予想から上振れする前月比+0.5%となったことなどから、ドル/円は90.43円、ユーロ/円は122.88円、ユーロ/ドルは1.3644ドルまで戻しました。その後は、週末ということもあり手掛かりがなくドル/円は90円台前半、ユーロ/円は122台ミドル近辺、ユーロ/ドルは1.36ドル台前半での推移となりました。
クローズはドル/円が89.98円、ユーロ/ドルが1.3629ドル、ユーロ/円は122.63円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10092.19 128.20 129.00%
FTSE100(英) 5142.45 -19.03 -37.00%
DAX(独) 5500.39 -3.54 -6.00%
NYダウ(米) 10099.14 -45.05 -44.00%
S&P500(米) 1075.51 -2.96 -27.00%
NASDAQ(米) 2183.53 6.12 28.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.69 -0.02
日本10年債 1.330 0.005
英10年債 4.04 0.02
独10年債 3.19 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1090.00 -4.70
NY原油(期近) 74.13 -1.15

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/15(月) 
・ 米国市場休場(プレジデンツデー)
・ 中国、香港、シンガポール市場休場(旧正月)
・ 08:50 日本  第4四半期実質GDP(前期比年率)
・ 08:50 日本 第4四半期期比GDPデフレーター(前年比)
・ 09:01 英国 2月ライトムーブ住宅価格(前月比)

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2010年2月14日 (日)

2/15の週の見通し

こんばんは。昨日、本日と天気もよく過ごしやすい日でした。この時期にしてはありがたいです。

12日に発表された9日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、円のロング(買)が増加、ドルはショートからロングへ転換、ユーロはショートが5万コントラクトを超えました。また、カナダとNZドルはロング(買)が減少しています。各通貨のポジションは下の表を参照してください。

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 22,396 15,261 41,352 18,956 60,308
EUR -57,152 -13,411 34,867 92,019 126,886
GBP -52,756 -18,788 14,012 66,768 80,780
CHF -6,896 -5,121 9,219 16,115 25,334
CAD 8,863 -6,492 24,285 15,422 39,707
AUD 27,606 -5,665 44,346 16,740 61,086
NZD 4,723 -660 14,359 9,636 23,995
MXN 32,274 -10,379 42,328 10,054 52,382
source:CFTC

先週末は中国が春節を前に、預金準備率を25日から0.5%引き上げることを発表、2か月連続の引き上げとなり預金準備率は大手金融機関で原則16.5%になります。ただ、先週末の為替市場の反応は発表直後こそリスク回避の円買いとなったものの影響は限定的となりました。このため、中国の休み明けまでは中国サイドからの新たな材料が出ないと思われることから、円高への圧力は限定的となると思われます。また、先週のEU首脳会合で具体的な支援策が出なかったギリシャ問題は今週のEU財務相会合へと持ち越しになりましたが、EU筋が一部通信社へ語ったところでは、EU財務相会合でも具体的な支援策が出ない見通しとのことで、ユーロの下落圧力が続くと思われますが、その一方では、市場が大きく反応しギリシャ債権に対する圧力が高まれば、迅速な対応が行われることもあり得るとも発言していることで、ユーロの下落に対する警戒が出てくると、これまで売られすぎているユーロの短期的な反発が起こる可能性があります。経済指標では、16日の独ZEWがポイントとなると思われます。

ドルはNY連銀指数や住宅着工件数、新規失業保険申請件数などがカギとなります。先週公表されたバーナンキ米FRB議長の将来、公定歩合引き上げを示唆する内容であったことで、ユーロの弱含みが継続するとドルが底堅い動きにつながりやすいと思います。

豪ドルは準備銀行(RBA)の金融政策議事録、英国は消費者物価指数、失業率、英中銀(BOE)金融政策委員会議事録、小売売上高指数などがカギとなり、特に豪は先週発表された雇用がよい内容となったことで、リスクへの警戒が緩和するようであれば買われやすくなると思います。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 88.30 91.30
ユーロ/ドル 1.3500 1.3800
ユーロ/円 120.50 125.30
ポンド/円 135.50 144.50
豪ドル/円 76.20 81.20

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは45,255コントラクトのショート減少の20,942コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は15,261コントラクトのロング増加の22,396コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは13,411コントラクトのショート増加の57,152コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは6,492コントラクトのロング減少の8,863コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは660コントラクトのロング減少の4,723コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(15日更新)

■イベント予定
2/15(月) 
・ 08:50 日本 第4四半期実質GDP(前期比年率)
・ 08:50 日本 第4四半期期比GDPデフレーター(前年比)
・ 09:01 英国 2月ライトムーブ住宅価格
2/16(火)
・ 06:45 NZ第4四半期生産者物価-生産高
・ 06:45 NZ第4四半期生産者物価-投入高
・ 09:30 豪豪準備銀行(RBA)金融政策議事録
・ 18:30 英国 12月DCLG UK住宅価格
・ 18:30 英国 1月小売物価指数
・ 18:30 英国 1月消費者物価指数
・ 19:00 ユーロ圏 2月ZEW景況感調査
・ 19:00 ドイツ 2月ZEW景況感調査
・ 22:30 米国 2月NY連銀製造業景気指数
・ 23:00 米国 12月対米証券投資(ドル)
・ 23:00 米国 12月対米証券投資長期フロー
・ 03:00 米国 2月NAHB住宅市場指数
2/17(水)
・ 08:50 日本 12月第三次産業活動指数
・ 18:30 英国 1月失業保険申請件数推移
・ 18:30 英国 1月失業率(社会保障受給)
・ 18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策委員会議事録
・ 18:30 南アフリカ 12月実質小売売上
・ 19:00 ユーロ圏 12月貿易収支(季調済)
・ 19:00 ユーロ圏 12月建設支出
・ 22:30 米国 1月建設許可件数
・ 22:30 米国 1月住宅着工件数
・ 22:30 カナダ 12月卸売売上高
・ 23:15 米国 1月設備稼働率
・ 23:15 米国 1月鉱工業生産
・ 04:00 米国 FOMC議事録
2/18(木)
・ 00:00 日本 日銀目標金利(無担保コール翌日物)
・ 18:00 ノルウェー 第4四半期GDP
・ 19:00 ユーロ圏 2月消費者信頼感
・ 21:00 カナダ 1月消費者物価指数
・ 22:30 米国 1月生産者物価指数
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月国際証券取扱高
・ 00:00 米国 1月景気先行指標総合指数
・ 00:00 米国 2月フィラデルフィア連銀指数
2/19(金)
・ 16:00 ドイツ 1月生産者物価指数(前月比)
・ 18:00 ユーロ圏 12月経常収支(季調前/ユーロ)
・ 18:30 英国 1月小売売上高指数
・ 22:30 米国 1月消費者物価指数コア
・ 22:30 米国 1月消費者物価指数
・ 22:30 カナダ 12月小売売上高
・ 22:30 カナダ 1月景気先行指標指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年2月13日 (土)

円が売られた週

こんばんは。今日は寒かったこともあり、バンクーバーオリンピックの開会式を見ていました。

今週は、ギリシャ救済への期待が高まったことで、一時ユーロが買われる場面が見られましたが、Eu首脳会合では、救済には合意したものの、具体的な方策が示されなかったことへの失望でユーロが売られました。また、ポンドは英中銀(BOE)から発表された四半期インフレレポートで成長率見通しが下方修正されたことやキング英中銀総裁による資産買い入れプログラム再開の可能性への発言などでポンドの上値も重くなりました。その一方で、新規雇用者数、失業率が大幅な改善を示した豪ドルが主要通貨に対して強含みとなりました。このため、ドルは主要通貨に対してまちまちとなったものの、ギリシャ問題がやや落ち着きを見せたことで、リスク回避の巻き戻しとなり、円は主要通貨に対して下落しました。週末は一時中国の追加的な引き締めからリスク回避に動きましたが、中国の旧正月前のタイミングがサプライズ要因となったに過ぎず、引き締め自体の可能性はすでに市場に織り込まれていたことで、円安の流れのまま週の取引を終えています。

【週間騰落率(JPY)】
Blog20100213_01_2
source:FXmuseum,Uedaharlowfx
【週間騰落率(USD)】
Weekly ratio USD
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

2010年2月12日 (金)

2/12本日の戦略-米小売改善なら潜在的にドル買いか-

おはようございます。米国東部の大雪が111年ぶりということもあり、予定されていた指標の発表が延期になったりしています。今冬は各地で異常気象ですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ポンド>円>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日もギリシャ救済をめぐるEU首脳会合での発言にユーロが振り回される展開となりました。EU首脳会合では具体的な救済策が示されなかったものの、独与党筋は「ギリシャ支援でKFWによるギリシャ国債買い入れを検討」「自国のギリシャ国債購入者にKFWによる補償を検討」と発言、更にEU筋は「ユーロ圏諸国の政府金融機関によるギリシャ国債購入、ギリシャ支援の選択の一つ」と発言していることから、今後の市場の状況(ユーロの下落の状況)によっては、ギリシャ支援に向けて動く準備が出てきているようにも見えます。また、「ユーログループ、ギリシャ支援で15日に他の選択肢を協議」と発言しており、次週15日まで問題が先送りされたようです。このため、ギリシャ支援を巡る問題は、次週まで持ち越しとなりそうです。

本日は独GDP(16時)、仏GDP(16時45分)、ユーロ圏GDP(19時)が発表されます。市場の関心がギリシャ救済に向かっていることから、むしろ17時のノボトニー・オーストリア中銀総裁の講演が注目されるのではないかと思います。また、22時30分には米1月の小売売上高の発表が予定されていて、12月に大幅に下振れしたことから、市場の関心も高まっていると思われ、2か月連続での悪化となるとドルが売られる要因となります。また、23時55分にはミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表が予定されていて、センチメントの改善が見られるようであればドルが買われやすくなると思います。ただ、上記にも書きました通り、市場はユーロ中心に見ている(動いている)ことで、要人の発言によって一喜一憂する展開が続くと思われ、大きなトレンドはユーロ下落が継続しているようですが、短期的には方向感がない状態と思います。。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中に入へ
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
南アランド/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中に入へ
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 09:20→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.26 ~ 90.21
EURJPY 121.85 ~ 123.65
GBPJPY 139.78 ~ 141.89
AUDJPY 79.07 ~ 80.63
NZDJPY 62.00 ~ 63.24
CADJPY 84.76 ~ 86.13
ZARJPY 11.63 ~ 11.86
NOKJPY 15.09 ~ 15.35
MXNJPY 6.84 ~ 6.96
HKDJPY 11.46 ~ 11.59
SGDJPY 63.13 ~ 63.91
EURUSD 1.3609 ~ 1.3737

■前日のサマリー
昨日は本邦が休場となる中、午前9時30分に発表された豪1月の失業率が5.3%へ改善、新規雇用者数も52,700人増と強い内容となったことから、豪ドルが主導し、クロス円が上昇、ドル/円は90円近辺から90.15円、ユーロ/円は123.65円近辺から124.13円へと上昇しました。その後は、市場の関心がEU首脳会合でのギリシャ救済へ移ったことで、ドル/円は上値が重くなり午後には一時89.82円まで下落しました。一方のユーロは期待感からじりじりと上昇し、一時1.3802ドル、ユーロ/円は124.16円の高値をつけました。しかし、EU首脳会合では、ギリシャ救済に対して合意したものの、債務保証や2カ国間融資などが「ギリシャ政府が求めていない」と拒否され、具体的な内容が示されなかったことで、市場には失望が広がったこと、米国で発表された新規失業保険申請件数が市場予想より改善をしていたことなどからユーロが売られ、ユーロ/ドルは1.3595ドル、ユーロ/円は122.05円まで下落、ドル/円は新規失業件申請件数発表前に89.57円まで下落後、同指標を受け89.87円まで上昇しました。NY時間クローズにかけてはNYダウが上昇したことなどからショートカバーが出て、ユーロ/ドルは1.3695ドル、ユーロ/円は122.92円まで戻しました。ドル/円は動意薄。
クローズはドル/円が89.76円、ユーロ/ドルが1.3693ドル、ユーロ/円は122.90円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9963.99 31.09 31.00%
FTSE100(英) 5161.48 29.49 57.00%
DAX(独) 5503.93 -32.44 -59.00%
NYダウ(米) 10144.19 105.81 105.00%
S&P500(米) 1078.47 10.34 97.00%
NASDAQ(米) 2177.41 29.54 138.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.72 0.02
日本10年債 1.330 -
英10年債 4.02 0.10
独10年債 3.23 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1094.70 18.40
NY原油(期近) 75.28 0.76

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/12(金) 
・ 14:00 日本 1月消費者態度指数
・ 16:00 ドイツ 第4四半期GDP速報値(前期比)
・ 16:45 フランス 第4四半期実質GDP速報値(前期比)
・ 17:00 ユーロ圏 ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
・ 19:00 ユーロ圏 12月鉱工業生産(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 第4四半期GDP季調済(前期比)
・ 22:30 米国 1月小売売上高(除自動車)
・ 22:30 米国 1月小売売上高
・ 23:55 米国 2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
・ 04:30 米国 タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事議会証言

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2010年2月11日 (木)

2/11本日の戦略-経済指標よりもギリシャ-

おはようございます。NYも大雪で株式市場が半ドンになるのではとのうわさが出るほどのようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>円>豪ドル>ユーロ>NZドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はユンケルEU財務相会議議長が「EU首脳会合でユーログループはギリシャ支援計画を提案へ」との発言が流れ、仏ルモンド紙も「仏、独が11日(木)のEU首脳会合でギリシャ支援を提案へ」と報じています。一方、仏の当局筋からは「EUの財務相は依然としてギリシャ救済に関する合意に達していない」「ギリシャ救済に向けた合意はまだない」と発言、独政府高官も「独はギリシャ救済を計画していない」と述べるなど、ギリシャ救済に向けての具体策が出てきません。本日のEU首脳会合でもギリシャ救済に向けて具体策などが出てこないと失望からのユーロ売りが加速する可能性があります。また、格付け機関ムーディーズは「もし、ギリシャが公共財政を持続不可能のままにとどめるなら、複数ノッチの格下げリスクがある」と発言、依然としてギリシャがユーロのリスク要因であることに変わりがないようです。

本日は9時30分に豪の失業率、新規雇用者数の発表が予定されています。雇用は3月の豪準備銀行の利上げの可能性を探る上でも重要(ただし、小売りは悪かった)な指標となることから、市場予想より上振れするようであれば、豪ドルの上昇につながりやすいと思われます。また、22時30分に新規失業保険申請件数などの発表が予定されています。とくに足許では、米雇用が不安視されていることから、新規失業保険申請件数の増加はドルを押し下げる要因となりそうです。一方あす発表される米小売売上高も12月が予想より大幅に下振れしたことから、個人消費に対する懸念が出ましたが、今月はその反動から事前の予想では前月比+0.6%の予想がなされており、予想からされに上振れすればドルの上昇要因と思われます。ただ、依然として市場の関心はギリシャ問題と思われることから、経済指標の影響も限定的になるのではないでしょうか。

本日のテクニカルは目立ったシグナルが出ているものがありませんでした。ドル/円は一目均衡表(日足)の雲の下限に支えられ、底堅い動きとなっているようですが、雲の厚みがあることで、しばらくは上値の重い展開が続きそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/スイス 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:12→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.40 ~ 90.40
EURJPY 122.45 ~ 124.26
GBPJPY 139.02 ~ 141.14
AUDJPY 77.81 ~ 79.38
NZDJPY 61.54 ~ 62.80
CADJPY 83.87 ~ 85.26
ZARJPY 11.43 ~ 11.67
NOKJPY 15.05 ~ 15.32
MXNJPY 6.75 ~ 6.88
HKDJPY 11.49 ~ 11.62
SGDJPY 62.97 ~ 63.77
EURUSD 1.3656 ~ 1.3780

■前日のサマリー
昨日は本邦の5・10日と祭日前が重なり、仲値に向けたドル買いから、ドル/円は1ドル=89.80円近辺から90.02円、ユーロ/円も123.70円近辺から124.28円、ユーロ/ドルも1.3780ドル近辺から1.3808ドルまで上昇しました。しかし、日経225平均株価が上げ幅を縮小したことなどから、ドル/円、クロス円の戻りが鈍くなり、ドル/円は89.53円、ユーロ/円は123.00円、ユーロ/ドルも1.3734ドルまで下落しました。ロンドン時間ではギリシャ救済への期待感からユーロ買いが先行し、ユーロ/ドルが1.3813ドル、ユーロ/円が123.88円まで上昇したものの、独高官からは「ギリシャのデフォルトリクスはない。しかしながら、ギリシャ救済に向けた具体的なものは何も決まっていない」などの発言が聞かれると、ポジション調整の売りとなり、ユーロ/ドルは1.3740ドル近辺、ユーロ/円は123.30円近辺へと下落しました。NY時間では22時30分に発表された米貿易収支の赤字幅が市場予想を上回っていたことからドルが売られ、ドル/円は89.25円、ユーロ/円は122.69円まで下落しました。また、この日注目されていたバーナンキ米FRB議長の議会証言の原稿では、「FRBは遠くない将来、公定歩合引き上げ選択も」「公定歩合変更も政策見通しのシフト変更を示唆せず」「高水準の失業率・インフレ抑制・安定的インフレ期待、長期間の低金利維持を正当化する公算」などとの内容だったことで、利上げの可能性を示唆とみられ、ドル買いに反応し、ドル/円は90.07円、ユーロ/円は123.82円へ上昇、ユーロ/ドルは1.3676ドルへと下落しました。クローズにかけてはユーロがやや戻しています。
クローズはドル/円が89.95円、ユーロ/ドルが1.3737ドル、ユーロ/円は123.56円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9963.99 31.09 31.00%
FTSE100(英) 5131.99 20.15 39.00%
DAX(独) 5536.37 38.11 69.00%
NYダウ(米) 10038.38 -20.26 -20.00%
S&P500(米) 1068.13 -2.39 -22.00%
NASDAQ(米) 2147.87 -3.00 -14.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.69 0.05
日本10年債 1.330 -0.005
英10年債 3.93 -0.04
独10年債 3.20 0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1076.30 -0.90
NY原油(期近) 74.52 0.77

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/11(木) 
・ 09:30 豪1月雇用者数変化(人)
・ 09:30 豪1月失業率
・ 17:15 スイス 1月消費者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 1月小売売上高(除自動車)
・ 22:30 米国 1月小売売上高
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月新築住宅価格指数(前月比)
・ 24:00 米国 12月企業在庫
・ 03:00 米国 米財務省30年債入札(160億ドル)
2/12(金)
・ 06:45 NZ12月小売売上高指数(前月比)

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2010年2月10日 (水)

2/10本日の戦略-ギリシャ問題はまだまだ波乱要因-

おはようございます。昨日のユーロ相場は最近の天気(気温)のようですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はユーロ(ギリシャ問題)に振り回された1日となりました。ギリシャ救済についてはリスボン条約から、欧州圏全体での救済には踏み切れないと思われ、市場ではドイツによる2国間での救済へ期待が高まっています。昨日は要人の発言に振り回されたものの、救済への期待から、リスク回避を縮小(巻き戻す)する動きにつながったものと思われます。また、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の「EUの構造基金に関してギリシャと協力する方策あり得ると指摘」との発言も、今後のギリシャ救済に向けて何らかの方策がとられる可能性が示唆されたとみなされ、一時的には不安感が後退するものと思われます。ただ、ギリシャの救済に対して、具体的な方策が示されているわけではないことから、ユーロに対しての弱含みの心理は継続すると思われることから、戻り売りのセンチメントが継続し、上値が重くなる可能性があります。

本日は、この後9時30分に豪住宅ローン、18時30分に英中銀(BOE)インフレレポート、英製造業受注など、22時30分に米貿易収支の発表が予定されています。また、バーナンキ米FRB議長の議会証言原稿の公表、タルーロFRB理事の議会証言、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演、フィッシャー米ダラス連銀総裁講演が予定されていることで、米出口戦略に向けてのロードマップなどが示されるようであれば、ドルが買われやすくなると思われます。

一方、テクニカル分析ではスローストキャスティックス(期間9,3,3)では、多数の通貨ペア(下記参照)でゴールデンクロスが出現しています。かなり売られ過ぎでの水準で出現していることから、短期的な戻りのシグナルと見ることができますが、「ダマシ」の可能性もあることから、次の買いシグナル(MACD)などを待つかどうかです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
カナダドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を上抜け
南アランド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
メキシコペソ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ノルウェークローネ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/NZドル 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:07→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.14 ~ 90.13
EURJPY 122.69 ~ 124.47
GBPJPY 139.80 ~ 141.91
AUDJPY 77.87 ~ 79.43
NZDJPY 61.68 ~ 62.92
CADJPY 83.36 ~ 84.74
ZARJPY 11.52 ~ 11.76
NOKJPY 15.04 ~ 15.31
MXNJPY 6.79 ~ 6.92
HKDJPY 11.44 ~ 11.58
SGDJPY 62.85 ~ 63.65
EURUSD 1.3722 ~ 1.3846

■前日のサマリー
昨日はユーロに振り回された1日となりました。東京時間帯にトリシェECB総裁が豪の滞在を早期に切り上げ帰国との報に、ギリシャに対する何らかの救済が決まったのではないかとの期待感が高まり、リスク回避の巻き戻しとなる「ドル売り」「円売り」となりました。ドル/円は朝方の1ドル=89.20円近辺から89.70円近辺、ユーロ/円は121.70円近辺から123.25円近辺、ユーロ/ドルは1.3645ドル近辺から1.3745ドル近辺へと上昇しました。しかし、20時過ぎにECBから「トリシェECB総裁は今週のEUサミットへの招請を1月中旬に受け入れていた」「トリシェECB総裁の豪からのフライト変更は単なるロジスティックなもの」との発言を受け、ユーロ/ドルが1.3697ドルへと下落すると、ユーロ/円は122.65円、ドル/円は89.53円へとそれぞれ下落しました。しかし売りが一巡すると、ユーロ/ドルが1.3774ドル、ユーロ/円が123.65円、ドル/円が89.82円まで戻しました。22時過ぎに今度はノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ECBはギリシャ支援へ介入できず」などと発言、これを受けてユーロ/ドルは再び下落、更に、格付け機関S&Pが米シティ・グループとバンク・オブ・アメリカの格付け見通しをネガティブへダウングレードしたことなどで、リスク回避の動きとなり、ドル/円は89.32円、ユーロ/ドルは1.3692ドル、ユーロ/円は122.36円まで下落しました。その後、ドイツの連立与党筋から「欧州圏の政府がギリシャへの救済をする方向で原則合意した」との発言が伝わると、ストップロスを巻き込んでユーロ/ドルは1.3840ドルへ上昇、ユーロ/円も124.18円、ドル/円も89.76円まで上昇しました。しかし、ドイツ政府高官からは「ギリシャ救済決定に関する報道は根拠がない」と発言されたことから、ユーロ/ドルは1.37ドル台後半、ユーロ/円は123円台ミドルへと下落、ドル/円は89円台後半での小動きとなりました。
クローズはドル/円が89.70円、ユーロ/ドルが1.3796ドル、ユーロ/円は123.75円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9932.90 -18.92 -19.00%
FTSE100(英) 5111.84 19.51 38.00%
DAX(独) 5498.26 13.41 24.00%
NYダウ(米) 10058.64 150.25 152.00%
S&P500(米) 1070.52 13.78 130.00%
NASDAQ(米) 2150.87 24.82 117.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.64 0.09
日本10年債 1.340 -0.015
英10年債 3.96 0.02
独10年債 3.15 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1077.20 11.00
NY原油(期近) 73.75 1.86

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/10(水) 
・ 08:50 日本 1月国内企業物価指数(前月比)
・ 08:50 日本 12月機械受注(前月比)
・ 09:30 豪12月住宅ローン
・ 18:00 ノルウェー 1月消費者物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 12月製造業生産高(前月比)
・ 18:30 英国 12月鉱工業生産(前月比)
・ 19:30 英国 英中銀四半期インフレレポート
・ 22:30 米国 12月貿易収支(ドル)
・ 22:30 カナダ 12月国際商品貿易
・ 23:30 米国 タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事議会証言
・ 02:45 米国 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演
・ 03:00 米国 米財務省10年債入札(250億ドル)
・ 03:20 米国 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
・ 04:00 米国 1月月次財政収支(ドル)

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2010年2月 9日 (火)

2/9本日の戦略-材料少なく、株価主導続きそう-

おはようございます。天気予報によると、まだ2月初旬なのに、本日は関東地方で4月中旬くらいの気温になるようです。温かいのはいいのですが、身体がついていかないかもです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は主要な材料がなかったことから株価の動きに左右されました。また、一部通信社によると中国は預金準備率をさらに引き上げる見通し。物価上昇圧力を抑えるため、いずれ金利も引き上げる可能性がある」と報じられました。中国の引き締めとギリシャ問題が目下のところ市場のテーマとなっています。この2つはどちらも株価の下落要因であり、低金利のファウンディング通貨としての「ドル」と「円」のキャリートレードの巻き戻し要因として作用しやすいことから、しばらくはクロス円の上値が重くなりそうです。特に原油価格と関連性が高いユーロ(対ドル)や、豪ドルなどの資源国通貨は影響が大きくなる可能性があります。ただ、ギリシャの債務問題については、欧州委員会が削減計画に支持を表明しており、債務削減には時間がかかることもわかっていることから、そろそろこの材料も飽きがきていると思われます。その一方では、新たな火種としてポルトガル、スペインなど南欧諸国のスプレッドが拡大傾向にあることから、引き続きユーロ圏は弱含みが続くと思います。

本日は、独の貿易収支、英の貿易収支の発表が予定されていますが、市場全体に及ぼす影響は限定的となると思われ、引き続き株価主導の動きで、ユーロの戻り売りの可能性が高そうです。ただ、日本時間の明日午前3時に米3年債の入札(400億ドル)が予定されています。前回の入札が2.98倍と好調だったため、今回の入札が不調だった場合には、利回りの上昇から株価の下落の要因となりやすいことから、クロス円が重さが意識されそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:23→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.68 ~ 89.70
EURJPY 120.75 ~ 122.47
GBPJPY 137.86 ~ 139.89
AUDJPY 76.26 ~ 77.75
NZDJPY 60.21 ~ 61.39
CADJPY 82.12 ~ 83.47
ZARJPY 11.36 ~ 11.60
NOKJPY 14.75 ~ 15.00
MXNJPY 6.65 ~ 6.77
HKDJPY 11.39 ~ 11.53
SGDJPY 62.20 ~ 63.01
EURUSD 1.3573 ~ 1.3695

■前日のサマリー
昨日は週末にカナダのイカルイトで開催されたG7財務相・中央銀行総裁会合でのサプライズもなく、主要な経済指標の発表がない中で、株価が主導する動きとなりました。東京時間帯では、アジアの株価指数が軟調に推移、ドル/円は1ドル=89.20円近辺から89.45円近辺での小動き、ユール/円も1ユーロ=121.55円近辺から126.15円近辺、ユーロ/ドルも1ユーロ=1.3620ドルから1.3665ドル近辺での狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間は欧州の株価が堅調に推移したことから、リスク回避の動きの巻き戻しで、「ドル」と「円」が売られ、ドル/円は89.57円、ユーロ/円は122.78円、ユーロ/ドルは1.3714ドルのこの日の高値をつけましたが、ギリシャ5年債のCDSスプレッドが金曜日のNY市場のレベルとなる4.07ポイントに拡大したことから、リスク回避の動きとなり、ドル/円は89.16円、ユーロ/円は121.66円、ユーロ/ドルは1.3642ドルまで下落しました。NY市場では、NYダウが1万ドル割れとなり、一時リスク回避の動きとなったものの、NYダウがプラス圏を回復すると、ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルともに小幅ながら戻しましたが、ロンドン時間につけた高値を超えることができず、再びNYダウが下落し、100ドル超下落したことから上値が重く、ドル/円は89円台前半、ユーロ/円は122円割れ、ユーロ/ドルは1.36ドルミドル近辺までじり安となりました。
クローズはドル/円が89.26円、ユーロ/ドルが1.3650ドル、ユーロ/円は121.83円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9951.82 -105.27 -105.00%
FTSE100(英) 5092.33 31.41 62.00%
DAX(独) 5484.85 50.51 93.00%
NYダウ(米) 9908.39 -103.84 -104.00%
S&P500(米) 1056.74 -9.45 -89.00%
NASDAQ(米) 2126.05 -15.07 -70.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.56 -0.01
日本10年債 1.355 -0.010
英10年債 3.95 0.06
独10年債 3.15 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1066.20 13.40
NY原油(期近) 71.89 0.70

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/9(火) 
・ 09:01 英国  1月RICS住宅価格 
・ 09:20 米国 ダドリー米NY連銀総裁講演
・ 16:00 ドイツ 12月貿易収支(ユーロ)
・ 18:30 英国 12月商品貿易収支(ポンド)
・ 18:30 英国 12月貿易収支(ポンド)
・ 24:00 米国 12月卸売在庫
・ 03:00 米国 米財務省3年債入札(400億ドル)

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2010年2月 8日 (月)

2/8本日の戦略-ユーロの弱含み続くが過剰反応気味?-

おはようございます。一泊二日での帰省で東名を走りましたが、富士山が綺麗に見え、とても得をした気分です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ドル>円>ユーロ>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は米雇用統計の非農業部門雇用者数の増減と失業率が市場予想と逆の動きとなったことから、発表後は値動きが荒い展開となりました。米雇用統計からは失業率が改善したものの、雇用の改善からの米金利の前倒し期待が後退したようです。また、カナダのイカルイトで開催されたG7は共同声明が見送られ、議長国のカナダからはアジアの一部の国での為替制度が比較的硬直的とされたものの、名指しでの中国人民元への言及はなく、特にサプライズとなる要因はありませんでした。このため、市場のテーマは引き続きユーロ圏での財政問題となりそうです、特に4月に入ると一部の国では国債の償還も予定されていることから、懸念を引きずることになりそうです。ただ、短期的に見ると市場が過剰反応をしていると受け取ることもできることから、チャート上のサポートがある1.3510ドル近辺(週足一目均衡表遅行線の雲の下限)で下げ止まる可能性があるのではないかとみています。

ドル/円は週足チャートでみると昨年10月初旬の88.00円(左肩)、昨年11月下旬の84.83円(頭)、先週後半の88.54円(右肩)のリバース・ヘッド・アンド・ショルダーの形成の可能性があり、この近辺で下げ止まれば、昨年4月上旬の高値101.43円と1月初旬の高値93.78円を結んだトレンドラインの延長上の92.70円近辺までの戻しの可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
特になし

■変動率からの予想レンジ 10:23→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.65 ~ 89.71
EURJPY 120.93 ~ 122.65
GBPJPY 138.41 ~ 140.47
AUDJPY 76.54 ~ 78.04
NZDJPY 60.73 ~ 61.91
CADJPY 82.55 ~ 83.92
ZARJPY 11.34 ~ 11.58
NOKJPY 14.74 ~ 15.00
MXNJPY 6.69 ~ 6.81
HKDJPY 11.39 ~ 11.53
SGDJPY 62.26 ~ 63.08
EURUSD 1.3594 ~ 1.3719

■前日のサマリー
週末は本邦の5・10日にあたったこともあり、仲値に向けた本邦勢のドル買いなどからドル/円は88.90円近辺から89円台後半、ユーロ/円も122円近辺から123.20円近辺まで上昇しました。仲値の買いが一巡するとユーロが主導となり下落、ユーロ/ドルが1.3745ドル近辺から1.3869ドル、ユーロ/円が122.44円まで売られました。ユーロ/スイスフランも2008年10月の水準となる1.45スイスミドルまで下落しましたが、日本時間の12時過ぎに1.48スイス台へ上昇、スイス国立銀行(SNB)の介入の噂が出たものの、SNBがコメントをしなかったことで、1.47スイス台へと下落しました。その後も米雇用統計を前にして、神経質な動きとなりましたが、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロ/ドルの動きは投機も一因」「現在のユーロ/ドル相場は通常のレンジの範囲内」などと発言、ユーロの下落を懸念していないことが示されたものの、市場の反応は限定的となりました。22時30分に発表された米国の雇用統計は、非農業部門雇用者数の増減が、市場予想のプラス回復を裏切る2万人減少となったうえに、前月も8.5万人減少が15万人減少に下方修正されたことから、ドル/円は89円まで下落、一方の失業率が9.7%と予想より大幅に改善したことで89.89円まで上昇と荒い値動きとなっりました。ユーロ/円も121.75円から123.33円、ユーロ/ドルも1.3674ドルから1.3733ドルといずれも激しく動きました。前日に続きNYダウの下落が継続したことからリスク回避の動きが継続し、ドル/円は88.82円、ユーロ/ドルは1.3585ドル、ユーロ/円は120.70円まで下落しました。しかし、NYダウがクローズにかけてマイナス幅を縮小、プラスを回復するとリスク回避の動きも収まり、ドル/円は89円台前半、ユーロ/ドルは1.36ドル後半、ユーロ/円は122円台を回復しました。
クローズはドル/円が89.35円、ユーロ/ドルが1.3677ドル、ユーロ/円は122.20円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10057.09 -298.89 -289.00%
FTSE100(英) 5060.92 -78.39 -153.00%
DAX(独) 5434.34 -98.90 -179.00%
NYダウ(米) 10012.23 10.05 10.00%
S&P500(米) 1066.19 3.08 29.00%
NASDAQ(米) 2141.12 15.69 74.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.57 -0.04
日本10年債 1.370 -0.005
英10年債 3.88 -0.01
独10年債 3.12 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1052.80 -10.20
NY原油(期近) 71.19 -1.95

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/8(月) 
・ 08:50 日本 12月国際収支-貿易収支(円)
・ 14:00 日本 1月景気ウォッチャー調査-現状判断DI
・ 14:00 日本 1月景気ウォッチャー調査-先行き判断DI
・ 15:45 スイス 1月失業率
・ 22:15 カナダ 1月住宅着工件数

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2010年2月 5日 (金)

2/5本日の戦略-米雇用統計待ちだが円高圧力は継続とみる-

おはようございます。予想をしていない時に相場が大きく動いてきましたね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、英中銀(BOE)、欧州中銀(ECB)の金融政策と本日予定されている米雇用統計を前に、スペインやポルトガルの債務問題がくすぶっていたものの、様子見気分が強く小動き予想が多くなっていました。そこにNYダウが大幅に下落したことから、リスクを回避する「円買い」と「ドル買い」となり、株価の下落からの"質への逃避"で米国債が買われ(利回りは低下)たことから、ドル/円では円高になりました。また、ガイトナー米財務長官が「中国が人民元の柔軟性向上で行動する可能性が高い」などと発言したことも円買いにつながったようです。

昨日はクロス円で急激な円高となり、EUR/JPY、AUD/JPY、GBP/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY、ZAR/JPY、MXN/JPY、NOK/JPYが21日移動平均線から3%以上乖離しています。特にAUD/JPYやNZD/JPYは6%以上の乖離となっていることから、短期的には売られ過ぎているように見えます。ただ、モメンタムは強い"売り"が出ていることで、市場のセンチメントとしては「戻り売り」に傾いているのではないかと思います。こうした中で、本日は米国の雇用統計が発表されます。雇用統計では非農業部門雇用者数の増減が増加に転じるのではとの期待がもたれています。市場予想より増加が大きければ株価の戻りにつながる可能性があり、ややドル売り(昨日の巻き戻しの動き)になる可能性があります。ただ、週末にカナダのイカルイトで開催されるG7財務相・中央銀行総裁会合での中国人民元へのメッセージが間違った方向にとられると、週明けからの円高が継続することも十分に考えられますので、注意が必要です。(最近はG7声明が財務省のホームページで日曜日に公開されるようになっています)
※今回は声明が発表されない模様なので、財務省のホームページに掲載されるかどうかは不明です。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
南アランド/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 09:58→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 88.45 ~ 89.52
EURJPY 121.13 ~ 122.82
GBPJPY 139.21 ~ 141.24
AUDJPY 76.10 ~ 77.57
NZDJPY 60.46 ~ 61.61
CADJPY 82.02 ~ 83.38
ZARJPY 11.41 ~ 11.64
NOKJPY 14.74 ~ 14.99
MXNJPY 6.66 ~ 6.78
HKDJPY 11.36 ~ 11.50
SGDJPY 62.14 ~ 62.97
EURUSD 1.3646 ~ 1.3770

■前日のサマリー
昨日は早朝発表されたNZ第4四半期の失業率が予想よりも大幅に悪い内容だったことで、NZドルが売られたものの、主要通貨は英中銀(BOE)、ECBの金融政策待ちから小動きとなり、ドル/円は1ドル=90.79円~91.09円、ユーロ/円は126.05円~126.40円、ユーロ/ドルは1.3903ドルまで上昇した後に1.3866ドルまで下落し、このレベルで小動きとなっていました。ロンドン時間に入り、英中銀の金融政策発表前からポンドが売られ1.5806ドルまで下落しましたが、英中銀は政策金利を0.5%に据え置いたものの、声明が「資産買入プログラムを休止」「CPIインフレ率は目標を大幅に上回っている」などとなったことで、ショートカバーから1.5870ドル近辺へと戻しました。ただ、一方では「見通し次第では追加の資産買い入れも」としたことで戻りも鈍くなりました。その後のECB理事会ではこちらも政策金利を1.0%に据え置き、トリシェECB総裁の定例記者会見でも「現在の金利は適切」「物価動向は引き続き抑制される見通し」などとこれまでの内容と大きく変わるところはありませんでした。質疑応答ではギリシャ問題に関しての質問が出ますが、「赤字削減の中期目標を承認」「政府が目標達成につながるあらゆる決断を下すと予想・確信している」などと発言し、特にに目新しい内容がなかったことから、1.38ドル台前半まで下落していたユーロ/ドルが更に下落し、NYダウが下落してオープン、NY州の司法長官がBOAのCEO、CFOを起訴することを発表し、金融株が主導でNYダウが一時1万ドルを割り込むと、リスク回避の「円買い」「ドル買い」となり、ドル/円はストップロスを巻き込んで一時88.55円、ユーロ/円は121.57円、ユーロ/ドルは1.3727ドルまで大幅下落となり、安値圏でクローズしました。
クローズはドル/円が89.05円、ユーロ/ドルが1.3723ドル、ユーロ/円は122.20円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10355.98 -48.35 -46.00%
FTSE100(英) 5139.31 -113.84 -217.00%
DAX(独) 5533.24 -138.85 -245.00%
NYダウ(米) 10002.18 -268.37 -261.00%
S&P500(米) 1063.11 -34.17 -311.00%
NASDAQ(米) 2125.43 -65.48 -299.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.61 -0.10
日本10年債 1.375 0.020
英10年債 3.90 -0.02
独10年債 3.16 -0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1063.00 -49.00
NY原油(期近) 73.14 -3.84

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/5(金)
・ 14:00 日本 12月景気先行CI指数
・ 14:00 日本 12月景気一致CI指数
・ 18:00 ノルウェー 12月鉱工業生産(前月比)
・ 18:30 英国 1月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 1月生産者出荷価格(前月比)
・ 19:30 ユーロ圏 リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
・ 20:00 ドイツ 12月鉱工業生産(前月比)
・ 21:00 カナダ 1月雇用ネット変化率
・ 21:00 カナダ 1月失業率
22:30 米国 1月失業率
22:30 米国 1月非農業部門雇用者数変化

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2010年2月 4日 (木)

2/4本日の戦略-英(BOE)は期待先行?-

おはようございます。関東地方の一部でも2度目の雪が降ったようで、暦の上では春ですが、まだまだ寒さが続くようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はNYダウが下落したものの、円が主要通貨に対して売られました。この2日間においては、株価のとの相関が崩れているようです。ユーロはギリシャの2012年末に財政赤字を対GDP比3%以下のするという財政再建計画が欧州委員会で支持されたものの、市場の関心がスペインやポルトガルに移り、特にスペインのダウングレード(格下げ)の噂がユーロを重くしました。このため、しばらくはリスクを回避のドル買いが継続しそうであり、トリシェECB総裁が繰り返しドル高を望む発言を繰り返しているユーロにとってはユーロの下落に対する警戒感は薄いものと思われます。

本日は英中銀(BOE)の金融政策委員会と欧州中銀(ECB)の理事会が予定されています。どちらも政策金利は据え置きと思われますが、英国には出口戦略に踏み出すのではないかとの期待が高まっていることから、発表まではポンドが買われやすくなっているのではないかと思います。ただ、BOEはこれまでに2月のインフレレポート(次週10日)での判断を見ながらと表明していることから、今回は踏み込んだ声明にはならないと思われ、発表後の材料出尽くしでの下落に警戒です。ECBは22時30分のトリシェECB総裁の発言の中にギリシャ債務問題やスペイン、ポルトガルなどに言及されるかが注目され、市場に安心感が出なければユーロが売られることになりそうです。また、明日未明の4時にホーニング米カンザスシティ連銀総裁の講演が予定されており、先のFOMCで唯一の反対票を投じているだけに、その内容がタカ派的であれば、ドル買いにつながる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 21日移動平均線を上抜け
豪ドル/NZドル 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:19→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.44 ~ 91.48
EURJPY 125.47 ~ 127.08
GBPJPY 143.48 ~ 145.46
AUDJPY 79.56 ~ 80.97
NZDJPY 63.30 ~ 64.38
CADJPY 84.87 ~ 86.17
ZARJPY 11.97 ~ 12.19
NOKJPY 15.35 ~ 15.59
MXNJPY 6.94 ~ 7.06
HKDJPY 11.62 ~ 11.75
SGDJPY 63.97 ~ 64.76
EURUSD 1.3819 ~ 1.3943

■前日のサマリー
昨日は豪の貿易統計で赤字額が市場予想より小幅ながら少なかったことから、クロス円が主導して上昇し、ドル/円は朝方の1ドル=90.40円近辺から90.56円、ユーロ/円は1ユーロ=126.20円近辺から126.53円、ユーロ/ドルは1.3960ドル近辺から1.3977ドルまで小幅上昇しましたが、中国が初回住宅ローン貸出金利を引き上げたことから、上海総合株価が指数が下落し、リスク回避の動きで、ドル/円が90.30円、ユーロ/円が125.97円、ユーロ/ドルが1.3947ドルまで一時下落しました。ロンドン時間では、欧州委員会がギリシャの財政再建プログラムを支持すると表明したことなどから、欧州株価が堅調に推移し、ドルが全面的に売られ、ドル/円は90.07円、ユーロ/円は126.01円まで下落、ユーロ/ドルは1.4027ドルまで上昇しました。その後、米長期金利が上昇するなかで、ドルが買い戻されたことや米ADP雇用統計が2.2万人の減少(予想は3万人の減少)に留まり、前月も6.1万人の減少(8.5万人減少から修正)となったことで、NY時間にはドル/円が91.28円、ユーロ/円が126.98円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3885ドルまで下落しました。特にユーロはギリシャのCDSスプレッドが拡大したことやスペインが格下げされるとの噂などが市場に出て、高値からは約150ポイントの下落となりました。
クローズはドル/円が90.97円、ユーロ/ドルが1.3895ドル、ユーロ/円は126.40円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10404.33 33.24 32.00%
FTSE100(英) 5253.15 -30.16 -57.00%
DAX(独) 5672.09 -37.57 -66.00%
NYダウ(米) 10270.55 -26.30 -26.00%
S&P500(米) 1097.28 -6.04 -55.00%
NASDAQ(米) 2190.91 0.85 4.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.70 0.06
日本10年債 1.355 0.010
英10年債 3.92 0.00
独10年債 3.22 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1112.00 -6.00
NY原油(期近) 76.98 -0.25

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/4(木)
・ 09:30 豪 12月住宅建設許可件数
・ 09:30 豪 12月小売売上高
・ 16:15 スイス 12月貿易収支
・ 20:00 ドイツ 12月製造業受注
・ 21:00 英国 中銀(BOE)政策金利発表
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月住宅建設許可
・ 00:00 米国 12月製造業受注指数
・ 00:00 カナダ 1月Ivey購買部協会指数

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2010年2月 3日 (水)

ギリシャ債務問題からのユーロ崩壊の可能性は低い

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

今月2月12日からカナダのバンクーバーで冬季オリンピックが開催される。日本の代表選手も現地入りするなど、巷もオリンピックムードになってきた。フィギュアスケートやモーグルなどメダルの獲得の期待が高い種目もあり、今年最初の大きなイベントとして楽しみである。

オリンピックといえば、発祥の地のギリシャの債務の問題が昨年12月ドバイ・ショック以降クローズアップされ、これがユーロを押し下げる要因となっている。

ギリシャの債務問題とはそもそも何かということになるが、ギリシャは1981年の2次拡大でEUに加盟、2001年のユーロ流通開始前から財政赤字には懸念があった。世界的な経済危機が発生する前までは年4%の高い成長率を誇っていたが、同時に財政赤字もGDP比で3~8%ほど増加していた。しかも、昨年10月にギリシャ政府から2008年の財政収支と債務のデータに誤りがあったとして、財政赤字の比率が7.7%と約2倍に修正されるなど、増大する赤字からギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る懸念が出てきたというものだ。

現在、公表されている最新の数字でも財政赤字のGDP比は12.7%に達しており、このままでは財政赤字は2010年以降もEUが定めた財政基盤の3%からはかけ離れたものとなり、ギリシャ政府は2012年までに3%を達成するとしているが、到底不可能な状況である。また、公的債務もGDP比100%を超え、EU加盟国の基準の60%も大きく上回っている。こうしたことを受け、格付け機関フィッチやS&Pは相次いでギリシャのソブリン格付けを「A-」から「BBB+」へと1段階引き下げた。金融市場では急速にデフォルトリスクが高まったことでCDSプロテクション(信用リスクを回避したい場合の保険のようなもの)が買われ、スプレッドも拡大している。

こうした現状を見て、1999年1月から導入され10年が経過したユーロが、財政規律の乱れから崩壊に向かうという根強い「崩壊論者」もいる。歴史をたどれば1958年の欧州経済共同体(EEC)から約半世紀の時間をかけて統一してきたユーロが簡単に崩壊に至るとは考えにくく、最悪の場合にはギリシャがEUから離脱といことになるのではないだろうか。ただ、この場合はユーロの信認が大きく揺らぐことに繋がると思われ、ユーロが低迷する可能性がある。

2/3本日の戦略-ユーロの底堅さが目立つような-

おはようございます。これまで書店や駅の売店で購入していたエコノミストを今年から年間購読することにしました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>NZドル>ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はNYダウが上昇したにもかかわらず、ドル/円ではドルが弱含みとなりました。円高に振れた要因として米長期金利の低下があげられますが、市場はすでに今週末の米雇用統計に焦点を合わせ始めているのではないでしょうか。昨日の各通貨の動きを見ても小動きとなっています。過去7日間の変化率を見ても、変化率が7日間で最少となった通貨ペアが8あります。このため、本日は昨日よりボラティリティ(変化率)は高くなると思われます。

本日は週末の雇用統計の前哨戦となる民間給与会社のADP雇用統計が22時15分に発表されます。また、24時には米供給管理協会(ISM)の非製造業景気指数の発表も予定されています。市場は米労働省発表の雇用統計に対してややポジティブに見ていると思われることから、減少予想となっているADPが増加となるとドルが買われやすくなるのではないかと思いますし、逆に悪くても週末に向けての期待が残ることから若干の下振れでは影響が限定的にとどまるでしょう。一方のユーロは、ギリシャの隠れ債務の噂が出たりしましたが、1.39ドル割れでは買い意欲も強いようで、それほど反応しなくなってきていることから、このテーマにもそろそろ飽きが来ている可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ノルウェークローネ/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
豪ドル/NZドル 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:56→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.81 ~ 90.83
EURJPY 125.25 ~ 126.87
GBPJPY 143.27 ~ 145.29
AUDJPY 79.32 ~ 80.75
NZDJPY 63.72 ~ 64.83
CADJPY 84.76 ~ 86.06
ZARJPY 11.93 ~ 12.16
NOKJPY 15.34 ~ 15.59
MXNJPY 6.94 ~ 7.06
HKDJPY 11.54 ~ 11.68
SGDJPY 63.72 ~ 64.50
EURUSD 1.3892 ~ 1.4018

■前日のサマリー
昨日朝方はリスク投資選好の動きと豪準備銀行の利上げ期待による外貨買いなどから、ドル/円は1ドル=90.60円近辺から90.92円、ユーロ/円は1ユーロ=126.30近辺から126.61円まで上昇、ユーロ/ドルは1ドル=1.3930ドル近辺からじり安となりました。12時30分に発表された豪準備銀行(RBA)の金融政策では、政策金利を3.75%に据え置いたことで、市場はサプライズ(事前の予想はほぼ100%のエコノミストが利上げを予想していた)となり、豪ドルが急落し、ドル/円などもこれにつられ、ドル/円は90.58円、ユーロ/円は125.86円、ユーロ/ドルは1.3886ドルまで下落しました。しかし、その後は日経平均株価などが堅調な推移となったことで下げ渋り、豪ドル以外は下落前の水準をほぼ回復しました。ロンドン時間では、ポジション調整が先行し、ドル/円は90.47円、ユーロ/円は125.96円、ユーロ/ドルは1.3912ドルまで下落したものの、菅財務相が「G7は意見交換の形で進むだろう」などと発言したことや欧州の株価が堅調に推移したことからリスク選好の動きとなり、ドル/円は90.82円、ユーロ/円は126.69円、ユーロ/ドルは1.3959ドルまで上昇しました。NY時間では、発表された米12月の中古住宅販売保留は市場予想通りとなったものの、ギリシャで400億ユーロの隠れ負債があったとの市場の噂などから、リスク買いの円買いの動きとなり、ドル/円は90.26円、ユーロ/円は125.82円まで下落、ユーロ/ドルも1.3924ドルまで売られました。注目されていたボルガー経済再生諮問会議議長の証言では、週末にNYタイムスへ寄稿した内容と差がなかったことから、ほとんど材料視されなかったものの、ユーロがじり高となりこの日の高値となる1.3976ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が90.38円、ユーロ/ドルが1.3964ドル、ユーロ/円は126.20円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10371.09 166.07 163.00%
FTSE100(英) 5283.31 35.90 68.00%
DAX(独) 5709.66 55.18 98.00%
NYダウ(米) 10296.85 111.32 109.00%
S&P500(米) 1103.32 14.13 130.00%
NASDAQ(米) 2190.06 18.86 87.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.64 -0.01
日本10年債 1.330 0.015
英10年債 3.91 0.02
独10年債 3.20 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1118.00 13.00
NY原油(期近) 77.23 2.80

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/3(水)
・ 09:30 豪 12月貿易収支
・ 18:00 ノルウェー 11月失業率
・ 18:30 英国 1月サービス業PMI
・ 19:00 ユーロ圏 12月小売売上高(前月比)
・ 22:00 ノルウェー 中銀(Norges Bank)政策金利発表
・ 22:15 米国 1月ADP雇用統計
・ 24:00 米国 1月ISM非製造業景況指数
2/4(木)
・ 06:45 NZ 第4四半期失業率

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2010年2月 2日 (火)

2/2本日の戦略-リスク要因の後退が続くか-

おはようございます。関東地方に降った昨日の雪で一面真っ白とまではいきませんでしたが、銀世界はシンプルで美しいですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ユーロ>ドル>ポンド>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はリスク資産への投資再開の動きが戻り、ファンディング通貨としての「円」と「ドル」が主要通貨に対して売られました。また、本日12時30分に豪準備銀行(RBA)から金融政策が発表される豪ドルが期待感から大幅に戻しました。英FT紙が報じた米金融機関への規制撤廃のニュースもNYダウを押し上げリスクを取りやすくしたものと見られます。

本日は、上記にも書きましたが豪の金融政策が東京、アジア時間では注目されます。豪準備銀行は1月に金融政策の会合を行なっていない(毎年定例)ことから、市場が予想している0.25%の引き上げが行われれば、素直に豪ドルが買われ、据え置かれれば売られると思います。その他では、時間は未定ですが、ボルガー米経済再生諮問会議議長が上院銀行委員会で「ボルガールール」(銀行がリスクを取ることを金融規制する案)に対しての証言を行う予定となっていることから、内容いかんによってはリスク投資が継続するか、リスク回避の動きとなるかの分岐となると思われます。こうした意味では、本日はNY時間帯まで様子見が強く小動きなるのではないかと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ドル/スイス ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上
南アランド/円 90日移動平均線を上抜け
メキシコペソ/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ノルウェークローネ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 09:53→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.03 ~ 91.08
EURJPY 125.27 ~ 126.91
GBPJPY 143.49 ~ 145.55
AUDJPY 80.03 ~ 81.45
NZDJPY 63.57 ~ 64.69
CADJPY 84.70 ~ 86.04
ZARJPY 11.94 ~ 12.17
NOKJPY 15.31 ~ 15.56
MXNJPY 6.95 ~ 7.07
HKDJPY 11.55 ~ 11.69
SGDJPY 63.83 ~ 64.62
EURUSD 1.3859 ~ 1.3987

■前日のサマリー
昨日は本邦による投信設定の買いなどから朝方にドル/円は1ドル=90.39円、ユーロ/円は1ユーロ=125.43円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3888ドルまで上昇しましたが、この買いが一巡すると、先週末からのリスク回避の動きが再開、中国による引き締め警戒感からクロス円が主導する形で下落し、ドル/円は89.99円、ユーロ/円は124.75円、ユーロ/ドルは1.3852ドルまで下落しました。ロンドン時間帯では、ギリシャのソブリン債の対独のスプレッドが一段と縮小したことや発表された購買担当者景気指数(PMI)が良かったことなどで、株価が堅調に推移、ドル/円は90.48円、ユーロ/円は125.81円、ユーロ/ドルは1.3917ドルへと上昇しました。NY時間では、24時に発表された米1月製造業ISMが市場予想より大幅に良い58.4となったことや英紙フィナンシャル・タイムスが米銀行規制案の撤回の可能性を報じたことで、市場に期待感が広がり、NYダウが100ドル超の上昇となったことで、リスク選好の動きとなり、「円」と「ドル」が売られ、ドル/円はストップロスを巻き込みながら90.94円、ユーロ/円は126.53円、ユーロ/円は1.3939ドルの高値を付けました。
クローズはドル/円が90.60円、ユーロ/ドルが1.3930ドル、ユーロ/円は126.20円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10205.02 6.98 7.00%
FTSE100(英) 5247.41 58.89 114.00%
DAX(独) 5654.48 45.69 81.00%
NYダウ(米) 10185.53 118.20 117.00%
S&P500(米) 1089.19 15.32 143.00%
NASDAQ(米) 2171.20 23.85 111.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.65 0.07
日本10年債 1.330 0.015
英10年債 3.90 -0.01
独10年債 3.19 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1105.00 21.20
NY原油(期近) 74.43 1.54

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/2(火)
・ 12:30 豪中銀(RBA)政策金利発表
・ 17:00 ノルウェー 1月購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:30 英国 1月PMI建設業
・ 19:00 ユーロ圏 12月生産者物価指数
・ 00:00 米国 12月中古住宅販売保留

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2010年2月 1日 (月)

2/1本日の戦略-予算教書とISMに注目-

おはようございます。今日から2月です。2月は如月(きさらぎ)です。語源は寒さのために着物を重ねて着るという説が有力らしいです。これを知ると余計に寒さを感じます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>円>NZドル>ユーロ>ポンド>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は予想外の米10-12月期GDPの伸びにもかかわらず、NYダウが軟調に推移したことでリスク回避の「ドル買い」「円買い」の動きが強く出ました。ギリシャの債務問題がくすぶるユーロは昨年7月9日以来の1.39ドル割れとなり、ドル買いの要因となったようです。今週は先週の一般教書演説に続き予算教書が予定されています。一定規模以上の資産を有する金融機関に対しての課税強化を行う方針であることから、市場がこれを嫌気するようであれば、NYダウの下落などから、円が買われやすくなることが考えられます。一方では、トヨタのリコール問題や本邦からの投信設定など円が弱含む要因もありますので、方向としてはややつかみにくいと思われますが、株価が主導していることからリスク選好の動きとなれば円が売られやすくなると思います。

経済指標では米国の供給管理協会(ISM)製造業景気指数の発表が24時に予定されています。事前の予想では若干の悪化となっていますが、先に発表された米GDPが予想以上の伸びとなっていることから、予想から上振れする可能性があること、今回も景気の判断の分岐となる50を超えると6か月連続となることから、早期利上げの期待が高まることが考えられ、ドル買いの要因となるかもしれません。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ

■変動率からの予想レンジ 09:34→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.69 ~ 90.73
EURJPY 124.21 ~ 125.79
GBPJPY 143.32 ~ 145.43
AUDJPY 79.13 ~ 80.50
NZDJPY 62.72 ~ 63.82
CADJPY 83.61 ~ 84.91
ZARJPY 11.69 ~ 11.91
NOKJPY 15.09 ~ 15.33
MXNJPY 6.81 ~ 6.92
HKDJPY 11.54 ~ 11.68
SGDJPY 63.73 ~ 64.51
EURUSD 1.3790 ~ 1.3917

■前日のサマリー
週末は東京朝方は日経平均株価などの下落が先行し、リスク回避の「円買い」「ドル買い」からドル/円は1ドル=89.57円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.3912ドル、ユーロ/円は1ユーロ=124.81円へとそれぞれ下落しましたが、午前10時の仲値以降は、本邦証券の投信設定に絡む外貨買い(円売り)が見られたことで、クロス円を中心に買い戻される展開となり、ドル/円は90.06円、ユーロ/円は125.65円、ユーロ/ドルは1.3964ドルまで上昇しました。ロンドン時間では「EUがギリシャに対する支援を協議する」との英フィナンシャルタイムズの記事も支援材料となり、ユーロが買い戻される展開となり、ユーロ/ドルは1.3988ドル、ユーロ/円は126.27円まで上昇、リスク選好からドル/円も90.37円まで上昇しました。NY時間では注目されていた米10-12月期のGDP速報値が前期比年率で5.7%の成長と市場の予想の4.7%を大幅に上回ったことで、一期にドル買いが強まり、ドル/円は90.93円、ユーロ/円は126.78円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3936ドルまで下落しました。しかし、月末の要因などもあり、米の株価が軟調に推移したことや米長期金利が低下する中で、リスク回避の「ドル買い」「円買い」の動きとなり、ドル/円は90円台前半、ユーロ/ドルは1.39ドルを割り込み1.3862ドルまで下落、ユーロ/円も125.10円まで下落しました。
クローズはドル/円が90.27円、ユーロ/ドルが1.3862ドル、ユーロ/円は125.13円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10414.29 162.21 158.00%
FTSE100(英) 5145.74 -71.73 -137.00%
DAX(独) 5540.33 -102.87 -182.00%
NYダウ(米) 10120.46 -115.70 -113.00%
S&P500(米) 1084.53 -12.97 -118.00%
NASDAQ(米) 2179.00 -42.41 -191.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.58 -0.05
日本10年債 1.315 0.005
英10年債 3.91 -0.03
独10年債 3.20 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1083.00 -0.60
NY原油(期近) 72.89 -0.75

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/1(月) 
・ 09:30 オーストラリア  第4四半期住宅価格指数(前期比)
・ 17:30 スイス 1月SVME-購買部協会景気指数
・ 18:30 英国 1月PMI製造業
・ 22:30 米国 12月個人支出
・ 22:30 米国 12月個人所得
・ 24:00 米国 12月建設支出(前月比)
・ 24:00 米国 1月ISM製造業景況指数

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