3/1の週の見通し
こんばんは。ハイチに続きチリでも大きな地震が起きました。地震が多いのは気になりますね。
26日に発表された23日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、円のロング(買)は大幅減少、ドルはロングが小幅減少、ユーロはショートが7万コントラクト超え、カナダはロング増加しています。各通貨のポジションは下の表を参照してください。
source:CFTC項目
Net(ネット)
Dif(増減)
Long(買)
Short(売)
All(総取組) JPY
1,717
-12,195
30,432
28,715
59,147 EUR
-71,623
-12,201
32,728
104,351
137,079 GBP
-62,884
-6,805
13,882
76,766
90,648 CHF
-8,819
-4,152
12,119
20,938
33,057 CAD
28,421
4,966
40,224
11,803
52,027 AUD
38,992
11,989
51,882
12,890
64,772 NZD
6,392
-1,043
14,641
8,249
22,890 MXN
57,345
22,881
67,846
10,501
78,347
先週は2週間にわたり続いた円安が巻き戻される週となり、円が主要通貨に対して上昇しました。米国の新規失業保険申請件数が大幅増となったことから、米雇用に対する懸念が出たこともリスクを回避する要因となされたようです。主要通貨の中ではポンドが財政懸念から大幅に売られる一方で、ユーロは格付け会社による格付け引き下げの可能性が示唆されたことなどから弱含みとなっていましたが、1ユーロ=1.34ドルにあるといわれていたオプションの防戦買いや週末のドイツによるギリシャへ150億ユーロの融資を行うなどと具体的な救済策の噂などが出たことで下落は一服しています。
今週は月初となることもあり、重要な経済指標が多数発表されます。1日の米供給管理協会(ISM)景気指数や英などの購買担当者景気指数(PMI)、2日の豪準備銀行(RBA)の金融政策発表、カナダ中銀(BOC)の金融政策発表、米地区連銀報告(ベージュブック)、3日の豪GDP、米ADP雇用統計、4日の英中銀(BOE)金融政策委員会、欧州銀(ECB)理事会、5日の米雇用統計などがあります。先週に引き続き市場の関心はギリシャの救済問題と米国の雇用になると思われます。ギリシャ問題はギリシャのパパンドレウ首相がドイツを訪問し、メルケル首相と3月5日に会談することを明らかにしていることから、救済に向けての期待感から、しユーロが買い戻される可能性があります。シカゴのIMMの非商業ポジションでもショート(売り)が溜まっていることから、これらの解消の動きが出やすいものと思います。また、上記にも書きましたが、米新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数が増加傾向となっていることなどから、米景気に対する懸念(失業者の増加から個人消費が停滞することへの懸念)が浮上していることで、ドルが弱含みとなる可能性があります。一方、豪ドルは2日の準備銀行(RBA)の金融政策発表で政策金利を0.25%引き上げる期待が高まっているものの、据え置きもしくは利上げ後の中銀の声明がハト派(次回の利上げに慎重)的なものになった場合には、豪ドルの上値も限定的となるかもしれません。
■今週の予想レンジ
Ccy
Low(下)
High(上) ドル/円
87.00
~
91.10
ユーロ/ドル
1.3450
~
1.3770
ユーロ/円
118.50
~
124.40
ポンド/円
130.60
~
138.30
豪ドル/円
77.10
~
81.20
ドルは3,440コントラクトのロング減少の10,459コントラクトのロングとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。
円は12,195コントラクトのロング減少の1,717コントラクトのロングとなりました。
ユーロは12,201コントラクトのショート増加の71,623コントラクトのショートになりました。
カナダは4,966コントラクトのロング増加の28,421コントラクトのロングになりました。
NZドルは1,043コントラクトのロング減少の6,392コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(1日更新)
■イベント予定
3/1(月)
・ 09:01 英国 2月ホームトラック住宅調査(前月比)
・ 17:00 ノルウェー 2月ノルウェーPMI
・ 17:30 スイス 2月SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 南アフリカ 2月カギソPMI
・ 18:00 ノルウェー 1月小売売上高(前月比)
・ 18:30 英国 2月PMI製造業
・ 19:00 ユーロ圏 1月失業率
・ 22:30 米国 1月PCEデフレータ(前年比)
・ 22:30 米国 1月個人支出
・ 22:30 米国 1月個人所得
・ 22:30 カナダ 第4四半期GDP(四半期/年換算)
・ 00:00 米国 1月建設支出(前月比)
・ 00:00 米国 2月ISM製造業景況指数
3/2(火)
・ 08:30 日本 1月有効求人倍率
・ 08:30 日本 1月失業率
・ 09:30 オーストラリア 1月住宅建設許可件数 (前月比)
・ 09:30 オーストラリア 1月小売売上高(前月比)
・ 12:30 オーストラリア 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
・ 15:45 スイス 第4四半期GDP(前期比)
・ 19:00 ユーロ圏 1月生産者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 2月消費者物価指数速報(前年比)
・ 23:00 カナダ カナダ中銀(BOC)政策金利発表
・ 04:00 米国 米地区連銀報告(ベージュブック)
3/3(水)
・ 09:01 英国 2月ネーションワイド消費者信頼感
・ 09:30 オーストラリア 第4四半期GDP(四半期比)
・ 18:30 英国 2月PMIサービス業
・ 19:00 ユーロ圏 1月小売売上高(前月比)
・ 22:15 米国 2月ADP雇用統計
・ 00:00 米国 2月ISM非製造業景況指数(総合)
3/4(木)
・ 09:30 オーストラリア 1月貿易収支
・ 19:00 ユーロ圏 第4四半期 GDP季調済(前期比)
・ 21:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
・ 21:00 英国 英中銀(BOE)資産買い入れプログラム
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中銀(ECB)政策金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 ユーロ圏 トリシェECB総裁定例記者会見
・ 22:30 カナダ 1月住宅建設許可(前月比)
・ 00:00 米国 1月中古住宅販売保留(前月比)
・ 00:00 米国 1月製造業受注指数
・ 00:00 カナダ 2月Ivey購買部協会指数
3/5(金)
・ 18:30 英国 2月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 2月生産者出荷価格(前月比)
・ 20:00 ドイツ 1月製造業受注(前月比)
・ 22:30 米国 2月非農業部門雇用者数変化
・ 22:30 米国 2月失業率
・ 05:00 米国 1月消費者信用残高
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。
ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください






ドル/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ユーロ/ポンド 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ




ドル/円 21日移動平均線を上抜け









