山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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    取引手数料は無料(ただし現受渡しは10ポイント)、必要保証金は、外貨アクティブ:取引の額(想定元本)の4%、外貨リザーブ:取引の額(想定元本)の30%、法人200:取引の額(想定元本)の0.5%、法人100:取引の額(想定元本)の1%。必要保証金額は一定ではなく為替レートにより変動します。
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2010年2月 4日 (木)

2/4本日の戦略-英(BOE)は期待先行?-

おはようございます。関東地方の一部でも2度目の雪が降ったようで、暦の上では春ですが、まだまだ寒さが続くようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はNYダウが下落したものの、円が主要通貨に対して売られました。この2日間においては、株価のとの相関が崩れているようです。ユーロはギリシャの2012年末に財政赤字を対GDP比3%以下のするという財政再建計画が欧州委員会で支持されたものの、市場の関心がスペインやポルトガルに移り、特にスペインのダウングレード(格下げ)の噂がユーロを重くしました。このため、しばらくはリスクを回避のドル買いが継続しそうであり、トリシェECB総裁が繰り返しドル高を望む発言を繰り返しているユーロにとってはユーロの下落に対する警戒感は薄いものと思われます。

本日は英中銀(BOE)の金融政策委員会と欧州中銀(ECB)の理事会が予定されています。どちらも政策金利は据え置きと思われますが、英国には出口戦略に踏み出すのではないかとの期待が高まっていることから、発表まではポンドが買われやすくなっているのではないかと思います。ただ、BOEはこれまでに2月のインフレレポート(次週10日)での判断を見ながらと表明していることから、今回は踏み込んだ声明にはならないと思われ、発表後の材料出尽くしでの下落に警戒です。ECBは22時30分のトリシェECB総裁の発言の中にギリシャ債務問題やスペイン、ポルトガルなどに言及されるかが注目され、市場に安心感が出なければユーロが売られることになりそうです。また、明日未明の4時にホーニング米カンザスシティ連銀総裁の講演が予定されており、先のFOMCで唯一の反対票を投じているだけに、その内容がタカ派的であれば、ドル買いにつながる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 21日移動平均線を上抜け
豪ドル/NZドル 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:19→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.44 ~ 91.48
EURJPY 125.47 ~ 127.08
GBPJPY 143.48 ~ 145.46
AUDJPY 79.56 ~ 80.97
NZDJPY 63.30 ~ 64.38
CADJPY 84.87 ~ 86.17
ZARJPY 11.97 ~ 12.19
NOKJPY 15.35 ~ 15.59
MXNJPY 6.94 ~ 7.06
HKDJPY 11.62 ~ 11.75
SGDJPY 63.97 ~ 64.76
EURUSD 1.3819 ~ 1.3943

■前日のサマリー
昨日は豪の貿易統計で赤字額が市場予想より小幅ながら少なかったことから、クロス円が主導して上昇し、ドル/円は朝方の1ドル=90.40円近辺から90.56円、ユーロ/円は1ユーロ=126.20円近辺から126.53円、ユーロ/ドルは1.3960ドル近辺から1.3977ドルまで小幅上昇しましたが、中国が初回住宅ローン貸出金利を引き上げたことから、上海総合株価が指数が下落し、リスク回避の動きで、ドル/円が90.30円、ユーロ/円が125.97円、ユーロ/ドルが1.3947ドルまで一時下落しました。ロンドン時間では、欧州委員会がギリシャの財政再建プログラムを支持すると表明したことなどから、欧州株価が堅調に推移し、ドルが全面的に売られ、ドル/円は90.07円、ユーロ/円は126.01円まで下落、ユーロ/ドルは1.4027ドルまで上昇しました。その後、米長期金利が上昇するなかで、ドルが買い戻されたことや米ADP雇用統計が2.2万人の減少(予想は3万人の減少)に留まり、前月も6.1万人の減少(8.5万人減少から修正)となったことで、NY時間にはドル/円が91.28円、ユーロ/円が126.98円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3885ドルまで下落しました。特にユーロはギリシャのCDSスプレッドが拡大したことやスペインが格下げされるとの噂などが市場に出て、高値からは約150ポイントの下落となりました。
クローズはドル/円が90.97円、ユーロ/ドルが1.3895ドル、ユーロ/円は126.40円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10404.33 33.24 32.00%
FTSE100(英) 5253.15 -30.16 -57.00%
DAX(独) 5672.09 -37.57 -66.00%
NYダウ(米) 10270.55 -26.30 -26.00%
S&P500(米) 1097.28 -6.04 -55.00%
NASDAQ(米) 2190.91 0.85 4.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.70 0.06
日本10年債 1.355 0.010
英10年債 3.92 0.00
独10年債 3.22 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1112.00 -6.00
NY原油(期近) 76.98 -0.25

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/4(木)
・ 09:30 豪 12月住宅建設許可件数
・ 09:30 豪 12月小売売上高
・ 16:15 スイス 12月貿易収支
・ 20:00 ドイツ 12月製造業受注
・ 21:00 英国 中銀(BOE)政策金利発表
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月住宅建設許可
・ 00:00 米国 12月製造業受注指数
・ 00:00 カナダ 1月Ivey購買部協会指数

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