Vol.13 グランビルの第4、第8法則と移動平均乖離率
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皆様こんばんは。大型連休はどのように過ごされましたか。為替市場ではEUとIMFがギリシャに1100億ユーロの金融支援を行ったものの、同国でのデモや南欧のポルトガル、スペインのソブリンリスクが高まってきていて、ユーロが売られやすい状態が続いています。これまでの投機筋の売りから一部のリアルマネーもユーロを売りだしているとの噂も聞こえています。
先週はモメンタム、変化率(ROC)が移動平均線を先取りしていると説明しました。今週は移動平均線を使って「高値」または「安値」の目処を探る方法を考えてみたいと思います。移動平均線を(経験的に)考案したジョセフ・E・グランビルは移動平均線と価格の関係から8つのパターン(法則)があることをみつけました。この第4番目と代8番目を使えば「高値」と「安値」のだいたいの目処を計算することが可能です。
では、グランビルの第4法則と第8法則を見てみましょう。
【第4法則】
移動平均線が下降を続けている時に終値が下落し、移動平均線から大きく下離れした場合、移動平均線に向かって短期的な反発をする可能性がある。

【第8法則】
移動平均線が上昇を続けている時に終値が上昇し、移動平均線から大きく上離れした場合、移動平均線に向かって短期的な反落をする可能性がある。
この2つの法則で「移動平均線から大きく下離れした場合」「移動平均線から大きく上離れした場合」とありますが、「大きく」が漠然としていて、どれくらいかわかり難くく、チャートのテキストなどでも判断が難しいと書かれているものもあります。このとき、目安となるのが移動平均線乖離率です。これは、移動平均線からどれくらい離れているのかを率にしたものです。FXの21日移動平均線では上下3%~5%(通貨ペアによって異なります)、90日移動平均線では上下6%~8%(通貨ペアによって異なります)が一つの目安となります。このため、グランビルの第4法則と見られるときは、21日移動平均線の場合は「高値目処」として+3%(=移動平均線×1.03)を計算、第8法則とみられるときは「安値目処」として-3%を計算(=移動平均線×0.97)をしてみてください。ただし、強いトレンドが出ているときは更に乖離する場合がありますのでご注意ください。
[今週の宿題]
グランビルの第4、第8法則での反転を予測するため使われるテクニカル分析は何でしょうか




