Vol.19 トレンドは移動平均線へ行きつく
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皆様こんばんは。ようやく下値から切り返しを見せているユーロですが、まだまだ先行きが不透明な状況が続いています。よくスポーツなどには国力が反映するといいますが、ゲームの結果を見ていますと、南アメリカで開催されているサッカーの大会にも表れているようですね。
前回はオシレーターの特徴(弱点)に焦点を当ててみましたが、決してオシレーターの分析手法がトレンドと比べて劣っているということではありません。筆者もテクニカル分析を始めたころに、オシレーターのシグナルをトレンドの転換として捉えていて、痛い目にあったこともありましたので、老婆心で書かせてもらいました。
トレンドの転換を見るテクニカル指標では米国のE.S.コポック氏が考案したコポック指数が精度が高いといわれています。
▼コポック指数の解説はこちらから
http://www.fxmuseum.jp/techanalysis/cpi.html
コポック指数は月足(1か月の始値・高値・安値・終値で1本のロウソクを作成する)用に開発されたテクニカル分析手法で、一般的には期間を10か月としています。トレンドを見るためにはこれくらいの長さが必要だということですね。
ここでは式を取り上げませんが、コポック指数の元となっているのは4月30日に取り上げたモメンタムと変化率(ROC)の加重平均となります。加重平均というのは現在から近いものが今後の価格に影響を与えるとして値に加重をかけます。コポック指数の場合は、期間を10か月とした場合に、近い月から値×10、値×9というように加重をかけていきます。こうして平均値を求めています。

モメンタムは以前説明しました通り、単純移動平均線の変化を先取りしていることから、コポック指数も変化を先取りしています。ただ、ここで気づくのは加重と単純の違い、引値とモメンタムの違いはありますが、移動平均を使っているということです。トレンドの転換を探るテクニカル指標では行きつくところは移動平均線になってくるようです。
[今週の宿題]
波動について調べてみてください。




