こんばんは。本日もこれから雷雨の予想です。雨が降ると涼しくていいのですが雷は嫌ですね。
23日に発表された20日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売)が増加して約10万、円はロング(買)が小幅減少、ユーロショート(売)は小幅減少、カナダドルはロングが小幅減少、NZドルは小幅増加となっています。今週のポジション動向では特に目立ったところはありませんでしたが、ドルのショートが増加しているところは気になります。
| 項目 |
Net(ネット) |
Dif(増減) |
Long(買) |
Short(売) |
All(総取組) |
| JPY |
40,911 |
-6,448 |
54,733 |
13,822 |
68,555 |
| EUR |
-24,251 |
2,799 |
55,008 |
79,259 |
134,267 |
| GBP |
-26,767 |
7,904 |
16,448 |
43,215 |
59,663 |
| CHF |
15,113 |
523 |
19,977 |
4,864 |
24,841 |
| CAD |
16,424 |
-5,614 |
23,739 |
7,315 |
31,054 |
| AUD |
32,886 |
9,406 |
45,253 |
12,367 |
57,620 |
| NZD |
8,973 |
3,521 |
14,523 |
5,550 |
20,073 |
| MXN |
40,911 |
-6,448 |
54,733 |
13,822 |
68,555 |
source:CFTC |
先週は、19日の月曜日にポルトガルの格付けがムーディーズ(格付け機関)によって2段階引き下げられました。ただ、市場の反応は限定的で、週央にハンガリーの政府債の入札不調やドイツ30年債の入札が不調になったことで、一時ユーロが下落したものの、週末23日(金)に発表が予定されていた欧州91行の銀行のストレステストの結果発表を前に、ユーロの下値も限定的となり、対ドルでは前週と変わらない水準でクローズしました。また、バーナンキ米FRB議長の議会証言で、追加緩和の可能性が示唆されたことから、ドルの長短金利が低下したことで、ドルは主要通貨に対して下落しています(下のグラフ参照)。円は米企業決算などをが好調だったことを受け、NYダウが週後半にかけて上昇したことから、クロス円では円が大幅に下落、ドル/円では円が週央に86円台前半に上昇したものの、週末には87円台ミドルへ下落しました(下のグラフ参照)。
■週間騰落率(JPY)
■週間騰落率(USD)
先週末(23日)に欧州銀行監督者委員会(CEBS)から発表された欧州91行の銀行のストレステストの結果は、7行が不合格となり、資本不足額は全体で35億ユーロとの内容となりました。CEBSとECBの共同声明では「ストレステストで用いられた悪化シナリオは、仮定として策定され、現実に起こる可能性があまり高くない厳格な想定に基づいている」「マクロ経済および財政上のネガティブなショックに対する、EU銀行システムの全般的な弾力性が確認された」「追加資本が必要となる銀行、民間部門からの追加調達模索すべき」「必要に応じ追加資本が必要となる銀行は政府制度を利用すべき」となっています。市場が予想していた10行程度で不合格寄りは良い結果となったものの、資本不足の額が少ないとみられ、「欧州ストレステスト、09年の米ストレステストよりも厳格」としている内容から考えると、厳格さには疑問が残ります。市場がこれに注目するようであればユーロにとってのネガティブな要因となると思われます。
今週は米国の4-6月期のGDPの発表が予定されています。これまで発表された米企業決算でITや金融は良かったものの、小売の業績が良くないことを考えると個人消費が悪化している可能性があり、住宅の減速や貿易赤字の悪化からGDPが押し下げられていると思われることで、これがFRBによる追加緩和の連想につながればドルが下落するものと思われます。また、S&P/ケースシラー住宅価格や耐久財受注、米地区連銀報告(ベージュブック)が注目される可能性があります。一方、ユーロは欧州の銀行のストレステストの結果が発表されたことから、新たな支援材料が出てこないとユーロのもう一段高の可能性が低くなると思われます。週央に発表されるユーロ圏の経済信頼感指数などが注目されると思います。ただ、依然として株価の動向が円の動向を握っており、株価の上昇が継続するようであれば円が売られ、クロス円は一段高となると思います。特に利上げの可能性があるニュージーランドと豪ドルは買われやすくなると思います。
| Ccy |
Low(下) |
|
High(上) |
| ドル/円 |
86.20 |
~ |
88.40 |
| ユーロ/ドル |
1.2590 |
~ |
1.3120 |
| ユーロ/円 |
109.20 |
~ |
114.50 |
| ポンド/円 |
131.00 |
~ |
135.80 |
| 豪ドル/円 |
76.80 |
~ |
79.90 |
|
【USD】
source:CFTC
ドルは19,842コントラクトのショート増加の99,175コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。
【JPY】
source:CFTC
円は6,499コントラクトのロング減少の37,926コントラクトのロングとなりました。
【EUR】
source:CFTC
ユーロは2,799コントラクトのショート減少の24,251コントラクトのショートになりました。
【CAD】
source:CFTC
カナダは5,614コントラクトのロング減少の16,424コントラクトのロングになりました。
【NZD】
source:CFTC
NZドルは3,521コントラクトのロング増加の8,973コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(26日更新)
7/26(月)
・ 08:01 英国 7月ホームトラック住宅調査
・ 08:50 日本 6月通関ベース貿易収支
・ 10:30 豪 第2四半期生産者物価指数
・ 21:30 米国 6月シカゴ連銀全米活動指数
・ 23:00 米国 6月新築住宅販売件数
・ 23:30 米国 7月ダラス連銀製造業活動
7/27(火)
・ 09:00 豪 5月コンファレンス・ボード景気先行指数
・ 15:00 ドイツ 8月GFK消費者信頼感調査
・ 22:00 米国 5月S&P/ケース・シラー住宅指数総合20
・ 23:00 米国 7月リッチモンド連銀製造業指数
・ 23:00 米国 7月消費者信頼感指数
7/28(水)
・ 10:30 豪 第2四半期消費者物価
・ 12:00 NZ 7月NBNZ企業信頼感
・ 18:30 南アフリカ 6月消費者物価指数
・ 21:30 米国 6月耐久財(除輸送用機器)
・ 21:30 米国 6月耐久財受注
7/29(木)
・ 06:00 NZ NZ準備銀行(RBNZ)政策金利発表
・ 07:45 NZ 6月貿易収支
・ 10:00 豪 6月HIA新築住宅販売
・ 12:00 NZ 6月マネーサプライM3
・ 15:00 南ア 6月マネーサプライM3
・ 16:55 ドイツ 7月失業率
・ 16:55 ドイツ 7月失業者数
・ 17:30 英国 6月モーゲージ承認件数
・ 18:00 ユーロ圏 7月サービス業信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 7月業況判断指数
・ 18:00 ユーロ圏 7月経済信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 7月鉱工業信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 7月消費者信頼感確報値
・ 18:30 南ア 6月生産者物価指数
・ 21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 03:00 米国 米地区連銀経済報告
7/30(金)
・ 07:45 NZ 6月住宅建設許可
・ 08:01 英国 7月GFK消費者信頼感調査
・ 08:30 日本 6月全国CPI
・ 08:30 日本 6月全国CPI(除生鮮/前年比)
・ 08:30 日本 6月有効求人倍率
・ 08:30 日本 6月失業率
・ 08:50 日本 6月鉱工業生産速報値
・ 14:00 日本 6月住宅着工戸数
・ 18:00 ユーロ圏 6月失業率
・ 18:00 ユーロ圏 7月消費者物価指数速報
・ 18:30 スイス 7月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア 6月貿易収支
・ 21:30 米国 第2四半期GDP速報値(前期比年率)
・ 21:30 米国 第2四半期個人消費速報値
・ 21:30 カナダ 5月GDP(前月比)
・ 22:45 米国 7月シカゴ購買部協会景気指数
・ 22:55 米国 7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
・ 23:00 米国 7月NAPM-ミルウォーキー
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