8/31 本日の戦略-依然として円高圧力残る-
おはようございます。暑い夏が終わる兆しが見えませんが、子供夏休みは本日で終わりです。宿題の追い込みをしていたような・・・。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
本日は月末です。8月は統計的にも円高に振れることが多い(10年中8回)月ですが、今月もこのままいけば陰線(下落)ということになりそうです。ちなみに8月のOpenは上田ハーローでは86.35円です。まずは仲値に向けてのドル買い需要が先行すると思いますが、ドル売りのあると思われますので、10時以降はドルが弱含みとなる可能性があります。
経済指標では、豪の小売売上高、住宅建設許可件数の発表が予定されています。豪ドルは9月7日に予定されている金融政策では、政策金利の据え置きが予想されていますが、小売りが市場予想より良ければ、10月の政策会合での利上げに期待が出てくる可能性があります。ただ、全般的に株価が弱含みの推移となっていることで、現状では戻りも限定的となるのではないかと思います。
欧州では、独の失業率、失業者数の発表が予定されています。市場予想はどちらも前月の数値と変わらない7.6%、2万人減の予想となっています。また、ユーロ圏の消費者物価指数の速報値の発表予定もありますが、前年比で1.6%の予想となっていることで、2日に予定されているECB理事会でも政策金利には特に変更がないとみられています。このため、株価の動きが主導する展開が続きそうです。
米国では、S&P/ケースシラー住宅価格指数とFOMC議事録が注目されると思いますが、既に1日のISM製造業景気指数や3日の雇用統計をにらんだ様子見となっていることで、これらの経済指標による影響は限定的と思われ、レンジ内での動きとなる可能性が高いと思います。ただ、株価の下落等で円高が進んだ場合には、本邦当局の姿勢が試されると思われることで、8/24の円の高値の83.58円を試す可能性が出てくると思われます。依然としてバイアスはドル安と円高にあると思われ、本邦当局のさらなる円高への対応が出てこないと、レンジの下抜けの可能性が日増しに高くなるとみられます。クロス円は株価の動向次第となりますが、株価に関しては米国の景気に対する懸念が強いことから、ポジティブな見方は苦しそうです。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ・ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中
■変動率からの予想レンジ 08:01→NYクローズ
Ccy
予想レンジ USDJPY
84.10 ~ 84.99 EURJPY
106.27 ~ 107.67 GBPJPY
129.82 ~ 131.47 AUDJPY
74.73 ~ 76.00 NZDJPY
59.20 ~ 60.25 CADJPY
79.03 ~ 80.36 ZARJPY
11.40 ~ 11.58 NOKJPY
13.23 ~ 13.47 MXNJPY
6.35 ~ 6.46 HKDJPY
10.79 ~ 10.91 SGDJPY
61.94 ~ 62.70 EURUSD
1.2615 ~ 1.2719
■前日のサマリー
昨日は本邦日銀の臨時会合での追加緩和に対する警戒によるドルショートのポジション解消や期待から日経225平均株価が上昇したことを受け、リスク・オンの流れからドル/円は一時84.91円、ユーロ/円は109.56円まで上昇しました。しかし、日銀の行った追加緩和が新型オペ10兆円、期間6か月と市場の予想通りの内容に留まったことで、失望感から円が買われる結果となり、日経225平均株価も上げ幅を縮小、その後の白川日銀総裁の記者会見も特にインパクトに欠け、ドル/円は84.90円、ユーロ/円は108.21円、ユーロ/ドルも1.2728ドルへと下落しました。ロンドン時間では英国がバンクホリデーで休場となったことから、全般的に小動きとなったものの、円じり高となり、ドル/円は84.55円、ユーロ/円は107.45円、ユーロ/ドルは1.2695ドル近辺へと下落しました。NY時間では、米国7月の個人支出が市場予想を上回ったことやダラス連銀製造業活動指数(普段はあまり注目されません)が市場よ襲うより良かったことから、ドル/円は84円台後半、ユーロ/円は107.80円近辺、ユーロ/ドルも1.2716ドルまで戻しましたが、NYダウが100ドル超下落したことで、リスク・オフの動きとなり、主要通貨に対してはドルと円が強含みました。
クローズはドル/円が84.61円、ユーロ/ドルが1.2661ドル、ユーロ/円は107.13円。
■株価(bloomberg.co.jp)
Index
引値
前日比
(%) 日経225
9149.26
158.20
0.00%
FTSE100(英)
5201.56
45.72
0.89%
DAX(独)
5912.41
-38.76
-0.65%
NYダウ(米)
10009.73
-140.92
-1.39%
S&P500(米)
1048.92
-15.67
-1.47%
NASDAQ(米)
2119.97
-33.66
-1.56%
■金利(bloomberg.co.jp)
Country
利回り
前日比 米10年債
2.53
-0.12
日本10年債
1.031
0.022
英10年債
2.89
0.00
独10年債
2.13
-0.07
■コモディティ価格
Commodities
引値
前日比 NY金(期近)
1239.20
1.30
NY原油(期近)
74.70
-0.47
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/31(火)
・ 07:45 ニュージーランド 7月住宅建設許可(前月比)
・ 08:50 日本 7月鉱工業生産速報値
・ 10:30 豪7月住宅建設許可件数
・ 10:30 豪7月小売売上高
・ 10:30 豪第2四半期経常収支
・ 15:00 南ア 7月マネーサプライM3
・ 16:55 ドイツ 8月失業率
・ 16:55 ドイツ 8月失業者数
・ 17:30 英国 7月住宅ローン承認件数
・ 17:30 英国 7月住宅証券融資高
・ 17:30 英国 7月消費者信用残高
・ 18:00 ユーロ圏 7月失業率
・ 18:00 ユーロ圏 8月消費者物価指数速報値
・ 21:00 南ア 7月貿易収支
・ 21:30 カナダ 第2四半期GDP
・ 22:00 米国 6月S&P/ケース・シラー住宅指数総合20
・ 22:45 米国 8月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:00 米国 8月NAPM-ミルウォーキー
・ 23:00 米国 8月消費者信頼感指数
・ 03:00 米国 FOMC(連邦準備制度理事会)議事録
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。


豪ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
































