山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2010年8月31日 (火)

8/31 本日の戦略-依然として円高圧力残る-

おはようございます。暑い夏が終わる兆しが見えませんが、子供夏休みは本日で終わりです。宿題の追い込みをしていたような・・・。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は月末です。8月は統計的にも円高に振れることが多い(10年中8回)月ですが、今月もこのままいけば陰線(下落)ということになりそうです。ちなみに8月のOpenは上田ハーローでは86.35円です。まずは仲値に向けてのドル買い需要が先行すると思いますが、ドル売りのあると思われますので、10時以降はドルが弱含みとなる可能性があります。

経済指標では、
豪の小売売上高、住宅建設許可件数の発表が予定されています。豪ドルは9月7日に予定されている金融政策では、政策金利の据え置きが予想されていますが、小売りが市場予想より良ければ、10月の政策会合での利上げに期待が出てくる可能性があります。ただ、全般的に株価が弱含みの推移となっていることで、現状では戻りも限定的となるのではないかと思います。

欧州では、独の失業率、失業者数の発表が予定されています。市場予想はどちらも前月の数値と変わらない7.6%、2万人減の予想となっています。また、ユーロ圏の消費者物価指数の速報値の発表予定もありますが、前年比で1.6%の予想となっていることで、2日に予定されているECB理事会でも政策金利には特に変更がないとみられています。このため、株価の動きが主導する展開が続きそうです。

米国では、
S&P/ケースシラー住宅価格指数とFOMC議事録が注目されると思いますが、既に1日のISM製造業景気指数や3日の雇用統計をにらんだ様子見となっていることで、これらの経済指標による影響は限定的と思われ、レンジ内での動きとなる可能性が高いと思います。ただ、株価の下落等で円高が進んだ場合には、本邦当局の姿勢が試されると思われることで、8/24の円の高値の83.58円を試す可能性が出てくると思われます。依然としてバイアスはドル安と円高にあると思われ、本邦当局のさらなる円高への対応が出てこないと、レンジの下抜けの可能性が日増しに高くなるとみられます。クロス円は株価の動向次第となりますが、株価に関しては米国の景気に対する懸念が強いことから、ポジティブな見方は苦しそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ・ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中

■変動率からの予想レンジ 08:01→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.10 ~ 84.99
EURJPY 106.27 ~ 107.67
GBPJPY 129.82 ~ 131.47
AUDJPY 74.73 ~ 76.00
NZDJPY 59.20 ~ 60.25
CADJPY 79.03 ~ 80.36
ZARJPY 11.40 ~ 11.58
NOKJPY 13.23 ~ 13.47
MXNJPY 6.35 ~ 6.46
HKDJPY 10.79 ~ 10.91
SGDJPY 61.94 ~ 62.70
EURUSD 1.2615 ~ 1.2719

■前日のサマリー
昨日は本邦日銀の臨時会合での追加緩和に対する警戒によるドルショートのポジション解消や期待から日経225平均株価が上昇したことを受け、リスク・オンの流れからドル/円は一時84.91円、ユーロ/円は109.56円まで上昇しました。しかし、日銀の行った追加緩和が新型オペ10兆円、期間6か月と市場の予想通りの内容に留まったことで、失望感から円が買われる結果となり、日経225平均株価も上げ幅を縮小、その後の白川日銀総裁の記者会見も特にインパクトに欠け、ドル/円は84.90円、ユーロ/円は108.21円、ユーロ/ドルも1.2728ドルへと下落しました。ロンドン時間では英国がバンクホリデーで休場となったことから、全般的に小動きとなったものの、円じり高となり、ドル/円は84.55円、ユーロ/円は107.45円、ユーロ/ドルは1.2695ドル近辺へと下落しました。NY時間では、米国7月の個人支出が市場予想を上回ったことやダラス連銀製造業活動指数(普段はあまり注目されません)が市場よ襲うより良かったことから、ドル/円は84円台後半、ユーロ/円は107.80円近辺、ユーロ/ドルも1.2716ドルまで戻しましたが、NYダウが100ドル超下落したことで、リスク・オフの動きとなり、主要通貨に対してはドルと円が強含みました。
クローズはドル/円が84.61円、ユーロ/ドルが1.2661ドル、ユーロ/円は107.13円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9149.26 158.20 0.00%
FTSE100(英) 5201.56 45.72 0.89%
DAX(独) 5912.41 -38.76 -0.65%
NYダウ(米) 10009.73 -140.92 -1.39%
S&P500(米) 1048.92 -15.67 -1.47%
NASDAQ(米) 2119.97 -33.66 -1.56%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.53 -0.12
日本10年債 1.031 0.022
英10年債 2.89 0.00
独10年債 2.13 -0.07

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1239.20 1.30
NY原油(期近) 74.70 -0.47

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/31(火)
・ 07:45 ニュージーランド  7月住宅建設許可(前月比) 
・ 08:50 日本 7月鉱工業生産速報値
・ 10:30 豪7月住宅建設許可件数
10:30 豪7月小売売上高
・ 10:30 豪第2四半期経常収支
・ 15:00 南ア 7月マネーサプライM3
16:55 ドイツ 8月失業率
16:55 ドイツ 8月失業者数
・ 17:30 英国 7月住宅ローン承認件数
・ 17:30 英国 7月住宅証券融資高
・ 17:30 英国 7月消費者信用残高
・ 18:00 ユーロ圏 7月失業率
・ 18:00 ユーロ圏 8月消費者物価指数速報値
・ 21:00 南ア 7月貿易収支
21:30 カナダ 第2四半期GDP
22:00 米国 6月S&P/ケース・シラー住宅指数総合20
・ 22:45 米国 8月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:00 米国 8月NAPM-ミルウォーキー
・ 23:00 米国 8月消費者信頼感指数
・ 03:00 米国 FOMC(連邦準備制度理事会)議事録
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月30日 (月)

8/30 本日の戦略-日銀の臨時会合の効果は限定的と思われる-

おはようございます。市場や世論に押され、ようやく重い腰を上げた日銀のように見えますね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ユーロ>ドル>ポンド>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は9時から日銀による臨時会合が開催される予定です。軸は新型オペの30兆円への増額、6か月への期間延長と目され、既にマスコミ等で報道されている内容からはサプライズはないとみられ、
市場への影響は限定的になると思われ、これを受けて円安が継続するとは考えにくいところです。週末と本日朝方で短期勢の円ロング(ドルショート)のポジション調整も進んだとみられることで、さらなるポジション調整でのドルの上昇も限定的になるのではないかとみられます。

本日はこの日銀の臨時会合と結果と14時30分に予定されている白川日銀総裁の記者会見、ユーロ圏の業況判断指数などが手掛かりと思われますが、週末のジャクソンホールでのバーナンキ米FRB議長の講演で、「FRBは必要に応じ追加刺激策を実施する用意がある」と発言しているものの、「特に見通しが大幅に弱まった場合など」「現時点で一段の措置に向けた特定の基準やトリガーでは合意していない」とも発言していることで、日米の金利差が目先は縮小しにくい(1日の製造業ISMや3日の米雇用統計まで)との見方で、ドルが85円台ミドルよる上での推移となっていると思われます。このため、週末に上昇したNY株価が再び下落に転じるようであれば、円高圧力が戻ってくることが考えられます。

ユーロ/ドルは週末にリアルマネー系のユーロ買いが見られたことで、1.26ドル台でのユーロの底堅さを感じました。今週はECB理事会が予定されているものの、金融政策への変更は見られないと思われることで、株価の動き次第になりますが、ユーロやクロス円は底堅く推移する可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 07:54→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.78 ~ 85.65
EURJPY 107.84 ~ 109.19
GBPJPY 131.36 ~ 132.98
AUDJPY 75.98 ~ 77.22
NZDJPY 60.19 ~ 61.25
CADJPY 80.31 ~ 81.62
ZARJPY 11.52 ~ 11.70
NOKJPY 13.50 ~ 13.73
MXNJPY 6.46 ~ 6.57
HKDJPY 10.89 ~ 11.01
SGDJPY 62.61 ~ 63.35
EURUSD 1.2702 ~ 1.2803

■前日のサマリー
週末は野田財務相、菅首相が「必要な時には断固たる措置を取る」などと日本単独での介入の可能性を示唆したことから、ドル/円は朝方の84円台前半から84.85円、ユーロ/円は朝方の107円近辺から107.91円へと情報、ユーロ/ドルも1.2695ドル近辺から1.2732ドルまで上昇しました。ロンドン時間には特に目立った材料がなく、レンジ内での小動きとなりました。NY時間には発表された米4-6月期GDP改定値が年率で1.6%に下方修正されたものの、市場予想よりは良かったこと、個人消費が2.0%に上方修正されていたことなどから、ドル/円は85.12円、ユーロ/円は108.19円へと上昇しました。その後、バーナンキ米FRB議長が講演で、「FRB、現時点で一段の措置に向けた特定の基準やトリガーで合意していない」と発言したことが伝わると失望から一時的にドル/円は84.37円、ユーロ/円は107.13円、ユーロ/ドルも1.2676ドルへと下落しましたが、「最近の弱さにもかかわらず2011年の成長加速の条件は維持されている模様」などと発言したことなどから、NYダウが上昇、日経新聞電子版が「日銀が週明けにも臨時会合を検討、追加緩和を協議」と報じたことから、短期勢のポジションを閉じる動きにつながり、ドル/円は85.46円、ユーロ/円は108.90円まで一時上昇、ユーロ/ドルもリアルマネー系のユーロ買い~1.2780ドルまで上昇し、概ね高値圏で取引を終えました。
クローズはドル/円が85.29円、ユーロ/ドルが1.2739ドル、ユーロ/円は108.64円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 819.62 7.83 0.00%
FTSE100(英) 5201.56 45.72 0.89%
DAX(独) 5951.17 38.59 0.65%
NYダウ(米) 10150.65 164.84 1.65%
S&P500(米) 1064.59 17.37 1.66%
NASDAQ(米) 2153.63 34.94 1.65%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.65 0.17
日本10年債 1.000 0.065
英10年債 2.90 0.01
独10年債 2.19 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1237.90 0.20
NY原油(期近) 75.17 1.81

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/30(月)
09:00 日銀金融政策決定会合(臨時)
・ 10:00 豪7月HIA新築住宅販売
・ 12:00 NZ8月NBNZ 企業信頼感
14:30 白川日銀総裁記者会見
・ 17:00 ノルウェー 7月小売売上高
・ 18:00 ユーロ圏 8月サービス業信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 8月業況判断指数
・ 18:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感確報値
・ 18:00 ユーロ圏 8月経済信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 8月鉱工業信頼感
・ 21:30 米国 7月PCEデフレータ
・ 21:30 米国 7月個人支出
・ 21:30 米国 7月個人所得
・ 21:30 カナダ 第2四半期経常収支
・ 23:30 米国 8月ダラス連銀製造業活動
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月29日 (日)

8/30の週の見通し

こんばんは。田んぼで稲刈りが始まりました。例年より一週間程早いようです。

27日に発表された24日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売)が約4万コントラクト減少し、約17万コントラクト、円はロング(買)が小幅増加したものの、約5万コントラクト、ユーロはショート(売)が増加、カナダドルはロングが大幅減少で約1.6万コントラクト、NZドルはロングが減少しています。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 51,069 1,100 63,086 12,017 75,103
EUR -21,603 -6,976 54,591 76,194 130,785
GBP -4,365 66 28,511 32,876 61,387
CHF 13,868 2,118 20,735 6,867 27,602
CAD 16,147 -13,367 24,889 8,742 33,631
AUD 47,017 -10,680 58,462 11,445 69,907
NZD 10,683 -1,456 14,931 4,248 19,179
MXN 51,069 1,100 63,086 12,017 75,103
source:CFTC

先週は菅首相と白川日銀総裁の会合が15分程度の電話会合となったことや、野田財務相などの円高警戒発言に目新しさがなかったことから、円が買われる展開となり、米中古住宅販売が市場予想から下振れしたことで、ドル/円は24日に15年ぶりとなる83.58円まで一時下落、株価も下落したことでクロス円も大幅下落となりました。また、ECB筋からは「円の協調回遊の可能性は見込みにくい」「日銀の単独介入の方がより現実的」「円高への懸念は日本では大きいが、米国やユーロでは円高への懸念は大きくない」などとコメントを出したことも円買いの要因となりました。その後は、米国で経済指標の悪化が市場に織り込まれつつあること新規失業保険申請件数が前週より改善したこと、野田財務相、菅首相が日本の単独介入も辞さない姿勢を示したこと、週明けに日銀の臨時会合が行われる可能性が出てきたことなどから週末は警戒感などで円が売られ85円台前半に戻してクローズしています。週を通してみると、オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)に対しては円が売られました(下の図を参照)が、ドルはウィール英中銀(BOE)金融政策委員が「英国が新たなリセッションのリスクに直面」「再び金融危機が起きる可能性は非常に小さい」と初ん原始下落したポンド以外では下落しています。

■週間騰落率(JPY)
JPY

■週間騰落率(USD)
USD

■今週の見通し
週末のジャクソンホールでのバーナンキ米FRB議長の発言では、「現時点で、FRBは一段の具体的手段を決断していない」と発言したものの、「最近は、景気軟調も、2011年の景気上向きへの条件は整っている」とし、後者の発言が株式市場の反発につながったことで、ひとまずドルの下落は止まりましたが、今週は月末月初となり、重要な経済指標の発表が続きます。特に1日に発表される米国のISM製造業景気指数や3日の雇用統計は、悪化すると米国の2番底の懸念につながりやすくなることから、米国の追加緩和への催促相場になる可能性があります。要するに米の長短金利の低下とドル安となる可能性があります。ただ、米国の株価が下落するようだと、円以外ではドルが上昇する流れとなると思います。

また、週末に菅首相が日本単独でも介入を行う可能性があることを示しましたが、市場の反応はむしろ日経新聞電子版の、「日銀、週明けにも臨時会合 追加緩和決定へ」が意識され、短期勢のドルの買い戻しを誘ったとみられます。土日にも「日銀、新型オペ拡充軸に 臨時会合で協議へ」、「首相「日銀総裁に期待述べたい」 帰国後会談へ」、「追加金融緩和、前倒しの対応期待 内閣府副大臣」へと、日銀に対する期待が出ています。ただ、内容が新型オペの拡充のみに留まった場合には、市場に新鮮味がないことから、ドルの83.58円をサイド試す可能性があります。その時に、本邦当局(専管は財務相)による単独介入が行われ内容であれ、ドル/円は1995年4月の79.75円を目標に円高が進見やすくなると思われます。

■予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 83.50 86.30
ユーロ/ドル 1.2430 1.2845
ユーロ/円 105.40 110.60
ポンド/円 128.80 135.10
豪ドル/円 75.10 77.90


■シカゴIMM非商業ポジション
【USD】
USD
source:CFTC

ドルは40,378コントラクトのショート減少の172,186コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は1,100コントラクトのロング増加の51,069コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは6,976コントラクトのショート増加の21,603コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは13,367コントラクトのロング減少の16,147コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは1,456コントラクトのロング減少の10,683コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(30日更新)

■イベントカレンダー
8/30(月)
07:45 NZ7月貿易収支
・ 10:00 豪7月HIA新築住宅販売
・ 12:00 NZ8月NBNZ 企業信頼感
・ 17:00 ノルウェー 7月小売売上高
・ 18:00 ユーロ圏 8月サービス業信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 8月業況判断指数
・ 18:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感確報値
・ 18:00 ユーロ圏 8月経済信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 8月鉱工業信頼感
・ 21:30 米国 7月PCEデフレータ
・ 21:30 米国 7月個人支出
・ 21:30 米国 7月個人所得
・ 21:30 カナダ 第2四半期経常収支
・ 23:30 米国 8月ダラス連銀製造業活動
8/31(火)
・ 07:45 NZ7月住宅建設許可
・ 08:50 日本 7月鉱工業生産速報値
10:30 豪7月住宅建設許可件数
10:30 豪7月小売売上高
・ 10:30 豪第2四半期経常収支
・ 15:00 南ア 7月マネーサプライM3
16:55 ドイツ 8月失業率
16:55 ドイツ 8月失業者数
・ 17:30 英国 7月住宅ローン承認件数
・ 17:30 英国 7月住宅証券融資高
・ 17:30 英国 7月消費者信用残高
・ 18:00 ユーロ圏 7月失業率
・ 18:00 ユーロ圏 8月消費者物価指数速報値
・ 21:00 南ア 7月貿易収支
21:30 カナダ 第2四半期GDP
22:00 米国 6月S&P/ケース・シラー住宅指数総合20
・ 22:45 米国 8月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:00 米国 8月NAPM-ミルウォーキー
・ 23:00 米国 8月消費者信頼感指数
03:00 米国 FOMC(連邦準備制度理事会)議事録
9/1(水)
10:30 豪第2四半期GDP
・ 16:00 ノルウェー 8月ノルウェーPMI
・ 16:30 スイス 8月SVME-購買部協会景気指数
・ 16:55 ドイツ 8月PMI製造業確報値
・ 17:00 ユーロ圏 8月PMI製造業確報値
17:30 英国 8月PMI製造業
21:15 米国 8月ADP雇用統計
・ 23:00 米国 7月建設支出
23:00 米国 8月ISM製造業景況指数
9/2(木)
・ 10:30 豪7月貿易収支
・ 14:45 スイス 第2四半期GDP
・ 16:15 スイス 7月小売売上高
・ 17:30 英国 8月PMI建設業
・ 18:00 ユーロ圏 7月生産者物価指数
・ 18:00 ユーロ圏 第2四半期GDP季調済2次速報値
・ 20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)金利発表
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
23:00 米国 7月中古住宅販売成約
・ 23:00 米国 7月製造業受注指数
9/3(金)
・ 16:00 ノルウェー 8月失業率
・ 16:15 スイス 8月消費者物価指数
18:00 ユーロ圏 7月小売売上高
・ 21:30 米国 8月製造業雇用者数変化
・ 21:30 米国 8月民間部門雇用者数変化
21:30 米国 8月非農業部門雇用者数変化
21:30 米国 8月失業率
23:00 米国 8月ISM非製造業景況指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2010年8月28日 (土)

今日のつぶやき

2010年8月27日 (金)

8/27 本日の戦略-ドル/円の再度の84円割れを試しそう-

おはようございます。昨日、某TV局から「為替レートは誰が決めているか」との電話がありました。価格を決める基本は需要と供給ですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ポンド>ユーロ>豪ドル>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国の新規失業保険申請件数が改善(前週の50万件から減少)したにもかかわらず、NYダウなど米株価は下落、通常のリスク・オフの動きにならずにドルは主要通貨に対して下落、ドル/円も85円台には乗せることができませんでした。本日のジャクソンホールでのバーナンキ米FRB議長の講演(23時)を前に様子見気分が強いことも要因としては挙げられますが、直近の足許の数字の回復だけで警戒を緩めるわけにはいかないということかもしれません。米国のトリプル安(ドル安、株安、債券安)への懸念も出てきます。この動きだけを見ていますと、クロス円は戻りの鈍い展開が続きそうです。

本日は上記にも書きましたが、バーナンキ米FRB議長が経済見通しについてシンポジュームで講演します。注目は米国の経済見通しと前回8月10日に開催されたFOMCで、MBSの償還資金を米国債に再投資することを決定した経緯などや
今後の政策運営についてFRBの再度のバランスシートの拡大の可能性について踏み込んだ発言があるかどうかと思われます。特に目新しい発言がなければ、米株価が弱含みの動きとなると思われ、米10年債利回りも上昇するとみられ、ドルが主要通貨に対しては買われやすいのではないでしょうか。

また、本日は
米国の4-6月期GDPの第2次速報値の発表が21時30分に予定されています。下方修正の予想となっていますが、個人消費は前回値と変わらない予想であり、大幅な下方修正がない限り、市場では下振れを織り込んでいると思われますので、大きな波乱はないとみられます。また、本邦当局の市場介入の可能性は現時点で低いと思われることや、介入に踏み切る状況やタイミングでもない(過度な変動や急激な変動ではない)ことから、当局としては引き続き要人による口先にとどめるものと思います。このため、再びドル/円が84円を割り込んだときの当局の対応がますます難しくなっていて、下方向への歯止めが利きにくくなる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上抜け
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
カナダドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/米ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
NZドル/米ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 08:12→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 83.91 ~ 84.76
EURJPY 106.57 ~ 107.89
GBPJPY 130.14 ~ 131.72
AUDJPY 74.14 ~ 75.32
NZDJPY 58.70 ~ 59.69
CADJPY 79.04 ~ 80.31
ZARJPY 11.43 ~ 11.59
NOKJPY 13.25 ~ 13.47
MXNJPY 6.36 ~ 6.47
HKDJPY 10.77 ~ 10.88
SGDJPY 61.86 ~ 62.58
EURUSD 1.2652 ~ 1.2776

■前日のサマリー
昨日は日経225平均株価が底堅く推移したことや仲値不足に伴うドル買い観測から、ドル/円は一時84.89円、ユーロ/円も107円台ミドルまで上昇しましたが、ドル/円の85円台にあるといわれている売りに押され84.63円まで下落したものの、15時発表された独GFK消費者信頼感指数が市場予想より良かったことや仏クレディアグリコールの4-6月期の決算が市場予想を上回ったことなどでユーロ/ドルが1.26ドル台ミドルから1.2738ドルまで上昇したことから、ユーロ/円も107.90円まで上昇、ドル/円も84円台後半で底堅く思惟しました。ロンドン時間に入ると、ユーロ筋から「円の協調回遊の可能性は見込みにくい」「日銀の単独介入の方がより現実的」「円高への懸念は日本では大きいが、米国やユーロでは円高への懸念は大きくない」などとの発言が出たことが伝わると、ドル/円は84.48円、ユーロ/円は107.21円、ユーロ/ドルは1.2682ドルまで下落しました。NY時間では発表された米新規失業保険申請件数が47.3万件と市場予想よりよかったことで、ドル/円は84.72円まで上昇しましたが上値が重く、ユーロは独貿易業界会長が「強いユーロ、独輸出業者の懸念事項ではない」などの発言やファンド勢のユーロ買いなどからストップロス(買い)を巻き込んで1.2765ドル、ユーロ/円は107.91円まで上昇しましたが、クローズにかけてはNYダウがマイナスに転じたこともあり、リスク・オフの動きからドル/円は84.32円、ユーロ/円は107.15円、ユーロ/ドルは1.27ドル近辺まで下落しました。
クローズはドル/円が84.44円、ユーロ/ドルが1.2713ドル、ユーロ/円は107.39円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 8906.48 61.09 0.69%
FTSE100(英) 5155.84 46.44 0.91%
DAX(独) 5912.58 13.08 0.22%
NYダウ(米) 9985.81 -74.25 -0.74%
S&P500(米) 1047.22 -8.11 -0.77%
NASDAQ(米) 2118.69 -22.85 -1.07%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.48 -0.06
日本10年債 0.940 0.040
英10年債 2.88 0.04
独10年債 2.15 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1237.70 -3.60
NY原油(期近) 73.36 0.84

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/27(金)
17:30 英国 第2四半期GDP改定値
・ 18:30 スイス 8月KOFスイス先行指数
21:30 米国 第2四半期GDP改定値
・ 21:30 米国 第2四半期個人消費改定値
・ 22:55 米国 8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
23:00 米国 バーナンキ米FRB議長講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

Vol27. GDPは個人消費が中心

※このコンテンツは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。購読(無料)は下記から。

皆様こんばんは。暦の上では「立秋」も過ぎましたが、日本列島はいまだに「大暑」、いつになったら暑さのピークがくるのでしょうか。

GDPの構成要素は「個人消費」「純輸出」「設備投資」「在庫投資」「住宅投資」「政府支出」です。この中で、日本で約6割、米国で約7割を占めるのが個人消費です。このため、個人消費は景気動向を見る上で最も重要なものとなります。

GDPの構成要素のグラフ

では個人消費とは何かということになります。個人消費とは個人が商品を購入するためや、サービスを受けるために実際に使った金額で、GDPではその合計額のことです。

こうした個人の消費動向を知るために、日本では「家計調査」「商業販売統計」「新車販売台数」「第3次産業活動指数」など統計的なものと、「消費動向調査」「景気ウォッチャー調査」などのマインド的なものがあります。米国では、「小売売上高」「耐久財受注」「自動車販売」等の統計的なものと「ミシガン大消費者信頼感指数」「コンファレンスボード消費者信頼感指数」などのマインド的なものがあります。

こうした個人消費関連の経済指標の善し悪しは、景気動向(GDPの上振れ、下振れ)を連想させるため為替が変動く一つの要因となります。

[今週の宿題]
個人消費に一番影響を与える経済指標はなんでしょうか。

今日のつぶやき

2010年8月26日 (木)

8/26 本日の戦略-円高センチメントへの変化はないと思われる-

おはようございます。今週は通勤途中に2度ほど電車を降りてしまいました。どうもパニック症候群の気があるようで、万人の通勤電車は苦手です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国の経済指標(耐久財受注、新築住宅販売件数)が軒並み市場予想より下振れしていたものの、既に中古住宅販売の大幅悪化から市場には織り込まれていたとみられることや本邦の日経225平均株価の下落や円高に対する本邦当局への催促的な発言や記事が多くなっていることで、これらの警戒からドル/円は84円を割り込みませんでした。また、NYダウが反発したことで、クロス円も全般的に上昇しています。白川日銀総裁がカンザス連銀主催のコンファレンスへ出席するため訪米したことも、バーナンキ米FRB議長との為替に関する会談への期待(警戒)を連想させているかもしれません。

本日は株価の上昇期待が先行しているとみられることから、
ドル/円やクロス円で円が売られる可能性がありますが、基本的な円買いのセンチメントに変化はないとみられ、ドル/円やクロス円でも戻りの域を抜けられないと思います。このため、短期的なショートポジションの解消による上昇がメインとなると思われ、月末要因での本邦実需の売りも出やすい環境であることで、ドル/円では短期投機筋のストップロス(買い)がおかれているとみられる85.30円~85.50円近辺までが戻りの限度ではないかと思われます。クロス円についても21日移動平均線からの乖離がまだ-3%以上ある通貨ペア(EURJPY、AUDJPY、NZDJPY、CADJPY、MXNJPY、NOKJPY)が戻りにつながる可能性がありますが、あくまでも欧米の株価が上昇するという前提になるでしょう。

経済指標では、先週50万件となった米新規失業保険申請件数が注目されると思われます。本日発表の新規失業保険申請件数の数字は、9月3日に発表される米国の雇用統計には含まれませんが、雇用の悪化は金利の低下を招き、ドルが売られやすくなるでしょう。一方、米7年債の入札なども予定されていますが、2年債や5年債の入札に対する市場の興味関心がほとんどみられなかったことで、こちらの注目度は低いと思われます。

米国では11月の中間選挙に向けて共和党からオバマ米大統領の経済チームに対する批判が高まってきており、ベイナー共和党下院院内総務がガイトナー米財務長官やサマーズNEC委員長の退任を求めています。すでに、大統領諮問委員会(CEA)のローマー委員長が9月初旬に退任することを表明しています。米国では高止まりする失業率などで、オバマ米大統領に対する支持率が低下していることから、さらなる辞任者が出るようであれば、ドル売りにつながる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
南アランド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 08:20→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.04 ~ 84.91
EURJPY 106.23 ~ 107.56
GBPJPY 129.71 ~ 131.34
AUDJPY 74.03 ~ 75.23
NZDJPY 58.48 ~ 59.48
CADJPY 79.01 ~ 80.31
ZARJPY 11.44 ~ 11.61
NOKJPY 13.24 ~ 13.46
MXNJPY 6.41 ~ 6.52
HKDJPY 10.78 ~ 10.89
SGDJPY 61.80 ~ 62.53
EURUSD 1.2582 ~ 1.2717

■前日のサマリー
昨日は朝方の日経新聞の記事が意識されたことや、日本単独でのドル買い円売り介入の可能性にも振れられていたことで、円高進行に対する警戒感からドル/円は朝方の83円台後半から84.51円、ユーロ/円も106円台前半から107.00円、ユーロ/ドルも1.26ドル台前半から1.2667ドルまで上昇しました。しかし、菅首相、野田財務相、仙谷内閣官房長官の会談後に、野田財務相が市場動向を注意深く見守ってほしいと菅首相から指示があった」との発言に留まったことで、失望感からドル/円は84.21円、ユーロ/円は106.40円、ユーロ/ドルは1.2628ドルへと下落しました。ロンドン時間には独IFO景気動向指数が発表され、市場予想より良かった(景況感の回復が見られた)ことで、ユーロ/ドルが1.2727ドルへ上昇すると、ユーロ/円が107.65円、ドル/円は84.68円へと上昇しました。しかし、欧州の株価が反落するとリスク・オフの動きからユーロの上値は重くなりました。NY時間では、米7月耐久財受注、米7月新築住宅販売件数がいずれも市場予想から下振れしたことで、ドル/円は84.04円、ユーロ/円は106.40円、ユーロ/ドルは1.2620ドルまで下落しましたが、クローズにかけては下落していたNYダウがプラス圏となったことで、ドル/円は84.83円、ユーロ/円は107.38円、ユーロ/ドルは1.2674ドルへと一時上昇しました。
クローズはドル/円が84.56円、ユーロ/ドルが1.2657ドル、ユーロ/円は107.04円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 8845.39 -149.75 -1.66%
FTSE100(英) 5109.40 -46.55 -0.90%
DAX(独) 5899.50 -35.94 -0.61%
NYダウ(米) 10060.06 19.61 0.20%
S&P500(米) 1055.33 3.46 0.33%
NASDAQ(米) 2141.54 17.78 0.84%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.53 0.05
日本10年債 0.905 -0.015
英10年債 2.84 -0.04
独10年債 2.14 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1241.30 7.90
NY原油(期近) 72.52 0.89

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/26(木)
・ 16:15 スイス 第2四半期失業水準
・ 18:30 南アフリカ 7月生産者物価指数
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 02:00 米国 米財務省7年債入札(290億ドル)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月25日 (水)

8/25 本日の戦略-本邦当局の期待(警戒)も長くは続かない?-

おはようございます。15年ぶりの円高ということもあり、円高に関するニュースや解説が多いですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>NZドル>ポンド>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はドル/円が84円台に進んだ中で、野田財務相の記者会見の内容が目新しいことがなかったことで、本邦当局の消極的な対応や失望などから円が主要通貨に対して買われました。日経新聞電子版の「日銀、追加緩和を検討 臨時会合の開催も」の記事や、83円台ミドルまで付けた達成感から利益確定の買いも出て、一時的にドルが下げ止まっていますが、バイアスはまだ円高方向にかかっているとみられ、円が買われやすい(ドルやクロス通貨が下落しやすい)状況が続いているものと思われます。ただ、野田財務相が
ガイトナー米財務長官との電話会談との話や、日銀の臨時会合の話などが浮上してきていることで、警戒感も出てきていると思われますが、これらが「空振りに終わると、さらなる円高となり、1995年4月の79.75円を試す展開になる可能性があります。欧米の株価も下落していることで、クロス円の下げが継続する可能性も高いと思われます。本日17時に発表が予定されている独IFO景気動向指数23時に予定されている米新築住宅販売件数が予想より下振れするようであれば、株価の続落につながる可能性が高くなり、リスク・オフの動きが加速することになりそうです。

こうした中で、チャート上では行きすぎの目安である21日移動平均線から-3%以上乖離した通貨ペアが多数あります。ただ、ここで逆張りを仕掛けるのは危険で、-3%乖離が今回の下げではまだ1回目であること、市場センチメントはまだ下落を示していることが主な理由となります。2008年のリーマンショック時には、同線からの乖離が-10%を超えた通貨ペアもありますので、仕掛けは2回目(一度-3%から戻って、再度-3%を超えたところ)あたりがベターではないでしょうか。

この円高がどこまで進むかは未知ですが、円高の流れが反転する可能性はあります。円が買われている理由が既にマスコミなどでは報道されていますが、「日本がよい」わけではありません。このため、日本の景況感の悪化や経済指標の下振れなどが円売りに寄与するのは僅かだと思われます。また、本邦通貨当局の介入(単独)や日銀の追加緩和は一時的に円を押し下げる効果は期待できるものの、効果は一時的なものに留まると思われます。ただ、介入でもG3での協調やそれに近い合意が得られる内容であれば反転につながるとみられます。本当の反転のカギは市場のリスク許容度の回復にあるとみられ、円安に向かう局面としては米国の経済指標の上振れといったことが必要となりますので、ファンドの決算を迎える11月から12月まではこうした流れが続くかもしれません。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:32→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 83.36 ~ 84.23
EURJPY 105.11 ~ 106.40
GBPJPY 128.16 ~ 129.74
AUDJPY 73.24 ~ 74.40
NZDJPY 58.26 ~ 59.23
CADJPY 78.22 ~ 79.49
ZARJPY 11.26 ~ 11.42
NOKJPY 13.15 ~ 13.37
MXNJPY 6.37 ~ 6.48
HKDJPY 10.69 ~ 10.81
SGDJPY 61.12 ~ 61.84
EURUSD 1.2541 ~ 1.2685

■前日のサマリー
昨日は23日の菅首相、白川日銀総裁の電話会談への失望売りから、日経225平均株価が9,000円を割り込み、年初来安値を更新したことから、リスク・オフの動きなどからクロス円を中心に円が買われる流れとなりました。また、ポンドでウィール英中銀(BOE)金融政策委員が「英国が新たなリセッションのリスクに直面」「再び金融危機が起きる可能性は非常に小さい」などと発言したことが伝わるとポンドも大幅に下落しました。ドル/円は朝方の85円台前半から84.85円、ユーロ/円は107円台後半から107.21円、ユーロ/ドルは1.26ドル台前半での小動きとなりました。ロンドン時間帯には、84円台に円高が進んだことから野田財務相が16時40分に記者会見を行うと発表、これが17時に伸び、さらに内容も「介入についてはコメントしない」「足許の動きは一方向に偏った動き」「市場の動向を重大な関心を持って極めて注意深く見ていく」などと発言したものの、内容には目新しいものがなく、失望売りからドル/円はストップロス(売り)を断続的に巻き込み84.15円まで、ユーロ/円も106.11円まで下落、ユーロ/ドルも1.2607ドルまで下落しました。NY時間に入ると、エバンズ米シカゴ連銀総裁が「2番底のリスクは6か月前から高まった、現実化するとは思わない」「米経済と住宅市場、まだ難局を脱していない」などと発言したことや発表された米7月の中古住宅販売件数が383万件と市場予想から大幅に下振れしたことなどから、ドル/円は83.58円、ユーロ/円は105.44円へと下落、ユーロ/ドルも1.2588ドルまで下落しました。しかし、米10年債利回りが2.5%を割り込むと、ユーロ/ドルは1.2720ドルま上昇しました。引けにかけてはNYダウが100ドル超の下落となっていることや日経新聞の電子版の記事に「日銀、追加緩和を検討中」「財務省、投機的な動きにより円相場が上昇すれば円売りの単独介入を検討する可能性」等と報じられたこともあり、ドル/円は84.45円、ユーロ/円は107.05円まで一時戻す場面も見られました。
クローズはドル/円が83.91円、ユーロ/ドルが1.2625ドル、ユーロ/円は105.94円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 8995.14 -121.55 -1.33%
FTSE100(英) 5155.95 -78.89 -1.51%
DAX(独) 5935.44 -75.47 -1.26%
NYダウ(米) 10040.45 -133.96 -1.32%
S&P500(米) 1051.87 -15.49 -1.45%
NASDAQ(米) 2123.76 -35.87 -1.66%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.49 -0.11
日本10年債 0.925 -0.010
英10年債 2.87 -0.09
独10年債 2.17 -0.11

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1233.40 4.90
NY原油(期近) 71.63 -1.47

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/25(水)
・ 08:50 日本 7月通関ベース貿易収支
17:00 ドイツ 8月IFO-景気動向
・ 17:00 ノルウェー 6月失業率(AKU)
・ 18:30 南アフリカ 7月消費者物価指数
・ 21:30 米国 7月耐久財(除輸送用機器)
21:30 米国 7月耐久財受注
・ 23:00 米国 6月住宅価格指数
23:00 米国 7月新築住宅販売件数
・ 02:00 米国 米財務省5年債入札(360億ドル)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月24日 (火)

8/24 本日の戦略-ドル/円の85円割れには警戒を-

おはようございます。円高に関してマスコミの報道が多くなってきました。識者は介入に関しては否定的な考えた多いのですが、産業界特に中小からは対策への期待が強いことが伺えます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>NZドル>ポンド>豪ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は発表された独8月製造業PMIが製造業58.2、サービス業58.5、ユーロ圏のPMIも製造業55.0、サービス業55.6といずれも市場の予想から下振れ、前月からも悪化していました。このため、先週末のウエーバー独連銀総裁による「ECBは緊急の融資措置を年末まで維持する必要があるかもしれない」との同総裁のコメント(もともと同総裁はタカ派的)が、欧州の低金利政策が継続する可能性が嫌気されたことで、ユーロが主要通貨に対して売られました。欧米での長期の低金利が継続する可能性が高まったことで、金利差縮小からも円が買われやすくなると思われます。ただ、ドルは米株価が下落したことで、リスク回避の動きもあり、円を除く主要通貨に対して上昇しています。

ドル/円は昨日の菅首相と白川日銀総裁の電話会合(約15分)行われたものの、内容については目新しいこともなく、追加緩和や介入に対しての話も出ていなかったことで、市場には失望が出たようです。本邦のマスコミの報道を見ていましても、円高に対しての歯止めがかかりにくい(政府の無策)との見方が高まっていることで、ドル/円の85円割れを試しにくる可能性は高くなってきています。特に
84円台後半(8/11の安値の84.73円)を割り込んだ水準にはロスカット(売り)が溜まってきているとみられており、これらをつけると84円台前半まで下落する可能性あり、そこでの政府の無策が露呈すると、83円台もしくは82円台まで円が買われる可能性が高くなります。

こうした流れを考えると、ドル/円の下落がクロス円の下落につながることと、株価の下落が更にクロス円の下落を加速させる可能性があることに注意が必要な日となりそうです。特に
23時に発表される米中古住宅販売などには注意と思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中
南アランド/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:16→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.66 ~ 85.50
EURJPY 107.00 ~ 108.27
GBPJPY 131.18 ~ 132.77
AUDJPY 75.23 ~ 76.36
NZDJPY 59.55 ~ 60.52
CADJPY 80.20 ~ 81.43
ZARJPY 11.45 ~ 11.60
NOKJPY 13.49 ~ 13.70
MXNJPY 6.51 ~ 6.61
HKDJPY 10.86 ~ 10.97
SGDJPY 62.32 ~ 63.01
EURUSD 1.2582 ~ 1.2716

■前日のサマリー
昨日は21日に行われた豪総選挙で70年ぶりとなる与野党どちらも過半数を取れないハングパーラメントとなったことから、豪ドルが週末の引値からギャップをつけて下落して始まりました。しかし、ドル/円は仲値不足観測から85円台ミドル近辺での底堅い動きとなりました。その後、菅首相と白川日銀総裁の会談が9時から15分程度電話で行われ、介入に関する話はなかったと千谷官房長官が発言したことから、市場には失望が広がり、ドル/円は85.30円、ユーロ/円は108.44円まで下落しました。ユーロ/ドルは1.27ドル割れから1.27ドル台前半で推移しました。ロンドン時間では欧州の株価が堅調に推移したものの、先週末の独ウエーバー連銀総裁の発言が嫌気され、欧州の低金利が継続しそうとの思惑からユーロが売られ、ユーロ/ドルは1.2682ドルへと下落、ドル/円は「円高対策の話は一切していない」との野田財務相の発言で85.09ドルまで一時下落、ユーロ/円も108.09円まで下落しました。NY時間では特に目立った材料がない中で、ECBが先週3.38ユーロの国債を購入したとの一部通信社の報道が好感され、ユーロ/ドルが1.2726ドルまで上昇したものの、格付け機関ムーディーズが「欧州各国の歳出削減は成長の重し、格下げリスク高める」とコメントしたことで、ユーロはストップロスを巻き込んで1.2647ドル、ユーロ/円は107.70円まで下落しました。その後はマイナスへ下落していたNYダウが一時プラス圏を回復すると、ドル/円も85.34円まで戻す場面が見られましたが、再び株価が下落したことで軟調のままクローズしました。
クローズはドル/円が85.16円、ユーロ/ドルが1.2655ドル、ユーロ/円は107.76円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9116.69 -62.69 -0.68%
FTSE100(英) 5234.84 39.56 0.76%
DAX(独) 6010.91 5.75 0.10%
NYダウ(米) 10174.41 -39.21 -0.38%
S&P500(米) 1067.36 -4.33 -0.40%
NASDAQ(米) 2159.63 -20.13 -0.92%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.60 -0.01
日本10年債 0.940 0.015
英10年債 2.97 0.00
独10年債 2.28 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1228.50 -0.30
NY原油(期近) 73.10 -0.72

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/24(火)
・ 12:00 NZ第3四半期RBNZインフレ期待(2年間)
15:00 ドイツ 第2四半期GDP季調済確報値
・ 15:00 ドイツ 第2四半期個人消費確報値
18:00 ユーロ圏 6月鉱工業新規受注
18:30 南アフリカ 第2四半期GDP
・ 21:30 カナダ 6月小売売上高(除自動車)
・ 21:30 カナダ 6月小売売上高
・ 21:45 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
・ 23:00 米国 8月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 米国 7月中古住宅販売件数
02:00 米国 米財務省2年債入札(370億ドル)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月23日 (月)

8/23 本日の戦略-ドル/円よりもクロス円に下落リスクか-

おはようございます。今日から子供たちの朝のラジオ体操が始りました。私の小学校時代(そんな時もありました)は、毎朝だったとの記憶があります。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ドル>NZドル>円>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は欧州圏で独製造業PMI(16時30分)、ユーロ圏製造業PMI(17時)が発表されます。先の独ZEW景況感調査が大幅に市場予想から下振れ(ユーロ圏は小幅改善)したことから、独のPMIの悪化はユーロの下落要因となると思われます。また、週末はギリシャがEUとECBに第2弾の融資を正式に要請したこと、ウエーバー独連銀総裁の「無制限の資金供給維持」発言などから、ユーロに対する懸念が浮上していることで、米景気の弱含みでもユーロの上値は重いと思われ、欧州諸国のドイツとの国債スプレッドが広がるようであれば、ユーロ売り再開の可能性が高くなるものと思われ、ユーロ/円は6/29の安値の107.29円を試しに行くことも十分にあり得ます。

ドル/円は菅首相と白川日銀総裁の会談が不透明(野田財務相等の発言)となったものの、週末の為替市場ではほとんど材料視されませんでした。週末は米10年債利回りが上昇したことや円のロング(ドルのショート)ポジションの調整からドル/円は85円台後半へと上昇しました。菅・白川会談の開催にかかわらず、市場では
本邦当局による円高牽制への警戒を一応はしていることから、主要閣僚からの円高容認発言ととられるような内容が出ない限りは、ドル/円は85円台では底堅く推移するのではないかと思います。ただ、一方では、中国や英国の景況感も悪化の公算がでてきたことで、株価が軟調に推移するようであれば、ドル/円よりもむしろクロス円の下落圧力が大きくなるものと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックススローがデッドクロス
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ユーロ/ポンド ストキャスティックススローがデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 07:47→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.10 ~ 85.96
EURJPY 108.07 ~ 109.41
GBPJPY 132.11 ~ 133.76
AUDJPY 75.76 ~ 76.98
NZDJPY 59.86 ~ 60.89
CADJPY 80.96 ~ 82.24
ZARJPY 11.59 ~ 11.75
NOKJPY 13.59 ~ 13.81
MXNJPY 6.63 ~ 6.73
HKDJPY 10.93 ~ 11.04
SGDJPY 62.73 ~ 63.44
EURUSD 1.2643 ~ 1.2779

■前日のサマリー
昨日は東京時間の序盤にユーロ/円が109円台ミドルからストップロス(売り)をつけて109.02円まで下落したことから、ドル/円も85.40円近辺から85.19円まで連れ安となりました。しかし、日銀の臨時会合の噂が再び出たことや、週末のポジション調整の買いなどからドル/円は85.54円、ユーロ/円は109.63円まで上昇しました。ロンドン時間に入るとウエーバー独連銀総裁が「ECBは緊急の融資措置を年末まで維持する必要があるかもしれない」と発言、それまで1.28ドルを挟んで小動きを続けていたユーロ/ドルは1.2765ドル近辺へと下落、更にギリシャ財務省が「EUとECBに第2弾の融資を正式要請」と発言したことから、1.2685ドルまで下落、ユーロ/円も108.25円まで1円以上下落しました。NY時間には先週市場に出ていた「菅首相と白川日銀総裁の会合が見送りの方向、電話協議案も」と一部通信社が報じましたが、市場への影響は限定的で、米株価が下落する中で、米10年債利回りが2.6%を回復してきたことから、ドル/円はストップロス(買い)を巻き込みながら85.82円まで上昇、ユーロ/円も108.84円まで連れ高となりました。また、NYダウが下げ幅を祝したこともあり、ユーロ/ドルも1.27ドル台前半まで戻しました。
クローズはドル/円が85.61円、ユーロ/ドルが1.2711ドル、ユーロ/円は108.83円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9179.38 -183.30 -1.96%
FTSE100(英) 5195.28 -16.01 -0.31%
DAX(独) 6005.16 -69.97 -1.15%
NYダウ(米) 10213.62 -57.59 -0.56%
S&P500(米) 1071.69 -3.94 -0.37%
NASDAQ(米) 2179.76 0.81 0.04%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.61 0.04
日本10年債 0.925 -0.005
英10年債 2.97 -0.03
独10年債 2.26 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1228.80 -6.60
NY原油(期近) 73.46 -0.97

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/23(月)
16:30 ドイツ  8月PMI製造業速報値
17:00 ユーロ圏 8月PMI製造業速報値
・ 21:30 米国 7月シカゴ連銀全米活動指数
・ 23:00 米国 ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁議会証言
・ 23:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感速報値
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月22日 (日)

8/23の週の見通し

こんばんは。本日も暑かったですね。髪を切ったので少しは涼しくなりました。

20日に発表された17日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売)が約3万コントラクト減少したものの、依然として20万コントラクト超、円はロング(買)が約5万コントラクト、ユーロはショート(売)が増加、カナダドルはロングが大幅減少、NZドルはロングが小幅減少しています。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 49,969 -2,509 62,745 12,776 75,521
EUR -14,627 -10,896 61,324 75,951 137,275
GBP -4,431 -9,452 31,467 35,898 67,365
CHF 11,750 849 18,041 6,291 24,332
CAD 29,514 -11,665 34,446 4,932 39,378
AUD 57,697 3,327 71,020 13,323 84,343
NZD 12,139 -405 17,595 5,456 23,051
MXN 49,969 -2,509 62,745 12,776 75,521
source:CFTC

先週は菅首相と白川日銀総裁の会合を前に、日銀が臨時会合を行い、追加緩和を発表するとの思惑や噂がたびたび出て、ドル/円は一時85円(一時割り込んだものの)台で底堅く推移しました。一方、ユーロはユーロ圏での国債入札が順調だったことから、一時1.2920ドルまで上昇したものの、週後半は米の新規失業保険新せ件数が50万件と悪化したことを受け、欧米の株価が下落したことで、リスク・オフの動きから、円が主要通貨に対して上昇(下のグラフ参照)、ドルは欧州通貨に対して上昇したものの、円やスイスなどの退避通貨に対しては下落sh知恵います(下のグラフ参照)。豪ドルは、バッテリーの豪準備銀行(RBA)副総裁が「1年程度は安定した基調インフレを予想するが、インフレリスクに警戒する必要」「豪州の雇用はさらに増加し、失業率は低下する見込み」「豪交易条件は過去60年で最も高い、名目所得は今年10%増加する」などと発言したことから、一時豪ドルが上昇しましたが、週後半のリスク・オフの動きから上値が重くなりました。

■週間騰落率(JPY)
JPY

■週間騰落率(USD)
USD

■今週の見通し
先週は菅首相と白川日銀総裁の会談への期待から、日銀の臨時会合と追加緩和のへの期待でドル/円は本邦当局への警戒感から85円台で底堅くなりました。ただ、23日と言われていた両者の会談は野田財務相らが「具体的な日時は知らない」と発言していることで、会談が開催されないとなると円高に向けての圧力がかかってくると思われます。また、8月18日に産経新聞が報じた「日銀、資金供給拡大へ 10兆円増視野 円安誘導図る」との記事に記載されている、
「年0.1%の固定金利で貸出期間3カ月の資金供給を行う新型オペの規模を現在の20兆円から30兆円に増やす」「期間を3カ月から6カ月に伸ばす」決定に関しては来月6・7日に開催される日銀の金融政策決定会合まで持ち越されるのではないかとの見方が浮上しています。

また、米国の新規失業保険申請件数が50万件に悪化したことで、
米の8月の雇用統計(9月3日発表予定)の米国の雇用統計の悪化懸念や米国の景気後退からの世界的な景気後退への懸念から、欧米の株価が下落してリスク・オフの動きがでユーロや豪ドルなどが下落しました。次週も米国の中古、新築住宅販売件数や耐久財受注など景気をみる指標が発表されることから、これらが弱含みとなるようであれば、引き続き株価の下落要因となることから、クロス円には円高圧力が継続する可能性があります。いずれにしろ、円が買われやすい状態が継続しそうです。

8月21日行われました豪の選挙は、労働党が72議席、自由党が44議席、国民党が27議席(保守連合が合計71議席)、緑の党が1議席、独立党が3議席となっています。開票は70.2%となっており、郵便での投票の一部の開票が残っていますが、与党、保守連合とも過半数を獲得できなかったことから、新政権に関しては流動的です。豪ドルへの直接の影響はまだ未定ですが、政権が決まるまで長引くようだと豪ドルが売られやすくなる可能性があります。

■予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 84.70 86.60
ユーロ/ドル 1.2590 1.2845
ユーロ/円 107.20 110.60
ポンド/円 130.70 136.30
豪ドル/円 74.60 78.40


■シカゴIMM非商業ポジション
【USD】
USD
source:CFTC

ドルは32,567コントラクトのショート減少の212,564コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は2,509コントラクトのロング増加の49,969コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは10,896コントラクトのショート増加の14,627コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは11,665コントラクトのロング減少の29,514コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは405コントラクトのロング減少の12,139コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(23日更新)

■イベントカレンダー
8/23(月)
・ 16:30 ドイツ  8月PMI製造業速報値
・ 17:00 ユーロ圏 8月PMI製造業速報値
・ 21:30 米国 7月シカゴ連銀全米活動指数
・ 23:00 ユーロ圏 8月消費者信頼感速報値
8/24(火)
・ 12:00 NZ 第3四半期RBNZインフレ期待(2年間)
・ 15:00 ドイツ 第2四半期GDP季調済確報値
・ 18:00 ユーロ圏 6月鉱工業新規受注
・ 18:30 南アフリカ 第2四半期GDP
・ 21:30 カナダ 6月小売売上高
・ 23:00 米国 8月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 米国 7月中古住宅販売件数
8/25(水)
・ 08:50 日本 7月通関ベース貿易収支
17:00 ドイツ 8月IFO-景気動向
・ 18:30 南アフリカ 7月消費者物価指数
・ 21:30 米国 7月耐久財(除輸送用機器)
21:30 米国 7月耐久財受注
・ 23:00 米国 6月住宅価格指数
23:00 米国 7月新築住宅販売件数
8/26(木)
・ 16:15 スイス 第2四半期失業水準
・ 18:30 南アフリカ 7月生産者物価指数
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
8/27(金)
・ 08:30 日本 7月全国CPI
・ 08:30 日本 7月全国CPI(除生鮮)
・ 08:30 日本 7月有効求人倍率
08:30 日本 7月失業率
17:30 英国 第2四半期GDP改定値
・ 18:30 スイス 8月KOFスイス先行指数
21:30 米国 第2四半期GDP改定値
・ 21:30 米国 第2四半期個人消費改定値
・ 22:55 米国 8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2010年8月21日 (土)

今日のつぶやき

2010年8月20日 (金)

8/20 本日の戦略-ドル/円は警戒感から下値を試しにくい?-

おはようございます。インド、パキスタンで抗生物質の効かない耐性菌が発見されたようで、特に欧州では医療ツーリズムから感染が広がっているようです。感染が拡大すると欧州の物流にも影響が出そうですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>ポンド>ドル>ユーロ>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
ドル/円が再び1ドル=85円を割り込んできました。一部通信社の報道では、政府高官が「現時点で為替介入をすべきでない」と発言したことを報じています。ただ、昨日も噂となった日銀の緊急会合(臨時会合)などは、23日(月)の菅・白川会談を前にした思惑的な噂であり、本日もこうした噂出やすいと思われることや、海外勢を中心にそれなりの警戒感も出てくると思われることから、主要な材料に乏しいことから、ドル/円の85円は底堅くなるのではないかと思われます。

一方では、NYダウが100ドル超の下落となったことで、米10年債利回りは再び2.6%を割り込んできましたが、同時にリスク・オフの動きにもつながったことで、ユーロ/円などのクロス円も下落しています。昨日の米雇用の経済指標が悪かったことで、米国からの景気下振れへの懸念が株価を重くしているとも思われ、この傾向が続くとクロス円はもう一段安となる可能性があります。こちらは依然として株価の動向次第です。

アストロでは明日から水星が逆行するとのことです。本年の水星の逆行は3回目で、1回目が昨年12/27-1/16、2回目が4/18-5/12です。このときのドル/円の動きを簡単に見てみると、いずれも序盤に上昇して当面の天井をつけ、後半は下落するという動きになっています。
(1)12/27-1/16 1/8高値93.78円
(2)4/18-5/12 5/3高値94.79円 5/6安値87.93円
(3)8/21-9/13 ???

素人考えは「けが」の元ですが、過去2回を見る限り、目先戻して、そこから下落で史上最安値の80円割れを目指すかもしれません。来週のメリマンレポートに注目ですね。

チャートでは特に目立ったものはありませんでしたが、豪ドル/円が僅かに一目均衡表(日足)の雲を下に抜けたことと、ストキャスティックス(スロー)がデッドクロスしていることで、7/19の安値の74.68円を試しに行くかもしれません。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 ストキャスティックススローがデッドクロス、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:09→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.85 ~ 85.71
EURJPY 108.66 ~ 110.05
GBPJPY 132.25 ~ 133.93
AUDJPY 75.47 ~ 76.68
NZDJPY 59.73 ~ 60.75
CADJPY 81.35 ~ 82.65
ZARJPY 11.62 ~ 11.78
NOKJPY 13.67 ~ 13.89
MXNJPY 6.63 ~ 6.73
HKDJPY 10.90 ~ 11.01
SGDJPY 62.61 ~ 63.33
EURUSD 1.2768 ~ 1.2890

■前日のサマリー
昨日は東京時間は日銀の緊急会合が午後2時に行われるとの噂が市場に出たことから、本邦の追加緩和の期待からドル/円は一時85.81円まで上昇、ユーロ/ドルはテクニカル的な動きから1.2860ドル近辺から1.2782ドルまで下落、ユーロ/円も109.90円近辺から109.30円へと下落ししましたが、ユーロ/円はドル/円の上昇につれ109円台後半を回復しました。午後には日銀の緊急会合の開催は否定されたものの、日経225平均株価が上昇したことなどから、ドル/円はロンドン時間には85.92円、ユーロ/円は110.13円をつけ、ユーロ/ドルも1.2827ドルまで買われる場面も見られました。ロンドン時間ではギリシャの財政赤字削減が目標以上に進んでいるとの欧州委員会のコメントにユーロ/ドルが1.2853ドルまで上昇する場面が見られ、ドルは対円でじりじりと85円台前半まで下落しました。NY時間には発表された米新規失業保険申請件数が50万件となり、3週連続で弱い内容となったことやその後に発表されたフィラデルフィア連銀指数が-7.7と市場予想を大幅に下回って悪化したことから、ドル/円は84.89円、ユーロ/円は109.25円、ユーロ/ドルは1.2903ドルまで上昇しました。しかし、NYダウが100ドル超の下落となるとリスク・オフの動きからドルが買われ、ユーロ/ドルは1.2892ドルへと下落、ドル/円は85.45円まで上昇、ユーロ/円は109円台前半からミドルでの動きとなりました。
クローズはドル/円が85.38円、ユーロ/ドルが1.2821ドル、ユーロ/円は109.46円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9362.68 122.14 1.32%
FTSE100(英) 5211.29 -91.58 -1.73%
DAX(独) 6075.13 -111.18 -1.80%
NYダウ(米) 10271.21 -144.33 -1.39%
S&P500(米) 1075.63 -18.53 -1.69%
NASDAQ(米) 2178.95 -36.75 -1.66%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.58 -0.06
日本10年債 0.930 0.015
英10年債 3.00 -0.02
独10年債 2.31 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1235.40 4.00
NY原油(期近) 74.43 -0.99

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/20(金)
・ 20:00 カナダ 7月消費者物価指数
・ 23:00 メキシコ メキシコ中銀政策金利発表
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

Vol26. リセッションとは

※このコンテンツは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。購読(無料)は下記から。

皆様こんばんは。米国の4-6月期から経済指標が悪化してきたことで景気の2番底を懸念する声が出てきて、FRBが追加緩和を議論するなど、「出口」を議論していたかと思ったら「入口」に逆戻りの状況となってきました。米国の長短金利が低下するなど、米国の公開市場委員会(FOMC)に向けて市場が追加緩和を催促するような相場となっています。

リセッションとは景気後退のことです。景気の後退とは失業率の上昇や生産活動が停滞するなど、景気の循環からは好景気と不況の間に位置するところとなり、山から谷に向かう、いわゆる下り坂のこととなります。

市場ではリセッション入りの定義を「GDPが2期連続でマイナス成長になったとき」としているところが多く、インターネットなどにもそのように記載されていることが多いのですが、米国の景気判定を行っている全米経済研究所(NBER)では、定義を以下のように行っています。

①「経済活動全般」にわたって「相当な下降局面(significant decline)」にあること
②数ヵ月以上(more than a few months)の持続的なものであること
③実質GDP、鉱工業生産、雇用、実質個人所得(除:移転所得)、製造業・卸売・小売の実質販売高等で明示的な下降を見せていること
※NBERでは、この中でも特に③を重視しているようです。

米商務省が1961年以降、NBERの判断を用いていることから、NBERが米国の景気判断の主流となっています。今回のサイクルでは2007年12月からリセッション入りしており、現在も継続中です。

■1960年以降の景気判断のグラフは下記(グリーンのところがリセッション)
リセッション

元データはこちら
http://www.nber.org/cycles/cyclesmain.html

[今週の宿題]
GDPの構成要素で重視される項目はなんでしょうか。

今日のつぶやき

2010年8月19日 (木)

8/19 本日の戦略-本日は統計的には動きそう-

おはようございます。関東地方はようやく過ごしやすい気温となりました。一息ですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>ポンド>ドル>ユーロ>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は主要な経済指標の発表もなかったことで、各通貨ともにボラテリティが低い1日となりました。特にドル/円は2日連続でボラティリティがなく、85円台が定着した感もあります。一方市場では、ドル/円の85円の買いが見られるものの、その下はストップロス(売り)が溜まってきているとの話しもあり、本日
21時30分に発表される米新規失業保険申請件数が悪化するようであれば、ドル/円の85円割れを試す可能性が十分にあります。また、本日は米景気先行指標総合指数、フィラデルフィア連銀景気指数がともに23時に発表が予定されていますので、こちらの下振れにも注意が必要です。

欧州通貨は、ユーロがスペイン、アイルランドに続きポルトガルの国債入札も好調だったことで1.28ドル台で底堅い推移となっていますが、1.29ドル台は上値が重くなっていることから、しばらくは1.27-1.30ドルの間でのレンジ相場になるのではないかと思われます。ポンドは、昨日のMPC議事録でセンタンス委員が3か月(回)連続で政策金利の引き上げの主張をしていること、資産買い入れプログラムの拡大を主張した委員がいなかったことなどがハト派ぎみを予想していた市場と逆の結果となり、ポンドは一時上昇しましたが、英銀による米地銀の買収などのM&Aがらみの噂でこちらも上値が重くなっています。

本日の産経新聞朝刊(1面)に日銀、資金供給拡大へ 10兆円増視野 円安誘導図るとの記事が掲載されています。記事内にもある通り、首相と日銀総裁会談前に日銀が緊急会合を開き追加緩和を決定したことがいやでも連想されることで、円を買いにくくしていると思われます。ただ裏を返せば、日銀が何もしない、会談でなにも成果がないなどの時は倍返しとなって円が買われる可能性が高まります。

昨日に引き続きNR7が多数出現しています。特にドル/円、香港ドル/円は2日連続でNR7となっています。このため、統計的には本日動いてくる公算が高いと思われます。冒頭にも書きましたが、米新規失業保険申請件数などがキーとなりそうで、方向としては上下どちらの可能性もあります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
特になし

■変動率からの予想レンジ 07:34→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.94 ~ 85.79
EURJPY 109.01 ~ 110.43
GBPJPY 132.30 ~ 134.04
AUDJPY 76.05 ~ 77.32
NZDJPY 60.41 ~ 61.47
CADJPY 82.29 ~ 83.62
ZARJPY 11.63 ~ 11.80
NOKJPY 13.73 ~ 13.96
MXNJPY 6.67 ~ 6.78
HKDJPY 10.91 ~ 11.02
SGDJPY 62.78 ~ 63.50
EURUSD 1.2797 ~ 1.2922

■前日のサマリー
昨日は東京時間には日経225平均株価が上昇したものの、ユーロ/円で本邦輸出企業からのユーロ売りが持ち込まれ、110円台前半から109.60円近辺まで下落すると、ドル/円も85.60円近辺から85.34円まで下落しました。その後は上海総合株価指数が小幅下落したことなどでリスクオフの流れとなり、ユーロ/ドルもじりじりと1.2824ドルまで下落しました。ロンドン時間に入ると、ポルトガルの国債入札が好調で予想を上回る額が調達できたことなどが好感され、ユーロ/ドルが1.2910ドルへと上昇、米長期金利の低下から、ドル/円は85.19円まで下落しました。菅首相が円高対策(追加緩和)で前向きな姿勢を示したことから、ドル/円は85円台前半で切り返しています。NY時間には特に目立った材料はなかったものの、欧州系のファンドの買いからユーロ/ドルはストップロス(買い)をつけ一時1.2923ドルまで上昇しました。ただ、NYダウがプラスを回復したことや米長期金利が反発したことなどでNY時間後半はドルが主要通貨に対して上昇、ドル/円は85円台ミドル、ユーロ/ドルも1.28ドル台ミドル割れ、一時110円を回復していたユーロ/円も109円台後半で取引を終えています。
クローズはドル/円が85.44円、ユーロ/ドルが1.2851ドル、ユーロ/円は109.81円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9240.54 78.86 0.86%
FTSE100(英) 5302.87 -47.68 -0.89%
DAX(独) 6186.31 -20.09 -0.32%
NYダウ(米) 10415.54 9.69 0.09%
S&P500(米) 1094.16 1.62 0.15%
NASDAQ(米) 2215.70 6.26 0.28%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.63 0.00
日本10年債 0.920 -0.015
英10年債 3.02 -0.04
独10年債 2.34 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1231.40 3.10
NY原油(期近) 75.42 -0.35

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/19(木)
・ 13:30 日本 6月全産業活動指数
・ 15:00 ドイツ 7月生産者物価指数
・ 15:15 スイス 7月貿易収支
・ 17:00 ノルウェー 第2四半期GDP
・ 17:30 英国 7月マネーサプライM4速報値
17:30 英国 7月小売売上高
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 21:30 カナダ 6月卸売売上高
・ 21:30 カナダ 7月景気先行指標指数
・ 23:00 米国 7月景気先行指標総合指数
・ 23:00 米国 8月フィラデルフィア連銀
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月18日 (水)

8/18 本日の戦略-リスク・オフの流れ続くか-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ユーロ>ドル>円>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はスペイン、アイルランドの国債入札が好調だったことで、低調な独ZEWや米住宅指標を受けても株価が反発し、米10年債金利なども上昇しました。このため、リスク・オフの動きが後退し、主要な通貨に対して円が売られました。本日はユーロ圏の建設支出の発表が予定されていますが注目度は高くないと思われ、著しく悪い数字でなければ、リスク・オフの流れが続くのではないかと思われます。

昨日発表された豪準備銀行(RBA)の議事録では、「今後の動きは更なる情報次第」とし、[員会は現行のキャッシュレートの水準は依然適切と判断」としています。このため、次回9月7日のレートアナウンスでも据え置かれる公算が高いと思われます。ただ、GDPの伸び率を2011年、2012年が平均以上の上昇と予想していることから、今後の経済指標次第では引き上げに対しての期待が持てることになりそうです。現状では豪ドルは株価の上昇、下落に左右される展開となっていることや年後半に向けて中国の成長率の低下が予想されていることもあり、底堅い動きとなっている一方で、上値も重い展開が続いていて、これが継続する可能性が高そうです。

チャート上では特に目立ったものはありませんが、ドル/円、香港ドル/円、南アランド/円、メキシコペソ/円(2日連続)、豪ドル/NZドルがNR7となっています。材料が少ない中でボラティリティも低下気味ですが、統計的にこれらの通貨が動いてくる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を下抜け
ユーロ/円 ストキャスティックススローがゴールデンクロス
豪ドル/米ドル 21日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 07:58→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.03 ~ 85.89
EURJPY 109.38 ~ 110.85
GBPJPY 132.35 ~ 134.10
AUDJPY 76.75 ~ 78.04
NZDJPY 60.26 ~ 61.33
CADJPY 82.17 ~ 83.52
ZARJPY 11.64 ~ 11.81
NOKJPY 13.81 ~ 14.04
MXNJPY 6.70 ~ 6.81
HKDJPY 10.91 ~ 11.03
SGDJPY 62.75 ~ 63.49
EURUSD 1.2779 ~ 1.2956

■前日のサマリー
昨日は東京時間早朝に株価の下落を懸念したドル売りなどから、ドル/円はストップロスをつけ85.11円、ユーロ/円も109.09円まで下落しました。その後、菅首相と白川日銀総裁の会合が次週23日に決定するとじりじりと円安方向に動きました。欧州時間に入ると、スペインとアイルランドの国債入札が順調だったことで、欧州諸国での対独スプレッドが縮小したことからユーロが上昇、18時に発表された独ZEW景況感調査が市場予想より下振れしたものの、影響が一時的で、ユーロ/ドルは1.2917ドル、ユーロ/円は110.19円まで上昇、ドル/円も85.54円まで連れ高となりました。NY時間には注目されていた住宅着工件数、建設許可件数がいずれも市場予想から下振れしたものの、その後の鉱工業生産が予想よりも良かったことなどで米株価が上昇、米10年債利回りも2.6%を回復した子も止まり、ドル/円は85.69円、ユーロ/円は110.45円まで上昇、ユーロ/ドルは一時1.2835ドルまで下落後、リスクオンの動きから1.28ドル台後半へと上昇しました。
クローズはドル/円が85.52円、ユーロ/ドルが1.2882ドル、ユーロ/円は110.17円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9161.68 -34.99 -0.38%
FTSE100(英) 5350.55 74.45 1.41%
DAX(独) 6206.40 95.83 1.57%
NYダウ(米) 10405.85 103.84 1.01%
S&P500(米) 1092.54 13.16 1.22%
NASDAQ(米) 2209.44 27.57 1.26%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.63 0.07
日本10年債 0.935 -0.010
英10年債 3.06 0.02
独10年債 2.36 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1228.30 2.10
NY原油(期近) 75.77 0.53

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/18(水)
・ 09:30 豪 6月Westpac先行指数
・ 17:30 英国 BOE議事録
・ 18:00 ユーロ圏 6月建設支出
・ 18:30 南アフリカ 6月実質小売売上
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

2010年8月17日 (火)

8/17 本日の戦略-米住宅着工などに注目-

おはようございます。昨日は本邦の4-6月期のGDPの内容が悪かったこニュースばかりでした。特にアジア向けへの輸出減が大きいようですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日の動きを見ていますと、米国の弱い経済指標に反応し、米長短金利が低下したことを受け、ドルが主要通貨に対して下落しました。欧米の株価が下げ止まりを見せたことなどで、リスクオフの流れからのドル買いが一服したようです。市場は米国の個別の経済指標より米国の景気減速や先行き不透明感から、質への逃避が先行しているようで、これが米10年債などの利回り低下に拍車をかけているようです。このため、本日も米国の住宅着工と建設許可などの経済指標の発表が予定されていますが、
ヘッドラインが市場の予想より悪ければ円が買われる要因となりそうです。

また、本日は10時30分に豪準備銀行(RBA)が8月3日に開催した金融政策の議事録が公表されます。金融政策発表後のRBAの声明は「金融政策は適切」「世界経済の拡大はトレンドよりも早い」「世界経済の拡大は一様ではない」「インフレはターゲットに近づく公算」「中国経済の成長が鈍化している兆し」と
9月の利上げを示唆する内容は含まれていませんでした。本日発表される議事録で利上げの兆候が含まれていた場合には豪ドルが買われることになりそうですが、仮になくても据え置きは織り込まれていると思われるため、よほどハト的な内容でなければそれほど下げないと思います。豪では今週末(21日)に総選挙が実施されます。現在はギラード首相率いる労働党が支持率53%、アボット自由党党首率いる保守連合が47%と僅差となっています。選挙結果が為替にすぐ影響するわけではありませんが、資源税などの政策の行方次第によっては豪ドルが売られる可能性が出てきます。

欧州では18時に独ZEW景況感調査、英では17時30分に消費者物価指数の発表が予定されています。これらの指標結果により、欧州の株価が上昇するようであれば、ユーロやポンドが上昇しやすくなると思われます。

テクニカルではオシレーター系のストキャスティックススロー(9,3,3)で、いくつかの通貨ペアがゴールデンクロス(買いシグナルを発)しています。ただ、GBPJPYやZARJPYではトレンド系で逆のシグナルを発していることや、チャートの形状などを見ると仕掛けにくいように見えます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を上抜け
豪ドル/円 ストキャスティックススローがゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 08:17→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 84.81 ~ 85.70
EURJPY 108.56 ~ 110.04
GBPJPY 132.60 ~ 134.46
AUDJPY 75.89 ~ 77.20
NZDJPY 59.63 ~ 60.74
CADJPY 81.02 ~ 82.39
ZARJPY 11.62 ~ 11.80
NOKJPY 13.70 ~ 13.94
MXNJPY 6.64 ~ 6.76
HKDJPY 10.89 ~ 11.00
SGDJPY 62.22 ~ 62.98
EURUSD 1.2692 ~ 1.2892

■前日のサマリー
昨日は本邦4-6月期GDPの発表前に86円を割り込み、市場予想より弱いGDPを受け、日経平均株価が大幅に下落したことを受け、リスク回避の動きから円が買われる展開となりました。ドル/円は86.20円近辺から85.70円、ユーロ/円は109.80円近辺から109.25円、ユーロ/ドルは1.2770ドル近辺から1.2734ドルへと下落しました。ロンドン時間帯にはユーロ/ドルが1.2750ドルのオプションの防戦買いを突破して下落した反動からショートカバーが先行し、1.2832ドルまで上昇するとユーロ/円も110.28円まで上昇、ドル/円は85.97円の戻り高値となりました。NY時間には発表された米8月NY連銀製造業景気指数が予想より下振れし、対米証券投資も予想より減少していたこと、NAHB住宅市場指数も下振れしていたことなどから、米長期金利が低下、米10年債利回りは一時2.5662%まで低下したことで、主要通貨に対してドルが弱含みとなり、ドル/円は85.21円、ユーロ/円は109.16円へと下落する一方で、ユーロ/ドルは1.2872ドルの高値をつけました。その後は、NYダウも前日比とほぼ変わらずの水準で引けたことから、ドル/円は85円台前半、ユーロ/円は109円台ミドル、ユーロ/ドルは1.28ドル台前半でクローズしています。
クローズはドル/円が85.34円、ユーロ/ドルが1.2820ドル、ユーロ/円は109.40円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9196.67 -56.79 -0.61%
FTSE100(英) 5276.10 0.66 0.01%
DAX(独) 6110.57 0.16 0.00%
NYダウ(米) 10302.01 -1.14 -0.01%
S&P500(米) 1079.38 0.13 0.01%
NASDAQ(米) 2181.87 8.39 0.39%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.56 -0.11
日本10年債 0.945 -0.035
英10年債 3.04 -0.08
独10年債 2.33 -0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1226.20 9.60
NY原油(期近) 75.24 -0.15

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/17(火)
10:30 豪準備銀行(RBA)議事録
・ 17:00 ユーロ圏 6月経常収支
17:30 英国 7月消費者物価指数
・ 17:30 英国 7月小売物価指数
・ 18:00 ユーロ圏 8月ZEW景況感調査
18:00 ドイツ 8月ZEW景況感調査
・ 21:30 米国 7月生産者物価指数
21:30 米国 7月建設許可件数
21:30 米国 7月住宅着工件数
・ 21:30 カナダ 6月国際証券取扱高
・ 22:15 米国 7月設備稼働率
・ 22:15 米国 7月鉱工業生産
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 09:34:29
【ブログ】更新しました。 8/16 本日の戦略-株価下落はドル高と円高要因- - おはようございます。休暇中は惰眠をむさぼっていましたので、一週間ぶりに4時台にお.... ➪
http://am6.jp/amUXcr

Posted at 09:12:59
本邦GDPの下振れは株価の下落要因として円売りにはつながらず。株価主導からのリスク・オフで「ドル買い」「円買い」が継続しそう。


Posted at 08:18:02
おはようございます。本日もよろしくお願いします。休暇明けの第一弾は日経CNBCの為替電話レポです。


Posted at 08:00:26
【ブログ】更新しました。 今日のつぶやき - walker0053 Posted at 17:16:24 【ブログ】更新しまし... ➪
http://am6.jp/9mgvW3

2010年8月16日 (月)

8/16 本日の戦略-株価下落はドル高と円高要因-

おはようございます。休暇中は惰眠をむさぼっていましたので、一週間ぶりに4時台におきたところ、うっすらと暗かったです。少しずつ日が短くなってきているのですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>ドル>豪ドル>円>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は米株価が4日連続で下落したことや欧州では、ギリシャとドイツの国債スプレッドが拡大したこと、イタリアの国債入札が思わしくなかったことからドルがかかわれる流れとなりましたが、引き続き米10年債の利回りが低下していることもあり、ドル/円では円高に向かいやすい環境にあると思われますが、今週に菅首相と白川日銀総裁の会談が調整されていることもあり、こちらの内容を見極めたいとの思惑が市場にはあるのではないかと思われます。昨日掲載しましたが、シカゴのIMM通貨先物のポジション残を見ていますと、円のロングが5万コントラクト超の買い超しとなっていることから、投機筋の円買いもピークに近づいている可能性があり、更なる一段の円高にはなりにくいと予想しています。

また、本日は米国のNY連銀製造業計指数、対米証券投資、NAHB住宅市場指数の発表が予定されており、これらの指標が悪化を示すようだと更に米金利の低下を招く可能性があり、円高の要因となる可能性があります。また、これにより株価が下落した場合には、ドルが円以外で買われるとみられることで、クロス円の下げが大きくなるのではないかと思います。

先ほど8時50分に本邦の4-6月期GDPが発表されました。結果は前期比年率で0.4%と市場予想の2.3%寄り大幅に悪結果となりました。ただ、市場の反応は限定的で、GDPの悪化=円売りにはつながりにくい環境です。むしろ、アジア株の下落などが円高のリスク要因と思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:26→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.72 ~ 86.63
EURJPY 109.12 ~ 110.63
GBPJPY 133.37 ~ 135.25
AUDJPY 76.20 ~ 77.57
NZDJPY 60.11 ~ 61.24
CADJPY 81.99 ~ 83.42
ZARJPY 11.68 ~ 11.86
NOKJPY 13.72 ~ 13.97
MXNJPY 6.69 ~ 6.81
HKDJPY 11.02 ~ 11.13
SGDJPY 62.85 ~ 63.63
EURUSD 1.2616 ~ 1.2827

■前日のサマリー
週末はロンドン時間帯にギリシャ国債利回りとドイツ国債利回りのスプレッドが拡大したことやイタリアの5年債、15年債の入札で需要が低調だったことなどから、欧州株価が下落してリスク・オフの動きから円が買われ、ドル/円は一時85.56円、ユーロ/ドルは1.2775ドル、ユーロ/円は109.65円まで下落しましたが、発表された米7月の消費者物価指数が市場予想より若干上振れしたことや小売売上高の前月比が上方修正されたこと、ミシガン大消費者信頼感指数が予想より良かったこと、ホーニッグ米カンザスシティ連銀総裁のタカ派コメントなどを受け、ドルは86.39円まで一時上昇しましたが、NYダウも弱含みでの推移となったことで86円台前半まで下落、ユーロ/ドルは一時1.2832ドルまで戻したものの、1.2750ドルのオプションが意識され、1.2752ドルまで下落、ユーロ/円は109.55円まで一時下落後、110.28円まで上昇、110円近傍でクローズしています。
クローズはドル/円が86.27円、ユーロ/ドルが1.2751ドル、ユーロ/円は109.96円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9253.46 40.87 0.44%
FTSE100(英) 5275.44 9.38 0.18%
DAX(独) 6110.41 -24.76 -0.40%
NYダウ(米) 10303.15 -16.80 -0.16%
S&P500(米) 1079.25 -4.36 -0.40%
NASDAQ(米) 2173.48 -16.79 -0.77%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.67 -0.07
日本10年債 0.995 -0.014
英10年債 3.12 0.01
独10年債 2.39 -0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1216.76 -0.06
NY原油(期近) 75.39 -0.35

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/16(月)
・ 17:00 ノルウェー 7月貿易収支(クローネ)
・ 18:00 ユーロ圏 7月消費者物価指数
21:30 米国 8月NY連銀製造業景気指数
・ 22:00 米国 6月対米証券投資長期フロー
・ 22:00 米国 6月対米証券投資フロー合計
・ 23:00 米国 8月NAHB住宅市場指数
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2010年8月15日 (日)

8/16の週の見通し

こんにちは。一週間の休暇でご迷惑をおかけしました。お盆を過ぎても暑さが続きますね。

13日に発表された10日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売)が24万超まで増加、円はロング(買)が約5.2万コントラクトまで増加、ユーロショート(売)はほぼフラット、カナダドルはロングが増加、NZドルはロングが幅減少しています。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 52,478 4,480 65,314 12,836 78,150
EUR -3,731 3,566 55,797 59,528 115,325
GBP 5,021 5,271 35,915 30,894 66,809
CHF 10,901 -5,322 16,775 5,874 22,649
CAD 41,179 6,997 46,616 5,437 52,053
AUD 54,370 5,655 68,353 13,983 82,336
NZD 12,544 -2,515 18,992 6,448 25,440
MXN 52,478 4,480 65,314 12,836 78,150
source:CFTC

先週は、8月第1週に発表された米雇用統計が市場予想より悪化を示したことで、週前半はドルの弱含みとなり、10日の米FOMCでは、政策金利が据え置かれ、声明でも米景気に対する弱気な内容が示されたこと、政府機関債とモーゲージ担保証券(MBS)の償還資金を期間が長めの米国債に再投資することを決定したことから、ドルが弱含みに推移して、これを受けて世界的に株価が下落する中で、ドル/円は15年ぶりとなる84.73円を一時付けました。しかし、本邦野田財務相の円高けん制発言や日銀によるレートチェック(中曽日銀理の発言)、ミシガン大消費者信頼感指数が良かったことなどから、ドル/円は週末に86円を回復、米10年債利回りが3%未満で推移しているものの、「スペインの銀行セクタの調整は終わっていない(ゴンザレスパラモECB理事発言)」やユーロ圏6月の鉱工業生産の悪化などユーロの弱さが目立った週でもあり、リスクを回避する目的での「ドル買い」と「円買い」で主要通貨に対してドルと円が上昇する週となりました(下のグラフ参照)。

■週間騰落率(JPY)
JPY

■週間騰落率(USD)
USD

米FOMC以来NYダウが4営業日連続で下落しています。このため、質への逃避から米国債が買われ、米長期金利が低下、リスク回避の「ドル買い」と「円買い」の動きにつながっています。今週は、米NY連銀製造業景気指数(16日)、米住宅着工件数、建設許可件数(17日)、米景気先行指数(19日)の発表が予定されています。また、先週発表された米新規失業保険申請件数が3週連続で増加していることで、センチメント系の指標、住宅関連、雇用の悪化が示されると、株価の下落につながりやすくなり、円が買われる可能性が高くなります。

一方のユーロは、週末に行われたイタリアの5年債、15年債の総額60億ユーロの応札状況が前回を下回ったことなどから続落となっています。ユーロ/ドルは1.2750ドルのオプションの防戦買いでかろうじて同レベルを割り込んでいませんが、株価が下落を続けるとユーロ安が継続する可能性が高まります。また、独ZEW景況感調査の発表が17日に予定されていることから、景況感が悪化しているようであればユーロ単独での下落もあり得ます。ポンドも先週発表された四半期インフレレポートでGDPの見通しが引き下げられたこと、12年のインフレ率が2%を下回る見通しであること、成長は下振れリスクがあることが示され、弱含みとなっています。このため、ドルが買われやすい展開となっているようです。

米国の4-6月期企業業績発表が終わり、米国の景気後退懸念から、追加緩和期待につながり、米の長期金利が低下、ドル安の流れとなっていましたが、米FOMC以降は株価の続落から主要通貨に対してドルが買われる流れへと変わっています。引き続き株価の動向が為替の方向性を握っているとみられ、株価の下落がドル高と円高の要因、株価の上昇がドル安と円安の要因となりそうです。このため、住宅関連などの米経済指標の発表が重要となってきそうです。

■予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 84.70 88.30
ユーロ/ドル 1.2590 1.2940
ユーロ/円 108.00 111.00
ポンド/円 130.80 136.90
豪ドル/円 74.70 78.80


■シカゴIMM非商業ポジション

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは35,360コントラクトのショート増加の245,131コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は4,480コントラクトのロング増加の52,478コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは3,731コントラクトのショート減少の3,731コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは6,997コントラクトのロング増加の41,179コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは2,515コントラクトのロング減少の12,544コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(16日更新)

■イベントカレンダー
8/16(月)
・ 08:50 日本  6月第三次産業活動指数
08:50 日本 第2四半期実質GDP速報値
・ 08:50 日本 第2四半期GDPデフレーター速報値
・ 17:00 ノルウェー 7月貿易収支(クローネ)
・ 18:00 ユーロ圏 7月消費者物価指数
21:30 米国 8月NY連銀製造業景気指数
・ 22:00 米国 6月対米証券投資長期フロー
・ 22:00 米国 6月対米証券投資フロー合計
・ 23:00 米国 8月NAHB住宅市場指数
8/17(火)
10:30 オーストラリア RBA議事録
・ 17:00 ユーロ圏 6月経常収支
17:30 英国 7月消費者物価指数
・ 17:30 英国 7月小売物価指数
・ 18:00 ユーロ圏 8月ZEW景況感調査
18:00 ドイツ 8月ZEW景況感調査
・ 21:30 米国 7月生産者物価指数
21:30 米国 7月建設許可件数
21:30 米国 7月住宅着工件数
・ 21:30 カナダ 6月国際証券取扱高
・ 22:15 米国 7月設備稼働率
・ 22:15 米国 7月鉱工業生産
8/18(水)
・ 09:30 オーストラリア 6月Westpac先行指数
・ 17:30 英国 BOE議事録
・ 18:00 ユーロ圏 6月建設支出
・ 18:30 南アフリカ 6月実質小売売上
8/19(木)
・ 07:45 NZ第2四半期生産者物価-生産高
・ 07:45 NZ第2四半期生産者物価-投入高
・ 13:30 日本 6月全産業活動指数
・ 15:00 ドイツ 7月生産者物価指数
・ 15:15 スイス 7月貿易収支
・ 17:00 ノルウェー 第2四半期GDP
・ 17:30 英国 7月マネーサプライM4速報値
17:30 英国 7月小売売上高
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 21:30 カナダ 6月卸売売上高
・ 21:30 カナダ 7月景気先行指標指数
・ 23:00 米国 7月景気先行指標総合指数
・ 23:00 米国 8月フィラデルフィア連銀
8/20(金)
・ 20:00 カナダ 7月消費者物価指数
・ 23:00 メキシコ メキシコ中銀政策金利発表

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2010年8月 9日 (月)

おはようございます。本日から一週間休刊します。ご不便をおかけしますが,ご了承お願い致します。

2010年8月 6日 (金)

8/6 本日の戦略-クロス円は株価の動向次第-

おはようございます。暑い日が続きます。夜間でも熱中症に注意です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、スペイン国債の入札が無難にこなされる一方で、米新規失業保険申請件数が市場予想より増加(雇用の悪化)が示されたことから、本日21時30分に発表される米雇用統計に対する懸念が再び出て、米長期金利が低下しドル安につながっています。新規失業保険申請件数は7月12日を含む週までが雇用統計の調査週となっていることで、直接ヘッドラインへの影響はないものの、更に先行きに対しての懸念を示しているとも言えそうです。このため、市場は
次週10日の米公開市場委員会(FOMC)に向けて追加緩和の催促相場となっています。本日の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想から下振れすると、催促も過熱気味となると思われ、ドル/円では85円割れを試しに行くと思います。ただ、それまではポジション調整のドルの売り買いが出ると思われ、短期的にはショート(売り)は調整も一巡していると思われ、むしろロング(買い)の調整が出てくるのではないかと予想しています。ただ、全般的には市場参加者も限られると思われ、値は飛びやすいのではないかと思っています。

雇用統計では、非農業部門雇用者数の増減のヘッドラインと、民間部門雇用者数が注目されると思います。ただ、中長期では労働所得、FRBが懸念している長期(6か月以上)失業者数の動向にも注意を払う必要があります。

ユーロは昨日のトリシェECB総裁の記者会見で「金融政策変更のシグナルはない」と発言したものの、「ECBには、数多くの試練が待ち受けている」「下半期がそれほど明るくないものになることは明らか」「引き続き慎重に対処する必要」と慎重な見方を示したことで、ユーロも1.32ドル台では上値が重くなっています。ただ、
ユーロなどクロス円は引き続き株価の動きに左右されていることもあり、NYダウが崩れない限りは、ドル/円に引きずられるものの、それほど下値はないのではないかと思っています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/スイス 21日移動平均線を下に抜け

■変動率からの予想レンジ 08:24→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.31 ~ 86.18
EURJPY 112.36 ~ 113.91
GBPJPY 135.42 ~ 137.35
AUDJPY 77.75 ~ 79.27
NZDJPY 62.00 ~ 63.21
CADJPY 83.66 ~ 85.12
ZARJPY 11.74 ~ 11.92
NOKJPY 14.20 ~ 14.44
MXNJPY 6.74 ~ 6.86
HKDJPY 10.97 ~ 11.09
SGDJPY 62.95 ~ 63.72
EURUSD 1.3131 ~ 1.3265

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は5・10日あたることから、仲値不足の観測や日経225平均株価の上昇で、ドル/円は86.46円、ユーロ/円は113.84円、ユーロ/ドルも1.3175ドルまで上昇しました。しかし、上海総合株価指数が下落したことや日経225平均株価が上げ幅を縮小したことなどで、円が買われ、ドル/円は86.01円、ユーロ/円は113.13円、ユーロ/ドルは1.3144ドルまで下落しました。ロンドン時間に入ると、スペインの3年債入札で35億ユーロの調達が無難に終わったこと、独製造業新規受注指数が市場予想を上回ったことでユーロが買われる流れとなり、ユーロ/ドルが1.3223ドル、ユーロ/円は13.92円まで上昇、ドル/円はドル売りが先行したことで、86.35まで戻していたところから86.01円まで下落しました。この日発表された英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)の金融政策はどちらも据え置きとなり、市場のインパクトはありませんでした。NY時間に入ると、発表された米新規失業保険申請件数が増加していていたことで雇用統計に対する懸念が高まり、ドルが売られると同時に、トリシェECB総裁が「金融政策変更のシグナルはない」と発言したことで、ユーロ/ドルは1.3236ドルの高値を付けました。しかし、NYダウが下落して始まると、リスクを回避する円売りとなり、ドル/円は85.71円、ユーロ/円は112.76円、ユーロ/ドルは1.3135ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が85.81円、ユーロ/ドルが1.3186ドル、ユーロ/円は113.16円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9653.92 164.58 1.73%
FTSE100(英) 5365.78 -20.38 -0.38%
DAX(独) 6333.58 2.25 0.04%
NYダウ(米) 10674.98 -5.45 -0.05%
S&P500(米) 1125.81 -1.43 -0.13%
NASDAQ(米) 2293.06 -10.51 -0.46%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.90 -0.05
日本10年債 1.030 0.035
英10年債 3.23 -0.06
独10年債 2.56 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1199.30 3.40
NY原油(期近) 82.01 -0.46

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/6(金)
・ 10:30 豪準備銀行(RBA)金融政策に関する四半期報告
・ 14:45 スイス 7月失業率
・ 17:00 ノルウェー 6月鉱工業生産
・ 17:30 英国 7月生産者仕入価格
・ 17:30 英国 7月生産者出荷価格
・ 17:30 英国 6月製造業生産高
17:30 英国 6月鉱工業生産
19:00 ドイツ 6月鉱工業生産
・ 20:00 カナダ 7月雇用ネット変化率
・ 20:00 カナダ 7月失業率
21:30 米国 7月非農業部門雇用者数変化
21:30 米国 7月失業率
・ 23:00 カナダ 7月Ivey購買部協会指数
・ 04:00 米国 6月消費者信用残高
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

Vol25. 国内総生産(GDP)から見えてくるもの

※このコンテンツは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。購読(無料)は下記から。

皆様こんばんは。もう来週は8月です。8月は円高になりやすい月とも言われています。対円通貨の過去10年間の8月の月足を調べてみますと、NZドル/円は5回の陽線(月初より月末が高かった)となっていますが、ドル/円は2006年と2008年以外の8回は陰線(月初より月末が低かった)、ユーロ/円、ポンド/円は2005年と2006年以外は陰線、豪ドル/円ですら、2002年と2006年以外は陰線となっています。2010年はどうなるのでしょうか。

先週は、ファンダメンタルズ分析の大まかな入口を説明させていただきました。ファンダメンタルズ分析は当該国の経済状況などを分析することになり、特に外国為替においては2国間の経済成長率などを比べて強弱をはかることになります。このため、単月や一期の経済指標の結果と市場予想(エコノミストなどの予想の平均)のギャップを見るのではなく、長期間にわたって景気が上向いているのか、下向いているのかに注目する必要があります。

その中でも注目したいのが、政策金利の引き上げや引き下げの判断となる経済指標がどのようになっているかということです。すなわち、平時には金利が低い方から金利が高い方に資金がシフトしやすいことから、金利が今後上がっていくのか、または下がっていくのかが通貨の強弱を見る上でも重要となっていきます。

それでは、政策金利の判断となる経済指標は何かということになります。これには諸説あると思いますが、直結度合いが高いのは消費者物価指数ではないかと思います。要するに中央銀行の役割が物価調整(物価のコントロール)にあるからです。ただ、物価だけを見ていればいいということはなく、景気の拡大時には物価が上がりやすい(インフレになりやすい)ということから、景気の判断も必要となってきます。

この景気の判断を行うのに用いる指標の一つが国内総生産(GDP)となり、構成としては「個人消費」「純輸出」「設備投資」「在庫投資」「住宅投資」「政府支出」があります。GDPは四半期ごとの発表のため、構成している経済指標が毎月注目されることになります。
下記グラフを参照してください。

GDP
クリックすると拡大します。

[今週の宿題]
全米経済研究所(NBER)のリセッションの定義とGDPの関係はなんでしょうか

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 15:55:45
コメルツ(独)、バークレイズ(英)どちらの決算もよかったですが、これまでの反応はいまひとつ。ドル/円は重いですね。


Posted at 14:15:44
FX挑戦中の元日本代表GK小嶋伸幸氏の南ア公式大会グッズプレゼントが実施されています みなさま応募しましょう。
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Posted at 09:30:46
【ブログ】更新しました。 8/5 本日の戦略-雇用下振れ懸念後退でひとまずドル買い- - おはようございます。本日は日経BPのサイトに面白い記事が出ていました。第5回.. ➪
http://am6.jp/9U8tiG

Posted at 08:00:30
【ブログ】更新しました。 今日のつぶやき - walker0053 Posted at 14:25:18 ソシエテ・ジェネラル... ➪
http://am6.jp/bd1W9Q

Posted at 07:40:49
おはようございます。本日もEURGBPがNR7となっています(2日連続)。大きく動く可能性があります。また、EURJPYもNR7となtっています。

2010年8月 5日 (木)

8/5 本日の戦略-雇用下振れ懸念後退でひとまずドル買い-

おはようございます。本日は日経BPのサイトに面白い記事が出ていました。第5回 「意外に簡単ではない“%”」という記事ですが、前月比や前年比などの経済指標を見る上で気をつけたい“%”にも通じますので、ご一読いただければと思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ポンド>ユーロ>NZドル>ドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し

昨日は、米ADP雇用調査、ISM非製造業景況感を受けて、週末の米雇用統計に対する値件が後退しました。ISMの雇用指数が50.9と前月の49.7から上昇、製造業も58.6と前月の57.8から上昇しています。ただ、個人的な見解ですが、ISMやシカゴPMIの雇用指数と雇用統計の非農業部門雇用者数の相関は低いようです。このため、まだ明日の雇用統計に関しては懸念が残っていると思われ、本日21時30分に発表される米新規失業保険申請件数(明日発表される雇用統計には含まれませんが)には注目する必要がありそうです。

一方、欧州では20時に英中銀(BOE)、20時45分に欧州中銀(ECB)が金融政策を発表します。どちらも政策には特に変更がないと思われることから、市場もそれほど関心を持っていないと思われます。続く21時30分のトリシェECB総裁の定例記者会見でも目新しいことは出てこないと思われることから特に波乱はないと思います。むしろ独コメルツ銀行、英バークレイズ銀行の4-6月期決算の発表が予定されていることから、これを受けて欧州株価が上昇するようであれば円売りの要因となると思われます。

東京時間では5・10日にあたることから仲値にかけてのドル買いがでやすい環境と思いますが、実需の買いが終了すると、米金利や株価の動向に左右される展開となる可能性が高いものの、市場に方向感のない状態です。昨日の米経済指標を受け、雇用統計に向けてのドルショートのポジション解消が先行する流れであれば、ドル/円で21日移動平均線の87.33円近辺までの戻りにつながるかもしれません。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/スイス 21日移動平均線を上に抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
加ドル/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲のを上に抜け

■変動率からの予想レンジ 08:18→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.77 ~ 86.63
EURJPY 112.70 ~ 114.28
GBPJPY 136.04 ~ 137.98
AUDJPY 78.25 ~ 79.84
NZDJPY 62.70 ~ 63.94
CADJPY 83.98 ~ 85.47
ZARJPY 11.74 ~ 11.93
NOKJPY 14.26 ~ 14.51
MXNJPY 6.80 ~ 6.92
HKDJPY 11.02 ~ 11.14
SGDJPY 63.35 ~ 64.13
EURUSD 1.3110 ~ 1.3241

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は野田財務相の「市場の動きに注視している」との発言から、ドル/円が85.91円、ユーロ/円が113.59円まで上昇しましたが、日経225平均株価が大幅に下落したことから、リスク回避の「円買い」となり、ドル/円は85.50円のストップロスを付け85.32円、ユーロ/円は112.70円まで下落、ユーロ/ドルは1.3240ドルから1.3202ドルまでの狭いレンジの動きとなりました。ロンドン時間には、発表された仏ソシエテ・ジェネラルの決算が良かったものの、NY市場待ちとなり、ドル/円は85円台前半からミドル、ユーロ/円は113円台前半から112円台後半、ユーロ/ドルは1.32ドル台前半から1.31ドル台後半でのレンジで方向感のない動きとなりました。NY時間では民間給与計算会社ADPの雇用調査が発表され、市場予想を上回る+4.2万人(前月も+1.9万人へ上方修正)、ISM非製造業景気指数も54.3といずれも予想を上回ったことから、週末に発表される米雇用統計への下振れ懸念が後退し、ドル/円は短期勢のストップロス(買い)を巻き込み86.39円、ユーロ/ドルは113.68円へと上昇、ユーロ/ドルは1.3131ドルまで下落しました。その後はNYダウが上昇したことなどでドル/円、クロス円は高値圏での推移となりました。
クローズはドル/円が86.26円、ユーロ/ドルが1.3159ドル、ユーロ/円は113.51円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9489.34 -204.67 -2.11%
FTSE100(英) 5386.16 -10.32 -0.19%
DAX(独) 6331.33 23.42 0.37%
NYダウ(米) 10680.43 44.05 0.41%
S&P500(米) 1127.24 6.78 0.61%
NASDAQ(米) 2303.57 20.05 0.88%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.95 0.04
日本10年債 0.995 -0.040
英10年債 3.29 0.02
独10年債 2.60 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1195.90 8.40
NY原油(期近) 82.47 -0.08

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/5(木)
・ 19:00 ドイツ 6月製造業受注
・ 20:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
・ 20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)金利発表
21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
21:30 ユーロ圏 トリシェECB総裁定例記者会見
・ 21:30 カナダ 6月住宅建設許可
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 14:25:18
ソシエテ・ジェネラルの決算は良かったようですね。この後も英スタンダード・チャータード、英ロイズの決算発表が予定されていて、株価下げ幅縮小ならばADPまで小康か。


Posted at 09:50:06
【ブログ】更新しました。 8/4 本日の戦略-次週の米FOMCに向けての催促相場の様相- - おはようございます。本日は空気が澄んでいたのか、自宅の近辺から朝、富士山.. ➪
http://am6.jp/d0Fob3

Posted at 08:10:35
おはようございます。本日はUSDCHF、EURGBP、NZDUSDがNR7となっています。


Posted at 08:01:19
【ブログ】更新しました。 今日のつぶやき - walker0053 Posted at 16:06:29 昨日、本日とドル円は... ➪
http://am6.jp/d8ARkV

Posted at 05:48:00
【泣き虫弱虫諸葛孔明〈第1部〉 (文春文庫)】を読んだ本に追加 #bookmeter
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167773082

2010年8月 4日 (水)

8/4 本日の戦略-次週の米FOMCに向けての催促相場の様相-

おはようございます。本日は空気が澄んでいたのか、自宅の近辺から朝、富士山が見えました。この時期はなかなか見えないのでうれしかったです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ポンド>ユーロ>NZドル>ドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
ここ3日間連続で野田財務相が「為替市場を注視している」との内容の発言を繰り返しています。昨日も別のレポートで書きましたが、日経225平均株価かTOPIXの水準と円高の水準が実弾介入の一つの判断基準と思われることや、昨年も言われていましたが、当局が介入に慎重となっていること、スイス中銀の大規模な介入が失敗していることなどを考えると、当面は口先介入にとどまるものと思われますので、こうした発言では下げを緩やかにする効果は多少出るかもしれませんが、連日では慣れてきますし、戻りも限られると思います。

市場では来週10日(火)に予定されている米FOMCでMBS(モーゲージ担保証券の買い取りなど)追加緩和が示唆されるかどうかが注目されていると思われます。米金利は長短ともに低下していおり、催促相場の様相となっています。このため、ドル/円でもドル安が進んでいて、週末の米雇用統計の結果にもよりますが、来週のFOMCまではこの傾向が続くのではないかと予想されます。本日は米雇用統計の前哨戦となるADP雇用調査が21時15分に発表されることから、こちらが悪化するようだとドルの下落につながる可能性があります。

こうした中で、ユーロ/ドルは1.32ドルを上に抜けてきました。ドルの弱含みが続く中では、ユーロ、ポンド、豪ドルなどが対ドルで堅調に推移する一方で、対円では上値が押さえられることになります。ただ、株価が比較的しっかりした動きを見せていることでこの図式が成り立っているとみられることから、株価が崩れてくるようだと、クロス円の下げ幅大きくなってくると思われます。こうした意味では、本日発表される欧州の金融機関の決算のソシエテ・ジェネラル(仏)、スタンダード・チャータード(英)、ロイズ・バンキング・グループ(英)の発表が予定されていることで、注意が必要となります。

豪ドルは、昨日政策金利を据え置きました。声明では「国内の経済成長はトレンドに近い水準で、インフレは目標水準に近い一方、世界経済の見通しはやや不透明な状況下で、現在の金融政策は適切」などとしていることで、慎重な見方を示しています。一部のRBAウォッチャーは9月の利上げの可能性を発言していますが、市場では年内の利上げは難しいとの判断をしているようで、豪ドル/円は上値が限られてくるのではないでしょうか。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
加ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ポンド/スイス 一目金kのう表(日足)の雲の下から中

■変動率からの予想レンジ 08:27→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.31 ~ 86.14
EURJPY 112.69 ~ 114.26
GBPJPY 135.88 ~ 137.81
AUDJPY 77.49 ~ 79.05
NZDJPY 62.32 ~ 63.54
CADJPY 83.10 ~ 84.55
ZARJPY 11.68 ~ 11.87
NOKJPY 14.26 ~ 14.51
MXNJPY 6.73 ~ 6.85
HKDJPY 10.97 ~ 11.08
SGDJPY 63.10 ~ 63.86
EURUSD 1.3192 ~ 1.3310

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は朝方にドル/円が86.65円まで買われたものの、この買いが一巡すると日経225平均株価が上昇したにもかかわらず、ドルがじりじりと売られる展開となりなり、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がFRBが既に買い取っているMBSの償還時に改めて買い替えるとの記事で、米短期金利が低下し、ドル/円は86.28円、ユーロ/円は113.58円まで下落しました。ロンドン時間の序盤には欧州勢の参入とともにドル/円は86.53円、ユーロ/円は113.96円まで戻す場面が見られ、ユーロ/ドルが1.3146ドルまで下落する場面が見られましたが、米2年債の利回りが0.53%程まで落ちていることから、ドル安の流れが継続し、ドル/円は85.71円、ユーロ/円は113.39円へと下落、ユーロ/ドルはストップロス(買い)を巻き込んで1.3262ドルまで上昇しました。NY時間には発表された米個人支出、個人所得がともに市場予想より悪かったものの、既に織り込み済みであったことから、ドル/円は86.04円、ユーロ/円も113.76円まで戻す場面が見られました。その後、米製造業受注、中古住宅販売保留がいずれも市場予想を下回ったことで、米株価が下落、リスク回避の動きからドル/円が85.67円、ユーロ/円が113.10円、ユーロ/ドルが1.3183ドルまで下落しましたが、ドルの弱含みからユーロがじりじりと戻してクローズとなりました。
クローズはドル/円が85.78円、ユーロ/ドルが1.3228ドル、ユーロ/円は113.48円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9694.01 123.70 1.29%
FTSE100(英) 5396.48 -0.63 -0.01%
DAX(独) 6307.91 15.78 0.25%
NYダウ(米) 10636.38 -38.00 -0.36%
S&P500(米) 1120.46 -5.40 -0.48%
NASDAQ(米) 2283.52 -11.84 -0.52%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.91 -0.05
日本10年債 1.040 -0.005
英10年債 3.27 -0.07
独10年債 2.60 -0.09

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1187.50 2.10
NY原油(期近) 82.55 1.21

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/4(水)
10:30 豪6月貿易収支
・ 10:30 豪第2四半期住宅価格指数
・ 17:30 英国 7月PMIサービス業
・ 18:00 ユーロ圏 6月小売売上高
21:15 米国 7月ADP雇用統計
23:00 米国 7月ISM非製造業景況指数
・ 05:00 米国 ガイトナー米財務長官講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 16:06:29
昨日、本日とドル円は動きませんね。86円台に目が慣れてきつつあります。ちなみに1年前の8/7は高値97.77円を付けています。


Posted at 10:01:38
【ブログ】更新しました。 8/3 本日の戦略-対ドルで豪ドル、ポンドは買われ過ぎ水準に近い- - おはようございます。ロシアの山火事の被害がすごいですね。被害の拡大が.. ➪
http://am6.jp/b2YQzJ

Posted at 08:32:31
本日21日移動平均線から3%以上乖離している通貨ペア、GBPPUSD+3.541%、AUDUSD+3.450% どちらも調整入り近いか


Posted at 08:00:24
【ブログ】更新しました。 今日のつぶやき - walker0053 Posted at 10:56:43 【ブログ】更新しまし... ➪
http://am6.jp/9QGa21

Posted at 07:37:48
おはようございます。昨日のドル円はあまり動きませんでしたね。本日NR7となっています。

2010年8月 3日 (火)

8/3 本日の戦略-対ドルで豪ドル、ポンドは買われ過ぎ水準に近い-

おはようございます。ロシアの山火事の被害がすごいですね。被害の拡大が懸念されます。自然災害も何十年に一度あかないかという規模で起きていて深刻です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>NZドル>豪ドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は本邦の野田財務相が「為替相場の過度の変動は経済に悪影響を与えるため好ましくない」、と発言し円高に対してけん制をしたものの、塩崎財務副大臣は「円高はそれほど進んでいない」と異なる認識を示しました。週末の野田財務相も「円高ではなく、ドル安」との発言をしていることもあり、ドル/円での円高が進む局面での介入に対する消極的な姿勢がうかがわれます。また、NYダウが200ドル超の上昇となったにもかかわらず、米10年債利回りが3%を回復できていないことで、ドルに対する懸念が市場にあるものと思われます。こうした中で、ユーロ、ポンド、豪ドルなどが対ドルで上昇、ドル安が市場のテーマとして定着してきているように思います。このため、
ドルの弱含みの傾向が継続し、ドル/円は昨日の高値も86円台後半までだったことから、86円割れを試す展開になることが予想されます。

ユーロは昨日のBNPパリバ、HSBCの4-6月期決算の内容が良かったことや欧米の株価が堅調に推移したことで、1.31ドルを上に抜けて上昇しました。欧州の企業決算は明日のソシエテ・ジェネラル、スタンダード・チャータード銀行、ロイズ、木曜のバークレイズ銀行、コメルツ銀行が予定されています。現状ではこれらの企業決算の発表に伴う大きなリスクはないものと思われ、ドルの弱含みが継続するようであれば、ユーロのもう一段高の可能性があります。

また、本日は13時30分に豪準備銀行(RBA)が金融政策を発表する予定です。7月も見送っていることから、一部では今月の利上げに期待している向きもあります。先月発表された豪の経済指標では失業率が5.1%、雇用者数変化が45,900人増と強い内容を示しましたが、小売売上高は前月比0.2%(先月分は本日発表が予定されている)、消費者物価指数も前年比で3.1%と物価が比較的押さえられている状況とみられることやスワン財務相が慎重な見方を示していることなどから、今回も据え置かれると予想しています。ただ、据置に関してはある程度市場も織り込んでいることから、その後のアナウンスでハト派コメントが出ると、豪ドルが調整の下げとなる可能性があります。

昨日大幅に上昇したポンドですが、テクニカル的には対ドルで21日移動平均線から3%以上かい離してきていること考えると、そろそろ調整局面を探る展開になると思われます。上記に書きましたが、今週は英銀行の決算の発表が予定されていること、金融政策の発表なども予定されていることから、上昇トレンドでの調整材料が出てくる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の上
ユーロ/ポンド ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 08:25→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 86.04 ~ 86.87
EURJPY 113.21 ~ 114.80
GBPJPY 136.46 ~ 138.40
AUDJPY 78.25 ~ 79.84
NZDJPY 62.72 ~ 63.97
CADJPY 83.84 ~ 85.32
ZARJPY 11.72 ~ 11.91
NOKJPY 14.37 ~ 14.62
MXNJPY 6.78 ~ 6.90
HKDJPY 11.06 ~ 11.17
SGDJPY 63.74 ~ 64.51
EURUSD 1.3141 ~ 1.3260

■前日のサマリー
昨日は、朝方はやや円高でオープンしたものの、野田財務相が「為替相場の過度の変動は経済に悪影響を与えるため好ましくない」と発言し、菅首相も「インフレターゲットの設定を政府が行い、手段は日銀に任せるという考え方は確かにある」「日銀には、ある程度の自主性が認められているが、政府と協調してやっていくと理解しており、現実に強調してやってもらっている」などと発言したことから、市場に警戒感が出たことで、ドル/円は86.72円、ユーロ/円は113.40円近辺まで上昇しました。東京時間午後にはドル/円が86.43円、ユーロ/円が113円近辺まで下げる場面も見られましたが、仏大手銀のBNPパリバの決算が良かったことやロンドン時間に入り、英大手銀行のHSBCの好決算が伝わると、欧州の株価が堅調に推移したことなどでリスク・オンの動きとなり、ドル/円は86.89円、ユーロ/円は113.55円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3050ドルから1.3090ドルのレンジ内の取引となりました。NY時間には、発表された米8月の製造業ISMが55.5と市場予想を上回り、同時刻に発表された米建設支出も予想を上回ったことから、ドル/円は86.80円、ユーロ/円は114.19円へと上昇、NY株価が大幅に上昇したことで、リスク・オンの動きが継続し、ユーロ/ドルは1.3196ドルまで上昇しました。その後は新たな材料がないことから小動きとなり、ドル/円は86円台ミドル近辺、ユーロ/円は114円手前、ユーロ/ドルは1.31ドル台後半での取引となりました。
クローズはドル/円が86.49円、ユーロ/ドルが1.3178ドル、ユーロ/円は113.98円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9570.31 33.01 0.35%
FTSE100(英) 5397.11 139.09 2.65%
DAX(独) 6292.13 144.16 2.34%
NYダウ(米) 10674.38 208.44 1.99%
S&P500(米) 1125.86 24.26 2.20%
NASDAQ(米) 2295.36 40.66 1.80%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.96 0.06
日本10年債 1.045 -0.020
英10年債 3.34 0.03
独10年債 2.69 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1185.40 1.50
NY原油(期近) 81.34 2.39

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/3(火)
・ 10:30 豪6月住宅建設許可件数
10:30 豪6月小売売上高
13:30 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
・ 16:15 スイス 7月消費者物価指数
・ 17:30 英国 7月PMI建設業
・ 18:00 ユーロ圏 6月生産者物価指数
・ 21:30 米国 6月個人支出
・ 21:30 米国 6月個人所得
23:00 米国 6月中古住宅販売成約
・ 23:00 米国 6月製造業受注指数
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 10:56:43
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Posted at 10:40:23
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【ブログ】更新しました。 8/2 の週の見通し - こんばんは。昨日は洗車をしていたらフロントガラスに小さい傷があることを発見、以前... ➪
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Posted at 09:49:56
中国の製造業PMIはフライングですか?既に発表されています。51.2と予想(51.4)とほぼ同じですね。前回52.1


Posted at 07:34:57
おはようございます。本日は日経CNBC為替電話レポートへ出演予定です。16日、30日と合計3回の予定です。

2010年8月 2日 (月)

8/2 本日の戦略-米製造業ISMに注意-

おはようございます。いよいよ8月が始まりました。8月は円高になりやすい月といわれますが、果たして本年はどうでしょうか。当社のオープンは86.35円です。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>豪ドル>円>ユーロ>ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末は、米4-6月期GDP速報値前期比が市場予想を下回ったことで一時85.95円まで下落しましたが、その後発表されたシカゴPMI(まり普段は注目されない)やミシガン消費者センチメントが市場予想よりも良かったことで86円を回復しています。ただ、これらの指標にかかわらず米長期金利は3%を回復していないことから、米長期金利の低下傾向が続けばドル安が継続する可能性があります。

また、本邦通貨当局はのだ財務大臣が「円高というより、ドル安が進んでいる」 と発言していることで、市場では当局の警戒感が薄くなっているとみているようです。本日これまでで同大臣が「市場を注意深く見ている」と重ねて発言したことで、少しは警戒感も出てくると思いますが、内容には変化が見られないことで、一段の円高に進む可能性は出てくる可能性があります。

本日は14時にBNPパリバ(仏大手金融)、HSBC(英大手金融)の4-6月期の決算発表が予定されています。また、英、独(確定値)、ユーロ圏(確定値)の購買担当者景気指数(PMI)が予定されていて、このところ上昇を続けているポンドについては、内容次第では調整の下げが出てくる可能性があります。また、米国の供給管理協会(ISM)製造業景気指数の発表も予定されていることから、週末のシカゴPMIでやや内容に期待がもたれれている可能性があると思われ、市場予想通り下振れするようであれば、ドルの下落につながる可能性が高くなりそうです。日本時間明け方5時にはガイトナー米財務長官が金融改革について発言を予定していることから、こちらも警戒が必要となってくると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
特になし

■変動率からの予想レンジ 07:54→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 85.98 ~ 86.85
EURJPY 112.08 ~ 113.70
GBPJPY 134.94 ~ 136.84
AUDJPY 77.42 ~ 79.03
NZDJPY 62.05 ~ 63.30
CADJPY 83.35 ~ 84.85
ZARJPY 11.71 ~ 11.91
NOKJPY 14.11 ~ 14.35
MXNJPY 6.75 ~ 6.88
HKDJPY 11.06 ~ 11.18
SGDJPY 63.16 ~ 63.93
EURUSD 1.3010 ~ 1.3140

■前日のサマリー
週末の東京時間帯は、月末の円買い需要や大量のスペイン国債の償還からユーロ/円で円買いが出たことなどで、ドル/円、クロス円の上値が重くなり、ドル/円は86.25円、ユーロ/円は112.62円まで下落しました。欧州時間に入ると、ユーロ/ドルはドルの下落を背景に一時1.3094ドルまで上昇したものの、欧州の株価が軟調に推移したこともあり、米長期金利が低下したことなどを背景にドルを売る動きが出て、ドル/円が86.15円、ユーロ/円が112.03円まで下落すると、ユーロ/ドルもストップロスを巻き込んで1.2980ドルまで下落しました。NY時間には4-6月期の米GDPが発表され、市場予想より弱い+2.4%となるとドルが売られ、ストップロスを巻き込んで一時85.95円をを付けました。ユーロ/ドルも1.3059ドルまで回復していたものの、112.70円近辺まで上昇していたユーロ/円が112.08円まで下落すると、1.3002ドルまで連れ安となりました。その後は7月のシカゴPMI、ミシガン大消費者センチメントがいずれも市場予想より強い内容となったことで、米株価が下げはを縮小、一時プラス圏を海部したことなどから、ドル/円が86.73円、ユーロ/円が113.10円、ユーロ/ドルが1.3071ドルを回復し、クローズにかけてはやや押されたものの、ドル/円は86円台ミドル、ユーロ/円は112.80円近辺、ユーロ/ドルは1.30ドル台ミドル近辺の取引となりました。
クローズはドル/円が86.49円、ユーロ/ドルが1.3050ドル、ユーロ/円は112.87円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 9537.30 -158.72 -1.64%
FTSE100(英) 5258.02 -55.93 -1.05%
DAX(独) 6147.97 13.27 0.22%
NYダウ(米) 10465.94 -1.22 -0.01%
S&P500(米) 1101.60 0.07 0.01%
NASDAQ(米) 2254.70 3.01 0.13%

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.91 -0.07
日本10年債 1.065 -0.010
英10年債 3.32 -0.09
独10年債 2.67 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1181.70 13.30
NY原油(期近) 78.95 0.59

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/2(月)
・ 豪市場休場(バンクホリデー)
・ カナダ 市場休場(シビックデー)
・ 16:00 ノルウェー 7月ノルウェーPMI
・ 16:15 スイス 6月小売売上高
・ 16:30 スイス 7月SVME-購買部協会景気指数
17:30 英国 7月PMI製造業
・ 23:00 米国 6月建設支出
23:00 米国 7月ISM製造業景況指数
23:15 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演
05:00 米国 ガイトナー米財務長官講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

今日のつぶやき

walker0053


Posted at 08:00:29
【ブログ】更新しました。 今日のつぶやき - walker0053 Posted at 08:00:27 【ブログ】更新しまし... ➪
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2010年8月 1日 (日)

8/2 の週の見通し

こんばんは。昨日は洗車をしていたらフロントガラスに小さい傷があることを発見、以前放置(今の車の前の前)していたらフロントガラスを交換する羽目に至りましたので、今回はリペアキッドがあるらしいので、早めに対処しようと思っています。

30日に発表された27日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売)が12万超まで増加、円はロング(買)が減少、ユーロショート(売)は小幅減少、カナダドルNZドルはロングが増加しています。ドルのショート増加は7週連続となっています。

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 29,921 -10,990 48,488 18,567 67,055
EUR -21,339 2,912 56,622 77,961 134,583
GBP -17,940 8,827 17,107 35,047 52,154
CHF 6,216 -8,897 15,283 9,067 24,350
CAD 23,868 7,444 27,045 3,177 30,222
AUD 40,533 7,647 51,282 10,749 62,031
NZD 13,674 4,701 18,398 4,724 23,122
MXN 29,921 -10,990 48,488 18,567 67,055
source:CFTC

先週は23日に発表された欧州の91行のストレステストの結果を受けて週初のアジア株価が上昇したことから円が売られる展開となり、ドル/円、クロス円が上昇しました。また、米新築住宅販売件数やS&P/ケースシラー住宅価格が市場予想から上振れしたこと、発表された欧州の金融機関(UBSやドイチェ銀)などの4-6月期決算が好調だったことから週前半はドル/円ではドルが86円台後半では底堅い動きとなり、一時88.12円まで上昇する場面が見られましたが、週後半には米地区連銀報告(ベージュブック)で「経済は総じて拡大も2地区は横ばい、他の2地区はペース鈍化」などと米景気の先行きに対して懸念が出たことなどから、米長期金利が低下してドルが売られました。週末は発表された米4-6月GDPが市場予想から下振れすると、ドル/円は一時85.95円まで下落しました。一方のユーロ/ドルはドルが下落したことから1.3104ドルまで一時上昇し、1.29ドル台後半では底堅く推移しました。また、豪ドルは発表された四半期消費者物価指数が市場予想より下振れしたことで、8月3日に予定されている豪準備銀行(RBA)の金融政策で政策金利の引き上げ期待が後退したことから一時下落、NZドルも29日(木)にNZ準備銀行(RBNZ)によって政策金利が0.25%引き上げられたものの、その後のボラードRBNZ総裁による慎重なコメントから、次の利上げに対する期待が後退したことで下落、主要通貨に対して下落しています(下の2つのグラフを参照)。

■週間騰落率(JPY)
JPY

■週間騰落率(USD)
USD

週末に発表された米4-6月期GDPは市場予想を下回る+2.4%となり、個人消費が+1.6%と悪化が示され、1-3月期は+3.7%と+2.7%から上方修正されましたが、個人消費は+1.9%へ下方修正されています。その一方では票されたシカゴPMIが市場予想からは上振れ、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値も上方修正されたことから、ドル/円は86円台を回復してクローズしています。このため、2日に発表される米製造業ISMの改善がみられるかが週前半の注目となりそうです。また、野田財務相は「為替レートの過度の変動は、経済や企業にとって望ましくない」、「マーケットの動きを注意深く見ていく」「米国経済の減速感は為替に影響している」「円高というより、ドル安が進んでいる」 と発言、市場では円高警戒とは受け取っていないようです(現在の状況を正しく認識していると言えそうです)。ただ、ドル/円が85円を割り込んで下落していくようであれば発言内容が変わってくる可能性があり、警戒感も高まってくると思われます。

今週は豪準備銀行(RBA)、英中銀(BOE)、欧州中銀(ECB)の金融政策の発表が予定されています。豪は先週発表された第2四半期GDPが市場予想を下回り、インフレターゲットの上限の前年比3.0%をわずかに超える3.1%となったことに加え、スワン財務相も利上げに対する慎重な見方を示したことから、豪の利上げの可能性は低いと思います。また、追加緩和の可能性が出ていた欧州中銀もストレステストで7行の不合格に留まったことで特に金融政策の変更はないと思われ、英中銀も小売売上高や4-6月のGDPの内容が良かったものの、「英景気回復が持続するかどうか確信持てない」「インフレは上振れと下振れの双方のリスク」「金融政策をどちらの方向にも利用する余地がある」「英経済への最大の脅威は国際経済からのリスク」「MPCは物価リスクを均衡させる難題に直面」「正常な金利までにはかなりの距離 」などと発言しており、直近では政策に変更はないと思います。

市場では米の経済指標の悪化に伴い、追加利下げの観測から長短金利が低下傾向にあり、ドル売りの要因となっています。今週週末には米雇用統計の発表が予定されていることから、雇用統計の内容が悪いようであればさらに追加緩和の可能性が高まるものと思われ、そうなった場合にはユーロや豪ドルなどが対ドルで上昇する一方、ドル/円の下落により上値が限られるのではないかと思います。

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 84.90 87.90
ユーロ/ドル 1.2850 1.3240
ユーロ/円 111.00 114.70
ポンド/円 133.80 138.40
豪ドル/円 75.80 80.10


【USD】
USD
source:CFTC

ドルは21,076コントラクトのショート増加の120,251コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は10,990コントラクトのロング減少の29,921コントラクトのロングとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは2,912コントラクトのショート減少の21,339コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは7,444コントラクトのロング増加の23,868コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは4,701コントラクトのロング増加の13,674コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(2日更新)

8/2(月)
・ 16:00 ノルウェー  7月ノルウェーPMI(季調済)
・ 16:15 スイス 6月小売売上高
・ 16:30 スイス 7月SVME-購買部協会景気指数
・ 17:30 英国 7月PMI製造業
・ 23:00 米国 6月建設支出
23:00 米国 7月ISM製造業景況指数
8/3(火)
・ 10:30 豪 6月住宅建設許可件数
10:30 豪 6月小売売上高
・ 13:30 豪 豪準備銀行(RBA)政策金利発表
・ 16:15 スイス 7月消費者物価指数
・ 17:30 英国 7月PMI建設業
・ 18:00 ユーロ圏 6月生産者物価指数
・ 21:30 米国 6月個人支出
・ 21:30 米国 6月個人所得
23:00 米国 6月中古住宅販売成約
・ 23:00 米国 6月製造業受注指数
8/4(水)
・ 10:30 豪 6月貿易収支
・ 10:30 豪 第2四半期住宅価格指数
・ 17:30 英国 7月PMIサービス業
・ 17:30 英国 7月外貨準備高
18:00 ユーロ圏 6月小売売上高
21:15 米国 7月ADP雇用統計
23:00 米国 7月ISM非製造業景況指数
8/5(木)
・ 07:45 NZ 第2四半期失業率
・ 17:00 ノルウェー 5月失業率
・ 19:00 ドイツ 6月製造業受注
20:00 英国 英中銀(BOE)政策金利発表
20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)金利発表
・ 21:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 21:30 カナダ 6月住宅建設許可
8/6(金)
・ 14:45 スイス 7月失業率
・ 15:00 南ア 7月外貨準備高
・ 17:00 ノルウェー 6月鉱工業生産
・ 17:30 英国 7月生産者仕入価格
・ 17:30 英国 7月生産者出荷価格
・ 17:30 英国 6月製造業生産高
・ 17:30 英国 6月鉱工業生産
・ 19:00 ドイツ 6月鉱工業生産
・ 20:00 カナダ 7月雇用ネット変化率
・ 20:00 カナダ 7月失業率
21:30 米国 7月非農業部門雇用者数変化
21:30 米国 7月失業率
・ 23:00 カナダ 7月Ivey購買部協会指数
・ 04:00 米国 6月消費者信用残高

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

今日のつぶやき

walker0053


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