Vol25. 国内総生産(GDP)から見えてくるもの
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皆様こんばんは。もう来週は8月です。8月は円高になりやすい月とも言われています。対円通貨の過去10年間の8月の月足を調べてみますと、NZドル/円は5回の陽線(月初より月末が高かった)となっていますが、ドル/円は2006年と2008年以外の8回は陰線(月初より月末が低かった)、ユーロ/円、ポンド/円は2005年と2006年以外は陰線、豪ドル/円ですら、2002年と2006年以外は陰線となっています。2010年はどうなるのでしょうか。
先週は、ファンダメンタルズ分析の大まかな入口を説明させていただきました。ファンダメンタルズ分析は当該国の経済状況などを分析することになり、特に外国為替においては2国間の経済成長率などを比べて強弱をはかることになります。このため、単月や一期の経済指標の結果と市場予想(エコノミストなどの予想の平均)のギャップを見るのではなく、長期間にわたって景気が上向いているのか、下向いているのかに注目する必要があります。
その中でも注目したいのが、政策金利の引き上げや引き下げの判断となる経済指標がどのようになっているかということです。すなわち、平時には金利が低い方から金利が高い方に資金がシフトしやすいことから、金利が今後上がっていくのか、または下がっていくのかが通貨の強弱を見る上でも重要となっていきます。
それでは、政策金利の判断となる経済指標は何かということになります。これには諸説あると思いますが、直結度合いが高いのは消費者物価指数ではないかと思います。要するに中央銀行の役割が物価調整(物価のコントロール)にあるからです。ただ、物価だけを見ていればいいということはなく、景気の拡大時には物価が上がりやすい(インフレになりやすい)ということから、景気の判断も必要となってきます。
この景気の判断を行うのに用いる指標の一つが国内総生産(GDP)となり、構成としては「個人消費」「純輸出」「設備投資」「在庫投資」「住宅投資」「政府支出」があります。GDPは四半期ごとの発表のため、構成している経済指標が毎月注目されることになります。
下記グラフを参照してください。
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[今週の宿題]
全米経済研究所(NBER)のリセッションの定義とGDPの関係はなんでしょうか




