Vol26. リセッションとは
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皆様こんばんは。米国の4-6月期から経済指標が悪化してきたことで景気の2番底を懸念する声が出てきて、FRBが追加緩和を議論するなど、「出口」を議論していたかと思ったら「入口」に逆戻りの状況となってきました。米国の長短金利が低下するなど、米国の公開市場委員会(FOMC)に向けて市場が追加緩和を催促するような相場となっています。
リセッションとは景気後退のことです。景気の後退とは失業率の上昇や生産活動が停滞するなど、景気の循環からは好景気と不況の間に位置するところとなり、山から谷に向かう、いわゆる下り坂のこととなります。
市場ではリセッション入りの定義を「GDPが2期連続でマイナス成長になったとき」としているところが多く、インターネットなどにもそのように記載されていることが多いのですが、米国の景気判定を行っている全米経済研究所(NBER)では、定義を以下のように行っています。
①「経済活動全般」にわたって「相当な下降局面(significant decline)」にあること
②数ヵ月以上(more than a few months)の持続的なものであること
③実質GDP、鉱工業生産、雇用、実質個人所得(除:移転所得)、製造業・卸売・小売の実質販売高等で明示的な下降を見せていること
※NBERでは、この中でも特に③を重視しているようです。
米商務省が1961年以降、NBERの判断を用いていることから、NBERが米国の景気判断の主流となっています。今回のサイクルでは2007年12月からリセッション入りしており、現在も継続中です。
■1960年以降の景気判断のグラフは下記(グリーンのところがリセッション)

元データはこちら
http://www.nber.org/cycles/cyclesmain.html
[今週の宿題]
GDPの構成要素で重視される項目はなんでしょうか。




