1/31 本日の戦略-エジプト情勢は不透明、リスク回避なら円高か-
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■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>豪ドル>NZドル>ドル>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
週末はエジプトの首都カイロで夜間外出禁止令が出たことから、欧米の株価が下落、リスク回避のスイスフラン買いと円買いから、ユーロやドルなどの主要通貨は下落しています。土日とCNNやBBCをみていましたが、情勢が不透明なだけに、デモなどが鎮静化するのか、拡大するのかが不透明な情勢です。エルバラダイ氏(元IAEA事務局長、ノーベル平和賞受賞者)もデモに参加していることで、ムバラク大統領への退陣圧力が高まり、さらに株価の下落が続くようであれば、リスク回避の動きから円に上昇圧力がかかるものと思われます。ドルについてはユーロの下落が継続するかにかかっていると思われ、本日これまでのところではユーロ/ドルの1.35ドル台後半で下げ止まっていることや1.3550ドル近辺で買い意欲が見られることで、底堅く推移することが予想されます。ただ、本日は月末であることから、日本時間25時のロンドン・フィキシングにはユーロの下落などの警戒をしておいた方がよいと思います。
ドル/円については、リスク回避度合いと、月末での資金需要が相場を動かす要因と思われます。今のところインターバンクでのオーダー状況では81.70円近辺にストップロスがあり、81円台前半(10-20円)にかけて買いが見られるということですので、急激な株価の下落でもない限り、81円台前半では底堅く推移するものと思われます。また、明後日2日から中国が旧正月の長期休暇に入ることか、これを前にした中国株のポジション調整などにも警戒したいところです。
■ドル/円 週足(一目均衡表、トレンドライン)
※チャートをクリックすると拡大します。
週の始めですので、週足を取り上げたいと思います。ドル/円は昨年6月中旬以来、一目均衡表の基準線(青い線)がレジスタンスとなり、昨年12月の高値84.50円のときにもこれを上に抜けることができませんでした。現在は再び基準線に接近してきていて、昨年11月の安値の80.24円と本年初旬の安値の80.92円を結んだトレンドラインにサポートされているうちに基準線を抜けられるかどうかにかかっています。そうすると転換線も基準線を上に抜けることができ、前出の高値の84.50円近辺から雲の下限となる86円近辺を試す可能性も出てきます。ただし、逆にトレンドラインを割り込むと前出の安値80.24円を試しにくる可能性が高くなり、更なる下落へと進む可能性があります。
■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ(僅か)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線、雲の下
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ(僅か)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
カナダドル/円 21日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け
■変動率からの予想レンジ 07:59→NYクローズ
Ccy
予想レンジ USDJPY
81.74 ~ 82.48 EURJPY
111.20 ~ 112.48 GBPJPY
129.59 ~ 130.97 AUDJPY
81.07 ~ 81.84 NZDJPY
63.06 ~ 63.69 CADJPY
81.55 ~ 82.50 ZARJPY
11.35 ~ 11.52 NOKJPY
14.04 ~ 14.21 MXNJPY
6.67 ~ 6.76 HKDJPY
10.48 ~ 10.58 SGDJPY
63.60 ~ 64.19 EURUSD
1.3527 ~ 1.3694
■前日のサマリー
週末の東京時間帯は月末が近いこともあり、本邦輸出企業のドル売り意欲が強くドルの上値が重い展開となり、82円台後半からミドル近辺へと下落、ユーロ/ドルは1.37ドル台前半、ユーロ/円は113円台後半から前半へと下落しました。ロンドン時間には82円台ミドル(82.50円割れ)のストップロスをつけ、ドル/円は82.12円まで下落、ユーロ/ドルは1.3678ドルまで下落していましたが、1.3747ドルへと上昇、ユーロ/円は113.03円から113.58円へ上昇後、112.76円へと下落しました。NY時間には発表された米10-12月期GDPが市場予想から小幅悪い内容となると、ドル/円は82円台ミドル近辺から82.03円へと下落、ユーロ/ドルは1.3707ドルから1.3740ドルへと上昇、ユーロ/円は112.62円から113.07円へと上昇しました。その後、ECBがECBへ依存が高い銀行に対してペナルティ金利を上乗せするとのニュースなどからユーロが弱含み、さらにエジプトのカイロで夜間外出禁止令が発動されると、欧米の株価が下落し、リスク回避のスイスフランと円を買う動きから、ユーロ/ドルが1.3594ドル、ユーロ/円は111.51円、ドル/円も81.98円まで下落、ほぼ安値圏でクローズしました。
クローズはドル/円が82.90円、ユーロ/ドルが1.3731ドル、ユーロ/円は113.86円。
■株価(bloomberg.co.jp)
Index
引値
前日比 日経225
10360.34
-118.32 FTSE100(英)
5881.37
-83.71 DAX(独)
7102.80
-52.78 NYダウ(米)
11823.70
-166.13 S&P500(米)
1276.34
-23.20 NASDAQ(米)
2686.89
-68.39
■金利(bloomberg.co.jp)
Country
利回り
前日比 米10年債
3.33
-0.06 日本10年債
1.225
-0.009 英10年債
3.65
-0.04 独10年債
3.14
-0.06
■コモディティ価格
Commodities
引値
前日比 NY金(期近)
1340.70
22.30 NY原油(期近)
89.34
3.70
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/31(月)
・ 08:50 日本 12月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 14:00 日本 12月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 16:00 ドイツ 12月 小売売上高指数 前月比
・ 16:00 ドイツ 12月 小売売上高指数 前年同月比
・ 19:00 ユーロ圏 1月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 21:00 南ア 12月 貿易収支
・ 22:30 カナダ 11月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 22:30 カナダ 12月 鉱工業製品価格 前月比
・ 22:30 カナダ 12月 原料価格指数 前月比
・ 22:30 米国 12月 個人所得 前月比
・ 22:30 米国 12月 個人消費支出(PCE) 前月比
・ 22:30 米国 12月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前月比
・ 23:45 米国 1月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 02:00 米国 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。












ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、雲の下から中へ


















































