3/31 本日の戦略-ロンドン8時、16時のフィキシングに注意-
おはようございます。近くの公園の桜のつぼみも膨らんできて開花待ちの状態です。東北関東大震災で花見のイベントを中止するところが多いようですが、宴会はともかくとして沈滞ムードの中で、花(桜)だけでも楽しみたいですし、植物の強さに元気づけられてほしいと思います。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
NZドル>ポンド>豪ドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
本日は月末となり、本邦のレパトリ(本国への資金還流)の思惑が強い中で、これまでのところはドル買いが先行しています。昨日もプラード米セントルイス連銀総裁(投票権なし)は「6000億ドルの米国債購入を1000億ドル圧縮すれば、世界で大きな相違はないが『重要なシグナル』を送ることになる」と発言、また、ホーニッグ米カンザスシティ連銀総裁(投票権なし)も「金利を短い期間に1%へ引き上げるべき」とタカ派的な発言を行い、全体的に出口戦略の方向へ舵が向き始めているように見えます。このため、クロス円の上昇にも後押しされているものの、ドル/円は上向きのバイアスがかかっているのではないかとみられます。ただ、スローストキャスティックスなどオシレータ系のテクニカル分析では、買われ過ぎの水準にあることから、週末の米雇用統計などを受け、短期的な調整(下げ)が出る可能性があります。
ユーロは昨日のビニスマギECB専務理事の発言(下記サマリー参照)から、段階的な利上げへの期待が高まりました。この4月に0.25%の利上げを行うとすると、4半期ごとに行ったとして0.75%の利上げの可能性があり、こうした内容がトリシェECB総裁の発言(任期の問題もありますが)で示されるようであれば、目先はユーロの上昇が継続する可能性が高まります。本日はユーロ圏の消費者物価指数速報値(18時)の発表が予定されていることから、物価指数が市場予想より上昇した場合にはユーロが1.42ドル台へと上昇していくものとおもいます。
昨日は、イタリアの通信社ANSAがIMF(国際通貨基金)の草稿を引用し日本、米国の成長率を下方修正する一方、ユーロ圏の成長率を上方修正しています。
日本 1.6% → 1.4%
米国 3.0% → 2.8%
ユーロ圏 1.5% → 1.6%
世界 4.4%(変更なし)
特に為替市場に対しての影響はみられていませんが、予想通りであれば長期的にユーロ高の要因となると思われます。
本日は月まで発表される経済指標の数も多いことやユーロフィキシング(論語ン午前8時)、ロンドンフィキシング(ロンドン午後4時)などの値決め時間には思わぬ動きとなる可能性がありますので注意してください。
■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け、雲の上へ
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上へ
ユーロ/円 年初来高値更新
豪ドル/円 年初来高値更新
ポンド/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
NZドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ
カナダドル/円 年初来高値更新
豪ドル/米ドル 年初来高値更新
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け、雲の上へ
■変動率からの予想レンジ 08:08→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は日経225平均株価などアジア株が堅調に推移する中で、クロス円に押し上げられる形でドル/円も朝方の82円台ミドルから83.01円へと上昇、ユーロ/円も116円台前半から116.95へと上昇、ユーロ/ドルはドル高の流れで1.4128ドルから1.4070ドルまで下落しました。ロンドン時間でも欧州株価が軒並み堅調な動きとなったことでドル/円は83.13円、ユーロ/円は117.28円へと高値を伸ばしました。ユーロ/ドルは1.4059ドルまで下落。NY時間には発表されたADP雇用調査が20.1万人増(予想21万人の増加)と下振れしたことを受け、米長期金利が低下、ドル/円も82.77円まで下落しました。ユーロ/ドルはビニスマギECB専務理事が「当局はまず、段階的に金利を引き上げていく」と発言したことで、1.4052ドルから1.4148ドルまで反発し1.41ドル台前半でクローズ、ユーロ/円は一時117円台前半でクローズしています。
クローズはドル/円が82.87円、ユーロ/ドルが1.4123ドル、ユーロ/円は117.07円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
3/31(木)
・ 08:01 英国 3月 GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 2月 住宅建設許可件数 前月比
・ 09:30 豪 2月 小売売上高 前月比
・ 10:15 ユーロ圏 トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁公開討論会出席
・ 10:30 日本 2月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 10:30 日本 2月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 11:00 NZ 3月 NBNZ企業信頼感
・ 11:00 NZ 3月 NBNZ企業信頼感
・ 14:00 日本 2月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 15:00 英国 3月 ネーションワイド住宅価格 前月比
・ 16:55 ドイツ 3月 失業者数 前月比
・ 16:55 ドイツ 3月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 3月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 18:30 南ア 2月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:30 南ア 2月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 19:15 英国 マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員講演
・ 21:30 カナダ 1月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 22:45 米国 3月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:00 米国 2月 製造業新規受注 前月比
・ 23:30 米国 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演
・ 01:30 米国 タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事講演
・ 03:05 米国 ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

ドル/スイス 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け




















































