3/23 本日の戦略-リスクセンチメントなら豪ドルなど強い-
おはようございます。昨日は連休明けということもあり、病院はすごく混んでいました。右手首は少しずつ骨がついているようでこのまま経過観察ということになりました。しかし、手首が15度くらい曲がった状態で固定されているので、このままでいいのか?という素朴な疑問もあります。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
NZドル>豪ドル>ポンド>円>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日はいくつかの要因からユーロが主要通貨に対して下落しました。シュタルクECB専務理事は東北関東大震災により経済の不透明感が高まったとして、4月の利上げは確信できないと述べています。また、アライド・アイリッシュ銀行が債務利払い期日を延期するのではないかとの見方が浮上し、これが周辺国(アイルランド、ギリシャ、ポルトガル債など)の国債大幅下落を招きました。メルケル独首相はEMSに関して、「ユーロ圏財務相会合で合意した内容ついて更なる交渉を強く求めている」こをと明らかにしています。ポルトガル議会が本日緊縮財政について採決を行います。これまで東北関東大震災にもかかわらずトリシェECB総裁はタカ派発言を繰り返していたことで、市場も4月のECB理事会の利上げは既定路線と捉えていましたが、昨日のシュタルクECB理事の発言によって、一部の市場参加者の不安を呼び、これらが周辺国の債務問題に目を向けたと思われます。ただ、これが新たなテーマとして継続するかは4月5日のECB理事会以降ではないかと思いますので、現在は短期的な調整と思っています。
また、シュタルクECB理事は今後の介入については日本次第、G7は必要な支援の用意があるとと発言しています。今回のG7財務相・中央銀行総裁会議もフランスからの提案(フランスは本年議長国)と野田財務相の発言にあるように、G7の合意に変更は見られないことから、現状では円高に向かいにくい環境といえそうです。 ちなみに、18日の介入額は1兆円に満たない小額だったとの予想が一部で出ているようです。小額効果はやはり「G7協調」ですね。
一方、昨日発表されました英国の消費者物価指数は前年比4.4%と予想を上回る上昇となり、インフレターゲットの2%から2倍以上の水準に達しています。このため、英中銀(BOE)の利上げ待ったなしとの見方からポンドが買われているようです。福島第1原発も以前として危機的状況ながら通電するなど危機回避に向けて進んでいることで、リスクセンチメントが後退すれば豪ドルやNZドルなどの上昇が継続する可能性が高そうです。
■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 21日移動平均線を上抜け
NZドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
■変動率からの予想レンジ 08:45→NYクローズ
|
■前日のサマリー
昨日は本邦の連休明けの仲値不足観測からドル/円は81.23円、ユーロ/円は115.48円まで上昇しましたが、日経225平均株価が大幅な上昇になったものの、ドルの上値が重くなり、ドル/円が80.85円、ユーロ/円が115.00円まで下落しました。ユーロ/ドルは1.42ドル近辺からじりじりと上昇し1.4234ドルまで上昇しました。ロンドン時間序盤は欧州の株価が堅調に推移したこともあり、リスク選好の動きからドル/円が81.14円、ユーロ/円が115.54円まで上昇したものの、シュタルクECB理事が「4月の利上げが格言できず」と発言したことからユーロが下落、NY時間にかけてアイルランド債、ギリシャ債、ポルトガル債が相次ぎ大幅下落となったことから、ユーロ/ドルが1.4179ドル、ユーロ/円が114.83円、ドル/円も80.88円まで下落しました。クローズにかけてはアライド・アイリッシュ銀行が債務利払いを期日通り実施すると発表したことから、ユーロ/ドルは1.4218ドルを一時回復しましたが、1.42ドルを割り込んでクローズ、ドル/円は81円割れでクローズしました。
クローズはドル/円が80.94円、ユーロ/ドルが1.4192ドル、ユーロ/円は114.91円。
■株価(bloomberg.co.jp)
|
■金利(bloomberg.co.jp)
|
■コモディティ価格
|
■本日の指標発表(FXミュージアムより)
3/23(水)
・ 06:45 NZ 10-12月期 四半期経常収支 前期比
・ 17:00 南ア 2月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:00 南ア 2月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 17:30 ユーロ圏 ウェーバー独連銀総裁講演
・ 18:30 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
・ 19:00 ユーロ圏 1月 製造業新規受注 前月比
・ 19:00 ユーロ圏 1月 製造業新規受注 前年同月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:00 米国 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
・ 23:00 米国 2月 新築住宅販売件数 年率換算件数
・ 23:00 米国 2月 新築住宅販売件数 前月比
・ 00:00 ユーロ圏 3月 消費者信頼感(速報値)
・ 01:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。




