5/2 本日の戦略-ISM悪化ならドル売り継続か-
おはようございます。明日からはGWの後半となります。どうも後半は天候も良くなりそうです。霧島の新燃岳の噴火や東日本大震災、福島原発と観光立国を目指す日本にとってはネガティブなことが多いのですが、景色がきれいなところが多いので、早く渡航者が増えて欲しいです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
NZドル>円>ポンド>豪ドル>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
先週の動きをみていますと、これまで繰り返し書いています通り、市場のメインテーマといいますか、コア(核)としてのドル安が定着しているように見えます。米FOMC、週末のバーナンキの発言でも「弱い雇用」に対して、緩和策を維持するという同議長の一貫した政策スタンスが伺われる限りはこの傾向が継続すると思います。このため、明日からの本邦の大型連休後半もドル安が継続し、ドル/円で81円を割り込んでいく可能性が高いと思います。特に今週は本日は23時に発表されます米製造業ISMでは下振れする可能性が既に示されている(相関性が高いといわれていたフィラデルフィア連銀製造業指数が低下していた)ことや週末発表されたシカゴPMI(購買協会景気指数)でも生産が前回74.2から今回70.0、新規受注が前回74.5から今回66.3と大幅低下、雇用も前回65.6から今回63.7へと低下しています。このため、市場の予想以上にISMが下振れした場合にはドル安に拍車がかかり、前回G7で介入したレベルとなる79.75円(1995年4月19日のドルの安値)割れを再度試すことになりそうです。また、5日にはECB理事会が予定されていて、高止まりしている消費者物価指数に更に懸念が示されると、ユーロ買いとなりユーロ/ドルでの1.45ドル乗せがあり得るのではないかと思います。また、本日は次期ECB総裁となる可能性があるドラギ・イタリア中銀総裁の講演が予定されていて、この内容にも注目と思います。本日も英国はバンクホリデーで休場となることから、NY市場まではあまり動意がないのではないかと思います。
テクニカル的には年初来高値を更新しています豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルではオシレータ系指標では過熱感があり、21日移動平均線からの乖離率も豪ドルは+3%を超えてきています。また、年初来安値を更新しているドル/スイスも同様に売られ過ぎの過熱感があり、21日移動平均線からの乖離利率も-3%を超えていることで、こちらも調整の可能性があります。ただ、ファンダメンタルズでのドル安のトレンドが続いていることで、ダマシが出やすい状況かもしれません。
■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 21移動平均線を下抜け
ドル/スイス 年初来安値更新
豪ドル/米ドル 年初来高値更新
NZドル/米ドル 年初来高値更新
■変動率からの予想レンジ 07:50→NYクローズ
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■前日のサマリー
週末は本邦が昭和の日で休場となったことや英国がロイヤル・ウエディングのため、休場となったことなどから、アジアや欧州時間での市場参加者が少なく、手掛かり難からドル/円は81円台後半からミドル近辺での動き、ユーロ/ドルも1.48ドル台ミドルから1.4804ドルまで一時下落したものの、この範囲での小動き、ユーロ/円も121円台前半から120円台後半での動きに留まりました。欧州時間帯では、ユーロ圏の消費者物価指数速報値が前年比で2.8%と市場予想より上振れしていたことから、ユーロ/ドルが1.4878ドルまで上昇、ドル/円が81円台前半へと下落、ユーロ/円も連れ安となりました。このため、NY時間序盤にはドル/円が81.12円、ユーロ/円が120.65円まで下落しました。その後、米個人消費支出が予想より上振れしていたことや米企業決算が好調だったことで、ドル/円は81.55円、ユーロ/円は120.97円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4831ドルまで下落、クローズにかけてはバーナンキ米FRB議長の「米経済は、親億な景気後退から完全には回復していない」「住宅市場が、景気回復の足かせとなっている」「雇用市場と住宅市場の問題が無関係出ないことは明らかだ」と発言したことや北アフリカのリビアでガダフィ政権による船舶の攻撃が高まったとの懸念が出たことで、リスク回避の動きから円が買われドル/円は一時81.05円、ユーロ/円は120.06円、ユーロ/ドルも1.4804ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が81.11円、ユーロ/ドルが1.4806ドル、ユーロ/円は120.09円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
5/2(月)
・ 10:30 豪ドル 1-3月期 四半期住宅価格指数 前期比
・ 10:30 豪ドル 1-3月期 四半期住宅価格指数 前年同期比
・ 10:30 日本 3月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 16:15 スイス 3月 実質小売売上高 前年同月比
・ 16:30 スイス 4月 SVME購買部協会景気指数
・ 16:45 ユーロ圏 コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁講演
・ 16:45 ユーロ圏 ドラギ・イタリア中銀総裁講演
・ 16:45 ユーロ圏 レーン欧州委員講演
・ 17:00 ユーロ圏 4月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 18:00 ユーロ圏 トリシェECB総裁講演
・ 19:30 ユーロ圏 ウェリンク・オランダ中銀総裁講演
・ 21:30 カナダ 3月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 3月 原料価格指数 前月比
・ 22:00 英国 キング・イングランド銀行(BOE)総裁欧州議会で証言
・ 23:00 米国 3月 建設支出 前月比
・ 23:00 米国 4月 ISM製造業景況指数
・ 00:15 ユーロ圏 コンスタンシオECB副総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。




