山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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    取引手数料は無料(ただし現受渡しは10ポイント)、必要保証金は、外貨アクティブ:取引の額(想定元本)の4%、外貨リザーブ:取引の額(想定元本)の30%、法人200:取引の額(想定元本)の0.5%、法人100:取引の額(想定元本)の1%。必要保証金額は一定ではなく為替レートにより変動します。
    ポジション形成時のレバレッジは外貨アクティブで最大25倍、外貨リザーブは最大約3.3倍、法人200で最大200倍、法人100で最大100倍です。

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2011年6月29日 (水)

6/29 本日の戦略-日本時間20時はギリシャの採決-

おはようございます。昨日の東電の株主総会に続き、本日も関電など電力会社の株主総会が行われます。株主総会など関心が高まることは非常によいことだと思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>NZドル>ユーロ>ポンド>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
いよいよギリシャの緊縮財政の法案の採決が本日行われる予定となっています。野党は反対、ユニオンは48時間ストと予断を許さない状況に変わりはないですが、ECBは7月の利上げを行う意向であることがトリシェECB総裁の発言によって示された(?)こともあり、昨日は上昇しています。

仏の銀行によるギリシャ債のロールオーバーについては格付け会社がギリシャおよび同国既発債と新発債をデフォルト格付けに引き下げないことが条件となっているようです。フィッチ・レーティングスは民間投資家をギリシャ債ロールオーバーに参加させる計画が実行された場合は、ギリシャがデフォルトしたと判断する「公算が極めて大きい」と述べています。このため、ロールオーバーに対してもまだまだ懸念が残ります。

格付け機関ムーディーズはスペインの州政府が財政状況の改善が見られなければ格付けが「下げ圧力にさらされるだろう」としています。州政府の格付けですが、影響がイタリアやスペインにも広がってきていることや、欧州銀行のストレステストでは91行中、10-15行が不合格になる可能性があるとしています。こうした不安定な要因が多数あることから、仮に緊縮財政法案が可決してもリスク・オンとなる可能性はそれほど高くないかもしれません。

ドル/円は昨日ようやく81円台に上昇しました。チャートでも一目均衡表(日足)の雲の中に入ってきています。ただ、相変わらず81円台では売りが待ち構えていると思われることや、本邦の個人投資家の利益確定の売りも出やすい環境と思われることから、更に上昇するには、株価の上昇などのリスク・オンの動きが必要でしょう。

■GBPJPY 日足(ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリック、変化率) GBPJPY source: Uedaharlowfx

ポンド/円は6/24に128.24円で目先の底打ちをし切り返しています。ただ、パラボリックでは売りトレンドが継続していることが示されていますし、変化率でももう少し下値余地があるように見えます。仮に前出の安値を下抜けたときは125円近辺まで下落すると思われます。一方、トレンドの転換としてはボリンジャーバンドのセンターラインの130.43円近辺を超えたところか一目均衡表の雲の下限となる131.51円近辺と思われます。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ユーロ/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線、雲を上抜け
豪ドル/円 21日移動平均線を上抜け
カナダドル/円 21日移動平均線を上抜け
南アランド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 07:50→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.83 ~ 81.40
EURJPY 115.81 ~ 117.21
GBPJPY 129.02 ~ 130.30
AUDJPY 84.94 ~ 85.91
NZDJPY 65.38 ~ 66.27
CADJPY 82.12 ~ 83.10
ZARJPY 11.69 ~ 11.86
NOKJPY 14.83 ~ 15.07
MXNJPY 6.79 ~ 6.87
HKDJPY 10.35 ~ 10.44
SGDJPY 65.21 ~ 65.77
EURUSD 1.4260 ~ 1.4443

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯はドル/円が手掛かり難から小動きとなり、ドル/円は80.70円近辺から80.90円近辺のレンジ、ユーロ/ドルは1.4320ドルから1.4266ドルまで下落、ユーロ/円は115.65円近辺から115.24円へと下落しました。ロンドン時間に入るとユーロ/ドルは1.4328ドル、ユーロ/円は115.79円まで上昇しましたが続かず、ユーロ/ドルは1.4237ドル、ユーロ/円は115.13円まで下落。その後、トリシェECB総裁が「ECB理事会が非常に強い警戒モードにあることは周知の通りだ」と発言したことで7月のユーロの利上げに期待が出て、NY時間にはユーロ/ドルは1.4397ドル、ユーロ/円は116.25円まで上昇、ドル/円は80.66円まで弱含みました。ただ、ドルの下値もここまでとなり、米5年債の入札が不調となったことから米長期金利が3%を超えてきたことから、ドル/円は81.27円まで上昇しました。
クローズはドル/円が81.10円、ユーロ/ドルが1.4367ドル、ユーロ/円は116.55円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9648.98 70.67
FTSE100(英) 5766.88 44.54
DAX(独) 7170.43 62.53
NYダウ(米) 12188.69 145.13
S&P500(米) 1296.67 16.57
NASDAQ(米) 2729.31 41.03

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.03 0.10
日本10年債 1.090 -0.010
英10年債 3.26 0.10
独10年債 2.93 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1500.20 3.80
NY原油(期近) 92.89 2.28

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
6/29(水)
・ 08:50 日本 5月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 17:30 英国 5月 消費者信用残高
・ 17:30 英国 5月 マネーサプライM4 前月比
・ 17:30 英国 5月 マネーサプライM4 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者信頼感(確定値)
・ 18:30 スイス 6月 KOF景気先行指数
20:00 ユーロ圏 ギリシャ議会、中期財政計画を採決
20:00 ユーロ圏 ドラギ・イタリア中銀総裁講演
20:00 ユーロ圏 ショイブレ独財務相講演
・ 20:00 カナダ 5月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 20:00 カナダ 5月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 20:00 カナダ 5月 消費者物価指数(CPIコア) 前月比
・ 20:00 カナダ 5月 消費者物価指数(CPIコア) 前年同月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 23:00 米国 5月 住宅販売保留指数 前月比
・ 01:00 米国 ラスキン米連邦準備理事会(FRB)理事講演
・ 02:00 米国 米財務省7年債入札(290億ドル)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

リンク

  • ■新取引システムUHFX Proリリース!!


    ■ドル円など主要通貨のスプレッド縮小



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