山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
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2011年7月31日 (日)

8/1の週の見通し -米国はデフォルトを回避できるか-

こんばんは。本日は江東区の若洲海浜公園に釣りに行ってきました。朝ちょっとだけ雨に降られましたが、何とか天気はもってくれ、釣果はギマが2匹でした。ちなみにギマは以前、浜名湖で釣ったことがありますが、関東まで北上していたとは驚きです。

■ドル/円 60分足
USDJPY ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/ドル 60分足
EURUSD ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/円 60分足
EURJPY チャートをクリックすると拡大します。

先週は米国の債務上限引き上げ問題で米民主党と共和党が合意に至らず、米下院でのベイナー議長(共和党)の案が採決に至りませんでした。このため、8月2日の期限が近付くにつれドルが主要通貨に対して下落し、スイスフランでは最高値を更新、日本円でも3月17日の朝に付けた76.25円に迫る76.85円まで下落しました。一方のユーロは週前半にはドルの弱含みから堅調に推移し1.4536ドルまで上昇しましたが、イタリア国債の入札不調や格付け会社のギリシャの更なる格下げ、スペインを格下げ方向で見直すとの発表などから、1.4254ドルまで一時下落するなど、こちらも弱含みとなりました。

欧米の通貨がどっちつかずの状態の中、NZドルは対ドルで変動相場制移行の高値を0.8797ドルまで更新、豪ドルは発表された四半期消費者物価指数が市場予想を上回っていたことなどから、8月の利上げの可能性が出てきたことから、対ドルでは1.1079ドルの最高値を付け週末も1.01ドル台を維持しました。

通貨別ではドルが主要通貨に対して下落、円は主要通貨に対して上昇となりました。

■週間騰落率(JPY)
JPY
グラフをクリックすると拡大します。 ■週間騰落率(USD)
USD
グラフをクリックすると拡大します。

■今週の見通し
先週まだ米国の債務上限引き上げができていないことから、まずは明日の朝のシドニー市場のオープンでのドル/円が気になります。週末に77円を割り込んでクローズしており、明日の朝までに何らかの進展が見られない場合には、ドル/円は3月17日の安値の76.25円を下抜けする可能性があります。引き上げに関しては上院民主党の妥協案に共和党の支持が得られていないため、超党派での成立を目指していますが、上院の動議の可決には60票以上が必要で、動議が可決されないと採決に移れない(移っても否決される)ます。このため、8月2日の期限まではドルの下落圧力が継続し、仮に米債がデフォルトとなった場合には一段のドル安となると思われますし、中長期的に米国経済に与える影響も大きくなります。ただ、債務不履行となった場合には、米国債を保有している中国、日本、英国も影響を受け、ドルの下落が一段落した後に、これらの通貨が下落する可能性も否定できません。、

仮に債務上限が引き上げられた場合には、ドルが買われると思われますが、次の焦点は米国の経済指標、特に週末に発表される米雇用統計にかかってくると思います。先週発表された米新規失業保険申請件数は好転し、雇用の良し悪しの分岐点の40万件を下回ってきましたが、これは今回の米雇用統計には含まれないことや、米国の地方政府などの公務員の削減などもあり、引き続き米国の雇用は期待が持てそうにもありませんので、雇用が悪化した場合もドル売りの圧力がかかると思います。また、財政削減額が米S&Pの米国の「AAA」格付けを維持する条件には満たない可能性が高いため、米格付けが引き下げられた場合には、ドルは下落すると思います。そうなりますと、対極となるユーロが上昇するのではないでしょうか。

クロス円は引き続き欧米の株価の動向がカギを握ると思います。株価が上昇しリスク選好となれば、クロス通貨の買い、リスク回避となればクロス通貨の売りとなります。

8月1日から個人の証拠金取引のレバレッジが25倍となります。市場への影響は「ある」という見方と「軽微」という味方の2通りがあり、こちらは明日の東京市場のオープンを見守る必要があります。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下)   High(上)
ドル/円 75.50 77.80
ユーロ/ドル 1.4200 1.4530
ユーロ/円 109.50 113.00
ポンド/円 125.00 128.00
豪ドル/円 83.20 85.50
NZドル/円 66.80 68.30
南アランド/円 11.35 11.65

■日、週、月、年騰落データ Rate
※表をクリックすると拡大します。

■注目イベント
8/1(月)
・ 17:00 ユーロ圏 7月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 7月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:00 ユーロ圏 6月 失業率
・ 23:00 米国 6月 建設支出 前月比
23:00 米国 7月 ISM製造業景況指数
8/2(火)
・ 08:50 日本 7月 マネタリーベース 前年同月比
・ 10:30 日本 6月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期住宅価格指数 前期比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期住宅価格指数 前年同期比
・ 10:30 豪 6月 住宅建設許可件数 前月比
13:30 豪 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
・ 16:15 スイス 6月 実質小売売上高 前年同月比
・ 16:30 スイス 7月 SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 ユーロ圏 6月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 6月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
21:30 米国 6月 個人消費支出(PCE) 前月比
・ 21:30 米国 6月 個人所得 前月比
・ 21:30 米国 6月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前月比
8/3(水)
・ 10:30 豪 6月 貿易収支
・ 10:30 豪 6月 小売売上高 前月比
・ 17:00 ユーロ圏 7月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 7月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:00 ユーロ圏 6月 小売売上高 前月比
18:00 ユーロ圏 6月 小売売上高 前年同月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:30 米国 7月 チャレンジャー人員削減数 前年比
21:15 米国 7月 ADP雇用統計 前月比
・ 23:00 米国 7月 ISM非製造業景況指数(総合)
・ 23:00 米国 6月 製造業新規受注 前月比
8/4(木)
・ 07:45 NZ 4-6月期 四半期失業率
・ 19:00 ドイツ 6月 製造業新規受注 前月比
20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
8/5(金)
未定 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 14:00 日本 6月 景気一致指数(CI)・速報値
・ 14:00 日本 6月 景気先行指数(CI)・速報値
・ 16:15 スイス 7月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:30 英国 7月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) 前年同月比
・ 19:00 ドイツ 6月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 カナダ 7月 新規雇用者数
・ 20:00 カナダ 7月 失業率
・ 21:30 カナダ 6月 住宅建設許可件数 前月比
21:30 米国 7月 非農業部門雇用者数変化 前月比
21:30 米国 7月 失業率
・ 23:00 カナダ 7月 Ivey購買部協会指数
・ 04:00 米国 6月 消費者信用残高 前月比
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2011年7月30日 (土)

シカゴ通貨先物非商業ポジション(7/26現在)

こんにちは。本日は朝から内科、眼科と病院のはしごをしていました。眼科は検査だけで問題はなかったのでよかったです。これから歯科に行って、定期的なクリーニングをしてもらいます。

29日に発表された26日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルのネットポジションのショート(売)が約4万コントラクトの増加、円のネットポジションのロングは約1万コントラクトの増加、ユーロはネットポジションのロングが8コントラクトの増加となりました。カナダドル、豪ドル、NZドルはネットポジションが4週連続で増加しています。

今週は米国の債務上限引き上げ問題で米民主党と共和党との間で合意が見られず、ドルが弱含みに推移する一方で、ユーロもイタリア国債の入札が不調だったことなどから、リスクを回避する動きとなったものの、火曜日までは全体的には方向感がなく、非商業ポジション(投機筋のポジション)も各通貨ともに増減が小幅にとどまっています。ただ、週末にかけては円が76円台に入ったことで、円のロング(買い)ポジションは火曜日の約5万コントラクトから更に増加しているものと思われます。このため、これまでの円ロングのピークに近い状況にあるとみられることで、さらなる円高も限られる可能性があります。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 51,302 9,147 72,114 20,812 92,926
EUR 17,038 7,792 60,177 43,139 103,316
GBP 1,222 7,936 33,312 32,090 65,402
CHF 7,877 -3,617 21,103 13,226 34,329
CAD 36,141 8,377 52,884 16,743 69,627
AUD 81,438 3,643 92,174 10,736 102,910
NZD 23,291 1,853 25,241 1,950 27,191
MXN 51,302 9,147 72,114 20,812 92,926
source:CFTC

【USD】 USD source:CFTC

ドルは37,778コントラクトのショート増加の310,222コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】 JPY source:CFTC

円は9,147コントラクトのロング増加の51,302コントラクトのロングとなりました。

【EUR】 EUR source:CFTC

ユーロは7,792コントラクトのロング増加の17,038コントラクトのロングになりました。

【CAD】 CAD source:CFTC

カナダは8,377コントラクトのロング増加の36,141コントラクトのロングになりました。

【NZD】 NZD source:CFTC

NZドルは1,853コントラクトのロング増加の23,291コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向は上田ハーローレポートのシカゴIMM非商業ポジションを参照してください。(1日更新)

2011年7月29日 (金)

7/29 本日の戦略-米債務上限引き上げの決着は難しそう-

おはようございます。夏らしくない天気が続きますね。大型台風6号が去ってからすっきりしない日が続いています。猛暑にならないのは電力使用上からも助かりますが、すっきりした快晴の空も見たいものです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ポンド>NZドル>ドル>豪ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
ユーロは昨日のイタリア10年債の入札が不調で10年債の利回りは一時5.98%まで上昇しています。CDSも300bp(1bp=0.01%)を超える水準まで上昇しています。とレモンティ財務相が辞任するという噂も出たりしていますので、米国の債務上限引き上げ問題の隠れる形となっていますが、ユーロ圏のリスクは継続しているといえます。このため、リスク回避の動きでドルが買われるため、ドルの下値が堅くなっているように見えます。ただ、引き続き米議会での上限引き上げの動向に市場は注目していることから、ベイナー下院議員議長の案が否定された場合には、今夜の日本時間23時に米上院民主党が債務上限引き上げ問題を協議する予定で、新たな妥協案が米上院から提出されることになるのでしょうか。それまでは、市場も様子見を決め込むしかなく、正直言って動きようがありません。また、仮に債務上限が8月2日までに引き揚げられなかった場合の対応策は29日の金融市場終了以降に説明がなされる見通しとなっています。

一方、本日は21時30分に米国の4-6月つGDPが発表されます。市場のセンチメントとしては、昨日の米新規失業保険申請件数や中古住宅販売以外ではあまりよい指標結果はありません。このため、債務上限引き上げ問題以外でも米景気が良くないため、いずれにしろドルが売られやすいとみているようです。このため、短期的にはリスク回避や債務上限引き上げ問題が回復した場合に、一時的にドルが買われる可能性があるものの、ドルの上昇が持続しないのではないかと思います。また、ユーロ圏での懸念が続いていることで、円が買われやすい地合いがしばらく続くのではないかと思います。

■EUR/USD 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) EURUSD source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは一旦、一目均衡表(日足)の雲の上に抜け出たものの、すぐに雲の中に入りました。7/26の上昇、7/27に下落というチャートパターンは6/7、6/8のパターンと同じであり、現在サポートされている雲と21日移動平均線を下抜けすると、6/16の安値の1.4073ドルをまずは目指すものと思います。また、一目均衡表(日足)の遅行線がロウソク足の上にありますが、こちらは下抜けする可能性が高く、下落トレンドを追認する可能性があります。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上
豪ドル/円 21日移動平均線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:51→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 77.33 ~ 77.95
EURJPY 110.47 ~ 111.82
GBPJPY 126.44 ~ 127.65
AUDJPY 84.95 ~ 85.97
NZDJPY 67.27 ~ 68.13
CADJPY 81.29 ~ 82.22
ZARJPY 11.43 ~ 11.60
NOKJPY 14.24 ~ 14.45
MXNJPY 6.55 ~ 6.63
HKDJPY 9.89 ~ 9.98
SGDJPY 64.31 ~ 64.87
EURUSD 1.4235 ~ 1.4397

■前日のサマリー
昨日の東京市場はアジアの株価が下落したことから、リスク回避の動きとなり、78.03円まで上昇していたドルは77.73円まで下落、ユーロ/円も112.09円から111.55円、ユーロ/ドルも1.4378ドルから1.4330ドルへと下落しました。ロンドン時間に入るとECBのメルシュ氏から「新興国・地域の力強い経済成長と物価上昇は新たなインフレ要因」との発言やポルトガル国債購入の噂が流れたことで、ユーロ/ドルは1.4401ドル、ユーロ/円は111.83円まで上昇、ドル/円は77.63円まで下落しましたが、イタリア10年債入札が不調に終わったことやとレモンティ財務相辞任のうわさなどでユーロ/ドルは1.4253ドルユーロ/円は110.84円まで下落、ドル/円は77.81円まで上昇しました。NY時間には米新規失業保険申請件数が39.8万件とよかったことや中古住宅販売も前月比でプラスになるなどで、ドル/円は77.90円まで上昇しましたが、NY午後からNYダウが反落するとドル/円は77.70円近辺へ下落、ユーロ/ドルは1.4338ドル、ユーロ/円は111.45円近辺まで上昇しました。
クローズはドル/円が77.68円、ユーロ/ドルが1.4329ドル、ユーロ/円は111.31円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9901.35 -145.84
FTSE100(英) 5873.21 16.63
DAX(独) 7190.06 -62.62
NYダウ(米) 12240.11 -62.44
S&P500(米) 1300.67 -4.22
NASDAQ(米) 2766.25 1.46

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.95 -0.04
日本10年債 1.078 -0.010
英10年債 2.96 -0.02
独10年債 2.63 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1613.40 -1.70
NY原油(期近) 97.44 0.04

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/29(金)
・ 08:30 日本 6月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 6月 全世帯家計調査・消費支出 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 失業率
・ 08:30 日本 7月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:50 日本 6月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 14:00 日本 6月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 15:00 南ア 6月 マネーサプライM3 前年同月比
15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前年同月比
・ 15:00 英国 7月 ネーションワイド住宅価格 前月比
・ 17:30 英国 6月 消費者信用残高 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 21:00 南ア 6月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 5月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 原料価格指数 前月比
21:30 米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) 前期比年率
・ 22:45 米国 7月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 22:55 米国 7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
・ 04:15 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
・ 04:15 米国 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月28日 (木)

7/28 本日の戦略-ドル安はしばらく続きそう-

おはようございます。中国の高速鉄道の事故に対する同国の鉄道省の対応は驚きの連続です。さすがに、これだけ非難が高まると政府も動かざるを得ないのでしょうね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>ドル>NZドル>円>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は朝方発表された豪の消費者物価指数(CPI)が前年同期比で3.6%、前期比でも0.9%となったことから、一部市場で出ていた政策金利の引き下げ観測は大幅に後退、一部では8月2日の豪準備銀行(RBA)の0.25%の引き上げを予想するところも出てきました。物価を押し上げた要因は食品価格(特に果物)で、サイクロン「ヤシ」の影響が強く出ていたようです。こうした要因による物価高がに対して、RBAが物価の上昇が一時的と判断するか、上昇を抑えるという判断をすることになると思います。また、第3四半期には豪のCPIの集計項目とウエイトのかけ方が変更されることから、RBAが新しくなったCPIまで政策金利を変更しないという選択肢もあります。

米債務上限引き上げ問題は、依然として米民主党(リード上院院内総務)とベイナー米共和党は隔たりがあり、歩み寄る気配はありません。ベイナー下院議長案について、リード上院院内総務は「右派へのあからさまなかじ取り」「解決策ではない、上院では通過しないだろう」などと発言しています。下院の採決が日本時間明日となるとみられますが、現在の案のまま可決されれは、ドルは一時的に上昇するとは思いますが、上院で否決されると失望に変わり、ドルが売られるものと思います。このため、ここ数日間はリスク回避の動きが出るとドルが買われるという流れとなると思われますが、ドル/円ではドルの上値が重いままと思います。本日のガイトナー米財務長官の下院の議会証言に注目です。

一方のユーロも昨日はギリシャの格下げ、ジョイブレ独財務相の「白紙小切手は切らない」との発言などもあり、再びユーロ周辺国に懸念が出ています。仮に米債務上限問題が先に解決するとユーロが売られることになりそうです。特にギリシャではなく、イタリアとスペインに焦点が移ってきていますので、下落に対する警戒が必要となります。

■AUD/USD 日足(ボリンジャーバンド、パラボリック、ストキャスティックス) AUDUSD source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは5/2以来となる高値更新となり、高値を1.1079ドルまで伸ばしました。ボリンジャーバンドはバンド幅が拡大し、+2σのラインに沿って上昇しています。パラボリックを見ても上昇トレンドが継続していることから、6/27の安値の1.0389ドルと7/1の高値の1.0789ドルを100%としたフィボナッチ200%の1.1190ドル近辺が目標となると思います。ただ、ストキャスティックス(スロー)が買われ過ぎとなる90以上を上回っていることから、本日大幅な下落した場合には短期的に調整となると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲を上から中へ
豪ドル/円 21日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ドル/スイスフラン 年初来安値更新
豪ドル/米ドル 年初来高値更新
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 07:52→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 77.61 ~ 78.24
EURJPY 111.19 ~ 112.56
GBPJPY 126.58 ~ 127.81
AUDJPY 85.38 ~ 86.43
NZDJPY 67.39 ~ 68.28
CADJPY 81.56 ~ 82.52
ZARJPY 11.55 ~ 11.72
NOKJPY 14.28 ~ 14.50
MXNJPY 6.62 ~ 6.70
HKDJPY 9.93 ~ 10.02
SGDJPY 64.48 ~ 65.05
EURUSD 1.4277 ~ 1.4436

■前日のサマリー
昨日の東京市場は米債務上限引き上げ問題の進展がないことから、ドル/円は78円近辺から77.65円途へ下落、ユーロ/ドルは1.4495ドル近辺から1.4535ドル近辺のレンジ、ユーロ/円は112.20円近辺から111.60円近辺へと下落しました。ロンドンからNY時間には、ジョイブレ独財務相がEFSF(欧州金融安定ファシリティー)が流通市場で財政難国の国債を購入する際にドイツは白紙小切手を切らないと発言したことや格付け機関S&Pがギリシャの格付けを「CC」に引き下げたことから、ユーロ圏周辺国とドイツの国債スプレッドが拡大、ユーロ/ドルは1.4340ドル、ユーロ/円は111.95円まで下落、ドル/円は債務引き上げが合意したという市場の噂で78.18円まで一時上昇しました。また、米ベージュブックでは8地区で経済成長ペースが鈍化したとなっていたものの、影響は限定的となりました。
クローズはドル/円が77.96円、ユーロ/ドルが1.4364ドル、ユーロ/円は112.00円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10047.19 -50.53
FTSE100(英) 5856.58 -73.15
DAX(独) 7252.68 -96.77
NYダウ(米) 12302.55 -198.75
S&P500(米) 1304.89 -27.05
NASDAQ(米) 2764.79 -75.17

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.98 0.03
日本10年債 1.088 -0.010
英10年債 2.98 -0.09
独10年債 2.65 -0.09

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1615.10 -1.70
NY原油(期近) 97.40 -2.19

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/28(木)
・ 08:50 日本 6月 小売業販売額 前年同月比
・ 08:50 日本 6月 大型小売店(既存店)販売額 前年同月比
・ 16:55 ドイツ 7月 失業者数 前月比
16:55 ドイツ 7月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 7月 消費者信頼感(確定値)
・ 18:30 南ア 6月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:30 南ア 6月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
22:30 米国 ガイトナー米財務長官下院金融委員会で議会証言
・ 23:00 米国 6月 住宅販売保留指数 前月比
23:00 米国 6月 中古住宅販売件数 年率換算件数
・ 01:45 米国 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演
・ 02:00 米国 米財務省7年債入札(290億ドル)
・ 03:30 米国 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月27日 (水)

7/27 本日の戦略-ドル安はしばらく続きそう-

おはようございます。3月に発生しました東日本大震災の影響で22年産のコメの価格が上昇しているようです。食の安全が問題となっていますが、日本も少しずつ物価が上昇してくる可能性が高まっていると思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨格付け機関S&Pは米国が「AAA」格付けを維持する条件として
4兆ドルの財政赤字削減
民主党、共和党両党間の信頼できる合意
を上げています。現状では、
・下院(ベイナー議長=共和党)では、総額3兆ドルの財政赤字削減
・上院(リード民主党上院院内総務)では、総額2兆7千億ドルの財政赤字削減
となっていて、どちらも4兆ドルには届いていません。このため、S&Pによる格下げは不可避との見方でドルが主要通貨に対して弱含みでの推移となっています。米オバマ大統領は改めて2段階の引き上げ案については拒否権を発動する構えを見せていることから、ドルの弱含みは継続することになりそうです。

こうしたドル安に対して本邦政府筋から単独介入の可能性の発言が昨日なされたようですが、欧米自身も問題を抱えていることからG7の協調は取れないと思います。また、当局による介入が実施される場合には、為替のレベル感(77円とか76円とか)ではなく、株価の水準と円高のスピードが重要となってくると思います。現状はどちらもあてはまっていないとみられることで、口先による介入はあると思いますが、実弾による介入の可能性は限りなく低いと思います。また、現段階で注意したいのは、個人投資家のFXのレバレッジが引き下げられるため、現状のポジションを維持するための資金が必要となることや新たにポジションを持つための資金も必要となり、円高が進んだ時の個人投資家による買い支えの力が減少すると思われること、ポジションクローズによるドル売り(円買い)が出やすくなると思われ、既にレバレッジを引き下げている会社もあるものの、8月1日以降の動向には注意が必要と思われます。ユーロに関してはイタリアとドイツの国債利回りがイタリア国債の入札がやや悪いことを背景に高い水準にあることで、市場はリスクオンとなっているものの、これが継続するかの疑問はあります。

■NZD/JPY 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) NZDJPY source:uedaharlowfx
先般ダブル天井を形成し下落する可能性があると書きましたNZドル/円ですが、天井形成には至らず、昨日年初来高値を更新しました。ストキャスティックス(スロー)はデッドクロスしているものの、上昇トレンドが継続しています。ただ、依然としてストキャスティックスは%Kスロー、%Dスローがともに80以上で推移していることから、調整が入りやすくなっているため、少し調整してから、69円近辺に高値を切り上げていくのではないかと思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
ドル/スイスフラン 年初来安値更新
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:06→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 77.54 ~ 78.16
EURJPY 112.18 ~ 113.59
GBPJPY 127.02 ~ 128.27
AUDJPY 84.81 ~ 85.83
NZDJPY 67.37 ~ 68.27
CADJPY 81.96 ~ 82.92
ZARJPY 11.52 ~ 11.70
NOKJPY 14.41 ~ 14.64
MXNJPY 6.62 ~ 6.70
HKDJPY 9.94 ~ 10.03
SGDJPY 64.44 ~ 65.01
EURUSD 1.4451 ~ 1.4584

■前日のサマリー
昨日の東京市場は午前10時のオバマ大統領の声明では民主・共和両党の対立は解消されていないとの印象を与え、ドル/円は失望から78円を割り込み77.89円まで下落しました。その後、本邦の銀行からまとまった買いが入ると「介入?」との観測から78.75円まで上昇する場面が見られましたが、続かず78円台前半に戻りました。ユーロ/ドルは米債務上限引き上げ問題が難航していることを受け、1.43ドル台ミドルから1.4510ドル、ユーロ/円は112.30円近辺から113.54円(邦銀のドル買いのとき)まで一時上昇し、113.10円近辺で推移しました。ロンドン時間には本邦政府関係者が「単独介入も排除しない」と発言したものの影響は限定的で、ユーロは小幅に下落しました。NY時間にはケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業景気指数、新築住宅販売件数がともに下振れしたものの、消費者信頼感指数が宇和ブレ視しました。しかし、市場は米国の格下げに対する懸念からドルの弱含みが継続し、ドル/円は77.83円まで下落、ユーロ/ドルは1.4526ドル、ユーロ/円は113.23ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が77.87円、ユーロ/ドルが1.4508ドル、ユーロ/円は112.97円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10097.72 47.71
FTSE100(英) 5929.73 4.47
DAX(独) 7349.45 4.91
NYダウ(米) 12501.30 -91.50
S&P500(米) 1331.94 -5.49
NASDAQ(米) 2839.96 -2.84

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.95 -0.05
日本10年債 1.098 0.003
英10年債 3.07 0.02
独10年債 2.74 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1616.80 4.60
NY原油(期近) 99.59 0.39

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/27(水)
・ 10:00 NZ 7月 NBNZ企業信頼感
10:30 豪 4-6月期 四半期消費者物価(CPI) 前期比
10:30 豪 4-6月期 四半期消費者物価(CPI) 前年同期比
・ 15:00 ドイツ 6月 輸入物価指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 輸入物価指数 前年同月比
・ 17:00 ユーロ圏 6月 マネーサプライM3 前年同月比
・ 18:30 スイス 7月 KOF景気先行指数
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
21:30 米国 6月 耐久財受注 前月比
21:30 米国 6月 耐久財受注・輸送用機器除く 前月比
02:00 米国 米財務省5年債入札(350億ドル)
・ 02:30 英国 マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員講演
・ 03:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月26日 (火)

7/26 本日の戦略-米債務上限引き上げ決着までは動けず-

おはようございます。中国の高速鉄道が相次ぐトラブルに見舞われているようです。ハードはすぐに導入できますが、長い間培ってきたソフト(安全運行)は簡単には導入できないようですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ユーロ>NZドル>ドル>豪ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は米オバマ大統領が債務上限引き上げ問題で日本時間午前10時に声明を発表する予定となっています。内容は「デフォルトを回避するための方策について」ということですので、ここでもし効果的な内容で、市場を安心させられればドルが買われることになると思いますが、逆に失望を呼び込むようであれば、ドル/円が78円を割り込む可能性もあります。ユーロも昨日、ギリシャが格下げになったことに加え、イタリア、スペインの国債が下落(利回りは上昇)していることで、ドルが弱くてもユーロも買いにくい状態で、市場は方向感を持てなくなっています。このため、スイスフランと円が買われやすい状況は継続しています。

また本日は、ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、新築住宅は倍件数、リッチモンド連銀製造業指数と米国の経済指標が多数発表されます(時間は本日の経済指標予定を参照)。また、米2年債の入札も予定されており、債務上限引き上げ問題と相まって、応札状況にも関心が集まるものと思われます。個人的には米国の信用にかかわるため、債務上限は何らかの形で引き上げられると思いますが、今のところ歩み寄りが見られない(共和党は2段階の引き上げを支持)ことから、ぎりぎりまで決着しないものと思います。他では、英国の4-6月GDP速報値の発表予定があり、1-3月期より下振れが予想されていることで、ポンドの重しとなる可能性があり、豪はスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁の講演が控えていることで、8月の政策金利の行方を見る上で注目されると思います。

■GBP/JPY 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) GBPJPY source:uedaharlowfx
ポンド/円はストキャスティックス(スロー)でデッドクロスとなっています。7/13の安値の124.90円からは反発していますが、一目均衡表(日足)の実勢レートが雲の下を推移していることや遅行線がロウソク足の下を推移していることで、ダウントレンドが継続していると思われます。半値戻しが達成していることもあり、再度下落して7/13の安値を下に抜けると3/17の安値の123.01円まで下落する可能性が高まります。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドっクロス
ドル/スイスフラン 年初来安値更新

■変動率からの予想レンジ 08:09→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 77.94 ~ 78.55
EURJPY 111.71 ~ 113.10
GBPJPY 126.68 ~ 127.91
AUDJPY 84.37 ~ 85.37
NZDJPY 67.22 ~ 68.10
CADJPY 82.12 ~ 83.09
ZARJPY 11.44 ~ 11.61
NOKJPY 14.31 ~ 14.53
MXNJPY 6.64 ~ 6.72
HKDJPY 9.99 ~ 10.08
SGDJPY 64.52 ~ 65.08
EURUSD 1.4313 ~ 1.4445

■前日のサマリー
昨日の東京市場早朝には週末の米政府と議会(下院)が合意に至らなかったため、失望から米株価指数先物が売られるなどで、ドル/円は78.18円まで下落したものの、介入への警官感もあり、78円台ミドルまで戻しました。ユーロ/ドルは1.4340ドル近辺から1.4405ドル近辺、ユーロ/円は112.55円近辺から113円近辺で方向感がありませんでした。ロンドン時間には、ムーディーズがギリシャの格付けを「Caa1」から「Ca」に引き下げ、欧州の支援パッケージについてはギリシャの秩序あるデフォルトを容認するものだと指摘したことで、リスク回避の様相となり、ドル/スイスフランが史上最高値を更新(ドル安)となると、ドル/円も78.06円まで下落しました。ユーロ/ドルは1.4329ドルをつけた後、ドルの下下落から1.4406ドルまで上昇、ユーロ/円は112.11円まで下落した後、112円台ミドルまで戻しました。NY時間には、米政府と議会で、債務上限引き上げ問題に進展がないことと、ユーロにも懸念が残っていることから、方向感がなく、ドル/円は78円台前半、ユーロ/ドルは1.43ドル台前半から1.44ドル手前、ユーロ/円は112円台前半から112円台ミドルより上で取引されました。
クローズはドル/円が78.27円、ユーロ/ドルが1.4374ドル、ユーロ/円は112.52円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10050.01 -82.10
FTSE100(英) 5925.26 -9.76
DAX(独) 7344.54 18.15
NYダウ(米) 12592.80 -88.36
S&P500(米) 1337.43 -7.59
NASDAQ(米) 2842.80 -16.03

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.00 0.04
日本10年債 1.095 -0.009
英10年債 3.05 -0.06
独10年債 2.76 -0.06

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1612.20 10.70
NY原油(期近) 99.20 -0.67

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/26(火)
・ 08:50 日本 6月 企業向けサービス価格指数 前年同月比
12:05 豪 スティーブンス豪準備銀行(中央銀行)総裁講演
・ 15:00 ドイツ 8月 GFK消費者信頼感調査
・ 17:30 英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) 前期比
・ 17:30 英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) 前年同期比
・ 21:00 その他 ラガルドIMF専務理事講演
22:00 米国 5月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 22:00 米国 5月 ケース・シラー米住宅価格指数 前年同月比
・ 23:00 米国 7月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
・ 23:00 米国 6月 新築住宅販売件数 前月比
23:00 米国 6月 新築住宅販売件数 年率換算件数
23:00 米国 7月 リッチモンド連銀製造業指数
02:00 米国 米財務省2年債入札(350億ドル)
・ 03:00 米国 ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁議会証言
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月25日 (月)

7/25 本日の戦略-ドルはひとまず78円割れを免れたが-

おはようございます。本日も未明に東北地方に強い地震があり、起きてしまいました。3月の震災発生からそろそろ5か月近くたちますがなかなかおさまる様子が見えません。被災地の方の復興の様子も気になります。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>NZドル>ドル>ポンド>円>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日朝方は週末の米国で、債務上限引き上げに対して進展がなかったことから、取引開始前の市場で78.18円まで下落しましたが、野田財務相の寛までの講演での「断固たる措置を取る」との発言もあり、78円を割り込んでいはいません。今回の円高は米国での問題からのドル安であり、口先介入での効果が不調であった場合にも、G7での協調の合意を取り付けるのは難しく、日本単独の介入の合意を得られるのが精いっぱいではないでしょうか。市場もこれを見透かしていると思われ、警戒感があることでのドルの下値は試しにくいと思われますが、逆に戻りは売られやすくなっていると思われ、短期的には79円台に戻る局面があれば戻り売りが優勢となると思います。

ユーロはノルウェーのオスロでの爆弾テロ及び銃乱射については、これまでの報道によると国際テロ組織の関与の可能性が低いことで、他の国などに波及していく可能性は低いと思われます。一方、ユーロ周辺国の国債の対独スプレッドはギリシャが大幅縮小したものの、イタリア、スペインでは拡大しました。市場にはまだ懸念が残っていると思われ、ドルの弱含みがユーロの上昇要因となるかは不透明です。また、株価の下落リスクもあるため、クロス円投の上昇の可能性も限られるのではないかと思います。

■EUR/USD 日足(一目均衡表、パラボリック、トレンドライン、ストキャスティックス) EURUSD source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは本年5月からの高値が5/4に1.4938ドル、6/7に1.4695ドル、7/4に1.4577ドル、7/22に1.4436ドルときれいにトレンドライン(レジスタンスライン)で押さえられています。また、チャート上では一目均衡表(日足)の雲の上限の1.4453ドルがあることやストキャスティックス(スロー)が%Kスロー、%Dスローともに80を超えてきていることで、雲の下に抜けるようであれば、基準線となる1.4205ドル近辺まで下げると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:22→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 78.18 ~ 78.80
EURJPY 111.84 ~ 113.26
GBPJPY 127.24 ~ 128.46
AUDJPY 84.67 ~ 85.68
NZDJPY 67.40 ~ 68.30
CADJPY 82.32 ~ 83.30
ZARJPY 11.47 ~ 11.64
NOKJPY 14.34 ~ 14.57
MXNJPY 6.69 ~ 6.77
HKDJPY 10.02 ~ 10.12
SGDJPY 64.67 ~ 65.24
EURUSD 1.4288 ~ 1.4426

■前日のサマリー
週末の東京市場は木曜日のNY市場でのドルの下落への修正で、ドル/円は78.25円近辺から78.74円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4440ドル近辺から1.4382ドル、ユーロ/円は112.95円近辺から113.30円近辺でのレンジとなりました。ロンドン時間帯にはギリシャ国債が買われ、対独スプレッドが大幅に縮小(約200bp=2%)となったことから、ユーロ/ドルは1.4438ドル、ユーロ/円は113.57円、ドル/円も78.71円まで上昇しました。ただ、イタリア、スペイン国債の対独スプレッドが拡大方向を示したことや、格付け会社フィッチが「ギリシャは制限的デフォルトに直面」としたことなどから、ユーロの上値は限られました。NY時間帯に入ると、ノルウェーのオスロで爆弾が爆発との報を受け、ユーロ/ドルはストップロスを巻き込み1.4324ドル、ユーロ/円は112.25円まで下落、ドル/円も78.28円まで下落しました。その後、ベイナー米下院議長が「オバマ大統領との債務問題の話し合いは合意に近づいていない。ワシントンは、ホットな週末を迎えることになるだろう」等と発言したことからドルが弱含む一方でユーロは戻しました。クローズにかけては薄いマーケットの中、ドル/円は78円台ミドル、ユーロ/ドルは1.4375ドル、ユーロ/円は112.79円まで戻しました。
クローズはドル/円が78.51円、ユーロ/ドルが1.4355ドル、ユーロ/円は112.69円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10132.11 121.72
FTSE100(英) 5935.02 35.13
DAX(独) 7326.39 36.25
NYダウ(米) 12681.16 -43.25
S&P500(米) 1345.02 1.22
NASDAQ(米) 2858.83 24.40

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.96 -0.05
日本10年債 1.104 0.006
英10年債 3.10 -0.07
独10年債 2.82 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1601.50 14.50
NY原油(期近) 99.87 0.74

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/25(月)
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) 前期比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) 前年同期比
・ 12:30 日本 白川方明日銀総裁講演
・ 17:00 ユーロ圏 コスタ・ポルトガル中銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月24日 (日)

7/25の週の見通し -米債務上限引き上げ問題が大詰め-

こんばんは。今日は長女の所属する中学の合唱部の参加する合唱祭がありましたので見に行ってきました。部員85名の大所帯でしたので、他のグループと違い目立っていました。

■ドル/円 60分足
USDJPY ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/ドル 60分足
EURUSD ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/円 60分足
EURJPY チャートをクリックすると拡大します。

先週はギリシャの第2次支援策を話し合うユーロ圏首脳会談を21日控えていたことで、上値が限られたものの、周辺国とドイツの国債スプレッドが縮小したこともあり、ユーロ/ドルは1.4014ドルを底に1.4273ドルまで上昇しました。21日のユーロ圏首脳会談では、「EFSF(欧州金融安定化ファシリティー)、政府融資を通じて金融機関の資本増強が可能」「EFSF、融資期間を7.5年から少なくとも15年に延長」「EFSF、ECB次第で、流通市場への介入が可能」「ギリシャへの投資や成長刺激で"マーシャルプラン"を要請」という内容が発表されると、市場の懸念が後退したため、ユーロ/ドルは1.4434ドルまで上昇、週末はイタリア、スペインの国債が下落(利回りは上昇)、ドイツとの国債スプレッドがワイドニングしたことから、やや下落してクローズしました。

ドル/円は米債務上限引き上げ問題がくすぶる中、ユーロ圏首脳会談でユーロの懸念が後退したことで、一時78.21円まで下落、レンジの取引ながら78円台での取引が多くなりました。

その他の通貨では、引き続きNZドルが対ドルで変動相場制移行後の最高値を0.8672ドルまで更新、リスク選好のセンチメントとなったことから、豪ドルやカナダドルなどが上昇しています。

■週間騰落率(JPY)
JPY
グラフをクリックすると拡大します。 ■週間騰落率(USD)
USD
グラフをクリックすると拡大します。

■今週の見通し
米債務上限引き上げ問題が大詰めに近づいています。週末、オバマ大統領は「週明けの株式市場開始までに答えが必要」と発言しています。オバマ米大統領は短期的な債務上限の引き上げについては拒否権を発動する可能性を示しており、明日のシドニー市場では市場がドル売りに反応し、ドルが一段安となる可能性があります。

また、今週は月末週となり、ドル/円では比較的ドルが売られやすい週となりますので、3/17の安値の76.25円を目指す可能性があります。その中で注目の経済指標は、米ケースシラー住宅価格指数や新築住宅販売、リッチモンド連銀指数(26日)、米耐久財受注(27日)、中古住宅販売(28日)、米4-6月期GBP速報値(29日)に注目です。ただ、やはり格付け機関による米国の格付けの引き下げの可能性も高まっており、ドルにとってかなりポジティブな材料が出てこないと、反発は難しいと思います。また、米株価が下落した場合にはリスク回避の動きとなることが予想され、スイスフランと円が買われる流れとなる可能性があります。ただ、リスク回避でのドル買いにつながるかは疑問があります。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下)   High(上)
ドル/円 77.30 79.80
ユーロ/ドル 1.4290 1.4570
ユーロ/円 111.60 114.30
ポンド/円 126.50 129.50
豪ドル/円 84.40 86.00
NZドル/円 66.70 69.10
南アランド/円 11.40 11.75

■日、週、月、年騰落データ Rate ※表をクリックすると拡大します。

■注目イベント
7/25(月)
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) 前期比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期卸売物価指数(PPI) 前年同期比
7/26(火)
・ 07:45 NZ 6月 貿易収支
・ 08:50 日本 6月 企業向けサービス価格指数 前年同月比
・ 15:00 ドイツ 8月 GFK消費者信頼感調査
17:30 英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) 前期比
・ 17:30 英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) 前年同期比
・ 22:00 米国 5月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 22:00 米国 5月 ケース・シラー米住宅価格指数 前年同月比
・ 23:00 米国 7月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
23:00 米国 6月 新築住宅販売件数 前月比
・ 23:00 米国 6月 新築住宅販売件数 年率換算件数
・ 23:00 米国 7月 リッチモンド連銀製造業指数
7/27(水)
・ 10:00 NZ 7月 NBNZ企業信頼感
10:30 豪 4-6月期 四半期消費者物価(CPI) 前期比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期消費者物価(CPI) 前年同期比
・ 15:00 ドイツ 6月 輸入物価指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 輸入物価指数 前年同月比
・ 17:00 ユーロ圏 6月 マネーサプライM3 前年同月比
・ 18:30 スイス 7月 KOF景気先行指数
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
21:30 米国 6月 耐久財受注 前月比
・ 21:30 米国 6月 耐久財受注・輸送用機器除く 前月比
・ 03:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
7/28(木)
06:00 NZ ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
・ 08:50 日本 6月 小売業販売額 前年同月比
・ 08:50 日本 6月 大型小売店(既存店)販売額 前年同月比
・ 16:55 ドイツ 7月 失業者数 前月比
16:55 ドイツ 7月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 7月 消費者信頼感(確定値)
・ 18:30 南ア 6月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:30 南ア 6月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 23:00 米国 6月 住宅販売保留指数 前月比
23:00 米国 6月 中古住宅販売件数 年率換算件数
7/29(金)
・ 07:45 NZ 6月 住宅建設許可件数 前月比
・ 08:01 英国 7月 GFK消費者信頼感調査
・ 08:30 日本 6月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 6月 全世帯家計調査・消費支出 前年同月比
08:30 日本 6月 失業率
・ 08:30 日本 7月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:50 日本 6月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 14:00 日本 6月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 15:00 南ア 6月 マネーサプライM3 前年同月比
15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前年同月比
・ 17:30 英国 6月 消費者信用残高 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 21:00 南ア 6月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 5月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 原料価格指数 前月比
・ 21:30 米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) 前期比年率
22:45 米国 7月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 22:55 米国 7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2011年7月23日 (土)

シカゴ通貨先物非商業ポジション(7/19現在)

こんばんは。本日は涼しかったので庭の草抜きをしました。雑草はすぐに育ちますね。

22日に発表された19日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルのネットポジションではショート(売)が約4.5万コントラクトの増加、ユーロはネットポジションのロングが1万コントラクトを割り込み、円のネットポジションのロングは増加となっています。カナダドルはネットポジションが2週連続で増加、豪ドル、NZドルもネットポジションはロングが増加しています。

今週は米国の債務上限引き上げ問題の進展がないことや、21日に実施されたユーロ圏首脳緊急首脳会談を前にしていたことで、ドルとユーロのショート(売り)が増加する一方、他の通貨はロング(買い)が増加しました。ユーロ圏首脳会談はギリシャ支援への懸念を後退させる効果があったことから、ユーロのロングが増加したとみられます。円はロングが4万コントラクトを超えてきていますが、まだロングが増加(円高が進む)する余地は十分あると思います。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 42,155 13,867 63,535 21,380 84,915
EUR 9,246 -3,170 58,580 49,334 107,914
GBP -6,714 18,087 26,011 32,725 58,736
CHF 11,494 3,413 21,159 9,665 30,824
CAD 27,764 12,430 52,623 24,859 77,482
AUD 77,795 10,172 90,221 12,426 102,647
NZD 21,438 1,854 23,364 1,926 25,290
MXN 42,155 13,867 63,535 21,380 84,915
source:CFTC

【USD】 USD source:CFTC

ドルは47,472コントラクトのショート増加の272,444コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】 JPY source:CFTC

円は13,867コントラクトのロング増加の42,155コントラクトのロングとなりました。

【EUR】 EUR source:CFTC

ユーロは3,170コントラクトのロング減少の9,246コントラクトのロングになりました。

【CAD】 CAD source:CFTC

カナダは12,430コントラクトのロング増加の27,764コントラクトのロングになりました。

【NZD】 NZD source:CFTC

NZドルは1,854コントラクトのロング増加の21,438コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向は上田ハーローレポートのシカゴIMM非商業ポジションを参照してください。(26日更新)

2011年7月22日 (金)

7/22 本日の戦略-テーマは米国の債務上限引き上げに移行か-

おはようございます。昨日は土用の丑の日でしたが、昨日の気温は低くて鰻という雰囲気でもなかったですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日のユーロ圏首脳会談での合意内容は

・EFSF(欧州金融安定化ファシリティー)、政府融資を通じて金融機関の資本増強が可能
・EFSF、融資期間を7.5年から少なくとも15年に延長
・EFSF、ECB次第で、流通市場への介入が可能
・ギリシャへの投資や成長刺激で"マーシャルプラン"を要請

これらが懸念を後退させ、ドルの弱含みもあり、ユーロは大幅に反発しました。これですべし市場が安心できるというわけではなく、低利もしくは無償での経済援助(マーシャルプラン)を行っても、ギリシャの経済が回復しないなども十分考えられますし、ギリシャ国内での財政緊縮がうまく機能するかも懸念が残ります。また、ポルトガルやアイルランドなども不安要因としては残っていることで、楽観はできないものの、足許では最悪の状態は回避されたとみられて、市場の関心は米国の債務上限引き上げに向かうものと思われます。このため、ドル/円は既に80円が遠くなっているようで、この問題が解決しない限り79円台は戻り売りのターゲットとされそうです。

こうした中で本日は独IFO景気動向指数が発表されます。PMIが落ち込んでいることもあるので、IFOも悪化する可能性があります。ただ、市場はユーロをポジティブに見ているとみられることで影響は限定的となると思われます。

■USD/JPY 日足(ボリンジャーバンド、ストキャスティックス) USDJPY source:uedaharlowfx
ドル/円はボリンジャーバンドのバンド幅が拡大、-2σは下抜けていないものの、-2σに沿って下落しています。ストキャスティックススローは%Kスロー、%Dスローが20以下になっているものの、明らかにトレンドは下向きとなっていることから、4/6から5/5の下落幅の約5円を7/8の高値の81.47円にあてはめた76.50円近辺 = 3/17の早朝につけた安値の78.25円(当社のレートとずれはあります)を試しに行く可能性は高いとみられます。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 21日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 07:53→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 77.97 ~ 78.58
EURJPY 112.08 ~ 113.48
GBPJPY 127.10 ~ 128.34
AUDJPY 84.32 ~ 85.32
NZDJPY 67.16 ~ 68.05
CADJPY 82.47 ~ 83.43
ZARJPY 11.41 ~ 11.59
NOKJPY 14.34 ~ 14.57
MXNJPY 6.67 ~ 6.75
HKDJPY 9.97 ~ 10.06
SGDJPY 64.38 ~ 64.93
EURUSD 1.4363 ~ 1.4493

■前日のサマリー
昨日は東京市場は「仏独がギリシャの支援策において、同じ位置に立つと合意した」との報道もあり、ユーロ/ドルが1.4285ドル近辺、ユーロ/円が112.60ドル近辺へと上昇、ドル/円は一時78.62円まで下落後、79.03円まで反発しました。ロンドン時間に入ると、ユンケル・ユーログループ議長が「ギリシャの選択的デフォルトは1つの可能性」と発言したことから、ユーロ/ドルが1.4139ドル、ユーロ/円が111.45円まで売られ、ドル/円は78.97円まで上昇しました。その後、ユーロ圏首脳会談の文書草案が出され、ポジティブな内容であったことから、NY時間クローズにかけてユーロ買いが継続し、ユーロ/ドルは1.4435ドル、ユーロ/円は113円台前半まで上昇しました。ドル/円は米新規失業保険申請件数が悪化したことからドルが売られ、格付け機関S&Pが米国の格付けを3カ月以内に引き下げる確率が50%とコメントしたことから、ストップロスを巻き込み78.34円をつけました。その後、NYタイムズで米大統領と下院議長、債務上限引き上げで合意が近いと報道され、一時戻したものの、ホワイトハウス、ベイナー下院議長がともに否定したことから、78.28円まで下落しました。
クローズはドル/円が78.30円、ユーロ/ドルが1.4421ドル、ユーロ/円は112.92円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10010.39 4.49
FTSE100(英) 5899.89 46.07
DAX(独) 7290.14 68.78
NYダウ(米) 12724.41 152.50
S&P500(米) 1343.80 17.96
NASDAQ(米) 2834.43 20.20

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.01 0.09
日本10年債 1.098 0.013
英10年債 3.17 0.10
独10年債 2.85 0.08

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1587.00 -9.90
NY原油(期近) 99.13 0.99

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/22(金)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期輸出物価指数 前期比
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期輸入物価指数 前期比
17:00 ドイツ 7月 IFO企業景況感指数
・ 18:00 ユーロ圏 5月 製造業新規受注 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 製造業新規受注 前年同月比
・ 20:00 カナダ 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 20:00 カナダ 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 20:00 カナダ 6月 消費者物価指数(CPIコア) 前月比
・ 20:00 カナダ 6月 消費者物価指数(CPIコア) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 小売売上高 前月比
・ 21:30 カナダ 5月 小売売上高(除自動車) 前月比
・ 22:45 ユーロ圏 コスタ・ポルトガル中銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月21日 (木)

7/21 本日の戦略-ユーロ圏首脳会談で合意に至れるか-

おはようございます。本日はスペースシャトルが最後の飛行を終え帰還をする予定です。無事帰還してほしいのはもちろん、30年間お疲れ様でした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日はユーロ圏の臨時首脳会談が予定されています。それに先立ち、サルコジ仏大統領とメルケル独首相が会談、本日朝方に両国は「フランスとドイツがギリシャの支援策において、同じ位置に立つと合意した」との声明を出しています。ギリシャの第2次支援策が本日合意に至れば、懸念は残るものの、今まで以上の楽観的な見方となると思われます。一方では、ドルは米連邦債務引き上げの問題の進展が見えてこないことに加え、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が「FRBは数カ月前から米財務省と緊密に連携し、8月2日に米国がデフォルトに陥った場合の措置について検討してきた」「今は、有事の対策モードに入っている」などと発言、こちらはオバマ米大統領が共和党指導者と協議するなどしていますが、現時点では不安感を払しょくできない(2009年のリーマンショックと同様)と思われ、ドルが主要通貨に対して売られやすくなっています。このため、必然的に円が買われやすくなっているようです。本日のユーロ圏首脳会談で良い方向に合意すれば、素直にユーロが買われ、ドルが売られることとなると思います。

一方、クロス円はドルに対して上昇したものの、ドルに対しての円高が進んだことで、小幅ながら下落しています。仮に上記のようにユーロが上昇、ドルが下落した場合には、ドル/円も下落することになると思われますが、クロス円への影響は少ない(上昇したとしても小幅)と思われます。

■NZD/JPY 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) USDJPY source:uedaharlowfx
NZドル/米ドルは変動相場制移行後の最高値を更新していますが、NZドル/円は7/8の高値の67.83円、7/19の高値の67.84円とダブル天井を形成する可能性があります。ストキャスティックススローでも%Kスローが80以上で推移しており、高値圏(あくまでもストキャスティックスで)にあるとみられることから、一目均衡表(日足)の基準線の65.98円近辺までの調整がある可能性があります。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け(僅か)

■変動率からの予想レンジ 07:35→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 78.43 ~ 79.02
EURJPY 111.14 ~ 112.50
GBPJPY 126.49 ~ 127.70
AUDJPY 84.11 ~ 85.10
NZDJPY 67.05 ~ 67.94
CADJPY 82.61 ~ 83.58
ZARJPY 11.32 ~ 11.50
NOKJPY 14.18 ~ 14.40
MXNJPY 6.68 ~ 6.76
HKDJPY 10.04 ~ 10.12
SGDJPY 64.58 ~ 65.13
EURUSD 1.4159 ~ 1.4279

■前日のサマリー
昨日は東京市場は5・10日ということもあり、取引序盤は仲値に向けたドル買いでドル/円は79.32円、ユーロ/円も112.36円まで上昇しました。しかし、上海総合株価が前日比マイナスに転じるとリスク回避の動きから、ドル/円が79.00円、ユーロ/円が111.70円、ユーロ/ドルは1.4133ドルまで下落しました。ロンドン時間に入ると欧州周辺国の国債の対独スプレッドが縮小したことなどからユーロが買われ、対ドルでは1.4239ドル、対円では112.34円まで上昇、ドル/円は78.72円まで一時下落しました。NY時間には米中古住宅販売が悪化していたこともあり、78.94円まで戻していたドル/円は78.71円まで下落、78円台後半での狭いレンジの取引となりました。ユーロ/ドルは21日(木)のユーロ圏首脳会談の結果待ちから方向感に乏しく、ロンドン時間の高値からはじりじりと下落して、対ドルで1.4168ドル、対円で111.75円まで一時下落しましたが、クローズにかけては「FRBは米デフォルトの可能性に対して、準備を進めている」などとプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が発言したことで、ユーロ/ドルは1.4234ドル、ユーロ/円は112.07円まで戻しました。
クローズはドル/円が78.75円、ユーロ/ドルが1.4212ドル、ユーロ/円は111.96円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10005.90 116.18
FTSE100(英) 5853.82 63.83
DAX(独) 7221.36 28.69
NYダウ(米) 12571.91 -15.51
S&P500(米) 1325.84 -0.89
NASDAQ(米) 2814.23 -12.29

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.93 0.05
日本10年債 1.085 0.011
英10年債 3.07 0.03
独10年債 2.76 0.09

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1596.90 -4.20
NY原油(期近) 98.14 0.64

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/21(木)
・ 08:50 日本 6月 貿易統計(通関ベース)
・ 13:30 日本 5月 全産業活動指数 前月比
・ 15:00 スイス 6月 貿易収支
・ 17:00 ユーロ圏 5月 経常収支
・ 17:00 ユーロ圏 7月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
・ 17:00 ユーロ圏 7月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
・ 17:30 英国 6月 小売売上高指数 前月比
・ 20:15 米国 モルガン・スタンレー第2四半期決算
・ 21:00 米国 AT&T第2四半期決算
21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
・ 23:00 米国 5月 住宅価格指数 前月比
・ 23:00 米国 6月 景気先行指標総合指数 前月比
23:00 米国 7月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長公聴会証言
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月20日 (水)

7/20 本日の戦略-リスクセンチメントの日替わり相場-

こんにちは。今回の台風は雨と風が強く速度もゆっくりしているようで警戒が必要です。ただ、コースはかなり変わっているなって思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
NZドル>豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は、米オバマ大統領の発言をきっかけに、リスク選好となり、「円」と「ドル」が売られる流れとなりました。ただ、日替わりもしくは週替わりの動きが続いていることから、これでリスク回避が終わるというのは時期尚早と思います。依然としてユーロ圏にはリスクがあり、メルケル独首相も21日の会議では全てを解決することができず、ギリシャの債務問題に関しては更なるステップが必要となるだろうと発言していることから、まだまだ不安要因が残っているといえます。昨日、一部通信社がギリシャの第2次支援における民間セクターの関与については以下の3つの選択肢があると報じたています。

(1)ギリシャ国債の買い戻しと公的部門による信用補完 (2)フランスの銀行が提案した債務のロールオーバーに基づくもの (3)金融セクターへの課税、あるいは「ウィーン方式」に沿って民間銀行とエクスポージャーの維持に合意する

上記いずれかが実施されれば、足許ではユーロに楽観的な見方が出てくる可能性があり、更に米国でも債務の上限が引き上げられれば、リスク選好につながると思います。

一方、資源国通貨などクロス円は、リスク選好の動きから「円」や「ドル」に対して上昇しました。ただ、豪ドルはRBAの議事録が発表され「最近の情報は、国内インフレ圧力の強さを評価するために更に時間をかけることが賢明であることを示している」などハト派的なトーンとなっています。このため、8月の利上げの可能性はほぼ無いと思われます。それに比べ金融政策を据え置いたカナダは声明で「コアインフレは、予想よりいくらか強い」と表明しており、年内の利上げ観測がでてきています。NZドルも対ドルでは年初来高値を更新しています。このため、楽観的なムードが続けばこれらの通貨の上昇が継続すると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
カナダドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、雲の下から中へ
豪ドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:46→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 78.85 ~ 79.43
EURJPY 111.23 ~ 112.61
GBPJPY 126.91 ~ 128.14
AUDJPY 84.40 ~ 85.40
NZDJPY 67.31 ~ 68.21
CADJPY 82.80 ~ 83.79
ZARJPY 11.28 ~ 11.45
NOKJPY 14.18 ~ 14.40
MXNJPY 6.71 ~ 6.79
HKDJPY 10.09 ~ 10.17
SGDJPY 64.84 ~ 65.39
EURUSD 1.4099 ~ 1.4217

■前日のサマリー
昨日は東京市場はドル/円が手掛かり難から78.97円から79.15円までの狭いレンジの動きとなりましたが、ユーロ/ドルは1.4135ドル近辺から1.4070ドル近辺へ下落、ユーロ/円は111.80円近辺から111.20円近辺へと下落しました。ロンドン時間に入ると、欧州の株価が上昇、欧州周辺国の対独国債利回りスプレッドが縮小すると、リスク選好からユーロ/ドルは1.4217ドル、ユーロ/円が112.33円まで上昇しました。NY時間にはメルケル独首相が「21日(木)の会議は、全ての問題を解決することができない」と発言したことで、市場に失望が広がり、ユーロ/ドルは1.4138ドル、ユーロ/円は111.62円まで下落しましたが、すぐに下落前の水準に戻しました。その後、IFMスタッフが「ユーロ圏に深刻な危機波及のリスク」と発言したことやオバマ米大統領が「米上院の超党派案を支持」「(デフォルト回避に向けた)債務を巡る協議で、一定の進展があった」と発言したことから、楽観的に見方取り、ドル/円は79.28円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4114ドル、ユーロ/円は111.65円まで下落しました。
クローズはドル/円が79.15円、ユーロ/ドルが1.4152ドル、ユーロ/円は112.06円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9889.72 -84.75
FTSE100(英) 5789.99 37.18
DAX(独) 7192.67 84.75
NYダウ(米) 12587.42 202.26
S&P500(米) 1326.73 21.29
NASDAQ(米) 2826.52 61.41

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.88 -0.05
日本10年債 1.074 -0.018
英10年債 3.04 0.02
独10年債 2.67 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1601.10 -1.30
NY原油(期近) 97.50 1.57

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/20(水)
・ 14:00 日本 5月 景気一致指数(CI)・改定値
・ 14:00 日本 5月 景気先行指数(CI)・改定値
・ 15:00 ドイツ 6月 生産者物価指数(PPI) 前月比
・ 17:00 南ア 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:00 南ア 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
17:30 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:00 南ア 5月 小売売上高 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 卸売売上高 前月比
・ 23:00 米国 6月 中古住宅販売件数 前月比
23:00 米国 6月 中古住宅販売件数 年率換算件数
23:00 ユーロ圏 7月 消費者信頼感(速報値)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月19日 (火)

7/19 本日の戦略-本日の米金融機関決済に注目-

おはようございます。この3連休は暑かったですね。休日のキャンプ中に"ぐんま昆虫の森"に行ってきました。45haの広大な施設ですが、あまりに暑過ぎて昆虫館とその周辺を見て帰ってきました。採取することはできませんが、くわがたやカブトムシなどが飛んでいるところを見られて良かったです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>NZドル>ユーロ>豪ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は金融株が下落して、リスク回避モードとなり、「円」と「ドル」が買われる結果となりました。ただ、全体としては方向感がなくレンジの動きとなっています。市場の関心は米国の債務上限の引き上げにあるとみられことから、しばらくは欧米のリスク要因を見極めながら、足許では比較的問題が少ない「円」が選好されやすい地合いとなっているようで、しばらくはこの不美人投票的な動きになってくるのではないかと思います。

こうした中で、本日は、米国の金融機関の決算発表が多数予定されています。バンク・オブ・NY・メロン、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、ウエルズファーゴ、ステートストリート(時間は最下部「本日の経済指標発表予定」を参照してください。)です。米国の金融機関は欧州に対してのエクスポージャー(リスク資産への投資)を持っていないといわれて言いますので、単純に決算内容が良ければ株価が上昇、悪ければ下落となると思います。ただ、株価が上昇しなければリスク回避の動きが出やすくなると思いますので、引き続き株価が主導の動きとなると思います。

一方、欧州では引き続き、イタリアやスペインの国債の利回りの状況をウォッチする必要があります。

■USDJPY週足 (一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) USDJPY source: uedaharlowfx
ドル/円の週足では、先週の下落により、パラボリックが売りのを示し、ストキャスティックス(スロー)も40以下ながらデッドクロスしました。一目均衡表(日足)の遅行線はロウソク足の下を推移しており、実勢レートも雲からは再び離れてきています。このため、しばらくはドルの弱含みが継続しそうです。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 08:55→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 78.69 ~ 79.28
EURJPY 110.67 ~ 112.05
GBPJPY 126.12 ~ 127.34
AUDJPY 83.24 ~ 84.20
NZDJPY 66.36 ~ 67.22
CADJPY 81.82 ~ 82.77
ZARJPY 11.19 ~ 11.36
NOKJPY 14.03 ~ 14.24
MXNJPY 6.66 ~ 6.74
HKDJPY 10.07 ~ 10.15
SGDJPY 64.66 ~ 65.22
EURUSD 1.4025 ~ 1.4174

■前日のサマリー
昨日は東京市場が海の日で休場だったこともあり、市場の参加者も少ない中で、アジアの株式市場が軟調に推移したことから、ドル/円は79.10円近辺から78.95円近辺まで下落、ユーロ/ドルも1.4125ドル近辺から1.4050ドル近辺、ユーロ/円は111.70円近辺から111.03円近辺まで下落、リスク回避のムードとなりました。ロンドン時間にはイタリアの10年債利回りが一時6.02%まで上昇したことや英国やフランスの銀行株が下落したことを背景にリスク回避のドル買いとなり、ドル/円は78.95円から79.10円近辺まで上昇、ユーロ/ドルは1.4015ドルから1.4072ドルでのレンジの動き、ユーロ/円は一時110.66円まで下落したものの、111.28円まで回復しました。NY時間には株価の動向を見ながらドルは79円台前半でドルは小幅な動き、ユーロは米経済指標の悪化で1.4095ドルまで上昇後、1.4019ドルまで下落してクローズにかけては1.4124ドルまで上昇しました。ユーロ/円も111.50円まで上昇後、110.93円まで下落し、クローズにかけて111.60円まで上昇しました。
クローズはドル/円が79.01円、ユーロ/ドルが1.4108ドル、ユーロ/円は111.52円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9974.47 38.35
FTSE100(英) 5752.81 -90.85
DAX(独) 7107.92 -112.20
NYダウ(米) 12385.16 -94.57
S&P500(米) 1305.44 -10.70
NASDAQ(米) 2765.11 -24.69

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.93 0.02
日本10年債 1.092 -
英10年債 3.02 -0.05
独10年債 2.64 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1602.40 12.30
NY原油(期近) 95.93 -1.31

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/19(火)
10:30 豪 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
・ 18:00 ユーロ圏 5月 建設支出 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 建設支出 前年同月比
18:00 ドイツ 7月 ZEW景況感調査(期待指数)
・ 18:00 ユーロ圏 7月 ZEW景況感調査
・ 19:30 米国 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン第2四半期決算
・ 20:00 米国 バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算発表
・ 21:00 米国 ゴールドマン・サックス第2四半期決算
・ 21:00 米国 ウェルズ・ファーゴ第2四半期決算
・ 21:30 カナダ 6月 景気先行指数 前月比
・ 21:30 米国 6月 建設許可件数 前月比
・ 21:30 米国 6月 住宅着工件数 前月比
21:30 米国 6月 建設許可件数 年率換算件数
21:30 米国 6月 住宅着工件数 年率換算件数
・ 22:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
・ 22:30 米国 ステート・ストリート第2四半期決算
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月16日 (土)

シカゴ通貨先物非商業ポジション(7/12現在)

おはようございます。本日から2泊3日の予定で群馬県の小平(おだいら)の森へキャンプに行ってきます。2日ほど更新ができずご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

15日に発表された12日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルのネットポジションではショート(売)が増加、ユーロはネットポジションでロング大幅に減少、円のネットポジションのロングは増加となっています。カナダドルはネットポジションが大幅に増加、豪ドル、NZドルはネットポジションはロングが僅かに増加しています。

今週は8日の米雇用統計を受けドル安方向に進んだことや、イタリアの債務懸念でユーロが一時売られたことで、ドルとユーロでグロスではショートが増加、ユーロ以外ではドルに対してロングが増加した状態となっています。ドルのショートはまだ増加余地があります。円もロングが先週に比べ倍近くとなりましたが、内訳ではロングポジションが増加(円買いが増加)しているため、更に増加する可能性も捨てきれませんが、ポジションを閉じるときには円安のスピードも速いものと思います。ユーロはショートに転換する可能性は低いものと思われます。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 28,288 13,961 52,277 23,989 76,266
EUR 12,416 -30,778 61,392 48,976 110,368
GBP -24,801 6,868 27,687 52,488 80,175
CHF 8,081 2,790 18,139 10,058 28,197
CAD 15,334 8,513 39,535 24,201 63,736
AUD 67,623 4,287 81,258 13,635 94,893
NZD 19,584 598 22,687 3,103 25,790
MXN 28,288 13,961 52,277 23,989 76,266
source:CFTC

【USD】 USD source:CFTC

ドルは21,742コントラクトのショート増加の224,972コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】 jpy source:CFTC

円は13,961コントラクトのロング増加の28,288コントラクトのロングとなりました。

【EUR】 EUR source:CFTC

ユーロは30,778コントラクトのロング減少の12,416コントラクトのロングになりました。

【CAD】 CAD source:CFTC

カナダは8,513コントラクトのロング増加の15,334コントラクトのロングになりました。

【NZD】 NZD source:CFTC

NZドルは598コントラクトのロング増加の19,584コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向は上田ハーローレポートのシカゴIMM非商業ポジションを参照してください。(19日更新)

2011年7月15日 (金)

7/15 本日の戦略-米消費者物価指数に注目か-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ポンド>ドル>ユーロ>円>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日も朝方に格付け機関S&Pが米国の格付けを格下げ方向で見直すとしたことを受け、ドル/円は本日も下落しました。ただ、以前も同様なことを指摘していたことや昨日のムーディーズに続いたことで市場の反応は小さく、ドル売りは一時的となっています。主役が米国に移りつつあり、その意味では本日の消費者物価指数やNY連銀製造業景気指数、鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数など米の経済指標の内容が重要となってきます。

昨日はバーナンキ米FRB議長が上院で議会証言を行いました。ただ、下院でQE3の可能性を示唆したのとは対照的にFRBは現段階で行動をとる用意していない」と発言、下院での議会証言後のドル下落に対して警戒をして発言を変えた可能性があります。これを受けてNYダウは下落しましたがドルはそれほど上昇していません。まだ市場がこの材料に反応していいのか決めかねているように思います。少なくとも雇用の改善が示されるまではドルの上昇は厳しいと思われ、新たな悪材料が出てこなければこのレベルでのレンジとなる可能性が高いと思います。

一方、ユーロは本日ストレステストの発表が予定されています。イタリアは緊縮財政法案が昨日上院で可決され、本日は下院で信任投票が実施されます。ストレステストは10-15行が不合格となる公算で、資本増強をすると思われます。また、EU首脳会議が開催される予定であるものの、ギリシャの追加支援での各国合意の遅れがあり、開催が月曜日まで遅れる可能性があります。首脳会議で何らかのギリシャの救済がまとまればユーロにとってはプラス材料となると思われますが、ギリシャはまだまだ不安要因があり、火種を抱えているといえそうですので、1.42ドル以上でのユーロ買いも厳しいと思われます。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:46→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 78.78 ~ 79.40
EURJPY 110.97 ~ 112.40
GBPJPY 126.90 ~ 128.17
AUDJPY 84.24 ~ 85.23
NZDJPY 66.17 ~ 67.07
CADJPY 81.82 ~ 82.81
ZARJPY 11.48 ~ 11.65
NOKJPY 14.09 ~ 14.31
MXNJPY 6.66 ~ 6.75
HKDJPY 10.08 ~ 10.17
SGDJPY 64.66 ~ 65.24
EURUSD 1.4009 ~ 1.4205

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は格付け機関ムーディーズが米国の格付けを引き下げ方向で見直すことを発表したことからドルが売られ、ドル/円は78.47円まで下落、ユーロ/ドルは1.4270ドルまで上昇、ユーロ/ドルは112.60円近辺まで上昇した後に111.65円まで下落しました。夕方には一時米銀系のまとまった買いが見られ、本邦当局による介入との憶測も呼び、ドル/円は79.60円、、ユーロ/円は112.93円まで急騰、ユーロ/ドルは1.4168ドルまで下落しましたが、すぐに水準を戻しました。ロンドン時間はイタリア国債の入札が不調で欧州周辺国とドイツの国債利回りスプレッドが拡大するなどしたことから、ユーロ/ドルは1.4258ドルから1.4156ドルへと下落、ユーロ/円も112.57円から111.87円へと下落しました。ドル/円は79円を挟んで上下20銭程度の狭いレンジの動きとなりました。NY時間にはイタリア議会が財政緊縮案を承認したことからユーロ/ドルが1.4249ドル、ユーロ/円が112.69円まで上昇しましたが、バーナンキ米FRB議長の上院での議会証言で「FRBは現段階で行動をとる用意していない」と発言したことからユーロ/ドルは1.4115ドル、ユーロ/円は11.75円へと下落、ドル/円は79.24円まで一時上昇しました。
クローズはドル/円が79.11円、ユーロ/ドルが1.4140ドル、ユーロ/円は111.88円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9936.12 -27.02
FTSE100(英) 5846.95 -59.48
DAX(独) 7214.74 -53.13
NYダウ(米) 12437.12 -54.49
S&P500(米) 1308.87 -8.85
NASDAQ(米) 2762.67 -34.25

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.95 0.07
日本10年債 1.078 -0.035
英10年債 3.10 -0.01
独10年債 2.73 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1589.30 3.80
NY原油(期近) 95.69 -2.36

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/15(金)
・ 08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
・ 18:00 ユーロ圏 5月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 5月 製造業出荷 前月比
21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPIコア指数) 前月比
21:30 米国 7月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:15 米国 6月 鉱工業生産 前月比
・ 22:15 米国 6月 設備稼働率
・ 22:55 米国 7月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月14日 (木)

7/14 本日の戦略-ドルの悪材料が先行-

おはようございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日早朝に格付け機関ムーディーズがS&Pに続き米国債の格付けを引き下げ方向で見直すことを表明、理由は米連邦債務上限が適切な時期に引き上げられない可能性が高まっているとしています。これら格付け機関により、米国の「AAA」が引き下げられた場合には、最悪の場合、ドル安、株安、債券安のトリプル安につながる可能性があります。このため、8月にかけては米議会の動向が懸念材料となりそうです。ただ、足許では本日21時30分に発表される米小売売上高と、23時からのバーナンキ米FRB議長の上院での議会証言(目新しいものは出てこない可能性が高いです)が注目され、ドル安のトレンドが反転するかどうかです。

ユーロは下値から切り返し、1.42ドルを超えて上昇しています。ロンドン時間にはイタリアの下院が財政赤字削減法案を15日に採決する見込みであり、週末に開催されるEU財務相臨時会合とともに、一時的に不安要因が棚上げされたようです。ただ、ギリシャの第2次救済策なども決まっていないことから、目先の関心がドルに向いているだけであり、これまで何度か繰り返している「ドル」と「ユーロ」の不美人投票となっているように思います。このため、火種を抱えるユーロに懸念が高まれば再びユーロが売られることになりそうです。本日はイタリアで50億ユーロの国債の入札があり、再び関心がユーロに向くか注目です。

■USDJPY日足 (5、21移動平均線、パラボリック、乖離率) USDJPY source: Uedaharlowfx

ドル/円は5月5日の安値の79.57円を下抜けして78円台へ下落しています。21日移動平均線は下向き、パラボリックでも下落トレンドとなっています。21日移動平均線からの乖離率は-2.3%と行き過ぎとまでは言えない状況です。仮に反転の目安となる-3%の乖離率で計算しますと77.85円近辺となります。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を上抜け
NZドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
豪ドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を上抜け
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:07→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY78.68 ~ 79.27
EURJPY110.95 ~ 112.39
GBPJPY126.41 ~ 127.67
AUDJPY84.39 ~ 85.40
NZDJPY65.64 ~ 66.51
CADJPY81.84 ~ 82.84
ZARJPY11.52 ~ 11.69
NOKJPY14.12 ~ 14.35
MXNJPY6.68 ~ 6.77
HKDJPY10.08 ~ 10.16
SGDJPY64.57 ~ 65.13
EURUSD1.4025 ~ 1.4229

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は早朝6時過ぎにドル/円がストップロスを巻き込み78.48円まで下落したことから、ユーロ/円も109.59円、豪ドル/円83.15円、ポンド/円129.40円などクロス円も大幅に下落しました。しかし、3月18日の介入を連想させ、急落後は急激に下落前の水準へと戻しました。その後、中国のGDPなどが市場予想を上回ったことで、アジアの株価が上昇すると、ドル/円は79.57円、ユーロ/円も111.57円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3960ドル近辺から1.4035ドル近辺でも動きとなりました。ロンドン時間もドル売りが継続し、ドル/円は79.18円まで下落、ユーロ/ドルは1.4111ドル、ユーロ/円は111.84円まで上昇しました。NY時間に入るとバーナンキ米FRB議長の下院での議会証言で、刺激策が必要なら「対応の準備も」と発言したことからドル売りとなり、ドル/円は78.89円まで下落、ユーロ/ドルは1.4193ドル、ユーロ/円は112.08円まで上昇しました。
クローズはドル/円が78.99円、ユーロ/ドルが1.4165ドル、ユーロ/円は111.87円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9963.14 37.22
FTSE100(英) 5906.43 37.47
DAX(独) 7267.87 93.73
NYダウ(米) 12491.61 44.73
S&P500(米) 1317.72 4.08
NASDAQ(米) 2796.92 15.01

<

■金利(bloomberg.co.jp)
























Country 利回り 前日比
米10年債 2.88 0.01
日本10年債 1.113 0.003
英10年債 3.12 0.03
独10年債 2.74 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1585.50 23.50
NY原油(期近) 98.05 0.62

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
/14(木)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
・ 17:00 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)月報
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者物価指数(HICP、改定値) 前年同月比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 6月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 21:30 米国 6月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) 前月比
21:30 米国 6月 小売売上高 前月比
・ 23:00 米国 5月 企業在庫 前月比
23:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言(上院)
・ 02:00 米国 米財務省30年債入札(130億ドル)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月13日 (水)

7/13 本日の戦略-ドルの弱材料もありユーロ売り小休止-

こんにちは。もうこんな時間となってしまいました。本日は早朝にまた為替が動きましたね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ポンド>ドル>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日朝は東京オープン前(NYクローズ直後)にドル/円が下落し、一時78.48円の安値をつけました。クロス円も同時に下落。これは3月17日の状況とほぼ同じで市場も淡々とストップロスをこなし、売りが一巡すると戻しています。市場はユーロでの売り材料に加え、ドルの売り材料も出たことから、2日連続で円が主要通貨に対して買われています。市場ではユーロ圏のリスクについては疑心暗鬼となっていることから、新たに買う動きは手控えられていることから、ユーロに対して余程ポジティブな材料が出ないと、ユーロの戻り売り圧力は継続すると思います。

一方、円は株価が調整となったことから、主要通貨に対して2日連続で上昇、膠着していたドル/円も本日朝には78円台ミドルと3円弱動きました。クロス円はリスク回避回避からの円を買う動きで、豪ドル、NZドルを筆頭に調整となっています。市場では、既にドル/円の80円は重いとの声も聞かれ、下は79.00円や78.50円にストップがおかれているとの声も聞かれています。本日はバーナンキ米FRB議長の下院議会証言が予定されているため、公表されたFOMC議事録の内容を踏襲するような発言となった場合には、ドルが主要つか対して売られることとなり、クロス円は戻りが押さえられるものと思います。

昨日のクローズではユーロ/円が21日移動平均線から-4%の乖離となっていました。売られ過ぎとなっているものの、ユーロの下落トレンドが強く出ていることから、もう少し乖離が進む可能性がありますので、目先は手を出さないほうが無難と思われます。また、朝方の急落のパターンは3月17日と似ていますが、18日に戻したのは本邦財務省・日銀によるドル買い介入がありましたが、今回は介入の提案を行ったとされるラガルド氏はIMFの専務理事になっていますし、欧州は他国に気を使える状況ではありませんので、仮に介入が行えたとしても本邦の単独となるため、戻るが売られやすくなると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
NZドル/円 21日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
豪ドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
NZドル/米国ドル 21日移動平均線を下抜け

■変動率からの予想レンジ 08:39→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY78.92 ~ 79.49
EURJPY109.82 ~ 111.16
GBPJPY125.33 ~ 126.52
AUDJPY83.43 ~ 84.37
NZDJPY64.34 ~ 65.14
CADJPY81.42 ~ 82.38
ZARJPY11.43 ~ 11.59
NOKJPY13.98 ~ 14.20
MXNJPY6.64 ~ 6.72
HKDJPY10.10 ~ 10.18
SGDJPY64.37 ~ 64.91
EURUSD1.3813 ~ 1.4031

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は早朝のEUグループ会合では「EFSFの拡充」などが話し合われましたが結論まで至らず、日経225平均を始めアジアの株価が下落する中で、リスクを回避する動きから「円」と「ドル」が買われ、ドル/円は80.35円近辺から79.85円近辺、ユーロ/ドルは1.4045ドル近辺から1.3925ドル近辺、ユーロ/円は112.85円近辺から111.25円近辺に下落しました。ロンドン時間に入るとISDA(国債スワップデリバティブ協会)が、アイルランド銀行債にクレジットイベントが発生と一部通信社が報じたことで、ドル/円が79.18円、ユーロ/ドルが1.3838ドル、ユーロ/円が109.59円まで下落しました。その後、ECBがイタリア国債などを買っているとの噂などでユーロが切り返し、ユーロ/ドルは1.3965ドル近辺、ユーロ/円は111.35円近辺、ドル/円も79.80円近辺へと戻しました。NY時間には発表された米貿易収支が市場予想より悪化したことでドルが弱含みとなり、FOMC議事録では一部のメンバーが成長が弱い状態が続いたときは一段の金融緩和必要になる可能性があるとの発言していたことが伝わると、QE3の連想を呼び、ドル/円は78.24円まで下落しました。ユーロは弱い米雇用を受けユーロ/ドルで1.4054ドル、ユーロ/円で111.90円まで上昇したものの格付け会社ムーディーズがアイルランドの格付けを「Ba1」に引き下げたことから1.3882ドル、ユーロ/円は110.74円まで下落しました。
クローズはドル/円が79.21円、ユーロ/ドルが1.3973ドル、ユーロ/円は110.68円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9925.92 -143.61
FTSE100(英) 5868.96 -60.20
DAX(独) 7174.14 -56.11
NYダウ(米) 12446.88 -58.88
S&P500(米) 1313.64 -5.85
NASDAQ(米) 2781.91 -20.71

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.88 -0.04
日本10年債 1.110 -0.035
英10年債 3.09 0.00
独10年債 2.71 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1562.30 13.10
NY原油(期近) 97.43 2.28

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/13(水)
・ 13:30 日本 5月 鉱工業生産・確報値 前月比
・ 14:00 日本 金融経済月報(基本的見解)
・ 15:00 ドイツ 6月 卸売物価指数(WPI) 前月比
・ 16:15 スイス 6月 生産者輸入価格 前月比
17:30 英国 6月 失業保険申請件数
・ 17:30 英国 6月 失業率
18:00 ユーロ圏 5月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 21:30 米国 6月 輸入物価指数 前月比
・ 21:30 米国 6月 輸出物価指数 前月比
・ 22:10 米国 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
・ 23:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言(下院)
・ 02:00 米国 米財務省10年債入札(210億ドル)
・ 02:20 米国 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
・ 03:00 米国 6月 月次財政収支
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月12日 (火)

7/12 本日の戦略-イタリア、ギリシャなど短期債入札に注目-

おはようございます。昨日は夕焼けではないのですが、太陽が雲の隠れているところから放射状に光が出ていましたが、そのうちのある方向だけ光が黒く見えてちょっと不思議な光景でした。写真がなくてお伝えできませんが。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はイタリアの債務問題で緊急会合が開かれるなど、ユーロが主要通貨に対して大幅に下落、メルケル独首相、ジェイブレ独財務相などがイタリアは債務危機の巻き添えを回避できるなどと発言しましたが、市場のリスク回避姿勢は変わらず欧米の株価が軒並み下落、米国債などが買われ米金が低下したこともあり、ドル/円で円が強含みました。結局、ユーロはユンケル・ユーログループ議長が「流通市場でのギリシャ債買い戻しを1つの選択肢」と発言したため、足許ではやや落ち着いたように思います。ただ、ギリシャ支援は難航しているほか、イタリアの債務問題もあり、本日予定されているイタリア、ベルギー、ギリシャの短期国債入札が不調に終わるとユーロが更に下落し、5/23の安値の1.3969ドルを割り込むと3/11の安値の1.3752ドル近辺まで下落する可能性があります。

一方、ドルは昨日、米オバマ大統領が「(連邦債務上限引き上げの)短期的な応急措置は検討しない」と発言するなど米国にもリスクが残っている形となっています。ただ、足許では10年債利回りが3%を割り込んでいることで、ドルは円に対して下落していますが、世界的な株安の中ではドルも買い戻しの対象となっており、主要な通貨の中では上昇しています。今週の主役はユーロですので、欧州での安心感につながる材料が出ればドルと円は売られやすくなるものの、ドル/円では引き続き方向感はないものと思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
カナダドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ユーロ/ポンド 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
南アランド/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け
ユーロ/スイス 年初来安値更新
豪ドル/米ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 08:04→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 79.99 ~ 80.53
EURJPY 111.75 ~ 113.04
GBPJPY 126.93 ~ 128.10
AUDJPY 85.02 ~ 85.93
NZDJPY 66.13 ~ 66.88
CADJPY 82.32 ~ 83.24
ZARJPY 11.65 ~ 11.81
NOKJPY 14.37 ~ 14.59
MXNJPY 6.74 ~ 6.82
HKDJPY 10.24 ~ 10.32
SGDJPY 65.15 ~ 65.67
EURUSD 1.3876 ~ 1.4084

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は、ファンロンパイEU大統領がトリシェECB総裁やバロッソ欧州委員長、ユンケルEUグループ議長などユーロ圏首脳による緊急会合開催を要請したことやフィナンシャル・タイムス(FT)がギリシャ債務の一部のデフォルトを容認する可能性の記事を掲載したことなどからユーロが弱含みで推移、ユーロ/ドルは1.42ドル台前半から1.4180ドル近辺へとじりじりと下落、ドル/円は80円台ミドルから80.80円近辺まで底堅く推移しました。ユーロ/円も114円台ミドルから114円台後半での推移となりました。ロンドン時間には、メルケル独首相が「ユーロの防衛に向けあらゆる措置を取る」などと発言したものの、ユーロ売りは止まらず、ユーロ/ドルは1.41ドルを割り込み、ユーロ/円も113円台ミドル、ドル/円も80.60円近辺まで下落しました。NY時間もスペイン財務相が「イタリアは自力で債務問題解決できる」「イタリアには金融支援は不要」、ジョイブレ独財務相も「イタリアは債務危機の巻き添えを回避できる」と発言、さらにユーロ圏財務相はEMSを2013年7月に摂理する条約に署名したものの、ユーロの下げは止まらずユーロ/ドルは1.3986ドル、ユーロ/円は112.35円まで下落しました。ドル/円も80.50円のストップロスをつけると一時80.11円まで下落しました。
クローズはドル/円が80.25円、ユーロ/ドルが1.4026ドル、ユーロ/円は112.56円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10069.53 -68.20
FTSE100(英) 5929.16 -61.42
DAX(独) 7230.25 -172.48
NYダウ(米) 12505.76 -151.44
S&P500(米) 1319.49 -24.31
NASDAQ(米) 2802.62 -57.19

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.92 -0.11
日本10年債 1.145 -0.033
英10年債 3.08 -0.11
独10年債 2.67 -0.16

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1549.20 7.60
NY原油(期近) 95.15 -1.05

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/12(火)
・ 08:50 日本 5月 第三次産業活動指数 前月比
・ 08:50 日本 6月 国内企業物価指数 前月比
・ 08:50 日本 6月 国内企業物価指数 前年同月比
・ 10:30 豪 6月 NAB企業景況感指数
・ 00:00 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 14:30 frf 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 消費者物価指数(CPI、改定値) 前月比
・ 17:30 英国 5月 貿易収支
17:30 英国 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:30 英国 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 17:30 英国 6月 小売物価指数(RPI) 前月比
・ 17:30 英国 6月 小売物価指数(RPI) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 貿易収支
21:30 米国 5月 貿易収支
02:00 米国 米財務省3年債入札(320億ドル)
・ 03:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月11日 (月)

7/11 本日の戦略-欧州への懸念継続か-

おはようございます。本日は東日本大震災が発生して4カ月となりました。関東から西で梅雨が明けて暑さが深刻となる中で非難されている方の健康が気になります。できるだけの支援は続けたいと思います。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>NZドル>豪ドル>ポンド>ドル>ユーロ

※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末の米雇用統計では、非農業部門の増加は示されているものの、過去2カ月が下方修正されるなど力強さは見えてきません。雇用が増加した業種が限られているため、非農業部門で減少となるようだと、現在の量的緩和(償還を迎えたもののみ再投資)が継続する続くと思われ、週末発表された中国の消費者物価指数の上昇も中国の継続的な利上げを連想させることになるため、グローバルな景気の後退につながる可能性があります。こうした中で、短期的には株価が下落するとリスク回避からの「ドル買い」と「円買い」が起こりやすいといえ、豪ドルなどが影響を受けて下げ圧力がかかりやすいと思います。

ユーロはイタリアの銀行に懸念が出たことで、ミラノの株式市場で金融株が売られ、ユーロも下落しました。先週のポルトガルに続きイタリアの銀行にも懸念が出ていることで、今週15日に発表されるストレステストを前にリスク回避の姿勢が出やすくなるものと思います。引き続きユーロの上値は抑えられやすくなると思います。

一方、変動相場制に移行してからの最高値を更新したNZドル/米ドルは14日にGDPの発表が予定されていて、2月の地震の影響からは小幅ながら成長が見込まれているようです。欧米に懸念が出ていることや豪は炭素税の導入を巡って景気の減速の可能性があること(ギラード首相の公約に反する)から、豪よりNZドルが選好される可能性は高いのですが、シカゴ通貨先物のポジションではNZドルのロングが溜まっていることから要注意です。

■NZDJPY 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックススロー) NZDJPY source: Uedaharlowfx

NZドル/円は先週末に5/31につけた高値の67.40円更新し67.83円まで伸ばしました。ただ、足は下にヒゲの長い陰線となっています。一目均衡表(日足)でみると、3/30に雲の上に抜け出て以来、雲でさぽーされた状態が続いていますので、調整が起こっても雲の上限となる65.51円近辺ではサポートされるのではないかとみています。ストキャスティックス(スロー)が80以上で推移していることもあり、いつ調整が起きてもおかしくないといえます。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の下へ
ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下へ
ユーロ/円 21日移動平均線、位置も均衡表(日足)の基準線を下抜け
ドル/スイス 21日移動平均線、位置も均衡表(日足)の基準線を下抜け
ユーロ/ポンド 21日移動平均線、位置も均衡表(日足)の基準線を下抜け
ユーロ/スイス 21日移動平均線、位置も均衡表(日足)の基準線を下抜け
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:09→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY80.35 ~ 80.88
EURJPY114.14 ~ 115.42
GBPJPY128.62 ~ 129.76
AUDJPY86.28 ~ 87.19
NZDJPY67.13 ~ 67.91
CADJPY83.46 ~ 84.39
ZARJPY11.93 ~ 12.08
NOKJPY14.76 ~ 14.97
MXNJPY6.89 ~ 6.97
HKDJPY10.32 ~ 10.40
SGDJPY65.79 ~ 66.31
EURUSD1.4145 ~ 1.4320

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は米雇用統計の発表を控え模様眺めとなり、ドル/円は81.21円から81.32円、ユーロ/ドルは1.4334ドルから1.4368ドル、ユーロ/円は116.52円から116.80円のレンジでの狭い動きとなりました。ロンドン時間ではイタリアの銀行に懸念が出てユーロ/ドルは1.4228ドル、ユーロ/円は115.72ドルまで下落、ドル/円は81.30円近辺まで上昇しました。NY時間には雇用統計発表直前にドル/円が81.49円まで上昇しましたが、大幅に下振れした雇用統計を受け、80.51円まで下落しました。ユーロ/ドルは米雇用統計の下振れやイタリアの株式市場で金融株が下落したことなどから、1.4205ドルまで下落後、1.4351ドルまで急騰、再び1.4212ドルまで下落するという荒い動きとなり、ユーロ/円も114.87円、115.67円、114.67円とこちらも荒い値動きとなりました。
クローズはドル/円が80.59円、ユーロ/ドルが1.4258ドル、ユーロ/円は114.89円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10137.73 66.59
FTSE100(英) 5990.58 -63.97
DAX(独) 7402.73 -68.71
NYダウ(米) 12657.20 -62.29
S&P500(米) 1343.80 -9.42
NASDAQ(米) 2859.81 -12.85

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.03 -0.11
日本10年債 1.178 0.000
英10年債 3.19 -0.10
独10年債 2.83 -0.14

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1541.60 11.00
NY原油(期近) 6.20 -2.47

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/11(月)
・ 08:50 日本 6月 マネーストックM2 前年同月比
・ 10:30 豪 5月 住宅ローン件数 前月比
・ 14:00 日本 6月 消費者態度指数・一般世帯
・ 21:00 ユーロ圏ボトニー・オーストリア中銀総裁講演
・ 21:15 カナダ 6月 住宅着工件数
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月10日 (日)

7/11の週の見通し -週末発表の中国の経済指標の評価は?-

こんばんは。今日も暑かったですね。今日は節電対策で家の蛍光灯を少し(3本のところを1本)はずして、PCの輝度も数ランク落としました。

■ドル/円 60分足 USDJPY ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/ドル 60分足 EURUSD ※チャートをクリックすると拡大します。

■ユーロ/円 60分足 EURJPY チャートをクリックすると拡大します。

先週はギリシャの緊縮財政法案が無事通過したことで楽観的なムードが先行するかと思われましたが、格付け機関S&Pが「債務のロールオーバー計画は、ギリシャを選択的デフォルトとみなす可能性がある」との見解を示したことや別の格付け機関ムーディーズがポルトガルの長期国債格付けを「Baa1」から「Ba2」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」としたことから、ユーロが週初から弱含みで推移、週初の1.4577ドルからECB理事会直後には1.4221ドルまで下落しました。ECB理事会では市場の予想通り政策金利を0.25%引き上げ1.50%とした後、トリシェECB総裁は「ECBは物価上昇リスクを考えれば利上げは必要」などと発言したことから1.4373まで上昇しましたが、週末には米雇用統計の失速などもあり一時1.4202ドルまで下落しました。

ドル/円は狭いレンジながら比較的リスクをとる動きから、ドルと円が売られたことで週初の80.71円から週末の雇用統計前には81.47円まで上昇しました。しかし、米雇用統計が非農業部門雇用者数で1.8万人増と市場の予想から大幅に悪化するとドルが80.50円まで急落しました。

その他の通貨では、豪ドルが週初の小売売上高の悪化から下落したものの、豪の雇用統計で市場の予想より上ブレしたことから、87.72円と6/1の67.58円の高値を更新しましたが、米国の雇用統計の失速から87円を割り込んでクローズしています。また、NZドル/米国ドルは変動相場制移行以来の史上最高値を更新し08879ドルの高値を付けました。

■週間騰落率(JPY) JPY
グラフをクリックすると拡大します。 ■週間騰落率(USD) USD グラフをクリックすると拡大します。

■今週の見通し
今週は先週週末に発表された米国の雇用統計で財政悪化などから地方政府での人員削減が進み、政府部門が6カ月連続のマイナスとなるなど雇用を取り巻く環境は悪化しています。また、全体の非農業部門雇用者数も過去2カ月が下方修正されたことも嫌気されました。ただ、クローズにかけては米新規失業保険申請件数が足許ではそれほど悪化していないことから、更に雇用が悪化する可能性は引くのではないかとの見方が出たこともあり、ドル/円は80円台ミドルで下げ止まっているため、14日(木)の小売売上高や15日(金)のNY連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数を見て判断することとなりそうです。そのため、ドル/円は80円割れが一時あるかもしれませんが80円台では底堅く推移するものと思います。

また、9日10時30分に中国の消費者物価指数が発表されて市場予想(6.2%)を上回る6.4%、10日に発表された中国の貿易黒字は223億ドルに拡大しています。市場がどちらを材料視するか予想がつきにくいところではありますが、中国は先週政策金利を0.25%引き上げたばかりであり、次の利上げに踏み切るまではまだ時間的な猶予があると思われ、仮に貿易黒字を材料とすれば、豪ドルやNZドルが上昇するものと思います。

ユーロはストレステストの発表を控えていますし、イタリアの銀行に一時懸念が出て、イタリアやスペインの株価が下落したこともあり、リスク回避の動きが出ると、ユーロの一段安につながる可能性があります。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下)   High(上)
ドル/円 80.00 81.30
ユーロ/ドル 1.4050 1.4380
ユーロ/円 113.50 116.70
ポンド/円 128.20 130.80
豪ドル/円 85.90 87.70
NZドル/円 66.30 68.20
南アランド/円 11.80 12.15

■日、週、月、年騰落データ rate ※表をクリックすると拡大します。

■注目イベント 7/11(月)
・ 08:50 日本 6月 マネーストックM2 前年同月比
・ 10:30 豪 5月 住宅ローン件数 前月比
・ 14:00 日本 6月 消費者態度指数・一般世帯
・ 21:15 カナダ 6月 住宅着工件数
7/12(火)
・ 08:01 英国 6月 英小売連合(BRC)小売売上高調査 前年同月比
・ 08:01 英国 6月 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
・ 08:50 日本 5月 第三次産業活動指数 前月比
・ 08:50 日本 6月 国内企業物価指数 前月比
・ 08:50 日本 6月 国内企業物価指数 前年同月比
・ 10:30 豪 6月 NAB企業景況感指数
・ 00:00 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 15:00 ドイツ 6月 消費者物価指数(CPI、改定値) 前月比
・ 17:30 英国 5月 貿易収支
17:30 英国 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:30 英国 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 17:30 英国 6月 小売物価指数(RPI) 前月比
・ 17:30 英国 6月 小売物価指数(RPI) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 貿易収支
21:30 米国 5月 貿易収支
・ 03:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
7/13(水)
・ 13:30 日本 5月 鉱工業生産・確報値 前月比
・ 14:00 日本 金融経済月報(基本的見解)
・ 15:00 ドイツ 6月 卸売物価指数(WPI) 前月比
・ 16:15 スイス 6月 生産者輸入価格 前月比
・ 17:30 英国 6月 失業保険申請件数
・ 17:30 英国 6月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 5月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 21:30 米国 6月 輸入物価指数 前月比
・ 21:30 米国 6月 輸出物価指数 前月比
・ 03:00 米国 6月 月次財政収支
7/14(木)
07:45 NZ 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
・ 17:00 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)月報
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者物価指数(HICP、改定値) 前年同月比
21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 21:30 米国 6月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 21:30 米国 6月 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) 前月比
21:30 米国 6月 小売売上高 前月比
・ 23:00 米国 5月 企業在庫 前月比
7/15(金)
・ 08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
・ 18:00 ユーロ圏 5月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 5月 製造業出荷 前月比
21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPIコア指数) 前月比
21:30 米国 7月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・ 22:15 米国 6月 鉱工業生産 前月比
・ 22:15 米国 6月 設備稼働率
22:55 米国 7月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2011年7月 9日 (土)

シカゴ通貨先物非商業ポジション(7/5現在)

こんばんは。今日の昼間はすごく暑かったですね。

8日に発表された5日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、円ロングは先週とほとんど変わらず、ドルのネットポジションではショート(売)が大幅に増加しました。ユーロはネットポジションでロング2週連続で増加、カナダドルはネットポジションが1週でロング転換、豪ドルのネットポジションはロングが増加しています。

今週は後半にECBの金融政策や米国の雇用統計などのイベントがあり、5日のポジションからは大きく変わっている可能性があります。ただ、状況としてはドルのネットシートが大幅に増加した可能性があり、今後もドルのショートが増加するのではないかと思われます。また、スイスフランや豪ドルなどのネットロングの増加も継続するのではないでしょうか。円は小幅な増加に留まっているため方向感がない状態と思います。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 14,327 704 34,595 20,268 54,863
EUR 43,194 10,207 81,860 38,666 120,526
GBP -31,669 -13,320 28,634 60,303 88,937
CHF 5,291 -4,657 15,983 10,692 26,675
CAD 6,821 8,684 31,346 24,525 55,871
AUD 63,336 16,439 82,079 18,743 100,822
NZD 18,986 622 22,648 3,662 26,310
MXN 14,327 704 34,595 20,268 54,863
source:CFTC

【USD】 USD source:CFTC

ドルは55,546コントラクトのショート増加の203,230コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】 JPY source:CFTC

円は704コントラクトのロング増加の14,327コントラクトのロングとなりました。

【EUR】 EUR source:CFTC

ユーロは10,207コントラクトのロング増加の43,194コントラクトのロングになりました。

【CAD】 CAD source:CFTC

カナダは8,684コントラクトのロング増加の6,821コントラクトのロングになりました。

【NZD】 NZD source:CFTC

NZドルは622コントラクトのロング増加の18,986コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向は上田ハーローレポートのシカゴIMM非商業ポジションを参照してください。(11日更新)

2011年7月 8日 (金)

7/8 本日の戦略-予想以上のADP上振れでNFPへの期待先行-

おはようございます。本日も暑くなるという予報ですが、今週火曜日ころからクーラーを入れているわけではないのに風邪をひいてしまいました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>豪ドル>ドル>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は予想外にADP雇用調査が上振れし、予想の倍以上となる15.7万人増となったことで、本日の21時30分の米国雇用統計にも期待がもたれています。市場予想でも現在10.5万人と若干の上方修正がされているようです。ただ、市場では昨日の結果でかなり良い内容を織り込んだ可能性があり、15人増が一つの分岐点になるのではないかと思います(15万人に届かない場合はドルの下落か)。

ユーロはECBが予想通り0.25%の利上げを行いました。その後の記者会見でも「ECBは物価上昇リスクを考えれば利上げは必要」とタカ派的なスタンスを継続、早ければ9月にも利上げをする可能性があります。ただ、一方では、ポルトガルに対して担保適用規則の運用を注視する」と発言し、ECBがポルトガル債を担保として受け入れることを表明し、ECBがリスクを負うことになります。利上げの効果が一巡した後は引き続きユーロ圏の財政問題に注目が戻る可能性があります。本日はIMF理事会でギリシャへの33億ユーロの融資が承認されると思います。

昨日の動きを見ていますと、先週からの楽観的な見方が継続しています。株価が上昇を続けていることもあり、市場はリスク選好モードのようです。ただ、来週以降米国の4-6月の企業決算の発表が出てきますので、株価の動きにも注意する必要があると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
NZドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 09:15→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 81.00 ~ 81.52
EURJPY 115.92 ~ 117.19
GBPJPY 129.07 ~ 130.22
AUDJPY 87.05 ~ 87.98
NZDJPY 67.32 ~ 68.10
CADJPY 84.27 ~ 85.18
ZARJPY 12.06 ~ 12.21
NOKJPY 14.98 ~ 15.20
MXNJPY 6.97 ~ 7.05
HKDJPY 10.38 ~ 10.46
SGDJPY 66.22 ~ 66.73
EURUSD 1.4265 ~ 1.4421

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は10時30分に発表された豪の新規雇用者数が市場予想から上振れしたことで、豪ドルが上昇、対円で86.60円近辺から87.00円近辺、対ドルで1.0695ドル近辺から1.0750ドル近辺へと上昇しました。それ以外では特に目立った動きはなく、ドル/円は80.80円から81.02円、ユーロ/ドルは1.4312ドルから1.4347ドル、ユーロ/円は115.83円から116.12円までのレンジの動きとなりました。ロンドン時間はムーディーズがポルトガル銀行の政府保証債務の格付けを引き下げたことなどでユーロ/ドルが1.4277ドル、ユーロ/円が115.59円まで下落しました。NY時間では米ADP雇用調査が市場予想から上振れしたことで、ドル/円がストップロスをつけ81.41円へと上昇、ユーロ/ドルは1.4220ドル、ユーロ/円は115.54円まで下落しましたが、ECBで政策金利を0.25%引き上げた後のトリシェECB総裁の記者会見で「ECBは物価上昇リスクを考えれば利上げは必要」などと発言したことから、ユーロ/ドルは1.4375ドル、ユーロ/円は118.80円へと上昇しました。また、NYダウも続騰したことで、市場は全般的にリスク選好となりました。
クローズはドル/円が81.23円、ユーロ/ドルが1.4359ドル、ユーロ/円は116.65円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10071.14 -11.34
FTSE100(英) 6054.55 51.63
DAX(独) 7471.44 40.25
NYダウ(米) 12719.49 93.47
S&P500(米) 1353.22 14.00
NASDAQ(米) 2872.66 38.64

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.14 0.03
日本10年債 1.178 -0.004
英10年債 3.29 0.05
独10年債 2.96 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1530.60 1.40
NY原油(期近) 98.67 2.02

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/8(金)
・ 08:50 日本 5月 国際収支・経常収支
・ 08:50 日本 5月 国際収支・貿易収支
・ 14:00 日本 6月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
・ 14:45 スイス 6月 失業率
・ 15:00 ドイツ 5月 経常収支
・ 15:00 ドイツ 5月 貿易収支
・ 17:30 英国 6月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) 前年同月比
・ 20:00 カナダ 6月 新規雇用者数
・ 20:00 カナダ 6月 失業率
21:30 米国 6月 非農業部門雇用者数変化 前月比
21:30 米国 6月 失業率
・ 23:00 米国 5月 卸売在庫 前月比
・ 02:30 ユーロ圏 ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 04:00 米国 5月 消費者信用残高 前月比
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月 7日 (木)

7/7 本日の戦略-利上げ期待ではユーロは買いにくい-

おはようございます。本日は七夕ですね。いつも曇りとか雨とか天気が悪いので、たまにはきれいな星空を見たいですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>円>豪ドル>ドル>ポンド>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はポルトガルやアイルランド、イタリア、スペインの対ドイツ国債利回りのスプレッドが拡大し、リスク回避の動きにつながりました。本日はECB理事会で政策金利が0.25%引き上げられることがほぼ確実で、その後の21時30分のトリシェECB総裁の記者会見待ちとなります。前回は"strong vigilance(強い警戒)"と発言して、利上げを示唆しましたが、今回の会見では"monitor Closely(注視する)"と述べるのではないでしょうか。この場合は2カ月後の利上げの可能性を示唆することになり、利上げに対する材料出尽くし感、欧州周辺国の財政懸念からユーロは下落すると思われます。

ドルは本日21時15分にADP雇用調査、21時30分に新規失業保険申請件数の発表が予定されています。ただ、明日の雇用統計が控えていますので、余程の悪い数字でも出ない限りは影響は小幅の推移となると思います。

このあと、10時30分には豪の失業率(予想4.9%)、雇用者数変化(15,000人増)の発表が予定されています。既に8月の利上げの可能性はなくなっているとみられますが、雇用者数が増加しているようであれば豪ドルが買われることになりそうです。

■EURUSD 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス) EURUSD source: Uedaharlowfx

昨日もユーロ/ドルでしたが、昨日書きました目標に到達してしまいました。トレンドは下方向でパラボリックのサポートラインを下抜けしそうです。下抜けした場合には6/16の安値の1.4073ドルと7/4の高値の1.4577ドルを100%としたフィボナッチ76.4%の1.4190ドル近辺までの可能性が出てきます。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲の下

■変動率からの予想レンジ 08:29→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.66 ~ 81.17
EURJPY 115.12 ~ 116.38
GBPJPY 128.81 ~ 129.97
AUDJPY 86.09 ~ 86.98
NZDJPY 66.53 ~ 67.30
CADJPY 83.37 ~ 84.26
ZARJPY 11.90 ~ 12.05
NOKJPY 14.80 ~ 15.01
MXNJPY 6.89 ~ 6.96
HKDJPY 10.34 ~ 10.42
SGDJPY 65.64 ~ 66.13
EURUSD 1.4239 ~ 1.4380

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は日経225平均株価が10,000円を回復、アジアの株価もしっかりした動きとなったことから、ドルが売られる動きとなりました。ドル/円は81.10円近辺から80.81円まで下落、ユーロ/ドルは1.4420ドル近辺から1.4467ドルへと上昇、ユーロ/円は117円近辺から116.75円まで下落しました。ロンドン時間に入ると中国が政策金利を0.25%引き上げたことやポルトガル、アイルランドとドイツの国債利回りが急拡大したことなどから、リスク回避でのドル買いから、ドル/円は81.10円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4315ドル、ユーロ/円は116.10円近辺まで下落しました。NY時間には発表された非製造業ISMが予想より下振れしたことや欧州の株価が下振れしたことで、更にドルと円が買われ、ドル/円は80.77円、ユーロ/ドルが1.4286ドル、ユーロ/円が115.56円まで下落しました。クローズにかけてはNYダウが上昇したことで下値からは上昇してクローズしました。
クローズはドル/円が80.89円、ユーロ/ドルが1.4315ドル、ユーロ/円は115.83円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 10082.48 110.02
FTSE100(英) 6002.92 -21.11
DAX(独) 7431.19 -8.25
NYダウ(米) 12626.02 56.15
S&P500(米) 1339.22 1.34
NASDAQ(米) 2834.02 8.25

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.11 -0.01
日本10年債 1.182 0.010
英10年債 3.24 -0.07
独10年債 2.93 -0.08

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1529.20 16.50
NY原油(期近) 96.65 -0.24

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/7(木)
・ 08:50 日本 5月 機械受注 前月比
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
・ 08:50 日本 6月 外貨準備高
10:30 豪 6月 新規雇用者数
10:30 豪 6月 失業率
・ 16:15 スイス 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:30 英国 5月 鉱工業生産指数 前月比
・ 17:30 英国 5月 製造業生産指数 前月比
・ 19:00 ドイツ 5月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:15 米国 6月 ADP雇用統計 前月比
21:30 ユーロ圏 トリシェECB総裁定例記者会見
・ 21:30 カナダ 5月 新築住宅価格指数 前月比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 23:00 カナダ 6月 Ivey購買部協会指数
・ 01:30 米国 ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月 6日 (水)

7/6 本日の戦略-ユーロは悪材料で利上げ前に売り圧力-

おはようございます。ラガルト氏(元仏財務相)がIMF専務理事に就任しましたが、ストロスカーン元IMF専務理事の拘束もだんだん雲行きが怪しくなってきて、無罪となるかもしれませんね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>ポンド>円>豪ドル>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国の本国投資法(HIA)に対する期待が出たことやポルトガルの長期国債信用格付が4段階引き下げられたことから、ドルが主要通貨に対して上昇しました。米国のHIAは2005年のドル上昇が記憶にあります。2005年は年初に1ドル=100円を割れるかどうかの水準でしたが、12月初旬には121.40円まで上昇しています。その後、急激なポジション調整が起こり翌年1月には113.43円まで下落しました。こうした過去の記憶がHIAでのドル上昇期待につながっているものと思いますが、実際に法案が成立するか難しいところです。このため、ドルの上昇はそれほど長く続かず、週末の雇用統計次第となりそうですが、足ものとでは80.10-81.50円のレンジではないかと思います。

一方、ユーロはギリシャ以外でもソブリンリスクが浮上していることで、なかなか積極的に買うことはできません。トリシェECB総裁の発言は物価の安定はECBの責務と発言、明日のECB理事会でも政策金利が0.25%引き上げられる可能性が非常に高く、市場も100%織り込んでいるとみて間違いありません。このため、0.25%の利上げへの反応は限定的とみられ、注目は明日の21時30分のトリシェECBの記者会見となると思います。それまではユーロの上昇は押さえられるとみています。

また、昨日の豪準備銀行の政策金利発表では、政策金利が据え置かれ、声明では「2011年の成長は以前の予想ほど力強くない見込み」などとしています。豪では昨年年末から本年年初に発生した大洪水からの復興のため年間所得5万豪ドル以上の個人は0.5%、10万ドル以上の個人は1.0%それぞれ増税されることから、可処分所得の減少による消費の低迷なども予想され、明日の雇用統計もありますが、当面利上げを行わないものとみられ、下落の圧力がかかるものと思います。

■EURUSD 日足(一目均衡表、ストキャスティックス) EURUSD source: Uedaharlowfx

ユーロ/ドルは高値が5/4の1.4938ドル、6/7の1.4695ドル、7/4の1.4577と切り下がってきています。一目均衡表(日足)では雲の上から中に入っていて、ストキャスティックス(スロー)でも80以上でデッドクロスしています。このため、一目均衡表の基準線の1.4380ドルを下回るようであれば、遅行線も雲の中に入ってくることから、雲の下限の1.43ドルを目指してくると思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス、一目均衡表(日足)の雲の上から中
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中
ポンド/円 21日移動平均線を上抜け
NZドル/米ドル 年初来高値更新(ただし、足は陰線)

■変動率からの予想レンジ 08:27→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.81 ~ 81.33
EURJPY 116.23 ~ 117.48
GBPJPY 129.55 ~ 130.72
AUDJPY 86.20 ~ 87.11
NZDJPY 66.49 ~ 67.27
CADJPY 83.69 ~ 84.58
ZARJPY 11.90 ~ 12.05
NOKJPY 14.94 ~ 15.16
MXNJPY 6.89 ~ 6.97
HKDJPY 10.36 ~ 10.44
SGDJPY 65.78 ~ 66.28
EURUSD 1.4368 ~ 1.4490

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は5・10日の仲値で本邦輸入企業のドル買いや米国の本国投資法成立への期待からドル/円は80.75円近辺から81.10円近辺へ上昇、ユーロ/ドルは1.4540ドル近辺から1.4460ドル、ユーロ/円は117.30円から117.60円へ上昇後117.17円へと下落しました。ロンドン時間は特に材料がなく、ドル/円は81円台前半、ユーロ/ドルは1.44ドル台後半、ユーロ/円は117円台ミドルを挟んでの動きとなりました。NY時間には格付け機関ムーディーズがポルトガルの長期国債格付けを「Baa1」から「Ba2」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」としたことでユーロが売られ、ユーロ/ドルは1.4385ドル、ユーロ/円は116.69円まで一時下落しました。ドル/円は81円台前半での小動きとなりました。
クローズはドル/円が81.04円、ユーロ/ドルが1.4425ドル、ユーロ/円は116.92円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9972.46 7.37
FTSE100(英) 6024.03 6.49
DAX(独) 7439.44 -3.52
NYダウ(米) 12569.87 -12.90
S&P500(米) 1337.88 -1.79
NASDAQ(米) 2825.77 9.74

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.12 -0.06
日本10年債 1.172 0.010
英10年債 3.32 -0.04
独10年債 3.01 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1512.70 30.10
NY原油(期近) 96.89 1.95

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/6(水)
・ 14:00 日本 5月 景気一致指数(CI)・速報値
・ 14:00 日本 5月 景気先行指数(CI)・速報値
19:00 ドイツ 5月 製造業新規受注 前月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:30 米国 6月 チャレンジャー人員削減数 前年比
・ 21:30 カナダ 5月 住宅建設許可件数 前月比
23:00 米国 6月 ISM非製造業景況指数(総合)
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月 5日 (火)

7/5 本日の戦略-豪指標が悪ければ売られる公算-

おはようございます。昨日雨で本日の朝は虹ができていました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

NZドル>ポンド>ユーロ>円>ドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国が休場ということとドル、ユーロともにリスクを抱えていることから、方向感を持ちにくく、狭いレンジの動きに留まりました。その中で、経済指標の悪かった豪ドルが出用通貨に対して弱含みました。本日は豪で10時30分に貿易収支、13時30分に豪準備銀行(RBA)の政策金利が発表されます。本日は4.75%のまま政策金利は据え置かれる公算です。前回のRBA議事録では一連の経済指標では利上げを正当化する緊急性を認めていないとしています。スティーブンスRBA総裁の発言からも7月27日の消費者物価指数までに、今週発表される豪失業率が悪化した場合には利上げの可能性はさらに遠のくことになると思います。

実質の週明けとなる本日は来週にかけてのギリシャ債のロールオーバーの問題と、米連某債務上限の引き上げ問題が焦点となってくると思います。その前に経済指標で米国の雇用統計があります。ギリシャ債のロールオーバーについては格付け会社S&Pが「フランスの銀行協会案が示した2つの資金提供方法のいずれも当社(S&P)の基準ではデフォルトに該当する公算が大きい」としています。ECBは格付け4社(S&P、ムーディーズ、フィッチ、カナダDBRS)がデフォルトと判断しない限り、ギリシャ債を保有残高を担保として受け入れることを続けるとしています。今後の格付け機関の動向がユーロのリスクを増大させる可能性が残っています。それが一段落すると市場の目が米国に行くと思います。ユーロのリスクを抱えつつも木曜まではレンジが継続する可能性が高いと思っています。

■AUDJPY 日足(ボリンジャーバンド、パラボリック、MACD) source: Uedaharlowfx

豪ドル/円は高値が4/11の90.01円、4/28の89.58円、6/1の87.58円、7/4の87.20円と切り下げてきています。このため、ボリンジャーバンドでは+2σを一時上に抜けたものの、バンド幅が急拡大するような状況には見えません。このまま+2σの中に入り、センターラインの85.41円を下に抜けると84円台までの下落の可能性が出てきます。ただ、パラボリックとMACDではトレンドが上向きであることが示されています。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
特にありません。

■変動率からの予想レンジ 08:22→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY80.51 ~ 81.04
EURJPY116.72 ~ 118.02
GBPJPY129.18 ~ 130.39
AUDJPY86.17 ~ 87.13
NZDJPY66.58 ~ 67.40
CADJPY83.55 ~ 84.50
ZARJPY11.88 ~ 12.04
NOKJPY15.00 ~ 15.22
MXNJPY6.89 ~ 6.97
HKDJPY10.32 ~ 10.39
SGDJPY65.64 ~ 66.16
EURUSD1.4496 ~ 1.4607

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は朝方に発表された豪小売売上高が市場の予想に反し前月比マイナスとなったことから、豪ドルが主要通貨に対して下落、発表直後には対ドルで1.0722ドル、対円で86.62円まで下落しました。ドル/円は80円台後半での狭いレンジ動きとなりましたが、格付け機関S&Pが「債務のロールオーバー計画は、ギリシャを選択的デフォルトとみなす可能性がある」との見解を示したことから、ユーロ/ドルは1.4580ドル近辺から1.4510ドル、ユーロ/円は117.75円近辺から117.12円まで下落しました。ロンドン時間序盤にはドル/円が80.54円まで下落したことで、ユーロ/ドルは1.4560ドル、ユーロ/円は117.51円まで戻しましたが、ドイツ当局者が「最終的なギリシャ債のロールオーバーモデルの決定はまだ」と発言したことで、ユーロ/ドルは1.4496ドル、ユーロ/円は117.05円近辺まで下落しました。ドル/円は80.80円近辺まで上昇。その後は米国が独利記念日で休場だったことから、手掛かりなんとなりましたが、ユーロ/ドルは1.45ドル台ミドル、ユーロ/円は117円台ミドルまで戻しました。
クローズはドル/円が80.77円、ユーロ/ドルが1.4535ドル、ユーロ/円は117.44円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9965.09 97.02
FTSE100(英) 6017.54 27.78
DAX(独) 7442.96 23.52
NYダウ(米) 12582.77 -
S&P500(米) 1339.67 -
NASDAQ(米) 2816.03 -

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.18 -
日本10年債 1.140 0.000
英10年債 3.36 -0.02
独10年債 3.02 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1482.60 -
NY原油(期近) 94.94 -

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/5(火)
10:30 豪 5月 貿易収支
・ 10:30 日本 5月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
13:30 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表
・ 17:00 ユーロ圏 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
・ 17:45 ユーロ圏 ノワイエ・フランス中銀総裁講演
・ 18:00 ユーロ圏 5月 小売売上高 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 小売売上高 前年同月比
・ 23:00 米国 5月 製造業新規受注 前月比
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月 4日 (月)

7/4 本日の戦略-米国休場でレンジの動きと思われる-

おはようございます。昨日は昨年のキャンプの時に買った蚊取り線香があったので出してきたところ、子供が面白がってつけていました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ユーロ>ポンド>ドル>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
ギリシャ問題は足許の120億ユーロの融資が決まり、次週は第2次救済策が順調にいけば決まってくるものと思います。ただ、民間のロールオーバーとのことで、格付け機関がデフォルトではないかどうかをどのような判断をするかが注目となります。その前に、7日のECB理事会で利上げを行った後(利上げはほぼ確実とみられる)のトリシェECB総裁の発言内容が連続利上げではないものの、次の利上げに対する含みを持たせるかどうかで変わってくると思います。また、格付け機関による仏や独、イタリアなどの銀行の格下げの可能性があることなどから、ギリシャが仮に終わっても楽観できる状況になるには時間がかかるものと思います。

本日は米国が独立記念日で休場となります。NY株式市場も休みとなることから、どちらかといえば先週のNYダウの上昇の影響を引きずって、株価が上昇しやすい地合いと思われます。このため、本日もリスク選好の流れが継続するのではないかと思いますが、全般的には小動きになると思います。

■USDJPY 日足(一目均衡表、パラボリック、変化率) USDJPY source: Uedaharlowfx

ドル/円は一目均衡表(日足)の雲がねじれとなったことで、雲の下限が81.32円まで切り上がりました。このため、この近辺までは上昇しやすくなったと思われます。また、パラボリックの上昇トレンドのサポートも続いていますし、遅行線もこのまま行けばロウソク足の上に抜け出てくる可能性が高まります。雲の上限が82.16円、5/19の高値が82.23円となっていますので、雲の中には入れればここまで行けるのではないかと思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
ドル/スイス 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲を上抜け

■変動率からの予想レンジ 07:56→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.55 ~ 81.11
EURJPY 116.68 ~ 118.01
GBPJPY 129.15 ~ 130.38
AUDJPY 86.58 ~ 87.55
NZDJPY 66.43 ~ 67.28
CADJPY 83.75 ~ 84.71
ZARJPY 11.88 ~ 12.05
NOKJPY 14.94 ~ 15.16
MXNJPY 6.90 ~ 6.98
HKDJPY 10.34 ~ 10.43
SGDJPY 65.66 ~ 66.20
EURUSD 1.4478 ~ 1.4604

■前日のサマリー
週末の東京時間帯は朝方には仲値に向けてのドル買いとなり、ドル/円は80.50円近辺から80.89円、ユーロ/円は116.75円近辺から117.10円近辺へ上昇、ユーロ/ドルは1.45ドル台前半から1.4467ドルへと下落しましたが、夕方にかけてはドルが売られました。ロンドン時間序盤はユーロ/ドルが1.4553ドル、ユーロ/円が117.31円まで上昇しましたが、EU財務相会合が2日の電話会議に前倒しされたことで懸念が先行し、ユーロ/ドルは1.4479ドル、ユーロ/円は117.02円まで下落。しかし、ギリシャ支援でポジティブな見方でユーロが上昇するなど動きの荒い展開となりました。NY時間はS&Pがイタリアは債務リスクに直面としたことやムーディーズが独の12行の銀行を格下げ方向で見直すとしたことなどから、ユーロの対するリスクでユーロ/ドルは1.4437ドル、ユーロ/円は116.86円まで下落しましたが、その後発表された米ISM製造業景気指数が市場予想より上ブレしたことから、ドル/円が81.15円まで上昇、米株価も5日連続の上昇となったことから、ユーロ/ドルは1.4540ドル、ユーロ/円は117.49円まで上昇しました。ドル/円は81円台を維持できずクローズしました。
クローズはドル/円が80.82円、ユーロ/ドルが1.4526ドル、ユーロ/円は117.39円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9868.07 51.98
FTSE100(英) 5989.76 44.05
DAX(独) 7419.44 43.20
NYダウ(米) 12582.77 168.43
S&P500(米) 1339.67 19.03
NASDAQ(米) 2816.03 42.51

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.18 0.02
日本10年債 1.140 0.000
英10年債 3.38 0.01
独10年債 3.03 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1482.60 -20.20
NY原油(期近) 94.94 -0.48

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/4(月)
・ 00:00 米国 市場休場(独立記念日)
・ 08:50 日本 6月 マネタリーベース 前年同月比
・ 10:30 豪 5月 住宅建設許可件数 前月比
10:30 豪 5月 小売売上高 前月比
・ 16:15 スイス 5月 実質小売売上高 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 5月 原料価格指数 前月比
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

2011年7月 3日 (日)

7/4の週の見通し -リスク選好は継続するか-

こんばんは。今日は約4カ月ぶりに洗車をしました。かなり汚れていて落としがいがありました。

■ドル/円 60分足
※チャートをクリックすると拡大します。 USDJPY

■ユーロ/ドル 60分足
※チャートをクリックすると拡大します。 EURUSD

■ユーロ/円 60分足
EURJPY チャートをクリックすると拡大します。

先週はギリシャの緊縮財政法案の採決に関心が集まりましたが、その前の週にパパンドレウ政権が信任されたことから、29日の採決の前から楽観的な見通しとなり、NYダウが週を通して上昇、週の始値11,934.73ドルから週の終値12,582.77ドルまで5日連続の上昇となったことで、リスク・オンの動きとなったことから、ユーロや豪ドル、NZドルなどが大幅に上昇、円が下落しました。特にNZドル/米ドルは変動相場制に移行後の最高値となる0.8316ドル(6/30)まで上昇しました。一方、ドルは実施された米国債の2年・5年・7年の入札がいずれも不調だったことから、米10年債の利回りが3%を回復してきたことから、ドル/円は81円台まで一時上昇しましたが本邦の個人投資家などの売りに押され80円台後半へと下落しています。

通貨別にみると円は主要通貨に対して売られました。また、ドルもスイスフランと円以外では下落、これまでユーロ圏のリスクから上昇してきたスイスフランも下落しています。

■週間騰落率(JPY) JPY
グラフをクリックすると拡大します。 ■週間騰落率(USD) USD
グラフをクリックすると拡大します。

■今週の見通し
今週は足許のギリシャの120億ユーロ(EUが87億ユーロ、IMFが33億ユーロ)の資金援助が2日の電話会議で決まりました。第5段融資は8日のIMF理事会の承認を経て7月15日までに実施されます。このため、目先の関心は今週7日に行われるECB理事会での政策金利の引き上げ(可能性はかなり高い)後のトリシェECB総裁の記者会見で次の利上げに対して示唆されるかどうかがカギとなり、市場が期待していた内容でない場合には、"buy the rumor, sell the fact(噂で買って、事実で売る)となり、ユーロの下落につながる可能性があります。また、次のギリシャの焦点は第2次金融支援の民間部門関与の具体的な方法や規模となり、ユンケルEUグループ議長は今後数週間以内に決まるとの見通しを示しました。これが順調に決まるようであれば、ギリシャのリスクは大幅に後退することになります。ただ、13日には欧州の91の銀行のストレステストの結果が公表されますので、その内容待ちとなります。

一方の、ドルは最大の注目材料は8日の米国の雇用統計となります。2010年10月以来、非農業部門雇用者数は増加していますが、先月は増加数が5.4万件に留まっています。これが一過性のものなのか、2カ月連続となるかによって大きく変わってきます。これまで発表されているNY連銀などの雇用指数をみると、直近に発表されたISM製造業景気指数の雇用指数以外は前月より悪化しています。現在、市場の予想では8.3万人増となっていますが、これが下振れするようであればドルが下落する可能性があり、昨年も雇用が回復しない状況の中でFRBがQE2に舵を切った経緯がありますので、QE2が6月末日で終了した以降数カ月の雇用の状況には注意が必要となります。

■非農業部門雇用者数 Blog20110702_07
※図をクリックすると拡大します。

こうした欧米の経済指標の陰に隠れて、中国の製造業PMIが市場予想を下回って悪化しています。また、中国は物価上昇が続いていることもあり、政策金利を引き上げる可能性も言われています。このため、中国の景気の減速が示されてくるようだと、別の要因からリスク回避が起こり、ドルと円が買われる可能性もあります。VIX(恐怖指数)はギリシャのパパンドレウ政権の信任投票の前に大幅に上昇しましたが、15.87まで低下してきたことから、かなり市場は楽観的と見られますので、先週上がりすぎた株価の調整の可能性があります。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下)   High(上)
ドル/円 80.05 81.30
ユーロ/ドル 1.4400 1.4690
ユーロ/円 115.80 118.40
ポンド/円 128.40 132.30
豪ドル/円 86.30 88.70
NZドル/円 65.60 67.40
南アランド/円 11.70 12.10

■日、週、月、年騰落データ rate
※表をクリックすると拡大します。

■注目イベント 7/4(月)
・ 08:50 日本 6月 マネタリーベース 前年同月比
・ 10:30 豪 5月 住宅建設許可件数 前月比
10:30 豪 5月 小売売上高 前月比
・ 16:15 スイス 5月 実質小売売上高 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 5月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 5月 原料価格指数 前月比
7/5(火)
10:30 豪 5月 貿易収支
・ 10:30 日本 5月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
13:30 豪 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
・ 17:00 ユーロ圏 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 6月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:00 ユーロ圏 5月 小売売上高 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 5月 小売売上高 前年同月比
・ 23:00 米国 5月 製造業新規受注 前月比
7/6(水)
・ 14:00 日本 5月 景気一致指数(CI)・速報値
・ 14:00 日本 5月 景気先行指数(CI)・速報値
・ 18:00 ユーロ圏 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) 前期比
・ 18:00 ユーロ圏 1-3月期 四半期域内総生産(GDP、確定値) 前年同期比
19:00 ドイツ 5月 製造業新規受注 前月比
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:30 米国 6月 チャレンジャー人員削減数 前年比
・ 21:30 カナダ 5月 住宅建設許可件数 前月比
23:00 米国 6月 ISM非製造業景況指数(総合)
7/7(木)
・ 07:45 NZ 1-3月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比
・ 08:50 日本 5月 機械受注 前月比
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
・ 08:50 日本 前週分 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
・ 08:50 日本 6月 外貨準備高
10:30 豪 6月 新規雇用者数
10:30 豪 6月 失業率
・ 16:15 スイス 6月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 17:30 英国 5月 鉱工業生産指数 前月比
・ 17:30 英国 5月 製造業生産指数 前月比
・ 19:00 ドイツ 5月 鉱工業生産 前月比
・ 20:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:15 米国 6月 ADP雇用統計 前月比
・ 21:30 カナダ 5月 新築住宅価格指数 前月比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 23:00 カナダ 6月 Ivey購買部協会指数
7/8(金)
・ 08:50 日本 5月 国際収支・経常収支
・ 08:50 日本 5月 国際収支・貿易収支
・ 14:00 日本 6月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
・ 14:45 スイス 6月 失業率
・ 15:00 ドイツ 5月 経常収支
・ 15:00 ドイツ 5月 貿易収支
・ 17:30 英国 6月 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI) 前年同月比
・ 20:00 カナダ 6月 新規雇用者数
・ 20:00 カナダ 6月 失業率
21:30 米国 6月 非農業部門雇用者数変化 前月比
21:30 米国 6月 失業率
・ 23:00 米国 5月 卸売在庫 前月比
・ 04:00 米国 5月 消費者信用残高 前月比
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

2011年7月 2日 (土)

シカゴ通貨先物非商業ポジション(6/28現在)

こんばんは。今日も暑かったですね。怪我以来約3カ月半ぶりに自転車に乗りました。さすがにスピードは出しませんでした。

1日に発表された28日現在のシカゴIMMの非商業(投機)ポジションでは、ドルのネットポジションではショート(売)が大幅に減少しました。円のネットポジションでロング(買)が減少、ユーロはネットポジションでロングが増加に転じました。カナダドルはネットポジションがショートに転換、豪ドルのネットポジションはロングが減少しています。

今週はギリシャでの緊縮財政法案の採決がおこなれたことから、これに対する懸念で週前半はリスク回避の動きから全般にドルを買い戻す動きがでました。ドル/円は米国の長期金利が上昇したことなどから、円のロングも減少しています。ただ、週後半にかけてはギリシャの財政緊縮法案が可決したことなどでリスク・オン(リスク選好)の動きとなり、株価が上昇したことなどでドルが売られているようです。このため、ドルのショートが増加していることと資源国通貨などのロングポジションが増加しているものと思われます。

■シカゴIMM非商業ポジション

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY 13,623 -18,971 34,319 20,696 55,015
EUR 32,987 3,216 68,800 35,813 104,613
GBP -18,349 -6,989 27,928 46,277 74,205
CHF 9,948 -1,865 21,412 11,464 32,876
CAD -1,863 -4,067 21,896 23,759 45,655
AUD 46,897 -7,674 58,957 12,060 71,017
NZD 18,364 -485 22,242 3,878 26,120
MXN 13,623 -18,971 34,319 20,696 55,015
source:CFTC

【USD】 USD source:CFTC

ドルは32,181コントラクトのショート減少の147,684コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】 JPY source:CFTC

円は18,971コントラクトのロング減少の13,623コントラクトのロングとなりました。

【EUR】 EUR source:CFTC

ユーロは3,216コントラクトのロング増加の32,987コントラクトのロングになりました。

【CAD】 CAD source:CFTC

カナダは4,067コントラクトのロング減少の1,863コントラクトのショートになりました。

【NZD】 NZD source:CFTC

NZドルは485コントラクトのロング減少の18,364コントラクトのロングとなりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向は上田ハーローレポートのシカゴIMM非商業ポジションを参照してください。(4日更新)

2011年7月 1日 (金)

7/1 本日の戦略-そろそろ米国の指標に注目か-

おはようございます。本日から電力の使用制限ですね。不便は仕方ないですが、前向きに捉えて更なる節電に協力します。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>NZドル>豪ドル>円>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日もギリシャ関連では、ギリシャ政府が財政緊縮策を実施に移す法案を賛成155、反対136で可決しました。パパンドレウ政権は増税や資産売却など780億ユーロの規模の財政健全化策が実施できることとなり、週末のEU緊急財務相会合でEUからの融資が決定するとみられます。ただ、ここまでは既に市場が先取りしているとみられ、ここから先は株価の上昇からの市場の楽観(リスク・オン)的な動きが続くかどうかです。

また、昨日はシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が発表され、市場予想を上回る良いないととなったことで、ドル/円が80円台後半へと上昇しました。これは先に発表されたNY連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数と比べ調査のタイミングが遅いために、サプライチェーンの回復とともに自動車関連の生産回復が加味されていると思います。ただ、内容を細かく見ますと指数を押し上げた要因は「生産」で、次に「新規受注」となっていますが、「雇用」は4カ月連続で低下となっていて、FRBが注目している雇用に対しては、この指数の内容からも期待が持ちにくくなっています。本日は23時に米供給管理協会(ISM)製造業景気指数が発表されますので、足許だけみると製造業ISMも回復している可能性があります。回復となればリスク・オンの動きが継続し、「円」と「ドル」が売られやすい状態が続くと思います。

■シカゴPMIの雇用指数 PMI-Chicago
source:Institute for Supply Management - Chicago
全データはこちらを参照してください。

本日朝方に発表されました日本の失業率は4.5%、全国消費者物価指数は前年比0.3%、日銀短観大企業製造業は-9となっています。日銀短観は前回の発表時には震災の影響がほとんど織り込まれていなかったことから、今回悪化しました。ただ、「円」は経済指標というより市場センチメントがリスク・オンかリスク・オフかという観点となりますので、短観などでは動きにくいようです。 ■AUDJPY 日足(一目均衡表、移動平均線、ストキャスティックス) AUDJPY source: Uedaharlowfx

豪ドル/円は6/27に84.05円まで下落した後に3日連続で上昇しました。現在は21日移動平均線を上に抜けて、一目均衡表(日足)の雲の上をうかがう展開となっています。ストキャスティックス(スロー)は%Kスローが80を超えて推移していて、短期的には買われ過ぎの水準となっていますが、雲の上に抜け出て6/1の高値の87.58円を上に抜けられれば、4/28の高値の89.58円を目指していくものと思います。

■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ドル/スイス 21日移動平均線を上抜け
NZドル/米ドル 年初来高値更新

■変動率からの予想レンジ 08:11→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 80.24 ~ 80.80
EURJPY 116.03 ~ 117.41
GBPJPY 128.49 ~ 129.77
AUDJPY 85.81 ~ 86.81
NZDJPY 66.30 ~ 67.19
CADJPY 83.04 ~ 84.02
ZARJPY 11.75 ~ 11.92
NOKJPY 14.80 ~ 15.04
MXNJPY 6.79 ~ 6.88
HKDJPY 10.28 ~ 10.36
SGDJPY 65.26 ~ 65.82
EURUSD 1.4440 ~ 1.4577

■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は月末要因もあり、ドルが弱含みに推移、ドル/円は80.80円近辺から80.30近辺へ下落、ユーロ/ドルは1.4430ドル近辺から1.4519ドルへと上昇、ユーロ/ドルは116.45円近辺から116.85円近辺のレンジの動きとなりました。ロンドン時間に入ると、ドル/円は小動きとなり、ユーロ/ドルは1.4522ドルまで高値を伸ばしたものの、1.4460ドル近辺へ下落、ユーロ/円は116.68円まで戻した後、116.30円近辺へと下落しました。NY時間では、米新規失業保険申請件数が市場予想より悪化したことから、ドル/円は80.27円まで下落したものの、独政府が独の銀行とギリシャ債務で合意したことやギリシャ議会で緊縮財政実行法案が可決したことから、ユーロ/ドルは1.4538ドル、ユーロ/円は117.20円まで上昇、ドル/円は発表されたシカゴPMIが市場予想を大幅に上回る61.1(予想56.6)となったことで、ドル/円は80.86円へと上昇しました。クローズにかけては高値からは下落したものの、ドル/円は80.60円近辺、ユーロ/ドルは1.45ドル近辺、ユーロ/円は116.80円近辺となりました。
クローズはドル/円が80.54円、ユーロ/ドルが1.4498ドル、ユーロ/円は116.80円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 9816.09 18.83
FTSE100(英) 5945.71 89.76
DAX(独) 7376.24 82.10
NYダウ(米) 12414.34 152.92
S&P500(米) 1320.64 13.23
NASDAQ(米) 2773.52 33.03

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.16 0.05
日本10年債 1.140 0.015
英10年債 3.38 0.05
独10年債 3.02 0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1502.80 -7.60
NY原油(期近) 95.42 0.65

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/1(金)
・ 08:30 日本 5月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 5月 失業率
・ 08:30 日本 6月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:30 日本 5月 全国消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 08:30 日本 5月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
08:50 日本 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
08:50 日本 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業先行き
08:50 日本 4-6月期 日銀短観・四半期大企業全産業設備投資 前年度比
・ 16:30 スイス 6月 SVME購買部協会景気指数
・ 17:00 ユーロ圏 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:00 ユーロ圏 5月 失業率
・ 18:30 ユーロ圏 オルファニデス・キプロス中銀総裁議会証言
・ 22:55 米国 6月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
・ 23:00 米国 5月 建設支出 前月比
23:00 米国 6月 ISM製造業景況指数
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。

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