7/29 本日の戦略-米債務上限引き上げの決着は難しそう-
おはようございます。夏らしくない天気が続きますね。大型台風6号が去ってからすっきりしない日が続いています。猛暑にならないのは電力使用上からも助かりますが、すっきりした快晴の空も見たいものです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ポンド>NZドル>ドル>豪ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
ユーロは昨日のイタリア10年債の入札が不調で10年債の利回りは一時5.98%まで上昇しています。CDSも300bp(1bp=0.01%)を超える水準まで上昇しています。とレモンティ財務相が辞任するという噂も出たりしていますので、米国の債務上限引き上げ問題の隠れる形となっていますが、ユーロ圏のリスクは継続しているといえます。このため、リスク回避の動きでドルが買われるため、ドルの下値が堅くなっているように見えます。ただ、引き続き米議会での上限引き上げの動向に市場は注目していることから、ベイナー下院議員議長の案が否定された場合には、今夜の日本時間23時に米上院民主党が債務上限引き上げ問題を協議する予定で、新たな妥協案が米上院から提出されることになるのでしょうか。それまでは、市場も様子見を決め込むしかなく、正直言って動きようがありません。また、仮に債務上限が8月2日までに引き揚げられなかった場合の対応策は29日の金融市場終了以降に説明がなされる見通しとなっています。
一方、本日は21時30分に米国の4-6月つGDPが発表されます。市場のセンチメントとしては、昨日の米新規失業保険申請件数や中古住宅販売以外ではあまりよい指標結果はありません。このため、債務上限引き上げ問題以外でも米景気が良くないため、いずれにしろドルが売られやすいとみているようです。このため、短期的にはリスク回避や債務上限引き上げ問題が回復した場合に、一時的にドルが買われる可能性があるものの、ドルの上昇が持続しないのではないかと思います。また、ユーロ圏での懸念が続いていることで、円が買われやすい地合いがしばらく続くのではないかと思います。
■EUR/USD 日足(一目均衡表、パラボリック、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは一旦、一目均衡表(日足)の雲の上に抜け出たものの、すぐに雲の中に入りました。7/26の上昇、7/27に下落というチャートパターンは6/7、6/8のパターンと同じであり、現在サポートされている雲と21日移動平均線を下抜けすると、6/16の安値の1.4073ドルをまずは目指すものと思います。また、一目均衡表(日足)の遅行線がロウソク足の上にありますが、こちらは下抜けする可能性が高く、下落トレンドを追認する可能性があります。
■日足からのテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上
豪ドル/円 21日移動平均線を下抜け
■変動率からの予想レンジ 08:51→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京市場はアジアの株価が下落したことから、リスク回避の動きとなり、78.03円まで上昇していたドルは77.73円まで下落、ユーロ/円も112.09円から111.55円、ユーロ/ドルも1.4378ドルから1.4330ドルへと下落しました。ロンドン時間に入るとECBのメルシュ氏から「新興国・地域の力強い経済成長と物価上昇は新たなインフレ要因」との発言やポルトガル国債購入の噂が流れたことで、ユーロ/ドルは1.4401ドル、ユーロ/円は111.83円まで上昇、ドル/円は77.63円まで下落しましたが、イタリア10年債入札が不調に終わったことやとレモンティ財務相辞任のうわさなどでユーロ/ドルは1.4253ドルユーロ/円は110.84円まで下落、ドル/円は77.81円まで上昇しました。NY時間には米新規失業保険申請件数が39.8万件とよかったことや中古住宅販売も前月比でプラスになるなどで、ドル/円は77.90円まで上昇しましたが、NY午後からNYダウが反落するとドル/円は77.70円近辺へ下落、ユーロ/ドルは1.4338ドル、ユーロ/円は111.45円近辺まで上昇しました。
クローズはドル/円が77.68円、ユーロ/ドルが1.4329ドル、ユーロ/円は111.31円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
7/29(金)
・ 08:30 日本 6月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 6月 全世帯家計調査・消費支出 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 失業率
・ 08:30 日本 7月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く) 前年同月比
・ 08:50 日本 6月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 14:00 日本 6月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 15:00 南ア 6月 マネーサプライM3 前年同月比
・ 15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 6月 小売売上高指数 前年同月比
・ 15:00 英国 7月 ネーションワイド住宅価格 前月比
・ 17:30 英国 6月 消費者信用残高 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前月比
・ 17:30 英国 6月 マネーサプライM4 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 6月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 21:00 南ア 6月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 5月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 原料価格指数 前月比
・ 21:30 米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) 前期比年率
・ 22:45 米国 7月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 22:55 米国 7月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
・ 04:15 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
・ 04:15 米国 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
※経済指標の発表予定は予告なく変更になることがあります。




