8/9 本日の戦略-米FOMCでの失望リスク要警戒-
おはようございます。日本の原発での安全神話、米国の格付けは下がらないの安全神話が崩れてしまい、反動は大きいですね。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
格付け会社S&Pによる米国の格下げで、昨日のNY市場で株価が大幅な続落となり、NYダウは-634.76(-5.55%)安、S&P500種は-79.92(-6.66%)安、NASDAQは-174.72(-6.90%)安となっています。これらを受け、NYMEX原油先物も5.57ドル安となり、豪ドルやNZドルなどの資源国通貨が大幅に下落、リスク回避の動きが継続しました。こうした中で逃避資産としての「金」や「米国債」が買われています。通貨では「ドル」と「円」が買われ、米国債の利回りが低下していることもあり、「円」が主要通貨他に対して強含みとなっています。
G7財務相・中央銀行総裁会合では、市場の懸念を払しょくできず、市場心理の転換の糸口が見えません。ただ、世界的な株価の下落は、G7のみならず各国政府が懸念を持っていると思われ、何らかの対策を打ち出してくる可能性はあります。本日は米国のFOMCが予定されていることから、FRBが声明で何らかの方策を打ち出してくる可能性があり、FOMCが終わるまでは様子見気分が強くなると思います。アジア時間では引き続き日経225平均株価や上海総合株価指数の下落が予想され、株価の下落はリスク回避の動きとなることから、本邦政府・日銀による円売り介入への警戒がどこまで円高をけん制できるのかが焦点となると思いますし、リスク回避が続けばドルが買われることになりそうです。
チャート上では21日移動平均線から-3%以上かい離した通貨ペアが数多くありますので、ここで下げ止まるとの断言はできませんが、売られすぎの域に達している可能性があり、不安材料が後退するような声明などが出された場合には一時的に反発するかもしれません。中長期では米国の経済を見極めなければなりません。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ドル/円 21日移動平均線を下抜け
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ユーロ/円 21日移動平均線を下抜け
ポンド/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
NZドル/円 一目均衡表(日足)の雲の下
■変動率からの予想レンジ 06:32→NYクローズ
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■前日のサマリー(簡易版)
昨日は朝方のG7財務相・中央銀行総裁会合で「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与える」と従来の文言を踏襲したうえで、先行きの行動に関して、為替市場における「行動に関して緊密に協議し、適切に協力する」としましたが、日経225平均株価、上海総合株価指数が下落する中、影響は限定的となり、ドル/円は77円台後半へと下落、リスク回避の様相が高まりました。株価下落の連鎖は欧州、米国市場に引き継がれ、ECBによるイタリア・スペイン国債の購入やオバマ米大統領の声明などは材料視されず、ドル/円は77.50円まで下落、77円台後半でクローズしました。この日はリスク回避の様相が強く、ユーロ/ドルも1.4130ドル、ユーロ/円は109.74円まで一時下落しました。
クローズはドル/円が77.74円、ユーロ/ドルが1.4174ドル、ユーロ/円は110.22円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
8/9(火)
・ 08:01 英国 7月 英小売連合(BRC)小売売上高調査 前年同月比
・ 08:01 英国 7月 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
・ 08:50 日本 7月 マネーストックM2 前年同月比
・ 10:30 豪 7月 NAB企業景況感指数
・ 10:30 豪 6月 住宅ローン件数 前月比
・ 14:00 日本 7月 消費者態度指数・一般世帯
・ 14:45 スイス 7月 スイスSECO消費者信頼感指数
・ 15:00 ドイツ 6月 経常収支
・ 15:00 ドイツ 6月 貿易収支
・ 17:30 英国 6月 鉱工業生産指数 前月比
・ 17:30 英国 6月 製造業生産指数 前月比
・ 17:30 英国 6月 貿易収支
・ 21:15 カナダ 7月 住宅着工件数
・ 21:30 米国 4-6月期 四半期非農業部門労働生産性・速報値 前期比
・ 03:15 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
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