8/29の週の見通し -重要指標と本邦政権メンバーがカギか-
こんばんは。本日は家にある古いノートパソコンをリサイクルに出す用意をしていました。
■ドル/円 60分足
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■ユーロ/ドル 60分足
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■ユーロ/円 60分足
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■先週の動き
先週のドル/円は週初から、本邦政府・日銀による介入警戒感が強く76円台後半でオープン、77円台に上昇するものの、上値にでは本邦輸出企業のドル売りなどから、週前半は大半が76円台の取引となりました。25日の木曜日にはドイツ国債の格下げのうわさが市場に出たこともあり、リスク回避のドル買いとなり、一時77.70円までドルが買われる場面が見られました。ただ、26日のバーナンキ米FRB議長の講演で、量的緩和第3弾には触れていないものの、「FOMCは、一連の追加的金融刺激手段の検討を続ける」「9月のFOMCは、2日間あるので、十分な議論が可能」と発言したこともあり76円台後半でクローズしました。
ユーロは、ドルが弱含みのとなる中で、上値は1.45ドル手前まで上昇したものの、ユーロ自体でもギリシャ債の利回りが上昇したことやカタイネン・フィンランド首相が「担保差し入れが拒否されれば、ギリシャ救済から離脱する」と発言したこと、ZEW景況感調査やIFO景気動向指数が市場予想より下振れし、1.43ドル台ミドルから後半まで下落しました。木曜日にはドイツの「AAA」格付けが引き下げられるとの噂が出て(後にCNBCはS&P、ムーディーズ、フィッチが格付けを維持するだろうと報道があった)、ユーロ/ドルは1.4328ドルまで下落しました。26日は欧州株価が下落したタイミングで1.4450ドル近辺まで上昇していたユーロ/ドルは1.4330ドルまで下落しましたが、バーナンキ米FRB議長の講演からドルが売られたため、ユーロ/ドルは1.4499ドルまで上昇してこのレベルでクローズしました。
通貨別に見ますと、円がポンド以外の通貨に対して下落、ドルはユーロとオセアニア通貨に対しては下落しています。
■週間騰落率(JPY)
※グラフをクリックすると拡大します。 ■週間騰落率(USD)
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■今週の見通し
先週金曜日のジャクソンホールでのバーナンキ米FRB議長の講演では、追加的金融緩和策などの具体的な新たな手段について言及はしなかったものの、「FOMCは、一連の追加的金融刺激手段の検討を続ける」「9月のFOMCは、2日間あるので十分な議論が可能」と発言したことから、9月のFOMCで追加緩和を決める可能性があると市場が受け止めた可能性があります。このため、ユーロ圏などで新たな懸念が浮上しなければ、欧米の株価の上昇とリスク・オンから「ドル安」と「円安」が継続し、金利差からは「円」より「ドル」が弱含ものと思われ、ドル/円は19日に付けた75.95円の最高値を試す可能性があり、特に週末の米国の雇用統計が悪化を示した場合にはその確率がかなり高くなります。
今週は月末月初に当たることから、重要な経済指標が発表されます。特に31日のADP雇用調査、1日の米製造業ISM、2日の米雇用統計が注目されます。欧州では、独の小売売上高、失業率の発表(31日)が予定されており、独の景気が減速するようであれば、欧州の株価の下落要因となりますので、こちらは警戒が必要です。
一方、クロス円は、週末に米の量的緩和の可能性から株価が上昇したこともあり、上記にも書きましたが、ドルと円が弱くなることで相対的に上昇するものと思われます。特に豪ドルはスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁の議会証言から、利下げの観測が後退したことで、リスク回避に市場が動いた場合には82円から83円近辺まで上昇する可能性があります。
最後に、31日に財務省から発表される外国為替平衡操作にも注目で、8月4日の「円売り」介入で4兆5千億円使ったとみられる介入額がどれくらいかと、4日の単発(31日の発表は詳細が示されない)だったのか(額からの推測)がなされると思います。また、事実上の首相を決める民主党の代表選が行われることと、次の財務大臣が誰になるのかが市場の焦点となり、財務相の人選によっては、円の最高値が試される可能性があると思っています。
■今週の予想レンジ
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■日、週、月、年騰落データ
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■注目イベント
8/29(月)
・ 21:30 米国 7月 個人消費支出(PCE) 前月比
・ 21:30 米国 7月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) 前月比
・ 21:30 米国 7月 個人所得 前月比
・ 23:00 米国 7月 住宅販売保留指数 前月比
8/30(火)
・ 07:45 NZ 7月 住宅建設許可件数 前月比
・ 08:30 日本 7月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 7月 全世帯家計調査・消費支出 前年同月比
・ 08:30 日本 7月 失業率
・ 08:50 日本 7月 小売業販売額 前年同月比
・ 08:50 日本 7月 大型小売店(既存店)販売額 前年同月比
・ 10:30 豪 7月 住宅建設許可件数 前月比
・ 15:00 南ア 7月 マネーサプライM3 前年同月比
・ 17:30 英国 7月 消費者信用残高
・ 17:30 英国 7月 マネーサプライM4 前月比
・ 17:30 英国 7月 マネーサプライM4 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 8月 消費者信頼感(確定値)
・ 18:30 南ア 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比年率
・ 18:30 南ア 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前年同期比
・ 21:30 カナダ 4-6月期 四半期経常収支
・ 21:30 カナダ 7月 鉱工業製品価格 前月比
・ 21:30 カナダ 7月 原料価格指数 前月比
・ 22:00 米国 6月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 22:00 米国 6月 ケース・シラー米住宅価格指数 前年同月比
・ 23:00 米国 8月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
・ 03:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
8/31(水)
・ 08:01 英国 8月 GFK消費者信頼感調査
・ 08:50 日本 7月 鉱工業生産・速報値 前月比
・ 10:00 NZ 8月 NBNZ企業信頼感
・ 10:30 日本 7月 毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比
・ 14:00 日本 7月 新設住宅着工戸数 前年同月比
・ 15:00 ドイツ 7月 小売売上高指数 前月比
・ 15:00 ドイツ 7月 小売売上高指数 前年同月比
・ 16:55 ドイツ 8月 失業者数 前月比
・ 16:55 ドイツ 8月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 8月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 7月 失業率
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数 前週比
・ 20:30 米国 8月 チャレンジャー人員削減数 前年比
・ 21:00 南ア 7月 貿易収支
・ 21:15 米国 8月 ADP雇用統計 前月比
・ 21:30 カナダ 6月 月次国内総生産(GDP) 前月比
・ 21:30 カナダ 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比年率
・ 22:45 米国 8月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:00 米国 7月 製造業新規受注 前月比
9/1(木)
・ 10:30 豪 4-6月期 四半期民間設備投資 前期比
・ 10:30 豪 7月 小売売上高 前月比
・ 14:45 スイス 4-6月期 四半期国内総生産(GDP) 前期比
・ 15:00 ドイツ 4-6月期 国内総生産(GDP、改定値) 前期比
・ 15:00 ドイツ 4-6月期 国内総生産(GDP、改定値) 前年同期比
・ 16:15 スイス 7月 実質小売売上高 前年同月比
・ 16:30 スイス 8月 SVME購買部協会景気指数
・ 17:00 ユーロ圏 8月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 17:30 英国 8月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 21:30 米国 4-6月期 四半期非農業部門労働生産性・改定値 前期比
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 23:00 米国 7月 建設支出 前月比
・ 23:00 米国 8月 ISM製造業景況指数
9/2(金)
・ 08:50 日本 8月 マネタリーベース 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 7月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 7月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 8月 非農業部門雇用者数変化 前月比
・ 21:30 米国 8月 失業率
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。




