9/15 本日の戦略-3者会談で解決策でるか-
おはようございます。今週末は長男の通う小学校で運動会が予定されています。気温が上がった場合には熱中症対策プログラムとなるそうで、徒競争なども全て後日(平日)に延期されるという残念な結果となります。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>円>NZドル>ドル>ポンド>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日は仏独の共同宣言もあり、ユーロが主要通貨に対して反発しました。短期的には市場にユーロショート(売り)が溜まっていたとみることもできます。下記に好感された発言などと不安要因を記載します。
昨日のユーロの上昇要因
・バローゾ欧州委員長「ユーロ共同債に関し、導入の選択肢を近く提示する」
・独外相「ドイツはユーロを守るために何でもする」
・イタリア議会が財政緊縮案を承認
・ガイトナー米財務長官「欧州の首脳らは『一段と行動せねばならない』ことを認識している」 ・ギリシャ首相「全ての責務果たす」
・仏独共同宣言「ギリシャが将来もユーロ圏に留まる」 ・財経(中国誌)「同国は依然、債務危機に見舞われた国の国債を購入する意向がある」
ユーロの不安要因
・ムーディーズ「仏ソシエテ・ジェネラル、仏クレディ・アグリコールを格下げ、BNPは維持」
・オーストリア財務相「オーストリア下院がEFSF変更に関し、予定通りに9月21日に採決できない」
・サウジアラビア中央銀行総裁「サウジアラビアはユーロ圏加盟国の国債の買い入れは検討しない」
こうした中で、本日はスペインで最大40億ユーロの国債入札が実施されます。2日前のイタリア国債発行では資金調達コストが大幅に増加したこともあり、昨日もECBがスペイン、イタリア債を購入した経緯もあると考えると、入札が不調とまではいかないものの、調達コストは大幅に増加するとみられます。直ちにこれがユーロの下落の要因とはなりませんが、中長期で見ると、ユーロの下落につながると思います。
一方、ドル/円は株価の上昇もあり、円対してはドルが売られたようです。本日は21時30分に米消費者物価指数、米NY連銀製造業景気指数、22時15分に米鉱工業生産、23時にフィラデルフィア連銀製造業景気指数の発表が予定されています。フィラデルフィア連銀指数は月初に発表されるISM製造業景気指数との相関性も高いといわれていますので、これが悪化している場合にはドル売りにつながると思います。また、全体の流れはドル売りトレンド中ですが、76円割には本邦政府・日銀への介入警戒も残っていることで、下値も試しにくいと思われますので、レンジの動き継続と思います。
昨日は豪統計局が消費者物価指数の季節調整の新しい計算手法を発表したことで、これをもとに計算した第2四半期消費者物価指数が下方修正されたことから、豪の次の金融政策が利下げ(10月4日の会合とは限りません)との見方が広がり、豪ドルは大幅に下落しました。また、NZは本日政策金利を0.25%に据え置くと発表、要因として世界経済活動が急激に鈍化する新のリスクが現在存在するとしています。ユーロ圏のリスクが後退し、欧米の株価が堅調推移となれば戻る可能性もあり、チャート上でもサポートとなる78円近辺(フィボナッチで計算)でまずはサポートされたことから、本日の引値で79円を回復できるかがカギとなりそうです。
■EURJPY 日足(エンベロープ、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ユーロ/円は21日移動平均線から-4%の乖離が転換点となることが多いようです。上記チャート上の帯の外側が上に4%と下に-4%の乖離、内側が上に3%と下に-3%の乖離となります(一般的には21日移動平均線から上に3%、下に-3%乖離したところが転換点と言われています)。ストキャスティックスを見ても20以下でゴールデンクロスしていることもあり、戻りが期待できますが、目処としては8/29の高値の111.92円と9/12の安値の103.90円を100%としたフィボナッチ38.2%戻しとなる107円手前と思われます。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
カナダドル/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
南アランド/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け
■変動率からの予想レンジ 07:27→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間は日経225平均株価がプラス圏からマイナス圏になったことや格付け機関ムーディーズが仏の銀行2行の格付けを引き下げたことなどで、リスク回避の動きとなりドル/円は77.06円から76.85円、ユーロ/円も105.42円から104.56円まで下落、ユーロ/ドルも1.3706ドルから1.3691ドルへと下落しました。ロンドン時間に入ると、バローゾ欧州委員長が「ユーロ共同債に関し、導入の選択肢を近く提示する」などと発言、ドイツ外相が「ドイツはユーロを守るために何でもする」などと発言したことで、ユーロ/ドルは1.3742ドル、ユーロ/円は105.50円、ドル/円は76.70円近辺まで下落しました。NY時間には、発表された米小売売上高が市場予想を下回ったものの、市場の反応は限定的となりました。その後、「オーストリア議会委員会がEFSFの強化を承認せず」「オーストリア下院がEFSF変更に関し、予定通りに9月21日に採決できない」と同国財務相が発言したことから、ユーロ/ドルは1.3636ドル、ユーロ/円は104.63円まで下落しました。注目されていたギリシャ・フランス・ドイツの首脳会談では、ギリシャの首相が全ての責務を果たすと仏独首脳に伝えたとギリシャの政府報道官が発言、また、「仏独、ギリシャが将来もユーロ圏に留まると確信」と共同声明を出したことから、市場に安心感も出て、ユーロ/円は1.3784ドル、ユーロ/円は105.57円まで上昇しましたが、ドル/円は76円台後半での小動きにとどまりました。
クローズはドル/円が76.61円、ユーロ/ドルが1.3750ドル、ユーロ/円は105.37円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
9/15(木)
・ 16:00 ユーロ圏 ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 16:15 スイス 4-6月期 四半期鉱工業生産 前期比
・ 16:15 スイス 4-6月期 四半期鉱工業生産 前年同期比
・ 16:20 ユーロ圏 メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁講演
・ 16:30 スイス スイス国立銀行3カ月物銀行間取引金利誘導目標中心値
・ 17:00 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)月報
・ 17:30 英国 8月 小売売上高指数 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 8月 消費者物価指数(HICP、速報値) 前年同月比
・ 21:30 カナダ 7月 製造業出荷 前月比
・ 21:30 米国 8月 消費者物価指数(CPI) 前月比
・ 21:30 米国 8月 消費者物価指数(CPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 8月 消費者物価指数(CPIコア指数) 前月比
・ 21:30 米国 9月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
・ 21:30 米国 4-6月期 四半期経常収支
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 22:15 米国 8月 鉱工業生産 前月比
・ 22:15 米国 8月 設備稼働率
・ 23:00 米国 9月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・ 23:00 その他ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事講演
・ 01:30 ユーロ圏 シュタルクECB専務理事講演
・ 02:45 米国 タルーロFRB理事講演
・ 03:00 ユーロ圏 トリシェECB総裁講演
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