9/2 本日の戦略-米雇用統計の市場予想は下方修正ぎみ-
おはようございます。本日は野田新首相の閣僚が決まる予定です。ツイッターで「いい国(1192)作ろう野田政権」とつぶやいている方がいました。上手いですね。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>ドル>NZドル>ポンド>円>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日発表された米製造業ISMは50を維持(予想が外れてしまいました)したものの、ヘッドラインほど決して内容はよいものとはいえません。具体的には雇用指数が51.8(前月が53.5)に低下、生産が48.6(前月が52.5)、新規輸出受注が50.5(前月が54.0)からそれぞれ低下していました。このため、本日21時30分に発表されます米国の雇用統計を見極めたいとの思惑が強いと思われます。また、本日の雇用統計での非農業部門雇用者数は予想を下方修正しているところも多く、現在の市場の予想の平均値である6.8万人増からは低めの数字が織り込まれていると思います。
ヘッドラインが下記となった場合の動きを考えておきたいと思います。
ケース1:増加が7万人以上のときは、ファーストアクションはドルが売り、その後は緩和期待の後退で株価の下落からのドル買いとなる。
ケース2:増加が3万人から7万人までのときは、予想の範囲内となり、ファーストアクションは変化なし。その後は、3万人に近いほど緩和期待が出るものと思われ、株価の上昇からドルが売られる。
ケース3:増加が3万人以下のときは、ファーストアクションはドル売り、その後は緩和期待からの株価上昇でドル売りとなる。
※あくまでも個人の予想です。
一方、ユーロは昨日のスペイン国債の入札の需要が低調だったことやメルケル独首相がユーロ共同債について「誤った解決法」との見解を再び示したことなど、ユーロが1.43ドルを割り込みました。ただ、下落していたイタリア、スペインの国債が反発(ECBの買いとの噂)したこともあり、このレベルで下げ止まっています。ユーロ圏では、次週の6日にドイツ、オランダ、フィンランドがギリシャへの担保要求での財務省会合を開くことから、ここでフィンランドから妥協を引き出すことができるかどうかにかかっていると思われます。また、米の著名なアドバイザリーレポートで、ECBの利下げの可能性が示されたことから、次週8日のECB理事会が注目されることとなり、それまでは上値が抑えられることになるのではないかと思います。引き続き1.40ドルから1.4550ドルのレンジの範囲内での動きと思われます。
■USDJPY 日足(一目均衡表、水平ライン、変化率)
source:uedaharlowfx
ドル/円はドルの史上最安値をつけた8/19以降は概ね76円台の推移となり、下値が76.50円近辺(チャートの水平ライン)で維持されています。小動きが続いているものの、一目均衡表(日足)から伺えるトレンドは依然として下向きであり、狭いレンジでの動きが続いていることから、エネルギーも溜まっているとみられ、下に抜け、75.94円を下回ったときのリスクが大きくなっているよう思います。ただ、チャートからは大きな陽線で上に離れれば「なべ底」を形成(8/25は失敗)するため、一目均衡表(日足)の基準線となる78.08円近辺から雲の下限となる78.50円近辺までの上昇はあるかと思います。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け、雲の上から中へ
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
豪ドル/米ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
■変動率からの予想レンジ 08:02→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間は朝方に邦銀のまとまった買い(M&A案件との噂あり)から、ドル/円がストップロス(買い)を巻き込んで77.25円、ユーロ/円もつれ高となり111.00円まで上昇しましたが続かず、ドル/円は76円台後半、ユーロ/ドルは110円台前半へと下落しました。ユーロ/ドルは1.43ドル台後半での狭いレンジの推移となりました。ロンドン時間には、スペインの5年債の入札で需要が弱かったこともあり、ユーロ/ドルがストップロス(売り)をつけて1.4263ドル、ユーロ/円が109.76円まで下落する一方で、ドル/円は77.16円まで上昇しました。NY時間には発表された米新規失業保険申請件数、米供給管理協会(ISM)製造業指数がともに予想を上回ったものの、ファーストアクションはドル/円が76.85円まで下落しました。その後、米株価が下落に転じたことから、リスク回避の動きから「ドル買い」となり、ユーロ/ドルがストップロス(売り)をつけ1.4227ドル、ユーロ/円は109.53円まで下落、ドル/円は77.18円まで上昇しました。クローズにかけてはFRBが米大手金融のゴールドマンサックスに住宅ローン関連で強制措置とのニュースが流れ、金融株がげらくしたことから、ドル/円は76円台後半へと下落、ユーロ/ドルは1.42ドル台後半まで戻し、ユーロ/円は109円台後半での推移となりました。
クローズはドル/円が76.90円、ユーロ/ドルが1.4256ドル、ユーロ/円は109.66円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
9/2(金)
・ 08:50 日本 8月 マネタリーベース 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 7月 卸売物価指数(PPI) 前月比
・ 18:00 ユーロ圏 7月 卸売物価指数(PPI) 前年同月比
・ 21:30 米国 8月 非農業部門雇用者数変化 前月比
・ 21:30 米国 8月 失業率
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