10/24の週の見通し -本邦政府・日銀による介入はあるか-
こんにちは。なぜだかトイレ(様式)の便座が割れてしまいました。仕方がないので買ってきて取り替えました。我が家は温水洗浄の便座ではないので、ホームセンターでも探すのに苦労しました。
■ドル/円 60分足
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■ユーロ/ドル 60分足
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■ユーロ/円 60分足
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■先週の動き
先週もユーロが主体となり市場が動きました。週初にはジョイブレ独財務相が「23日のEU首脳会談ではユーロ圏債務危機の最終的な解決策は提示されない」と発言、更に独政府首席報道官が「ユーロ圏危機が即解決するとの夢は実現しない。来年に入っても続くことは確実だ」と発言したことからユーロ/ドルは1.3913ドルの高値から1.3653ドル、ユーロ/円も107.66円から104.76円へ下落するなど調整色を強めしました。ただ、格付け会社ムーディーズがスペインの格付けを2段階引き下げたものの市場への影響は限定的となりました。週後半になると、EFSFのガイドラインでEFSFによるスペインやイタリアなどの国債購入の可能性が示されたことやEUが「EFSFとESMの2つの救済基金統合と9400億ユーロへの拡大検討」のニュース、IMF/EU/ECBのトロイカがギリシャへの第6回融資実行を承認(58億ユーロ)、格付け機関フィッチがフランスの「AAA」格付けを変更する計画はないとのコメントなどユーロにポジティブな内容となったことや米国の追加緩和の観測からドルが下落したことで、ユーロ/ドルは1.3899ドルまで上昇しましたが、ユーロ/円はドル/円の下落で打ち消され、105.80円近辺までの戻りにとどまりました。
ドル/円は週前半こそ、本邦政府が発表する円高対策や欧州の株価の堅調推移を背景に77.50円を試す動きを見せましたが、本邦輸出企業などの売りが厚かったことなどで77円を維持することができませんでした。ただ、76.60円近辺では底堅く推移していました。ところが週末に76.60円を割り込むと、このレベルから下にあったストップロス(損失覚悟の売り)に押され、一時75.78円のドルの最安値(円の最高値)を更新しました。急激に円高が進んだ背景として、23日のユーロ圏首脳会議を控えて市場参加者が少なかったこと、76.60円から下に断続的にストップロス(売り)が置かれていたこと。片方が76円のダブル・ノータッチ・オプションがあったことなどがあげらています。ただ、通貨での動きを見ていますとドル安が進んだ(円高が進んだわけではない)ことから、タルーロ米FRB理事の「脆弱な景気回復や住宅セクターを支えるため、さらなるモーゲージ債の追加購入を検討すべきである」やイエレンFRB副議長の「回復に著しい下方リスク、FRBは必要に応じて手段用いる用意がある」などの発言が要因でないかとも思われます(後付けかもしれませんが)。
通貨別では円が主要通貨に対して上昇する一方、ドルは主要通貨に対して下落しています。このことから、これまでリスク志向とリスク回避でドルと円が「カップリング」していたものが「デカップリング」となっています。足許では米国の経済指標が良くなっていることから、このまま「デカップリング」状態が継続していくのか「カップリング」に戻るのか読みにくいところです。
■週間騰落率(JPY)
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■週間騰落率(USD)
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■今週の見通し
先週金曜日(21日)に8月19日につけた1ドル=75.95円の最高値を1ドル=75.78円に更新したことから、週初は本邦政府・日銀によるドル買い介入が実施されるかどうかが注目されると思います。同日に本邦政府が「円高への総合的対策」を閣議決定したばかりです。また、安住財務相は22日「行き過ぎた投機的な動きには断固たる対応を取りたい」と発言しています。
政府・日銀が取ると思われる行動を下記にあげておきたいと思います
①本邦財務相、官房長官、首相など要人による円高けん制発言(口先介入)
②日本銀行によるレートチェックやオーダー状況のモニタリング
③午前9時までのドル買い/円売り介入(実弾)
④午前10までのドル買い/円売り介入(実弾)
明日の動きとしては、朝方は本邦政府・日銀の介入警戒感からドル/円は底堅く推移するとみられます。ただ、上記の①~④がいずれも実施されなかった場合には市場が「日本政府が円高を容認した」受け止める可能性があり、更に最高値を更新する可能性が高まります。
一方のユーロは、22日のEU財務相理事会で欧州の銀行に対し1,000億ユーロの資本増強を行う必要があることで合意した模様です。イタリア、スペイン、ポルトガルが難色を示したものの説得した模様です。23日(本日)と26日に開催されるユーロ圏サミット、EUサミットで最終的に合意が決まるものと思われますが、市場の一部ではこの内容では不十分と見ているところもあり、ギリシャ債務のヘアカット(減免)にしても7月時点での21%から30~50%に拡大しそうなため、民間が合意するのかも含めて、全てが解決するまでに2は至らないと思われますが、一時的にはリスクが後退する可能性があり、ユーロ/ドルで1.40ドルを超えてくる可能性があります。
クロス円はドル安傾向が続くと、ドル/円の下落で上値を押さえられる可能性が高く、現時点からの一段の上昇には期待が持てないのではないかと思っています。ただ、本邦政府・日銀による介入警戒感からドル/円が底堅く動き、ユーロ圏の債務問題で包括的な対策が打ち出された場合には、リスク志向による上昇が期待できると思います。このため、26日(水)までは底堅い動きが続くのではないかと思います。
■今週の予想レンジ
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■日、週、月、年騰落データ
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■注目イベント
10/24(月)
・ 08:50 日本 9月 貿易統計(通関ベース)
・ 09:30 豪 7-9月期 四半期卸売物価指数(PPI)
・ 17:00 ユーロ圏 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
・ 17:00 ユーロ圏 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
・ 18:00 ユーロ圏 8月 製造業新規受注
10/25(火)
・ 06:45 NZ 7-9月期 四半期消費者物価(CPI)
・ 15:00 ドイツ 11月 GFK消費者信頼感調査
・ 17:30 英国 7-9月期 四半期国内総生産(速報値)
・ 17:30 英国 4-6月期 四半期経常収支
・ 21:30 カナダ 8月 小売売上高
・ 22:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
・ 22:00 米国 8月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 23:00 米国 10月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
・ 23:00 米国 8月 住宅価格指数
・ 23:00 米国 10月 リッチモンド連銀製造業指数
10/26(水)
・ 08:50 日本 9月 企業向けサービス価格指数
・ 09:00 NZ 10月 NBNZ企業信頼感
・ 09:30 豪 7-9月期 四半期消費者物価(CPI)
・ 15:00 ドイツ 9月 輸入物価指数
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 21:30 米国 9月 耐久財受注
・ 21:30 米国 9月 耐久財受注・輸送用機器除く
・ 23:00 米国 9月 新築住宅販売件数 年率換算件数
10/27(木)
・ 05:00 NZ ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利
・ 06:45 NZ 9月 貿易収支
・ 08:50 日本 9月 小売業販売額
・ 08:50 日本 9月 大型小売店(既存店)販売額 前年同月比
・ 未定 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
・ 17:00 ユーロ圏 9月 マネーサプライM3 前年同月比
・ 18:00 ユーロ圏 10月 消費者信頼感(確定値)
・ 未定 ドイツ 10月 消費者物価指数(CPI、速報値)
・ 18:30 南ア 9月 卸売物価指数(PPI)
・ 21:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(速報値)
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 23:00 米国 9月 住宅販売保留指数
10/28(金)
・ 08:01 英国 10月 GFK消費者信頼感調査
・ 08:30 日本 9月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 9月 全世帯家計調査・消費支出
・ 08:30 日本 9月 失業率
・ 08:30 日本 10月 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
・ 08:30 日本 9月 全国消費者物価指数(CPI)
・ 08:30 日本 9月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
・ 08:50 日本 9月 鉱工業生産・速報値
・ 18:30 スイス 10月 KOF景気先行指数
・ 21:30 米国 9月 個人所得
・ 21:30 米国 9月 個人消費支出(PCE)
・ 21:30 米国 9月 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)
・ 22:55 米国 10月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。




