10/31の週の見通し -重要イベントの重なる週-
こんはんわ。本日は田舎から親が出てきたこともあり、オープン前のスカイツリーを見に行きました。ちなみに写真は押上駅方向から見たものです。
■ドル/円 60分足
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■ユーロ/ドル 60分足
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■ユーロ/円 60分足
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■先週の動き
先週は26日のユーロ圏首脳会議で債務危機の包括策が合意に至るかが最大の焦点となりました。週前半はダドリーNY連銀総裁が「量的緩和第3弾はあり得る」と発言したことによるドル安に対して、ユーロ圏の首脳会談が延期されるとの噂など「ドル」も「ユーロ」も買いにくく、「円」が消極的に志向される展開となり、ドル/円は介入警戒感から月曜日のオープンには76.48円が週の最高値となり、21日のNY時間に付けた1ドル=75.78円のドルの史上最安値を更新する75.67円まで一時下落しました。26日のユーロ圏首脳会議では、EFSFが1兆ユーロに拡充されたこと、ギリシャ債のヘアカット(債務の元本減免)が50%で民間投資家(銀行団)と合意したこと、イタリアが構造改革へ強い意欲を示したことなどで、ユーロが買われ対ドルでは1.38ドル近辺から1.4245ドルまで、対円では104.75円から108.12円まで大幅上昇となりました。週末金曜日は主要なイベントもなくなり、ポジション調整が主導となり、各通貨とも小幅な動きに留まりました。
円は進行する円高に対処するため、安住財務相が「事務方には準備するように指示している」「断固たる措置をとる用意がある」などとけん制発言を繰り返したことや27日の日銀の金融政策決定会合の政策決定と同時に介入が実施されるとの噂が流れたものの、本邦政府・日銀による介入は実施されず、週後半の2日は引値でも75円台後半となりました。また、日銀は歴史的な水準の円高や欧州債務問題の混乱による景気の下振れ懸念に対応するとして資金供給のための基金の総額を5兆円増額し55兆円とする案を8対1で決定しました。ただ、買い入れ額が市場の予想通りであったことや買い入れする資産が国債に限定されたことなどは市場の失望につながりました。
通貨別にみると、ドルが主要通貨に対して下落、円もドルを除いて下落しました。結果的にはリスク志向からのドル安と円安が進んだとみられますが、ドル/円が介入警戒で底堅かったことで、他通貨でのドル安が円安をを呼んだといえそうです。
■週間騰落率(JPY)
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■週間騰落率(USD)
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■今週の見通し
今週は11月2日(日本時間3日)の米公開市場委員会(FOMC)と4日の米雇用統計でドル安の流れが反転するかどうかが注目されます。その他にも1日のISM(米供給管理協会)の製造業景気指数、2日のADP雇用調査などがあります。特に米国の金融政策では、イエレンFRB議長やダドリーNY連銀総裁などが金融緩和を支持しているのに対し、フィッシャー、プロッサー、コチャラコタ各地区連銀総裁は反対しています。26日のユーロ圏首脳会議で決定されたユーロ圏の債務に対する包括策を受けて、自国の金融政策に対してどのような判断を下すのか、前回決定したオペレーション・ツイストの効果が未知数の中で更なる緩和示唆するのかに注目したいと思います。仮に市場に出ている量的緩和への期待を後退させる内容になった場合には、株価の下落とドル買いにつながると思います。
一方、欧州でもドラギECB新総裁が主催する3日のECB理事会での金融政策決定会合となります。これまでトリシェECB総裁は定例記者会見で今後の金融政策の方向性を示唆してきていましたが、ドラギ新ECB総裁の手法は未知数です。このため、発言の内容が市場に間違って受け止められる可能性があります。市場は12月のECB理事会で0.5%の利下げを予想していることから、これを否定するような内容であるとユーロは一段高となると思います。
対ドルで史上最高値を更新している円は、個人投資家などから本邦政府・日銀によるドル買い/円売り介入の期待が出ています。ただ、クロス円では円安となっているうえに、今週週末にG20首脳会議が予定しているため、75円を割り込み急激に円高が進まない限り、可能性はかなり低くなったと思います。現在の市場の評価チャンスを逃がした(遅くとも日銀金融政策決定会合と同時)との見方です。ドル/円の75円割れにはオプションに絡むストップロスがまとまっているとみられるため、75円を下抜けた時は73円近辺までのドルの下落があるかもしれません。
■今週の予想レンジ
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■日、週、月、年騰落データ
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■注目イベント
10/31(月)
・ 06:45 NZ 9月 住宅建設許可件数
・ 14:00 日本 9月 新設住宅着工戸数
・ 15:00 南ア 9月 マネーサプライM3
・ 16:00 ドイツ 9月 小売売上高指数
・ 18:30 英国 9月 消費者信用残高
・ 18:30 英国 9月 マネーサプライM4
・ 19:00 ユーロ圏 10月 消費者物価指数(HICP、速報値)
・ 19:00 ユーロ圏 9月 失業率
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 21:00 南ア 9月 貿易収支
・ 21:30 カナダ 8月 月次国内総生産(GDP)
・ 21:30 カナダ 9月 鉱工業製品価格
・ 21:30 カナダ 9月 原料価格指数
・ 22:45 米国 10月 シカゴ購買部協会景気指数
11/1(火)
・ 08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
・ 09:30 豪 7-9月期 四半期住宅価格指数
・ 10:30 日本 9月 毎月勤労統計調査-現金給与総額
・ 12:30 豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表
・ 16:00 英国 10月 ネーションワイド住宅価格
・ 17:15 スイス 9月 実質小売売上高
・ 17:30 スイス 10月 SVME購買部協会景気指数
・ 18:30 英国 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:30 英国 7-9月期 四半期国内総生産(GDP、速報値)
・ 23:00 米国 9月 建設支出 前月比
・ 23:00 米国 10月 ISM製造業景況指数
11/2(水)
・ 08:50 日本 10月 マネタリーベース
・ 09:30 豪 9月 住宅建設許可件数
・ 17:55 ドイツ 10月 失業者数
・ 17:55 ドイツ 10月 失業率
・ 18:00 ユーロ圏 10月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 20:30 米国 10月 チャレンジャー人員削減数
・ 21:15 米国 10月 ADP雇用統計
・ 01:30 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
11/3(木)
・ 06:45 NZ 7-9月期 四半期失業率
・ 09:30 豪 9月 小売売上高
・ 18:30 英国 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
・ 21:30 米国 7-9月期 四半期非農業部門労働生産性・速報値
・ 21:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・ 23:00 米国 10月 ISM非製造業景況指数(総合)
・ 23:00 米国 9月 製造業新規受注
11/4(金)
・ 18:00 ユーロ圏 10月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 19:00 ユーロ圏 9月 卸売物価指数(PPI)
・ 20:00 ドイツ 9月 製造業新規受注
・ 20:00 カナダ 10月 失業率
・ 20:00 カナダ 10月 新規雇用者数
・ 21:30 カナダ 9月 住宅建設許可件数
・ 21:30 米国 10月 非農業部門雇用者数変化
・ 21:30 米国 10月 失業率
・ 23:00 カナダ 10月 Ivey購買部協会指数
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。




