11/17 本日の戦略-ユーロ圏の対策の遅さが重し-
おはようございます。11月も後半に入り、街のイルミネーションがきれいになってきていますね。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ドル>円>ユーロ>ポンド>NZドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
G20サミット後から、イタリア国債の下落(利回りは上昇)が続き、ECBがイタリア国債を買い支えているのが現状のようです。連日、ECBによる買い支えの噂で何とかユーロなどは大幅な下落が避けれていますが、指標となる10年債の利回りがイタリアで6.989%、スペインで6.349%、フランスで3.686%でクローズとなっています。また、イタリアのウニクレディット銀行がECBに対しておぷの担保対象となる証券種類の拡大を求めていますので、欧州の銀行間で資金の貸し借りがしにくくなっている状況とみられます。このため、本日予定されていますスペインの国債入札が不調となった場合や、モンティ伊首相兼財務相の所信表明演説に市場が失望した場合には、ユーロや豪ドルなどクロス円の下向きのリスクが継続すると思います。チャート上では各通貨ペアの10月上旬の安値を目指していくのではないかと思います。
ドルは、格付け機関フィッチが「ユーロ圏の悪影響が米銀行の格付け見通しに脅威をもたらす」とコメントを出しています。米銀行への格下げ圧力がかかることで、銀行が手持ち流動性(資金)の確保に動くとすると、足許の需給ではドル高になりやすいと思います。ただ、ドル/円に関してはリスク回避からの円買い圧力も強いことで、本邦政府・日銀による為替介入への警戒も残るため、76円台後半から77円台前半のレンジでの動きを予想しています。
■EURUSD 日足(一目均衡表、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ユーロ/ドルは3日連続で下落して、11/10の安値の1.3484ドルを下抜け、一目均衡表(日足)の雲の下に抜け出ています。このため、強い下落トレンドが出ていると思いますので、10/4の安値の1.3146ドルを目指していくものと思います。ただ、ストキャスティックス(スロー)では%Kスローが20を割り込んで売られ過ぎの水準に入ってきていることから、一時的な戻りがあるとすれば雲の下限の1.3555ドル近辺と思われます。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
■変動率からの予想レンジ 07:41→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯はアジアの株価が下落したため、「ドル」と「円」が買われる展開となり、午前9時55分の仲値にかけて、ドル/円は77.15円まで上昇しましたが、実需に伴う買いが一巡するとじりじりと76.97円まで下落しました。ユーロはリスク回避の動きから対ドルで1.3540ドル近辺から1.3432ドル、対円で104.20円近辺から103.42円まで下落しました。ロンドン時間に入ると、関係筋の話として「ECBがイタリア国債購入を拡大」と伝わるとイタリア国債が上昇(利回りが低下)したことで、欧州の株価が上昇、リスク回避の巻き戻しからドル/円は76.86円まで下落、ユーロ/ドルは1.3557ドル、ユーロ/円は104.31円まで上昇しました。しかしながら欧州への懸念が払しょくできず、ユーロ/ドルは1.3456ドル、ユーロ/円は103.52円まで下落しました。NY時間に入ると、米消費者物価指数(コア)が市場の予想通り、鉱工業生産、設備稼働率が予想を上まわり、NAHB住宅市場指数も改善していたことから、米株価が下落幅を縮小したことで、ドル/円は77.08円、ユーロ/ドルは1.3553ドル、ユーロ/円は104.38円まで下落しました。クローズにかけては格付け機関フィッチが「ユーロ圏の悪影響が米銀行の格付け見通しに脅威」とコメントを出したことから、リスク回避の動きを強め、ドル/円は76.94円、ユーロ/ドルは1.3479ドル、ユーロ/円ア103.80円まで下落しました。
クローズはドル/円が77.01円、ユーロ/ドルが1.3460ドル、ユーロ/円は103.72円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
11/17(木)
・ 18:30 英国 10月 小売売上高指数
・ 19:00 ユーロ圏 9月 建設支出
・ 19:00 ユーロ圏 9月 建設支出
・ 22:30 カナダ 9月 対カナダ証券投資額
・ 22:30 米国 10月 住宅着工件数
・ 22:30 米国 10月 建設許可件数
・ 22:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 11月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・ 02:30 米国 ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演
・ 02:50 米国 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁講演
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