11/18 本日の戦略-資源国通貨は21日移動平均から-3%以上乖離-
おはようございます。本日から長男(小6)が1泊2日で鎌倉・箱根の修学旅行に行きました。天気が持ってくれるといいです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ポンド>円>ドル>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日はスペインの10年債入札が目標額に届かず不調に終わりました。格付け機関フィッチは「市場アクセスを失えば、イタリアの格下げの可能性もある」、IMFは「政治的支持がない間はギリシャに次回融資は実行しな」いと述べるなど、ユーロ周辺国に対するリスクがますます高まってきています。20日にはスペインの総選挙が予定されていることから、政治的な不安定が増幅されるとユーロの下落が予想されます。ただ、これだけ悪いニュースが出ているにもかかわらず、通貨別の騰落を見ますと、豪ドルやNZドルなどの資源国通貨に比べ、ユーロやポンドの下落幅、率は小さくなっています。これは、これまでファンデング通貨と見なされていた「ドル」「円」と同じようにユーロやポンドも使われていたためではないかとみられます。これまでリスク志向を背景として資金が流入していた新興国や資源国から資金がユーロ圏などに還流しているのではないかと思います。
こうした中で、本日はユーロ圏の要人の発言が多数予定されています。ユーロ圏の成長見通しも悲観的なものが多くなていますので、ユーロ崩壊やドイツの離脱などの噂に振り回される可能性がありますので注意が必要と思います。
一方の、ドルはリスク回避の動きでのドル買いと質への逃避から米国債が上昇(利回りは低下)となっています。ただ、これまでの米追加利下げ観測はピアナルト・クリーブランド連銀総裁の「金融政策だけでは全ての問題を解決できない」との発言によって、後退した感があります。また、ダドリーNY連銀総裁は「米経済は2012年に力強い回復をするには障害に直面」「ユーロ圏の緊張に関連した著しい下振れリスクがある」と発言しています。このため、ドルも買われにくくなっていると見られる子とからも「円高」の圧力が継続すると思われます。ただ、市場には本邦政府・日銀への介入への根強い警戒もあり、上下に狭いレンジでの取引が続くものと思います。
■GBPJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス、フィボナッチ)
source:uedaharlowfx
ポンド/円は下落が続いていますが、9/22の安値の116.84円と10/31の高値の127.33円を100%としたフィボナッチの61.8%押しが120.86円に位置していることから、ここでサポートされれば反発する可能性があります。ストキャスティックス(スロー)でも%Kスロー、%Dスローが20以下でゴールデンクロスする可能性もあることから、クロスした場合には123円近辺までは戻すものと思います。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線をした抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
■変動率からの予想レンジ 08:07→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯は日経225平均株価が反発したことやアジアの株価の下げ幅が縮小したことなどを受けて、リスク回避の巻き戻しの動きから、ドル/円は狭いレンジながらも77.10円まで上昇、ユーロも対ドルで1.3425ドル近辺から1.3514ドル、対円で103.40円近辺から104.05円まで上昇しました。ロンドン時間に入ると、スペイン国債入札を前にしてユーロなどを売る動きが強まり、注目されていたスペイン10年債の入札が不調に終わったことからリスク回避の動きとなり、ドル/円は76.92円、ユーロ/ドルは1.3437ドル、ユーロ/円は103.48円まで下落しました。NY時間には、発表された米新規失業保険申請件数、米住宅着工件数が市場予想よりよかったことで、ドル/円は77.04円まで上昇しました。ユーロはECBは、IMFに資金を貸し付け、それをユーロ圏諸国の救済に充てるという議論が起きているとの当局者の話が伝わると、対ドルでは1.3535ドル、対円では104.17円まで上昇しました。クローズにかけてはピアナルト・クリーブランド連銀総裁は「米経済の回復は苛立たしいほどのろい」「金融政策だけではすべての問題を解決できない」などと発言したことから、NYダウが反落して、ドル/円は76.95円、ユーロ/ドルは1.3448ドル、ユーロ/円は103.55円まで下落しました。
クローズはドル/円が76.96円、ユーロ/ドルが1.3454ドル、ユーロ/円は103.57円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
11/18(金)
・ 16:00 ドイツ 10月 生産者物価指数(PPI)
・ 17:00 ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁講演
・ 18:15 ユーロ圏 ゴンザレス・パラモECB理事講演
・ 18:30 ユーロ圏 ビニスマギECB理事講演
・ 18:30 ユーロ圏 バイトマン独連銀総裁講演
・ 21:00 カナダ 10月 消費者物価指数(CPI)
・ 22:15 米国 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁講演
・ 22:30 カナダ 10月 景気先行指数
・ 00:00 米国 10月 景気先行指標総合指数
・ 03:15 米国 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
・ 03:50 米国 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演
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