11/28の週の見通し -週前半はユーロ圏の債務危機、後半は米国の経済指標に注目-
こんばんは。米国のクリスマスセールが始まりました。42インチの液晶TVが199ドルで買えるとはうらやましいですね。
■ドル/円 60分足
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■ユーロ/ドル 60分足
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■ユーロ/円 60分足
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■先週の動き
先週はドル/円が76.84円、ユーロ/円が103.85円、ユーロ/ドルが1.3508ドルでオープン、欧州の債務への懸念から、ユーロや豪ドルなど下落圧力かかる一方で、米国も超党派での債務削減策が合意に至らなかったため、NYダウが一時340ドル超下落したことから、円がドルに対して76.90円まで上昇しました。翌22日には安住財務相が衆院財務金融委員会の答弁で50兆円基金の外債購入について聞かれ「為替介入になる可能性が高い」と発言したことで、ドル/円が77.30円近辺へと上昇、ユーロ/ドルは1.3468ドルまで下落する場面が見られました。23日にはドイツの10年債の入札で札割れとなったことで、ユーロ/ドルは1.3374ドル、ユーロ/円は103.26円まで下落、NYダウが下落したこともあり、リスク回避のドル買いからドル/円は77.58円へと上昇しましたが、ユーロ/ドルは1.3321ドル、ユーロ/円は103.07円まで下落しました。24日は米国が感謝祭で休場となる中、格付け機関S&Pが日本の格付けを引き下げる可能性を示したことや、IMFが日本の国債利回りが上昇する危険性を指摘したことなどから、日本の国債が売られ、ドル/円は77円台前半で推移、格付け機関フィッチがポルトガルの格付けを1段階引き下げジャンク級の「BB+」とし、見通しもネガティブとしたことやメルケル独首相がユーロ共同債の導入に改めて反対を表明したことから、ユーロ/ドルが1.3212ドルまで下落、ユーロ/円も102.71円まで下落しました。25日も欧州に対する懸念が続き、S&Pとフィッチが1段階引き下げたことで、ユーロが弱含みに推移しましたが、ドル/円では、本邦の10年債が売られたことなどを背景に、ドル/円が底堅く推移し、週末のNY時間では77.78円まで上昇しました。
通貨別では、主要通貨に対してドルが上昇、円はドルでは弱含みとなりましたが、クロス通貨では3週連続の上昇となりました。また、新興国、資源国通貨の下落がユーロやポンドの下落よりも大きくなっています。
■週間騰落率(JPY)
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■週間騰落率(USD)
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■今週の見通し
先週週末の本邦国債の下落で欧州の債務危機が日本にも波及してきた可能性があります。23日にドイツの10年債60億ユーロの入札が実施されましたが、応札額が39億ユーロに留まったことが発端となり、25日の東京市場でヘッジファンドなどが日本国債を売ったようです。市場は、これまでにも日本の債務残高がGDP比200%を超えていることなど理由に日本の国債暴落説などが取りざたされていましたが、約95%を日本国内で保有していることから、急落はないとの見方が示されていました。この流れが変わったかどうかは今後の動きを見ないと分かりませんが、経常黒字国のベルギーも格下げされていることから、日本が経常黒字国といって安心できる状況でもありません。こうした動きが続けば、欧州の懸念が高まると円も売られ、ドルが買われる動きとなる可能性があります。
また、ベルギーが格下げされたことで、「AAA」のフランスの格付けにも格下げの圧力が高まってきました。今週もユーロ圏では、国債の入札が続くことから、ユーロには引き続き下落圧力がかかるものと思われますし、株価の下落が続くようであれば新興国通貨や資源国通貨が売られやすくなると思います。ただ、NZドルは週末に行われた総選挙でキー首相率いる与党が勝利したことで、他の通貨と比べれば下値は堅くなるのではないかと思います。
経済指標では、月末月初にあたる週であることから、米国のISMや雇用統計に関心が集まるものと思います。仮に米国の経済指標の内容が良くて株価が上昇するようであれば、リスク回避を巻き戻す動きになる可能性があります。一方、ユーロ圏では30日の独失業率、ユーロ圏失業率、1日の各国の購買担当者景気指数(PMI)などが注目されると思います。
チャートでは、豪ドルやNZドルなどは21日移動平均線からの乖離率が-3%を大きく超えているため、短期的には売られすぎと見られるもので、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロスしたものがいくつかあります。欧州の債務に対する懸念が後退しない限り、短期的に戻る可能性があるかもしれませんが、大きなトレンドは下向きが変わっていないと思います。
■今週の予想レンジ
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■日、週、月、年騰落データ
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■注目イベント
11/28(月)
・ 09:00 NZ 11月 NBNZ企業信頼感
・ 18:00 ユーロ圏 10月 マネーサプライM3
・ 21:00 ドイツ 12月 GFK消費者信頼感調査
・ 00:00 ドイツ 11月 消費者物価指数(CPI、速報値)
・ 00:00 米国 10月 新築住宅販売件数
11/29(火)
・ 08:30 日本 10月 有効求人倍率
・ 08:30 日本 10月 全世帯家計調査・消費支出
・ 08:30 日本 10月 失業率
・ 08:50 日本 10月 小売業販売額
・ 08:50 日本 10月 大型小売店(既存店)販売額
・ 15:00 南ア 10月 マネーサプライM3
・ 16:00 英国 11月 ネーションワイド住宅価格
・ 18:30 英国 10月 消費者信用残高
・ 18:30 英国 10月 マネーサプライM4
・ 18:30 南ア 7-9月期 四半期国内総生産(GDP)
・ 19:00 ユーロ圏 11月 消費者信頼感(確定値)
・ 22:30 カナダ 7-9月期 四半期経常収支
・ 23:00 米国 9月 ケース・シラー米住宅価格指数
・ 00:00 米国 11月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
・ 00:00 米国 9月 住宅価格指数
・ 00:00 米国 7-9月期 四半期住宅価格指数
11/30(水)
・ 06:45 NZ 10月 住宅建設許可件数
・ 08:50 日本 10月 鉱工業生産・速報値
・ 09:01 英国 11月 GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 7-9月期 四半期民間設備投資
・ 10:30 日本 10月 毎月勤労統計調査
・ 14:00 日本 10月 新設住宅着工戸数
・ 16:45 フランス 10月 卸売物価指数(PPI)
・ 16:45 フランス 10月 消費支出
・ 17:55 ドイツ 11月 失業者数
・ 17:55 ドイツ 11月 失業率
・ 19:00 ユーロ圏 10月 失業率
・ 19:00 ユーロ圏 11月 消費者物価指数(HICP、速報値)
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 19:30 スイス 11月 KOF景気先行指数
・ 21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 21:00 南ア 10月 貿易収支
・ 21:30 米国 11月 チャレンジャー人員削減数
・ 22:15 米国 11月 ADP雇用統計
・ 22:30 カナダ 10月 鉱工業製品価格
・ 22:30 カナダ 10月 原料価格指数
・ 22:30 カナダ 9月 月次国内総生産(GDP)
・ 22:30 カナダ 7-9月期 四半期国内総生産(GDP)
・ 23:45 米国 11月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 00:00 米国 10月 住宅販売保留指数
・ 04:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
12/1(木)
・ 09:30 豪 10月 小売売上高
・ 15:45 スイス 7-9月期 四半期国内総生産(GDP)
・ 17:30 スイス 11月 SVME購買部協会景気指数
・ 18:00 ユーロ圏 11月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
・ 18:30 英国 11月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
・ 22:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 10月 建設支出
・ 00:00 米国 11月 ISM製造業景況指数
12/2(金)
・ 08:50 日本 11月 マネタリーベース
・ 08:50 日本 7-9月期 四半期法人企業統計調査
・ 09:30 豪 10月 住宅建設許可件数
・ 17:15 スイス 10月 実質小売売上高
・ 19:00 ユーロ圏 10月 卸売物価指数(PPI)
・ 19:00 ユーロ圏 10月 卸売物価指数(PPI)
・ 21:00 カナダ 11月 失業率
・ 21:00 カナダ 11月 新規雇用者数
・ 22:30 米国 11月 非農業部門雇用者数変化
・ 22:30 米国 11月 失業率
経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。




