12/7 本日の戦略-明日以降に重要イベントのため、様子見か-
おはようございます。明治の粉ミルクからの放射性セシウムの検出は、検出された工場が自宅から1km以内にあるだけにちょっとびっくりしました。ただ、ミルクを飲まれるお子様がいらっしゃる方々はもっとショックでしょうね。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
円>ユーロ>ドル>NZドル>豪ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日は、思ったほどに欧州の債券(特にドイツ)は売られませんでした。NY時間にでた期待を持たせるいくつかの材料(ユーロ共同債の発行は可能、救済基金の規模倍増を協議している、ドイツ派救済への投資家の参加を断念)が、今週後半に行われるEUサミットへの希望をつないだものと思います。ただ、一方では、格付け機関S&PがEFSF債の一段階もしくは二段階の格下げを示唆する発言をしており、EUサミット巡っての緊張が続いています。仮に「AAA」の格下げが引き下げられた場合には、ユーロ共同債ですら資金を集めにくくなると予想されるため、大きなダメージとなると思います。米国が「AAA」から格下げされた後のドルの動きとは、ユーロは異なる動きとなり、ユーロ離れが進む可能性が高いと思っています。S&Pは米国の格下げをした際も、債務上限引き上げ法案は可決に手間取った政治リスクを要因に挙げていることから、EUサミットで何も決まらなかった場合には、格下げリスクが高まり、格下げまでにはそれほど長い時間がかからないもと思います。仮にドイツが格下げされた場合には、時間はある程度必要ですが、ユーロ/ドルは1.3ドル割れ、ユーロ/円は100円割れとなると思います。
一方、本日は豪7-9月のGDPが発表されます。市場の予想は小幅の悪化です。豪の成長の鈍化が示されると更に利下げの可能性も出てくると思われるため、豪ドルの戻りも限定的になるのではないでしょうか。また、18:30には英鉱工業生産の発表が予定されています。その他では注目される経済指標の発表がないため、欧州の債券市場、欧米の株式市場の動き次第となりますが、明日のECB理事会などを控えているため、大きく方向性が出るとは思えません。
ドル/円は昨日78円に届きませんでした。欧州の格下げ懸念ながら、債券相場が比較的しっかりしたこともあり、円を売りにくくなっているようにも見えます。また、12月のドルの調達もそろそろ終わりに近付いているのかもしれません。リスク回避になった場合には、ドルよりも円が買われやすくなる可能性があり77円割れを試すかもしれません。
■USDJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ドル/円は一目均衡表(日足)の遅行線が雲の中を推移するとともに日々線(ロウソク足)の下を推移しています。日々線の上にでる可能性がありますが、雲を抜け出れなければ下落する可能性が高いと思います。実勢レートでも雲の幅がないため、特に雲がサポートとして機能するとは考えにくいです。下落した場合には11/18の安値の76.57円近辺が目処となると思います。また、11/19の高値の78.28円を上抜けた場合には上昇に転じると思います。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
豪ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲を上から中へ
■変動率からの予想レンジ 08:44→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯はオープン前に格付け機関S&Pがユーロの15カ国の格付けを引き下げる可能性があることを示唆したため、アジアの株価が下落したことで、ドルと円が買われ、ドル/円は一時77.68円まで下落、ユーロ/ドルは1.34ドル近辺から1.3361ドル、ユーロ/円は104.25円近辺から103.88円まで下落しました。ドル/円は一時77.85円まで戻す場面が見られましたが、77円台後半では上値が重くなりました。また、豪準備銀行(RBA)が政策金利を0.25%引き下げ、声明でも「緩やかな利下げの余地」としたことで、豪ドルは対ドルで1.0154ドル、対円で78.93円まで下落しました。ロンドン時間に入ると序盤こそ、欧州の債券と株が売られたことで、リスク回避のドル買いと円買いが強まり、ドル/円が77.64円、ユーロ/ドルが1.3334ドル、ユーロ/円が103.63円まで下落したものの、独製造業受注の内容が良かったことなどから、ユーロ/ドルは1.3428ドル、ユーロ/円は104.33円まで反発しました。NY時間に入るとS&PがEFSF債の引き下げの可能性を示唆すると、再びユーロ売りとなり、対ドルで1.3361ドル、対円で103.85円へ下落、ドル/円は77.84円へ上昇しました。その後は、「ファンロンパイEU大統領がユーロ圏共同債の発行に関して長期的には可能と提案」-暫定報告書とのニュースが出たことや「EUが救済基金の規模倍増を協議している」と英FTが報じたこと、「ドイツは救済への投資家の参加を断念することの合意」とフィロン仏首相が発言したことから、リスク回避の巻き戻しとなり、ドル/円は77.68円へ下落、ユーロ/ドルは1.3420ドル、ユーロ/円は104.26円まで上昇しました。
クローズはドル/円が77.71円、ユーロ/ドルが1.3399ドル、ユーロ/円は104.13円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/7(水)
・ 08:50 日本 11月 外貨準備高
・ 09:30 豪 7-9月期 四半期国内総生産(GDP)
・ 14:00 日本 10月 景気一致指数(CI)・速報値
・ 14:00 日本 10月 景気先行指数(CI)・速報値
・ 15:45 スイス 11月 失業率
・ 16:45 フランス 10月 貿易収支
・ 18:30 英国 10月 鉱工業生産指数
・ 18:30 英国 10月 製造業生産指数
・ 20:00 ドイツ 10月 鉱工業生産
・ 20:00 南ア 10月 小売売上高
・ 21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 22:30 米国 ラスキン米連邦準備理事会(FRB)理事講演
・ 05:00 米国 10月 消費者信用残高
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