12/8 本日の戦略-ECBの0.25%利下げは織り込み済み、アナウンスに注目-
おはようございます。というより、もうすぐお昼ですね。天気も悪く気温も上がりませんね。今、南アのダーバンでCO2排出削減のポスト京都議定書を巡る話し合いが行われていましたが、新たな枠組みは正式に採決が見送られたようで残念です。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ポンド>豪ドル>ユーロ>円>ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
本日はECB理事会、EU首脳会合(9日まで)と大きなイベントがあります。ECB理事会では、先月に続き0.25%の利下げを実施する可能性が高いと思います。また、資金供給も対象担保の拡大などが決定されると思います。ただ、市場はECBによる高債務国の国債買い入れなどのために、規模拡大やIMFへの融資などの積極的なスタンスを取るかどうかに注目していることから、これまでのスタンスを繰り返すにとどまるとすると、失望感からユーロは売られやすくなると思いますが、EU首脳会合への期待が残ることも考えられますし、格付け会社がこのタイミングで格下げを行ってくるとも思えませんので、大きくは崩れないものと思います。
本日は豪11月の失業率と新規雇用者数が発表され、内容は失業率が5.3%、新規雇用者数が6,300人の減少となりました。単月だけでの判断は難しいですが、中国のPMIの悪化やユーロ圏のリスクも残っていることから、10-12月期のGDPは悪化すると見られます。このため、比較的しっかりした動きとなっています豪ドルも下落リスクが伴い、足許ではEU首脳会合の結果を受けて、株価が下落するようなことがあれば、豪ドルなどのクロス円通貨は下落する可能性が高いと思います。
ドル/円は引き続きレンジの動きで、78円を上に抜けるよりも77.50円を下に抜けるような気がします。昨日実施されたドイツ国債(5年債)の入札で、目標額の50億ユーロに対して86億憶ユーロ調達できたことで、債券市場が落ちつけを取り戻しつつあると見られますので、リスク回避のときは円の方が買われやすいと思います。
■EURJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ユーロ/円は11/25の安値の102.49円と12/2の高値の105.64円のレンジではあるものの、一目均衡表(日足)の転換線が切り上がったことによる同線の下抜け、遅行線が日々線(ロウソク足)と雲の下を推移していることから、下落する可能性が高いと思います。前出安値の102.49円を下に抜けると10/4の安値の100.74円を目指すものと思います。逆に上昇した場合には105.37円が抵抗となると思います。
■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を上抜け
ポンド/円 21日移動平均線を上抜け
ユーロ/ポンド 21日移動平均線、一目均衡表(日足)を下抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の上へ
■変動率からの予想レンジ 10:03→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日の東京時間帯はアジアの株価が上昇したものの、ドル/円は77.63円~77.79円でのレンジの動きとなりました。ユーロは1.34ドル近辺から1.3450ドル手前まで上昇、ユーロ/円も104.10円~104.47円のレンジとなりました。ロンドン時間に入ると序盤は欧州株価が堅調に推移したことやドイツ5年債の入札で目標額を上回る額を調達したことから、ユーロ/ドルが1.3454ドル、ユーロ/円が104.52円まで上昇しましたが、ドイツ政府の当局者がEU首脳会議ではIMFの役割を決定しない可能性などと発言したことからユーロ/ドルはNY時間にかけて1.3351ドルまで下落、ユーロ/円も103.78円まで下落しました。ドル/円は77.66円~77.79円のレンジ。その後、ECBが融資での担保基準緩和を計画、2年もの融資を検討との関係者発言があったことやG20がIMFに6000億ドルの融資検討と日経新聞電子版が報じたことで、リスク志向の動きとでドルと円が売られ、ドル/円は77.63円へ下落、ユーロ/ドルは1.3427ドル、ユーロ/円は104.23円まで上昇しました。しかし、格付け機関S&Pが欧州連合、欧州の大手銀行の格付けを引き下げ視野に検討とのアナウンスやG20の融資報道をIMFが否定したことで戻りも限られました。また、この日発表された豪7-9月期のGDPが予想よりよかったことで、主要通貨に対しては強含みました。
クローズはドル/円が77.65円、ユーロ/ドルが1.3409ドル、ユーロ/円は104.14円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
12/8(木)
・ 14:00 日本 11月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
・ 15:30 フランス 7-9月期 非農業部門雇用者・改定値
・ 16:20 豪 スティーブンス豪準備銀行(中央銀行)総裁講演
・ 21:00 英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
・ 22:15 カナダ 11月 住宅着工件数
・ 22:30 カナダ 10月 新築住宅価格指数
・ 22:30 米国 前週分 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 10月 卸売在庫
・ 00:30 ユーロ圏 コンスタンシオECB副総裁講演
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