1/20 本日の戦略-俄かロングの週末ポジション調整に注意-
おはようございます。都心でも平年より17日遅い初雪が降ったそうですが、私が住んでいます埼玉東部では暗くてよく見えませんでしたが冷たい雨でした。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
先週末の格付け会社S&Pによるユーロ圏9カ国の格下げからの悲観的なムードでのスタートとなりましたが、ユーロ圏の国債入札で需要が旺盛なことが示され、市場が落ち着きをみせたことやギリシャ政府と民間債権保有者の債務交換は今週中に合意ができる見通しと報じられたことやIMFによる5000億ドルの融資能力増強(2月のG20で)など、格下げ前と大きく環境は変わっていないものの、悪材料出尽くし感からユーロは切り返しています。ただ、今週のユーロの上昇から短期筋の一部は俄かロング(買い超し)となっている可能性もあります。特に本日は週末ということもあり、こうしたポジション調整的な動きが出やすいことが考えられます。今週中に合意に至る見込みとなっているギリシャの債務交換協議で波乱がなければ、ユーロの堅調な動きが続くと思います。
ドル/円は1/5以来となる引値での77円超えとなりました。昨日の上昇は米10年債の利回り上昇という要因が大きかったことで、更に上を目指すかは微妙なところと思います。チャートでは保合いが継続していて、中期のトレンドは下向きですし、オーダーからは77円台は売りが多いと見られますので、余程強い材料が出てこないともう一段の上昇は望めないと思います。昨日発表された米経済指標はまちまちだったものの、悪化していた住宅着工件数も一戸建てをみれば、着実に住宅市場が改善している傾向が見られることから、本日24:00に発表される中古住宅販売件数が良ければ、ドル/円ではドルが上昇すると思います。
もうひとつ、ユーロやドルが上昇(円安)の要因としてあげられるのが、欧米の株価の堅調基調と思われます。中国が預金準備率を0.5%引き下げてくる可能性が高いことから、週末というタイミングを考えると、本日の19時か20時ころに実施してもおかしくないと思いますので、「月末までに」との予想はあるものの、引き下げが実施されればクロス円の一段高につながると思います。
■NZDJPY 日足(移動平均線、一目均衡表、ストキャスティックス、トレンドライン)
source:uedaharlowfx
NZドル/円は昨年11/24の安値の57.03円と12/15の安値の58.24円を結んだトレンドラインでサポートされています。また、一目均衡表(日足)の遅行線が雲の上に抜け出ようとしていることから、抜け出れば上昇が継続すると見られ、200日移動平均線となる63.04円近辺まで上昇するものと思います。ただ、ストキャスティックス(スロー)では%Kスロー、%Dスローが80以上で2回目のデッドクロスする可能性が高いことから、雲の上限となる60.79円近辺までの調整はあるかもしれません。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY
少し戻ったがレンジの下限は射程内
EURJPY
21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線で上抜けで転換か
GBPJPY
21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線に接近
AUDJPY
直近高値80.40を一時上抜けでトレンド継続中
NZDJPY
一目均衡表(日足)の遅行線が雲上抜けトライ中
CADJPY
一目均衡表(日足)の雲を上抜け
ZARJPY
一目均衡表(日足)の雲がサポート
NOKJPY
21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線で上抜けで転換か
MXNJPY
一目均衡表(日足)の遅行線が雲を抜ければ上昇継続
HKDJPY
少し戻ったがレンジの下限は射程内
SGDJPY
一目均衡表(日足)の雲の下から中へ入ってきた
EURUSD
21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線で上抜けで転換か
■変動率からの予想レンジ 08:18→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日はスペイン国債の入札で目標額45億ユーロに対して、66.1億ユーロの発行となったこと、フランスの14年償還債の入札で利回りが1.05%に低下したこと、同22年償還インフレ連動債の利回りも1.07%に低下したことに加え、独コメルツ銀行が6月末までに資本を63億ユーロ強化できるとのニュースやEU関係者の話として「今週中に債務交換協議が合意する可能性が大きい」と伝わったことなど、ユーロのとってポジティブな内容が多かったことで、ユーロ/ドルは1.2840ドル近辺からNYクローズにかけて1.2972ドル、ユーロ/円は98.60円近辺からNYクローズ間際に100.05円を一時回復しました。
ドル/円は米新規失業保険申請件数が35.2万件、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が7.3(予想より悪かったが)といずれも改善を示したものの、消費者物価指数は前月と変わらず、住宅着工件数は減少とまちまちと結果となりました。ただ、米10年債の利回りが上昇したことなどからドルが買われ、一時77.32円まで上昇しました。
一昨日と昨日は円が主要通貨に対して下落しました。リスクセンチメントの後退、米国債利回りの上昇などの要因が大きいと思います。このため、朝方に新規雇用者数が大幅減少となった豪ドルは対ドルでは下落したものの、対円では上昇していて、クロス円全般は上昇(円安)となっています。
クローズはドル/円が76.70円、ユーロ/ドルが1.2838ドル、ユーロ/円は98.54円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/20(金)
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期輸出物価指数
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期輸入物価指数
・ 13:30 日本 11月 全産業活動指数
・ 16:00 ドイツ 12月 生産者物価指数(PPI)
・ 18:30 英国 12月 小売売上高指数
・ 20:30 米国 ゼネラル・エレクトリック(GE)第4四半期決算
・ 21:00 カナダ 12月 消費者物価指数(CPI)
・ 21:00 カナダ 12月 消費者物価指数(CPIコア)
・ 22:30 カナダ 11月 卸売売上高
・ 00:00 米国 12月 中古住宅販売件数
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