山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
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2012年1月23日 (月)

1/23 本日の戦略-EU外務相会合、イランの対応に注目-

おはようございます。昨日、市の文化会館の休憩室の自販機でホットドリンクを買ったのですが、かなり「ぬる」かったので残念に思いました。ただ、そこで電話をかけてまでクレームを言っていた方がいたのは驚きでした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱
豪ドル>ポンド>NZドル>円>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
ギリシャの民間部門関与(PSI)との協議は合意に達しつつあるようですが、週末のヘッドラインでも合意に達したというものはありませんでした。IIF(国際金融協会)ダラーラ専務理事はアテネを離れた模様ですが、電話での協議は続けている模様で、IIFの運営委員会の専門家チームもアテネには留まっているようです。合意が近いとのニュースで反発してきたユーロが週末には交渉が長引いているのを嫌気して下落したことから、交渉がまとまった場合には、ユーロ/ドルで1.31ドル近辺、ユーロ/円で101円近辺まで上昇するのではないかと思いますが、市場がこの合意をどこまで織り込んでいるのかによって上昇幅が違ってくると思います。

先週末に上昇した豪ドルは、本日のEU外務相会合でイラン産原油の禁輸措置が決定される見通しであることから、これを受けたイランの反応に注目が集まるものと思います。イランが強硬な態度に出た場合には、原油価格が上昇すると見られ、ホルムズ海峡に依存している日本がマイナスの影響を受けることは間違いないことに加え、原油高は米国の景気にとってはネガティブ要因であることから、ドル安と円安という流れになると思います。単純に考えれば、クロス円が上昇すると思いますが、原油の上昇に伴って欧米の株価が下落した場合には、リスク回避のドル買いと円買いにつながる可能性もあり、株式市場の反応に注目となります。

中国は春節で市場が休場となっています。先週末に預金準備率を0.5%引き下げる可能性もありましたが、そのような動きはありませんでした。月末までに緩和を実施する可能性がありますので、豪ドルやNZドルには支援となると思われます。

■ZARJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティックス) ZARJPY source:uedaharlowfx
南アランド/円は12/5の高値の9.75円を僅かながら上に抜けました。これまで抵抗となっていた一目均衡表(日足)の雲がサポートになる可能性があります。ただ、一方では、遅行線が雲の下を推移していて、雲の下限となる9.73円がレジスタンスとして存在しています。更にストキャスティックス(スロー)では、%Kスロー、%Dスローが80以上でデッドクロスする可能性もあることから、短期的には調整の可能性が高いのではないかと思います。目処は基準線の9.48円近辺か。

■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY  21日移動平均線がレジスタンス
EURJPY  21日移動平均線がサポート
GBPJPY  21日移動平均線を上抜け
AUDJPY  直近高値80.40を上抜けでトレンド継続中
NZDJPY  一目均衡表(日足)の遅行線が雲を上抜け
CADJPY  一目均衡表(日足)の雲がサポートとなるか
ZARJPY  一目均衡表(日足)の遅行線が雲をトライ
NOKJPY  一目均衡表(日足)の基準線がサポート
MXNJPY  一目均衡表(日足)の遅行線が雲をトライ
HKDJPY  21日移動平均線がレジスタンス
SGDJPY  一目均衡表(日足)の雲の中を推移
EURUSD  21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線がサポート

■変動率からの予想レンジ 07:52→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 76.81 ~ 77.15
EURJPY 99.09 ~ 99.98
GBPJPY 119.41 ~ 120.25
AUDJPY 80.40 ~ 81.10
NZDJPY 61.84 ~ 62.39
CADJPY 75.77 ~ 76.35
ZARJPY 9.62 ~ 9.76
NOKJPY 12.91 ~ 13.05
MXNJPY 5.79 ~ 5.86
HKDJPY 9.88 ~ 9.94
SGDJPY 60.31 ~ 60.71
EURUSD 1.2874 ~ 1.2997

■前日のサマリー
週末もギリシャの債務交換交渉が焦点となり、ロンドン時間にはユーロ/ドルで1.2986ドル、ユーロ/円で100.33円の高値をつけましたが、欧州の株価が下落しhたことなどから、ユーロ/ドルが1.2887ドル、ユーロ/円が99.46円まで下落しました。しかし、ギリシャの民間債権者との債務交換が本日中(20日)合意、週末は技術的な話し合いが行われるとのヘッドラインから持ち直し、ユーロ/ドルは1.2951ドル、ユーロ/円は99.86円まで戻しました。

ドル/円はロンドン時間のユーロ上昇につれる形で77.31円まで上昇し、前日の高値とほぼ面を合わせましたが、NY時間に入り、発表された米中古住宅販売件数が市場予想を大きく下回ったことなどから、ドルが下落したため、76.92円まで下落して77円手前でクローズしました。

週末に一番上昇したのは豪ドルで、ユーロへの不透明感、米の追加緩和の可能性とともに、米経済指標が好調なことからの、リスク選好の動きから、チャートでも200日移動平均線を上抜けたことで、豪ドル/米ドルは1.0489ドル、豪ドル/円は80.87円まで上昇し、そのまま高値圏でクローズしています。その他のクロス円も概ね上昇につながりました。
クローズはドル/円が76.91円、ユーロ/ドルが1.2886ドル、ユーロ/円は99.40円。

■株価(bloomberg.co.jp)

Index 引値 前日比
日経225 8766.36 126.68
FTSE100(英) 5728.55 -12.60
DAX(独) 6404.39 -11.87
NYダウ(米) 12720.48 96.50
S&P500(米) 1315.38 0.88
NASDAQ(米) 2786.70 -1.63

■金利(bloomberg.co.jp)

Country 利回り 前日比
米10年債 2.03 0.05
日本10年債 0.987 0.014
英10年債 2.11 0.06
独10年債 1.92 0.07

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1664.00 9.50
NY原油(期近) 98.46 -1.93

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/23(月)
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期卸売物価指数(PPI)
・ 16:45 フランス 1月 企業景況感指数
・ 19:15 ユーロ圏 ドイツ1年物国債入札(30億ユーロ)
19:15 ユーロ圏 バイトマン独連銀総裁、ノワイエ・フランス中銀総裁講演
・ 22:30 カナダ 12月 景気先行指数
・ 23:00 ユーロ圏 フランス国債入札
・ 00:00 ユーロ圏 1月 消費者信頼感(速報値)

ピボットポイントなどは山内俊哉のココに注目!もご覧ください

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    ■ドル円など主要通貨のスプレッド縮小



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