2/29 本日の戦略-調整は終わったのか、ECBオペ、バーナンキ議会証言が材料-
おはようございます。昨日は夜中の2時ころ、携帯の緊急地震速報で目覚めました。幸いにも地震がなかったのでよかったです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ポンド>ユーロ>円>豪ドル>ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
本日19:15にはECBが第2回目の3年物の資金供給オペ(LTRO)を実施します。市場は4000億ユーロ~5000億ユーロを見込んでいます。結果についての市場の見方は割れていて、第1回のオペがユーロ周縁国の国債下落防止に役立ったことを踏まえての
①額が予想通りもしくはそれ以上であれば、ユーロ周縁国の国債安定化に寄与する(ユーロ買い要因)
②額が予想以下であれば、ユーロ周縁国の国債購入意欲が減退した(ユーロ売り要因)
と見る一方で、
①額が予想以下であれば、金融機関が資金を必要としていない、逼迫していない(ユーロ買い要因)
②額が予想通りもしくはそれ以上であれば、金融機関が資金を必要としている、逼迫している(ユーロ売り要因)
と全く逆の考え方もあります。個人的には前者を支持していますが、蓋を開けてみなければどちらに動くか分からないというのが本音です。
一方、ドル/円やクロス円の調整はたった1日で終わったのかという疑問は残ります。チャート上では引き続き5日移動平均線がそれぞれの通貨ペアのサポートとなっていますが、こちらも日々切り上がっていることで、ドル/円など少数の通貨は一時的ではありますが、5日移動平均線を下抜けているものもあります。本日行われるバーナンキ米FRB議長の議会証言次第では、今後の米景気減速への警戒から、景気見通しについて慎重な見方を示す可能性も高く、ドル売りにつながった場合には、ドル/円は調整とみますが、クロス円については底堅く推移するのではないかとみられます。
■ギリシャを巡る重要なイベント(新たに加えたところは赤字)
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■EURJPY 日足(一目均衡表、ストキャスティクス、フィボナッチ)
source:uedaharlowfx
ユーロ/円は1/16の安値の97.04円から1/26の高値の102.19円までの上昇幅の5.15円をほぼ2倍した上げ幅を2/1の安値の99.24円から2/27の高値の109.92円で達成しました。1/16を起点としてエリオット波動を形成中であれば、現在は第3波ということになり、通常では1.618倍近辺の上昇になるのですが、エクステンション(拡大)しているようです。2.382倍まで上昇するとすると111.43円近辺がターゲットとなり、昨年10/31の高値の111.51円近辺とも符合します。調整の目安としては昨年12/2の高値の105.64円となります。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY
5日移動平均線(80.48円)がサポートなるか
EURJPY
5日移動平均線(107.74円)がサポート
GBPJPY
5日移動平均線(127.20円)がサポート
AUDJPY
ストキャスティクス(スロー)がデッドクロス、ただし、5日移動平均線(86.22円)がサポート
NZDJPY
5日移動平均線(67.26円)がサポート
CADJPY
5日移動平均線(80.59円)がサポート
ZARJPY
年初来高値更新
NOKJPY
5日移動平均線(14.33円)がサポート
MXNJPY
5日移動平均線(6.21円)がサポートなるか
HKDJPY
5日移動平均線(10.35円)がサポートなるか
SGDJPY
5日移動平均線(64.10円)がサポート
EURUSD
チャートの形悪い
■変動率からの予想レンジ 07:38→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日は朝方もリスク回避からのポジション調整の動きが先行し、ドル/円は一時80.02円まで下落しましたが、中国への緩和期待などもあり、アジアの株価が上昇すると、リスク・オンの動きからロンドン時間にはドル/円が80.78円まで上昇、NY時間に発表された米耐久財受注が前月比-4.0%と市場予想より大幅に下振れ、S&P/ケースシラー住宅価格指数も前月比-3.99%と下振れしていたことが嫌気され80.37円まで下落しましたが、CB消費者信頼感指数が70.8と予想の63.0から大幅に上振れしていたことで80.71円まで上昇、80円台ミドル近辺でクローズしました。
ユーロは弱含みから対ドルではロンドン時間にかけてじりじりと1.3452ドルまで上昇、対円ではドル/円の下落から107.30円まで連れ安となりましたが、ロンドン時間にかけて108.46円まで上昇、ロンドン時間にはそれぞれ1.3463ドル、108.74円まで上昇しました。その後、NY時間にはアイルランド首相がEU財政協定の批准の是非問う国民投票を実施へと発言したことから、ユーロが売られそれぞれ1.3389ドル、107.83円まで下落しました。クローズにかけてはNYダウが13,000ドルを回復したことや本日実施されるECBの第2回3年物の資金供給オペへの期待から、ユーロが買い戻されそれぞれ1.3471ドル、108.42円まで上昇し、このレベルでクローズしました。
この日一番強かったのはポンドで、リスク・オフの流れとなったこと、EU財政協定でのリスクが出たが、ユーロへのネガティブな材料が出ると、ユーロ/ポンドではポンドが買われやすいこと、英中銀副総裁が景気強くなった際に刺激策を徐々に解除する準備必要と発言したことなどが要因としてあげられます。このような動きのときは、豪ドル、NZドルが弱含みとなるのが債券の傾向のようです。
クローズはドル/円が80.44円、ユーロ/ドルが1.3455ドル、ユーロ/円は108.25円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/29(水)
・ 08:50 日本 1月 鉱工業生産速報値
・ 09:00 NZ 2月 NBNZ企業信頼感
・ 09:01 英国 2月 GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 1月 小売売上高
・ 09:30 豪 10-12月期 四半期民間設備投資
・ 14:00 日本 1月 新設住宅着工戸数
・ 15:00 南ア 1月 マネーサプライM3
・ 16:00 ドイツ 1月 輸入物価指数
・ 16:45 フランス 1月 消費支出
・ 17:00 スイス 2月 KOF景気先行指数
・ 17:55 ドイツ 2月 失業者数
・ 17:55 ドイツ 2月 失業率
・ 18:30 英国 1月 消費者信用残高
・ 18:30 英国 1月 マネーサプライM4
・ 19:00 ユーロ圏 1月 消費者物価指数(HICP)改定値
・ 19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
・ 19:15 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)3年物資金供給オペ(LTRO)
・ 19:30 ユーロ圏 ドイツ国債入札
・ 21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
・ 22:30 米国 10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP)改定値
・ 23:30 米国 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演
・ 23:45 米国 2月 シカゴ購買部協会景気指数
・ 00:00 米国 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言
・ 03:00 米国 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演
・ 03:30 英国 ウィールMPC委員講演
・ 04:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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一目均衡表(日足)の雲の中を推移

























