2/8 本日の戦略-本日もギリシャ-
おはようございます。昨日は携帯電話(スマートフォン)を家に忘れてしまい不便でした。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>豪ドル>ポンド>NZドル>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
ギリシャのヘッドラインで振り回される相場が続いています。昨日もギリシャ政府筋から「救済策に関する合意文書の草案を策定中、7日に開かれる政治指導者会合で討議される」との発言が出たと思ったら「討議は8日(水)に延期」とされ、いつもの「延期」パターンでいささか食傷気味になっています。狼少年のウソに駆けつける村人になった気分です。結局、本日討議が開かれるのか、12日(日)に債務交換協議に対しての投票が実施(これも怪しいものです)されるのかが目先の焦点になると思います。一方、本日予定されていたユーロ圏財務相会合も延期(当初の6日予定からは2回目の延期)となりました。また、公的部門の関与として「ECBはギリシャ債の交換で損失を引き受けないだろう」とウォールストリートジャーナルは報じています。
ギリシャを巡っては、クルス欧州委員会副委員長はギリシャのユーロ離脱の可能性を示唆していますし、ジョイブレ独財務相は1300億ユーロ規模の第2次ギリシャ救済策を増額することに反対しています。メルケル独首相はギリシャをユーロから追い出すことにかかわるつもりはないと発言していますが、財政規律以外(例えばユーロ共同債の発行)には依然として反対しています。このため、延期による時間稼ぎができなくなったときや民間を含む合意事項の歯車の一つでも狂った場合にはユーロの大幅な下落につながる可能性があります。
豪ドルは大方の市場が予想していた利下げを見送ったことから、サプライズなり上昇しました。豪準備銀行(RBA)の声明をみる限り、欧州のリスクはあるものの、3月の利下げの可能性についてもそれほど積極的ではないように受け取れます。このため、豪ドルは堅調な推移を続ける可能性が高いと思います。リスク要因としては中国の減速となりますが、これまでのところ購買担当者指数(PMI)は改善傾向が見られることから、サプライズ的なリスク回避が起こらなければ堅調推移が続くと思います。
■EURJPY 日足(一目均衡表、移動平均線、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
ユーロ/円は伊一目均衡表(日足)で転換線を上に抜け、実勢レートも雲の下から中に入ってきました。1/26の高値の102.19円と昨年11/25の安値の102.49円が目先のレジスタンスとなりますので、これを上に抜けられれば遅行線が雲とぶつかる104円台後半から105円台前半まで上昇する可能性があります。ストキャスティックス(スロー)をみると%Kスローが58.5に位置していることから、上昇余地はあるといえます。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY
21日移動平均線(76.81円)がレジスタンス
EURJPY
一目均衡表(日足)の遅行線が日々線を上抜け、雲の下から中へ
GBPJPY
1/25の高値の122.03円を上抜け
AUDJPY
1/26高値の82.84円を上抜け
NZDJPY
年初来高値更新
CADJPY
一目均衡表(日足)の転換線(76.67円)がサポート
ZARJPY
一目均衡表(日足)の転換線(10.02円)がサポート
NOKJPY
1/26の高値の13.32円と面合わせ
MXNJPY
年初来高値更新
HKDJPY
21日移動平均線(9.87円)がレジスタンス
SGDJPY
一目均衡表(日足)の雲(上限61.27円)がサポート
EURUSD
一目均衡表(日足)の雲の中を推移
■変動率からの予想レンジ 08:36→NYクローズ
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■前日のサマリー
昨日は豪準備銀行(RBA)が政策金利を4.25%のまま据え置きとし、声明では「企業の信用需要は若干の増加」「当面、現在の政策は適切と判断」「欧州のリスクは依然として下向き」「委員会は経済と財政の状況に関する情報を注視し続け、必要に応じてキャッシュレートが持続可能な成長と低いインフレを促進するよう調整する」との内容も後押しとなり、豪ドル/円は82.20円近辺から82.87円、豪ドル/米ドルは1.0710ドル近辺から1.0807ドルまで上昇、クロス円もこれにつられて上昇しましたが、クロス円の上昇は一時的となりました。
ロンドン時間には、ユンケル議長が「ギリシャ向け特別融資勘定設定は検討する価値がある」名とと発言したことで、1.31ドル台後半だったユーロ/ドルはNY時間序盤に1.3096ドル、ユーロ/円は100.60円へと下落しました。しかし、23:35ころギリシャから「国際的な救済を受けるために必要な財政・構造改革の措置を列挙した文書の最終版で作業とのニュースが伝わるとユーロ/ドルはストップロスをつけて1.3270ドル、ユーロ/円も101.98円まで上昇、クロス円も上昇しました。
一方、バーナンキ米FRB議長の上院予算委員会での議会証言では、「米製造業の回復に勇気付けられている、広範な回復につながった」「失業率は、緩やかに低下する可能性が高い」「米国経済は、さらに数年間にわたり回復へ」「QEは、投資家に妥当なリスクテークを促す」インフレ率は、今後2年にわたり2%以下で推移へ」などと発言したものの、2日の会員の議会証言と内容に変化がなかったことで、特に材料視はされませんでしたが、ドル/円は財務省が公表した10-12月期の為替介入の詳細データで、本邦政府・日銀が覆面介入を行っていたとのことから、介入に対する警戒で76円台後半では底堅く推移、ギリシャへのポジティブなニュースから一時76.97円まで上昇する場面が見られました。
クローズはドル/円が76.73円、ユーロ/ドルが1.3257ドル、ユーロ/円は101.75円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/8(水)
・ 08:50 日本 12月 国際収支-経常収支
・ 08:50 日本 12月 国際収支-貿易収支
・ 14:00 日本 1月 景気ウオッチャー調査-現状判断DI
・ 15:45 スイス 1月 失業率
・ 16:00 ドイツ 12月 経常収支
・ 16:00 ドイツ 12月 貿易収支
・ 16:45 フランス 12月 財政収支
・ 19:15 ユーロ圏 ドイツ国債入札
・ 22:15 カナダ 1月 住宅着工件数
・ 00:40 米国 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演
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